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  • IMSA | マツダ:第3戦 ロングビーチ 決勝レースレポート

    IMSA | マツダ:第3戦 ロングビーチ 決勝レースレポート

    4月13日(土)にカリフォルニア州ロングビーチ市街地コースで行われたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第3戦にて、マツダ・チームヨーストからエントリーした2台のマツダRT24-Pは、それぞれ4位、8位でレースを終えた。

    100分の決勝レースは同日2時05分にフォーメーションラップがスタート。オープニングラップで77号車マツダRT24-P(オリバー・ジャービス/トリスタン・ヌネス)は予選5位から3位にジャンプアップ。

    前日の予選でクラッシュし、モノコックまで交換したことでペナルティを受けた55号車マツダRT24-P(ジョナサン・ボマリート/ハリー・ティンクネル)はデイトナプロタイプ(DPi)クラス最後尾の11位からスタートし、6番手まで順位を上げることに成功した。なお、予選で6番手タイムだった77号車は55号車の降格によって5番グリッドへ繰り上っていた。

    しかし、オープニングラップののち、ボマリートが乗る55号車はターン8でスピンした車両を避けてコンクリートウォールに軽く接触したためスローダウン。その後ティンクネルに交代して挽回を図るものの、8位でチェッカーブラッグを受けることとなった。一方、序盤に2番手まで順位を上げた77号車のヌネスは、フルコースコーションラップ中にピットインしてジャービスに交代。中盤は一時レースをリードした。しかし、終盤にもう一度ピットインする必要があり、4番手でレースに復帰。そのまま、フィニッシュラインをクロスした。

    IMSAウェザーテック選手権第4戦は、5月3日~5日にオハイオ州のミッドオハイオスポーツカーコースにて開催される。

    ジョン・ドゥーナン (マツダUSAモータースポーツ担当ダイレクター)
    「今週末のチームの努力は、本当に誇りに思います。55号車を修復し、グリッドに着けるため彼らは長い時間ガレージに張り付きとなりました。それを乗り越え、オープニングラップでジョナサンの55号車は5台を抜き、トリスタンの77号車も2台をオーバーテイクしています。彼らの鬼気迫る走りは素晴らしいものでした。ロングビーチは市街地コースなので、一度に複数台数を抜くのは奇跡に近いと言われているからです。77号車はその後、優勝に手が届く範囲にいましたが、給油タイミングによって達成することができませんでした。市街地コースはフルコースイエローが多く、タイミングを見計らうのは非常に困難です。それでも彼らの走りには満足しています。マツダUSAの地元レースで従業員やファンによい走りを見せることができたと思います」

    ジョナサン・ボマリート (️55号車マツダRT24-Pドライバー)
    「とてもタフな週末となりました。私たちのクルーは、完璧にクルマを修復してくれましたし、それは賞賛に値すると思います。そのおかげで、クルマの調子は非常によく、スタートで数台をパスすることができました。しかし、その後目の前で複合クラッシュがあり、被害を最小限にしようとしましたが、スピンしてタイムロスしてしまいました。クルマが速かっただけに残念です。それでも後半のハリーは良いペースで走ってくれました。次のミッドオハイオでは勝利を目指します」

    トリスタン・ヌネス (77号車マツダRT24-Pドライバー)
    「スタートでは、5番グリッドから3位に上がれてとても気持ちよかったです。僕たちのチームが、トップグループで戦えることを証明しました。ピットワークもオリバーのプッシュもとてもよかったですが、後半はペースが上がらずポジションを失ってしまいました。タイヤのグリップがもたなかったようです。次のレースに向けて、前向きにいきたいです」

    【マツダRX-7 GTO、クラシックGTOレースで2位】
    IMSAウェザーテック選手権レースののち、往年のIMSA GTOマシンによるクラシックGTOレースが行われ、マツダUSAからは1991年式RX-7 GTO(4ローターエンジン搭載)が出場。ジョエル・ミラーがドライブするRX-7 GTOは、予選2位からスタートし、2位でフィニッシュした。GTOレースは、アメリカンV8や第排気量ターボ車などが多く、ロータリー搭載車はRX-7 GTOだけ。ロングビーチ市街地コースに轟いたRX-7の4ローターサウンドには、大都市ロサンゼルスなどから集まった多くのマツダファン、ロータリーファンは多いに溜飲を下げることとなった。

    1991年式 マツダ RX-7 GTO(4ローターエンジン搭載)

  • IMSA | ホンダ:セブリング12時間レース 決勝レポート

    IMSA | ホンダ:セブリング12時間レース 決勝レポート

    2019年もACURAはIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの最高峰カテゴリーであるDPi(デイトナ・プロトタイプ・インターナショナル)に2台のアキュラARX-05をエントリーさせている。シーズン第2戦はセブリング12時間レース。開催地は開幕戦の行われたデイトナビーチから100マイルほど南、内陸のより温かなエリアとなる。空港を使ったコースでのレースは1952年から行われており、アメリカで最も長い歴史を誇っている。

    平坦なコースだが高速コーナーが多く、路面がバンピーなこともあってマシンにもドライバーにも非常に過酷なレースとして知られ、数々のドラマティックなバトルが繰り広げられてきたことから人気も高いレースとなっている。

    カーナンバー#7をつけるACURA ARX-05はエリオ・カストロネベス/リッキー・テイラー/アレクサンダー・ロッシの3人がドライブし、12時間の過酷なレースを戦い抜いて4位でフィニッシュした。レース序盤はマシンセッティングがコンディションに合っていなかっために苦戦し、驚くほどクリーンでフルコースコーションがほとんど出されずにハイペースでレースは進む中、テイラーのスピンと、緩んだシートベルトを締め直すためのピットストップで2周の遅れを取った。しかし、ピットストップで調整を続けてマシンが本来のスピードを取り戻すと、3人のドライバーたちはトップグループと同等のラップタイムで周回し、ばん回のチャンスを待ち続けた。その粘り強さは、レース終盤に重ねて出されたフルコースコーションによって報われ、カーナンバー#7はリードラップへと復活。2ラップの遅れを跳ね返し、4位でチェッカーフラッグを受けた。

    もう1台のARX-05はデイン・キャメロンにより予選でポールポジションを獲得し、午前10時40分のスタートからペースカーの後ろでトップを走った。路面コンディションが向上して12周目にグリーンフラッグが振り下ろされると、その直後からキャメロンは電気系統に不具合からギアシフトがスムーズに行えず、苦しい戦いを余儀なくされた。ステアリングを交換しても問題は解決されず、さらに2回のピット作業を行って後退した彼らだったが、ファン・パブロ・モントーヤ/シモン・パジェノーと交代して戦い続け、9位でのゴールを果たした。

    GTDクラスに出場する2台のACURA NSX GT3 EVOは、DPiのアキュラ勢とは逆に、終盤に続けて出されたフルコースコーションによって優勝のチャンスを逃した。キャサリン・レッグ/ビア・フィゲイレド/クリスティーナ・ニールセンの3人が乗るカーナンバー#57は、17台が出場するGTDクラスで、その大半がリードラップで走り続ける過酷なバトルを戦い、レースが終盤を迎えてからトップに浮上した。フィニッシュドライバーはNSXでの3シーズン目を迎えているレッグが担当。真っ暗になったコースでの彼女のスピードはすばらしいものだったが、最後のピットストップで5番手まで後退し、ゴールまで10分を切ってからのリスタートでは複数のマシンが接触し、コースオフを強いられたため、リカバーするもクラス8位でのゴールとなった。

    予選でGTDクラスのポールポジションを獲得したトレント・ハインドマンは、決勝でもウエットコンディションで目覚ましい走りを披露し、90分間の走行で2番手以下に30秒近くの差をつけた。しかし、レース終盤のトップ争いの中でカーナンバー#86はピットで機材に接触したためにペナルティーを科せられ8番手まで後退。レッグと同様に最後のリスタート後のバトルでライバル勢と接触してコースを外れ、そこからばん回するも手にした結果はクラス7位だった。

    リッキー・テイラー(総合4位 / DPiクラス4位)
    「本当に、最終的には満足ができた戦いでした。2ラップの遅れをレース序盤の2時間で取りながら、そこからリードラップにばん回したのですから。チームとしてファンタスティックな戦いぶりをみせることができたと思います。絶対にあきらめない姿勢により、最後の最後でリードラップに戻ることができました。優勝を争うペースを実現できていなかったのは事実ですが、幾らかの幸運が味方をしてくれていたら表彰台に上ることはできていたでしょう。4位でゴールしたことで、チャンピオンを争うためのポイントを稼ぐことができたと考えています。この先のシーズンはスプリントレースが続きますから、全力でプッシュします」

    トレント・ハインドマン(GTDクラス 7位)
    「Meyer Shank Racing、Acura、そしてHPDに感謝します。私たちのマシンは本当にすばらしいハンドリングになっていました。暑いときも、ウエットコンディションでも、路面がドライになっても、気温が下がってからも、レースを通してそれは変わりませんでした。このような戦いが可能なチームで走れることを誇りに感じています。私は2人のチームメートたちから多くを学ぶこともできています。でも、最終的に今回は私たちの日になりませんでした。何度もトップに立ちましたし、先頭を走るマシンの走りは非常によいものでしたから、このまま戦い続ければ幸運が巡って来ると思います」

  • IMSA | マツダ:セブリング12時間レース 決勝レポート

    IMSA | マツダ:セブリング12時間レース 決勝レポート

    3月16日(土)にフロリダ州セブリング国際レースウェイにてIMSAウェザーテックスポーツカー選手権第2戦セブリング12時間レースが行われ、マツダ・チームヨーストからエントリーした2台のマツダRT24-Pは、いくつかの障害に直面するものの、共に完走を果たした。

    今年で67回を数える伝統の耐久レースであるセブリング12時間レースは、コース特性から難易度の高いタフレースとして知られている。

    今年のレースウィークは、金曜日まで好天に恵まれたものの、決勝レース日の16日は朝から雨。しかもスタート予定の10時40分前に降雨が激しさを増したため、セイフティカー先導のフルコースコーションによってレースはスタートした。状況はなかなか好転せず、コーションラップは40分間にも及んだ。

    11時20分過ぎにグリーンライトが点灯すると、各車は一斉に競技スピードとなり、第一コーナーのホールショットを奪ったのは、予選2位でフロントロウにつけていた77号車マツダRT24-Pのトリスタン・ヌネスでだった。その後、リスクをさけるためいったん安定走行に切り替えて3位に落ち着き、ティモ・ベルンハルトに交代した。ベルンハルトも速いペースで周回したが、スタートから2時間過ぎにコース上でストップ。オフィシャルの消火作業を受け、ガレージへと戻って行った。原因は、電気ケーブルのショートだった。配線を辿ってショート箇所を突き止め、修復する作業は時間を要したが、レース中盤にコースに復帰。クラス11位でチェッカーフラッグを受けた。ベルンハルト、オリバー・ジャービス、ヌネスへとつなぐ連携は、時に上位車を凌ぐほどハイペースで、終盤にはヌネスがサードファステストラップを記録している。

    7番グリッドからスタートした55号車マツダRT24-Pは、序盤に1ラップ遅れをとるものの、ペースを取り戻すと2位まで上がり、ピットインタイミングにより一時レースリーダーの位置につけた。しかし、レースが折り返し点を迎える直前にボマリートがコントロールを失いタイヤバリアをヒット。ピットでノーズ交換するイレギュラー作業を行うこととなり、3ラップをロスする。しかし、オリビエ・プラ、ハリー・ティンクネルを加えた55号車トリオは、その後1ラップを挽回し、10時間目にはティンクネルが1分47秒472のファステストラップを記録。ところが終盤はコーションラップが続き、55号車のさらなる挽回のチャンスは妨げられることになるが、それでも6位入賞を果たした。

    マツダUSAモータースポーツ担当ダイレクターの ジョン・ドゥーナンは、「セブリングでは毎回予想していなかったことが起こりますが、今回は序盤のヘビーレインがレースの行方を大きく左右したと言えるでしょう。明らかに私たちのマツダFRT24-Pは速く、ウィニングペースが築けていました。レース終盤の10時間目にティンクネルがファステストラップを記録したことで、それを証明しているだけに残念です。それでも、諦めることなくマシンの修復やピット作業に全力で取り組んだチーム、ラップダウンのロスを挽回するためハイペースで走ったドライバー達を誇りに思います」と語った。

    55号車のボマリートは、「今回僕たちのマツダRT24-Pにはスピードがありました。しかし、終盤に勝利を争える位置にいられなかったことが残念です。僕のミスでイレギュラーなピット作業を強いられてロスしたてしまい、大変申し訳なく思います。しかし、クルー達は素早い作業で修理してくれましたし、チームメイトのオリビエとハリーが、信じられないペースでロスを挽回してくれました。彼らに心から感謝しています」と話した。プラとティンクネルは、このあと第7戦ワトキンスグレン6時間レースまでチームを離れることになる。

    77号車のヌネスは、「僕のホームグラウンドであり、最も好きなセブリング12時間でトップを走れたのは、素晴らしい体験でした。雨のレースはいろんなことが起きますが、やりがいはあります。このレースのオープニングスティントを任せてもらったことは、僕のキャリアにとって最大のチャレンジだったと言えます。また、”飽くなき挑戦”精神でクルマを修理してくれたチームに感謝します。彼らのおかげで、クルマをフィニッシュラインまで運ぶことができました」と語ると、ジャービスは、「クルマをリペアしてくれたクルー達に感謝しています。僕はトリスタンのすごい予選タイムや雨の中のオープニングラップを見ていたので、僕たちのクルマにはこのレースで勝利する資格があると確信していました。修理後には、レースリーダーと同等の速さで走れています。間違いなくポテンシャルは高いので、ロングビーチ戦に戻ってくることを楽しみにしています」と続けた。

    IMSAウェザーテック選手権第3戦レースは、4月13日(土)にカリフォルニア州ロングビーチ市街地コースにて開催される。

  • 【IMSA】 マツダRT24-P、ミッドオハイオで初表彰台3位

    【IMSA】 マツダRT24-P、ミッドオハイオで初表彰台3位

    オハイオ州ミッドオハイオ・スポーツカーコースにてIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権 第4戦2時間40分レースが行われ、マツダチーム・ヨーストの77号車マツダRT24-P(オリバー・ジャービス/トリスタン・ヌネス組)が総合3位となり、表彰台に上がった。2017年1月にデビューしたマツダRT24-Pにとってこれが初の表彰台となる。

    2台のマツダRT24-Pは、今回のミッドオハイオでは予選から好調ぶりを発揮していた。予選では、77号車が3位、55号車(ジョナサン・ボマリート/スペンサー・ピゴット組)が4位となり、好位置からの決勝レーススタートを迎えることができた。2台は、スタート直後から先行する2台のアキュラ・ペンスキーにバトルを仕掛けたが、すぐにバックマーカーに追いついて、なかなか前に出るチャンスは訪れない。最初のピットストップで55号車はボマリートからピゴットにドライバー交代し、77号車はジャービスに代わってヌネスがトップ争いに加わった。一時はレースリーダーのアキュラを追って、2位、3位をマツダRT24-Pが占める時間もあった。しかし、ほどなくしてピゴットが駆る55号車はGTカーの1台にリアからヒットされ、車体にダメージを受けてリタイア。残る77号車のヌネスは3位で残り周回を走行し、トラフィックを処理しながら2位アキュラとの差を縮めていった。しかし、オーバーテイクするまでには至らず、3位でチェッカードフラッグを受けることとなった。

    ジョン・ドゥーナン(マツダUSAモータースポーツ担当ダイレクター)
    「今回の結果は私たちのプログラムにとってまたひとつのステップとなりました。結果には様々なファクターが絡むものの、明らかに私たちのマシンは優勝できるペースが築けていました。トラフィックの処理は最初からストラテジーに盛り込み済みで、そこに挑戦する以外に手はありません。レース毎に改善を見いだすことがプログラムにとって大切なので、今回のポディウムは大きな進歩です。ポディウムは、間違いなく私たちの全パートナーの努力に対する励みとなります。次のデトロイトでは、優勝を目指して、さらに進歩を続けます」

    オリバー・ジャービス(77号車マツダRT24-Pドライバー)
    「信じられないレースでした。チームが用意してくれたマツダRT24-Pはまさにファンタスティックなコンディションであり、僕は自分自身のレースを満喫しました。今日のアキュラと僕たちのクルマの4台によるバトルは本当に楽しかった。しかし、幾度となくバックマーカーに引っかかってしまったのは残念でした。とはいえ、今季ここまでのマシンの進歩は顕著であり、チームには本当に感謝しています。デトロイトでは、なんとしても勝ちを手にしたいですね」

    スペンサー・ピゴット(55号車マツダRT24-Pドライバー)
    「ジョナサンと僕にとっては辛い結果となりました。ジョナサンが素晴らしいスタートを切って、ポディウム圏内でバトンタッチしてくれました。マシンも本当に文句ない仕上がりでした。しかしながらGTカーにヒットされ、ほんの数周でポジションを失ってしまいました。とても残念なことであり、ハードワークしてくれたチームには本当に申し訳ない思いです。僕が出られるワトキンスグレン6時間では、価値のある結果を残して彼らに報いたいと思います。ワトキンスグレンが待ち遠しいです」

  • 【IMSA】 Acura Team Penske:デビュー4戦目にしてARX-05が初優勝

    【IMSA】 Acura Team Penske:デビュー4戦目にしてARX-05が初優勝

    Acura Team Penskeにとって、ミッドオハイオでの週末はほぼ完ぺきなものとなった。IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ・シリーズの2018年第4戦でAcura ARX-05は初優勝を飾った。

    米国東部オハイオ州のコロンバス郊外にあるミッドオハイオ・スポーツカーコースは、アメリカン・ホンダのメアリーズビル工場からも近いサーキット。

    今回のイベントはアキュラ・スポーツカー・チャレンジ・アット・ミッドオハイオと銘打たれ、多くのHondaアソシエイツたちが声援を送る中で開催され、エリオ・カストロネベス/リッキー・テイラー組がポールポジションから優勝、チームメートのファン・パブロ・モントーヤ/デイン・キャメロン組が予選2番手から2位でフィニッシュした。

    Acura ARX-05がIMSAシリーズ最高峰カテゴリーであるデイトナ・プロトタイプ・インターナショナルにデビューしたのは今年の1月、フロリダ州デイトナビーチで開催されたデイトナ24時間レースだった。それからまだ3ヵ月と少ししか経っていないが、ミッドオハイオでのAcura Team Penskeは週末を通してライバル勢をリードし続ける目覚ましいパフォーマンスをみせた。行われたすべてのプラクティスで1、2番手のラップタイムをマークし、予選も1、2番手を独占、決勝レースではスタートからゴールまでトップを走り続けた。参戦開始から4戦目にしての初優勝には1-2フィニッシュという花も添えられた。

    カストロネベス/テイラー組はポール・トゥ・ウィン。2位に8.4秒の差をつけてチェッカーフラッグを受けた。この結果、テイラーはTeam Penskeで優勝を飾った50人目のドライバーとなった。

    モントーヤ/キャメロン組はレース序盤にマツダ勢からのチャレンジを受けたが、それを退けて2番手の座を保ち、最終的に3位に対して26秒もの差をつけてフィニッシュラインを横切りった。ミッドオハイオでのAcura Team Penskeは、まさにライバル勢を圧倒するパフォーマンスを発揮した。

    GTDクラスでは、アルヴァロ・パレンテとキャサリン・レッグの乗ったMeyer Shank RacingのAcura NSXがスリリングなバトルを戦い抜いて2位フィニッシュ。2時間40分のレースでAcuraのダブルウインまで0.191秒差まで迫ってのゴールだった。

    次戦、シリーズ第5戦はアメリカ自動車産業の首都、モーターシティとも呼ばれるデトロイトが舞台。インディカー・シリーズと併催のデトロイト・グランプリでのレースは100分間のスプリントで、6月2日にタイトでバンピーなベル島内特設サーキットで決勝が争われる。

    リッキー・テイラー(優勝)
    エリオ・カストロネベス(左)、リッキー・テイラー(右) 「私は世界でもベストのチーム、ベストの自動車メーカーのドライバーを務めていると強く感じます。木曜日にはAcura NSXが生産されている工場を訪れ、あの美しいスポーツカーが作られているところをつぶさに見ることができました。Acuraのレーシングドライバーとしての誇りを与えてくれる経験でした。そして、レースではTeam Penske、そのオーナーのロジャー・ペンスキーにスポーツカー復帰後の初勝利をもたらすことができました。エリオ(カストロネベス)からトップでマシンを受け取ったときには大きなプレッシャーを感じました。彼が素晴らしいドライビングでトップを守ってくれたのですから、その仕事に応えるだけの戦いを私もみせなければならないと強く感じました」

  • 【IMSA】 アンドレッティ、ユナイテッド・オートスポーツとの提携を強化

    【IMSA】 アンドレッティ、ユナイテッド・オートスポーツとの提携を強化

    先週末のデイトナ24時間レースでフェルナンド・アロンソを擁したユナイテッド・オートスポーツは話題に事欠くことはなかったが、特にマイケル・アンドレッティとアンドレッティ・オートスポーツのメンバーは関心をもって見守っていた。

    マイケル・アンドレッティは、アンドレッティ・オートスポーツのチームリーダーであるロブ・エドワーズ、JF・トーマン、テクニカルディレクターのエリック・ブレッツマンとともにデイトナ24時間レースでのユナイテッド・オートスポーツをチェックしていた。

    ユナイテッド・オートスポーツは、マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンが共同オーナーを務めるチーム。

    アンドレッティ・オートスポーツとマクラーレンは、昨年のフェルナンド・アロンソのインディ500で協力体制をスタートし、その後、ザク・ブラウンとマイケル・アンドレッティの関係は、オーストラリアのスーパーカーシリーズでのウォーキンショー・レーシングでのパートナーシップを含めて成長している。

    デイトナ24時間レースでは、英国を拠点とするユナイテッド・オートスポーツをアシストするために、アンドレッティはスタッフと資産を派遣。ユナイテッド・オートスポーツは、IMSA北米耐久カップへの参戦を発表しており、アンドレッティ陣営は引き続きサポートを続けていくことになる。

    「もちろん、我々はザクと素晴らしい関係を築いており、我々はトラックや数名のスタッフを送ってデイトナで彼の手助けをしていた」とアンドレッティ・オートスポーツのCOOを務めるロブ・エドワーズは RACER にコメント。

    「我々は人材や機材で彼らを引き続き手助けできるかを検討している。それだけのことだ」

    インディカー、インディライツ、グローバルラリークロス選手権に参戦するアンドレッティ・オートスポーツは、欧州のスポーツカー選手権でもユナイテッド・オートスポーツのスタッフの負担を経験するためにそのネットワーク上でリソースを貸すことになるだろうとロブ・エドワーズは述べた。

    「ザクのクルマがレースをする際、我々には様々なシリーズで利用されていないいくつかのリソースがある。それが我々がやろうとしていることだ」

    「先週、手伝った人々のなかには、トラックドライバーとしてインディカーで我々に加わり、そのあとGRCに異動し、デイトナではザクのP2チームでタイヤをやっていたものもいる。人々はある日はGRCのクルマでレンチを回し、またある日はプロトタイプでそれをすることができる。それは彼らにとっても利益であり、より多くのことを学べる。我々は提携を拡大しようとしているし、チーム間の文化は確実にかみ合っている」

    だが、ロブ・エドワーズは、この関係によって、アンドレッティ・オートスポーツが、ユナイテッド・オートスポーツとともにIMSAに参戦するとの推測を否定。チームはアンドレッティ・オートスポーツ最上位のスポーツカーレースに復帰することを可能にする自動車メーカーを探し続けていると述べた。

    「適切な契約を結ぶことができれば、それが我々が望んでいるばあ所だ。私の米国での初レースはデイトナだったし、パドックは健全だった。金曜日にいただけだが、シリーズの健全性は非常に良好だったし、我々は常に新しい何をやりたいと思っている自動車メーカーと話をしたいと思っている」

  • 【IMSA】 BMW、2018年参戦マシン『M8 GTE』をお披露目

    【IMSA】 BMW、2018年参戦マシン『M8 GTE』をお披露目

    BMWは、2018年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権を戦うマシン『M8 GTE』を正式発表した。

    今週末のデイトナ24時間レースを控え、BMWはヒルトン・オーシャンフロント・ホテルで発表イベントを開催。白の車体に伝統的なブルーとレッドのストライプが入ったカラーリングをお披露目した。

    今年、BMWは2台のM8 GTEでGTLMカテゴリーにエントリー。長年のパートナーであるレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングがチームを運営し、フォード、コルベット、ポルシェ、フェラーリといったライバルと戦う。

    24号車はジェシー・クローンとシムズ、ジョン・エドワーズ、25号車はアレクサンダー・、コナー・デ・フィリッピが走らせる。デイトナ24時間や他の耐久レースでは、24号車にニック・キャッツバーグとアウグスト・ファルフス、25号車にはビル・オーバーレーンとフィリップ・イングが加わる。

    また、今週末のデイトナ24時間レースでは、FIA 世界耐久選手権の参戦を運営するMTEKのクルーメンバーも参加することになっている。

    BMWモータースポーツのイェンス・マルカルトは「これは我々が初めてストリートカーの生産に関わった本当に特別なクルマだ」とコメント。

    「今週末のレースは、今年後半のストリートカーの発表に先駆けてのレースとなる。我々は生産者チームと緊密にコンタクトをとってきた。常に小さな変更や調整があり、動きのあるターゲットだった。しかし、ストリートカーは原動力であり、初めてのプロトタイプレースカーを製造するために我々の同僚から優れたサポートを得ることができた。両方のクルマは協力して開発されてきたし、取締役化は最初にレースカーを発表できると我々を信頼してくれた。我々はそれを本当に誇りに思っている」

  • 【IMSA】 アキュラ/ペンスキー、『ARX-05 DPi』のカラーリングを公開

    【IMSA】 アキュラ/ペンスキー、『ARX-05 DPi』のカラーリングを公開

    アキュラ・チーム・ペンスキーは、今週末のデイトナ24時間レースでデビューを飾るDPiマシン『Acura ARX-05 DPi』のレースカラーリングを発表した。

    昨年7月、ペンスキーは2018年にホンダの北米ブランドであるアキュラの新型レースカー『Acura ARX-05』でIMSAスポーツカー選手権のデイトナ・プロトタイプ・インターナショナル(DPi)クラスに復帰することを発表。

    翌月8月には『Acura ARX-05』を披露し、11月からテストを開始してきた。

    今回発表された『Acura ARX-05』は、8月に発表されたカラーリングをベースにしつつも、迷彩のようなデザインはシャークフィンのみとなり、ボディカラーはホワイトを基調。ノーズ先端やマシインサイド、ウィングレッドにオレンジとブラックのラインが追加され、より精悍なルックスに生まれ変わった。

    また、ファン・パブロ・モントーヤとデーン・キャメロンの6号車はサイドミラーがオレンジでシャークフィンがホワイト、エリオ・カストロネベスとリッキー・テイラーの7号車はサイドミラーとボンネット、シャークフィンがブラックと異なるカラーリングを採用している。

    デイトナ24時間レースは、1月27日・28日にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催される。

    Acura ARX-05

  • 【IMSA】 マツダ・チームヨースト、2018年のマシンカラーリングを披露

    【IMSA】 マツダ・チームヨースト、2018年のマシンカラーリングを披露

    マツダ・チームヨーストは、2018年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦するDPiマシン『RT24-P』の55号車のカラーリングを披露した。

    マツダは今年、名門チームであるヨーストと提携してマツダ・チームヨーストを設立。新体制は、来年1月末にデイトナインターナショナルスピードウェイで開催される2018年ロレックス・デイトナ24時間レースでデビューする。

    2017年マシンは、エアインテークからテールフィンにかけて白のグラデーションのラインが入っていたが、2018年はマツダの“ソウルレッド”とブラックの2色による精悍なたたずまい。マツダのロゴもテキストロゴからロゴマーク入りのものに変更された。

    70番から77番にカーナンバーが変更されるもう1台のマシンは来週のデイトナテストで披露される。

    ドライバーは、ジョナサン・ボマリート、トリスタン・ヌネスの2名が残留。新たにル・マン24時間レースのLMP2クラスを制したオリバー・ジャービスとフォードからWECに参戦していたハリー・ティンクネルに加入。2台のマシンのペアはまだ決定していないが、耐久レースではインディカードライバーのスペンサー・ピゴットと今年のDTMチャンピオンのルネ・ラストが参加する。

    マツダチーム・ヨーストが2018年に走らせるマツダRT24-Pは、日米のマツダ・デザイナー達と共同で開発し、量産車イメージを盛り込んだ独自のボディワークはそのままに、英国のアドバンスト・エンジン・リサーチ社(AER)によって開発され、約600馬力の最高出力を発生する直列4気筒2.0リットルターボのマツダMZ-2.0Tエンジンもそのまま引き継がれる。

    マツダRT24-Pの開発に深く関わったマルチマティック・モータースポーツ社(カナダ・オンタリオ州)は、引き続きシャシーの改良・改善をリードし、そしてヨーストとの緊密な協力関係のもと、走行テストやシミュレーション作業に従事する予定となっている。

    マツダ・チームヨースト RT24-Pマツダ RT24-P

  • 【IMSA】 マツダチーム・ヨースト、2018年のドライバーを発表

    【IMSA】 マツダチーム・ヨースト、2018年のドライバーを発表

    マツダチーム・ヨーストは、2018年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権で2台のRT24-P DRiを走らせるドライバーラインナップを発表した。

    昨年のドライバーではジョナサン・ボマリート、トリスタン・ヌネスの2名が残留。新たにル・マン24時間レースのLMP2クラスを制したオリバー・ジャービスとフォードからWECに参戦していたハリー・ティンクネルが新たに加入。

    2台のマシンのペアはまだ決定していないが、耐久レースではインディカードライバーのスペンサー・ピゴットと今年のDTMチャンピオンのルネ・ラストが参加する。

    マツダは、デイトナ24時間レースにむけて、同じく新たにアキュラとの新しいプログラムをスタートさせるペンスキーともにデイトナでテストを実施している。

    ヨーストは、アウディがWECから撤退した後、モータースポーツから撤退する予定だったが、2018年にマツダと組んでIMSAウェザーテック選手権でのプログラムを実施することを決定した。

    北米マツダ・スポーツのディレクターを務めるジョン・ドゥオナンは、新しいパートナーシップはGTのトップドライバーにとって魅力的に映ると感じている。

    「マツダのプロトタイププログラムの大きな部分を占めるものは、トリスタン・ヌネスのようなスポーツカー、ボマリートやピゴットのオープンホイール側のマツダランクを通ってきたドライバーをフィーチャーすることだ」

    「ヨーストと協力し、我々はGTとプロトタイプカーの両方で成功を収めてきたトリスタンと同様に、ジーブスとラストという彼らの最近の歴史で勝利を収めてきた速いドライバーを確保することもできた」

    「我々はクルマ外でも多くのことをドライバーに要求しており、チームとして成し遂げたいと望んでいる化学反応に合ったドライバーを追加できたことは素晴らしいことだ」

    オリバー・ジャービスは、マツダへのフルタイムのIMSAプログラムというキャリアの目標を達成することができたと述べた。

    「素晴らしいRT24-Pの発表以降、プロジェクトを綿密にフォローしてきたし、プロジェクトが成功すると確信している」とオリバー・ジャービスはコメント。

    「その一員になるチャンスが舞い込んできたときは簡単な決定だった。デイトナ24時間とセブリング12時間の両方でレースをして優勝しているので、IMSA選手権はとても良く知っている」

    「フルタイムでチャンピンシップを戦うことがずっと僕の目標だった。チャンピオンシップが成長し続けるなかで、参加するにはまたとないチャンスだ」

    マツダは、ドニントンで改良版マシンのシェイクダウンを実施しただけでなく、過去数カ月間でホッケンハイムでもテストを重ねている。

    デイトナでのテストではほぼ最終使用のマシンが走行しており、元日産のLMP1ドライバーであるハリー・ティンクネルは、チームは2018年の準備は整っていると述べた。

    「今シーズン、マツダチーム・ヨースでレースができることを本当に光栄に思う」とハリー・ティンクネルはコメント。

    「マツダのチーム全員が非常に多くの努力を重ね、全てのエリアで多くの進歩を果たしている。クルマので初テストの後、デイトナで走るのが待ち切れない」

    「マツダ RT24-Pは冬に大きな進歩を遂げているし、すぐにクルマを快適に感じることができた」