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  • MotoGP:マルク・マルケスがCOTAで6年ぶり8度目のポールポジション

    MotoGP:マルク・マルケスがCOTAで6年ぶり8度目のポールポジション

    2025年 MotoGP 第3戦アメリカズGPの公式予選が、3月29日(土)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、マルク・マルケスが6ラップ目にトップタイムをマークし、プレミアクラスで69度目、オールクラスで97度目、当地で2019年以来6年ぶり8度目のポールポジションを奪取。3戦連続は2019年8月の第12戦イギリスGP以来6年ぶり。

    KTM、ホンダ、ヤマハの各2台が公式予選2に進出、アプリリアは公式予選2に進めず、小椋藍は公式予選1で8番手だった。

    3戦連続の1列目独占
    気温24度、路面温度33度のドライコンディションの中、プラクティスで2番手に進出したファビオ・ディ・ジャンアントニオは0.101秒差の2番手。2023年11月の第19戦マレーシアGPとなる1列目と2番グリッドを獲得すれば、プラクティスで4番手だったアレックス・マルケスは0.360秒差の3番手に入り、開幕戦タイGPから3戦連続の1列目を確保。

    ドゥカティが開幕戦から3戦連続の1列目独占、2020年11月の第13戦バレンシアGPから83戦連続の1列目進出を達成。

    プラクティスで3番手に進出したフランコ・モルビデリは0.441秒差の5番手に入り、今季の予選最高位を獲得すれば、プラクティスで10番手だったフランチェスコ・バニャイアは0.523秒差の6番手に入り、2戦連続の2列目。プラクティスで5番手に進出して初めて公式予選2に出走したフェルミン・アルデグエルは5ラップ目の1コーナーで今季2度目の転倒を喫して12番手。

    KTM2がトップ10入り
    プラクティス7番手のペドロ・アコスタは0.416秒差の4番手。ドゥカティ勢に割って入れば、1年前にポールポジションを獲得したプラクティス8番手のマーベリック・ビニャーレスは0.931秒差の10番手。

    ホンダ、予選でも躍進
    プラクティスで15番手だったルカ・マリーニは公式予選1を1番手で通過した後、2019年11月の第19戦マレーシアGP以来、ホンダに加入してから初めての公式予選2で0.649秒差の7番手。プラクティスで9番手だったジョアン・ミルは今季3度目の公式予選2で6ラップ目の15コーナーで今季3度目の転倒を喫したが、今季の最高位となる0.920秒差の8番手に進出。

    ヤマハ勢2台が公式予選2に進出
    プラクティスで6番手のジャック・ミラーは0.920秒差の9番手。開幕戦に続き、今季2度目となるヤマハ勢の最高位に進出すれば、プラクティス11番手のファビオ・クアルタラロは公式予選1で2番手、今季3度目の公式予選2は0.944秒差の11番手。

    公式予選1
    プラクティスで13番手だったマルコ・ベッツェッキは0.194秒差の3番手。0.082秒差で3戦連続の公式予選2を逃せば、プラクティス17番手のアレックス・リンスは4番手。プラクティス20番手のヨハン・ザルコは5番手。プラクティス12番手のブラッド・ビンダーは6番手。

    プラクティスで14番手だった小椋藍は、フリープラクティス2の3ラップ目2コーナーで今季2度目の転倒を喫して17番手だった後、0.908秒差の8番手。プラクティス16番手のラウール・フェルナンデェスは2ラップ目の10コーナーで今季2度目の転倒を喫して9番手。1年前にポールポジションからティソ・スプリントと決勝レースで優勝を挙げたアプリリアだったが公式予選2への進出を逃した。

    <h2 style="font-size:1.1em;">2025年 MotoGP 第3戦 アメリカズGP 予選

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 #93 M・マルケス Ducati Lenovo Team Ducati 2’01.088
    2 #49 F・ディ・ジャンアントニオ Pertamina Enduro VR46 Racing Team Ducati 2’01.189
    3 #73 A・マルケス BK8 Gresini Racing MotoGP Ducati 2’01.448
    4 #37 P・アコスタ Red Bull KTM Factory Racing KTM 2’01.504
    5 #21 F・モルビデリ Pertamina Enduro VR46 Racing Team Ducati 2’01.529
    6 #63 F・バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati 2’01.611
    7 #10 L・マリーニ Honda HRC Castrol Honda 2’01.737
    8 #36 J・ミル Honda HRC Castrol Honda 2’02.008
    9 #43 J・ミラー Prima Pramac Yamaha MotoGP Yamaha 2’02.008
    10 #12 M・ビニャーレス Red Bull KTM Tech3 KTM 2’02.019
    11 #20 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 2’02.032
    12 #54 F・アルデゲル BK8 Gresini Racing MotoGP Ducati 2’02.419
    13 #72 M・ベッツェッキ Aprilia Racing Aprilia 2’02.195
    14 #42 A・リンス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 2’02.500
    15 #5 J・ザルコ CASTROL Honda LCR Honda 2’02.636
    16 #33 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM 2’02.637
    17 #23 E・バスティアニーニ Red Bull KTM Tech3 KTM 2’02.868
    18 #79 小椋藍 Trackhouse MotoGP Team Aprilia 2’02.909
    19 #25 R・フェルナンデス Trackhouse MotoGP Team Aprilia 2’02.957
    20 #7 A・フェルナンデス Prima Pramac Yamaha MotoGP Yamaha 2’03.805
    21 #35 S・チャントラ IDEMITSU Honda LCR Honda 2’03.909
    22 #32 L・サバドーリ Aprilia Racing Aprilia 2’06.922
  • MotoGP:小椋藍 承認されていないソフトウェアの使用で失格

    MotoGP:小椋藍 承認されていないソフトウェアの使用で失格

    小椋藍は、2025年 MotoGP 第2戦アルゼンチンGPの決勝レース後にチャンピオンシップで承認されていないソフトウェアの使用が発覚したことから失格となった。

    トラックハウス・レーシングの小椋藍は、5列目15番グリッドから1ラップ目10番手、4ラップ目9番手、6ラップ目には8番手に浮上。ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、ブラッド・ビンダーを追いかけ、トップから14.447秒差、フィニッシュラインまで追い越しに挑んだビンダーから0.423秒差の8位でゴールした。

    デビュー戦となった開幕戦タイGPに続き、2戦連続して、アプリリア勢の最高位でチェッカーフラッグを受けたが、『FIM MotoGP Stewards Panel(スチュワードパネル)』はレース後にチャンピオンシップで承認されていないソフトウェアの使用を確認したから失格を科した。

    スチュワードパネルは、「チャンピオンシップによって承認されていないソフトウェアのバージョン(V21 b102)を使用していたことが判明しました。これは世界選手権規則の電子制御ユニットと慣性計測ユニットに関する条項(第2.4.3.5.3条)に違反します。上記の理由により、スチュワード パネルは、(第3.2.1条および第3.3.2.3条に従って)アルゼンチンGPのレースから失格を科した 」と発表。

    小椋藍が所属するチーム、トラックハウス・レーシングは、「アルゼンチンGPで使用された79号車のバイクに技術的なエラーにより間違った『ECU』が搭載され、レース後にスチュワードパネルがホモロゲーションルール違反と判断したため、小椋藍は結果から失格となりました」と発表。

    「電子制御のセッティングは正しかったものの、誤ったフォームウェアがロードされていたため、このエラーによって、小椋藍がトラック上でパフォーマンスの優位性を得ることはなかったと認められている。」

    「小椋藍のパフォーマンスは完璧で、15番グリッドから8位でフィニッシュするまで、素晴らしいレースを披露したにもかかわらず、彼自身には何の落ち度もなく、彼のバイクは現在のホモロゲーションに準拠していなかった」

    チームプリンシパルのダビデ・ブリビオは「アイに対するレース後の制裁は非常に残念です。我々はスチュワード パネルの決定を受け入れなければなりませんが、彼には非常に同情します。なぜなら、これは彼に何のアドバンテージも与えられず、素晴らしいレースと彼がトラックで見せた素晴らしいパフォーマンスからポイントを剥奪されるのは非常に残念だからです」とチームのリリースを通じて声明を発表した。

    「彼がやったことは何一つ取り消されません。単に『ECU』ソフトウェアのバージョンが間違っていただけです。彼は素晴らしいレースをし、見事なリカバリーを見せました。我々は前に進み続けます」

  • MotoGP:マルク・マルケス兄弟が2戦連続ワンツーフィニッシュ

    MotoGP:マルク・マルケス兄弟が2戦連続ワンツーフィニッシュ

    2025年 MotoGP 第2戦 アルゼンチンGPの決勝レースが3月16日(日)にアウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドで行われ、マルケス・マルケスとアレックス・マルケス兄弟が2戦連続のワンツーフィニッシュを達成、ホンダ3台がトップ10入り、小椋藍は8位でゴールも技術違反で失格となった。

    ウォームアップ走行で週末4度目、今季7度目の1番時計を刻んだポールポジションのマルク・マルケスがホールショットを決めてレースをリードしたが、4ラップ目の1コーナーで2番手に後退。

    19ラップ目にレースベストラップを刻み、ラスト5ラップ、21ラップ目の5コーナーでトップの座を奪い返すと、当地で2019年以来6年ぶり4度目の優勝。開幕から10連勝を挙げて2度目のタイトルを獲得した2014年以来となる開幕からの2戦連続優勝を達成。

    最後にタイトルを獲得した2019年10月の第16戦日本GPと第17戦オーストラリアGP以来となる2連勝でキャリア通算90勝目に到達し、オールクラスの優勝ランキングで3位に位置するレジェンド、アンヘル・ニエトの通算90勝に並んだ。

    2戦連続の兄弟ワンツーフィニッシュ
    気温26度、路面温度36度のドライコンディションの中、2番グリッドのアレックス・マルケスは4ラップ目1番手に浮上してレースの主導権を握ったが、21ラップ目マルク・マルケスに抜かれて2番手に後退したが、1.362秒差の2位。自己最高位タイの2位、開幕から2戦連続の表彰台を獲得。

    4年ぶりの表彰台
    3列目8番グリッドのフランコ・モルビデリは、クルーチーフの意見に耳を傾け、ライバルたちとは異なり、リアにソフトタイヤを選択すると、1ラップ目6番手、2ラップ目5番手、3ラップ目4番手、4ラップ目には3番手に浮上。4.696秒差の3位でチェッカーフラッグを受け、2021年5月の第4戦スペインGP以来4年ぶりに表彰台を獲得。

    4番グリッドのフランチェスコ・バニャイアは5.536秒差の4位。ウォームアップ走行で今季初転倒を喫した6番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは2ラップ目7番手に後退したが、17ラップ目6番手、最終ラップにポジションを1つ上げて5位。

    14番グリッドのフェルミン・アルデグエルは、ティソ・スプリントで他車と接触したことで科せられたロングラップペナルティを11番手走行中の4ラップ目に消化して15番手に後退した後、27.661秒差の16位。

    2022年ポルトガルGP以来
    3番グリッドのヨハン・ザルコは7.487秒差の6位。前戦の7位を上回り、ホンダ機を走らせての最高位に進出すれば、10番グリッドのジョアン・ミルは9位。16番グリッドのルカ・マリーニは10位。ホンダ3台がトップ10入りを果たしたのは、2022年4月の第5戦ポルトガルGP(マルク・マルケス6位、アレックス・マルケス7位、ポル・エスパルガロ9位)以来3年ぶり。18番グリッドのソムキアット・チャントラは2戦連続完走となる18位。

    2台が1桁台進出
    11番グリッドのブラッド・ビンダーは1ラップ目7番手に浮上。14.294秒差の7位でチェッカーフラッグを受ければ、5番グリッドのペドロ・アコスタは8位。19番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは12位。20番グリッドのエネア・バスティアニーニは17位。

    小椋藍失格
    ウォームアップ走行で15番手だった15番グリッドの小椋藍は1ラップ目10番手、4ラップ目9番手、6ラップ目には8番手に浮上。ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、ブラッド・ビンダーを追いかけて14.447秒差の8位に進出したが、レース後にチャンピオンシップで承認されていないソフトウェアの使用が確認されたことから失格となり、17番グリッドのラウール・フェルナンデェスはアプリリア勢の最高位となる16位。

    9番グリッドのマルコ・ベッツェッキは、スタート直後の1コーナー手前で前を走るライダーとの衝突を避けたが、外側に位置していたファビオ・クアルタラロのリアに激突して転倒リタイア。22番グリッドのロレンソォ・サバドーリは公式予選1で左肩を痛めたことから欠場。

    3台がポイント圏内に進出
    12番グリッドのアレックス・リンスは21.663秒差の11位。ポジションを維持してヤマハ勢の最高位に進出すれば、13番グリッドのジャック・ミラーは13位。7番グリッドのファビオ・クアルタラロはスタート直後に他車との接触が原因で最後尾の19番手に後退したことが影響して14位。ミゲール・オリベイラがティソ・スプリントの転倒が原因で欠場したが、ヤマハ勢3台が揃ってポイント圏内に進出。

    チャンピオンシップ
    ポイントリーダーのマルク・マルケスは25ポイントを加算。総合2位アレックス・マルケスに対してアドバンテージを16ポイント差、総合3位フランチェスコ・バニャイアには31ポイント差に広げ、総合5位小椋藍は57ポイント差の総合8位に後退した。

    アメリカズGP
    次戦は2週間後の3月28日から30日にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで第3戦アメリカズGPが開催。

    2025年 MotoGP 第2戦 アルゼンチンGP 結果

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 #93 M・マルケス Ducati Lenovo Team Ducati 41’11.100
    2 #73 A・マルケス BK8 Gresini Racing MotoGP Ducati +1.362
    3 #21 F・モルビデリ Pertamina Enduro VR46 Racing Team Ducati +4.695
    4 #63 F・バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati +5.536
    5 #49 F・ディ・ジャンアントニオ Pertamina Enduro VR46 Racing Team Ducati +7.138
    6 #5 J・ザルコ CASTROL Honda LCR Honda +7.487
    7 #33 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM +14.294
    8 #79 小椋藍 Trackhouse MotoGP Team Aprilia +14.447
    9 #37 P・アコスタ Red Bull KTM Factory Racing KTM +15.646
    10 #36 J・ミル Honda HRC Castrol Honda +15.787
    11 #10 L・マリーニ Honda HRC Castrol Honda +16.025
    12 #42 A・リンス Monster Energy Yamaha MotoGP Team Yamaha +21.663
    13 #12 M・ビニャーレス Red Bull KTM Tech3 KTM +22.319
    14 #43 J・ミラー Prima Pramac Yamaha MotoGP Yamaha +23.486
    15 #20 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Team Yamaha +25.148
  • MotoGP:ピレリが2027年からミシュランに代わってタイヤを供給

    MotoGP:ピレリが2027年からミシュランに代わってタイヤを供給

    ピレリは、ミシュランの現在の契約が終了した後の2027年から2031年まで、MotoGPのオフィシャルタイヤメーカーとなる。

    これは、昨年からMoto2とMoto3シリーズ、そして2004年から長年にわたってパートナーシップを結んでいるスーパーバイク世界選手権にタイヤを供給しているピレリにとって、論理的なステップである。

    2011年よりF1世界選手権にタイヤを供給しているが、2024年以降は世界ラリー選手権への関与を拡大しないことを決定したピレリは、MotoEシリーズに加えて、新たな主要な大会をポートフォリオに追加することとなった。

    この発表は、ある意味で驚きである。なぜなら、2016年からMotoGPのタイヤを独占的に供給しているミシュランは、2027年の新技術規則に先駆けて、新しいコンパウンドの開発に着手していたからだ。

    しかし、ここ10年間、ミシュランを標的にするライダーやチームからの批判が絶えなかった。

    特にここ数年は、このテーマが繰り返し取り上げられてきた。2022年のインドネシアグランプリでのマルク・マルケスのハイサイド事故と、先月のセパンでのプレシーズンテストでホルヘ・マルティンがクラッシュしてしまったことについて、ミシュランはそれぞれ、ホンダとアプリリアの責任を問うている。これにより、現チャンピオンのマルティンは今シーズンの最初の2ラウンドに参加できなくなってしまった。マルティンは、2023年のタイトル敗北の一因はタイヤが適切に機能しなかったためだと一部非難している。

    これは、近年ミシュランが撤退した2つ目の主要シリーズであり、2022年末に開始されたフォーミュラEのGen3ではハンコックに置き換わっている。しかし、フランスのブランドは、IMSAスポーツカー選手権と世界耐久選手権のハイパーカークラスでは、依然としてすべての競合他社にタイヤを供給している。

  • MotoGP:ホンダ 2025年 第1戦 タイGP 決勝レポート

    MotoGP:ホンダ 2025年 第1戦 タイGP 決勝レポート

    マリーニはHondaでの最高位タイ、ミルはトップ10争いで奮闘
    2025年ロードレース世界選手権(MotoGP)の開幕戦、タイGPはHonda HRC Castrolにとってポジティブな内容で週末を締めくくった。ルカ・マリーニは序盤のミスから挽回し12位でフィニッシュ。ジョアン・ミルはトップ10圏内のペースを維持していたものの、不運にも転倒を喫した。

    2025年MotoGPシーズン最初の日曜日を迎えたチャーン・インターナショナル・サーキットで、Honda HRC Castrolのガレージ内では着実な進歩が続いていた。午前中には気温が40℃近くまで急上昇する過酷なコンディションだったが、ルカ・マリーニとジョアン・ミルは動じることなく、ウォームアップで最後の微調整を行い、決勝レースに備えた。

    26周のタイGP決勝で、マリーニは序盤のミスから挽回するレースとなった。スタート直前に発生したミスの影響で、第1コーナーでは最後尾まで後退したが、そこから落ち着いて着実に順位を上げ、すぐにポイント争いに復帰した。最終的にはジャック・ミラーから0.5秒差の12位でフィニッシュを決めた。この結果は、2024年シーズンの、同じくタイGPで達成した自己最高位に並ぶものだった。マリーニが持つ本来の実力を完全に発揮するには至らなかったが、次戦に向けてHonda RC213Vとともに万全の準備を整え、満足のいく形でタイを後にする。

    一方、ジョアン・ミルはスタート直後から抜群のダッシュを見せ、トップ10圏内でのバトルを展開。昨シーズンからの大幅なペース向上を証明する走りを続けていた。しかし、ジャック・ミラーを追う中、最終コーナーで転倒。レースの続行は叶わず、2020年MotoGP王者はここでレースを終えることとなった。それでもミルは、今週末の全体的な展開と結果に自信を深めており、2024年のタイGPとは明らかに異なる手応えを感じている。

    Honda HRC Castrolチームは、わずかな休息をはさみ、約2週間後の3月14日から16日まで開催されるアルゼンチンGPで再び戦いの舞台に立つ。

    CASTROL Honda LCRのザルコが開幕戦で7位入賞
    3月2日(日)、ロードレース世界選手権(MotoGP)の開幕戦タイGPの決勝がチャン・インターナショナル・サーキットで行われ、CASTROL Honda LCRのヨハン・ザルコが7位入賞を果たしました。

    12番手からスタートしたザルコは、高い気温の中でもすばらしいパフォーマンスを発揮し、戦略的にペースをコントロールしながら、終盤には7位まで順位を上げました。この結果は2023年以降のタイGPにおけるHonda勢の最高成績で、ザルコにとっては移籍後のベストリザルトとなりました。

    IDEMITSU Honda LCR チャントラが母国開催の開幕戦を完走
    IDEMITSU Honda LCRのソムキアット・チャントラは、母国でのMotoGPデビュー戦で堅実なパフォーマンスをみせて完走を果たしました。

    チャントラはプッシュし続ける中でライバルたちと接戦を繰り広げ、貴重な経験を積みました。彼にとってはチャレンジングな一戦でしたが、レースを冷静にコントロールし、最終的に18位でフィニッシュ。MotoGPクラスでのキャリアにおける重要な一歩を踏み出しました。

    ホンダ MotoGP タイGP

    ルカ・マリーニ(Honda HRC Castrol)
    フィジカルとメンタルの両面において、良いテストになり、今週末の成果には満足しています。週末を通してペースを上げることができましたし、決勝レースはスプリントほど身体的にきつくはなかったです。このようなフルレースでは走り方が異なりますし、今日は雲も出ていました。まだまだ伸びしろがありますし、前回ここに来た数か月前と比べても本当に大きな進歩を遂げることができています。スタートでは、遅れて到着し急いでいたためスタート手順を間違えましたが、その後はしっかりとしたレース運びができ、第1コーナーでは最後尾だったものの12位まで挽回できました。このミスがなければ、ミルやザルコとともにトップ10争いができていたと思います。今回の成果には満足していますし、シーズンが進むにつれてさらに良い結果を出せると信じています。

    ジョアン・ミル(Honda HRC Castrol)
    本当に良い週末で、そして良いレースになりそうでした。転倒までは、自分やチームがオフシーズンに積み重ねてきた進歩を証明できていたと思います。ジャックを追いかける中で小さなミスをしてしまい、このコンディションではリカバリーできませんでした。スタート直後にポジションを少し落としたものの、その後は順調にレースを組み立てられていました。バイクはとても熱くなっていましたが、これは他のライダーにとっても同じでしたし、同様のコンディション下での今後のレースでは、対策をしっかりと考えていく必要があります。トップ5争いができるポテンシャルがあったと思うので、こういう形でレースを終えたのは残念です。昨年はこうした感触すらなかったことを考えると、確実に進歩を遂げていると思います。今週末は試練の連続でしたが、これからさらに前進していきます。

    ヨハン・ザルコ(CASTROL Honda LCR)
    気温がとても高く、タフなレースでしたが、それは全員にとって同じ状況なので、終盤に向けて温存していました。マシンの感触はとてもよく、ライバルたちを追い抜いて、目標を達成できました。シーズンをすばらしい結果でスタートできたので、この週末を通して尽力してくれたチーム、 そしてHRCの皆さんに感謝しています。

    ソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda LCR)
    すばらしい経験ができました。レースは大変でしたが、ミスをしないように集中しベストを尽くしました。これからも学習を進めて、改善し続けなければなりません。地元のファンの皆さんの前でレースができて、とても感慨深かったです。

  • MotoGP:ヤマハ 2025年 第1戦 タイGP 決勝レポート

    MotoGP:ヤマハ 2025年 第1戦 タイGP 決勝レポート

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    過酷な暑さのなかで奮闘
    タイのうだるような暑さのなか、全26ラップで競われた決勝は、Monster Energy Yamaha MotoGPにとって非常に厳しい戦いとなった。ファビオ・クアルタラロは序盤から苦戦したが15位でゴールしてポイントを獲得。アレックス・リンスは逆に最初の数ラップでポジションを上げてポイント圏内を走行していたが、終盤で後退して17位となった。

    クアルタラロは10番グリッドから好ダッシュを決めたものの、マシンの感触がそれまでとは異なっていることに気づいて見る見るうちに18番手までポジション・ダウン。ここからは試練の戦いが続いたが、レース後半に入ってライバルたちも苦戦し始めると、少しずつ順位を挽回した。最終的には15位でチェッカーを受けて1ポイントを獲得。トップとの差は26.456秒だった。

    一方のリンスは19番グリッドからスタート後、混戦をくぐり抜けて5ラップ目までに14番手へ浮上。その後ひとつ下げて15番手に落ち着いた。15ラップ目にはE・バスティアニーニ(KTM)に先行されたものの、同じラップでJ・ミル(ホンダ)の転倒があり再び15番手。このままポジションをキープしてシーズン初ポイントを手中にしたいところだったが、終盤はエンジンが熱くなって苦しい展開を強いられ、17位まで後退した。トップとの差は31.095秒だった。

    この結果、クアルタラロは合計4ポイントでランキング13位、リンスは未だノーポイント。Monster Energy Yamaha MotoGPはチーム・ランキング11位、ヤマハはコンストラクターズ・ランキング5位となっている。

    Prima Pramac Yamaha MotoGP
    ミラー11位、オリベイラ14位でともにポイント獲得
    Prima Pramac Yamaha MotoGPのジャック・ミラーとミゲル・オリベイラが2025シーズン開幕戦の決勝で、それぞれ11位と14位を獲得した。

    前日のスプリントでは上位争いを展開しながら転倒してしまったミラー。決勝で目標にしていたのはグリッド2列目の優位性を生かしてポイントを獲得し、同時にYZR-M1の開発に役立てるためのデータ収集を行うことだった。

    完璧なスタートから好位置につけ、小椋藍(アプリリア)やF・モルビデリ(ドゥカティ)とバトルしながら6番手を確保。その後も果敢な走りを続けて順調にポジションをキープした。ところが8ラップ目あたりでフェアリングに不具合が生じ、ペースダウンを余儀なくされてしまう。終盤は守りの走りに徹し、徐々に順位を下げて11位でゴールした。

    一方のオリベイラは17番グリッドからの挽回を目指すも厳しい展開。気温36度、路面温度50度の暑さに加え、周辺のマシンから発せられる熱も過酷なものだった。オープニングラップの混戦のなかで16番手につけたあとは粘り強く走り続け、残り5ラップで15番手、残り3ラップで14番手に上げてチェッカーを受けた。

    ヤマハ MotoGP タイGP

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    ファビオ・クアルタラロ(15位)
    「序盤からグリップに問題を抱えていました。かなり苦しい状況でした。初めはタイヤをもっと暖めればいいのだと思っていたのですが、まったくプッシュできず、マシンがスライドして、1周目で大きくポジションを下げてしまいました。そしてその後も残念ながら、思うようにペースを上げることはできませんでした。集団の後方についていると本当に暑くて、とにかくすべてにおいて非常に難しい戦いでした。次のアルゼンチンに期待します」

    アレックス・リンス(17位)
    「この暑さに対応しなければならず、体力的に非常に厳しいレースでした。昨日のスプリントでも少し感じていたのですが、今日は7ラップあたりから対処しきれなくなり、脚にやけどまでしてしまいました。それでもパフォーマンスの面では小さく一歩、前進できたと思っています。毎ラップ、100%の力を注ぎましたが、残り4ラップの第4コーナーでフロントを滑らせ、そのあとは苦しい状況をコントロールできませんでした。当然、結果には満足できていないので、すべてのデータを見直して改善につなげたいと思います」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「今回は全体的に、非常に難しい戦いでした。結果を見れば、私たちのタイヤ・チョイスがおそらく間違っていたのでしょう。しかしここ数日の感触では、他のタイヤでは、それ以上にうまくいっていなかったのです。ファビオ(クアルタラロ)がなぜ、彼のいつもの走りができなかったのかを知るために、データをより詳細に分析しなければなりません。アレックス(リンス)のほうはリアタイヤが完全に終わってしまっていました。加えてエンジンが非常に熱くなっていたため脚をやけどしてしまったのです。今日のデータは2週間後のアルゼンチンGPに向けての非常に重要な手掛かりになると思います」

    Prima Pramac Yamaha MotoGP
    ジャック・ミラー(11位)
    「全体的には良い一日だったと思います。決勝中も非常に好調だったのですが、8ラップ目くらいでフェアリングに問題が出たことで上位グループから離されてしまいました。留め金がひとつ外れてフェアリングが緩んできてしまったのです。皆さんもご存知の通り、最近はエアロダイナミクスが非常に重要で、フェアリングに問題が生じたあとはコーナリングやコーナースピードの維持に苦戦するようになってしまいました。それがとくに顕著だったのが、私が得意としている第4コーナーと第5コーナーでした。しかも熱い空気が全部、真っ直ぐ吹きつけてくるので、まるで料理をしているみたいな状況です。暑さが一層、増しただけでなく、ストレートではフェアリングを固定するために腕の内側にやけどもしてしまったのです。それでもなんとかゴールラインまでたどり着きました。結局、終盤で順位を下げてしまいましたが、なんとかまとめ、ポイントを持ち帰ることができました。今回は基盤固めに集中的に取り組んできました。そしてこれからもハードワークを続けます」

    ミゲル・オリベイラ(14位)
    「非常に長くタフな戦いになると予想していました。そしてその通りになりました。誰にとっても同じですが、まさに究極の暑さだったのです。そのためタイヤのコントロールがレースの鍵を握っていました。別のスペックを選ぶべきだったのかもしれませんが、スタート直後からとにかく、タイヤをしっかり管理することに努めました。フロントグリップにはかなり苦戦して、リアのほうがまだ残っていたときでさえ、うまくマシンの向きを変えられず、ほとんどすべてのコーナーで大きくはらんでしまいました。そのあとリアグリップも低下し始めると、最大限、努力するということしかできなくなっていたのです。それでも終盤は少し楽になり、ポジションも挽回してポイント圏内に入ることができました。スタート・ポジションを考えれば受け入れられる結果だと思いますし、貴重なデータを収集することもできました。テストの段階から、私たちの使命はトップとの差を縮めることだと理解しています。テストの日数が増え、マシンが4台になり、データを共有できるようになって、必要なものはすべて揃っています。今はそのことだけに集中しています」

    G・ボルゾイ(チーム・ディレクター)
    「ジャック(ミラー)のフェアリングの問題は本当に残念です。あれがなければ、もっといい成績を獲得できたに違いありません。でもすべてはスムースに運んでいて、彼は高い競争力を発揮し、ハイペースを維持してトップグループに近づいていました。これは大いに評価できることです。ミゲール(オリベイラ)もいいレースをしました。もっとも低いグリッド・ポジションの影響は否めませんし、この過酷な暑さのなかで集団に囲まれてしまうと、そこからポイント圏内まで上がってくるのは簡単なことではありません。しかし彼はそれをやってのけたのです。タイヤ・チョイスはジャックとは違ったのですが、その影響が少しあったかもしれません。でも確かなことはわかりません。全体的には依然としてポジティブな状態です。いい仕事ができましたし、最初のレースで両ライダーがポイントを獲得したのですから十分に評価できると思います」

  • MotoGP:マルク・マルケスがドゥカティ移籍初戦で勝利!小椋藍5位

    MotoGP:マルク・マルケスがドゥカティ移籍初戦で勝利!小椋藍5位

    2025年 MotoGP 開幕戦タイGPのスプリントが3月2日(日)にチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、マルク・マルケスがドゥカティでの初戦を勝利で飾った。

    マルク・マルケスがシーズン開幕グランプリで優勝したのは、10連勝でシーズンをスタートさせた2014年以来初めてだった。しかし、それは非常に型破りな勝利だった。マルケスは序盤で十分なリードを築いた直後に兄のアレックスの後ろに下がり、その後レースの半分以上をアレックスのすぐ後ろで過ごしたのだ。

    土曜日同様、マルク・マルケスはポールポジションからターン1までリードを保った。そして土曜日同様、フランシスコ・バニャイアがアレックス・マルケスの内側に抜けて2位となったが、今回はマルケスが外側を回ろうとし、結局小椋藍にポジションを譲ることとなった。

    しかし、若いマルケスはすぐに小椋藍から3位を奪い返し、ターン7でバニャイアに襲い掛かり、現状を回復した。

    これにより、レースは再びマルケス兄弟の1-2で楽に落ち着いたが、1秒差でリードを広げた後、マルケスは突然、ポジションを譲らなければならないと決断した。

    7周目に彼は、低速の第3ターンに進入する際に肩越しに確認し、その後再びコーナーを抜ける際に確認し、ブレーキングポイントの直前でアレックスに追い抜かれるようにスロットルを緩めた。

    この動きにより、この時点では兄弟に加え、バニャイア、猛追するフランコ・モルビデリ、そして目覚ましい小椋藍を含む5台のバイクが先頭集団を形成した。

    後者の2人は長い間先頭集団についていくことができなかったが、バニャイアは最後まで後方で脅威であり続けた。

    しかし、マルクがアレックスの後ろに留まり、彼にグランプリ初優勝を許すことに満足するだろうかという疑問が徐々に湧き始めたちょうどその時、残り3周で彼は弟の内側に突っ込んだ。

    そして彼はすぐにレースの結果を疑う余地なくし、残りのレース距離を約2秒差で走り切り、クールダウンラップではアレックスと友好的な口論を交わした。

    バニャイアは最終的にマルケス2人に続いて3位でゴールしたが、モルビデリがトップ4を占めた。

    小椋藍は驚異的なデビュー週末を5位で終えた。優勝からは7秒差だったが、6位のマルコ・ベッツェッキよりもマルケスに近かった。ベッツェッキはアプリリアデビュー戦でまずまずの結果を残した。

    ジョアン・ミルとホンダが6位を獲得するかに見えたが、ミルはプラマック・ヤマハのジャック・ミラーを必死に追い抜こうとして最終コーナーでクラッシュした。ミラーはヤマハM1での初グランプリで印象的なスタートを切ったが、レース後半はローリング・ロードブロッキングのようになってしまった。

    ヨハン・ザルコ(LCRホンダ)、ブラッド・ビンダー(KTM)、エネア・バスティアニーニ(Tech3 KTM)、ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(VR46ドゥカティ)が彼を追い抜き、トップ10入りを防いだ。

    MotoGP マルク・マルケス

    2025年 MotoGP 第1戦 タイGP 結果

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 #93 M・マルケス Ducati Lenovo Team Ducati 39’37.244
    2 #73 A・マルケス BK8 Gresini Racing MotoGP Ducati +1.732
    3 #63 F・バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati +2.398
    4 #21 F・モルビデリ Pertamina Enduro VR46 Racing Team Ducati +5.176
    5 #79 小椋藍 Trackhouse MotoGP Team Aprilia +7.450
    6 #72 M・ベッツェッキ Aprilia Racing Aprilia +14.967
    7 #5 J・ザルコ CASTROL Honda LCR Honda +15.225
    8 #33 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM +19.929
    9 #23 E・バスティアニーニ Red Bull KTM Tech3 KTM +20.053
    10 #49 F・ディ・ジャンアントニオ Pertamina Enduro VR46 Racing Team Ducati +21.546
    11 #43 J・ミラー Prima Pramac Yamaha MotoGP Yamaha +22.315
    12 #10 L・マリーニ Honda HRC Castrol Honda +23.940
    13 #54 F・アルデゲル BK8 Gresini Racing MotoGP Ducati +24.760
    14 #88 M・オリベイラ Prima Pramac Yamaha MotoGP Yamaha +26.097
    15 #20 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Team Yamaha +26.456
    16 #12 M・ビニャーレス Red Bull KTM Tech3 KTM +28.770
    17 #42 A・リンス Monster Energy Yamaha MotoGP Team Yamaha +31.095
    18 #35 S・チャントラ IDEMITSU Honda LCR Honda +31.480
    19 #37 P・アコスタ Red Bull KTM Factory Racing KTM +42.115
    20 #32 L・サバドーリ Aprilia Racing Aprilia +46.827
  • MotoGP:マルク・マルケスが2025年開幕戦のスプリントで優勝

    MotoGP:マルク・マルケスが2025年開幕戦のスプリントで優勝

    2025年 MotoGP 開幕戦 タイGPのスプリントが3月1日(土)にチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、ポールポジションのマルク・マルケスがスタートからレースの主導権を握り、昨年9月の第12戦アラゴンGP以来2度目の優勝を挙げ、12ポイントを稼ぎ、ポイントリーダーに立った。

    気温37度、路面温度57度のドライコンディションの中、2番グリッドのアレックス・マルケスはスタートでポジションを1つ落としたが、2コーナーで挽回してトップを追走し1.185秒差の2位。3番グリッドのフランチェスコ・バニャイアは3.323秒差の3位。

    小椋藍、ショートレースのデビューで4位
    5番グリッドの小椋藍はスタートで4番手に浮上すると、前を走るフランチェスコ・バニャイアを追走して4.392秒差の4位に進出。ティソ・スプリントが始まった2023年以降、2年前のアウグスト・フェルナンデェス(リタイア)、1年前のペドロ・アコスタ(8位)を上回るショートレースのデビュー戦となった。

    6番グリッドのフランコ・モルビデリは5位。7番グリッドのペドロ・アコスタは6位。10番グリッドのファビオ・クアルタラロは7位。14番グリッドのブラッド・ビンダーは1ラップ目に8番手まで上昇して8位。

    昨年9月の第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPから9戦連続して表彰台を独占したドゥカティは、昨年10月の第18戦タイGPでトップ8を独占したが、アプリリア、KTM、ヤマハがトップ8に進出。

    11番グリッドのジョアン・ミルは9位。昨年4月の第4戦スペインGP以来となるポイント圏内に進出すれば、12番グリッドのヨハン・ザルコは10位。

    8番グリッドのラウール・フェルナンデェスは11位。8番グリッドのマルコ・ベッツェッキはスタートでスリップしてポジションを大きく落として1ラップ目を17番手で通過したが、17.152秒差の12番手まで挽回すると、2人の新人、15番グリッドのフェルミン・アルデグエルは13位、21番グリッドのソムキアット・チャントラは19位。

    4番グリッドのジャック・ミラーは6番手走行中の7ラップ目に転倒。13番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは技術的問題が発生してリタイアした。

    2025年 MotoGP 第1戦 タイGP スプリント

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 #93 M・マルケス Ducati Lenovo Team Ducati 19’35.005
    2 #73 A・マルケス BK8 Gresini Racing MotoGP Ducati +1.185
    3 #63 F・バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati +3.423
    4 #79 小椋藍 Trackhouse MotoGP Team Aprilia +4.392
    5 #21 F・モルビデリ Pertamina Enduro VR46 Racing Team Ducati +5.790
    6 #37 P・アコスタ Red Bull KTM Factory Racing KTM +11.700
    7 #20 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Team Yamaha +13.437
    8 #33 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM +14.228
    9 #36 J・ミル Honda HRC Castrol Honda +15.453
    10 #5 J・ザルコ CASTROL Honda LCR Honda +16.209
    11 #25 R・フェルナンデス Trackhouse MotoGP Team Aprilia +16.817
    12 #72 M・ベッツェッキ Aprilia Racing Aprilia +17.152
    13 #54 F・アルデゲル BK8 Gresini Racing MotoGP Ducati +17.741
    14 #12 M・ビニャーレス Red Bull KTM Tech3 KTM +18.984
    15 #10 L・マリーニ Honda HRC Castrol Honda +19.149
    16 #88 M・オリベイラ Prima Pramac Yamaha MotoGP Yamaha +19.569
    17 #42 A・リンス Monster Energy Yamaha MotoGP Team Yamaha +20.140
    18 #23 E・バスティアニーニ Red Bull KTM Tech3 KTM +23.948
    19 #35 S・チャントラ IDEMITSU Honda LCR Honda +24.594
    20 #32 L・サバドーリ Aprilia Racing Aprilia +31.443
    DNF #43 J・ミラー Prima Pramac Yamaha MotoGP Yamaha 6Laps
  • MotoGP:マルク・マルケスが通算95度目のポールポジションを獲得

    MotoGP:マルク・マルケスが通算95度目のポールポジションを獲得

    2025年 Moto GP 開幕戦タイGPの公式予選が3月1日(土)にチャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、マルク・マルケスがトップタイムをマーク。2週間前に当地で開催されたオフィシャルテストで記録した総合1番時計のテストベストラップ(1分28秒855)を上回り、昨年10月に樹立されたラップレコード(1分28秒700)に接近する1分28秒782を刻み、スプリントと決勝レースで優勝を挙げた昨年の第12戦アラゴンGP以来ドゥカティ機で3度目、当地で初開催された2018年以来7年ぶり2度目、プレミアクラスで67度目、キャリア通算95度目のポールポジションを獲得した。

    ドゥカティ勢1列目独占
    気温34度、路面温度50度のドライコンディションの中、プラクティスで1番手に進出したアレックス・マルケスは0.146秒差の2番手に入り、昨年11月の第19戦マレーシアGP以来の1列目に進出。

    プラクティスで13番手だった後、フリープラクティス2で3番手まで挽回したフランチェスコ・バニャイアは、2023年11月の最終戦バレンシアGP以来となる公式予選1で1番手。公式予選2は昨年10月の第18戦タイGPから4戦連続のポールポジションを逃したが、0.173秒差の3番手に入り、1列目を確保。

    プラクティスで13番手だったジャック・ミラーは、公式予選1で2番手。公式予選2はフランチェスコ・バニャイアを追走し、ヤマハ勢の予選最高位となる0.308秒差の4番手に進出。

    小椋藍予選5番手
    プラクティスで9番手に進出して公式予選2に直接進出した小椋藍は、フリープラクティス2で6番手だった後、初めての公式予選で0.352秒差の5番手に入り、アプリリア勢の予選最高位に進出。

    プラクティスで5番手だったフランコ・モルビデリは、フリープラクティス2で1番手に進出した後に0.389秒差の6番手。プラクティスで3番手のペドロ・アコスタは0.538秒差の7番手。プラクティスで7番手のラウール・フェルナンデェスは8番手。

    プラクティスで4番手に進出した後、フリープラクティス2で技術的な問題が発生して15番手に後退したマルコ・ベッツェッキは、7ラップ目の3コーナーで週末2度目の転倒を喫して0.599秒差の9番手。プラクティスで8番手のファビオ・クアルタラロは0.607秒差の10番手。

    2023年9月の第13戦インドGP以来となる公式予選2に進出したプラクティスで6番手のジョアン・ミルは、8ラップ目3コーナーで転倒を喫して0.640秒差の11番手。プラクティスで10番手のヨハン・ザルコは12番手。

    公式予選1
    プラクティスで15番手のファビオ・ディ・ジャンアントニオは0.057秒差の3番手。0.051秒差で公式予選2への進出を逃せば、プラクティスで12番手のブラッド・ビンダーは4番手。プラクティスで11番手のマーベリック・ビニャーレスは8番手。

    2人の新人、フェルミン・アルデグエルは5番手。ソムキアット・チャントラは11番手。

    ペナルティ
    スチュワードパネルは、初日午後のプラクティスで走行ライン上を低速走行していたことからフランチェスコ・バニャイアの走行に影響を与えたフランコ・モルビデリに対して、グリッドポジションを3つ降格するペナルティを科すと発表。ティソ・スプリントは 番グリッドからスタートするが、決勝レースは 番グリッドからスタートすることになり、プラクティスでアレックス・マルケスの走行に影響を与えたソムキアット・チャントラに対してもグリッドポジションを3つ降格するペナルティを科し、決勝レースは 番グリッドからスタート。

    アレックス・リンスのヤマハ機に技術的な違反が見つかったことから、プラクティスのタイムをキャンセルするペナルティを科した。

    2025年 MotoGP 第1戦 タイGP 予選

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 #93 M・マルケス Ducati Lenovo Team Ducati 1’28.782
    2 #73 A・マルケス BK8 Gresini Racing MotoGP Ducati 1’28.928
    3 #63 F・バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati 1’28.955
    4 #43 J・ミラー Prima Pramac Yamaha MotoGP Yamaha 1’29.090
    5 #79 小椋藍 Trackhouse MotoGP Team Aprilia 1’29.134
    6 #21 F・モルビデリ Pertamina Enduro VR46 Racing Team Ducati 1’29.171
    7 #37 P・アコスタ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’29.320
    8 #25 R・フェルナンデス Trackhouse MotoGP Team Aprilia 1’29.367
    9 #72 M・ベッツェッキ Aprilia Racing Aprilia 1’29.381
    10 #20 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Team Yamaha 1’29.389
    11 #36 J・ミル Honda HRC Castrol Honda 1’29.433
    12 #5 J・ザルコ CASTROL Honda LCR Honda 1’29.609
    13 #49 F・ディ・ジャンアントニオ Pertamina Enduro VR46 Racing Team Ducati 1’29.237
    14 #33 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’29.468
    15 #54 F・アルデゲル BK8 Gresini Racing MotoGP Ducati 1’29.484
    16 #10 L・マリーニ Honda HRC Castrol Honda 1’29.532
    17 #88 M・オリベイラ Prima Pramac Yamaha MotoGP Yamaha 1’29.587
    18 #12 M・ビニャーレス Red Bull KTM Tech3 KTM 1’29.701
    19 #42 A・リンス Monster Energy Yamaha MotoGP Team Yamaha 1’29.733
    20 #23 E・バスティアニーニ Red Bull KTM Tech3 KTM 1’29.916
    21 #35 S・チャントラ IDEMITSU Honda LCR Honda 1’30.076
    22 #32 L・サバドーリ Aprilia Racing Aprilia 1’30.630
  • MotoGP バンコクの成功を受けて複数の都市がシーズンローンチ開催に関心

    MotoGP バンコクの成功を受けて複数の都市がシーズンローンチ開催に関心

    ドルナのスポーティングディレクターであるカルロス・エスペレータは、バンコクでの初開催が成功を収めたことを受け、複数の都市が来年のMotoGPシーズンローンチの開催に興味を示していることを明らかにした。

    日曜日、タイの首都で行われた2025年のプレゼンテーションには、MotoGPのほぼ全チームが勢ぞろいし、ライダーたちはプレシーズンを締めくくるブリラムに向けて出発する前に、市内で大規模なパレードに参加した。

    世界的な存在感と地位を獲得するという明確な意図を持って、ドルナはほぼ1年間にわたってこのイベントの準備を進めてきた。そして、これを毎シーズンの出発点とする計画である。

    このアイデアは2023年に考案されたものだが、時間の不足により、ドルナは初回を延期し、2025年のキックオフに全力を注ぐことにした。

    One Bangkok Squareに集まった人々のコミットメント、リソース、全体的な印象を考慮すると、イベントは成功だったと言える。

    関係者との数か月にわたる協議にもかかわらず、イベント開催が正式に決定したのは、グランプリのためにドルナの幹部がタイを訪れた昨年10月になってからだった。

    これは、エスペレータが「宝石」と表現した会場の実現可能性に関する詳細な分析に続いてのことだった。

    ロジスティック上の課題は容易なものではなかったが、これを乗り越えたことで、ドルナは今、シーズンローンチイベントを恒例行事として開催していく自信を深めている。

    「すでに、来年の開催に興味を示している都市が他にもある」と、エスペレータはオートスポーツ誌に語った。

    「誰もが市街地でのMotoGPレース開催を望んでいるが、それは不可能です。ですから、このイベントは、ある意味で、我々を彼らに近づける役割を果たしている」

    「我々は今、大きな成長の過程にある。チケットの売り上げは、昨年同時期と比較して35%増加している」

    「ドルナは過去30年にわたり、このスポーツを絶頂期に導くことに重点を置いてきた。そして今、このスポーツと構造の基盤を築き、新たなファンを迎え入れる準備ができている。このようなイベントを行うことで、我々は正しいコース上にあると思う」

    MotoGP

    バンコクでのイベントは午前10時頃に大理石寺院でMotoGPバイクにまたがった全ライダーの撮影会から始まった。

    午後5時頃にはショーが一般公開され、ライダーたちが登場するとファンがステージを取り囲んだ。ライダーたちはバイクにまたがり、デモ走行を行い、観衆を魅了した。

    ホルヘ・マルティン、ラウル・フェルナンデス、ファビオ・ディ・ジャンナントニオの3選手は、数日前のセパンテストで負傷したため、バンコク入りすることができなかったが、彼らの録画ビデオも一般公開された。

    「ドルナは僕たちのスポーツの普及に尽力している。だからこそ、僕たちはバンコクに来なければならなかったのだ」とマルク・マルケスは語った。
    ドゥカティのチームメイトであるフランチェスコ・バニャイアは「素晴らしいイベントだ」と付け加えた。

    「実際、とても楽しかった。彼らは我々にとってとても過ごしやすい環境を用意してくれて、とても嬉しかった」とマルコ・ベッツェッキはコメントした。

    バンコクでのイベントの後、チームとライダーは月曜日にブリラムへ飛び、今年のプレシーズン最後のテストを行う。タイのサーキットでは、2月28日~3月2日のシーズン開幕戦を前に、水曜日と木曜日の2日間走行が行われる。