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  • 【WEC】 トヨタ、フェルナンド・アロンソのルーキーテスト参加を発表

    【WEC】 トヨタ、フェルナンド・アロンソのルーキーテスト参加を発表

    トヨタは、フェルナンド・アロンソが11月19日(日)にバーレーンで開催されるFIA 世界耐久選手権(WEC)のルーキーテストでトヨタ・TS050 HYBRIDを走らせることを発表した。

    2017年のバーレーン6時間レース終了後にトヨタはプレスリリースを発表。19日に開催される1日のセッションでフェルナンド・アロンソがトヨタ・TS050 HYBRIDを走らせることを正式発表した。

    フェルナンド・アロンソは、すでにバーレーン・インターナショナル・サーキットにおり、WEC 最終戦バーレーン6時間レースの決勝日にグリッドを訪問していた。

    トヨタは「フェルナンド・アロンソは、ル・マン24時間レースおよび耐久レースに興味を持っており、WECのトップカテゴリーであるLMP1クラスのために開発された最新鋭のハイブリッドLMP1カーを走らせることを強く望んでいた」とコメント。

    「バーレーン・ルーキーテストは、そのための完璧な機会である、 TOYOTA GAZOO Racingはフェルナンド・アロンソの耐久レースへのポジティブな意識を高めるための活動として、1000hpのTS050ハイブリッドを走らせることを光栄に思っている」

    また、トヨタはテストの準備のために、フェルナンド・アロンソは11月7日(火)にドイツ・ケルンの TOYOTA GAZOO Racingの施設を訪れて、シート合わせとシミュレーションセッションを行っていたことを明らかにした。

    フェルナンド・アロンソは、今年LMP2クラスで印象的なデビューを果たしたフランス人のトーマス・ローラン(19歳)とともにテストに参加。トヨタは2台のTS050ハイブリッドを走らせる。

    村田久武 (TOYOTA GAZOO Racing WECチーム 代表)
    「フェルナンドが我々のクルマをテストすることにとても興奮しています。彼がケルンで我々を訪問したとき、彼に会った誰もが、我々のスポーツに対する彼の熱意を情熱を感じることができました。彼は真のレーサーです。我々は様々な形態のモータースポーツへの彼の関心を心から尊重しており、ハイブリッドLMP1カーwドライブするこのチャンスを彼に提供できることを嬉しく思っています。TS050ハイブリッドについての彼のフィードバックを聞くのは興味深いでしょう」

    フェルナンド・アロンソは、かねてより世界3大レース(F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レース)を制して“3冠”を達成することを自身のキャリアに掲げており、今年はリタイアに終わったもののの、モナコGPを欠場してインディ500に参戦。 そして、マクラーレンに残留が決まった2018年は、トヨタからル・マン24時間レースに挑戦することになると報じられている。また、一部報道では、F1と日程が重ならない他のWECラウンドへの参戦も噂されている。

    フェルナンド・アロンソは来年1月に開催されるデイトナ24時間レースにマクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンが共同オーナーを務めるユナイテッド・オートスポーツからデイトナ24時間レースに参戦することが決定している。

  • 【WEC】 トヨタ:WEC 最終戦 第9戦 バーレーン6時間 決勝レポート

    【WEC】 トヨタ:WEC 最終戦 第9戦 バーレーン6時間 決勝レポート

    FIA世界耐久選手権(WEC)第9戦 バーレーン6時間レースが11月18日(土)にバーレーン国際サーキットで行われ、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID #8号車が富士、上海に続く3連勝、今季最多となる5勝目を挙げて2017年のシーズンを締め括った。

    レースは4台のLMP1-Hマシンによる僅差の激しい競り合いで幕を開けた。しかし、スタートから15分ほど経った頃、ライバルの#2号車がトラブルで遅れ、それを機に#8号車がライバルの#1号車とトップ争いを展開した。#7号車は2台のその背後で隙を狙う。

    スタートから30分が経過した頃、セバスチャン・ブエミのドライブする#8号車がライバルの#1号車をかわしてトップに立ち、マイク・コンウェイの#7号車も同様にライバルを抜いて2位の座を奪った。1回目のピットストップで#7号車はコンウェイからホセ・マリア・ロペスに交替したが、#8号車はブエミがそのままドライブ。ライバルとのリードを広げていった。

    2台のTS050 HYBRIDは異なるタイヤ選定を行い、#8号車がミディアム、#7号車がソフト・コンパウンドのタイヤを使用。タイヤはミディアムが適しており、#8号車がタイヤ交換なしで2スティント走破しても、ほとんどタイムの低下はなかった。一方の#7号車は予想以上にタイヤの摩耗が大きく苦しいレースになった。

    レースが半分に差し掛かる午後7時(現地時間)、小林可夢偉のドライブする#7号車とGTクラス車両が接触。このアクシデントで#7号車は、タイヤパンクと右リヤカウル破損のダメージを負った。6分にわたるピットでの修復作業により2周遅れでレースに復帰するも、車両バランスが崩れてそれまでの性能を発揮することは出来ず、#7号車は4位キープに切り換えた。

    4時間が迫る頃、トップをライバル#1号車に譲っていた#8号車のアンソニー・デビッドソンが烈しくプッシュするとライバルの#1号車はGTクラス車両との接触によって後退、#8号車が再びトップに立った。デビッドソンは、素晴らしく速いペースで2位との差を1分以上に広げた。

    レースが終盤、残り1時間に突入する頃、#8号車は2位に1周の差をつけており、デビッドソンからブエミに余裕のドライバー交替。そのままチェッカーフラッグを受けた。TOYOTA GAZOO Racingにとっては今季最多となる5勝目、2012年からのWEC参戦48戦で16回目の優勝だった。#7号車は最後のピットストップで小林からコンウェイに交替したが、レース中盤のGTクラス車両との接触でドライブスルーのペナルティを受け、トップから3周遅れの4位でレースを終えた。

    偉大なライバル、ポルシェとの4年間にわたる激戦を終え、最後のレースを勝利で飾ったTOYOTA GAZOO Racingは、ル・マン24時間レース優勝、世界タイトル獲得という課題を残しつつも、シーズン終盤3戦は完全にライバルを圧倒する力を発揮し、今シーズンを締めくくった。

    TS050 HYBRID #8号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
    決勝: 1位、 199周、ピットストップ 6回、スターティンググリッド:4番手、最速ラップ(1分42秒997)

    TS050 HYBRID #7号車:(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
    決勝: 4位、 196周、ピットストップ 8回、スターティンググリッド:2番手、最速ラップ(1分43秒299)

    村田久武 (TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表)
    シーズン最終戦を勝利で飾ることが出来、感無量です。このレースのために努力を続けてきたチームを誇りに思います。シーズン終了に際し、WECを共に戦って来た全てのチームと関係者、そして応援を頂いたファンの皆様に対し感謝を申し上げます。また、我々の偉大なライバルであり続けたポルシェチームに対しても心から感謝の意を述べさせて頂きます。彼らとのこの4年間の戦いは、私自身にとってもとても充実したものであり、ファンの皆様にも楽しんでご覧頂けたものと思います。

    小林可夢偉 (TS050 HYBRID #7号車)
    GTクラス車両と接触してしまったのは残念です。私自身はその車両を完全に追い抜いたと判断したのですが、接触によるドライブスルーペナルティを科されてしまったことは、私に非があったと言うことです。彼らにはレース後に謝罪させて頂きました。レース中は常に接触を避けるように注意しているのですが、そこまで良いレースが戦えていただけに残念です。出来れば良い結果でシーズンを締め括りたかったです。

    マイク・コンウェイ (TS050 HYBRID #7号車)
    決勝レースの序盤は上手く行き、ライバルとの好バトルの末に2位に上がりました。#8号車とテール・トゥー・ノーズの接戦を繰り広げ、戦略の違いで順位が入れ替わる状態でした。しかし、GTクラス車両との不運なアクシデントにより、上位争いからは脱落してしまいました。チームは素晴らしい仕事で迅速にTS050HYBRIDを修復してコースに戻してくれました。1-2フィニッシュを達成出来なかったのは残念ですが、#8号車が勝利したのはチームにとって良い結果でした。

    ホセ・マリア・ロペス (TS050 HYBRID #7号車)
    チームが今季5勝目を挙げられたのは良かったです。我々の#7号車はこのレースウィークを通して全力で戦い続け、今日の決勝レースでも良い走りが出来ました。私自身のスティントについては満足しています。ロスを最小限にしながら、1セットのタイヤで2スティントを走行するのは簡単ではありませんでした。(小林)可夢偉のアクシデントは残念です。彼の気分はとても良く分かりますが、耐久レースでは起こりうることです。

    中嶋一貴 (TS050 HYBRID #8号車)
    シーズン最終戦を勝利で終えられたのは格別です。我々のTS050 HYBRIDは本当に速く、クルーも勝利に値する素晴らしい仕事で支えてくれました。シーズン終盤、安定した速さを見せられたのは良かったです。1シーズン5勝と、終盤の3連勝は本当に素晴らしいです。優勝出来るクルマに仕上げてくれたチームに感謝します。本当に嬉しいです。

    セバスチャン・ブエミ (TS050 HYBRID #8号車)
    今季5勝目を挙げることが出来て信じられない気分です。我々にとってもシーズン5勝は初めてのことですし、チームがどれだけ素晴らしいTS050 HYBRIDを作ってくれたかということの証明です。この瞬間を存分にかみしめたいと思っていますが、その一方で、ライバルが居なくなってしまうのはとても寂しいことです。とはいえ、厳しい努力が報われたこの勝利の瞬間を今は心ゆくまで味わいたいと思っています。

    アンソニー・デビッドソン (TS050 HYBRID #8号車)
    素晴らしいレースでした。3人のドライバー、そしてエンジニアやピットクルー全員が勝利に値する働きをしました。チームの全員がこの週末も完璧でした。タイヤの選択も走り始めから正しく、チームの判断に本当に感謝しています。また、偉大なライバルの存在にも感謝します。彼らのお陰で我々自身も更なる高みにレベルアップ出来ました。彼らと戦えたことは大きな喜びでした。

    豊田章男 トヨタ自動車社長

    世界耐久選手権WECでのTOYOTA GAZOO Racingの戦いを応援してくださった皆様ありがとうございました。現地に行き、チームに寄り添いながら共に戦った6月のル・マンでは私も本当に悔しい想いをしました。そして、ファンの皆様にも、とても悔しい想いをさせてしまったと思います。その後も苦しい戦いが続き、その中でポルシェの撤退の知らせも聞きました。昨年のル・マンを経て、ポルシェは我々のことをライバルと認めてくださいました。そのライバルとの戦いを通じて、我々は、より速く、より強く走るための技術力を高めていくことが出来ていたのだと思います。ポルシェとの戦いに向けて、私も含めたチームメンバー皆が心に持っていた想いは、もちろん「負けたくない」の一心でしたがその奥底には、ライバルに向けた「尊敬」と「感謝」の想いも持ち合わせていました。ポルシェと残り3戦となった富士戦以降、改めて思ったのは、ポルシェに、「もう一度トヨタと戦いたい」と思ってもらえるレースをしたいということでした。その為にも、富士、上海、そしてバーレーンは、必ず勝つという気持ちで臨み今回、それを達成することができました。シーズンチャンピオンは、前戦の上海でポルシェに決まりました。ポルシェの皆さま、改めて、おめでとうございます。しかし、もし、この最後の戦いを経て「もう一度、どこかで、トヨタと戦いたい」と思っていただけたなら、我々は、悔しい中にも、少し誇らしい気持ちで今シーズンを終わることができます。ポルシェの皆さま、ぜひ、いつの日か、どこかの道で、お互いの「もっといいクルマ」のために、また競い合わせていただければと思います。その日に向けて、TOYOTA GAZOO Racingは、引き続き、クルマづくりを続けてまいります。TOYOTA GAZOO Racingのドライバー、エンジニア、メカニック、そしてパートナーの皆さん…このレースに携わる全ての関係者の皆さんで、これからも一緒にがんばりましょう! 最後に、今シーズンもTOYOTA GAZOO Racingを応援してくださったファンの皆さま、あらためて感謝いたします。皆さまからいただく大きなパワーは、我々の活動に欠かせません。自動車の未来のために、そしてお客様の笑顔のために、これからも挑戦と努力を重ねてまいります。引き続き、温かい応援をよろしくお願いいたします。

    関連:【WEC】 バーレーン6時間 結果:トヨタ 8号車が3連勝で今季5勝目

  • 【WEC】 バーレーン6時間 結果:トヨタ 8号車が3連勝で今季5勝目

    【WEC】 バーレーン6時間 結果:トヨタ 8号車が3連勝で今季5勝目

    FIA 世界耐久選手権(WEC) 最終戦 バーレーン6時間の決勝が11月19日(土)、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、トヨタ 8号車(中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/アンソニー・デビッドソン)が優勝した。

    2017年WECの最終戦となるバーレーン6時間レースが開幕。4月16日にシルバーストン6時間レースでシーズンが開幕して以来実に7ヶ月に及ぶ長いシーズンがここで終了する。

    優勝はトヨタ 8号車(中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/アンソニー・デビッドソン)。他車にトラブルが発生するなか、クリーンなレース展開を見せ、優勝。富士から3連勝、今季最多勝利となる今季5勝目を挙げてシーズンを締めくくった。

    トヨタ 7号車(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ・マリア・ロペス)は、GTE Proクラスの92号車と接触して緊急ピットイン。さらに終盤にストップ&ゴー・ペナルティを科せられて1周遅れの4位でレースをフィニッシュした。

    今大会がLMP1での最後のレースとなるポルシェは、スタートで1-2体制を築くが、2号車(アール・バンバー/ティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー)にボラードがマシン下部に引っかかるというトラブルが発生して緊急ピットイン。終盤には1号車(ニール・ジャニ/アンドレ・ロッテラー/ニック・タンディ)がGTE Amクラスのポルシェ 92号車と接触してタイヤを壊して緊急ピットイン、さらにストップ&ゴー・ペナルティを科せられたこともあり、2号車が2位、1号車が3位で最後のレースを終えた。

    LMP2クラスはヴァイヨン・レベリオン #31号車(ブルーノ・セナ/ジュリアン・キャナル/ニコラス・プロスト※)が優勝してドライバーズタイトルを獲得。※ニコラス・プロストは1戦欠場のためドライバーズタイトルは獲得できず

    GTE ProクラスはAFコルセが1-2フィニッシュ。レースでは71号車を先にいかせて優勝。2位の51号車がドライバーズタイトルを獲得した。フェラーリはマニュファクチャラーズタイトルも獲得している。

    GTE Amクラスはアストンマーティン 98号車が優勝してドライバーズタイトルを獲得した。

    LMP1クラスは前戦でポルシェ2号車がドライバーズタイトルを獲得。ポルシェがマニュファクチャラーズタイトルを獲得している。

    2017年 WEC 最終戦 バーレーン6時間 決勝 結果

    順位 No. ドライバー チーム/車種
    1 8 中嶋一貴
    セバスチャン・ブエミ
    アンソニー・デビッドソン
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    2 2 ティモ・ベルンハルト
    アール・バンバー
    ブレンドン・ハートレー
    ポルシェLMPチーム/
    ポルシェ919ハイブリッド
    3 1 ニール・ジャニ
    アンドレ・ロッテラー
    ニック・タンディ
    ポルシェLMPチーム/
    ポルシェ919ハイブリッド
    4 7 小林可夢偉
    マイク・コンウェイ
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
  • ポルシェ、2018年以降もブレンドン・ハートレーとの契約関係を維持

    ポルシェ、2018年以降もブレンドン・ハートレーとの契約関係を維持

    ポルシェは、2018年にブレンドン・ハートレーがトロ・ロッソからF1にフル参戦しても契約関係を維持していくことを明らかにした。

    2014年からポルシェのワークスドライバーとしてFIA 世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスに参戦するブレンドン・ハートレーは、2度のドライバーズ選手権を獲得し、今年はル・マン24時間レースでも総合優勝を果たしている。

    ポルシェが今シーズン限りでLMP1プログラムの終了を発表した際にはチップ・ガナッシとのインディカー契約に近づいていたブレンドン・ハートレーだが、F1アメリカGPでトロ・ロッソから電撃F1デビューする機会を得たのち、2018年はF1フルシーズンを戦うことになった。

    ポルシェLMP1チームとして最後のWECラウンドとなるバーレーンで、ブレンドン・ハートレーが2018年にトロ・ロッソと契約したことがポルシェのハートレーのステータスに影響を与えるかと質問されたチーム代表のアンドレアス・ザイドルは「実際にはそうではない」と Autosport にコメント。

    「当然、彼はかなり忙しいスケジュールとなるので、我々のためにやれることに関していくつか制限がある。だが、我々には共に築いてきた歴史があるので、もちろん、続けたいと思っている」

    「ポリシェのモータースポーツ内のプログラムは巨大であり、来年もブレンドンがポルシェファミリー内で多くの機会がある」

    ポルシェのLMP1プログラムは、2019/20シーズンのフォーミュラE参戦に移行されるが、GTプログラムに関してはWECで継続されることになっている。また、ポルシェはアメリカを拠点としてIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権にもGTカテゴリーにワークス参戦している。

    ブレンドン・ハートレーがポルシェでGTレースに参戦する可能性について質問されたアンドレアス・ザイドルは「可能性はあるかもしれない。もしくは919ハイブリッドなどのトリビュートで彼を起用するかもしれない」とコメント。

    アンドレアス・ザイドルは、ブレンドン・ハートレーは、ポルシェと“ワークスドライバー契約”を結んだままでフォーミュラEに参戦するアンドレ・ロッテラーとニール・ジャニと同じステータスになると説明した。

    ブレンドン・ハートレーは、F1と並行してスポーツカーに参戦することについては“まだ考える機会がない”と語っている。

    ポルシェのレーシングプログラムを継続することに関心はあるかと質問されたブレンドン・ハートレーは「100%あると。でも、コメントはしたくない。F1での初年度は学ばなければならないことがたくさんある。可能であれば、毎週末レースをしたいけど、F1が最優先だ」と述べた。

  • 【WEC】 トヨタ:WEC 最終戦バーレーン6時間 公式予選レポート

    【WEC】 トヨタ:WEC 最終戦バーレーン6時間 公式予選レポート

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    11月17日(金)FIA世界耐久選手権(WEC)最終戦バーレーン6時間レースの予選が行われ、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRIDは2、4番手グリッドを確保。明日の決勝レースでシーズンを締め括る今季5勝目を目指す。

    バーレーン6時間の2日目は、現地時間午前11時20分からの1時間にわたる公式練習第3回目に続き、同午後5時30分にLMP1とLMP2クラスの公式予選が行われた。

    午後5時を過ぎたバーレーン国際サーキットはすっかり闇に包まれ、1周5.412kmのコースを取り囲む照明が周囲を煌々と照らしだした。日が落ちて低下した気温は26度、路面温度30度というコンディションで公式予選が開始された。

    TOYOTA GAZOO Racingは、公式練習初日の好調を維持したまま公式予選に臨み、今シーズン5度目のポールポジションを狙った。セッションが始まってすぐに最速タイムをマークしたのは#7号車のマイク・コンウェイ。コンウェイからステアリングを受け取ったホセ・マリア・ロペスも好タイムを刻んだが、セッション終了間際にタイムを更新したライバル#1号車に逆転され、惜しくもポールポジションを逃すこととなった。#7号車の平均タイムはポールポジションから0秒263遅れの1分39秒646で、2番手で最前列に並ぶこととなった。

    #8号車は最初に走った中嶋一貴がコース上の混雑に阻まれタイムを伸ばせず、チームは作戦を変更。ポールポジションが困難と判断した時点で臨機応変に決勝レースに向けてタイヤを温存する作戦を取り、中嶋からステアリングを引き継いだアンソニー・デビッドソンは、新品タイヤに交換することなくアタックに入った。#8号車の平均タイムは1分40秒774でグリッドは4番手となった。

    今年のLMP1-Hクラスは優勝争いと同時にポールポジション争いも熾烈で、第8戦上海6時間が終了した時点でトヨタとライバルは共に4回ずつのポールポジションを獲得。最終戦では5度目のポールポジションを狙ったTOYOTA GAZOO Racingだったが、残念ながらその希望は叶えられなかったものの、気持ちを切り替えて明日の決勝に臨む。

    決勝レースは通常のレースと異なり土曜日に行われる。18日(土)のスタートは現地時間午後4時(日本時間午後10時)、ゴールは同午後10時(同翌19日午前4時)。現在、予選のグリッド争い同様に決勝レースもトヨタとライバルは4勝ずつを分け合っており、トヨタは最多優勝回数を狙い、バーレーン6時間に臨む。

    TS050 HYBRID #7号車:(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)
    公式練習第3回目: 4番手 (1分43秒902), 24周
    公式予選: 2番手 (平均1分39秒646)

    TS050 HYBRID #8号車:(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
    公式練習第3回目: 3番手 (1分43秒734), 25周
    公式予選: 4番手 (平均1分40秒774)

    マイク・コンウェイ (TS050 HYBRID #7号車):
    私の予選アタックは、クリアラップを取るためにアウトラップでスローダウンをしたために、初めから十分にタイヤを暖めきれず、第1セクターは完璧に攻めることが出来ませんでした。残りのセクターはしっかり走れたのでポールポジションを期待したものの、ライバルは3セット目の新品タイヤを投入して再度アタックしたために逆転を許してしまいましたが、決勝を重視する我々はそこまでのリスクを負いませんでした。

    ホセ・マリア・ロペス (TS050 HYBRID #7号車):
    このコースをLMP1カーで走ったのが初めてということを考えれば、マイク(コンウェイ)から僅かコンマ2秒差のラップタイムを刻むことが出来たのは、満足行く結果と考えます。これまで何度もポールポジションからスタートを切りながらも、最大の目標である勝利を達成出来ませんでした。それだけに、2番手からのスタートとなる今度こそはチャンスがあると気持ちを切り替えます。

    中嶋一貴 (TS050 HYBRID #8号車):
    私自身の予選アタックはコース上の混雑に阻まれ厳しいものとなってしまいました。決勝レースを優先して、予選は1セットしかタイヤを使わなかった決断が明日の決勝で良い方向に応えてくれることを願っています。全体的にはTS050 HYBRIDの仕上がりに満足しています。予選はそれほど大きな比重ではないと割り切り、必ず良いチャンスがあると信じて決勝に臨みます。

    アンソニー・デビッドソン (TS050 HYBRID #8号車):
    使用出来るタイヤの本数制限(予選から決勝で4セット使用可能)があるため、我々は2人で同じタイヤを使うことを決めたので、(中嶋)一貴の後を走った私の予選アタックラップは大きな挑戦でした。出来る限りのベストを尽くしましたが、結果を見る限り満足とは言えません。予選は期待通りにはなりませんでしたが、決勝レースこそが重要です。我々はこれまで2列目スタートでも勝つことが出来るということを証明しているので自信はあります。

  • マクラーレン、フェルナンド・アロンソのル・マン24時間レース挑戦を容認

    マクラーレン、フェルナンド・アロンソのル・マン24時間レース挑戦を容認

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、2018年にフェルナンド・アロンソがル・マン24時間レースに挑戦する可能性を強く示唆している。

    フェルナンド・アロンソは、かねてより世界3大レース(F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レース)を制して“3冠”を達成することを自身のキャリアに掲げており、今年はリタイアに終わったもののの、モナコGPを欠場してインディ500に参戦。

    そして、マクラーレンに残留が決まった2018年は、ル・マン24時間レースに挑戦することになると噂されている。

    ザク・ブラウンは「理想としては、我々はフェルナンドにマクラーレンで3冠を達成してもらいたいと思っている」と El Mundo Deportivo にコメント。

    「彼はモナコで勝っているし、我々もいつかまたインディやル・マンに戻ることになると思っている。そのチャンスをうかがっているところだ」

    しかし、マクラーレンは将来的なLMPクラス参戦を視野に入れてはいるものの、まだル・マン24時間レースに参戦するためにFIA 世界耐久選手権(WEC)のLMP1カテゴリーにエントリーできるマシンはない。

    そのため、フェルナンド・アロンソは、トヨタのLMP1チームからル・マン24時間レースに参戦することになると考えられている、19日(日)にWECのルーキーテストでトヨタ・TS050ハイブリッドをテストすると噂されている。ル・マン24時間レース以外にもF1と日程が重ならないWECにトヨタから参戦するとも報じられている。

    ザク・ブラウンはフェルナンド・アロンソのル・マン24時間レース挑戦の噂が真実であることを示唆。フェルナンド・アロンソは来年1月に開催されるデイトナ24時間レースにザク・ブラウンが共同オーナーを務めるユナイテッド・オートスポーツからデイトナ24時間レースに参戦することが決定している。

    「それまでの間に彼がデイトナやル・マンで経験を積むことを望むのであれば、我々もそれを受け入れるつもりだ」とザク・ブラウンは述べた。

  • 【WEC】 最終戦バーレーン 予選:ポルシェ1号車がポールポジション

    【WEC】 最終戦バーレーン 予選:ポルシェ1号車がポールポジション

    FIA 世界耐久選手権(WEC) 最終戦 バーレーン6時間の予選が11月18日(金)、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、ポルシェ・919ハイブリッド 1号車(ニール・ジャニ/アンドレ・ロッテラー/ニック・タンディ)がポールポジションを獲得した。

    2017年WECの最終戦となるバーレーン6時間レースが開幕。4月16日にシルバーストン6時間レースでシーズンが開幕して以来実に7ヶ月に及ぶ長いシーズンがここで終了する。

    LMP1クラスの予選は現地時間17時30分にスタート。ポールポジションを獲得したのはポルシェ1号車。ニール・ジャニが1分39秒084という驚異的なラップタイムを記録。続いてニック・タンディが1分39秒683をマークし、平均タイムを1分39秒383として、ポルシェとして最後のLMP1クラスでのレースをポールポジションからスタートすることになった。

    2番手には0.263差でトヨタ 7号車(小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス)、3番手にはポルシェ2号車、4番手にはトヨタ8号車が続いた。

    LMP2クラスはシグナテック・アルピーヌ36号車、GTE ProクラスはAFコルセ71号車、GTE Amクラスはアストンマーチン98号車がポールポジションを獲得した。

    2017年 WEC 最終戦 バーレーン6時間 予選 結果

    順位 No. ドライバー チーム/車種  
    1 1 ニール・ジャニ
    アンドレ・ロッテラー
    ニック・タンディ
    ポルシェLMPチーム/
    ポルシェ919ハイブリッド
    1分39秒383
    2 7 小林可夢偉
    マイク・コンウェイ
    ホセ・マリア・ロペス
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    1分39秒646
    3 2 ティモ・ベルンハルト
    アール・バンバー
    ブレンドン・ハートレー
    ポルシェLMPチーム/
    ポルシェ919ハイブリッド
    1分40秒011
    4 8 中嶋一貴
    セバスチャン・ブエミ
    アンソニー・デビッドソン
    TOYOTA GAZOO Racing/
    トヨタ TS050 HYBRID
    1分40秒774
  • 【WEC】 マクラーレン、将来のLMP1クラス参戦に“強い関心”

    【WEC】 マクラーレン、将来のLMP1クラス参戦に“強い関心”

    マクラーレンは、将来のLMP1カーを定義する新しいFIA 世界耐久選手権(WEC)のレギュレーションに“強い関心”を持っていることを明らかにした。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、2021/21 WECシーズンに導入が予定される新しいレギュレーションに取り組んでいる潜在的なマニュファクチャラーにより第2回円卓会議に参加。

    WECが目指す新しいアイデアに好感を抱いているとザク・ブラウンは述べた。

    「我々は、予算やテクノロジーレベルなど、彼らが話している多くのことに好感を抱いている。それは我々が強い関心を抱く方向に進んでいる」とザク・ブラウンは Autosport にコメント。マクラーレンの関心を“将来のための会議に出席し、それを検討している人々”に伝えたと説明した。

    以前からマクラーレンは、ル・マン24時間レースへの復帰を示唆している。

    ザク・ブラウンは、F1チームだけでなく、マクラーレン・オートポーティブのスポーツカー部門を統括するエグゼクティブディレクターに就任した後、3ヵ月も経たないうちに1995年にマクラーレン・F1 GTRで優勝したル・マン24時間レースへの復帰を“見たいと思っている”と語っていた。

    その時点では、マクラーレンのスポーツカーをベースにしたGTEクラスでのル・マン復帰が最も可能性が高いと述べていたザク・ブラウンだが、最近ではコスト効率の高いレギュレーションが導入されれば、マクラーレンはLMP1に参戦することに関心を示している。

    マクラーレンが、ル・マンを制覇するためのクルマを製造するという決断をした場合、世界3大レースでの“3冠”を目指すフェルナンド・アロンソは、マクラーレンでその夢を追いかけるチャンスを得られるかもしれない

    2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、19日(日)にバーレーンで開催されるWECルーキーテストでトヨタ・TS050ハイブリッドをテストする可能性が報じられている。

    今週末のWECバーレーン6時間を最後にLMP1クラスから撤退するポルシェもレギュレーション会議に参加している。

    ポルシェのGTモータースポーツ部門を率いるフランク・ステファン・バリサーは、同社が“議論し、耳を貸していく”準備ができていると述べていた。

    WECのプロモーターであるフランス西部自動車クラブのスポーティングディレクターを務めるヴィンセント・ボーメニルは、新しいレギュレーションが、高性能スポーツカーの外観をもったプロトタイプの可能性も“選択肢のひとつ”であるとマニュファクチャラーに説明しており、それが2020/21のレギュレーションが向かうべき方向性になっていくと考えられている。

    共同でWECのレギュレーションを作成するフランス西部自動車クラブとFIAは、12月の世界モータースポーツ評議会までに幅広い枠組みを整えることを目標に掲げている。

  • 【WEC】 ポルシェ LMPチームのサクセスストーリー

    【WEC】 ポルシェ LMPチームのサクセスストーリー

    ポルシェは、今シーズン限りでWEC(FIA 世界耐久選手権)のLMP1クラスでの活動から撤退し、フォーミュラEに参戦する。

    ポルシェは、2014年よりLMP1クラスにポルシェ 919ハイブリッドで参戦。これまでの33戦で、ポールポジション×19、優勝×17、うちワンツーフィニッシュ×7、レースファステストラップタイム×12、世界選手権タイトル×6(マニュファクチュアラー×3、ドライバー×3)を達成している。

    また、ル・マン24時間レースにおいては、2015年、2016年、2017年と3連覇を果たした。

    2011年末
    スタッフの採用を開始(当時の状況:フリッツ・エンツィンガーと5名の従業員)。

    2012年
    オフィス棟およびサービス工場を建設。最初のドライバー、ティモ・ベルンハルトおよびロマン・デュマを発表。

    2013年6月12日
    ヴァイザッハにおいて初代919ハイブリッドの初テストドライブ。ドライバーはティモ・ベルンハルト。

    2013年
    世界各地のサーキットでテスト。並行してヴァイザッハで1,053回に及ぶピットストップの練習などを実施。ドライバーは、ニール・ジャニ、マーク・ウェバー、ブレンドン・ハートレーおよびマーク・リーブを発表。LMP1担当副社長のフリッツ・エンツィンガーを中心としたチームが230名に。アレクサンダー・ヒッツィンガーがテクニカルダイレクター、アンドレアス・ザイドルがチーム代表に就任。

    2014年2月
    ドライバーの組み合わせを確定。ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組、デュマ/ジャニ/リーブ組。

    2014年3月4日
    ジュネーブモーターショーでポルシェ919ハイブリッドと911 RSRを公開。

    2014年4月20日
    デビュー戦で表彰台へ。シルバーストン6時間レースでベルンハルト/ハートレー/ウェバー組が3位入賞。

    2014年5月2日
    2戦目にして初のポールポジション獲得。スパ・フランコルシャンでジャニ/リーブ組が予選を支配。

    2014年6月15日
    ル・マン:マルク・リーブが総合11位でゴール。レース終了2時間前には4位ポジションで走行するも、ギアボックス修理のため長時間のピットストップ。ほぼ同時に、レース2位のマーク・ウェバーがエンジントラブルでリタイヤ。両方の919ハイブリッドとも、レース序盤からトラブルに見舞われたものの(カーナンバー14は燃料システム、カーナンバー20はサスペンション)、見事な追い上げを見せた。レース終盤にかけて、カーナンバー20が長時間に渡って首位を走行。

    2014年10月12日
    富士スピードウェイで、初めて919がレース中のファステストラップを記録(ウェバー)。

    2014年11月15日
    初めて2台の車両が表彰台を獲得。バーレーンにおいて、デュマ/ジャニ/リーブ組が2位、ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組が3位を獲得。

    2014年11月25日
    2015年のスパおよびル・マンに3台目のポルシェ919ハイブリッドを投入すると発表。

    2014年11月
    2015年のスパおよびル・マンにおける3台目の919ハイブリッドのドライバーとしてニコ・ヒュルケンベルクと契約。

    2014年11月29日
    初めて2台の919がフロントローを独占。サンパウロ戦で、ベルンハルト/ウェバー組が919ハイブリッドにとって4回目のポールポジションを獲得。

    2014年11月30日
    サンパウロ戦で、デュマ/ジャニ/リーブ組が919で初優勝。これはデビューシーズンにおける6回目の表彰台で、残り30分時点でマーク・ウェバーが激しい事故に見舞われた状況下でのドラマチックな勝利であった。幸いウェバーは大きなケガもなく難を逃れた。

    2014年12月15日
    2015年型ポルシェ919ハイブリッドがヴァイザッハのテストコースに初登場。ドライバーはマーク・リーブ。

    2015年2月5日
    パリにおいて、ポルシェは3台目の919ハイブリッドのドライバーとしてアール・バンバーとニック・タンディを発表。

    2015年3月26日
    ポール・リカール・サーキットで第2世代ポルシェ919ハイブリッドを公開。

    2015年4月12日
    シルバーストン戦において、2台の919がフロントローを独占。ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組がポールポジションを獲得するも決勝は途中リタイヤ。デュマ/ジャニ/リーブ組は2位入賞。

    2015年5月2日
    スパ戦で、ル・マンのリハーサルも兼ねて初めて3台の919を投入。これら3台が予選でトップ3を独占、ポールポジションはベルンハルト/ハートレー/ウェバー組。彼らは、デュマ/ジャニ/リーブ組に続く3位でゴール。LMP1初挑戦のバンバー/ヒュルケンベルグ/タンディ組は6位を獲得。

    2015年6月10日
    ル・マンの予選1回目で、2台の919が7年破られる事のなかった予選記録を更新。最速はジャニの3分16秒887で、2位はベルンハルト。

    2015年6月11日
    タンディが夜間の予選2回目に3台目の919で3位を獲得。

    2015年6月14日
    バンバー/ヒュルケンベルク/タンディ組が、ポルシェのル・マンにおける17回目の総合優勝を飾る。ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組が2位でワンツーフィニッシュを達成。これはポルシェにとって1971年、1987年、1998年に続く4回目。デュマ/ジャニ/リーブ組は5位でフィニッシュ。世界選手権3戦を終了し、ル・マンにおいてダブルポイントを獲得したポルシェが世界選手権のマニュファクチュアラー部門をリード。

    2015年8月30日
    ドイツ初のWECで再びワンツー優勝を達成。ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組がニュルブルクリンクで優勝、数回のストップアンドゴーペナルティが課されたにも関わらず、デュマ/ジャニ/リーブ組が続いてフィニッシュ。予選では、この順は逆だった。919の新型エアロキットが強力なダウンフォースを獲得した。

    2015年9月19日
    オースティン戦で、2番手グリッドからスタートしたベルンハルト/ハートレー/ウェバー組が優勝。ポールポジションはデュマ/ジャニ/リーブ組が獲得、しかし電子制御系のトラブルで決勝5位の結果。

    2015年10月11日
    天候の問題に悩まされたものの富士スピードウェイで3回目のワンツーフィニッシュを達成。ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組に続き、デュマ/ジャニ/リーブ組がフィニッシュ。この2台の919は、同じ順位でスタート。レース終了直前に順位が入れ替わったため、ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組が世界選手権のドライバー部門の首位に立った。

    2015年11月1日
    最終戦を残した状態で、ポルシェのマニュファクチュアラー部門の優勝が確定。上海戦でベルンハルト/ハートレー/ウェバー組が4勝目、デュマ/ジャニ/リーブ組が2位を獲得したため、ポルシェのチャンピオンシップタイトルが確定。ポールポジションはベルンハルト/ハートレー/ウェバー組が獲得。

    2015年11月21日
    バーレーンのシーズン最終戦でポルシェはシーズン6連勝を達成し、ドライバー部門のタイトルを獲得。5位のベルンハルト/ハートレー/ウェバー組は世界選手権のドライバー部門タイトルを獲得。デュマ/ジャニ/リーブ組は、待望のシーズン初優勝。レースはスリルに溢れる展開。最速のアウディを13ポイントリードするベルンハルト/ハートレー/ウェバー組は、ポールポジションからスタート。しかし、その30分後、同組は修理のため長時間のピットストップを行い、最後尾から5位まで激しく追い上げ。バーレーンでは、もう1台の919ハイブリッドが最速のアウディからリードを奪い、決定的な選手権ポイントを獲得。2015年シーズン、フロントローからスタートしたのは919のみだった。

    2016年3月23日
    ポール・リカール・サーキットで新開発された919を発表。成功を収めたドライバーのラインナップは変更なし。

    2016年4月17日
    シルバーストン開幕戦でデュマ/ジャニ/リーブ組(4番手グリッド)が2位でフィニッシュ。しかし、カーナンバー7のアウディが失格となり、繰り上げ優勝。ジャニがファステストラップを記録。ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組(3番手グリッド)は、周回遅れの車両をオーバーテイクする際に事故に見舞われ(ハートレー)2時間でリタイヤ。

    2016年5月7日
    スパ戦で、ハイブリッドのトラブルにも関わらず、デュマ/ジャニ/リーブ組が2番手スタート、2位でフィニッシュ。ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組はタイヤの損傷によってLM P1-Hクラスで5位。ポールポジションからのスタート後、ハートレーがレースファステストラップを記録。

    2016年6月19日
    数時間におよぶトヨタとの一騎打ちの末、デュマ/ジャニ/リーブ組がポルシェの18回目の総合優勝を獲得。フィニッシュはドラマチックだった。トヨタを駆る中嶋一貴が残り1周でストップ。ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組は、長時間の修理(ウォーターポンプ)によって遅れ総合13位でフィニッシュ。ジャニとベルンハルトが先頭グリッドからスタート。

    2016年7月24日
    ホームのニュルブルクリンクで、ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組が3番手スタートから前年に続き優勝。予定外のピットストップを数回行ったデュマ/ジャニ/リーブ組(4番手グリッド)は4位でフィニッシュ。彼らは、世界選手権のドライバー部門のリードを防衛。

    2016年9月3日
    ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組がメキシコシティで初開催となったWECで4番手スタートから、優勝。ハートレーがファステストラップを記録。デュマ/ジャニ/リーブ組は、変化する条件に対応したタイヤ戦略が失敗、トラフィックでアクシデントに見舞われた。結局4位フィニッシュとなったものの、チャンピオンシップのリードを広げた。

    2016年9月17日
    オースティンの熱帯性の気候条件のもと、ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組が3番手スタートから3連勝目を獲得。デュマ/ジャニ/リーブ組は5番手グリッドからスタート、長時間ダウンフォース不足に苦しみ、4位でフィニッシュ。チャンピオンシップのリードは守ったものの差は縮められた形となった。

    2016年10月16日
    最高の路面状態の富士スピードウェイで、919がフロントローを奪還。ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組が2番手グリッド、デュマ/ジャニ/リーブ組が6番手グリッド。ポールポジションのライバルとのタイム差は0.025秒。優勝したトヨタと2位のアウディの差は1.4秒。ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組は3位フィニッシュ、チャンピオンシップをリードしていたデュマ/ジャニ/リーブ組は5位でさらにアドバンテージが減少。木曜日にウェバーがこのシーズンを最後に引退することを発表したため、このウィークエンドは感動的なものとなった。ウェバーはポルシェの特別アドバイザーとなる。

    2016年11月6日
    上海戦で、ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組がポールポジションからスタート・トゥー・フィニッシュの優勝。ハートレーがレースファステストラップを記録。デュマ/ジャニ/リーブ組は6番手スタート、4位フィニッシュ。ポルシェが2年連続で世界選手権マニュファクチュアラー部門のタイトルを獲得。

    2016年11月19日
    ミッション完遂。WEC全9戦のバーレーン最終戦で、3番手グリッドからスタートしたデュマ/ジャニ/リーブ組がレース序盤のクラッシュにも関わらず6位でフィニッシュ、新たなドライバー世界チャンピオンに。ベルンハルト/ハートレー/ウェバー組(2番手グリッド)は決勝3位。

    2016年12月3日
    ポルシェがウェバー、デュマおよびリーブが去った後の2017年のWECおよびル・マンに向けた新たなドライバーラインナップを発表。ニール・ジャニが新アンドレ・ロッテラーと、LM P1に復帰するニック・タンディとカーナンバー1をドライブ。カーナンバー2に乗るのは、ティモ・ベルンハルト、ブレンドン・ハートレー、およびアール・バンバー(タンディと同様ポルシェ ワークスドライバー、2015年ル・マンで優勝、LM P1プログラムに復帰)。

    2017年3月31日
    イタリアのモンツァ・サーキットで改良型ポルシェ919ハイブリッドを公開。

    2017年4月16日
    WECのシルバーストンおよびスパの最初の2戦で、ポルシェは空力に計画的な妥協をし、ル・マン・パッケージを使用。シルバーストン戦ではバンバー/ベルンハルト/ハートレー組が予選4位、決勝2位。ジャニ/ロッテラー/タンディ組は3番手スタート、3位フィニッシュ。

    2017年5月6日
    スパ戦では、両方の919が事故に見舞われた。バンバー/ベルンハルト/ハートレー組がスローパンクチャーでタイムをロス。彼らは5番手スタートで、ハートレーがレースファステストラップを記録するなどして3位でフィニッシュ。ポールポジションからスタートしたジャニ/ロッテラー/タンディ組は、フルコース・イエローのタイミングが悪く4位。

    2017年6月18日
    土曜夕方に行ったモーター交換のための65分間のピットストップにも関わらず、バンバー/ベルンハルト/ハートレー組がポルシェの19回目のル・マン総合優勝を飾る。この3名は、懸命な努力の結果54位からポジションを上げて1位に。4番手グリッドからのスタート。ジャニ/ロッテラー/タンディ組は3番手グリッドからスタートし、10時間以上レースをリード。しかし、日曜日の11時9分、ロッテラーがドライブ中にエンジン故障のためリタイヤ。

    2017年7月16日
    2015年、2016年に続き、ポルシェは919ハイブリッドでニュルブルクリンク戦において3連勝。チャンピオンシップをリードするバンバー/ベルンハルト/ハートレー(2番手グリッド)が優勝、これにジャニ/ロッテラー/タンディ(3番手グリッド)が続いた。

    2017年9月3日
    メキシコシティで開催されたWEC第5戦は、ポルシェの独断場。バンバー/ベルンハルト/ハートレー組とジャニ/ロッテラー/タンディ組がフロントローからスタート、そのまま同じ順でワンツーフィニッシュを達成。ハートレーは6時間のレース中にレースファステストラップを記録。

    2017年9月16日
    オースティン戦では、ポルシェ チームはトヨタとの激戦の末、再度ワンツーフィニッシュを達成。ジャニ/ロッテラー/タンディ組がポールポジションからスタート、ジャニがファステストラップタイムを記録し、チャンピオンシップをリードするバンバー/ベルンハルト/ハートレー組に勝利を譲るまで、テキサスの地で長時間レースをリード。

    2017年10月15日
    富士スピードウェイで開催されたWEC全9戦中の第7戦で、バンバー/ベルンハルト/ハートレー組がポールポジションを獲得、ジャニ/ロッテラー/タンディ組がそれに続いた。決勝では、バンバーがファステストラップタイムを記録したものの、霧と雨に悩まされたレースで早い段階でレッドフラッグが出され、チャンピオンシップリーダー達は5位に終わる。もう1台の919ハイブリッドは3位でチェッカーフラッグを受けた。トヨタが地元でワンツーフィニッシュを達成。

    2017年11月5日
    上海インターナショナル・サーキットでバンバー/ベルンハルト/ハートレー組が2位、ジャニ/ロッテラー/タンディ組が3位でフィニッシュ。これによって、バンバー、ベルンハルト、ハートレーの世界選手権ドライバー部門タイトル、およびポルシェのマニュファクチュアラー部門タイトルが確定。

  • 【WEC】 トヨタ:2017 WEC 第9戦 バーレーン6時間プレビュー

    【WEC】 トヨタ:2017 WEC 第9戦 バーレーン6時間プレビュー

    11月18日(土)にFIA世界耐久選手権(WEC)の2017年最終戦となる、第9戦バーレーン6時間レースが行われる。TOYOTA GAZOO Racingは、シーズン最終戦の舞台となるバーレーンで通算3度目、今シーズン5回目の勝利を目指す。

    トヨタとライバルとは今シーズンこれまでに4勝ずつを分け合っているが、TS050 HYBRIDはシーズン終盤の直近の2戦で連勝を飾っており、勝利数でライバルを上回ってシーズンを締め括るべく、全力で臨む。

    小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの3名が駆るTS050 HYBRID #7号車は今シーズン4戦でポールポジション獲得という速さを見せているが、レースでは不運に見舞われて結果が出ておらず、中東バーレーン戦での今季初勝利を狙う。

    中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソンの#8号車は富士、上海と2連勝中。絶好調の勢いを持って3連勝、今季通算5勝目を目指す。

    1周5.412km、15のコーナーを持つバーレーン・インターナショナル・サーキットにおいてトヨタは、2013年、2014年に優勝を飾ったほか、苦戦が続いた2015年も、アレックス・ブルツが自身の引退レースを表彰台で飾っている。

    今大会は16日(木)の公式練習走行で始まり、17日(金)の予選を経て、6時間にわたる決勝レースは18日(土)の現地時間夕方4時(日本時間午後10時)にスタート。今季のWECでは唯一夜間走行を含むレースとなり、現地の夜10時(日本時間翌19日午前4時)にゴールを迎える。

    18日(土)に行われる決勝レースは、今シーズン限りでLMP1-Hクラスからの撤退を発表したライバルとの最後の対戦となり、究極のハイブリッド技術が投入されたレーシングカー同士の激戦が予想される。

    バーレーン6時間レースの激戦を終えた後、サーキットでは恒例のWECのルーキーテストが19日(日)に実施される予定となっている。

    村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム 代表:
    今シーズンの最終戦で勝利を目指します。このレースでの勝利によって、シーズン最多勝となるだけにチーム全員は気合に満ちています。ライバルは今シーズンも強さを発揮し、チャンピオン獲得でその実力を証明しましたが、富士と上海では我々もしっかり速さを示し、彼らを凌駕することが出来ました。残る最終戦も全力を尽くし、ファンの皆様に最後のLMP1クラスの激闘をお届けしたいと思っています。万全の準備でバーレーンでの戦いに臨みます。

    小林可夢偉 (TS050 HYBRID #7号車):
    上海で我々はしっかりと最速を示すことが出来ましたので、バーレーンでも同じような実力が発揮できることを目指します。このレースが強豪ライバルとの最後の一戦になるので、激戦のバトルを楽しみたいと思っています。目指すところは、もちろん勝利。自信もあります。必ずチャンスはあると思っています。

    マイク・コンウェイ (TS050 HYBRID #7号車):
    バーレーンは得意なコースですので、今週末が楽しみですし、目標はズバリ、#7号車での勝利です。我々は今年、シーズンを通して全力で戦って来た結果、ここまでの8戦で4度のポールポジションを獲得して来ました。この速さをここで勝利に繋げなくてはなりません。前戦上海ではタイヤについて多くを学べました。バーレーンもタイヤに関してはよく似たコースだと思うので、上海の経験がアドバンテージになってくれることを望んでいます。

    ホセ・マリア・ロペス (TS050 HYBRID #7号車):
    私自身はGP2参戦時にバーレーンを走った経験があり、とても良いコースと言う印象でしたので、早くTS050 HYBRIDで走りたいと思っています。今シーズンの最終戦なので、好結果で終えられることを本当に期待しています。我々のTS050 HYBRIDはここ2戦でも速さを見せており、バーレーンでも競争力は高いと思っていますが、ライバルも全力で挑んで来るはずで、激戦になることは間違いありません。

    中嶋一貴 (TS050 HYBRID #8号車):
    今シーズン最終戦のバーレーンは、一年間頑張ってくれたチームのためにも好結果で終えたいと思っています。レースで勝つことは常に自信に繋がります。好調だった上海の後ですので、しっかり自信を持ってバーレーンに挑めます。とはいえ、上海とはコースもレースも別。3連勝のために全力を集中して臨む必要があります。

    セバスチャン・ブエミ (TS050 HYBRID #8号車):
    私もバーレーンは得意で、これまでにも何度も良い結果を重ねて来ているので、今週末が楽しみです。天候は比較的安定していることが多いので、車両とタイヤから最大限のパフォーマンスを引き出すことに専念出来ます。長いストレートの後はハードブレーキングが要求され、我々のTS050 HYBRIDに合ったキャラクターのサーキットだと思います。今シーズン5勝目を目指し全力を尽くします。

    アンソニー・デビッドソン (TS050 HYBRID #8号車):
    バーレーンでのレースは毎回楽しく、今週末も速さを発揮出来るレースにしたいと考えています。上海での好調さを維持し、#8号車の3連勝利でシーズンを締め括りたいと思っています。バーレーンでは、2014年に世界チャンピオンを獲得した良い思い出があります。この週末もまた新たな思い出を残せることを願っています。

    TOYOTA GAZOO Racingのバーレーン6時間における戦績:
    2012 #7: 予選 3番手/決勝 リタイア
    2013 #7: 予選 1番手/決勝 リタイア #8: 予選 2番手/決勝 1位
    2014 #7: 予選 4番手/決勝 1位 #8: 予選 2番手/決勝 11位
    2015 #1: 予選 5番手/決勝 4位 #2: 予選 6番手/決勝 3位
    2016 #5: 予選 6番手/決勝 4位 #6: 予選 5番手/決勝 5位