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  • ルノー 「ロバート・クビサは大きな財産」

    ルノー 「ロバート・クビサは大きな財産」

    ルノーのチーム代表エリック・ブーリエは、ロバート・クビサがルノーの序盤戦での好調なパフォーマンスにおいて重要な要因となっていると語る。

    ロバート・クビサはオーストラリアGPで2位表彰台を獲得するなどの活躍をみせており、現在ルノーは、レッドブル、フェラーリ、マクラーレン、メルセデスGPの4強に次ぐ存在となっている。

    クビサはマレーシアGPでも4位でフィニッシュし、ドライバーズランキングで首位のフェリペ・マッサから9ポイント差で7位につけている。

    エリック・ブリーエは、クビサのコミットメントと要求の多い性格が、スタッフを駆り立てていると考えている。

    「ロバート・クビサは、うまくやることを本当に望んでいるし、チームにも非常に献身的だ。それは評価することはできないくらいの大きな財産だ」とエリック・ブーエリはコメント。

    「テストが始まってから毎日見ていることだし、その前でさえロバートは毎回エンジニアにまとわりついていたよ」

    「彼は本当に要求が多い。ドライバーの要求が多い場合は、彼が開幕3戦でしたようなミスなく非常に良いペースで優れたレースをしてくれれば、チームは彼のしていることを本当に尊敬するものだ。そしてチームはより多くを届ける」

    エリック・ブーリエは、ルノーはメルセデスGPとほぼ同じ速さがあると考えており、クビサと彼のチームとの化学反応が、期待していたよりもずっと早くチームを動かしていると考えている。

    「ロバートに合ったチームと、チームに合ったロバート。我々は非常に成功したチームを確立している」

    「チームはプッシュしているし、ドライバーは要求する。そして、結果が得られる。一方が他方を引っ張っている。チームはもっと強くなると思う」

  • ミシュラン 「F1復帰はまだ未決定」

    ミシュラン 「F1復帰はまだ未決定」

    ミシュランは、2011年にタイヤサプライヤーとして2011年にF1復帰することを検討していることを認めた。

    先週末のマレーシアでは、F1チーム代表とバーニー・エクレストンが会議を行い、ブリヂストンの撤退をどのように処理するかを詳細に議論した。

    ミュシュランは、ミシュランと激しいタイヤ戦争を繰り広げたあと、単独サプライヤーになることに興味を示さず、2006年末にF1から撤退した。

    ミシュランは、F1復帰の条件として、代金が支払われること、そしてホイールを18インチにインチアップすることを要求しており、他のサプライヤーと競争することを歓迎していると噂されている。

    ミシュランの代理人は「まだ決定はしていない」と Le Figaro にコメント。

    「しかし、我々は規約の進展を入念にモニターしており、我々の製品の技術品質、さらには環境に対する敬意の念を促進させることができるとわかっている」

  • 小林可夢偉 「エンジンは突然止まった」

    小林可夢偉 「エンジンは突然止まった」

    小林可夢偉が、エンジントラブルによりリタイアとなったF1マレーシアGPを振り返った。これで小林可夢偉は3戦連続のリタイア。消化不良のレースが続いている。

    「セパンはGP2で勝ったこともあるし、よく知っているコースです。中高速コーナーもあるし、路面のバンプも少ないので、金曜日に走り始めたクルマの状態はメルボルンより感触がよかったんです。去年に比べるとエアロが効くコーナーでは、ずいぶんとタイムは上がっていました」

    ザウバーは、前戦オーストリラアGPからマクラーレンが採用するFダクトのコンセプトをテストしている。マレーシアGPでも改良型のシステムをテストしたが、レースでの採用は見送った。

    「今回も新しいリヤウイングシステムを試したんですが、データとしてもそこそこいいところが見えていた。だから土曜日も使ったんですけれど、予選前のフリー走行でちょっと安定してなかったので、安全策をとって予選からは使うのをやめました。あれは見た目や機能以上にすごく複雑なシステムなんですね」

    「雨の予選はうまく状況を活かせたなと思います。Q3に残れたことはよかったんですけど、もうちょっと順位を上げられるチャンスがあったかなとも思ってます。雨のせいで路面の水の量が増えたり減ったりする状況だと、タイヤチョイスが一番大事で、あとはどのタイミングでタイムを出すかだけなんで、ドライバーとしてはその時のために準備をして、いつでもタイムを出せるようにしておかないといけない。そのあたりは、去年のブラジルGPで経験して悔しい思いをしたので、今回しっかりと活かせてよかったです」

    「Q3では赤旗中断の後、コースインするときにインターミディエイトも準備してもらっていました。エンジニアとどうしようか相談して、とにかくコースインして入ってこなかったら、そのままウェットで行くというプランでした。実際コースに出てみると、ウエットでも何とかなるだろうと思って走りきったら、最終的にはインターミディエイトの方が速かった」

    「ただラップとしては失敗もしていないし、ウエットタイヤの限界まで走ったのでかなり自分としては頑張ったと思います。今後また同じような予選になった時は、もう少し余裕を持って、タイヤと路面の状況を考えていきたいですね。クルマのドライの時のパフォーマンスを考えれば、トップ10に入れたのは悪くない結果だったので、そのあたりもポジティブに受け止めています」

    予選9番グリッドからソフトタイヤでスタートした可夢偉。オープニングラップで順位を落とすも、ポイントを狙えるポジションでレースを進めていた。

    「決勝レースのスタートは悪くはなかった。目の前に止まっていたバリチェロもうまくよけたんですけど、1コーナーから2コーナーはタイトで、あんまり行き場がないけど、行かないとポジションが落ちるし、という状態でした。スタートの時に履くタイヤは、僕自身はソフトでもハードでもどちらでいけると思っていたんですけど、周りはみんなソフトで来るだろうと思って、ソフトタイヤを選びました」

    しかし、その後マシンは突然白煙を吐き、小林可夢偉はコース脇にマシンを止めた。

    「レースを開始してから1時間ほどで雨がくるという予報もあったんですが、それは気にしていませんでした。エンジンは突然止まりました。9周目に入るまでなんの予兆もなかったし、残念な結果になってしまいました」

    「でも次の中国GPに向けてチームは必ず直してくれると信じていますし、僕もきちんと準備をしていいレースをしたいと思います」

  • ルノー、ハミルトンの過剰な進路変更を非難

    ルノー、ハミルトンの過剰な進路変更を非難

    ルノーのチーム代表であるエリック・ブーリエは、マレーシアGPでルイス・ハミルトンがヴィタリー・ペトロフの攻撃を避けるために行った進路変更はレギュレーション違反だと考えている。

    ハミルトンは、ヴィタリー・ペトロフとポジションを争っており、ペトロフを追い越したあとカウンター攻撃を防ぐために何度も進路変更を行った。

    その行為は、ポジションを守るための進路変更は一度しかしてはならないという非公式のドライバーコードを破ったとして非難の声があがっている。

    エリック・ブーリエは、レースコントロールにハミルトンの行為について不満をいったが、FIAはハミルトンのスポーツ精神に反する行為にブラッグフラッグを降るべきだったと感じている。

    「我々は我々の見解を提起した。率直に言えば、1度の進路変更ができるということがレギュレーションで明白になっているので、続けて3回も行うのは間違っている」

    「彼は危険なドライビングだと警告を受けたが、私は十分だったとは思わない。1回以上の進路変更はできないとレギュレーションに明白に書かれているし、やるべきではないことだ」

    結局ハミルトンには警告が与えられただけだったが、エリック・ブーリエはルノーがFIAにさらなる問題を追求するつもりはないと語る。

    「いいや。警告はもう一度やったら、ペナルティを科すと言っている」

  • F1マレーシアGP 決勝 (ドライバーコメント)

    F1マレーシアGP 決勝 (ドライバーコメント)

    2010 FORMULA 1 PETRONAS MALAYSIAN GRAND PRIX

    1位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
    「最高の日だった!ニコ(ロズベルグ)を抜いた時に、良いスタートが切れたことに気付いた。 その後、マークも抜くことができた。ターン1までの長い直線でアドバンテージを稼ぐことができたので、ターン1に賭けてみようと思ったんだ。ギリギリでマークを抜くことができたよ!ターン2の最後とターン3はマークの方が良かったが、とても滑りやすかったし、ふたりともプッシュしていたからね。戦うためにコースに出ているとは言ってもリスペクトする気持ちは大切だ。ぼくたちはお互いをリスペクトすることができた。もしマークがぼくの立場だったとしても、彼も同じことをしたと思う。その後は、ライバルたちとの距離を広げられるかどうかが問題だった。マークとぼくは同じペースだった。最初はマークの方が速かったけれども、ぼくはタイヤをいたわりながら走っていたので、ピットインまでには距離を広げることができた。第2スティントはすごく長くて、ここは本当に暑いから汗が流れ続けていた。肉体的に本当に厳しいので、雨が降ってくれれば少しはクールダウンできるのに、と思っていた時もあったよ!昨日は本当に難しいコンディションだったが、今日はずっとドライだった。クルマは最高だったので、ポイントはタイヤに気を付けながらペースを維持することだった。ブリヂストンがここに持ち込んだタイヤはとても良い性能を発揮した。前の2戦は期待したポジションでフィニッシュできなかったが、今回は素晴らしいリザルトを達成することができた。チームのおかげだ。あの時にパニックを起こさずにリラックスしていられたことが、今回の優勝に繋がった。シーズンはまだ先が長いからね。決勝を1位でフィニッシュすることが何よりも大切だ。マークも2位でフィニッシュしたので、チームにとっては素晴らしい結果だった。大量得点を成し遂げることができた。本当にハッピーだ」

    2位 マーク・ウェバー (レッドブル)
    「最近のレースでは、戦略やレース展開などを考えるとレース序盤が重要だ。スタートで少しホイールスピンしてしまったせいで、第1コーナーでセブに抜かれてしまった。ニコがどこにいるか知らなかったので、ブレーキングを遅らせた。第1コーナーではセブもぼくも限界ギリギリだった。ターン2の出口はぼくの方が少し良かったが、戦いはターン4までもつれ込んだ。ぼくたちは、レースのスタートの時にクリスチャンと無線で少し話しをしていたんだ。その時、クリスチャンに「ふたりとも無茶はするなよ」と、言われたので、無茶はしなかったよ!レッドブル・レーシングはチームスピリットも、仲間同士の相性も最高だ。だからこそ、本当に激しい戦いができたんだと思う。みんなも実際に見たと思うが、セバスチャンとの戦いは素晴らしかった。どちらが勝ってもおかしくない戦いだったが、最終的には正念場でセバスチャンが良い仕事をした。当然の勝利だよ。チームとして1−2フィニッシュを成し遂げることができたのは感激だ。クルマは好調だったし、思ったようにフィニッシュできなかったレースが続いていたので、素晴らしいカンバックが果たせて良かった。もちろん、もうひとつ上のポジションでフィニッシュできた方が良かったが、チームにとっては最高のリザルトだ。良い週末になることを期待していたので、レッドブルのメンバー、そして、ルノーにも感謝したい。今日はエンジンも最高だった」

    3位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスGP)
    「冠スポンサー、ペトロナスのホームイベントでチーム初の表彰台フィニッシュを達成できて、本当に嬉しい。冬中ずっとハードワークを続けて、今週末も素晴らしい仕事をしてくれたスタッフ全員に感謝したい。今回の結果は、彼らの努力の結晶だ。サーキットに詰めかけたファンのサポートも心強かった。こうしてまた表彰台に立てたことが嬉しい。スタートでホイールスピンさせすぎてしまい、ポジションを落とした。3番手になってからは、前の2台を追いかけるのは難しいと判断するほかなかった。第1スティントではオプションタイヤを装着していたが、あまりペースが上がらなかったので、ロバート(クビカ)の追走を許したが、プライムにタイヤを交換してからは自信を持って走行できるようになった。今週末は最初から調子が良かったので、好成績で終了できて幸いだ。ただし、ここがメルセデスGPが本来いるべき位置ではないので、今後もプッシュする必要がある。きっと我々ならやれるはずだ」

    4位 ロバート・クビサ (ルノー)
    「再び楽しいレースだったし、クルマは週末ずっと一貫して良いペースがあった。レースのスタートは本当に重要だった。ターン1でヒュルケンベルグの前に出ることができたし、ターン2をうまく抜けることができてスーティルをオバーテイクするのに役立った。そのあとは後ろのクルマと良いギャップを築くことができたけど、ロズベルグに追いつくペースはなかった。4位は素晴らしい結果だし、多くの重要なポイントを与えてくれた」

    5位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
    「良いレースを期待していた。最初の2レースでかなり間近だったので、少し不運でポイントを獲得することができなかったからね。チーム全体のパフォーマンスは良かった。最終ステージではずっとルイス(ハミルトン)が僕の後ろに接近していたけど、ミスをしなければ大丈夫だとおもっていので、集中していたよ。もちろん、プッシュしなければならなかったけど、コントロールできていた。中国にもこのパフォーマンスを持ち込めると思っている。僕たちはまだトップ10候補だし、これを続ける必要がある。Q3とレースごとに数ポイント獲れれば、シーズンのこの段階では素晴らしいことだ」

    6位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
    「素晴らしいスタートができて、インサイドに行って、1周目でたくさんのクルマを追い抜くことができた。最初のタイヤセットでレースのほとんどを走る次ぐけることができたし、セバスチャン(ベッテル)のピットストップのあとは彼を追い抜けそうだった。ピットストップのあと、エイドリアン(スーティル)を追い抜くために全力を尽くしたけど、彼はクリーンな出口を得るのがとてもうまかったし、単純にストレートで速すぎだった。彼は実際に素晴らしいレースをしていた。ミスがなかった。20番グリッドからスタートしての6位は輝かしい結果だと思う。今日は僕たちに上位の人たちと競争できる十分な速さがあることを示せたと思う。実際、さらに高い位置からスタートしていれば、もっと良い結果を残すことができただろう。全体的に、レースには満足している。正直、これ以上を要求することはできないよ。チームは本当に今回の結果に相応しいし、僕たちは以前のレースよりコンストラクターズチャンピオンシップでトップに近付いている。だから、僕たちは次のレースにとてもポジティブに挑むことができる」

    7位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
    「全ての条件を考慮すれば、僕たちの結果、すなわち両部門で首位をキープ出来たことはベストだったと思う。しかし、まだ16戦を残しているとはいえ、僕たちはマシンのパフォーマンス性と信頼性を向上させなければならない。今回の結果は、スタート時のポジションを考えれば望むことが出来る最高の結果だった。ここ数日間雨が続いていたので、僕たちの作戦は、出来る限りタイヤ交換を遅らせることだった。もし雨が降れば僕たちに有利な展開になったからだ。まぁ、雨は降らなかったけどね。ソフトタイヤの方がタイムは速いだとうけど、スタート時の路面コンディションでは、タイヤのベストな性能を使い切ることが出来ないと思う。だから、作戦的には間違っていなかったと思う。バトンとの競り合いは非常に難しいものだった。彼はストレートでは速かったけど、最終コーナーでミスをした瞬間、ブレーキングの差でオーバーテイクすることができた。今日のレースでハッキリとしたことは、チャンピオンシップを獲得するためには、全てのラップで勝負しなければいけないということだ。とにかく今後もたくさんの仕事があるので、チームの努力に見合うだけの結果を残すよう集中して臨むつもりだ」

    8位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
    「第1スティントはとてもタフだった。1コーナーでアウトサイドに行ってしまったけど、正しい場所ではなかった。それでたじろいでしまい、そのあとフェルナンドの後ろでスタックしてしまい、オーバーテイクすることができなかった。序盤のラップでがオプションタイヤがかなり困難だとわかった。高速コーナーではリアのグリップがなかった。オーバイテイクできずに多くのタイムをロスしたので、早めにピットストップをするというギャンブルをして、クリーンなトラックに戻った。たくさん順位をあげたけど、長い間プライムでいたので、1周あたり2秒速い後ろのクルマを抑えるのが難しくなってきた。結局フェリペ(マッサ)に抜かれてしまった。フェルナンド(アロンソ)も何度もトライしてきた。最後に彼はターン1に深く入ってきたけど、出口で再び彼を追い抜くことができた。そのあと突然彼のエンジンが終わってしまった。彼に何が起こったのかはわからないけど、僕たちは良いファイトができたと思う。8位を争くことがこんなに難しくなるとは思わなったよ!でも、再びポイントを獲れて良かった」

    9位 ハイメ・アルグエルスアリ (トロ・ロッソ)
    「今日はポイントを獲得できて本当に満足している。シーズンのこの段階でポイント獲得が成し遂げられるとは思っていなかった。このリザルトは、チームの全員の努力のおかげだと思っている。心から感謝したい。一歩一歩、パフォーマンス向上に努めてきたが、今週末は知らないコースだということもあって、本当に厳しかった。今回のレースでは、特に他の選手との戦いを楽しむことができた。先週末のメルボルンで、ミハエル(シューマッハ)からレースの技を少し学ぶことができたからだと思う。終盤はソフトタイヤだったので、タイヤが持つかどうかがちょっと心配だったが、性能の落ちはなかった。とても満足しているし、これまでよりも自信を持って今後のレースに臨めると思う」

    10位 ニコ・ヒュルケンベルグ (10位)
    「今日は僕たちのクルマに信頼性があったのでポイントを獲ることができたけど、それがレースだ。現時点ではペースが不足しているので、タフなレースだった。もっと良くなることを願っているけど、追いつくためにはやらなければならない仕事がたくさんある」

  • ブリヂストン:F1マレーシアGP レースレポート

    ブリヂストン:F1マレーシアGP レースレポート

    ブリヂストンが、2010年F1第3戦マレーシアGPを振り返った。

    猛暑のセパンでソフト−ハードのタイヤ戦略を使ったレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテル選手が、チームメイトのマーク・ウェバー選手をリードしてフィニッシュラインを越え、マレーシアGP優勝を飾った。

    決勝前日までは、毎日午後になるとサーキットを訪れていた雨が今日は降らなかった為レースのパフォーマンスを決定づけたのは、ハードとソフトを使うタイミングや順序など、ブリヂストンの2種類のドライタイヤを使った戦略だった。

    安川ひろし (ブリヂストン モータースポーツ推進室長)
    「今日は非常にエキサイティングなレースを観ることができました。レース優勝者のセバスチャン・ベッテル選手が述べている通り、ブリヂストンが持ち込んだタイヤのアロケーションが、この素晴らしいレースに一役買ったことを誇りに思います。今日、1−2フィニッシュを飾ったレッドブル、そしてニコ・ロズベルグ選手が3位入賞を果たしたメルセデスGPにお祝いを申し上げます。大勢のサポーターがいるマレーシアを訪れるのは、我々にとって喜びでもあります。今回、設立10周年を迎えたブリヂストン・マレーシアは、グローバル・エンバイロメント・センターのためのチャリティー活動を行い、105,000リンギットを集めました」

    浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)
    「タイヤ戦略が中心となった、興味深い良いレースでした。ハード及びソフトのブリヂストン・コンパウンドは、それぞれの特徴が良く表れた非常に良いパフォーマンスを発揮しました。ソフトタイヤでスタートした選手はタイヤの減りが早い為、ハードタイヤでスタートした選手よりも早くピットインしなければなりませんでした。ハードのドライバーはプッシュし続けることができましたので、マーク・ウェバー選手のようにこのタイヤで53周目にレースの最速ラップタイムを記録したドライバーもいました。ソフトの性能を維持するには、より優しいスタイルのドライビングが必要でした。昨日の予選がウェットだったため、ドライバーは新しいタイヤをレースで使うことができました。そのため、レースが進行するに従って、新しいタイヤでコースに出たドライバーたちがどんどん最速ラップタイムを更新しました。バラエティーに富んだ戦略が可能だったため、レースを通して様々な場面で、ドライバーたちのバトルが数多く見られました。上位3名のドライバーたちは同じ戦略でしたが、ハード−ソフトの戦略を使った選手たちの間でも力強い走りが見られました。多くの人々が今回のレースでは雨を予測していましたが、ウェットコンディションでなくても、今日は十分にエキサイティングなレースになりました」

  • レッドブル:ベッテルが今季初優勝! (F1マレーシアGP)

    レッドブル:ベッテルが今季初優勝! (F1マレーシアGP)

    レッドブルは、F1マレーシアGPでセバスチャン・ベッテルが優勝、マーク・ウェバーも2位に入り、1-2フィニッシュを達成した。

    ここ2レースではレースでトップを走行しながらもマシントラブルで勝利を逃していたベッテル。3番グリッドからスタートしたベッテルは、オープニングラップでトップに浮上。ピットストップでもポジションを維持し、今シーズン初優勝を獲得した。

    ポールポジションからスタートしたマーク・ウェバーは、オープニングラップで2位にポジションを落としたが、その後もベッテルを追走。ピットストップで若干のトラブルはあったが、後続を引き離し、2位でフィニシュした。

    セバスチャン・ベッテル (1位)
    「最高の日だった!ニコ(ロズベルグ)を抜いた時に、良いスタートが切れたことに気付いた。 その後、マークも抜くことができた。ターン1までの長い直線でアドバンテージを稼ぐことができたので、ターン1に賭けてみようと思ったんだ。ギリギリでマークを抜くことができたよ!ターン2の最後とターン3はマークの方が良かったが、とても滑りやすかったし、ふたりともプッシュしていたからね。戦うためにコースに出ているとは言ってもリスペクトする気持ちは大切だ。ぼくたちはお互いをリスペクトすることができた。もしマークがぼくの立場だったとしても、彼も同じことをしたと思う。その後は、ライバルたちとの距離を広げられるかどうかが問題だった。マークとぼくは同じペースだった。最初はマークの方が速かったけれども、ぼくはタイヤをいたわりながら走っていたので、ピットインまでには距離を広げることができた。第2スティントはすごく長くて、ここは本当に暑いから汗が流れ続けていた。肉体的に本当に厳しいので、雨が降ってくれれば少しはクールダウンできるのに、と思っていた時もあったよ!昨日は本当に難しいコンディションだったが、今日はずっとドライだった。クルマは最高だったので、ポイントはタイヤに気を付けながらペースを維持することだった。ブリヂストンがここに持ち込んだタイヤはとても良い性能を発揮した。前の2戦は期待したポジションでフィニッシュできなかったが、今回は素晴らしいリザルトを達成することができた。チームのおかげだ。あの時にパニックを起こさずにリラックスしていられたことが、今回の優勝に繋がった。シーズンはまだ先が長いからね。決勝を1位でフィニッシュすることが何よりも大切だ。マークも2位でフィニッシュしたので、チームにとっては素晴らしい結果だった。大量得点を成し遂げることができた。本当にハッピーだ」

    マーク・ウェバー (2位)
    「最近のレースでは、戦略やレース展開などを考えるとレース序盤が重要だ。スタートで少しホイールスピンしてしまったせいで、第1コーナーでセブに抜かれてしまった。ニコがどこにいるか知らなかったので、ブレーキングを遅らせた。第1コーナーではセブもぼくも限界ギリギリだった。ターン2の出口はぼくの方が少し良かったが、戦いはターン4までもつれ込んだ。ぼくたちは、レースのスタートの時にクリスチャンと無線で少し話しをしていたんだ。その時、クリスチャンに「ふたりとも無茶はするなよ」と、言われたので、無茶はしなかったよ!レッドブル・レーシングはチームスピリットも、仲間同士の相性も最高だ。だからこそ、本当に激しい戦いができたんだと思う。みんなも実際に見たと思うが、セバスチャンとの戦いは素晴らしかった。どちらが勝ってもおかしくない戦いだったが、最終的には正念場でセバスチャンが良い仕事をした。当然の勝利だよ。チームとして1−2フィニッシュを成し遂げることができたのは感激だ。クルマは好調だったし、思ったようにフィニッシュできなかったレースが続いていたので、素晴らしいカンバックが果たせて良かった。もちろん、もうひとつ上のポジションでフィニッシュできた方が良かったが、チームにとっては最高のリザルトだ。良い週末になることを期待していたので、レッドブルのメンバー、そして、ルノーにも感謝したい。今日はエンジンも最高だった」

    クリスチャン・ホーナー (チーム代表)
    「素晴らしいチームワークだった。究極的には最初の500メートルが勝負だったと言って良いだろう。ふたりとも非常に良いスタートを切った。ターン1ではセバスチャンがイン側のラインを手に入れ、マークも彼に十分なスペースを与えた。その後、ターン2からターン3へと彼らは戦い続けたが、それが今日のふたりの差だ。ペースは互角だった。チームが完ぺきな1−2フィニッシュを果たす光景は最高だった。これまでの作業は本当に大変だった。開幕2戦ではもちろん悔しい思いをしたが、チームは集中力をキープすることができた。今週末はファクトリーのメンバーがイースターの休暇を返上してサポートしてくれた。最も過酷なレースのひとつであるマレーシアをフィニッシュできるようにと、本当に良く頑張ってくれた。クルマは2台とも完ぺきなパフォーマンスを見せた。そのおかげでチャンピオンシップに復活することができた。また、チームのメンバー全員に自信を与えてくれた」

    ファブリス・ロム (ルノー・プリンシパルエンジニア)
    「やった!最高のリザルトだ。開幕戦からこういう結果が出せてもおかしくなかったが、信頼性の問題で今まで成し遂げることができなかった。しかし遂に信頼性も戻り、1−2フィニッシュを飾ることができた。最高だ。困難な時を乗り越えてチームとしての団結を深め、戦いに復活することができた。最大のライバルたちが大量得点していないので、今回のリザルトは我々にとっては本当にありがたい。また、エンジンもこの暑さに耐えて素晴らしい性能を発揮した。今日は本当に満足している」

    関連:
    F1マレーシアGP:優勝はセバスチャン・ベッテル、レッドブル1-2!

  • フェラーリ:フェリペ・マッサが7位入賞 (F1マレーシアGP)

    フェラーリ:フェリペ・マッサが7位入賞 (F1マレーシアGP)

    フェラーリは、F1マレーシアGPでフェリペ・マッサが7位、フェルナンド・アロンソはリタイアだった。

    19番手からスタートしたフェルナンド・アロンソは、ハードタイヤでの第1スティントを長くし、上位進出を狙ったが、序盤からギアボックスに問題を抱えており、8位を争っていた残り2周にエンジントラブルによりリタイア。

    21番手からスタートしたフェリペ・マッサは、アロンソと同じハードタイヤでの戦略をとり、7位でフィニッシした。

    フェリペ・マッサ (7位)
    「全ての条件を考慮すれば、僕たちの結果、すなわち両部門で首位をキープ出来たことはベストだったと思う。しかし、まだ16戦を残しているとはいえ、僕たちはマシンのパフォーマンス性と信頼性を向上させなければならない。今回の結果は、スタート時のポジションを考えれば望むことが出来る最高の結果だった。ここ数日間雨が続いていたので、僕たちの作戦は、出来る限りタイヤ交換を遅らせることだった。もし雨が降れば僕たちに有利な展開になったからだ。まぁ、雨は降らなかったけどね。ソフトタイヤの方がタイムは速いだとうけど、スタート時の路面コンディションでは、タイヤのベストな性能を使い切ることが出来ないと思う。だから、作戦的には間違っていなかったと思う。バトンとの競り合いは非常に難しいものだった。彼はストレートでは速かったけど、最終コーナーでミスをした瞬間、ブレーキングの差でオーバーテイクすることができた。今日のレースでハッキリとしたことは、チャンピオンシップを獲得するためには、全てのラップで勝負しなければいけないということだ。とにかく今後もたくさんの仕事があるので、チームの努力に見合うだけの結果を残すよう集中して臨むつもりだ」

    フェルナンド・アロンソ (リタイア)
    「非常に難しい週末だった。予選、そして決勝共に、結果的に僕たちはミスを犯した。僕自身についてはスタートから追い上げる位置だったけど、スタート直後からギヤボックスにトラブルを抱えてしまって、レースの大半でクラッチが使えない状態だった。今日の結果をポジティブに捉えれば、たった2ポイントのロスで済んだということだろう。もしトップを走っていたら、それこそ最悪の事態だったと思う。ここ何日間の天候をみれば、今日も恐らく雨が降ると思っていたので、出来るだけタイヤ交換を先送りにしようと考えた。結果的に雨は降らなかったけどね。今日はレッドブルにちょっとしたギフトを贈った気分だ。もしチームが普段通りの位置からレースをスタートさせることが出来ていたら、彼らにとってハードな時間帯が多かったと思う。エンジントラブルでリタイヤということになったけど心配はしていない。チームのエンジニアは経験豊富だし、今回のようなシチュエーションを解決するだけの力を持っている。全てのシチュエーションを考えれば、僕たちは出来る限りのことは出来たと思う。次のGPでも勝利を目指して、今回の経験を自分達の自信に変えて臨むつもりだ」

    ステファノ・ドメニカリ
    「3戦目の今回はチームにとって朗報とは言えない結果に終わり残念です。マレーシアGPには様々な目標を持って臨みましたが、結果的に7ポイントに終わったことには非常に残念でなりません。今日の結果は昨日の予選を下回ったと言わざるを得ないでしょう。しかし後方のグリッドからスタートする場合、本戦で結果を残すことは非常に難しいものです。それに我々はマシンの信頼性に関わる問題を抱えていました。タイトルを本気で狙うのであれば、この問題は確実に解決しなければなりません。しかしフェルナンドはレースを通して素晴らしい走りをみせてくれました。序盤からギヤにトラブルを抱えていましたが、終盤にリタイヤするまでポイント圏内にまで順位を上げたことは本当に感動しました。フェリペの走りも同様に素晴らしく、ドライバーズ部門の首位に立ったことは、長いシーズンの序盤で得た好結果に他なりません。レース全体の評価はポジティブなものです。何故なら我々は2つの部門で首位をキープしていますし、ハイレベルで戦えることを証明しているからです。我々は今後もパフォーマンスレベルとマシンの信頼性を向上させなければなりませんが、マシン、ドライバー、チーム共に両方の部門で優勝を争えるだけのレベルにあります」

    クリス・ダイヤー
    「残念な結果に終わったので何も言うことはありません。マシンとドライバーのポテンシャルが素晴らしかったので、昨日の予選でのミスが原因で、彼らの実力をレース終盤で最大限にまで引き出せなかったことはチームにとって恥ずべきことです。今日はフェルナンドのマシンに2つ深刻な問題を抱えてしまいました。まずスタート直後に発生したギヤボックスが機能しなかった点、そして終盤にリタイヤを余儀なくしたエンジントラブルです。フェリペの走りは素晴らしく、両部門で首位をキープ出来ました。今回のマレーシアGPで得たことはこのくらいでしょう。本来であれば、もっと多くのことが得られたはずだったんですが」

    関連:
    F1マレーシアGP:優勝はセバスチャン・ベッテル、レッドブル1-2!

  • メルセデスGP:ロズベルグが3位表彰台 (F1マレーシアGP)

    メルセデスGP:ロズベルグが3位表彰台 (F1マレーシアGP)

    メルセデスGPは、F1マレーシアGPでニコ・ロズベルグがチーム初となる3位表彰台を獲得。ミハエル・シューマッハはリタイアだった。

    ニコ・ロズベルグ (3位)
    「冠スポンサー、ペトロナスのホームイベントでチーム初の表彰台フィニッシュを達成できて、本当に嬉しい。冬中ずっとハードワークを続けて、今週末も素晴らしい仕事をしてくれたスタッフ全員に感謝したい。今回の結果は、彼らの努力の結晶だ。サーキットに詰めかけたファンのサポートも心強かった。こうしてまた表彰台に立てたことが嬉しい。スタートでホイールスピンさせすぎてしまい、ポジションを落とした。3番手になってからは、前の2台を追いかけるのは難しいと判断するほかなかった」

    「第1スティントではオプションタイヤを装着していたが、あまりペースが上がらなかったので、ロバート(クビサ)の追走を許したが、プライムにタイヤを交換してからは自信を持って走行できるようになった。今週末は最初から調子が良かったので、好成績で終了できて幸いだ。ただし、ここがメルセデスGPが本来いるべき位置ではないので、今後もプッシュする必要がある。きっと我々ならやれるはずだ」

    ミハエル・シューマッハ (リタイア)
    「完走できなかったのは残念だが、左リアホイールのナットが外れてしまって、どうしようもなかった。ターン6で突然マシンの挙動が乱れて、非常に不安定になった。あの状態では操舵できなかったし、駆動力も伝わらなかった。最初はサスペンショントラブルを疑ったが、マシンを下りてから自分の目で確認すると、すぐにナットがないことに気づいた。この種のことはテストでも一度も経験したことがない。非常に珍しいトラブルだ。原因を究明する必要がある。とにかく完走だけはしたかった。レース本番に向けて、それなりに調子は上がっていた。だが、こういう結果になるのもモータースポーツだ。腹を立ててもどうしようもない。ゲームの一部として受け入れるしかない。少なくともニコがチーム初の表彰台を獲得してくれたのは良かったと思う」

    ロス・ブラウン
    「今日のニコのドライビングは素晴らしかった。彼にとってキャリア3度目、メルセデスGPペトロナスにとっては初の表彰台を獲得してくれた。マレーシアで新生シルバーアロー初のトップ3リザルトを残せたことが嬉しい。冠スポンサーであるペトロナスの地元GPで、こうしてハードワークの報酬を手にすることができた。今週末のニコのパフォーマンスには頭が下がる。一方、ミハエルはスタート直後にいいポジションにつけており、好結果を期待していたが、残念ながらその期待どおりにはならなかった。ホイールナットが外れたことが原因だが、かつて経験したことのないトラブルだ。グリッドでは、ホイールナットをダブルチェックしている。原因を精査して、対策を講じる必要がある」

    ノルベルト・ハウグ
    「ニコは素晴らしかった。メルセデスGPにとって3戦目のレースでフロントローからスタートし、3位でフィニッシュしてくれた。チームは周到な作戦を立て、ニコはこれを着実に実行した。おかげで冠スポンサー、ペトロナスの地元で表彰台フィニッシュというチーム史に残る結果が得られた。ただし、2台のレッドブルとの差はいまだに大きい。彼らに追い着くには、まだまだ仕事が必要であることはスタッフ全員が認識している。とはいうものの、我々が正しい方向に向かいつつあることは確かであり、現時点のランキングも悪くはない。ミハエルは素晴らしいスタートを切り、ホイールナットが外れた時点では6番手を走行していた。今後もハードワークを続けて、近い将来に完璧な信頼性を確保するとともに、一歩ずつ着実にスピードを上げて行きたい。ニコのピットクルーは、タイヤ交換作業でメルボルンに続いて2度目の最速記録を打ち立てた。ポイントを獲得する上で、ピット作業の巧拙が重要なカギを握っている。最後に、2010年シーズンの初勝利をマークしたセバスチャン・ベッテルとレッドブルに祝福の言葉を贈りたい。今日のセブは抜群に速かった」

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  • ルノー:ロバート・クビサが4位入賞 (F1マレーシアGP)

    ルノー:ロバート・クビサが4位入賞 (F1マレーシアGP)

    ルノーは、F1マレーシアGPでロバート・クビサが4位、ヴィタリー・ペトロフはリタイアだった。

    ロバート・クビサ (4位)
    「再び楽しいレースだったし、クルマは週末ずっと一貫して良いペースがあった。レースのスタートは本当に重要だった。ターン1でヒュルケンベルグの前に出ることができたし、ターン2をうまく抜けることができてスーティルをオバーテイクするのに役立った。そのあとは後ろのクルマと良いギャップを築くことができたけど、ロズベルグに追いつくペースはなかった。4位は素晴らしい結果だし、多くの重要なポイントを与えてくれた」

    ヴィタリー・ペトロフ (リタイア)
    「レース前半はとても楽しかったし、周りのクルマ、特にハミルトンとのバトルは楽しかったね。中盤にマシンがストップしてしまった。ギアボックスの問題だと思う。リタイアにはがっかりしているけど、今はより多くの経験を積んでいるし、タイヤマネジメントについて多くを学んでいるので、次のレースで改善するための助けになってくれると思う」

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