タグ: FIA 世界耐久選手権

  • フェルナンド・アロンソ、WECへの複数戦出場に「関心はある」

    フェルナンド・アロンソ、WECへの複数戦出場に「関心はある」

    フェルナンド・アロンソは、2018年にトヨタとFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦するかもしれないとの噂について多くを語ろうとはしないが、マクラーレンでのF1と並行してスポーツカーで走ることに“強い関心がある”と認めた。

    先週の日曜日、フェルナンド・アロンソは、バーレーンで開催されたWECルーキーテストでトヨタ・TS050 ハイブリッドをテスト。世界3大レースでの“3冠”達成を実現するためにトヨタからル・マン24時間レースに参戦すると広く噂されている。

    今月初め、BBC は、フェルナンド・アロンソがトヨタとル・マン24時間レース参戦について事前合意に至り、さらにF1と日程が衝突しない他のWECレースにも参戦する可能性があると報じた。

    より広範なWEC参戦に興味を持っているかと質問されたフェルナンド・アロンソは、そのように報じられるまでは“考えていなかった”と語った。

    「整理してみる必要がある・・・きちんとカレンダーを見てみなければならない」とフェルナンド・アロンソは Crach.net にコメント。

    「素晴らしいだろうね。たぶん。強い関心があるよ」

    WECは、ル・マン24時間レースを最終戦とするべき、来季は2019年6月のル・マンまでの“スーパーシーズン”として開催される。F1カレンダーが発表されている2018年だけに絞れば、スパ、シルバーストン、上海の3戦に参戦可能となる。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、推測についてコメントするつもりはないとしつつも、フェルナンド・アロンソのレースへの意欲を認める。

    「彼はフルシーズンを戦うことはできない。それに“スーパーシーズン”によって実際にル・マン以外で走れるのは3戦だけだと思う」とエリック・ブーリエはコメント。

    「もちろん、我々全員がフェルナンドが毎週でもレースをしたと思っていることは知っている」

    「我々は、彼がいつかル・マンで走りたいと思っていることを知っている。これまでのところ、正式なリクエストはない。問い合わせはない」

    「だが、私は噂についてはコメントできない」

  • ポルシェ、LMP1エンジンの開発を継続・・・F1参戦の噂には沈黙

    ポルシェ、LMP1エンジンの開発を継続・・・F1参戦の噂には沈黙

    ポルシェは、FIA 世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスから撤退するが、計画されていたLMP1エンジンの開発作業を継続している。しかし、F1参戦の噂には沈黙を貫いている。

    ポルシェは、今シーズン限りでプロトタイプスポーツカーでのレースから撤退し、2019/20シーズンから参戦するフォーミュラEに焦点を移行していく。

    その一方で、ポルシェは2021年の新しいF1エンジンレギュレーションにも関心を持っており、LMP1チームの監督を務めたアンドレアス・ザイドルは、F1エンジンの会議に参加している。

    ポルシェは、LMP1からの撤退を発表した時点で、すでに新型LMP1エンジンの開発に4か月を費やしていた。そして、30名がヴァイサッハの拠点でまだこのプロジェクトに取り組んでいる。

    「LMP1を継続することになった場合、新しいエンジンを造らなければならないことは明白だった。我々の4気筒エンジンが限界に達していることはわかっていた」とポルシェ LMP1担当副社長のフリッツ・エンツィンガーはコメント。

    「我々は4月に6気筒エンジンの開発を開始した。当然のことながら、我々はそれを完成させたいと思っている」

    「我々はそれをやっていくことになる。完全なエンジンを開発する義務はないので、最初は単気筒エンジンになるだろう」

    そのプロジェクトは将来的にF1に参戦する計画の一部になるかと質問されたフリッツ・エンツィンガーは「そのような指示はない。今はこれ以上のことは言えない」

    ポルシェのオリバー・ブルーメ社長は、エンジンプロジェクトは、主に同社の将来の市販車の研究開発に焦点を置いたものだと強調する。

    ポルシェは、LMP1エンジンですでに40%以上の熱効率を達成しているが、今年初めにメルセデスがダイナモでF1エンジンで到達した50%を目標としていると理解されている。

    オリバー・ブルーメは「F1についてコメントするつもりはない」と述べた上で、ポリシェのモータースポーツの将来については“多くの解釈”があると付け加えた。

    「今のところ、我々はフォーミュラEに集中している。ポルシェでは、会社に過剰なストレスを与えないように常に1つのことに集中するようにアドバイスしてきた」

    「ヴァイサッハには新しい設計部門に直接接続されt新しい風洞があり、モデルは常に風洞を参照しながらテストされている。ドライブトレインテストの新しい部門も近い将来に建設されるし、エレクトロニクスを統合した部門を構築している」

    「10年前にヴァイサッハを見た人はもはや認識できないだろう」

    ポルシェのエンジンチームは、親会社のフォルクスワーゲン・グループから支援を受けており、元フォルクスワーゲンWRCでエンジン責任者を務めたドナタス・ヴィッチェルハウスもプロジェクトに関わっていると Autosport は報じている。

    しかし、ドナタス・ヴィッチェルハウスは現時点でモータースポーツで使用するための開発という話はないと語る。

    「我々は将来の市販車スポーツカーのための燃焼システムをテストするために単気筒エンジンの開発から開始している」

    「それがモータースポーツで使われるかどうかはその次の話となるし、現時点で議論されていない」

    「このようなシステムはすでにレースで使用されているが、我々はさらに効率化を図っている。それは我々は常に成功を収めてきたことだ」

  • アレックス・リン、アストンマーティン・レーシングからWECに参戦

    アレックス・リン、アストンマーティン・レーシングからWECに参戦

    元ウィリアムズの開発ドライバーを務めたアレックス・リンが、2018年シーズンにアストンマーティン・レーシングからFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦することが発表された。

    DSヴァージン・レーシングからフォーミュラEに参戦することが決定しているアレックス・リン(24歳)は、並行して“スーパーシーズン”として開催される2018/19のWECのGTE Proクラスにアストンマーティン・レーシングから参戦する。

    昨年、アストンマーティン・レーシングのテストに参加していたアレックス・リンは、11月21日(火)にロンドンで開催された新型ヴァンテージGTEの発表会でアストンマーティンのファクトリードライバーとして発表された。

    アストンマーティン・レーシングの代表を務めるジョン・ガスは、アレックス・リンの起用はチームにとって“明白なチョイス”だと述べ、リンは“将来のスター”であると付け加えた。

    アレックス・リンは、スポーツカーレーシングの第一歩を踏み出してから12ヶ月でファクトリードライバーとしてフルシーズンを戦う契約を勝ち取った。

    これまでアレックス・リンは、WECのLMP2クラスでマノー、Gドライブで合計8戦に参戦。また、BMWからニュルブルクリンク24時間レースに参戦するとともに、IMSAウェーザーテック・スポーツカー選手権ではセブリング12時間レースでウェイン・テイラー・レーシングのキャデラックを走らせて優勝している。

    すでにナバラとセブリングで新型ヴァンテージGTEをテストしているアレックス・リンは「このようなエキサイティングなタイミングでアストンマーティンに加入できるのは素晴らしいことだ」とコメント。

    「自動車メーカーと提携することはずっと僕の夢のひとつだった」

    「アストンマーティンに24歳の英国人が若者がいることもそれをさらに特別なものにしてくれる。さらにクールなレイヤーが追加されるね」

    2018/19シーズンのWECで、アストンマーティン・レーシングは、アレックス・リンに加え、ダレン・ターナー、ジョニー・アダム、ニッキー・ティーム、マルコ・ソーレンセを起用する。

  • アストンマーティン、2018年WEC参戦マシン『ヴァンテージ GTE』を発表

    アストンマーティン、2018年WEC参戦マシン『ヴァンテージ GTE』を発表

    アストンマーティンは、2018年のFIA 世界耐久選手権(WEC)に投入する新型マシン『ヴァンテージ GTE』を発表した。

    GTEクラスのレギュレーションに準拠するように完全に新設計されたヴァンテージ GTEは、同日に発表された市販車の新型ヴァンテージがベースとなり、これまで9年間にわたってアストンマーティン・レーシングが走らせていたV8 ヴァンテージ GTEの後継モデルとなる。

    ヴァンテージ GTEのプロジェクトは、現行モデルの設計と開発を率いたテクニカルディレクターのダン・セイヤーズが先導。

    すでにヴァンテージ GTEは、ヨーロッパやフロリダのセブリングなど様々なサーキットでテストが実施されており、8000マイル以上を走破。スペインのナバラ・サーキットでは30時間の走行にも成功している。

    基本的に市販車と同じAMGが供給する4リッター V8ターボエンジンが搭載され、アストンマーティン・レーシングのエンジニアとファクトリードライバーはドライバビリティの向上にむけて作業を重ねている。

    また、今回の発表の一部として、2018年からアストンマーティン・レーシングはタイヤをミシュランに変更することを発表。2016年以降、チームはダンロップのタイヤを採用し、同年にはGTEクラスのドライバータイトルとチームタイトルを獲得、今年はル・マン24時間レースを制している。

    「この新車の設計と開発は非常に満足のいくプロセスだった」とダン・セイヤーズはコメント。

    「我々はアストンマーティンのファクトリーと本当に緊密に協力し、市販車とレースカーを並行して効果的に開発してきた。細部に徹底的にこだわっており、剛性と重心はかなりの前進を果たしている。我々はデザインの最適化に多くの時間を費やしてきた。初期設計に多くの時間をかけることで、後から設計する時間は短縮されるのでパーフェクトだ」

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  • アレックス・ブルツ、フェルナンド・アロンソのLMP1カー初テストに感銘

    アレックス・ブルツ、フェルナンド・アロンソのLMP1カー初テストに感銘

    2度のル・マン24時間ウィナーでトヨタLMP1チームのアドバイザーを務めるアレックス・ブルツは、F1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソのLMP1カーでの初テストに感心したと語る。

    アレックス・ブルツは、WECルーキーテストが開催されたバーレーンを訪れ、トヨタのガレージでフェルナンド・アロンソのテストを観察した。

    フェルナンド・アロンソは、トヨタ TS050 HYBRIDの8号車で113周を走り込んで1分43秒013を記録。7号車を走らせたレギュラードライバーのマイク・コンウェイからわずか0.6秒差というタイムだった。

    「私はスポーツカーのファンなので、プロドライバーがこのプロトタイプカーの興奮を感じてくれることを誇りに思う」とアレックス・ブルツは Autosport にコメント。

    「フェルナンド・アロンソは、最高のレースドライバーの一人であり、予想はしていたと思うが、彼はテストでとてもよかった」

    「彼はすぐに独特なドライビングスタイルに適応し、一日を通して非常に構造的な優れたフィードバックを与えていた」

    今回のテストで、フェルナンド・アロンソは速いラップタイムを出すことをタスクとして与えられていなかったため、最終的なタイムシートでフェルナンド・アロンソのパフォーマンスを判断するのは不可能だが、ペースがあったのは間違いないと語る。

    「我々は異なるプログラムを実行していたし、路面温度も異なっていたため、詳細を比較することは不可能だ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「その全てがラップタイムに影響を与える。だが、レギュラードライバーと我々の“ルーキー”とのラップタイムは非常に近かった」

    「私が言えるのは、彼は実際にとても良かったということだ。彼と仕事をするのはとても楽しい」

  • ポルシェ、3回のル・マン優勝を成し遂げたWECに別れを告げる

    ポルシェ、3回のル・マン優勝を成し遂げたWECに別れを告げる

    ポルシェのLMPチームは、バーレーンにおける最終戦で2つの表彰台を飾り、FIA世界耐久選手権(WEC)に別れを告げた。

    2週間前に世界チャンピオンの座についたアール・バンバー/ティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー組は、トラブルに見舞われながら、2017年シーズンの最終戦を2位でゴールした。今年のル・マン覇者たちは、序盤からトラブルに見舞われて後退しながらも、見事に巻き返した。

    ポールポジションからスタートしたニール・ジャニ/アンドレ・ロッテラー/ニック・タンディ組も、衝突とペナルティで後退を余儀なくされたが、ロッテラーがファステストラップを打ち立てて3位でゴールした。このナイトレースはトヨタが優勝を飾った。

    フォルクスワーゲン・グループCEOのマティアス・ミューラーがグリーンフラッグを振ってスタートしたこのレースによって、ポルシェのモータースポーツの歴史において最も成功を収めた1章が幕を閉じた。2015年から今日まで、ポルシェLMPチームはル・マン3連覇に加え、マニュファクチャラーズ選手権の3連覇を飾り、ポルシェ919ハイブリッドのドライバーはドライバーズ選手権タイトルを3回獲得した。919ハイブリッドは、2014年のデビュー以来、34戦中17勝を挙げ、そのうち7回は1-2フィニッシュだった。さらに20回のポールポジション、13回のファステストラップを達成した。

    オリバー・ブルーメ (ポルシェAG社長)
    「これまでル・マンを3連覇したポルシェ チームはありませんでしたが、このチームはそれを達成しました。チームに感謝し、チーム全員を誇りに思います。彼らは、大変な努力、一貫性、そして適切なアプローチによって偉業を成し遂げました。これは、ポルシェブランドが約70年にわたって築いてきた精神を象徴しています。フリッツ・エンツィンガーとアンドレアス・ザイドルのチームは新しい挑戦に取り組み、2019年末から6シーズン目となるフォーミュラEに参戦します」

    ミヒャエル・シュタイナー (ポルシェAG研究開発担当役員)
    「ポルシェ919ハイブリッドの最後のレースエントリーで一つの時代が終わります。私達は、ポルシェの歴史において、発明力、経験、および勇気が成功を収める高度に複雑なレーシングカーを造り出すことを繰り返し証明してきました。919は、4年間に可能なほぼ全てを達成し、ハイブリッドの卓越したパワーを実証しました。効率的なエンジンとパワフルなエレクトリックドライブは919ハイブリッドによって新たな水準に達しました。そして、私達のロードスポーツカーも並行して同じ道を進みます」

    1号車のレース運び
    ティモ・ベルンハルトによる4回のル・マンのスタートと同様に、スターティングドライバーのニール・ジャニは、1周目と、5周目終盤のセーフティカー後のリスタートでトヨタの前に立つが、19周目にトヨタ8号車、20周目トヨタ7号車に首位を奪われる。30周後に、3番手のジャニは給油する。トヨタ7号車のドライバーチェンジとタイヤ交換によって2番手に浮上するものの、48周で新品のタイヤを装着したトヨタ7号車に抜かれる。3番手のジャニは61周の後にニック・タンディと交代。タンディは92周で給油し、フルサービスのためにピットインしたトヨタ7号車をかわす。2番手のまま、124周で再度給油し、タイヤ交換をせずに首位に立つ。しかしわずか6周後に、周回遅れの車両との衝突で左フロントタイヤをパンクし、ピットに戻る。フロントエンドを交換して、131周でアンドレ・ロッテラーに交代し、161周の後、タンディの衝突によるストップ・アンド・ゴー・ペナルティを受けて、162周で給油とタイヤ交換。193周の終盤に、1周の差をつけられたロッテラーが猛烈にダッシュする中、トヨタが199周でチェッカーフラッグを受けた。

    2号車のレース運び
    ティモ・ベルンハルトは、3番手のスタートから2番手に上がるが、3周目に落下したコース内のボラードに乗り上げて、ボラードが車の下部に挟まる。しかし、セーフティカーの導入時にはそのことに気づかず、7周目終盤にベルンハルトがピットインしてボラードを取り除く。ノーズを交換して給油し、ほぼ1周遅れとなる。37周後に、4番手でブレンドン・ハートレーに交代し、68周で給油した後も4番手を守る。96周終盤のフルコース・イエロー中に、タイヤを交換してアール・バンバーに交代、トヨタ7号車が衝突した部分の修理をしたためバンバーが3番手に浮上した。177周で最後の給油を行い、3番手を維持したまま、150周でベルンハルトがコクピットに戻った。177周で最後の給油を行い、2013年にポルシェ919ハイブリッドの最初のテストシャシーのステアリングを握った彼が、最終スティントを走り、トップから1周遅れの2位でゴールした。

    フリッツ・エンツィンガー (LMP1担当副社長)
    「今日で成功の一時代の幕が閉じました。皆さんに感謝します。最初に、プロジェクトを私に任せ、大きなサポートと励ましを与えてくれた取締役会に感謝します。個人的には、2014年のサンパウロの初優勝で自信を得ることができました。最高のパフォーマンスを示してあらゆるチャンスを掴んでくれたドライバーの皆さんありがとうございます。最終的に34戦中17勝を獲得し、このプロジェクトのために過酷な作業と喜びを分かち合ってくれたチームの全員に感謝します。レースで優勝を求める皆の強い眼差しは私にとって最高の歓びでした。チーム監督のアンドレアス・ザイドルにもお礼を申し上げます。過去2年間、アンドレアスは監督とテクニカルディレクターとして見事に2つの役割を果たし、彼の指示で開発した最初の919が世界選手権のタイトルを獲得しました。そして最後に、ポルシェのような会社が存在することは素晴らしいことです。ポルシェとともに過ごした6年間を一言でいうとしたら、『夢を生きることができました』。プロジェクトと舵取りをする上での大きな自由をありがとうございました」

    アンドレアス・ザイドル (チーム監督)
    「過去4シーズンにわたって、大きなライバルとなったトヨタの優勝におめでとうの言葉を述べます。こことヴァイザッハにいるチーム全体、ドライバー、感動的な4年間のパートナーに感謝します。今回が919ハイブリッドにとっての最終戦となりました。この技術の粋を結集させたレーシングカーによって達成することができた成功を誇りに思います。来年は、これらのイノベーションションを特別イベントで祝いますが、詳細はこれからの発表になります」

    ニール・ジャニ (919ハイブリッド1号車 ドライバー)
    「スタートは順調で、序盤はトヨタとほぼ互角のペースでした。しかし、トラフィックに巻き込まれて、徐々にリードを広げられました。今日はブーストを本当に楽しむことができたし、このような駆け引きもこれが最後です。最終戦のために全力を尽くしました。大勢のすばらしい人たちとともに、このような大きなプロジェクトに参加できて光栄でした」

    アンドレ・ロッテラー (919ハイブリッド1号車 ドライバー)
    「私のスティントはスムーズでした。919はすばらしく、今日は走行を楽しむことができました。終盤に少しトラブルがあって、周回遅れのLMP2に阻まれてタイヤにフラットスポットが発生しました。レース序盤での接触が残念でしたが、今シーズン全体が不運の連続だったので気にはしていません。WECレースに参戦できたこと、そしてこのすばらしい車で走れたことをうれしく思います。919は大きな成功を収めました。ポルシェともにレースに参加できて幸せでした」

    ニック・タンディ (919ハイブリッド1号車 ドライバー)
    「レースを楽しむことができました。全力を尽くして戦いました。同じタイヤで3つのスティントを走り、成功しました。残念ながらレース中盤に他車との接触があり、ミスで両方の車がパンクして後退しました。さらにペナルティによって状況が不利になりましたが、ベストを尽くしました。今日はトヨタとハードな戦いになることはわかっていました。今シーズンを通して、ニールとアンドレ、そしてこのチームと走ることができて光栄でした」

    アール・バンバー (919ハイブリッド2号車 ドライバー)
    「不運にもティモが序盤にピットストップをとらなければならず、後退しました。しかし、諦めることなく気持ちを維持して、私のスティントはトラブルもありませんでした。何周目かを数えながら、この過酷なレースの最終戦を楽しむことができました。919プロジェクト全体を通して今日は最高に楽しい一日でした。ポルシェは、ル・マンの919ハイブリッドためにカレラカップから私と言うドライバーを選抜してくれました。ピラミッドシステムを信頼してこのようなチャンスを与えてくれたポルシェの皆さんに感謝します。プロジェクトを通して熱心に作業してくれたヴァイザッハの皆さん、ありがとうございます。最高水準のモータースポーツで、ポルシェのドライバーになれたことを光栄に思います。レースの水準を引き上げてくれたトヨタの皆さん、優勝おめでとうございます」

    ティモ・ベルンハルト (919ハイブリッド2号車 ドライバー)
    「スタートは上々でした。トヨタを抜いて、ニールに引き継ぎました。その後、残念ながらボラードを拾ってしまい、大きな遅れをとりました。残念に思います。しかし結果は2位でした。すばらしい一つの時代が終わりました。プログラムの始動から今日のレースの最終ラップまでこのプログラムに参加できたことを栄誉に思います。すばらしいクルー、すばらしい人たち、そしてチームメイト。彼らのことを忘れることはありません。このプログラムは僕のキャリアのハイライトです」

    ブレンドン・ハートレー (919ハイブリッド2号車 ドライバー)
    「今日は、早い段階で優勝争いから脱落しました。ティモは不運にも序盤にピットストップを余議なくされ、コースの真ん中に落ちたボラードに当たったのは彼のミスではありません。それで不利にはなりましたが、ゴールまでのスティントは順調でした。今日は両方が表彰台を獲得しましたが、気持ちは複雑です。このプログラムに参加できたことを栄誉に思います。そして忘れることはないと思います」

  • フェルナンド・アロンソ、トヨタのLMP1カーは「素晴らしいマシン」

    フェルナンド・アロンソ、トヨタのLMP1カーは「素晴らしいマシン」

    フェルナンド・アロンソは19日(日)、FIA 世界耐久選手権(WEC)のルーキーテストにトヨタから参加。トヨタのLMP1カー『TS050 HYBRID』で113周を走破した。

    世界3大レースでの“3冠”をキャリアの目標に掲げるフェルナンド・アロンソは、トヨタからル・マン24時間レースに参戦すると予想されており、今回のテストはその第一歩だとみられている。

    フェルナンド・アロンソは、トヨタのレギュラードライバーであるセバスチャン・ブエミとマシンを共有。2時間の午前中のセッションで37周を走行し、昼休み前に1分43秒709を記録。セバスチャン・ブエミは午前中の2番手タイムおとなる1分42秒183秒を記録している。

    午後には8~9周で構成されるスティントを9回実施して、76周を走行。7回目のスティントで1分43秒013をマークした。

    1日のテストで、フェルナンド・アロンソは、コーナー数が23の耐久レース仕様の6,299mのバーレーン・インターナショナル・サーキットで合計113周を走破した。

    フェルナンド・アロンソのベストラップである1分43秒013は、序盤にポルシェ 919ハイブリッドの1号車でティモ・ベルンハルトが記録した1分40秒244から約3秒の遅れとなった。

    フェルナンド・アロンソは、トヨタとのテストは“素晴らしい一日だった”と語った。

    「LMP1でのテストはどんなレーシングドライバーであっても常に素晴らしいことだと思う」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「このマシンはドライブするには素晴らしいし、スティントでとても一貫性があった」

    しかし、フェルナンド・アロンソは、2018年にトヨタでル・マン24時間レースに参戦する可能性を否定している。

    「いつか耐久でレースができれば素晴らしいだろう。いつになるかはわからないけど、耐久はF1後の将来の目標のひとつだ」

    しかし、トヨタのテクニカルディレクターを務めるパスカル・バセロンは、今回のテストではフェルナンド・アロンソは速いラップタイムを刻むことは課題ではなかったと語る。

    「我々は軽い燃料での走行は一切行わなかったし、予選ランもやっていない。今日は勝利してもトラフィーはもらえない」とコメント。

    「我々はフェルナンドと少し多めに作業を重ねた。午後によりクルマに慣れたあとは、彼はマイク(コンウェイ)が他のクルマで実施していたことを補完するためにタイヤテストを行った」

    トヨタは12月初旬にスペインのアラゴンで次回のテストを予定しているが、パスカル・バセロンはフェルナンド・アロンソが再びテストに参加するかどうかについては言葉を濁した。

    「現時点ではとにかく素晴らしい機会だった。今、我々は将来について考える時間がある」

    フェルナンド・アロンソは、かねてより世界3大レース(F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レース)を制して“3冠”を達成することを自身のキャリアに掲げており、今年はリタイアに終わったもののの、モナコGPを欠場してインディ500に参戦。 そして、マクラーレンに残留が決まった2018年は、トヨタからル・マン24時間レースに挑戦することになると報じられている。また、一部報道では、F1と日程が重ならない他のWECラウンドへの参戦も噂されている。

    フェルナンド・アロンソは来年1月に開催されるデイトナ24時間レースにマクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンが共同オーナーを務めるユナイテッド・オートスポーツからデイトナ24時間レースに参戦することが決定している。

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  • 【WEC】 サム・バード、優勝後のパルクフェルメでプロポーズ

    【WEC】 サム・バード、優勝後のパルクフェルメでプロポーズ

    FIA 世界耐久選手権のGTE ProクラスにAFコルセから参戦するサム・バードは、2017年の最終戦 バーレーン6時間レースの決勝レース後のパルクフェルメでプロポーズを成功させた。

    2位でも51号車のドライバーズタイトルが確定するAFコルセは、1-2フィニッシュの最終ラップ直前にもう一台の71号車を前に出させて揃ってフィニッシュラインを通過した。フェラーリはGTクラスのマニュファクチャラーズタイトルも獲得している。

    レースの優勝ドライバーとなったサム・バードは、パルクフェルメでガールフレンドのホリー・クリスティに跪いてプロポーズ。彼女の答えは“YES”。ドライバーとして特別な舞台でプロポーズを成功させた。

  • トヨタ 豊田章男社長 「モータースポーツはファンの方々があってこそ」

    トヨタ 豊田章男社長 「モータースポーツはファンの方々があってこそ」

    トヨタ自動車の豊田章男が、18年ぶりに復帰した世界ラリー選手権(WRC)、ポルシェとの4年間にわたる激戦を終えたFIA 世界耐久選手権(WEC)のTOYOTA GAZOO Racingの戦いを総括した。

    豊田章男社長は、レースやラリーの現場に顔を出し、“モリゾウ”の名前でドライバーとして何度も競技に参加。経営者として現場の声を大切にしている。

    世界ラリー選手権では、ラリー・スウェーデンでヤリ-マティ・ラトバラ初優勝。ラリー・フィンランドではエサペッカ・ラッピがチームに2勝目をもたらし、ドライバーズランキンではラトバラが4位、ユホ・ハンニネンが9位、ラッピが11位、マニュファクチャラーズランキングでは3位で復帰初年度を終えた。

    「18年ぶりに復帰した我々にとって、皆様からの『がんばってね!』や『帰ってきてくれてありがとう』といった声援は何よりの励みになりました。私自身も4月にツール・ド・コルスに行き、沿道のファンの方々が、目の前を通り過ぎるヤリスWRCにドライバーにも届きそうなくらいの大きな声で『GAZOO!』と叫んでくれている姿を見て大変感激いたしました。モータースポーツはファンの方々があってこそ…と、改めて感じます」

    「『もっといいクルマをつくりたい…そのためには、世界中の様々な道でクルマを鍛えたい…』そういう想いでWRCへの復帰を果たしました。シーズンが始まる時、トミ(マキネン代表)と約束したのは『最終戦が終わった時のヤリスが一番強くなっているようにしよう』ということでした。トミをはじめチームのみんなは本当に心をひとつにして、この1年を戦い抜き、そして学び続けてくれました。また、 自身がチャンピオンドライバーであったトミだからこそのクルマづくりやチームづくり、そしてドライバーとのコミュニケーションがとても効果的であったとも思います。初優勝のスウェーデンでは首位で最終日を迎えたラトバラ選手にトミは『最後まで全開で行け!』とアドバイスをして送り出しました。トミにしか言えない言葉だったと思います。またラッピ選手が初優勝を果たし、共にクルマをつくりあげたハンニネン選手が初の表彰台を獲得したフィンランドでは、選手達よりも嬉しそうな顔をトミはしていました。トミが、ドライバー達とも気持ちを通じ合わせ、共に戦ってきたからこその表情だなと思いながら、その瞬間を見ていたことを印象深く覚えています。そんな彼の下、全力を尽くしてくれたチーム員全員に、心から感謝しています。『ありがとう、そして、お疲れ様でした!』」

    「言うまでもなく、スウェーデンとフィンランドで優勝できた時は、最高に嬉しい瞬間でした。しかしながら順位が振るわなかったラリーこそ、我々自身にまだ力が足りないと道が教えてくれたラリーだと思います。最終戦オーストラリアでも最後の最後に表彰台を目前にしたラトバラがストップしてしまいました。まだ我々には足りない何かがあるのだと思います。そうした経験を繰り返せることが私どもにとっては、より嬉しいことでもありました。ここで学んだことは、WRCチームだけでなく、量産車開発をしているメンバーにも、すでにフィードバックされています。次に我々がつくるクルマには、世界の道とヤリスWRCが我々に教えてくれたことが盛り込まれてまいります。こうして、この道を走り続け、もっといいクルマを追い求めていきたいと思います」

    「来年は、新しいドライバー、コ・ドライバーも加わることが決まり、さらに高みを目指す1年にしてまいります。もっといいクルマづくりにも、学びにも、終わりはありません。全力で戦ってまいりますので、引き続き、応援いただきますよう、よろしくお願いいたします」

    FIA 世界耐久選手権では、偉大なライバル、ポルシェとの4年間にわたる激戦を終え、最後のレースを勝利で飾ったTOYOTA GAZOO Racingは、ル・マン24時間レース優勝、世界タイトル獲得という課題を残しつつも、シーズン終盤3戦は完全にライバルを圧倒する力を発揮し、今シーズンを締めくくった。

    豊田章男社長も現場に足を運んだ19回目の挑戦となった第85回ル・マン24時間レースでも、トヨタは優勝の夢を掴むことができなかった。

    「現地に行き、チームに寄り添いながら共に戦った6月のル・マンでは私も本当に悔しい想いをしました。そして、ファンの皆様にも、とても悔しい想いをさせてしまったと思います。その後も苦しい戦いが続き、その中でポルシェの撤退の知らせも聞きました。昨年のル・マンを経て、ポルシェは我々のことをライバルと認めてくださいました。そのライバルとの戦いを通じて、我々は、より速く、より強く走るための技術力を高めていくことが出来ていたのだと思います」

    「ポルシェとの戦いに向けて、私も含めたチームメンバー皆が心に持っていた想いは、もちろん『負けたくない』の一心でしたがその奥底には、ライバルに向けた『尊敬』と『感謝』の想いも持ち合わせていました。ポルシェと残り3戦となった富士戦以降、改めて思ったのは、ポルシェに、『もう一度トヨタと戦いたい』と思ってもらえるレースをしたいということでした」

    「その為にも、富士、上海、そしてバーレーンは、必ず勝つという気持ちで臨み今回、それを達成することができました。シーズンチャンピオンは、前戦の上海でポルシェに決まりました。ポルシェの皆さま、改めて、おめでとうございます。しかし、もし、この最後の戦いを経て『もう一度、どこかで、トヨタと戦いたい』と思っていただけたなら、我々は、悔しい中にも、少し誇らしい気持ちで今シーズンを終わることができます。ポルシェの皆さま、ぜひ、いつの日か、どこかの道で、お互いの『もっといいクルマ』のために、また競い合わせていただければと思います」

    「その日に向けて、TOYOTA GAZOO Racingは、引き続き、クルマづくりを続けてまいります。TOYOTA GAZOO Racingのドライバー、エンジニア、メカニック、そしてパートナーの皆さん…このレースに携わる全ての関係者の皆さんで、これからも一緒にがんばりましょう!」

    「最後に、今シーズンもTOYOTA GAZOO Racingを応援してくださったファンの皆さま、あらためて感謝いたします。皆さまからいただく大きなパワーは、我々の活動に欠かせません。自動車の未来のために、そしてお客様の笑顔のために、これからも挑戦と努力を重ねてまいります。引き続き、温かい応援をよろしくお願いいたします」

  • フェルナンド・アロンソ、トヨタ TS050ハイブリッドで初走行

    フェルナンド・アロンソ、トヨタ TS050ハイブリッドで初走行

    フェルナンド・アロンソは、FIA 世界耐久選手権(WEC)のルーキーテストでトヨタ・HS050 HYBIRDをドライブ。LMP1カーを初経験した。

    噂された通り、トヨタは18日(土)にフェルナンド・アロンソがルーキーテストに参加することを発表。19日(日)、アロンソは、レギュラードライバーのセバスチャン・ブエミとTS050 HYBRIDの8号車を共有してテストを開始した。

    スポンサーロゴのない真っ新なレーシングスーツを着用したフェルナンド・アロンソは、午前中の2時間のセッションで40分の走行を行い、1分43秒709を記録。それ以外にも1分44秒台と1分45秒台で走行を重ねた。セバスチャン・ブエミは、午前中の2番手タイムとなる1分42秒183秒を記録しており、フェルナンド・アロンソはまだそのベンチマークから1.6秒遅れとなっている。

    午前中のベストタイムはポルシェ 919ハイブリッドの1号車を走らるティモ・ベルンハルトが記録した1分40秒244。今季限りでLMP1クラスから撤退するポルシェだが、ルーキーテストには参加しており、ベルンハルトとともにフォーミュラV8 3.5でタイトルを獲得したピエトロ・フィッティパルティが走行を行っている。

    3番手タイムは、トヨタ7号車を走らせるマイク・コンウェイの1分42秒824。7号車はLMP2ドライバーのトーマス・ローラン(19歳)がテストに参加している。

    フェルナンド・アロンソは、かねてより世界3大レース(F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レース)を制して“3冠”を達成することを自身のキャリアに掲げており、今年はリタイアに終わったもののの、モナコGPを欠場してインディ500に参戦。 そして、マクラーレンに残留が決まった2018年は、トヨタからル・マン24時間レースに挑戦することになると報じられている。また、一部報道では、F1と日程が重ならない他のWECラウンドへの参戦も噂されている。

    フェルナンド・アロンソは来年1月に開催されるデイトナ24時間レースにマクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンが共同オーナーを務めるユナイテッド・オートスポーツからデイトナ24時間レースに参戦することが決定している。

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    テスト後コメント:フェルナンド・アロンソ、トヨタのLMP1カーは「素晴らしいマシン」