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  • マクラーレンF1 1000戦目を記念した特別カラーを発表「決して諦めない」

    マクラーレンF1 1000戦目を記念した特別カラーを発表「決して諦めない」

    マクラーレンは、F1参戦1000戦目という大きな節目を記念し、特別カラーリングを発表した。舞台は今週末のモナコGP。1966年にチーム創設者ブルース・マクラーレンがM2Bで初めてF1に挑んだ地で、チームは歴史的な一戦を迎える。

    この特別カラーリングは、チームが掲げる「マクラーレンは決して諦めない」というメッセージを象徴するものだという。カラーリングはモナコGPだけでなく、翌週のスペインGPでも使用される。

    モナコで初代M2Bと現行MCL40が並ぶ記念演出
    マクラーレンは木曜日、モナコ市街地コースのグリッド上で特別な記念イベントを行う。そこでは、チーム初のF1マシンであるM2Bと、1000戦目に出走するMCL40が並べられる予定だ。

    この場には、CEOのザク・ブラウン、チーム代表のアンドレア・ステラ、ランド・ノリス、オスカー・ピアストリに加え、マクラーレンでグランプリ優勝を経験した歴代ドライバーたち、そしてF1会長兼CEOのステファノ・ドメニカリも参加する。

    「今年、モナコでマクラーレンの1000戦目のグランプリに臨むことは、我々のモータースポーツにおける豊かな歴史を称える完璧な機会だ」とザク・ブラウンはコメント。

    「この信じられない節目に到達したのは、我々が2番目のチームだけだ。だからこそ、過去、現在、そして未来を振り返るには、これ以上ない瞬間だ」

    「これまでの歴史を通じて、このチームは成功の時期であれ、より困難な時期であれ、常に粘り強さと決意を示してきた」

    「マクラーレンは決して諦めない。このカラーリングと木曜日の瞬間は、我々がここまで歩んできた道のりを祝う特別な方法だ」

    「それをコース上で走らせ、1966年にここモナコで迎えた最初のレースから現在に至るまで、我々が達成してきたことを称えるのを楽しみにしている。次の1000戦へ向けて」

    マクラーレン F1 モナコグランプリ 1000戦目

    1966年の初参戦から築いた実績
    マクラーレンの1000戦目は、チームがF1で最初のレースを戦ったモナコで迎えられる。1966年、創設者ブルース・マクラーレンがM2Bを走らせたことが、現在まで続く歴史の出発点だった。

    それ以降、マクラーレンは203勝、561回の表彰台、177回のポールポジション、13回のドライバーズチャンピオンシップ、10回のコンストラクターズチャンピオンシップを獲得してきた。

    1000戦目を迎えるモナコGPは、単なる記念レースではなく、チームの原点と現在を結び直す週末となる。特別カラーのMCL40は、その歴史を背負って市街地コースを走る。

  • アストンマーティンF1首脳が反省 カナダGPで露呈したオペレーションミス

    アストンマーティンF1首脳が反省 カナダGPで露呈したオペレーションミス

    アストンマーティンF1のマイク・クラックは、2026年F1カナダGPで露呈したチームのオペレーション面の問題について反省の言葉を口にした。一方で、信頼性の向上やパフォーマンス面での小さな前進も確認できたとして、改善への手応えも示している。

    2026年シーズンのアストンマーティンは苦戦が続いているが、これまで比較的安定していたチーム運営の面でミスが重なったことが、カナダGP後の重要な議題となった。

    クラック「今週末はいくつかのミスがあった」
    レース後の振り返りについて尋ねられたマイク・クラックは、満足できる内容ではなかったと認めた。

    「想像できると思うが、あまり気分の良いものではなかった」

    「マシンのパフォーマンスが我々の望む位置にないことと、チームとしてきちんと仕事を遂行することは別の問題だ」

    クラックは、ランス・ストロールのマシンからホイールカバーが脱落した件や、スプリントでピットレーンスタートを強いられたことなどを例に挙げ、改善が必要だと説明した。

    「これまで我々はもっと良くやれていたし、今後ももっと良くできる。しかし今週末はいくつかの不具合があったので改善しなければならない」

    「ランスがホイールカバーを失った件もそうだし、スプリントではピットレーンからスタートすることになった。理想的な状況ではないし、再発防止に向けて取り組まなければならない」

    序盤は上位争いも現実は厳しく
    アストンマーティンはカナダGPで序盤こそ健闘を見せた。

    フェルナンド・アロンソは一時トップ10圏内を走行し、ストロールもピットレーンスタートからポジションを上げた。しかしクラックは、その順位が実際の競争力以上のものだったと冷静に分析する。

    「純粋なパフォーマンスという観点では、我々は予想していた位置にいたと思う」

    「レース序盤は良い判断がいくつかあり、期待以上のポジションを走ることができた。フェルナンドは一時10番手、ランスもピットレーンスタートから14番手を走っていたので、状況が実際以上によく見えた部分もあった」

    「だが現実はすぐに戻ってくる。常に我々がどこにいるべきかを思い出さなければならない」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    信頼性向上には手応え
    一方で、クラックは信頼性の面では確かな前進があったと評価した。

    アストンマーティンは今季、パフォーマンス不足だけでなく信頼性面でも苦しんできたが、カナダではパワーユニット関連のトラブルが発生しなかった。

    「カナダでは何が起こるか分からないが、それ以上の波乱は起きなかった」

    「先ほど話したオペレーション面の問題を除けば、信頼性という観点では非常に良かった。パワーユニット関連のトラブルは一度もなく、故障もなかった」

    「我々は大きく前進してきたと思う。しかしパフォーマンスはまだ本来あるべきレベルには達していない」

    アストンマーティンは夏休み前後に大型アップグレードを投入する計画を進めている。今回のカナダGPでは運営面の課題が浮き彫りとなったが、クラックは信頼性向上という成果を土台に、さらなる前進を目指している。

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    ・エイドリアン・ニューウェイの“ホンダF1救済策”は成功? FIAルール変更の舞台裏

  • レッドブルF1代表メキースが擁護 フェルスタッペンのエンジン規則批判に理解

    レッドブルF1代表メキースが擁護 フェルスタッペンのエンジン規則批判に理解

    レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、2027年に向けて議論されているF1エンジン規則の見直しについて、マックス・フェルスタッペンの懸念に理解を示しながら、最終的には各メーカーが合意に達するとの見方を示した。

    2026年の新世代パワーユニットは、内燃機関と電動出力を50対50で分担するコンセプトで導入されたが、現在は2027年から内燃機関比率を高める「60対40案」が議論されている。

    フェルスタッペンは現行レギュレーションの方向性に批判的な立場を取っており、自身の将来にも関わる問題として注視している。

    競争力よりもF1全体の利益を優先すべき
    メキースはカナダGP後、GPblogなどの取材に対し、パワーユニットメーカー間の対立が続いている状況について楽観的な見方を示した。

    「正しい解決策を見つけられると楽観視している。レースを改善することに、多くの人が賛同するようになると思う」

    さらに、規則変更による競争力への影響よりも、F1というスポーツ全体の利益を優先すべきだと強調した。

    「スポーツにとって重要なこととなれば、最終的には自分たちの競争力にどのような影響があるかという考えを脇に置き、正しい方向へ進むための決断を下すと思う」

    「最終的にはそこに到達すると考えている」

    “一度で解決すべき問題”との認識
    メキースはまた、2027年規則として議論されている60対40案そのものへの賛否よりも、問題を根本的に解決することが重要だと語った。

    現在の議論では、電動出力比率の高さによるエネルギーマネジメントやストレートでのパワー不足が懸念されており、FIAや複数のチームが見直しを求めている。

    メキースは「60対40かどうか」よりも、「同じ議論を繰り返さないこと」の方が重要だと説明した。

    「投資額の大きさは、このスポーツの規模を考えれば大きな問題ではないと思う」

    「こう言わせてもらうなら、我々はこの問題を一度で解決すべきだと思う。そして毎回繰り返し議論するテーマにしてはならない」

    フェルスタッペンの主張を後押しする発言
    今回の発言は、2026年レギュレーションへの懸念を公然と示してきたマックス・フェルスタッペンの立場を、チーム代表として事実上支持した形とも受け取れる。

    メキースは具体的な数値目標には踏み込まなかったものの、「改善すべき部分が存在する」という認識を明確に示した。

    「コース上では素晴らしい戦いが展開されている。非常に多くのポジティブな要素がある」

    「しかし改善したい部分もあり、そのために戦うべきだと思う」

    2027年に向けた規則見直しは、F1の将来像だけでなく、フェルスタッペンをはじめとするトップドライバーやメーカー各社の長期的な参戦方針にも影響を与える重要な議題となっている。

  • マクラーレンF1代表 ランビアーゼ後継説を否定「私は完全にコミットしている」

    マクラーレンF1代表 ランビアーゼ後継説を否定「私は完全にコミットしている」

    マクラーレンF1のアンドレア・ステラ代表が、マックス・フェルスタッペンの元レースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼが将来的に自身の後任としてチーム代表に就任するとの憶測を否定した。

    発端となったのは、レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースがカナダGPで改めて「ランビアーゼは将来的にマクラーレンのチーム代表になると理解している」と語ったことだった。

    これにより、ステラが将来的にフェラーリへ復帰し、その後任にランビアーゼが就くとの噂が再燃していた。

    再燃した“ランビアーゼ後継説”
    ローラン・メキースは、ランビアーゼとの過去の会話内容に触れながら、将来的なマクラーレンでの役割について自身の認識を説明した。

    「GP(ランビアーゼ)がマクラーレンへ行き、チーム代表になるという理解だ」

    「以前にもそう話したと思う。彼が決断を下す前に何度か話をした」

    「それが実現するのか、いつになるのかは私の関知するところではない。ただ、我々の会話の内容について話しているだけだ」

    この発言は、ステラがかつてミハエル・シューマッハ時代のフェラーリで働いていた経歴を持つことから、将来的なフェラーリ復帰説とも結び付けられた。

    ステラ「ランビアーゼは私を補完する存在」
    しかしステラは、ランビアーゼの加入は後継者育成ではなく、マクラーレンの指導体制をさらに強化するためのものだと強調した。

    「私は2000年代初頭のフェラーリに在籍していた。そして現在、そして将来にわたって成功するために、どれほどの経験、専門性、リーダーシップが必要かを知っている」

    「GPを迎え入れたのはそのビジョンの一部だ。現在のリーダーシップ体制に統合され、チームをさらに強くするための“付加的なリーダーシップ”を構築するという考え方だ」

    「私はGPにマクラーレンへ来てもらうことを非常に強く望んでいた」

    ステラはまた、コンストラクターズ王者として戦う現在のマクラーレンでは、チーム代表の役割がますます重くなっていることも認めた。

    「個人的にチーム代表としての役割は非常に負荷が大きい。そのため私を支える強力なリーダー集団が必要だ」

    「だから計画は非常に明確だ。それ以外の推測は、いわゆるシリーシーズンの話に過ぎない」

    フェラーリ復帰説にも明確な回答
    今回の発言で最も注目されたのは、ステラ自身が将来について明確に語った点だった。

    「私は間違いなくマクラーレンに完全にコミットしている」

    「私にとっての使命は明確だ。これから何年にもわたって、あのトロフィーキャビネットの新しいスペースを埋め続けることだ」

    これは事実上、現時点でフェラーリ復帰を考えていないことを示す発言と受け止められている。

    マクラーレンが進める“人材獲得戦略”
    今回の一件は、ランビアーゼの加入が単なる人事異動ではなく、マクラーレンがF1界最高レベルの人材を積極的に集めていることの象徴でもある。

    2024年以降、マクラーレンは技術部門やマネジメント部門で積極的な補強を進め、現在はF1のトップチームとしての地位を確立している。ランビアーゼの獲得もその延長線上にある。

    ステラ自身もその点を強調した。

    「マクラーレンでは、F1で最高の人材、最高の専門知識、最高のリーダーを迎え入れたいと考えている」

    「GPがマクラーレン入りを決断したことは、我々のチームの信頼性を示している」

    「シリーシーズンについて言えば、我々にとって重要なのは安定性だ。そしてF1最高の才能たちがマクラーレンに加わりたいと考えているという事実だ」

    メキースの発言によって再び注目を集めたランビアーゼ後継説だが、少なくとも現時点では、ステラもマクラーレンもそのシナリオを描いていないことを強く印象付ける内容となった。

  • F2とF3が新ロゴ発表 F1への育成ピラミッドを明確化

    F2とF3が新ロゴ発表 F1への育成ピラミッドを明確化

    FIA F2とFIA F3は、F1への育成カテゴリーとしての位置づけをより明確にするため、新たなチャンピオンシップロゴを発表した。

    新ロゴは単色デザインに簡素化され、よりクリーンで現代的な印象を打ち出すものとなる。F2は従来のブルーを継続し、F3はこれまでのグレーとレッドに代わって、新たにオレンジを採用した。

    F3は新たにオレンジを採用
    F3の新しいオレンジは、シリーズが持つ「ダイナミックでエネルギッシュ、そして活気ある性質」を反映するために選ばれた。若いドライバーたちが競い合う選手権の精神を表すカラーとして位置づけられている。

    FIA会長のモハメド・ビン・スライエムは、F2とF3がF1と世界のモータースポーツの将来を担う人材を育てる重要なカテゴリーだと強調した。

    「FIA F2とFIA F3は、我々のグローバルなシングルシーター育成経路における基本的な柱であり、F1と世界のモータースポーツの未来を形作る才能を育てている」とモハメド・ビン・スライエムはコメント。

    「これらの新しいビジュアルアイデンティティは、両選手権を現代化すると同時に、FIAピラミッド内での重要な位置づけと、我々のスポーツの頂点とのつながりを強化するものだ」

    F1への道筋を視覚的に示す狙い
    F1会長兼CEOのステファノ・ドメニカリも、F2とF3がF1へ到達するための訓練と枠組みを提供する重要な存在だと語った。

    「F2とF3は我々のスポーツにとって極めて重要な部分であり、ドライバーがF1に到達するための訓練と枠組みを提供している」

    「ファンに対して、このピラミッドがどのように機能しているのかを明確にすることは重要だ。F1を補完するクリーンで現代的なビジュアルアイデンティティを持つことは、その実現に役立つ」

    F2は2017年にGP2から名称変更され、現在の形で運営されている。FIA F3はその2年後、2019年にスタートした。

    F2とF3のCEOを務めるブルーノ・ミシェルは、今回の新ロゴがF1とFIAとの密接な協力のもとで開発されたものだと説明した。

    「F1とFIAとの緊密な協力のもとで開発された、新しいF2とF3のロゴを発表できることをうれしく思う」とブルーノ・ミシェルはコメント。

    「我々の狙いは、エリート・モータースポーツ・ピラミッドを通じてF1へ向かう道のりを、より視覚的に伝えることだった。ブルーは常にF2のカラーであり、ファンにもよく認識されている。そしてF3については、新しく鮮やかでダイナミックなオレンジをロゴに取り入れる機会とした。ファンにも気に入ってもらえると考えている」

    新しいブランディングは今後、デジタルチャンネル、放送グラフィック、サーキットの看板、プロモーション素材などに順次展開される。

    国際自動車連盟 フォーミュラ2 フォーミュラ3

  • メルセデスF1の“圧縮比トリック”が違法化 FIA新規則で抜け穴を封鎖

    メルセデスF1の“圧縮比トリック”が違法化 FIA新規則で抜け穴を封鎖

    FIA(国際自動車連盟)は技術レギュレーション上の抜け穴を正式に封じ、メルセデスF1のパワーユニットに関する“圧縮比トリック”はもはや合法ではなくなった。新たな規則は6月1日から施行され、モナコGPがその最初の適用レースとなる。

    プレシーズン中、メルセデスHPPは新型エンジンの圧縮比を18:1まで高める方法を見つけたと報じられていた。

    レギュレーション上の上限は16:1だが、当初の文言では圧縮比の測定条件がピットレーン内の外気温時に限定されていたため、走行中にはより高い圧縮比で作動させる余地が生まれていた。

    測定条件の変更で抜け穴を封鎖
    ライバルのパワーユニットメーカーから反発が起きたことを受け、FIAは6月1日からレギュレーションを変更することに合意した。これにより、圧縮比はエンジン周辺温度が130度の状態で測定されることになった。

    メルセデスHPPは、熱で膨張する金属をエンジン設計に用いることで、18:1の圧縮比を実現できる条件を作り出していたと考えられている。

    この抜け穴の封鎖は当初、ハンガリーGP後の8月1日に予定されていた。しかし、その時期は前倒しされ、ヨーロッパラウンド開始に合わせて施行されることになり、モンテカルロでの一戦から適用される。

    メルセデス優位を崩す決定打になるのか
    メルセデスは2026年にここまで開催された5戦すべてで優勝しており、コンストラクターズ選手権ではフェラーリに74ポイント差をつけている。

    ただし、フェラーリ代表のフレデリック・バスールは、圧縮比の抜け穴が閉じられること以上に、ADUOによる開発機会の方が各陣営のメルセデス追撃を早める要素になると見ている。

    ADUOは、パワーユニットメーカーに性能向上アップグレードを認める制度で、トップユニットから2%以内と判断されたメーカーにはシーズン1回、2%以上遅れているメーカーには2回のアップグレードが認められる。

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    ・メルセデスF1の“圧縮比トリック”はアウディとポルシェの要求が生んだ?

  • シャルル・ルクレール F1モナコGPで特別スーツ着用「街中に僕の物語がある」

    シャルル・ルクレール F1モナコGPで特別スーツ着用「街中に僕の物語がある」

    シャルル・ルクレール(フェラーリF1)が、母国レースとなる2026年F1モナコGPに向けて特別なレーシングスーツを披露した。

    モナコ出身のルクレールにとって、モンテカルロ市街地コースは単なる開催地ではない。幼少期から慣れ親しんだ街であり、自身の人生とモータースポーツキャリアの原点でもある。フェラーリはモナコGPに合わせ、モナコ国旗をモチーフにした特別デザインのレーシングスーツを公開した。

    今回の特別スーツは、通常のフェラーリの鮮やかなレッドを基調としたデザインとは異なり、アイボリー(オフホワイト)をベースカラーに採用。肩や脇、襟元にはフェラーリ伝統のレッドが配され、モナコ国旗をイメージした赤と白のカラーリングで母国への敬意を表現している。

    また、レーシングシューズやキャップも統一デザインを採用。フェラーリの跳ね馬エンブレムやスポンサーのロゴはそのまま残しながら、通常仕様とは大きく異なる特別なコーディネートとなっている。

    シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)シャルル・ルクレール(モナコグランプリ)

    モナコGPはルクレールにとって毎年特別な意味を持つ一戦だ。地元ファンの前で戦う唯一のレースであり、コースのあらゆる場所に自身の思い出が刻まれているという。

    「母国でレースをするのは本当に、本当に特別なことだ」

    「子供の頃からバスに乗って通っていた道だし、モナコには何か特別なものがある」

    ルクレールは、市街地コースの各コーナーに自身の記憶が結び付いていると語る。

    「コース上のどのコーナーにいても、子供時代やレースを始めた頃の思い出がある」

    「サーキットの至るところに個人的な物語がある。だからこそ、僕にとって特別な場所なんだ」

    2024年には悲願だった母国モナコGP初優勝を達成したルクレール。2026年も地元ファンの大歓声を背に、特別なレーシングスーツで再びモンテカルロの市街地に挑む。モナコの街とともに成長してきたフェラーリのエースにとって、この週末が特別なものであることに変わりはない。

  • モントーヤが再反論 マックス・フェルスタッペンとのF1舌戦に「問題はない」

    モントーヤが再反論 マックス・フェルスタッペンとのF1舌戦に「問題はない」

    2026年F1カナダGPの週末に表面化したフアン・パブロ・モントーヤとマックス・フェルスタッペンの舌戦が、新たな展開を迎えた。モントーヤは自身の発言が誤って伝えられたと主張する一方で、フェルスタッペンへの批判の一部については撤回せず、改めて持論を展開している。

    発端となったのは、モントーヤが2026年F1レギュレーションを公然と批判するドライバーに対し、ペナルティポイントや出場停止処分を科すべきだと発言したことだった。

    これに対し、フェルスタッペンはカナダGPでその意見を一蹴し、両者の応酬が注目を集めていた。

    「フェルスタッペン親子との関係は良好」
    カナダGPのグリッド上でマーティン・ブランドルから「フェルスタッペン一家を怒らせたのでは」と問われたモントーヤは笑いながら応じた。

    「それは何か新しい話かい?」

    その後、talkSPORTの取材に応じたモントーヤは、今回の件を深刻な対立として捉える必要はないと語った。

    「いやいや、ドラマなんてない」

    「もしこれで怒っているなら、人生でもっと大きな問題を抱えているということだ」

    かつてウィリアムズやマクラーレンで活躍したモントーヤは、現在もフェルスタッペン親子との関係は良好だと説明した。

    「過去にレースでマックスと話したこともあるし、実際には普通に仲良くやれている」

    「頻繁に話すわけではないが、お互いに挨拶はするし、ヨスにも挨拶する」

    「これまで問題はなかったし、今も問題はないと思っている」

    ニュルブルクリンクでのメルセデスGT3テストを批判
    一方でモントーヤは、フェルスタッペンがレッドブルおよびフォードとの契約下にありながら、ニュルブルクリンクでメルセデスGT3マシンをドライブした件については批判を続けた。

    「マックスがニュルブルクリンクであのメルセデスを走らせたのは間違いだったと思う」

    「フォードがレッドブルに莫大な資金を投じているなら、メルセデスを運転するのは適切ではない」

    この発言は、フォードが2026年からレッドブルのパワーユニットプロジェクトに深く関与していることを踏まえたものだ。モントーヤは企業間のパートナーシップという観点から、フェルスタッペンの行動に疑問を呈している。

    「発言は完全に文脈から切り取られた」
    モントーヤはまた、自身がフェルスタッペン批判を行ったと報じられた経緯についても不満を示した。

    「私の発言は完全に文脈から切り取られた」

    「私は単に、他のスポーツと同じように、F1を公然とこき下ろすドライバーにはペナルティポイントや出場停止処分があってもいいと言っただけだ」

    さらに企業と従業員の関係になぞらえながら、自らの考えを説明した。

    「もし私があなたの会社で働いていて、その会社の悪口を言えば、あなたは私を解雇するだろう」

    「世の中はそういうものだ」

    モントーヤによれば、フェルスタッペン自身は最初からこの議論に参加していたわけではなく、記者からコメントを求められたため反応しただけだったという。

    「もし立場が逆だったら、私もマックスと同じことを言っていただろう」

    この発言からは、フェルスタッペンの反応自体には一定の理解を示していることがうかがえる。

    長年続くブランドルとの確執も再燃
    モントーヤは最後に、今回の騒動を取り上げたマーティン・ブランドルにも矛先を向けた。

    「マーティン・ブランドルは昔から私のことが好きではなかったし、その気持ちはお互い様だ」

    元F1ドライバー同士として長年にわたり微妙な関係が続いている両者だが、今回の発言によってその因縁も改めて注目を集めることになった。

    今回の一連のやり取りを見る限り、モントーヤとフェルスタッペンの間に深刻な対立が存在するわけではなさそうだ。ただし、2026年F1レギュレーションやドライバーの発言の自由を巡る議論については、今後もパドック内で意見が分かれるテーマとなりそうだ。

  • メルセデスF1の“圧縮比トリック”はアウディとポルシェの要求が生んだ?

    メルセデスF1の“圧縮比トリック”はアウディとポルシェの要求が生んだ?

    2026年F1レギュレーションを巡る議論が再び注目を集めている。ドイツの著名ジャーナリスト、ミハエル・シュミットは自身のポッドキャストで、新規則が誕生した経緯と各メーカーの政治的駆け引きについて詳しく語った。

    2026年から導入された新パワーユニットは、内燃機関と電動出力をほぼ50対50で分担する前例のないコンセプトを採用した。しかし、その結果として「スーパークリッピング」問題やエネルギーマネジメントの複雑化が発生し、シーズン開幕後も議論が続いている。

    50対50の発想は自動車メーカー主導だった
    シュミットによれば、現在の規則の出発点となったのはF1チームではなく各自動車メーカーの経営陣だった。

    メーカー側はF1を電動化技術のショーケースとして活用したいと考え、エンジンと電動出力を同等レベルに引き上げることを強く求めたという。

    シュミットは新規則について厳しい評価を下した。

    「認めなければならない。この規則はひどいものだ。壊滅的な出来だ。問題が起きることは最初から見えていたのに、今になって止めようとしている」

    その背景には、F1の競技的な要求よりもメーカーのマーケティング戦略が優先された側面があったと指摘している。

    スーパークリッピングを生んだ政治的判断
    50対50という構造を実現するため、電動出力は従来の120kWから350kWへと大幅に引き上げられた。

    本来であればエネルギー回収能力も同時に拡大する必要があったが、その有力案だった前輪回生システムは採用されなかった。

    シュミットは、その理由が純粋な技術論ではなく政治的な判断だったと説明する。

    「解決策を見つける時間は3年あった。前輪からエネルギーを回収すればよかった。そうすればクリッピングやスーパークリッピングの話など出てこなかった」

    しかし既存メーカーは、この方式によってル・マンでの経験が豊富なアウディやポルシェが大きなアドバンテージを得ることを警戒した。

    その結果、前輪回生は却下され、現在の複雑なエネルギーマネジメント方式が採用されることになった。

    アウディとポルシェの要求が生んだ“圧縮比問題”
    一方でアウディとポルシェも譲歩したわけではなかった。

    シュミットによれば、両社はターボ過給圧と圧縮比に上限を設けるよう強く主張したという。

    「彼らは過給圧制限と圧縮比制限の導入を強く求めた。これもまた理解しがたい選択だった」

    シュミットは、この決定が現在のメルセデス優位につながった可能性があると指摘する。

    「もし制限がなければ圧縮比は以前と同じ18対1のままだっただろう。そうなればメルセデスは現在のような優位性を得られなかった」

    2026年シーズン序盤からパワーユニット性能で高い評価を受けるメルセデスだが、その背景には規則の抜け道を活用した設計思想があるとの見方も存在している。

    アウディ自身も苦しむ過給圧制限
    シュミットはさらに、アウディが過給圧上限を5.0バールから4.8バールへ引き下げることを主導したとも明かした。

    しかし皮肉なことに、そのルールが後にアウディ自身を苦しめる結果となった。

    マイアミGPスプリントではガブリエル・ボルトレトのマシンが吸気圧に関する規定違反によって失格となっている。

    自ら推進した規則によって自チームが処分を受けるという、象徴的な出来事だった。

    2026年規則への根本的な疑問
    シュミットは最後に、F1があまりにも複雑な技術議論に踏み込みすぎていることへ警鐘を鳴らした。

    「スポーツはファンに楽しんでもらうものでなければならない。ほとんどのファンはメガジュールが何なのか知らない」

    「そうした話を始めた時点で、F1はすでに負けている」

    2026年レギュレーションは環境性能とメーカー誘致を重視した結果として誕生した。しかしシュミットの証言からは、その裏側で各メーカーの思惑が複雑に絡み合い、妥協を重ねた末に現在の制度が形作られたことが見えてくる。

    そして今、その妥協の積み重ねがスーパークリッピング問題や勢力図の偏りとして表面化し始めている。今後予定される2027年以降の見直し議論では、こうした“政治主導の副作用”をどう解消するかが大きなテーマになりそうだ。

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  • オリバー・ベアマン F1首位アントネッリに刺激「僕にもできるはずだ」

    オリバー・ベアマン F1首位アントネッリに刺激「僕にもできるはずだ」

    オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)は、2024年のFIA F2でチームメイトだったアンドレア・キミ・アントネッリの成功が、自身の自信にもつながっていると語った。

    2026年シーズンのF1でアントネッリはメルセデスのエースとして活躍し、ジョージ・ラッセルを抑えてランキング首位を快走している。一方のベアマンはハースF1チームで経験を積む立場にあるが、かつて同じカテゴリーで競い合った仲間たちの活躍を目の当たりにし、自らの将来にも大きな希望を見出している。

    F2で苦楽を共にしたアントネッリとの思い出
    2024年、オリバー・ベアマンは急病で欠場したカルロス・サインツJr.の代役としてサウジアラビアGPでフェラーリF1からデビューし、いきなり入賞を果たした。その後もハースF1チームから数戦に出場し、F1での経験を積んだ。

    しかし当時の主戦場はFIA F2であり、同じプレマでアンドレア・キミ・アントネッリとチームメイトを務めていた。

    そのシーズン、アントネッリはランキング6位、ベアマンは12位に終わったものの、両者とも翌年のF1昇格を果たした。さらにF2王者のガブリエル・ボルトレトやランキング2位のアイザック・ハジャーもF1へとステップアップし、2024年世代は一気にグランプリの舞台へ進出した。

    メルセデスの激しい戦いを見て感じたこと
    ベアマンはポッドキャスト『Drive To Wynn』で、カナダGPで繰り広げられたアントネッリとラッセルのバトルについて語った。

    「2人とも本当に高いレベルで戦っている」

    「カナダで彼らが戦う姿を見るのは本当に楽しかった。お互いを限界までプッシュしながらも、常にリスペクトを保っていた。チームメイト同士ではそれがとても重要なんだ」

    「とても見応えのある戦いだったし、キミがトップ争いをしているのも嬉しい。彼のことはよく知っている。F2でチームメイトだったからね」

    ベアマンは、若手同士がF2からF1へと駆け上がり、トップカテゴリーでも結果を残している姿に特別な思いを抱いているという。

    ハジャーやアントネッリの活躍が自信につながる
    ベアマンは、レッドブル・レーシングでマックス・フェルスタッペンと肩を並べるアイザック・ハジャーにも言及し、自身のモチベーションになっていると明かした。

    「僕自身はいまトップ争いをしているわけではないし、トップ4チームのマシンにも乗っていない」

    「でも、彼らがチームメイトやトップ争いのライバルたちと互角に戦っている姿を見ると、自分にも自信が湧いてくる」

    「僕はF2やF3で彼らと戦ってきた。そして今、彼らはF1で最高のドライバーたちと戦っている。それを見ると、自分にもいつか同じことができるはずだと思える」

    「若いドライバーたちが成功しているのを見るのは本当に励みになる。僕もその若手のひとりだし、できるだけ早くあの位置で戦いたいと思っている」

    2024年世代がF1の勢力図を変え始めている
    アントネッリ、ハジャー、ボルトレト、そしてベアマン。F2を戦った若手たちはわずか2年足らずでF1の中心へと近づきつつある。

    アントネッリはすでにタイトル争いの主役となり、ハジャーもレッドブル・レーシングで存在感を発揮している。ベアマンはまだトップチームのシートを手にしていないが、同世代の成功は自身の可能性を信じる大きな材料になっている。

    F1の世代交代は確実に進んでおり、ベアマンもまた、その流れの中で次に飛躍する若手のひとりとして注目されている。