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  • MotoGP:マルク・マルケスがアラゴンGP完全制覇 兄弟ワンツー達成

    MotoGP:マルク・マルケスがアラゴンGP完全制覇 兄弟ワンツー達成

    2025年MotoGP第8戦アラゴンGP決勝は、マルク・マルケス(ドゥカティ)の圧勝で幕を閉じた。金曜の初回プラクティスからスプリント、そして日曜決勝まで全セッションでトップを記録し、週末完全制覇を達成。決勝では弟アレックス・マルケス(グレシーニ・ドゥカティ)との兄弟ワンツーを実現させた。

    ポールポジションから好スタートを決めたマルケスは、ホールショットを奪って主導権を握る。2番手にアレックス、3番手にペッコ・バニャイア(ドゥカティ)が続き、このトップ3は最後まで順位を守った。

    スタート直後、マルケス兄弟はレース序盤にリードを築きにかかったが、バニャイアもKTMワークス勢ペドロ・アコスタとブラッド・ビンダーからの激しい攻撃を凌ぎ、トップ集団に食らいついた。

    中盤にはアレックスがややペースを落とし、バニャイアが単独3番手として追走する形に。しかし、マルクの牙城を崩すには至らず、そのまま1秒差でフィニッシュ。アレックスもマルクに次ぐ2位を堅持した。

    アコスタはドゥカティ勢に追いつけず、後方から迫るビンダーのプレッシャーを受けたが、ビンダーが3コーナーで転倒リタイア。これでアコスタは無難に4位を獲得した。

    後方では、前日のスプリントでもバトルを繰り広げたフランコ・モルビデリ(VR46ドゥカティ)とフェルミン・アルデグエル(グレシーニ・ドゥカティ)が再び火花を散らした。バックストレートでの2度にわたる接触を経て、最終的にモルビデリが5位を勝ち取った。

    ジョアン・ミル(ホンダ)とマーベリック・ビニャーレス(Tech3 KTM)は後方から追い上げを見せたが、ビニャーレスは12コーナーでオーバーランし、順位を落として18位に終わった。ミルは7位でフィニッシュ。

    20番グリッドからスタートしたマルコ・ベッツェッキ(アプリリア)は土曜よりもペースが上がらなかったが、それでも8位に食い込んだ。続く9位にはファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46ドゥカティ)、10位にはトラックハウス・アプリリアのラウル・フェルナンデスが入り、今季最も力強い走りを見せた。

    リタイアは3台。ブラッド・ビンダーのほか、13番手走行中だったヨハン・ザルコ(LCRホンダ)、そしてターン1で転倒したファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)はトップ10入りのチャンスを失った。

    決勝リザルト(上位18台/リタイア3台)

    1.マルク・マルケス(ドゥカティ)
    2.アレックス・マルケス(グレシーニ・ドゥカティ)+1.107秒
    3.フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ)+2.029秒
    4.ペドロ・アコスタ(KTM)+7.657秒
    5.フランコ・モルビデリ(VR46ドゥカティ)+10.363秒
    6.フェルミン・アルデグエル(グレシーニ・ドゥカティ)+11.889秒
    7.ジョアン・ミル(ホンダ)+14.938秒
    8.マルコ・ベッツェッキ(アプリリア)+16.022秒
    9.ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46ドゥカティ)+18.321秒
    10.ラウル・フェルナンデス(トラックハウス・アプリリア)+19.190秒
    11.アレックス・リンス(ヤマハ)+19.646秒
    12.エネア・バスティアニーニ(Tech3 KTM)+24.624秒
    13.アウグスト・フェルナンデス(ヤマハ)+25.986秒
    14.ジャック・ミラー(プラマック・ヤマハ)+26.761秒
    15.ミゲル・オリベイラ(プラマック・ヤマハ)+27.122秒
    16.ソムキアット・チャントラ(LCRホンダ)+37.117秒
    17.ロレンツォ・サヴァドーリ(アプリリア)+43.588秒
    18.マーベリック・ビニャーレス(Tech3 KTM)+1分26.319秒
    リタイア:
    ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)
    ブラッド・ビンダー(KTM)
    ヨハン・ザルコ(LCRホンダ)

  • 中上貴晶 MotoGPフランスGPで驚きの6位 ホンダに“思わぬ収穫”

    中上貴晶 MotoGPフランスGPで驚きの6位 ホンダに“思わぬ収穫”

    中上貴晶は、ホンダからワイルドカード参戦したものの、当初はテスト目的での出場に過ぎなかった。しかし、予想外の混乱が襲ったMotoGPフランスGP(ル・マン)で冷静に走り切り、静かに6位フィニッシュを果たした。

    2024年シーズン限りで現役を引退していた中上貴晶は、今回はホンダRC213Vを駆って再びグランプリの舞台に立った。ワイルドカードとしての出場であり、目的はポイントや順位ではなく、あくまで開発データの収集にあった。

    だが、今年最も混乱したレース展開となったフランスGPのなかで、中上貴晶は堅実な走りを貫き、2021年のシュタイアーマルクGP以来となる自己最高のリザルトを残した。

    「ただ自分の仕事をしただけです」と、33歳の中上貴晶はレース後に語った。「転倒もせず、無理もせず、とにかくコンスタントに走ることを意識しました。すごくカオスなレースで、多くのライダーがピットでマシンを交換していました。状況を把握するのも大変でした」

    スタート直前に雨が降り出し、全ライダーがスリックタイヤでグリッドに並ぶ混沌とした状況に。ピットでレインタイヤに交換する動きが広がり、レースディレクターのマイク・ウェッブはスタートを中断。安全なスプリントスタートの手続きが発動された。

    レコノサンスラップ後にピットでスリック仕様のマシンへ戻ったライダーは、元のグリッドからスタートできる代わりに「ダブル・ロングラップ・ペナルティ」を受けるルールが適用された。一方、中上貴晶はレインタイヤを選択し、そのままスタートを迎えるという判断を下した。

    序盤はスリック勢に対して劣勢だったが、雨脚が再び強まると状況は一変。中上貴晶は多くのライダーのように2度目のピットインを行う必要がなく、貴重なタイムと集中力を温存することに成功した。

    「いい感触はありました」と中上貴晶は振り返る。「新しいエンジンセッティングを試していましたが、電子制御のマッピングが合わず、トラクションコントロールが強すぎました。それでも、特にウェットでの有益なデータを得ることができました」

    中上貴晶 MotoGP フランスGP ホンダ

    アレックス・マルケスやブラッド・ビンダーらが転倒していくなか、中上貴晶は開発用バイクで一切ミスのない走りを見せた。優勝したヨハン・ザルコから約1分遅れの6位でフィニッシュし、10ポイントを獲得。これは今季のHRCワークスライダー、ジョアン・ミルの総得点に迫る数字だった。

    「誰もこの結果を予想していなかったと思います」と中上貴晶は語る。「僕にとってもホンダにとっても、嬉しいサプライズになりました」

    競技的には意味を持たないはずだった週末が、ホンダにとっては大きな実りとなった。RC213Vにとって、雨中での挙動や電子制御の反応といった貴重な知見を得る機会となったからだ。

    「ウェットでの調整のために重要なデータが得られました」と中上貴晶は強調した。「もちろん、こうした天候は理想的ではありませんが、それでも新しい発見につながりました」

  • MotoGP:ホンダのヨハン・ザルコが雨の母国フランスGPで歴史的勝利

    MotoGP:ホンダのヨハン・ザルコが雨の母国フランスGPで歴史的勝利

    ル・マンで開催されたMotoGP第7戦フランスGPは、LCRホンダのヨハン・ザルコが混乱のレースを制し、母国ファンの前で歴史的勝利を挙げた。ザルコにとっては母国グランプリでの初優勝であり、ホンダにとっても2023年アメリカGP以来となる久々の勝利。断続的な雨がレースの展開を大きく左右し、幾度も順位が入れ替わる波乱の一戦となった。

    マルク・マルケスが序盤は支配的な速さを見せていたが、ザルコの快走には太刀打ちできず2位フィニッシュ。それでも、ライバルたちの失速によりチャンピオンシップでは22ポイント差のリードを築いた。

    大混乱の序盤ラップ
    予報どおりスタート直前に雨が降り出し、全車がスリックタイヤのままフォーメーションラップを開始。しかし、ダンロップ・シケインでは多数のライダーがコースオフし、早くも混乱が生じた。

    全員がウェットタイヤへの交換のためにピットインし、スタートは一旦中止。その後、1周短縮されたレースとしてリスタートが決まったが、直前に雨が弱まったことで判断が難しくなり、アプリリアのテストライダー、ロレンツォ・サヴァドーリのみがスリックで再出走。これに追随する形で、多くのライダーがピットでタイヤ交換を行い、再び混乱が生じた。

    このルール違反により、フロントロウ全員を含む複数のライダーに「ダブルロングラップペナルティ」が科された。これは今季序盤のCOTAでの混乱を受けて導入された新規則に基づくものだ。

    しかし、最大の混乱はレースが実際に始まった後に訪れた。雨が再び激しくなり、スリック勢は完全に手も足も出ない状況に。

    ポールスタートのファビオ・クアルタラロは、マルク・マルケスと首位を争いながらリードを築いたが、1回目のロングラップを消化した直後、最も濡れていたラコルドモンでブラッド・ビンダーと同時に転倒。

    これにより、マルケス兄弟とルーキーのフェルミン・アルデグエルがトップ争いを展開。マルケス兄弟がウェットタイヤに交換するためピットに入ると、アルデグエルが大きなリードを得たが、次の周には彼もピットへ。ここでザルコが首位に浮上した。

    戦略勝ちしたザルコ
    ザルコはペッコ・バニャイア、ジャック・ミラー、アレックス・リンス、マルコ・ベッツェッキ、ルカ・マリーニ、ミゲル・オリベイラ、中上貴晶らと共に、スタート時の雨にもかかわらず一貫してウェットタイヤを選択。この判断が最終的に功を奏した。

    バニャイアはダンロップ・シケインでイネア・バスティアニーニに突っ込まれて転倒し、巻き込まれたジョアン・ミルもクラッシュ。ザルコもこの際にコースオフを強いられ大きく後退するが、最終的な展開には影響を与えなかった。

    ミラーはクラッシュし、マリーニ、ベッツェッキ、リンスはスリックに切り替えるも再びウェットへ戻す羽目に。結果、ザルコはミゲル・オリベイラをリードしながら首位を快走。マルク・マルケスがオリベイラを交わした時には、ザルコとの差は8.4秒に開いていた。

    その後もザルコのリードは拡大。2016年のダッチTT(ジャック・ミラー優勝)を彷彿とさせる展開の中、マルケスはタイトル争いを優先して2位を受け入れた。ザルコは最終的に2位に約20秒差をつけてフィニッシュ。大歓声の中チェッカーを受け、LCRにとっては2023年4月アメリカGP以来の勝利となった。

    最後の波乱
    終盤に再び雨脚が強まる中、マルケス兄弟は表彰台圏内を走っていたが、アレックス・マルケスがダンロップ・シケインでリアを滑らせ転倒。バイクは損傷が少なく再走し、6位で中上を抑えたかに見えたが、終盤にガレージ・ブルーで再び転倒し、リタイアを余儀なくされた。

    これによりペドロ・アコスタが3位に浮上。ビニャーレスやアルデグエルと共にオリベイラを交わしたが、終盤に圧倒的なペースを見せたアルデグエルがビニャーレスを軽々と抜き、ラ・シャペルでアコスタを交わして3位を獲得。これがグランプリ初表彰台となった。

    その他の結果
    アコスタは右腕の手術後初のレースで4位。ビニャーレスが5位、中上が6位と、ワイルドカードとしては異例の快走を見せた。

    ラウル・フェルナンデスが今季初の見せ場となる7位。最終ラップではディ・ジャンアントニオの猛追を0.061秒差で振り切り、ポジションを守り切った。

    代役出場のサヴァドーリは自己ベストの9位、チームメイトの小椋藍が10位と、アプリリア勢が8位から10位を占めた。

    バニャイアは転倒後に再走し、16位で完走。タイトル争いでは首位から51ポイント差に後退した。

    そのほか、バスティアニーニ、ベッツェッキ、モルビデリ、オリベイラが転倒リタイア。オリベイラは長期離脱後の復帰戦で好走を見せていたが、ラコルドモンでのハイサイドにより惜しくもリタイアとなった。

    決勝リザルト(トップ16+リタイア)
    1位 ヨハン・ザルコ(LCRホンダ)
    2位 マルク・マルケス(ドゥカティ)
    3位 フェルミン・アルデグエル(グレシーニ・ドゥカティ)
    4位 ペドロ・アコスタ(KTM)
    5位 マーベリック・ビニャーレス(テック3 KTM)
    6位 中上貴晶(ホンダ)
    7位 ラウル・フェルナンデス(トラックハウス・アプリリア)
    8位 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46ドゥカティ)
    9位 ロレンツォ・サヴァドーリ(アプリリア)
    10位 小椋藍(トラックハウス・アプリリア)
    11位 ルカ・マリーニ(ホンダ)
    12位 アレックス・リンス(ヤマハ)
    13位 イネア・バスティアニーニ(テック3 KTM)
    14位 マルコ・ベッツェッキ(アプリリア)
    15位 フランコ・モルビデリ(VR46ドゥカティ)
    16位 ペッコ・バニャイア(ドゥカティ)

    リタイア:
    アレックス・マルケス、ミゲル・オリベイラ、ブラッド・ビンダー、ジャック・ミラー、ファビオ・クアルタラロ、ジョアン・ミル

  • MotoGP:マルク・マルケスが開幕からスプリント6連勝

    MotoGP:マルク・マルケスが開幕からスプリント6連勝

    ドゥカティのマルク・マルケスが、2025年MotoGPフランスGP(ル・マン)スプリントで圧巻の勝利を収め、選手権のポイントリーダーに返り咲いた。

    この勝利は、マルクにとって開幕から6戦連続のスプリント優勝となり、弟アレックスとの1-2フィニッシュも6戦連続という偉業を達成。グレシーニの兄弟コンビが、今季のスプリント戦線を完全に支配していることを印象づけた。

    ポールポジションからスタートしたファビオ・クアルタラロを、マルケス兄弟がともに攻略。兄マルクが優勝、弟アレックスが2位でフィニッシュし、選手権争いをリードする形となった。

    フェルミン・アルデグエル(グレシーニ・ドゥカティ)が3位に入り、MotoGPでの初表彰台を獲得。クアルタラロは母国表彰台のチャンスを逃した。

    レース展開

    マルク・マルケスはスタート直後にクアルタラロの前に出たものの、ダンロップカーブでアウトから立ち上がる形となり、クアルタラロの反撃を許した。

    序盤はヤマハのクアルタラロが速さを見せ、0.5秒以上のリードを築いたが、それは一時的なものだった。

    マルクはすぐにクアルタラロとの差を詰め、数周にわたって攻略のタイミングを探った。その間にアレックス・マルケスも先頭争いに加わった。

    6周目、マルクがダンロップシケインで仕掛けるも、クアルタラロが巧みにブロック。しかしその後のガラージュ・ヴェールでの再アタックには対応できず、ついに先頭を明け渡した。

    続いてアレックスは、ガラージュ・ブルーでクアルタラロの背後でスローダウンを強いられたことで遅れたが、1周後のストレートエンドでオーバーテイクに成功。マルケス兄弟による1-2体制が確定した。

    この結果、選手権ではマルクがアレックスに2ポイント差をつけて首位に立った。

    アルデグエルが初表彰台 クアルタラロは4位

    アルデグエルは終盤に素晴らしいペースを見せ、クアルタラロに迫ると、ダンロップシケインでオーバーテイクを試みたが、ラ・シャペルで押し出されて4位に後退。

    しかしその直後のミュゼコーナーでさらに強引なパスを決め、初表彰台を掴んだ。

    なお、アルデグエルはスロー走行中にマルク・マルケスとの低速接触で転倒。珍しい形での“クラッシュ付き表彰台”となった。

    この3位は本来であればフランチェスコ・バニャイアが手にする可能性もあった。バニャイアはスタート直後、ラ・シャペルでアルデグエルをかわしていたが、2周目のダンロップシケイン進入で転倒リタイアとなった。

    また、マルコ・ベッツェッキもガラージュ・ヴェールでアルデグエルを追っている最中にグラベルへ飛び出し、上位争いから脱落した。

    KTM勢の明暗とドラマ

    このアクシデントにより、5位争いはKTM勢の戦いに。マーベリック・ビニャーレスは、オープニングラップでダンロップシケインへの進入時に詰まり、ペドロ・アコスタの後ろに留まる形に。

    ブラッド・ビンダーも彼らに迫ったが、4周目のシュマン・オ・ブフでハイサイド寸前の挙動で転倒リタイア。

    ビニャーレスは9周目にアコスタに無謀ともいえる仕掛けを試みるも失敗。最終ラップのシュマン・オ・ブフでワイドになり、ポジションを譲ったかに見えたが、アコスタが最終コーナーで転倒し、結果的にビニャーレスが5位に。

    アコスタの転倒により、LCRホンダのヨハン・ザルコが6位へ浮上。ザルコは17番手スタートから追い上げたVR46ドゥカティのファビオ・ディ・ジャンアントニオを抑えきった。

    その後方には、元スズキのチームメイトだったアレックス・リンス(ヤマハ)とジョアン・ミル(ホンダ)がポイント圏内で続いた。

    VR46のフランコ・モルビデリはスタートで大きく遅れ、その後も後方に沈んだ。

    LCRホンダの中上貴晶は16位でフィニッシュし、復帰戦を無事に走り切った。
    一方、負傷から復帰したミゲル・オリベイラ(プラマック・ヤマハ)は20位に終わり、途中ベッツェッキと同様にグラベルに飛び出す場面も見られた。

    スプリント結果
    1位:マルク・マルケス(ドゥカティ)
    2位:アレックス・マルケス(グレシーニ・ドゥカティ)
    3位:フェルミン・アルデグエル(グレシーニ・ドゥカティ)
    4位:ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)
    5位:マーベリック・ビニャーレス(Tech3 KTM)
    6位:ヨハン・ザルコ(LCRホンダ)
    7位:ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46ドゥカティ)
    8位:アレックス・リンス(ヤマハ)
    9位:ジョアン・ミル(ホンダ)
    10位:ラウル・フェルナンデス(トラックハウス・アプリリア)
    11位:ジャック・ミラー(プラマック・ヤマハ)
    12位:ルカ・マリーニ(ホンダ)
    13位:エネア・バスティアニーニ(Tech3 KTM)
    14位:小椋藍(トラックハウス・アプリリア)
    15位:フランコ・モルビデリ(VR46ドゥカティ)
    16位:中上貴晶(ホンダ)
    17位:マルコ・ベッツェッキ(アプリリア)
    18位:ロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)
    19位:ペドロ・アコスタ(KTM)
    20位:ミゲル・オリベイラ(プラマック・ヤマハ)
    リタイア:ブラッド・ビンダー(KTM)
    リタイア:フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ)

  • MotoGP:ファビオ・クアルタラロがマルク・マルケスを再び破りポール獲得

    MotoGP:ファビオ・クアルタラロがマルク・マルケスを再び破りポール獲得

    ヤマハMotoGPのファビオ・クアルタラロが、2025年フランスGP予選でマルク・マルケスとの2戦連続のポール争いを制し、驚異的なポールポジションを獲得した。

    今回の戦いは、2週間前のヘレスとほぼ同じ構図。まずはマルク・マルケスが1分29秒442というコースレコードで先手を取ったが、2回目のアタックではそのタイムを更新できなかった。

    一方のクアルタラロは、リアタイヤを新品に交換した段階でマルケスよりコンマ3秒以上遅れていたが、最終セクターで特に鋭い走りを見せ、そこだけで0.4秒を縮めて1分29秒324をマーク。マルケスを逆転し、ポールポジションを奪った。

    これにより、直列4気筒エンジンを搭載するヤマハM1は、プレミアクラスのラップレコード保持者としてヘレスとル・マンの両方を制したことになる。

    アレックス・マルケスも2回目のアタックでタイムを大きく向上させたが、ポジションは変わらず3番手。ルーキーチームメイトであるグレシーニのフェルミン・アルデグエルがすぐ後ろの4番手につけたが、ベストラップ直後に転倒した。

    バニャイアはQ2で伸び悩む
    もう一台のファクトリー・ドゥカティ、フランチェスコ・バニャイアはQ2の最初の走行で11番手と苦戦。しかし2回目のアタックでは5番手まで挽回したかに見えたものの、マーベリック・ビニャーレス(KTM)が最後の最後でそのタイムを上回り、結局6番手にとどまった。

    バニャイアはポールタイムから0.7秒遅れ、マルク・マルケスにも0.6秒差をつけられる結果となった。

    フランコ・モルビデリが“珍クラッシュ”
    フランコ・モルビデリは土曜午前のフリー走行中、ミュゼのグラベルを通過した先の舗装路に差し掛かった瞬間にスロットルを開けて転倒するという“コメディのような”クラッシュを演じた。

    さらにQ2の終盤でも転倒し、最終的に9番手に。モルビデリはマルコ・ベッツェッキ(アプリリア)、ジャック・ミラー(プラマック・ヤマハ)とともに3列目を構成する。

    トラックハウス・アプリリアのラウル・フェルナンデスは今季ベストとも言える予選を披露。Q1から突破し、10番グリッドを確保した。

    その後ろにはヨハン・ザルコ(LCRホンダ)とペドロ・アコスタ(KTM)が続いた。ザルコはフランチェスコ・バニャイアのスリップストリームを使って好ラップを記録するも、トラックリミット違反でタイム抹消。ガラージュ・ヴェールでの転倒も響いた。

    予選Q1脱落者たち
    Q1で惜しくも突破を逃したのは、ブラッド・ビンダー(KTM)、アレックス・リンス(ヤマハ)、ジョアン・ミル(ホンダ)の3名。3人ともセカンドチャンスへの通過ラインから0.05秒以内の僅差だった。

    ルカ・マリーニ(ホンダ)はミルのさらに0.024秒後ろで16番手。

    VR46ドゥカティのファビオ・ディ・ジャンアントニオは、ル・マンでフロントに全く自信が持てず苦しみ、17番手に沈んだ。今季ドゥカティ勢としてQ1敗退はこれが3回目で、最初の2回はルーキーのアルデグエルだった。

    エネア・バスティアニーニ(Tech3 KTM)はディ・ジャンアントニオに次ぐ18番手。

    小椋藍(アプリリア)はシュマン・オ・ブフでのクラッシュにより赤旗中断を引き起こした。マシンは9コーナーのアウト側に止まり、エンジンがかかったまま煙を上げていたため、安全のため早急に処理が必要だった。

    小椋はその前から苦戦しており、Q2進出争いには絡めなかったが、最終的にはミゲル・オリベイラ(プラマック・ヤマハ)を上回って19番手に。

    アプリリアのテストライダーでホルヘ・マルティンの代役を務めるロレンツォ・サバドーリは20番手、ホンダのワイルドカードで出場した中上貴晶は最下位の22番手だった。

    フランスGPスターティンググリッド(決勝)
    1位:ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)
    2位:マルク・マルケス(ドゥカティ)
    3位:アレックス・マルケス(グレシーニ・ドゥカティ)
    4位:フェルミン・アルデグエル(グレシーニ・ドゥカティ)
    5位:マーベリック・ビニャーレス(KTM)
    6位:フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ)
    7位:マルコ・ベッツェッキ(アプリリア)
    8位:ジャック・ミラー(プラマック・ヤマハ)
    9位:フランコ・モルビデリ(VR46ドゥカティ)
    10位:ラウル・フェルナンデス(トラックハウス・アプリリア)
    11位:ヨハン・ザルコ(LCRホンダ)
    12位:ペドロ・アコスタ(KTM)
    13位:ブラッド・ビンダー(KTM)
    14位:アレックス・リンス(ヤマハ)
    15位:ジョアン・ミル(ホンダ)
    16位:ルカ・マリーニ(ホンダ)
    17位:ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46ドゥカティ)
    18位:エネア・バスティアニーニ(Tech3 KTM)
    19位:小椋藍(トラックハウス・アプリリア)
    20位:ミゲル・オリベイラ(プラマック・ヤマハ)
    21位:ロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)
    22位:中上貴晶(ホンダ)

  • MotoGP:アレックス・マルケスがプレミアクラス初優勝

    MotoGP:アレックス・マルケスがプレミアクラス初優勝

    2025年 MotoGP 第5戦スペインGPの決勝レースが4月27日(日)にヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで行われ、アレックス・マルケスがプレミアムクラスで初優勝を果たした。

    ウォームアップ走行で2番手に進出した4番グリッドのアレックス・マルケスは、1ラップ目4番手を維持すると、3ラップ目と4ラップ目にファステストラップを刻んで3番手、2番手に浮上。11ラップ目の1コーナーでトップに飛び出し、12ラップ目に1.0秒差、18ラップ目には2.2秒差にアドバンテージを拡大。

    観客10.1万人の前で誰よりも早くチェッカーフラッグを受け、プレミアクラス94戦目で初優勝。地元スペインにプレミアクラス通算200戦目をもたらすことに成功し、ポイントリーダーに再浮上した。

    ポイントリーダークラッシュ
    気温25度、路面温度44度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で週末2度目、今季17度目、週末最後のセッションで5戦連続の1番時計を記録した2番グリッドのマルク・マルケスは、スタートで3番手に後退した後、3ラップ目の8コーナーで今季3度目の転倒。19.3秒差の22番手でレースに復帰すると、6ラップ目21番手、10ラップ目19番手、15ラップ目17番手、16ラップ目15番手、22ラップ目13番手、最終ラップには12番手に浮上。5人を抜いて20.890秒差の12位でゴールした。

    30戦ぶりの表彰台
    ポールポジションのファビオ・クアルタラロは、ホールショットを決めてレースをリード。11ラップ目アレックス・マルケスに抜かれたが、1.561秒差の2位でフィニッシュラインを通過し、2023年10月の第15戦インドネシアGP以来30戦ぶりとなる表彰台を獲得。

    3番グリッドのフランチェスコ・バニャイアはスタートで2番手に浮上したが、4ラップ目3番手に後退。2.217秒差の3位でチェッカーフラッグを受け、3戦連続4度目の表彰台を獲得すれば、8番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは5位。

    5番グリッドのフランコ・モルビデリは2ラップ目11番手に後退したが、6番手走行中の16ラップ目11コーナーで週末2度目、今季3度目の転倒。今季初めての転倒リタイアを喫し、7番グリッドのフェルミン・アルデグエは、4番手走行中20ラップ目6コーナーで今季4度目の転倒。

    KTM4台1桁台進出
    6番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、1ラップ目からドゥカティ勢を追走して3.678秒差の2位。今季の最高位を獲得すれば、13番グリッドのブラッド・ビンダーは8.529秒差の6位。12番グリッドのペドロ・アコスタは7位。18番グリッドのエネア・バスティアニーニは9位。KTM全4台が1桁台に進出。

    アプリリア勢&新人勢最高位
    ウォームアップ走行で18番手だった15番グリッドの小椋藍は1ラップ目13番手、2ラップ目12番手、6ラップ目11番手、12ラップ目10番手、15ラップ目9番手、16ラップ目には8番手に浮上して10.923秒差の8位。アプリリア勢と新人勢の最高位でフィニッシュすれば、11番グリッドのマルコ・ベッツェッキは2ラップ目の1コーナーでオーバーラン。18.8秒差の23番手に後退したが、24.510秒差の14位まで挽回。17番グリッドのラウール・フェルナンデェスは15位。22番グリッドのロレンソォ・サバドーリは18位。

    16番グリッドのルカ・マリーニはホンダ勢の最高位となる10位。10番グリッドのヨハン・ザルコは11位。19番グリッドのアレイシ・エスパルガロは14番手でゴールしたが、タイヤプレッシャーの違反により、16秒加算のペナルティが科せられて17位。9番グリッドのジョアン・ミルは今季の最高位を目指して7番手を走行中の15ラップ目6コーナーで週末2度目、今季7度目の転倒を喫し、21番グリッドのソムキアット・チャントラは12ラップ目にピットインに戻って今季初めてのリタイア。

    23番グリッドのアレックス・リンスは13位。20番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは17位。14番グリッドのジャック・ミラーは6ラップ目7番手に浮上したが、14ラップ目にピットレーンに戻ってリタイア。

    チャンピオンシップ
    総合2位アレックス・マルケスは25ポイントを加算。ポイントリーダーに返り咲けば、総合1位マルク・マルケスは9ポイントを稼いだが、1ポイント差の総合2位に後退。総合3位フランチェスコ・バニャイアは20ポイント差の総合3位を維持。総合8位ファビオ・クアルタラロは総合6位に浮上。総合9位小椋藍はアプリリア勢と新人勢の最高位となる総合8位に浮上した。

    オフィシャルテスト
    プレミアクラスに参戦する11チームは、ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトに延滞。4月28日にオフィシャルテストを実施。

    次戦フランスGP
    シーズン6戦目は、2週間後の5月9日から11日にルマンのブガッティ・サーキットで開催。

  • MotoGP:マルク・マルケスが今季3勝目 小椋藍は15位 / カタールGP

    MotoGP:マルク・マルケスが今季3勝目 小椋藍は15位 / カタールGP

    2025年 MotoGP 第4戦カタールGPの決勝レースが4月13日(日)にルサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、マルク・マルケスが優勝した。

    ウォームアップ走行で開幕戦から4戦連続、週末4度目、今季15度目の1番時計を刻んだポールポジションのマルク・マルケスがホールショットを決めた直後、ミスが原因で後続車と2コーナーで接触したことから2番手に後退。

    その後、戦略通りにタイヤをマネジメントしながら5ラップ目3番手に後退したが、7ラップ目2番手、16ラップ目1番手に再浮上。19ラップ目にはファステストラップを刻んでアドバンテージを広げ、開幕戦タイGP、第2戦アルゼンチンGPに続き今季3勝目を挙げた。

    当地で2014年以来11年ぶりに優勝を挙げてプレミアクラスで65勝目、オールクラスでチャンピオンシップの優勝ランキングで単独3位となる91勝目に到達。プレミアクラスで表彰台獲得ランキングの2位ホルヘ・ロレンソに並ぶ114度目の表彰台、オールクラスでランキングの3位ダニエル・ペドロサに並ぶ153度目の表彰台を獲得した。

    タイヤプレッシャー違反
    気温28度、路面温度33度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で2番手に進出した6番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは1ラップ目5番手、3ラップ目3番手、10ラップ目2番手、11ラップ目1番手に浮上。

    スズキ機、ヤマハ機、アプリリア機に続き、4メーカー目となるKTM機でチャンピオンシップ史上初となる優勝に向けてトップを走行していたが、16ラップ目マルク・マルケスに抜き返され2番手に後退し1.800秒差の2番手でゴールしたが、レース後にタイヤプレッシャーの違反が発覚したことから、16秒差のタイムペナルティが科せられて14位に降格。

    今季3度目の表彰台
    ウォームアップ走行で6番手に進出した11番グリッドのフランチェスコ・バニャイアは1ラップ目7番手、3ラップ目4番手、5ラップ目マルク・マルケスを抜いて2番手に浮上。7ラップ目マルク・マルケスとマーベリック・ビニャーレスに抜かれたが、11ラップ目3番手に再浮上して4.535秒差の3番手でチェッカーフラッグを受けたが、マーベリック・ビニャーレスの違反により2位に昇格。ドゥカティ・レノボ・チームが今季初めてワンツーフィニッシュを達成。

    今季2度目の表彰台
    4番グリッドのフランコ・モルビデリは、1ラップ目の3コーナーでトップに飛び出してレースの主導権を握ったが、11ラップ目3人に抜かれて4番手、12ラップ目5番手に後退したが、20ラップ目4番手に再浮上。最終的に3位となり、第2戦アルゼンチンGPに続き、今季2度目の表彰台を獲得、開幕戦から4戦連続のトップ4入りを達成。8番グリッドのフェルミン・アルデグエルは今季の最高位となる5位。

    ウォームアップ走行で7番手に進出した2番グリッドのアレックス・マルケスは、1ラップ目の2コーナーでマルク・マルケスと接触。4番手走行中の3ラップ目12コーナーで前を走る5番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオに接触。アレックス・マルケスは7番手に後退した後、ロングラップペナルティが科せられて6番手から12番手まで後退し、フロント右側のエアロパッケージが破損していたが6位まで挽回。ファビオ・ディ・ジャンアントニオは3番手から21番手に後退した後、ジョアン・ミルと接触したことからポジションを1つ降格するペナルティが科せられて16位。

    2023年日本GP以来
    リアのチャタリングが原因でスプリントをリタイアした7番グリッドのヨハン・ザルコは、ホンダに加入してからのベストリザルトとなる6.668秒差の4位。ホンダのトップ4は、2023年10月の第14戦日本GPでマルク・マルケスが3位を獲得して以来、30戦ぶり。

    15番グリッドのルカ・マリーニは10位に入り、4戦連続のポイント圏内、3戦連続のトップ10。22番グリッドのソムキアット・チャントラは18位完走。体調不良でスプリントを欠場した21番グリッドのジョアン・ミルは12ラップ目にリタイア。

    3番グリッドのファビオ・クアルタラロは8人による8位争いで、今季の最高位となる12.895秒差の7位。9番グリッドのアレックス・リンスは飛んで来た石が右腕に激突したことで問題を抱えた状態で周回を重ねたが、3戦連続のポイント圏内となる12位でゴール。16番グリッドのジャック・ミラーは9ラップ目の2コーナーで週末3度目、今季5度目の転倒。19番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは14ラップ目の4コーナーで転倒。

    KTM4台がポイント圏内
    12番グリッドのペドロ・アコスタは、1ラップ目14番手に後退したが、バイクポジションを変更したことで、抱えていたチャタリングの問題が減少。3ラップ目9番手、6ラップ目7番手まで浮上したが、ハンドルの位置が少し遠かったことが中盤以降に影響して14.219秒差の8位。20番グリッドのエネア・バスティアニーニは11位。18番グリッドのブラッド・ビンダーは13位。KTM機を走らせる4人が今季初めてポイント圏内に揃って進出。

    3度目のポイント圏内進出
    13番グリッドのマルコ・ベッツェッキは14.368秒差の9位。ウォームアップ走行で5番手に進出した10番グリッドの小椋藍は8位争いのグループに位置して18.758秒差の15位。2戦連続3度目のポイント圏内に進出すれば、17番グリッドのラウール・フェルナンデェスは17位。

    現王者転倒
    ウォームアップ走行で3番手に進出した14番グリッドのホルヘ・マルティンは、14ラップ目の13コーナーでファビオ・ディ・ジャンアントニオとの接触が原因で転倒した際に胸部外傷を負ったことから、精密検査を受けるために、ヘリコプターでサーキット近郊の病院に搬送された。

    チャンピオンシップ
    スプリントの優勝でポイントリーダーに返り咲いたマルク・マルケスは、25ポイントを加算。総合2位アレックス・マルケスに対して2ポイント差から17ポイント差、総合3位フランチェスコ・バニャイアには21ポイント差から26ポイント差にアドバンテージを拡大。総合6位小椋藍は70ポイント差から94ポイント差の総合9位に後退した。

  • MotoGP:マルク・マルケスがスプリント4戦連続の優勝で総合1位奪回

    MotoGP:マルク・マルケスがスプリント4戦連続の優勝で総合1位奪回

    2025年 MotoGP 第4戦カタールGPのスプリントが4月12日(土)にルサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、ポールポジションのマルク・マルケスがホールショットを決め、2ラップ目の1コーナーで1度ポジションを譲ったが、2コーナーで抜き返すと、3ラップ目コンマ2秒、5ラップ目コンマ5秒、7ラップ目コンマ8秒、8ラップ目には1.2秒差にアドバンテージを広げ、開幕戦タイGPから4戦連続の優勝。総合2位からポイントリーダーに返り咲いた。

    4戦連続の2位
    気温29度、路面温度33度のドライコンディションの中、2番グリッドのアレックス・マルケスは2ラップ目の1コーナーでトップに飛び出したが、直ぐに抜き返され、1.577秒差の2番手。開幕戦から4戦連続の2位を獲得すれば、4番グリッドのフランコ・モルビデリは2ラップ目にポジションを1つ上げて3.988秒差の3位に入り、昨年9月の第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来今季初の表彰台を獲得。

    8番グリッドのフェルミン・アルデグエルは、1ラップ目7番手、5ラップ目6番手、7ラップ目5番手に浮上すると、最終ラップの最終コーナーで1人を抜いて4.369秒差の4位。今季の最高位を獲得し、5番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは1ラップ目9番手まで後退したが、6位まで挽回。

    今季初のトップ5入り
    3番グリッドのファビオ・クアルタラロは4.593秒差の5位。前戦アメリカズGPの6位を上回り、昨年11月の第19戦マレーシアGP以来となるトップ5入りを果たせば、9番グリッドのアレックス・リンスと16番グリッドのジャック・ミラーは、ファビオ・クアルタラロとは異なり、リアにソフトタイヤを装着して12位と19位。

    今季3度目のポイント圏内
    10番グリッドの小椋藍は1ラップ目11番手に後退したが、3ラップ目10番手、7ラップ目9番手、8ラップ目8番手、10ラップ目に4人目を抜き、アプリリア勢の最高位となる10.199秒差の7位。前戦アメリカズGPに続き、2戦連続3度目のポイント圏内に進出すれば、13番グリッドのマルコ・ベッツェッキは11.300秒差の9位。

    今季初の表彰台外
    公式予選2で転倒を喫して、4列目11番グリッドからスタートしたフランチェスコ・バニャイヤは、1ラップ目8番手に浮上したが、2ラップ目10番手、3ラップ目12番手に後退。4ラップ目からポジションを挽回して10.334秒差の8位。

    6番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、リアにソフトタイヤを選択して10位。1.254秒差でポイント圏内の進出を逃し、12番グリッドのペドロ・アコスタもソフトタイヤを装着して11位。20番グリッドのエネア・バスティアニーニはミディアムタイヤを履いて13位まで挽回したが、18番グリッドのブラッド・ビンダーはソフトタイヤを履いて14位。

    王者完走
    今季最初のショートレースを5列目、14番グリッドからスタートしたホルヘ・マルティンは1ラップ目12番手、3ラップ目11番手に浮上したが、4ラップ目12番手、5ラップ目17番手に後退して15.775秒差の16位完走。17番グリッドのラウール・フェルナンデェスは17位。

    15番グリッドのルカ・マリーニはホンダ勢の最高位となる15位。21番グリッドのソムキアット・チャントラは20位。7番グリッドのヨハン・ザルコは1ラップ目6番手に浮上したが、5ラップ目に失速し、8ラップ目にリタイア。21番グリッドからスタート予定だったジョアン・ミルは体調不良が原因で欠場。

    チャンピオンシップ
    ポイントリーダーのアレックス・マルケスは、9ポイントを加算したが2ポイント差の総合2位に後退。総合2位マルク・マルケスは1ポイント差から12ポイント差を稼いで総合1位に再浮上し、総合3位フランチェスコ・バニャイヤは12ポイント差から21ポイント差にギャップが拡大。

    総合6位小椋藍は3ポイントを加算させ、トップ5を占めるドゥカティ勢に次ぐ、総合6位を維持した。

  • MotoGP:マルク・マルケスが開幕から4戦連続でポールポジション獲得

    MotoGP:マルク・マルケスが開幕から4戦連続でポールポジション獲得

    2025年 MotoGP 第4戦カタールGPの公式予選が4月12日(土)にルサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、2日目最初のセッション、フリープラクティス2で 週末2度目、今季13度目の1番時計を刻んだプラクティスで3番手のマルク・マルケスが最後のタイムアタックとなった7ラップ目に1年前の2024年にホルヘ・マルティンが公式予選2で樹立されたオールタイムラップレコード(1分50秒789)を0.290秒更新する1分50秒499を記録して、当地で2014年以来11年ぶりにポールポジションを獲得した。

    マルク・マルケスは、ドゥカティ・レノボ・チームに加入してから4戦連続、プレミアクラス70度目、キャリア通算98度目のトップグリッドを奪取。開幕戦からの4戦連続は2014年以来。年間の予選最速者を決定する『BMW M Award』は100ポイントに到達し、総合2位に対しアドバンテージを24ポイント差に拡大した。

    4戦連続1列目
    気温32度、路面温度が47度のドライコンディションの中、初日2度目のセッション、プラクティスで5番手だったアレックス・マルケスはフリープラクティス2の3ラップ目15コーナーで今季初転倒を喫したが、2番手に浮上すると、0.101秒差の2番手を維持し開幕戦タイGPから4戦連続して1列目に進出。

    プラクティスで今季4度目のトップタイムを記録して1番手に進出したフランコ・モルビデリは0.311秒差の4番手。今季の予選最高位に進出して2連続3度目の2列目を確保すると、プラクティス4番手のファビオ・ディ・ジャンアントニオは5番手。プラクティス9番手のフェルミン・アルデグエルは2戦連続の公式予選2で今季の最高位となる8番手に進出。

    転倒11番手
    プラクティスで2番手に進出したフランチェスコ・バニャイアは、フリープラクティス2で11番手だった後、5ラップ目の4コーナーで今季2度目の転倒を喫して1.081秒差の11番手。

    53戦ぶりの1列目
    プラクティスで6番手だったファビオ・クアルタラロは、フリープラクティス2で3番手に浮上した後、0.280秒差の3番手に入り、2022年6月の第11戦TTアッセン以来53戦ぶりの1列目を獲得すれば、プラクティス11番手のアレックス・リンスは2戦連続3度目の公式予選1で2番手、公式予選2は今季の最高位となる9番手に進出。

    プラクティス8番手のマーベリック・ビニャーレスは0.560秒差の6番手。今季の最高位に進出すれば、プラクティス10番手のヨハン・ザルコは0.641秒差の7番手。プラクティス7番手のペドロ・アコスタは12番手。

    小椋藍10番手
    初日連続15番手だった小椋藍はフリープラクティス2で9番手に浮上した後、3戦連続3度目の公式予選1を1番手で通過し、デビュー戦の開幕戦以来となる公式予選2に進出すると、公式予選1のタイムを更新できなかったが、ポールポジションタイムから0.841秒差の10番手に進出。

    公式予選
    プラクティス19番手のマルコ・ベッツェッキは0.449秒差の3番手。0.041秒差で公式予選2への進出を逃せば、プラクティス20番手のホルヘ・マルティンは0.551秒差の4番手。プラクティス18番手のラウール・フェルナンデェスは7番手。

    プラクティス12番手のルカ・マリーニは0.624秒差の5番手。プラクティス17番手のジャック・ミラーは0.631秒差の6番手。プラクティス14番手のブラッド・ビンダーは8番手。プラクティス13番手のジョアン・ミルは11番手だった。

    2025年 MotoGP 第4戦カタールGPの公式予選

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 #93 M・マルケス Ducati Lenovo Team Ducati 1’50.499
    2 #73 A・マルケス BK8 Gresini Racing MotoGP Ducati 1’50.600
    3 #20 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Team Yamaha 1’50.759
    4 #21 F・モルビデリ Pertamina Enduro VR46 Racing Team Ducati 1’50.810
    5 #49 F・ディ・ジャンアントニオ Pertamina Enduro VR46 Racing Team Ducati 1’50.929
    6 #12 M・ビニャーレス Red Bull KTM Tech3 KTM 1’51.059
    7 #5 J・ザルコ CASTROL Honda LCR Honda 1’521.113
    8 #54 F・アルデゲル BK8 Gresini Racing MotoGP Ducati 1’51.121
    9 #42 A・リンス Monster Energy Yamaha MotoGP Team Yamaha 1’51.174
    10 #79 小椋藍 Trackhouse MotoGP Team Aprilia 1’51.340
    11 #63 F・バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati 1’51.580
    12 #37 P・アコスタ Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’51.680
    13 #72 M・ベッツェッキ Aprilia Racing Aprilia 1’51.553
    14 #1 J・マルティン Aprilia Racing Aprilia 1’51.655
    15 #10 L・マリーニ Honda HRC Castrol Honda 1’51.728
    16 #43 J・ミラー Prima Pramac Yamaha MotoGP Yamaha 1’51.735
    17 #25 R・フェルナンデス Trackhouse MotoGP Team Aprilia 1’51.822
    18 #33 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM 1’51.947
    19 #7 A・フェルナンデス Prima Pramac Yamaha MotoGP Yamaha 1’51.975
    20 #23 E・バスティアニーニ Red Bull KTM Tech3 KTM 1’52.178
    21 #36 J・ミル Honda HRC Castrol Honda 1’52.205
    22 #35 S・チャントラ IDEMITSU Honda LCR Honda 1’53.244
  • MotoGP:マルク・マルケスがスプリント3連勝 小椋藍が9位

    MotoGP:マルク・マルケスがスプリント3連勝 小椋藍が9位

    2025年 MotoGP 第3戦アメリカズGPのスプリントが3月29日(土)にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、ポールポジションのマルク・マルケスがチームメイト、フランチェスコ・バニャイアとの間で1ラップ目の1コーナーから激しいトップ争いを繰り広げ、17コーナーにはハイサイドから飛ばされそうになったが、最終コーナーをトップで立ち上がると、2ラップ目にファステストラップを叩き出してレースの主導権を握り、開幕戦タイGPから3戦連続の優勝。12ポイントを加算した。

    アレックス・マルケス3戦連続2位
    気温28度、路面温度46度のドライコンディションの中、3番グリッドのアレックス・マルケスはマルク・マルケスを追走して0.795秒差の2位。開幕戦から3戦連続の2位を獲得すれば、6番グリッドのフランチェスコ・バニャイアは5人を抜いてホールショットを決め、2コーナー、3コーナー、8コーナー、17コーナー、最終コーナーでトップ争いを繰り広げ、1.918秒差の3位を獲得。

    2番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは1ラップ目7番手まで後退したが4位まで挽回。5番グリッドのフランコ・モルビデリは5位。ドゥカティ勢がトップ5を独占した。

    ドゥカティ勢対ファビオ・クアルタラロ
    11番グリッドのファビオ・クアルタラロは1ラップ目に7人を抜いて4番手に浮上。ペルタミナ・エンドゥーロ・VR46・レーシング・チームの2人とバトルを展開して10.676秒差の6位に入り、今季の最高位に進出。

    4番グリッドのペドロ・アコスタはKTM勢の最高位となる7位。7番グリッドのルカ・マリーニは1ラップ目10番手に後退したが、ホンダ勢の最高位となる8位、2023年11月の第19戦マレーシアGP以来となるポイント圏内に進出。

    2度目のポイント圏内
    18番グリッドの小椋藍は1ラップ目14番手、3ラップ目13番手、5ラップ目12番手、7ラップ目11番手、8ラップ目10番手に浮上。最終ラップ目に9番グリッドのブラッド・ビンダーを抜き、アプリリア勢の最高位となる13.752秒差の9位。13番グリッドのマルコ・ベッツェッキは14.548秒差の10位。

    8番グリッドのジョアン・ミルは7番手走行中の5ラップ目に今季4度目の転倒。10番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは8番手を走行していたが、5ラップ目にペースが落ち、7ラップ目にリタイアした。

    チャンピオンシップ
    ポイントリーダーのマルク・マルケスは総合2位アレックス・マルケスに対して、アドバンテージを19ポイント差に拡大。総合3位フランチェスコ・バニャイアには36ポイント差。総合8位小椋藍は1ポイント加算した。

    決勝レース
    シーズン3戦目の決勝レース(周回数20ラップ)は、3月30日14時00分(日本時間3月31日04時00分)スタート。

    2025年 MotoGP 第3戦 アメリカズGP スプリント

    順位 ライダー チーム マシン タイム
    1 #93 M・マルケス Ducati Lenovo Team Ducati 20’29.509
    2 #73 A・マルケス BK8 Gresini Racing MotoGP Ducati 0.795
    3 #63 F・バニャイア Ducati Lenovo Team Ducati 1.918
    4 #49 F・ディ・ジャンアントニオ Pertamina Enduro VR46 Racing Team Ducati 8.536
    5 #21 F・モルビデリ Pertamina Enduro VR46 Racing Team Ducati 9.685
    6 #20 F・クアルタラロ Monster Energy Yamaha MotoGP Team Yamaha 10.676
    7 #37 P・アコスタ Red Bull KTM Factory Racing KTM 12.049
    8 #10 L・マリーニ Honda HRC Castrol Honda 13.588
    9 #79 小椋藍 Trackhouse MotoGP Team Aprilia 13.752
    10 #72 M・ベッツェッキ Aprilia Racing Aprilia 14.584
    11 #54 F・アルデゲル BK8 Gresini Racing MotoGP Ducati 14.754
    12 #33 B・ビンダー Red Bull KTM Factory Racing KTM 14.908
    13 #23 E・バスティアニーニ Red Bull KTM Tech3 KTM 16.009
    14 #43 J・ミラー Prima Pramac Yamaha MotoGP Yamaha 16.182
    15 #42 A・リンス Monster Energy Yamaha MotoGP Yamaha 18.181
    16 #5 J・ザルコ CASTROL Honda LCR Honda 18.625
    17 #25 R・フェルナンデス Trackhouse MotoGP Team Aprilia 21.666
    18 #7 A・フェルナンデス Prima Pramac Yamaha MotoGP Yamaha 29.061
    19 #35 S・チャントラ IDEMITSU Honda LCR Honda 33.622
    20 #32 L・サバドーリ Aprilia Racing Aprilia 37.989