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  • ランド・ノリス F1モナコGP初日に電気系トラブル「マシンが完全に停止」

    ランド・ノリス F1モナコGP初日に電気系トラブル「マシンが完全に停止」

    ランド・ノリス(マクラーレン)は2026年F1モナコGP初日のフリー走行2回目(FP2)で電気系トラブルに見舞われ、セッション途中でマシンを止めることになった。

    ディフェンディングチャンピオンのノリスは、昨年このモナコGPを制して初のF1ワールドチャンピオン獲得への流れを築いたが、今回はヌーベルシケイン出口でマシンが突然停止。十分な走行を行えないままFP2を終え、19番手に沈んだ。

    突然のシャットダウンで走行終了
    マクラーレンは、ノリスのマシンを襲った問題が電気系統のトラブルだったことを明らかにした。

    マクラーレンの最高技術責任者兼チーフデザイナーを務めるロブ・マーシャルは次のように説明した。

    「ランドのセッションは残念ながら電気系統の不具合によって短縮されることになった。その問題によってマシンはシャットダウンしてしまった」

    「チームは根本原因の特定に全力で取り組んでいる。同じ問題が再発しないようにするとともに、予選に向けてすべてを最適化することに集中している」

    マシンが回収された後、ノリスは残りのセッションをピットウォールから見守ることになった。

    ノリス「僕たちはどこでも遅れている」
    ノリス自身も、今回のトラブルとマクラーレンのペース不足に不満を隠さなかった。

    「難しい一日だった。僕たちは明らかにペースが足りていないし、コースのあらゆる場所でタイムを見つけなければならない」

    「今日ここで走行時間を失ったのはフラストレーションが溜まる。モナコでは走行時間がとても重要だからね。マシンは単純に止まってしまったので、何が起きたのか調べる必要がある」

    さらにノリスは、予選までに状況を大きく改善するのは容易ではないとの見方を示した。

    「一晩かけてパフォーマンスを引き出そうと努力するけれど、正直なところ今の位置関係を見る限り、今週末に先頭集団と戦うのは難しいと思う」

    「完全に予想外だったわけではないけれど、もちろん望んでいる位置ではない。何が足りていないのか理解して、明日に向けてできる限り挽回したい」

    ランド・ノリス(マクラーレン) F1 モナコGP 初日

    大型アップデート投入も苦戦
    今回の苦戦は、マクラーレンがモナコに大規模アップデートを投入した直後に起きた。

    MCL40にはリアウイングの新しいウイングレットを含む計6項目のアップデートが導入されており、これは5月のマイアミGP以来最大規模の開発パッケージとなる。

    しかし初日の結果を見る限り、その効果はまだ十分に表れていない。ノリスは電気系トラブルで走行時間を失い、オスカー・ピアストリも7番手にとどまった。

    フェラーリ勢がFP1とFP2でワンツーを記録し、マックス・フェルスタッペンも上位につけるなか、マクラーレンは予選に向けてセットアップとアップデートの理解を急ぐ必要がありそうだ。

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    ・F1モナコGP フリー走行2回目 結果・タイムシート:アロンソ20番手

  • メルセデスのアルピーヌF1株式取得交渉が決裂 ブリアトーレ「価格が原因」

    メルセデスのアルピーヌF1株式取得交渉が決裂 ブリアトーレ「価格が原因」

    アルピーヌF1チームの株式売却をめぐり、メルセデスとの交渉が決裂した。対象となっていたのは、2023年12月にオトロ・キャピタルが2億ドルで取得したアルピーヌの少数株式24%で、現在は6億ドルから8億ドル規模の価格が取り沙汰されている。

    F1チームの価値が上昇を続けるなか、この株式は新たな投資家がF1に足場を築くための数少ないルートと見られていた。メルセデスF1チームのトト・ヴォルフも取得に向けて交渉していたが、先週、その協議は終了した。

    ブリアトーレ「価格が高すぎた」
    アルピーヌのフラビオ・ブリアトーレは、今回の件がアルピーヌF1チームの問題ではなく、オトロとルノー・グループの間の案件だと強調した。

    「オトロはチームとは何の関係もない」とブリアトーレは語った。「オトロはヘッジファンドで、2年前にアルピーヌの24%を買った。そして今、彼らは売りたがっている。誰もが知っているように、彼らはメルセデスチームの背後にいるトト・ヴォルフと交渉していた」

    「2日前、その合意は失敗した。すべての交渉がだ。これは本当にチームとは関係がない。我々はオトロに関してルノー・グループから何のプレッシャーも受けていない。これは本当にルノー・グループの問題であり、アルピーヌチームの問題ではない」

    交渉がなぜ失敗したのかを問われると、ブリアトーレは明確に答えた。

    「とても簡単だ。価格が高すぎた。トトは非常にフェアだった。オトロの人々がフェアだとは思わない。トトはすべての交渉で非常にフェアだった」

    ホーナー関与の可能性にも言及
    オトロ株式をめぐっては、F1外部の投資家だけでなく、クリスチャン・ホーナーが関わるコンソーシアムも関心を示しているとされる。ブリアトーレは、いずれの買い手であっても最終的にはルノーの承認が必要になると説明した。

    「オトロはルノー・グループの問題であり、実際にはチームの問題ではない」とブリアトーレは語った。「クリスチャンを含め、さまざまな人々との交渉があると思う。私にとっては、ルノーが見つける解決策が何であれ、どんな解決策でも喜んで受け入れる」

    「オトロから株式を買う者は、ルノーの祝福を得る必要がある。過半数株主との合意がなければ、少数株式を買うために6億ドルを費やすのは非常に難しいと思う」

    「正直に言って、オトロの政治は理解できない。現時点では、どこにも向かっていない」

    フラビオ・ブリアトーレ(アルピーヌF1チーム)

    ブリアトーレはホーナーとの協働に前向き
    ブリアトーレは、ホーナーがアーデンGP2チームを運営していた時代からの知己であり、バーニー・エクレストンとともにホーナーの初期キャリアに影響を与えた人物でもある。

    ホーナーと一緒に仕事をすることに抵抗はないかと問われると、ブリアトーレは問題ないと明言した。

    「私は誰とでも一緒に仕事をすることを歓迎する」とブリアトーレは語った。「私にとっては歓迎だ。問題はまったくない。特にクリスチャンとはそうだ。私はクリスチャンと非常に良い関係を持っている。彼とは20年来の付き合いで、当時はエンジンで一緒に仕事をしていた。私はその時、ルノーでエンジンを供給していた。我々は5年間一緒に仕事をしていた。問題はまったくない」

    今回の交渉決裂は、アルピーヌの運営体制そのものよりも、少数株式を保有する投資ファンドとルノー・グループの間にある価格設定と承認プロセスの問題を浮き彫りにしている。ブリアトーレの発言からは、チーム側が売却交渉に巻き込まれているというより、外部株主の出口戦略が停滞している構図が見えてくる。

  • ジョージ・ラッセル F1モナコGP初日「フェラーリが倒すべきチーム」

    ジョージ・ラッセル F1モナコGP初日「フェラーリが倒すべきチーム」

    ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、2026年F1モナコGP金曜フリー走行を終え、フェラーリが「倒すべきチーム」だと認めた。フェラーリはFP1とFP2の両方でトップに立ち、メルセデスは両セッションで4番手と5番手にとどまった。

    メルセデスはFP1でラッセルとキミ・アントネッリが異なるセットアップを試し、FP2では方向性をそろえた。ラッセルは改善を感じた一方で、土曜日に向けてさらに大きな前進が必要だと語った。

    ラッセル「フェラーリは明らかに倒すべきチーム」
    「フェラーリが倒すべき相手になると予想していた」とラッセルはコメント。

    「多くの人はそれをただの話だと思っていたけど、明らかに彼らが倒すべきチームだ。レッドブルも僕たちにとっては少し驚きだった」

    「ここまでのレースの中で、ここが僕たちにとって最も難しい場所になることは分かっていた。期待していたより少し難しくなっているかもしれないけど、FP1からFP2にかけては良い改善ができた」

    「夜の間に同じステップを踏む必要がある。今日は完全には決まらなかったと思うので、改善の余地はある。でも間違いなくフェラーリがそのチームだ」

    ラッセルは、フェラーリのマシン特性がモナコのような市街地コースに合っていることは驚きではないと説明した。

    「正直に言うと、毎年ここや市街地コースで見られるフェラーリの傾向、そして今日見たものは、おそらく10年くらい前からあるものだ」

    「どのマシンにも生まれ持ったDNAがある。彼らのDNA、特にマシンのメカニカル面は、明らかにこうした市街地コースで機能している」

    「僕たちは改善するためにできることをすべてやっている。ギャップを縮めることはできると思うけど、どこまで踏み込めるかは分からない」

    FP2で方向性を統一したメルセデス
    ラッセルは、自身の金曜日について、FP1では2台で異なる方向性を試し、FP2ではより良い方向にそろえたと明かした。

    「FP1では理解を深めるために2つの違う方向に進んだ」

    「明らかに良い方向がひとつあって、FP2ではすぐにかなり快適に感じられた。でもフェラーリと比べるとペースが足りていない」

    ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ) F1 モナコGP

    アントネッリ「今季で最も単純ではない金曜日」
    一方、ワールドチャンピオンシップ首位のキミ・アントネッリは、金曜日の進み方に満足していないと認めた。

    「今季で最も単純ではない金曜日だった」とアントネッリはコメント。

    「マシンに苦しんだ。特に中間セクターで苦しんでいて、それが僕たちのペースを制限していた」

    「多くの異なるセットアップオプションを試し、良いデータをたくさん集めることができた。それは夜の間にどんな作業をするか、FP3と予選に向けてどんな変更を加えるかを評価する助けになる」

    アントネッリも、フェラーリが予選に向けて最有力候補に見えると認めた。

    「フェラーリは非常に強い位置にいるように見える。彼らがモナコで典型的に強いことは分かっているし、明日に向けて間違いなく本命に見える」

    「ただ、僕たちはまだマシンを完璧なスイートスポットに入れられていないので、見つけられるタイムはまだあると分かっている。だから明日は一歩前進して、争いに加われることを期待している」

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    ・F1モナコGP フリー走行2回目 結果・タイムシート:アロンソ20番手

  • マクラーレンF1に罰金処分 ノリス車のテープ処置が安全規則違反

    マクラーレンF1に罰金処分 ノリス車のテープ処置が安全規則違反

    ランド・ノリスのマシンがF1モナコGPのフリー走行2回目(FP2)で停止した件を巡り、マクラーレンF1はFIAから3万ユーロ(うち1万ユーロは執行猶予)の罰金処分を受けた。

    問題となったのは、ノリスのマシンが電気系統のトラブルでヌーベルシケイン出口に停止した際、マーシャルがクラッチ切り離しシステム(CDS)を作動できなかったことだ。この影響で迅速な車両回収ができず、セッションは赤旗中断となった。

    空力目的でボタンをテープで覆う
    FIAスチュワードの報告書によると、マクラーレンはCDS作動ボタンの上に透明なテープを貼っていたことを認めた。

    チームは、この処置が空力性能向上を目的としたものだったと説明している。

    スチュワードは次のように指摘した。

    「チームは、空力上の理由からCDSを作動させるために押す必要があるボタンの上に透明なテープを貼っていたことを認めた」

    FIA側は、この措置によって本来の安全機能が失われたと判断した。

    「FIA代表者の見解であり、チーム自身も認めたように、この措置はCDSシステムの目的を完全に無効化するものだった」

    「CDSは保護グローブを着用したマーシャルが迅速に作動させられるよう設計されている」

    さらにマクラーレンも、工具なしではテープを破ってボタンを押せなかったことを認めた。

    「チームは、工具を使わなければ手だけでテープを破ってボタンを押すことは不可能だったと認めた」

    カナダGPのレーシングブルズ事例が判断材料に
    F1技術規則では、マシンが油圧系統、空圧系統、電気系統の故障に見舞われた場合でも、クラッチを切り離せるCDSシステムの搭載が義務付けられている。

    また、その作動ボタンはドライバーやマーシャルが数秒以内に操作できる位置に設置しなければならない。

    今回の処分は、前戦カナダGPでリアム・ローソンのマシンのCDSが正常に機能しなかったとしてレーシングブルズが罰金処分を受けたケースと同じ条項によるものだ。

    ただしレーシングブルズには3万ユーロのうち2万ユーロが執行猶予となった一方、マクラーレンは1万ユーロのみが執行猶予となり、即時に2万ユーロの支払いを命じられた。

    スチュワードはその理由について、カナダGPでの事例がすでに全チームへの警告になっていたはずだと説明している。

    「前戦で同じ規則違反と処分が科されていた以上、すべてのチームはCDSシステムの重要性を認識しているべきだった」

    安全装置を犠牲にした空力最適化の代償
    今回の裁定は単なる技術違反ではなく、安全装置へのアクセスを空力目的で妨げた点が重く見られた。

    マーシャルが迅速にマシンを回収できなければ、赤旗やセーフティカーの原因となるだけでなく、ドライバーやコース上の作業員の安全にも影響を及ぼす。そのためFIAは近年、CDSシステムに関する違反に対して厳しい姿勢を取っている。

    前戦のレーシングブルズに続き、今回はマクラーレンが同様の問題で処分を受けたことで、FIAが安全関連装置の運用を今後さらに厳格に監視していく姿勢を示した形となった。

  • ランス・ストロール F1モナコGPで深刻な問題「毎周ギアの同期を失う」

    ランス・ストロール F1モナコGPで深刻な問題「毎周ギアの同期を失う」

    ランス・ストロール(アストンマーティン)は、2026年F1モナコGPを前に、チームが抱えるギアボックスの問題がモンテカルロ市街地コースで大きな弱点になる可能性を認めた。

    アストンマーティンは今季からメルセデス製ギアボックスの供給を終了し、ホンダとのワークス体制移行に合わせて自社開発ギアボックスを採用している。しかし、マイアミGP以降はダウンシフト関連の問題に悩まされており、モナコではその影響がさらに拡大する見通しだ。

    モナコ特有の超低速コーナーが弱点を露呈
    モナコGP最大の特徴のひとつが、サーキット中で最も速度が落ちるロウズ・ヘアピン(現グラン・ホテル・ヘアピン)だ。

    ストロールによると、アストンマーティンのAMR26は時速40km以下になるとギアの同期が失われる症状を抱えており、ヘアピンを通過するたびにシステムを再同期させなければならないという。

    これは単なるフィーリングの問題ではなく、ラップタイムに直接影響する深刻な欠陥だ。

    「そうだね。それは問題になると思う」とストロールは語った。

    「だからこそ、グリップ面では少し有利になるかもしれないと思っている。中高速コーナーではパワーよりもダウンフォースが重要だから、そうした区間では僕たちの方が良いはずだ」

    「でも、僕たちが抱えている他の問題と同じように、ギアボックスやドライバビリティの問題はここでは非常に重要になると思うし、かなり厳しい挑戦になるだろう」

    1周ごとに発生するタイムロス
    問題の深刻さについて説明を求められたストロールは、毎周発生するロスになると明かした。

    「いろいろな要素がある。ダウンシフトの問題だ。カナダでは少し改善していた」

    「でも時速40km以下になるたびにギアの同期を失ってしまう。だからギアを再同期させなければならない」

    そしてモナコでは、その現象がほぼ確実に毎周発生すると説明した。

    「例えばここでは、ロウズ・ヘアピンを通過するたびに完全にギアの同期を失うことになる」

    「その後で再び同期させなければならないんだ。ギアを同期させるたびに大きなラップタイムを失うから、そういうことが問題なんだ」

    ランス・ストロール(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム) モナコGP

    アロンソも懸念するアストンマーティンの課題
    フェルナンド・アロンソも木曜日のメディア対応で、このギアボックス問題がモナコ週末の重要な懸念材料になる可能性を認めていた。

    2026年型AMR26は、エイドリアン・ニューウェイが技術指揮を執る最初のマシンとして期待されたが、シーズン序盤から競争力不足に苦しんでいる。さらにホンダ製パワーユニットの信頼性問題やドライバビリティの課題も重なり、ランキング争いで後れを取っている。

    特にモナコは低速コーナーの連続と頻繁なシフトチェンジが求められるサーキットであり、ストロールが明かした「40km/h以下でギア同期を失う」という症状は、他のサーキット以上に致命的な弱点となる可能性がある。

    予選でコンマ数秒が勝敗を分けるモナコにおいて、ロウズ・ヘアピンのたびに発生するギア再同期がどれほどのパフォーマンス低下を招くのか。アストンマーティンにとっては週末を左右する重要な技術課題となりそうだ。

  • シャルル・ルクレール F1モナコGP「ポール争いはハミルトンとの接戦になる」

    シャルル・ルクレール F1モナコGP「ポール争いはハミルトンとの接戦になる」

    シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、2026年F1モナコGP初日のフリー走行を終え、チームメイトのルイス・ハミルトン、そしてマックス・フェルスタッペンとの間でポールポジション争いが繰り広げられるとの見方を示した。

    母国レースとなるモナコで、ルクレールはFP1でトップタイムを記録したものの、FP2ではハミルトンが最速。両者の差はコンマ1秒強にとどまり、フェルスタッペンも僅差で続いた。

    一方でルクレール自身は、カナダGPから続くブレーキの問題に悩まされていることを明かしている。

    ポール争いの鍵はブレーキ問題の解消
    ルクレールは金曜日の走行を振り返り、現状の最大の課題がブレーキにあると説明した。

    「僕の側ではブレーキにかなり問題を抱えていて、それを解決しようとしているところだ。今はまだ自信を持てる状態ではない」

    「それ以外については、このサーキットは大好きだし、もし明日までにその問題を解決できれば大きな前進になると思う。残念ながら、その問題はカナダから少し苦しんでいる」

    「解決策を探しているところだ。明日までに見つかることを願っているし、そうなれば確実に前進できると思う」

    モナコではわずかなフィーリングの差が予選結果を左右するだけに、ブレーキの改善がフェラーリにとって重要なテーマとなっている。

    ハミルトンとフェルスタッペンを警戒
    予選でポールポジション争いができるかと問われたルクレールは、ライバル勢の速さを高く評価した。

    「マックスはとても強かったし、レッドブルも非常に強かった。そしてルイスもとても速かった」

    「結局のところ、今日がひどい一日だったわけではない。FP2ではルイスと本当に僅差だったから、それほど心配はしていない」

    「ただ、予選は厳しい戦いになると思う。間違いなく非常に接戦になるだろう。もしブレーキで前進できれば、ポール争いにおいて確実に助けになるはずだ」

    FP2ではフェラーリ勢が1-2を記録したが、ルクレールの言葉からは、レッドブルを含めた三つ巴の戦いになるとの警戒感がうかがえる。

    スクーデリア・フェラーリ

    バスール代表は慎重姿勢を崩さず
    一方でフェラーリのチーム代表フレデリック・バスールは、初日の好調なタイムを過度に評価することを避けた。

    モナコでは路面コンディションの変化が大きく、金曜日の速さがそのまま予選や決勝に結びつくとは限らないと指摘する。

    「そういった噂や期待は気にしていない。我々は自分たちの仕事をしなければならない。モナコでは金曜日から予選、そして決勝まで非常に長い道のりがある」

    「最も難しいのは路面の進化とグリップの向上を予測することだ。常に次のセッションを見据えていなければならない。それがチームにとってもドライバーにとっても本当の挑戦になる」

    「まだ先は長い。明日の予選が終わった時点で、本当の競争力が分かるだろう」

    フェラーリ復調の象徴となる週末か
    バスールは最近のハミルトンのパフォーマンス向上についても評価した。

    「もちろん重要なことだし、チーム全体の競争力にとっても重要だ」

    「流れは良い方向に向かっている。ただ、本当に重要なのは明日の夜もその流れが続いていることだ」

    フェラーリはモナコ初日で有力候補の一角として存在感を示した。しかしルクレールのブレーキ問題、そしてフェルスタッペンを擁するレッドブルの速さを考えれば、ポールポジション争いは最後まで予断を許さない展開となりそうだ。

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    ・F1モナコGP フリー走行2回目 結果・タイムシート:アロンソ20番手

  • ルイ・ヴィトン 2026年F1モナコGPでタイトルパートナーに初就任

    ルイ・ヴィトン 2026年F1モナコGPでタイトルパートナーに初就任

    ルイ・ヴィトンが、2026年F1モナコGPのタイトルパートナーに初めて就任した。大会は「フォーミュラ1 ルイ・ヴィトン グランプリ・ドゥ・モナコ 2026」として開催される。

    ルイ・ヴィトンは2021年からモナコ自動車クラブのパートナーを務め、2025年からはF1のオフィシャルパートナーとして活動している。今回のタイトルパートナー就任により、モナコ公国との結びつきをさらに強めることになった。

    ルイ・ヴィトンは6年連続で特別製作したグランプリ・ドゥ・モナコのトロフィートランクも披露する。モナコ公国のナショナルカラーをイメージした赤いモノグラム・キャンバスを採用し、ホワイトとレッドのラインで「Vuitton」と「Victory(勝利)」を象徴する「V」を表現したデザインとなっている。

    これまでモナコGPでは、2021年と2023年のマックス・フェルスタッペン、2022年のセルジオ・ペレス、2024年のシャルル・ルクレール、そして2025年のランド・ノリスの優勝を祝福するトロフィートランクが製作されてきた。

    ルイ・ヴィトン F1 モナコGP

    また、ルイ・ヴィトンは大会期間中、モナコ市街地コース内でサイネージを展開。スピード感に着想を得た特別なグラフィックデザインを通じて、サーキット全体でブランドの存在感を示す。

    モナコ市内のルイ・ヴィトン モナコ ストアでは、グランプリをテーマにした特別なウィンドウディスプレイを実施。手描きのグランドスタンドや観客フィギュア、精巧なレースシーンを配置し、往年のモータースポーツの世界観を表現する。

    さらに、ルイ・ヴィトンは「シティ・ガイド モナコ」を新たに発売する。約200件の厳選されたアドレスを掲載したこのガイドブックは、F1モナコGPの開催に合わせて刊行されるもので、伝統と革新、ラグジュアリーと真正性が共存するモナコ公国の魅力を紹介している。

    伝統とモダニティが交差するモナコで開催されるF1モナコGPは、モータースポーツとラグジュアリーを象徴するイベントとして世界的な注目を集めており、ルイ・ヴィトンはタイトルパートナーとしてその舞台を彩る。

  • レッドブルF1 PU開発に手応えも現実直視「トップとの差は大きい」

    レッドブルF1 PU開発に手応えも現実直視「トップとの差は大きい」

    レッドブル・フォード・パワートレインズは前戦カナダGPで記念すべき初表彰台を獲得したが、テクニカルディレクターのベン・ホジキンソンは、まだ道半ばであるとの認識を示した。

    マックス・フェルスタッペンが3位表彰台を獲得したことで、レッドブルの自社パワーユニット計画はF1で初めてトップ3フィニッシュを記録した。しかし、ホジキンソンはトップ勢とのギャップが依然として大きいことを認めている。

    わずか5年で達成した初表彰台
    2026年F1カナダGPでフェルスタッペンは優勝したキミ・アントネッリから11.2秒差の3位でフィニッシュした。2位のルイス・ハミルトンにもわずか0.5秒届かなかったが、自社開発のパワーユニットで達成した結果としては大きな前進だった。

    「F1は勝利がすべてだ。しかし、自社パワーユニットで初めて表彰台を獲得できたことは、これだけ短期間で成し遂げた成果の規模を考えれば、間違いなく祝う価値のあることだ」とベン・ホジキンソンは語った。

    「レッドブル・フォード・パワートレインズは新参者だ。我々は自動車業界やモータースポーツ界を代表する巨大メーカーと戦っている」

    「そうした相手とグリッド最前線で真っ向勝負できていることを、チーム全員が誇りに思うべきだ」

    レッドブルは2026年シーズン序盤、オーストラリアGPと中国GPで信頼性の問題に苦しんだ。また、RB22の扱いづらさにも悩まされており、コンストラクターズランキングでは5戦終了時点で4位。首位メルセデスには162ポイント差をつけられている。

    予想以上の競争力を発揮
    それでもパドック内では、レッドブル・フォードのパワーユニットに対する評価は高い。

    メルセデスHPPやフェラーリといった実績豊富なメーカーを相手にしながら、参入初年度としては予想以上のパフォーマンスを示しているからだ。

    今後はADUO制度による性能是正の枠組みも活用できる可能性があり、ライバルとの差を縮める余地も残されている。

    レッドブル・フォード・パワートレインズ

    初勝利へ向けた次のステップ
    ホジキンソンは現状を楽観視していない。

    「まだやるべきことはたくさんあるし、トップランナーとの差が大きいことも理解している。しかし、我々は急速に学び、能力を高め、重要な分野で前進している」

    「今後数戦を非常に楽しみにしている。我々は進歩を続け、この新時代のF1で初勝利を目指している。新たなチームやメーカーが参戦し、競争し、開発を続ける時代だからだ」

    カナダGPはレッドブル・フォード・パワートレインズにとって大きな節目となった。しかし、本当の目標は表彰台ではない。次の課題は、その進歩を優勝争いへと結び付けることにある。

    初年度としては異例の速さで成長
    レッドブル・フォード・パワートレインズは2021年の設立からわずか5年で、メルセデスやフェラーリと直接戦うレベルまで到達した。2026年の新パワーユニットレギュレーション導入時には苦戦も予想されていたが、少なくとも性能面では早い段階から一定の競争力を示している。

    一方で、ホジキンソンが強調したように、現状ではまだ優勝を争うだけの総合力には達していない。カナダGPでもフェルスタッペンは表彰台を獲得したものの、レースを支配したメルセデス勢との差は明確だった。

    それでもADUO制度による開発余地が残されていることを考えれば、シーズン後半に向けて勢力図が変化する可能性は十分にある。レッドブル・フォードにとって、初表彰台はゴールではなく、本格的な挑戦の始まりと言えそうだ。

  • アイザック・ハジャー F1モナコGP初日にクラッシュ「完全に不意を突かれた」

    アイザック・ハジャー F1モナコGP初日にクラッシュ「完全に不意を突かれた」

    アイザック・ハジャーは、F1モナコGPのFP1でクラッシュを喫したものの、FP2では立て直し、6番手タイムを記録した。

    レッドブル・レーシングは第6戦モナコGPでメルセデスに挑めるだけのペースを示しているが、ハジャーのマシンはFP1でバリアに激しく接触し、大きなダメージを負った。

    ハジャー「自信をつけたところで起きた」
    ハジャーはスイミングプール・セクション出口でリアを失った複数のドライバーのひとりだったが、そのスライドは他のドライバーよりも大きく、マシンはノーズからバリアに突っ込んだ。その後、レッドブルが回転し、リアにも二次的な衝撃が加わった。

    「かなり順調に進んでいた」とハジャーはその時点までのセッションについてコメント。

    「実際、いいラップを走れていたと思うし、自信もついてきていた。そして、その自信がついたところであの瞬間が起きた。本当に不意を突かれた。あそこで失うとはまったく思っていなかった」

    「それに、ここでリアをああいう形で失うクラッシュはあまり見ない。だから驚いたし、間違いなく厳しいものだった」

    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) モナコGP

    FP2では6番手まで挽回
    レッドブルは大規模な修復作業をできる限り迅速に進めたが、ハジャーはFP2の最初の15分間を走れなかった。

    それでもハジャーはセッション6番手タイムを記録した。ただし、チームメイトのマックス・フェルスタッペンのベストタイムからは約1秒遅れだった。

    「もう一度、自信を取り戻そうとした」とハジャーはコメント。

    「本当にリスクは取らず、少しずつ探っていった。そこにたどり着くまで少し時間がかかったし、まだ見つけるべきものはたくさんある。でも終盤にはかなり悪くない感触だった。だから明日に向けて一晩で何を見つけられるか見てみよう」

    フェラーリはFP1でシャルル・ルクレール、FP2でルイス・ハミルトンがトップタイムを記録し、初日をリードした。ハミルトンはこの日最速となり、レッドブルはフェラーリに続く勢力としてメルセデスとの差を意識している。

    今週末、レッドブルがメルセデスとフェラーリに挑めるかと問われると、ハジャーはこう答えた。

    「間違いなくメルセデスと戦うことを見ている。トップ3はとても強く、いい流れを持っていると思う。だから、物事をうまく機能させて差を縮めるには、とても強いFP3が必要だ」

    「でも、できればそれを最大限に生かして、予選に向かい、同じように積み上げていきたい」

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  • マクラーレン F1通算1000戦を記念して歴代勝者がモナコに集結

    マクラーレン F1通算1000戦を記念して歴代勝者がモナコに集結

    マクラーレンは2026年F1モナコGPで、チームのF1通算1000戦を記念し、歴代の優勝ドライバーと現役ドライバーを集めた特別イベントを実施した。

    この節目は、ブルース・マクラーレンが1966年モナコGPで世界選手権に初参戦してから60年となるタイミングでもあり、モンテカルロのスタート/フィニッシュストレート上には、チームの歴史を象徴する顔ぶれが並んだ。

    1000戦の節目に並んだ歴代勝者たち
    イベントには、2007年にマクラーレンでチームメイトだったルイス・ハミルトンとフェルナンド・アロンソも参加した。現在はそれぞれフェラーリ、アストンマーティンに所属しているが、マクラーレンの歴史を彩ったドライバーとして記念の場に加わった。

    そのほか、2度のワールドチャンピオンであるミカ・ハッキネン、デビッド・クルサード、ヘイキ・コバライネン、エマーソン・フィッティパルディ、ゲルハルト・ベルガー、ファン・パブロ・モントーヤ、ジョン・ワトソンが参加。現役のランド・ノリスとオスカー・ピアストリも加わった。

    この顔ぶれは、マクラーレンがF1で記録してきた203勝のうち93勝を担い、13回のドライバーズタイトルのうち4回を獲得したドライバーたちで構成されている。

    M2BとMCL40がつないだ60年の歴史
    ドライバーたちは、2026年型マシンのMCL40、そして1966年にチームが初めてレースに投入したマクラーレンM2Bとともに登場した。

    現チーム代表のアンドレア・ステラ、CEOのザク・ブラウン、さらにF1 CEOのステファノ・ドメニカリもラインアップに加わり、チームの1000戦という節目を祝った。

    マクラーレンはこのモナコGPで、特別カラーリング、記念グッズ、レゴとのコラボレーションなど、週末を通じてチームの歴史を前面に押し出している。


    ノリス「マクラーレンで走ることが夢だった」
    ランド・ノリスは、マクラーレンの1000戦という節目にチームの一員であることへの誇りを語った。

    「最初の夢はF1にいることだったし、マクラーレンにいることだった」とノリスは語った。

    ノリスは昨年のカタールGPでデビッド・クルサードの150戦を上回り、マクラーレン史上最多出走記録を持つドライバーとなった。

    「どこかの時点で、自分がマクラーレンで最も多く出走したドライバーになるとは思っていなかった。考えてみると、かなり素晴らしい記録だ」

    「正直に言うと、普段は統計が嫌いだし、人がそれを言うのも嫌いだけど、これは確かに誇りに思えるものだ」

    「パフォーマンスの記録というより、もっと一般的なものだし、自分の名前が多くの偉大な人たちと並んでいるのを見るだけでも特別なことだ」

    「チャンピオンシップを1回獲ることは本当に素晴らしいことだと思う。でも、ほかの多くの人たち、そして誰もが知り、記憶している多くの人たちは、もっと多くのことを成し遂げている。僕も彼らが到達したレベルに行きたいと思っているけど、過去の素晴らしいドライバーたちの中に自分の名前があることは、本当にすごいことだ」

    欠席者を含めても際立つマクラーレンの層の厚さ
    今回の集まりには、マクラーレンでグランプリ優勝を記録した存命ドライバー15人のうち11人が参加した。欠席したのはアラン・プロスト、ジェンソン・バトン、キミ・ライコネン、ダニエル・リカルドの4人だった。

    モナコで行われたこの集合は、単なる記念撮影ではなく、マクラーレンが60年にわたって積み重ねてきた勝利、タイトル、そして時代ごとの象徴的なドライバーを一つの場に集めるものとなった。