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  • ジョージ・ラッセル、F2タイトル獲得 「悪いレースから多くを学んだ」

    ジョージ・ラッセル、F2タイトル獲得 「悪いレースから多くを学んだ」

    ジョージ・ラッセルは、F2チャンピオンという称号を手にして2019年にウィリアムズでF1デビューを果たすことになった。

    2019年にウィリアムズで戦うことが決まっているジョージ・ラッセルは、F2最終戦アブダビのレース1で優勝。ART Grand Prixで昨年のGP3に続き、F2でもチャンピオンを獲得して、F1へと卒業することになった。

    「正直、大きな安堵のため息が出たよ!」とジョージ・ラッセルはコメント。

    「自分自身とARTにとって非常に長くて厳しい一年だった。僕たちは本当にハードワークをしてきた。おそらくバクーからは、毎回トラックで最速の一台になっていたと思う。いくつかの問題を抱えて非常にフラストレーションを抱えたこともあったし、ラインを通過するのが少し難しいときもあった。でも、昨日はポールを獲って気合が入っていたし、今日僕たちが何をしなければならないかはわかっていた。自分たちのスタイルで勝つというね。そして、僕たちはそれを成し遂げた」

    ART Grand Prixは2018年のチームタイトルも獲得している。

    「F2 / GP3で困難な2年を過ごしてきたので、彼らは本当に喜んでくれている。去年もGP3で一緒だったので僕たちは2年間一緒だったし、お互いに本当に頑張った旅だった。表彰台でメカニックとエンジニアの感動を目にしたと思う。彼らは本当に盛り上がっていたよね!」

    「僕が教えてられたのはレガティブなレースなどないということだ。何度か良くないレースがあっても、何かを学んで前進させてくれる。バーレーンでの最初のレースがそうだったと振り返ることができる。レースペースが良くなかったし、クルマも良くなくて、タイヤを最大限に活用するために間違った方向に進んでいた。あのレースから多くのことを学んだし、その後のレースにうまく生かすことができた。良いレースをして、ほぼそこにいたら、これほど学べなかったと思う。良い週末であっても、悪い週末であっても、常にそれから得られるものがある」

    F2でランキング首位に立ち続けてきたジョージ・ラッセルだったが、先にF1行きを決めたのはマクラーレンでのF1デビューが決まっているランド・ノリスだった。

    自分の方が上位にいるのにフラストレーションは感じなかったかと質問されたジョージ・ラッセルは「実際はそんなことはなかった」とコメント。

    「ランドの早い時期での発表はウィリアムズのシートを獲得するために僕を後押ししてくれた。なぜなら、もし僕がチャンピオンシップで彼の前にいて、マクラーレンが彼がF1シートにふさわしいと考えているなら、それはウィリアムズにジョージはF2で勝っているのだから彼で行くべきだと言わせるプレッシャーを加えることができると思ったからね」

    最終戦でタイトルを争ったのは、そのランド・ノリスではなく、来季のトロロッソ・ホンダのドライバー候補に挙げられているアレクサンダー・アルボンだった。

    「素晴らしかった。僕はアレックスを心からリスペストしている」とジョージ・ラッセルは語る。

    「僕たちは素晴らしい友達だ。コース上ではライバルだけど、フォーミュラ・ルノー、フォーミュラ3、または今年も常にお互いを尊敬してきた。彼は常にダークホースだった。チャンピオンシップはずっと私とランドに焦点が当てられていたけど、アレックスは常にそこにいたし、僕はジャーナリストにそれを訴え続けてきた。ソチでは、ランドと僕との写真撮影が行われてさえいた。僕はここにアレックスが必要だと言った。そして、状況は変わり、ここにで僕と戦えたのはアレックスだけだった! 素晴らしかったし、彼が来年についてメディアが推測しているドライブを確保できることを本当に願っている」

  • F2 | ジョージ・ラッセルが2018年のチャンピオンを獲得

    F2 | ジョージ・ラッセルが2018年のチャンピオンを獲得

    ジョージ・ラッセルが、2018年のF2チャンピオンを獲得した。

    タイトル争いはポイントリーダーのジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)をアレクサンダー・アルボン(DAMS)が37ポイント差で追いかける展開。2レースで獲得できる最大ポイントは48ポイントあり、まだアルボンにも逆転の可能性は残された状態でアブダビ大会を迎えた。

    11月24日(土)に行われたレース1はスタートから波乱。タイトル候補のアレクサンダー・アルボンとニコラス・ラティフィのDAMSの2台、そして、セルジオ・セッテ・カマラ(Carlin)がストール。グリッドを離れられないニコラス・ラティフィにアルジュン・マイニ(Trident)が突っ込んでクラッシュ。福住仁嶺(BWT Arden)もわずかに接触して1コーナーでストップ。3台がリタイアとなりセーフティカーが導入される。

    アレクサンダー・アルボンはなんとかレースに復帰できたものの、タイトル獲得には厳しい状況となる。

    7周目からレース再開。ニック・デ・フリース(Prema)がトップに立ち、ジョージ・ラッセルが追いかける。そして、8周目のピットストップでジョージ・ラッセルがデ・フリースを交わして前に出る。

    全車のピットストップが終わった段階でトップに立ったジョージ・ラッセルは、終わってみれば2位のアルテム・マルケロフ(RUSSIAN TIME)に3.3秒差をつける圧勝。今季7勝目を挙げ、2018年のF2チャンピオンを獲得した。昨年のGP3チャンピオンに続き、最高の履歴書をもって2019年にウィリアムズからF1デビューを果たす。

    最下位から挽回したアレクサンダー・アルボンは14位でフィニッシュ。牧野任祐(RUSSIAN TIME)は9位入賞。スポット参戦したダニエル・トィクトゥム(BWT Arden)は11位でレースを終えた。

    2018年 F2 最終戦 アブダビ レース1結果

    P No Driver Team
    1 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix
    2 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME
    3 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing
    4 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    5 19 ランド・ノリス Carlin
    6 20 ルイ・デレトラズ Charouz Racing System
    7 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System
    8 15 ロベルト・メルヒ Campos Vexatec Racing
    9 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME
    10 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix
    11 11 ダニエル・ティクトゥム BWT Arden
    12 9 ドリアン・ボコラッチ MP Motorsport
    13 17 アレッシオ・ロランディ Trident
    14 5 アレクサンダー・アルボン DAMS
    15 10 ニコ・カリ MP Motorsport
    16 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin
    17 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing
      6 ニコラス・ラティフィ DAMS
      12 福住仁嶺 BWT Arden
      16 アルジュン・マイニ Trident
  • F2 最終戦アブダビ 予選 | G.ラッセルがPP獲得、牧野9位・福住19位

    F2 最終戦アブダビ 予選 | G.ラッセルがPP獲得、牧野9位・福住19位

    FIA F2選手権 最終戦 アブアビ大会のフリー走行が11月23日(金)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、ジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)がポールポジションを獲得。牧野任祐(RUSSIAN TIME)は9番手、福住仁嶺(BWT Arden)は19番手だった。

    タイトル争いはポイントリーダーのジョージ・ラッセルをアレクサンダー・アルボン(DAMS)が37ポイント差で追いかける展開。2レースで獲得できる最大ポイントは48ポイントあり、まだアルボンにも逆転の可能性は残されている。

    しかし、レース1に向けた予選でポールポジションを獲得したのはジョージ・ラッセル。1分49秒251をマークして今シーズン5度目のポールポジションを奪取した。アレクサンダー・アルボンは0.9秒差の8番手だった。

    2番手にはニック・デ・フリース(PREMA)、3番手にはニコラス・ラティフィ(DAMS)が続いた。

    また、今大会ではレッドブルのジュニアドライバーで先週末マカオGP2連覇を達成したダニエル・ティクトゥムが福住仁嶺のチームメイトとしてスポット参戦。初めてのF2マシンでの予選でトップから1.3秒差となる14番手でセッションを終えた。

    2018年 F2 最終戦 アブダビ 予選 結果

    P No Driver Team Laptime
    1 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix 1分49秒251
    2 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing 1分49秒541
    3 6 ニコラス・ラティフィ DAMS 1分49秒647
    4 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME 1分49秒869
    5 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix 1分49秒946
    6 20 ルイ・デレトラズ Charouz Racing System 1分50秒038
    7 19 ランド・ノリス Carlin 1分50秒059
    8 5 アレクサンダー・アルボン DAMS 1分50秒155
    9 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME 1分50秒180
    10 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin 1分50秒187
    11 10 ニコ・カリ MP Motorsport 1分50秒375
    12 15 ロベルト・メルヒ Campos Vexatec Racing 1分50秒513
    13 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System 1分50秒522
    14 11 ダニエル・ティクトゥム BWT Arden 1分50秒580
    15 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing 1分50秒812
    16 17 アレッシオ・ロランディ Trident 1分50秒855
    17 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing 1分50秒892
    18 12 福住仁嶺 BWT Arden 1分51秒037
    19 9 ドリアン・ボコラッチ MP Motorsport 1分51秒048
    20 16 アルジュン・マイニ Trident 1分51秒597
  • F2 最終戦アブダビ フリー走行 | G.ラッセルがトップ、福住4位・牧野14位

    F2 最終戦アブダビ フリー走行 | G.ラッセルがトップ、福住4位・牧野14位

    FIA F2選手権 最終戦 アブアビ大会のフリー走行が11月23日(金)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、ジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)がトップタイムを記録。福住仁嶺(BWT Arden)は4番手タイム、牧野任祐(RUSSIAN TIME)は14番手タイムでセッションを終えた。

    タイトル争いはポイントリーダーのジョージ・ラッセルをアレクサンダー・アルボン(DAMS)が37ポイント差で追いかける展開。2レースで獲得できる最大ポイントは48ポイントあり、まだアルボンにも逆転の可能性は残されてはいる。

    しかし、フリー走行1回目にタイムシートに立ったのはジョージ・ラッセル。1分51秒720をマークした。対するアレクサンダー・アルボンは0.935秒差の9番手タイムでセッションを終えている。

    2番手にはアンドニオ・フォコ(Charouz Racing System)、3番手にはルカ・ギオット(Campos Vexatec Racing)が続いた。

    4番手には0.603秒差で福住仁嶺が続き、牧野任祐は1.640秒差の14番手。

    また、今大会ではレッドブルのジュニアドライバーで先週末マカオGP2連覇を達成したダニエル・ティクトゥムが福住仁嶺のチームメイトとしてスポット参戦。トップから2.597秒差の最下位でセッションを終えている。

    2018年 F2 最終戦 アブダビ フリー走行 結果

    P No Driver Team Laptime
    1 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix 1分51秒720
    2 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System 1分51秒884
    3 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing 1分52秒315
    4 12 福住仁嶺 BWT Arden 1分52秒323
    5 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing 1分52秒386
    6 20 ルイ・デレトラズ Charouz Racing System 1分52秒395
    7 19 ランド・ノリス Carlin 1分52秒518
    8 5 アレクサンダー・アルボン DAMS 1分52秒611
    9 15 ロベルト・メルヒ Campos Vexatec Racing 1分52秒655
    10 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME 1分52秒940
    11 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix 1分53秒012
    12 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin 1分53秒037
    13 17 アレッシオ・ロランディ Trident 1分53秒216
    14 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME 1分53秒360
    15 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing 1分53秒398
    16 16 アルジュン・マイニ Trident 1分53秒483
    17 6 ニコラス・ラティフィ DAMS 1分53秒507
    18 10 ニコ・カリ MP Motorsport 1分53秒605
    19 9 ドリアン・ボコラッチ MP Motorsport 1分53秒875
    20 11 ダニエル・ティクトゥム BWT Arden 1分54秒317
  • ダニエル・ティクトゥム、F2最終戦にアーデンから参戦

    ダニエル・ティクトゥム、F2最終戦にアーデンから参戦

    レッドブルの育成ドライバーであるダニエル・ティクトゥムは、今週末アブダビで開催されるF2最終戦にアーデン・インターナショナルから参戦することが決定した。

    FIAは、最終戦アブダビ大会の公式エントリーリストを発表。ダニエル・ティクトゥムは、マキシミリアン・ギュンターに代わってアーデン・インターナショナルからF2デビューを果たすことが確認された。

    今年のヨーロッパF3選手権を2位で終えたダニエル・ティクトゥム(19歳)は、先週末のマカオGPで優勝して2連覇を達成している。

    ダニエル・ティクトゥムは、2019年にTEAM MUGENからスーパーフォーミュラに参戦すると考えられている。すでにティクトゥムは、今回アーデンでチームメイトを務めることになる福住仁嶺がF2と日程が衝突した際に代役としてスーパーフォーミュラで2レースを戦っている。

    ダニエル・ティクトゥムは、F2参戦の可能性について「むしろそうしたいと思っている」と語ってた。

    2018年シーズンのF2でアーデンのドライバーを務めた福住仁嶺とマキシミリアン・ギュンターは2人ともF2を離れることになると考えられている。福住仁嶺はDandelion Racingがスーパーフォーミュラに参戦するとされており、ギュンターはドラゴン・レーシングからフォーミュラEに参戦する。

    アーデンは、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーの父でありゲイリー・ホーナーが運営しており、レッドブルのジュニアドライバーであるダニエル・ティクトゥムと明確な関係がある。

    今年、ダニエル・ティクトゥムは何度もトロロッソ・ホンダのF1ドライバー候補として名前が挙げられてきた。

    現在、ダニエル・ティクトゥムはF1参戦に必要な40点のスーパーライセンスポイントのうち35点しか獲得しておらず、トヨタ・レーシングシリーズのようなウインターシリーズに参戦して残りの5点を獲得すると考えられている。

    トロロッソ・ホンダは、2019年にダニール・クビアトの起用を発表しているが、チームメイトについてはF2でタイトルを争うアレクサンダー・アルボンが最有力候補とされている。アルボンは日産とフォーミュラEへの参戦契約を結んでいるが、レッドブルは契約解消について交渉を続けているとされている。

    関連:ホンダF1育成の福住と牧野、来季はスーパーフォーミュラに専念との報道

  • 「今後F1を目指す若手にとってF2参戦は必須」とタチアナ・カルデロン

    「今後F1を目指す若手にとってF2参戦は必須」とタチアナ・カルデロン

    ザウバーのテストドライバーを務めるタチアナ・カルデロンは、今後F1へのステップアップを目指す若手ドライバーにとってF2参戦は“義務づけられた”ものだと考えている。

    来年GP3からF2への移行を目指している女性ドライバーのタチアナ・カルデロンは、自分にはF2で戦っていける実力があると自信を持っているが、F1の厳しいを理解するためには今後はF2を経験することが必須だと考えている。

    「F1に行きたいのであれば、F2をやることが今では義務になっていると思います」とタチアナ・カルデロンはコメント。

    「ずっとF2のレースを観てきたし、正直、ベストなレースのひとつです。本当にF2に進みたいと思っています。クルマは私に合っていると思います。F2ではチャンスがあると思っているし、それが実現することを期待しています」

    タチアナ・カルデロンは、できるだけ早くにF2に参戦できることを願っているが、まだ何も決まっていないと認める。

    「まだ待っているところですし、まとめているところです。でも、F2で走りたいと思っています」とタチアナ・カルデロンはコメント。

    「シーズン終了後のアブダビでテストを開始することができれば素晴らしいでしょう」

    「私たちはすべてをまとめているところです。どのチームで走るかは予選次第です。かなり多くのことがありますが、私たちの移行はF2に進むことです」

  • アルテム・マルケロフの父親、ロシアで収賄容疑で逮捕

    アルテム・マルケロフの父親、ロシアで収賄容疑で逮捕

    ルノーF1のテストドライバーを務めるアルテム・マルケロフの父親が、ロシアで収賄容疑で逮捕された。

    バレリー・マルケロフは、収賄容疑で捜査されている内務省GUEBIPK の元副総裁ドミトリー・ザハルチェンコに賄賂を贈ったとして2日(月)にソチで逮捕された。賄賂の価値は明らかにされていないが、数十億ルーブルがドミトリー・ザハルチェンコから押収されている。

    ロシアメディアの報道によると、収賄はロシアの鉄道会社に関連したものだという。バレリー・マルケロフは、ロシア鉄道最大の請負業者であるLengiprotransの共同設立者。同社は息子アルテム・マルケロフのキャリアにも資金を提供している。

    アルテム・マルケロフ(24歳)は、今年ロシアン・タイムでF2での5シーズン目を戦っており、今年2月にはルノーのテスト兼開発ドライバーに就任。今年初旬の若手ドライバーテストではルノー R.S.18を走らせており、先週末のロシアGPではフリー走行1回目にグランプリ週末デビューを果たしている。

    アルテム・マルケログは、昨年のF2でシャルル・ルクレールに次ぐ2位でシーズンを終えており、今季はポイントリーダーのジョージ・ラッセルから82ポイント差の5位につけている。

  • F2 第10戦 レース2 | ジョージ・ラッセルが優勝、福住7位・牧野11位

    F2 第10戦 レース2 | ジョージ・ラッセルが優勝、福住7位・牧野11位

    FIA F2選手権 第10戦 ロシア大会のレース2が9月30日(日)にソチ・オートドロームで行われ、ジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)が優勝。福住仁嶺(BWT Arden)は7位、牧野任祐(RUSSIAN TIME)は11位でレースを終えた。

    朝から厚い雲に覆われたソチで、F2シリーズ第11戦のレース2が行われた。前日のレース1で8位となった福住仁嶺(BWT Arden)は、リバースグリッドによりポールポジションからスタート。牧野任祐(RUSSIAN TIME)は5列目10番手からスタート。

    午前11時20分、気温23度、路面温度25度のコンディションで、レースはスタートした。スタートダッシュを決めた福住はトップをキープ。1周目に上位2台が絡むアクシデントが発生し、牧野は9番手となった。このアクシデントでセーフティーカーが導入される。2周後レースは再開され、福住は逃げきりを図る。しかし、6周目にトップを奪われると、8周目、10周目、11周目に後続にポジションを奪われ、6番手にダウンした。

    その頃、厚く黒い雲から雨が落ち始め、コースの一部ではかなり強く降り、ドライタイヤでは厳しい状況となった。14周目、ほとんどのマシンがピットインし、レインタイヤに交換する。一斉にピットインが行われたことで、かなりの混乱が起きたが、福住は8番手でレースに復帰。牧野はこのピットインでポジションを8番手から12番手に落としてしまいる。

    レース終盤、タイヤ交換を行わなかった2台のペースが落ちてポジションを落とし、福住は7番手に、牧野は11番手となり、21周のレースをフィニッシュした。福住は、第8戦ハンガリー以来、今季2度目のレース1、2での連続入賞を果たした。

    優勝はジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)。2位にはセルジオ・セッテ・カマラ(Carlin)、3位にはアクレサンダー・アルボン(DAMS)が続いた。

    ジョージ・ラッセルは合計ポイントを248ポイントとし、ランキング2位のアレクサンダー・アルボンに37ポイント差をつけてチャンピオン獲得に王手をかけた。

    F2第12戦はUAE・アブダビで、11月23日(金)~25日(日)に行われる。

    福住仁嶺 (レース2・7位)
    「スタート自体はそんなに悪くなかったですし、そのあとも久しぶりにアグレッシブな走りができて、何とか首位をキープできました。そこからは後ろとの差を広げようと思ったのですけど、ジョージ(ラッセル)は異次元の速さでしたね。抜かれてからプッシュしても、全然付いて行けませんでした。いろいろ試しながら走ったのですが、今日はペースが伸びませんでした。前半プッシュすると、後半よくないです。それはわかっていたのですが、どうしようもなかったです。シフトパドルに問題が出て、ボルトが一つ外れてガタガタする状態でした。シフトダウンのときに、パドルが引っかかってくっついてしまいます。時々ブレーキングでロックしていたのは、そのためでした。モータースポーツの世界では結果しか見ないのは十分承知しているのですけれど、ここまでいろんなトラブルが出ると、ちょっとメゲますね。もしこの問題が出てなかったとしても、表彰台は難しかったかもしれません。でもああいう(雨の)コンディションでしたから、僕らのクルマでも上位入賞は可能でした。それだけに残念でした」

    牧野任祐 (レース2・11位)
    「雨は、余計でしたね。ドライ路面のままでしたら、僕はタイヤをセーブして走っていたので、前を行く何台かはそのまま抜けそうな勢いでした。グリッドでもポツポツは来ていたのですけど、本降りは急に来ました。ピットでのタイムロスも痛かったです。マルケロフの後ろで、待たされました。だからといって、もう1周スリックで走るのも、相当きつかったでしょうけれども。昨日のダメージは完全に直してもらって、マシンのフィーリングもよかったです。あの時点で8番手でしたから、ドライのままだったら少なくとも6位にはなっていたと思います。ウエットタイヤでの挙動は全然ダメで、全くグリップしませんでした。アンダーもオーバーも出まくりで、立ち上がりでトラクションがかからないし、ブレーキも踏めない。ハンガロリングのウエットでも、そういえばダメでしたね。雨のセットアップで、何か改善すべき点があるのだと思います。次のアブダビはテストでコースも知っていますし、雨も降らないので、何とかしたいですね。レースもタイヤのマネージメントもかなりできるようになってきましたし、あとは結果を残したいですね」

    2018年 F2 第10戦 ロシア レース2 結果

    P No Driver Team
    1 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix
    2 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin
    3 5 アレクサンダー・アルボン DAMS
    4 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    5 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME
    6 15 ロベルト・メルヒ Campos Vexatec Racing
    7 12 福住仁嶺 BWT Arden
    8 9 ドリアン・ボコラッチ MP Motorsport
    9 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System
    10 11 マキシミリアン・ギュンター BWT Arden
    11 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME
    12 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    13 20 ルイス・デレトラズ Charouz Racing System
    14 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing
    15 16 アルジュン・マイニ Trident
      19 ランド・ノリス Carlin
      7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix
      10 ラルフ・ボスチャング MP Motorsport
      6 ニコラス・ラティフィ DAMS
      17 アレッシオ・ロランディ Trident
  • F2 第10戦 レース1 | A.アルボンが優勝、福住8位・牧野10位

    F2 第10戦 レース1 | A.アルボンが優勝、福住8位・牧野10位

    FIA F2選手権 第10戦 ロシア大会のレース1が9月29日(土)にソチ・オートドロームで行われ、アレクサンダー・アルボン(DAMS)が優勝。福住仁嶺(BWT Arden)は8位、牧野任祐(RUSSIAN TIME)は10位入賞を果たした。

    シーズン第11戦のレース1が、ロシア・ソチで行われた。日が陰り始めた午後4時45分に、28周のレース1が開始された。

    4列目7番手スタートの牧野任祐は、好スタートを決めてアウト側から第1コーナーに向かうが、イン側の他車に押し出される形でコースアウト。バリアに接触するほどのアクシデントで18番手まで大きくポジションを下げた。17番手からスタートした福住仁嶺は、スタート後の混乱をうまくかわしポジションを上げた。1周目を福住は13番手で、牧野は17番手で終えている。タイヤ戦略は、福住がソフトタイヤでスタートし、ピットインを引き延ばす作戦。牧野は上位陣の多くと同じくスーパーソフトタイヤでスタートし、序盤にタイヤ交換を行う作戦。タイヤに厳しいレースが予想されていたが、予想以上にタイヤの消耗が早く、スーパーソフトを履くマシンのペースは序盤から落ち始める。その結果、7周目にはタイヤ交換が始まり、牧野もピットイン。ソフトタイヤに替え、13番手でレースに戻った牧野は上位を目指す。

    福住はタイヤ交換をできるだけ引き延ばす作戦で、8周目には6番手、13周目には5番手を走行。レース終盤、2番手を走行する福住は、懸命にタイヤをもたせ、もっとも遅いタイミングである28周目にタイヤ交換を行った。残り2周、スーパーソフトタイヤで追い上げる福住は13番手から、タイヤの厳しい前車をパスし最終ラップに9番手まで上昇しチェッカーフラッグを受けた。レース後、上位者にペナルティが科され、福住の順位は8位に繰り上がり、レース2でのポールポジションを獲得している。

    レース終盤まで好ペースで13番手を走行していた牧野は、他車のピットインやペースの落ちたマシンをパスし、28周目には6番手までポジションを上げる。しかし最終ラップ、5台による激しいポジション争いと、アクシデントによるVSCでペースを乱した牧野はポジションを失い、10番手でフィニッシュ。ポイント獲得は果たしたが、後方からの追い上げが成功しただけに、悔しい結果となった。

    優勝はアレクサンダー・アルボン。2位にもニコラス・ラティフィが入り、DAMSがダブル表彰台を獲得。3位にはニック・デ・フリース(PERTAMINA PREMA Theodore Racing)が入った。

    レース2は9月30日(日)午前11時20分(日本時間午後5時20分)にスタートする。

    福住仁嶺(レース1・8位)
    「グリッドが後ろだっただけに、ソフトタイヤで行く戦略しかないと思っていました。これまでスーパーソフトでは、あまりいい経験を持ってなかったですしね。タイヤの戦略自体は、悪くなかったと思います。最後の5周くらいはさすがに垂れましたけど、ただセクター1、2は、それほど大きくペースが落ちたわけではない。それでもぎりぎりまで引っ張ったのは、チームメートを抜く時に、彼のスーパーソフトが厳しいことになっているのがわかったので、ギリギリまで待たせようと思いました。それが結果的によかったのかどうか、正直今はわからないです。ソフトはとにかく持たせようと、序盤は40~50%くらいで走りました。それでもあの程度のラップタイムで走り続けられたという意味では、ペースはそんなに悪くなかったかもしれません。タイヤを持たせようと考えなくていいコースだと、僕らは強くない傾向がある。明日のレース2は短距離で、皆最初からプッシュしてくるでしょうから、ちょっと考えないといけないですね」

    牧野任祐(レース1・10位)
    「1周目の接触事故がすべてでした。クルマへのダメージは、かなりあったと思います。あれからずっとステアリングは曲がっていたし、右フロントから来る振動もひどかった。それでブレーキングでフラットスポットを作ってしまって、いっそう振動がひどくなりました。スタート自体はよかったです。その後の加速でアウト側に行って、スペースも残しましたが、そこにイン側からぶつかって来て、壁にぶつかりました。とにかく振動がひどくて、直線でも前が見えないくらいでした。ミラーも見えないので、後ろにクルマがいるかどうかもわからない。ストレートで、スピンするかと思ったほどです。だから、すぐにピットに入りたいといったんですけど、とにかく走り続けろと。あの事故がなければ、6位以内は確実だったでしょうね。クルマはちゃんと仕上がっているので、明日に向けてしっかり修理できれば、速さは見せられると期待しています」

    2018年 F2 第10戦 ロシア レース1 結果

    P No Driver Team
    1 5 アレクサンダー・アルボン DAMS
    2 6 ニコラス・ラティフィ DAMS
    3 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    4 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix
    5 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin
    6 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System
    7 17 アレッシオ・ロランディ Trident
    8 12 福住仁嶺 BWT Arden
    9 15 ロベルト・メルヒ Campos Vexatec Racing
    10 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME
    11 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME
    12 20 ルイス・デレトラズ Charouz Racing System
    13 9 ドリアン・ボコラッチ MP Motorsport
    14 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix
    15 16 アルジュン・マイニ Trident
    16 11 マキシミリアン・ギュンター BWT Arden
      10 ラルフ・ボスチャング MP Motorsport
      19 ランド・ノリス Carlin
      14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing
      3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing
  • F2 第10戦 予選 | N.デ・フリースがポールポジション、牧野7位・福住17位

    F2 第10戦 予選 | N.デ・フリースがポールポジション、牧野7位・福住17位

    FIA F2選手権 第10戦 ロシア大会の予選が9月28日(金)にソチ・オートドロームで行われ、ニック・デ・フリース(PERTAMINA PREMA Theodore Racing)がポールポジションを獲得。牧野任祐(RUSSIAN TIME)は7番手、福住仁嶺(BWT Arden)は17番手で予選を終えた。

    FIA F2選手権は第10戦をロシア・ソチで迎えた。ソチでの大会は2年ぶりとなり、初日、プラクティスと予選が行われた。

    気温22℃、路面温度28℃、曇りのコンディションで午後1時から45分間のプラクティスが開始された。前戦イタリアでF2初優勝を飾った牧野任祐(RUSSIAN TIME)は、好調さを持続し、1分48秒837をマークし6番手につけている。セッション中、ピットに長く停まった福住仁嶺(BWT Arden)は、後半に出した1分49秒562がベストラップとなり、16番手に終わっている。

    予選は午後4時55分から、プラクティスとほぼ同じコンディションで行われた。福住、牧野がともに1回目のアタック中、スピンしたマシンがコース上にストップし、セッションは赤旗中断となる。コースがクリアとなり、2人はアタックをやり直し、1回目は牧野が1分48秒244、福住が1分49秒101をマーク。全車1回目のアタックが終わった時点で牧野は9番手、福住は17番手となっている。セッション終盤2回目のアタックでは、牧野が1分47秒372と大きくアイムアップし7番手。福住も1分48秒327とタイムアップは果たしたが、ポジションを上げるには至らず17番手で予選を終えた。

    ポールポジションを獲得したのはニック・デ・フリース(PERTAMINA PREMA Theodore Racing)。2番手にはランド・ノリス(Carlin)、3番手にはジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)とタイトルを争う二人が続いた。

    レース1は、9月29日(土)午後4時45分(日本時間午後10時45分)に28周のレースがスタートする。

    牧野任祐(予選7番手)牧野任祐
    「予選では一発目のアタックの最中に赤旗中断になって、再開後に同じタイヤでタイムを出せたとはいえ、若干は影響ありました。一発目のアタックのときにある程度のタイムで走れていたら、そこで2セット目でのアタックに向けての感触がしっかりつかめたと思います。2セット目のコースインは時間的にけっこうギリギリで、1回しかアタックできませんでした。最後のセクターでちょっとロスしましたけど、それがなくても大きく順位は動かなかったと思います。レースに向けては、モンツァほどではないにしても、リアタイヤの落ちがひどいんじゃないかと思います。特に最終区間ですね。右リアタイヤをいかに持たせるか、考えながら走る必要があると思います。予選はもうちょっといけたかなと思いますけど、それはほかのみんなも同じ思いだと思います。まあまあかなと。今回チームメートのマルケロフが全然ダメなので、比較ができない状況です。彼はここを走った経験があるので、普通だったらもっと速いはずですよね。なので、クルマの仕上がりに関しては、なんとも言えませんが、感触は悪くありません。前戦のモンツァで優勝を経験して、気持ちはずいぶん楽になりました」

    福住仁嶺(予選17番手)
    「フリー走行は、まともに走れませんでした。スロットルのセンサーなのか、踏んでもなにも反応しない。それがセッション最後になんとか直ったら、今度は(エンジン)スイッチが切れる症状が繰り返し出て、なのであのタイムが精一杯でした。予選も、厳しかったですね。なにが悪いのか、自分でも分からない。チームメートも同じような感触なので、2人で話し合いながらセッティングを変えていったのですが、それがうまく機能しなかったです。具体的にはリアの安定性が全然なかった。フリー走行がダメだと、予選以降引きずってしまいます。今回も、そのパターンです。辛いシーズンを送っていますが、こういうときだからこそ自分とも向き合うし、チームとも向き合っています。そうやって改善しないといけない部分を見てるので、いろいろな発見もあります。そういう意味では、こんなシーズンもありかなと。モチベーションを保つのは、すごく大変ですけどね。コースはいいですね。今回久しぶりに予選がすごくダメだったので、そうするとコースの印象も一気に悪くなってしまいますけど(笑)。ここはタイヤのタレもそんなに大きくなさそうだし、戦略の違いも出そうにないので、とにかくレースでは、コース上に留まることが大事になると思っています」

    2018年 F2 第10戦 ロシア 予選 結果

    P No Driver Team Laptime
    1 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing 1分46秒476
    2 19 ランド・ノリス Carlin 1分46秒696
    3 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix 1分46秒839
    4 6 ニコラス・ラティフィ DAMS 1分46秒890
    5 5 アレクサンダー・アルボン DAMS 1分47秒039
    6 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing 1分47秒151
    7 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME 1分47秒372
    8 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin 1分47秒384
    9 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix 1分47秒634
    10 11 マキシミリアン・ギュンター BWT Arden 1分47秒743
    11 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System 1分47秒774
    12 15 ロベルト・メルヒ Campos Vexatec Racing 1分47秒854
    13 17 アレッシオ・ロランディ Trident 1分48秒006
    14 20 ルイス・デレトラズ Charouz Racing System 1分48秒105
    15 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing 1分48秒154
    16 10 ラルフ・ボスチャング MP Motorsport 1分48秒206
    17 12 福住仁嶺 BWT Arden 1分48秒327
    18 9 ドリアン・ボコラッチ MP Motorsport 1分48秒491
    19 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME 1分48秒568
    20 16 アルジュン・マイニ Trident 2分14秒971