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  • マルク・マルケスが共感するF1ドライバーを告白「その闘争心が大好きだ」

    マルク・マルケスが共感するF1ドライバーを告白「その闘争心が大好きだ」

    MotoGPで9度の世界王者に輝いたマルク・マルケスが、F1ドライバーの中で最も自分と重ね合わせる存在としてマックス・フェルスタッペンの名前を挙げた。

    マルケスはバルセロナ・カタルーニャGPの開催を前に、アウディの招待でF1パドックを訪問。スペインの放送局DAZNのインタビューに応じ、憧れのF1ドライバーについて語った。

    フェルスタッペンの闘争心に共感
    マルケスは、フェルナンド・アロンソやカルロス・サインツJr.への敬意を示しながらも、現在最も共感するドライバーとしてフェルスタッペンを挙げた。

    「僕が大好きなのは、その闘争心とコース上での姿勢という意味でマックス・フェルスタッペンだ。彼はまさに怪物だよ」

    「僕はマックスと同じ世代で育ってきた。でも子供の頃はフェルナンド・アロンソを見ていた。今はフェルスタッペンの世代になり、自分自身を重ね合わせることができるんだ」

    MotoGP史上屈指の勝負師として知られるマルケスだけに、アグレッシブなレーススタイルと強烈な勝利への執念を持つフェルスタッペンに共感を覚えているようだ。

    アロンソとサインツJr.への敬意も示す
    一方でマルケスは、スペインのモータースポーツ界を支えてきたアロンソの功績にも賛辞を送った。

    「フェルナンドがスペインのF1界にもたらしたものは本当に素晴らしい」

    また、サインツJr.についても高く評価した。

    「カルロスとは多くの時間を共有してきたし、彼には間違いなく才能がある」

    そのうえで、F1はドライバーの実力だけで結果が決まる世界ではないと指摘した。

    「僕たちは、ドライバーだけではどうにもならない世界にいる。背後には大きな組織があり、すべてがうまく噛み合わなければならないんだ」

    ハンガリーGP勝利後の束の間の休息
    マルケスは先週のMotoGPハンガリーGPで勝利を挙げ、ランキング首位との差を30ポイント縮めた直後だった。6月唯一のオフを利用してF1パドックを訪れたが、休息を終えると再びMotoGPへ集中する。

    今後はブルノとアッセンでの連戦を控えており、ランキング争いでさらなる巻き返しを目指すことになる。

    今回の発言からは、異なるカテゴリーで戦いながらも、極限状態で勝利を追い求めるトップアスリート同士として、マルケスがフェルスタッペンに特別なシンパシーを抱いていることがうかがえる。

  • オスカー・ピアストリに逆風 元F1王者2人が厳しい評価「誰も話題にしない」

    オスカー・ピアストリに逆風 元F1王者2人が厳しい評価「誰も話題にしない」

    2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGP後、マクラーレンのオスカー・ピアストリに対して厳しい評価が相次いでいる。決勝で5位に終わったピアストリについて、元F1ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグとジャック・ヴィルヌーヴは、昨年と比較して存在感が薄れていると指摘した。

    ピアストリは2025年にタイトル争いを演じ、マクラーレンのエース候補として高い評価を受けていた。

    しかし2026年は苦戦が続いており、チームもコンストラクターズランキング3位に後退。ドライバーズランキングでも6位にとどまっている。

    ロズベルグ「市場価値が下がっている」
    2016年F1ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグは、ピアストリが新世代マシンへの適応に苦しんでいるとの見方を示した。

    「最近はあまりうまくいっていない。ここ数週間から数か月で彼の市場価値は少し下がってしまった」

    「少し意外だ。昨年は常にランド・ノリスと同等のレベルにいたが、今年はノリスが少し前に出ている」

    「新しいレギュレーション、新しいマシンになって、オスカーはまだ快適に感じられていないようだ。少し奇妙な状況だし、彼は本当に改善しなければならない。今は順位を落としているからだ」

    ヴィルヌーヴ「誰も彼について話していない」
    1997年F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴは、さらに踏み込んだ評価を下した。

    ヴィルヌーヴは、昨年中盤までパドックで最も注目を集める若手のひとりだったピアストリが、その後急速に存在感を失ったと指摘する。

    「昨年からその傾向は見えていた。シーズン前半の彼はパドックの話題の中心だった。F3やF2で見せた才能を証明していたし、マクラーレンが契約したのは正しかったと言われていた」

    「だが、その後に失速した。パフォーマンスが落ちてしまい、そこから回復できていない。本当に奇妙だ」

    「そして今では誰も彼について話していない。それがたった6か月ほどの間に起きたことだ」

    「スポーツの世界では最後のレースの結果で評価される。そこが厳しいところだ」

    「ルイス・ハミルトンのように何度もチャンピオンを獲得しているなら別だ。そういう実績を拠り所にできる」

    「だが普通は2、3レース悪い結果が続けば、人々は次の話題へ移ってしまう」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)

    数字上はノリスと互角の戦い
    もっとも、数字だけを見るとピアストリが大きく劣勢というわけではない。

    今季ここまで予選成績はピアストリが4勝3敗、決勝成績も4勝3敗でノリスを上回っている。獲得ポイント差もわずか5点で、表彰台回数もともに2回と拮抗している。

    ただしバルセロナでは苦しいレースとなった。序盤はフェルスタッペンを追走したものの攻略できず、その後はフェラーリ勢のペースと戦略に苦戦。最終的にはルイス・ハミルトンの優勝を許し、自身は5位に終わった。

    ピアストリ「フェラーリは明らかに前進した」
    レース後のピアストリは、自身のパフォーマンスだけでなくマクラーレン全体にも改善が必要だと認めた。

    「そう思う。シーズン序盤から僕たちとフェラーリは非常に接近していた」

    「ただ、ここ数戦は彼らの方が一歩前にいたと思う」

    「そして今週末は新しいパーツを投入していたが、それが明らかに機能している」

    「今日のようにグリップが低くてタイヤの扱いが難しいレースでは、彼らのマシン特性が強みになったと思う」

    「彼らはおそらく全チームの中で最もダウンフォースが大きい。ただしドラッグも大きい」

    「でもタイヤを守る必要がある状況では、それが有利に働く」

    「だから僕たちにも改善すべき点があるし、僕自身にも改善すべき点がある。簡単なレースではなかった」

    マクラーレンは現在、コンストラクターズランキング首位のメルセデスに121ポイント差、2位フェラーリにも49ポイント差をつけられている。2025年のタイトル争いから一転して苦戦が続くなか、ピアストリが再び評価を取り戻せるかに注目が集まっている。

  • ルイス・ハミルトン フェラーリF1初勝利後に明かした苦闘「昨年は負傷していた」

    ルイス・ハミルトン フェラーリF1初勝利後に明かした苦闘「昨年は負傷していた」

    ルイス・ハミルトンが2026年F1バルセロナ・カタルーニャGPでフェラーリ移籍後初優勝を飾った。その歓喜の裏で明かされたのは、2025年シーズン序盤に負った負傷との戦いだった。

    ハミルトンはレース後、自身のコンディション回復と精神面の立て直しについて語る中で、昨年の開幕直後から数か月にわたって負傷を抱えていたことを初めて明かした。詳細は明かされなかったものの、その経験が現在の復活劇につながっているという。

    ハミルトンが明かした2025年の負傷
    2026年シーズンは苦戦続きだったフェラーリだが、バルセロナでハミルトンが移籍後初勝利を達成。レース後、41歳の7度の世界王者は昨季の苦難を振り返った。

    ハミルトンは周囲からの批判や期待との向き合い方について問われると、2025年シーズン序盤に負傷を負い、それを長期間抱えながら戦っていたことを明かした。

    「僕も人間だから、いろいろなことを目にするし、それに深く影響を受けてしまうこともあった」

    「でも昨年末に話したように、“マトリックスから切り離される”ような期間を過ごした。家族や友人たちと多くの時間を過ごしたんだ。彼らはずっと僕を信じてくれていた人たちだ」

    クリスマスから始まった復活計画
    ハミルトンは2025年末から心身の再構築に取り組んだという。

    「クリスマスの日からひとつの使命を持って取り組んだ。これまで経験したことがないほど厳しいトレーニングを積んで、自分を最高の状態に保とうとした」

    そして、その過程で昨季の負傷について言及した。

    「実は昨年の初め、このバルセロナで負傷したんだ。そしてそれを何か月も抱えながら戦っていた」

    ハミルトンは負傷の内容や経緯については明かさなかった。ただし2025年1月末、フェラーリ加入後初のTPC(旧型車テスト)でバルセロナを走行中にクラッシュを喫しており、当時チームは負傷はなかったと説明していた。

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ)

    精神面も再構築した王者
    ハミルトンは今回の優勝について、単なるレース結果以上の意味があると語った。

    「自分自身を疑わないこと。自分を信じ続けること。それが何より重要なんだ」

    「そうした考え方をもう一度自分の中に植え付けてきた。そして今、再び以前の自分を取り戻せたと感じている」

    「この表彰台に立てたことは本当に素晴らしい気分だ。今夜はこの赤いシャツを着たまま寝るかもしれないね」

    106勝目でフェラーリにも待望の勝利
    今回の勝利はハミルトンにとってF1通算106勝目となった。また、2024年ベルギーGP以来となるグランプリ優勝でもある。

    さらにフェラーリにとっても、カルロス・サインツJr.が制した2024年メキシコシティGP以来続いていた勝利なしの期間を終わらせる一勝となった。

    長い苦闘の末に掴んだフェラーリ初勝利。その背景には、負傷との戦いと精神的な再生の物語があった。ハミルトンは再び、自らの力でキャリアの新たな章を切り開こうとしている。

  • マックス・フェルスタッペン F1バルセロナGPは孤独な4位「単純に遅すぎた」

    マックス・フェルスタッペン F1バルセロナGPは孤独な4位「単純に遅すぎた」

    マックス・フェルスタッペンは、2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGPで4位に終わった後、レッドブル・レーシングが依然として課題を抱えていることを認め、「もっと努力しなければならない」と語った。

    予選では5番手を獲得し、チームメイトのアイザック・ハジャーも6番手につけるなどRB22の競争力に期待が高まっていた。しかし決勝では上位勢のペースについていくことができず、フェルスタッペンは3位ランド・ノリスから約17秒遅れの4位でフィニッシュした。

    「孤独なレースだった」と振り返るフェルスタッペン
    フェルスタッペンはレースを振り返り、ほとんど単独走行の状態だったと明かした。

    「正直なところ、レース全体を通してかなり孤独だった。特に大きな出来事もなくて、僕は前方のバトルをモニターで見ていただけだった。単純に僕たちは遅すぎたんだ」

    「どのタイヤコンパウンドでもついていけなかったし、各スティントで少しずつタイムを失っていた。厳しいレースだったけど、一方で今週末ずっとこんな感じだったとも言える」

    「どのタイヤでも少しずつ足りていない。だから僕たちはできる限りのことをした」

    戦略は正解もマシン性能不足を痛感
    フェルスタッペンはレース戦略自体には満足しており、問題は純粋なパフォーマンス不足にあったと分析した。

    「戦略面では良い仕事をしたと思う。実際に優勝した戦略と同じだったし、その点について不満はない」

    「ただ、もっと努力してマシンを改善しなければならない」

    今回のバルセロナでは、ルイス・ハミルトンがフェラーリで採用した3ストップ戦略が成功。レッドブルも同様の戦略を選択したが、純粋なレースペースの差を埋めることはできなかった。

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

    オーストリアGPへ向けて課題は明確
    フェルスタッペンは次戦オーストリアGPに向けて、改善すべきポイントははっきりしていると説明した。

    「改善すべき領域は明確だ。マシンはいくつかの部分で不足している」

    「それと同時に、高負荷サーキットになるとタイヤマネジメントでもまだ少し遅れを取っている。そういった部分は今後取り組んでいかなければならない」

    レッドブル・レーシングは今季ここまで優勝争いから遠ざかるレースが続いており、バルセロナでも表彰台には届かなかった。次戦はチームのホームレースでもあるオーストリアGP。フェルスタッペンが指摘した弱点をどこまで改善できるかが注目される。

  • アイザック・ハジャー レッドブルF1の課題を指摘「スタートを直せば話は変わる」

    アイザック・ハジャー レッドブルF1の課題を指摘「スタートを直せば話は変わる」

    アイザック・ハジャーは、F1バルセロナ・カタルーニャGPでスタート直後に大きく順位を落としながらも、粘り強い追い上げを見せて6位でフィニッシュした。しかしレース後に本人が最も強く訴えたのは、今季を通じて繰り返されているスタートの問題だった。

    予選と決勝で十分な競争力を示しながらも、スタートの失敗によって毎回レース展開が難しくなっているとハジャーは指摘。レッドブル・レーシングがさらに上位を狙うためには、この課題の解決が不可欠だと強調した。

    6位まで挽回も残った大きな不満
    ハジャーは決勝のオープニングラップで大きく順位を落としたが、その後は着実にポジションを回復し、最終的には6位でチェッカーを受けた。

    それでもレース後の表情に満足感はなかった。

    「スタートを改善する必要がある。毎週末このままではダメだ。同じことの繰り返しだからね」

    ハジャーにとって問題は今回だけではない。

    「今日は悪夢だった。でも週末を通してずっと苦労していた。本当に改善しなければならない部分だ。みんな進歩しているのに、僕は後退してしまった」

    「手順が複雑すぎるし、許容範囲が狭すぎる」

    スタート手順そのものに難しさがあり、それが安定した発進を妨げているとの見方を示した。

    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)

    マシン性能には手応え
    一方でハジャーは、スタート以外のパフォーマンスには満足している。

    「スタート以外はすべて良かった。それだけに余計に悔しいんだ」

    「一番簡単そうに見えるけれど、同時に最も重要な部分を僕たちはうまくできていない。一方で、本来はもっと難しい部分についてはかなり良い仕事ができている」

    予選でも高い競争力を発揮し、決勝ペースにも自信を持っていたという。

    「予選ペースは良かったと思うし、レースペースも悪くなかった。もちろんスタートの影響で戦略を変更せざるを得なかったけれどね」

    上位進出への最後の課題
    ハジャーのコメントからは、レッドブル・レーシングが持つ基本性能への確かな自信がうかがえる。

    予選では上位争いが可能な速さを示し、決勝でも追い上げるだけのレースペースを持っていた。しかしスタートで後手を踏むことで、本来狙える結果を逃している状況が続いている。

    「まずスタートを解決しなければならない。そうして初めて、その先の話ができるようになる」

    ハジャーは課題を明確に口にした。スタート改善が実現すれば、レッドブル・レーシングの若手ドライバーはさらに上位争いへ加わる可能性を秘めている。

  • ランド・ノリス F1バルセロナGPで今季2度目の表彰台「すぐに勝利争いできる」

    ランド・ノリス F1バルセロナGPで今季2度目の表彰台「すぐに勝利争いできる」

    ランド・ノリスが2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGPで3位表彰台を獲得した。マクラーレンにとって勝利には届かなかったものの、王者ノリスにとっては今季2度目の表彰台であり、苦戦が続く中で前向きな結果となった。

    フェラーリのルイス・ハミルトンが優勝し、メルセデスのジョージ・ラッセルが2位。ノリスはレースを通じて先頭集団に食らいつき、終盤にアンドレア・キミ・アントネッリがリタイアしたことで3位を手にした。

    「また表彰台に戻れてうれしい」
    ノリスは決勝後、ハミルトンとラッセルのペースには届かなかったことを認めつつも、表彰台獲得を喜んだ。

    「タフなレースだった。この2人についていこうとベストを尽くしたけど、彼らは速すぎた。それでも僕たちはそこにとどまり、何かが起きたときにチャンスを得られる位置にいた。もちろんアントネッリのリタイアで少し運もあった」

    「でも、それ以外はとても満足している。チームのためにも本当にうれしいし、また表彰台に戻れてうれしい。僕たちにとっていい一日だった」

    「彼らの方がいい仕事をしている」
    今季のグランプリ優勝はメルセデスとフェラーリのみ。マクラーレンは依然として勝利に届いていないが、ノリスはチームの進歩に手応えを感じている。

    「僕たちはチームとしていい仕事をしているし、いい進歩をしていると思う。でも彼らの方がいい仕事をしている。そこは称賛しなければならないし、自分たちでも認めなければならない」

    「もっと努力を続けなければならないし、取り組み続けなければならない。チーム全体がそれをやっているから、僕はとても満足している。ただ、僕たちは下を向いて作業を続けるだけだ。すぐにそこへ行けるはずだ」

    今季ここまで苦戦が続くマクラーレンだが、ノリスはチームの方向性に自信を示しており、次戦オーストリアGPでさらなる前進を目指す。

  • ジョージ・ラッセル F1バルセロナGPで2位も警戒「フェラーリが迫ってきている」

    ジョージ・ラッセル F1バルセロナGPで2位も警戒「フェラーリが迫ってきている」

    ジョージ・ラッセルは2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGPで2位表彰台を獲得した。ポールポジションからスタートしたメルセデスのドライバーは優勝こそ逃したものの、カナダGPでのリタイア、モナコGPでの無得点を経て久々の表彰台復帰を果たした。

    しかしラッセルがレース後に強調したのは、自身の結果以上にフェラーリの競争力だった。ルイス・ハミルトンの圧倒的なペースと最新アップグレードの効果を目の当たりにしたラッセルは、タイトル争いへ向けてフェラーリが大きな脅威になりつつあるとの見方を示した。

    フェラーリの進化を認めたラッセル
    ラッセルは予選でポールポジションを獲得し、決勝でも優勝候補の筆頭だった。しかし、フェラーリが選択した3ストップ戦略とハミルトンの圧倒的なレースペースの前に後退を余儀なくされ、最終的に2位でチェッカーを受けた。

    ラッセルはまず、かつてメルセデスでチームメイトだったハミルトンの勝利を称賛した。

    「まず最初に、ルイスに心からおめでとうと言いたい。彼がどれだけ努力しているか知っているからね。僕たちはメルセデスで長い時間を一緒に過ごしたし、子どもの頃にテレビで見ていたルイスらしい走りを再び見られて本当にうれしい」

    そのうえで、フェラーリの戦闘力向上を認めた。

    「厳しいレースだった。でも再び表彰台に戻れたし、自分としてはクリーンなレースができた。フェラーリは今日は非常に印象的だったし、僕たちもプッシュし続けなければならない」

    レース後半は苦戦
    週末を通じて好調だったラッセルだが、決勝では想定していたほどの競争力を発揮できなかったという。

    「金曜日と土曜日は本当に強力で安定した内容だった。でも今日は少し難しかった」

    「最初のスティントは感触も良くて順調だったけれど、最後の2スティントは少し苦しくなった。それでも再びここに戻ってこられたのは良いことだ」

    レース終盤にはチームメイトのキミ・アントネッリに接近され、一時は2位を失う危機にも直面した。しかしアントネッリが終盤にマシントラブルでリタイアしたことで順位を守り切った。

    ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)

    タイトル争いとフェラーリへの警戒
    カナダGPでのリタイア、モナコGPでの無得点を経て、今回の2位はラッセルにとって流れを取り戻す重要な結果となった。ランキング首位のアントネッリとの差も68ポイントから50ポイントへと縮まった。

    ただし、ラッセルが週末を振り返って最も強く感じたのはフェラーリの脅威だった。

    「昨日の結果はチームにとっても本当に驚きだった。そして今日のルイスのペースは信じられないほど速かった。だから彼らは確実に近づいてきていると思う」

    「ポイントを持ち帰れたのは良かった。でも望んでいた結果ではない。現時点ではルイスも選手権で僕の前にいるし、フェラーリのアップグレードは本当に強力に見える」

    バルセロナでの優勝によってハミルトンとフェラーリは一気に存在感を高めた。ラッセルは表彰台復帰という成果を得た一方で、今後のタイトル争いに向けてフェラーリが新たな脅威になりつつあることを強く意識する週末となった。

  • ニコ・ヒュルケンベルグに珍事 ローソンが巻き上げた小石で緊急停止装置が作動

    ニコ・ヒュルケンベルグに珍事 ローソンが巻き上げた小石で緊急停止装置が作動

    ニコ・ヒュルケンベルグにとって、2026年F1バルセロナ・カタルーニャGPは信じがたい形で終わった。アウディのヒュルケンベルグは入賞圏内を走行していたが、リアム・ローソンが巻き上げた小石がマシンの緊急停止装置を作動させるという前代未聞のトラブルに見舞われ、リタイアを余儀なくされた。

    レース後に明らかになった原因は、通常では考えにくい偶発的なアクシデントだった。ヒュルケンベルグ自身も「こんなことは聞いたことがない」と驚きを隠せなかった。

    ローソンが巻き上げた小石が緊急停止装置を作動
    ヒュルケンベルグはポイント圏内でレーシングブルズのリアム・ローソンを追走していた。その際、ローソンがターン12出口でコース外のグラベルにタイヤを落とし、大量の小石を巻き上げた。

    その中の1つがヒュルケンベルグのマシン左側ロールフープ付近にある緊急停止用のプルコードに直撃。結果としてエンジンキルスイッチが作動し、パワーユニットが停止してしまった。

    ヒュルケンベルグは次のように説明した。

    「ローソンがターン12出口でタイヤをグラベルに落として大量の小石を巻き上げた。そして、その小石のひとつがロールフープ左側にある緊急停止装置のトリガーを引いてしまい、マシンが停止したんだ」

    マシンは惰性でピットまで戻ることはできたものの、再始動は不可能だったため、そのままレース終了となった。

    ヒュルケンベルグも困惑「キャリアで聞いたことがない」
    この珍事についてヒュルケンベルグは困惑した様子で語った。

    「正直なところ、自分のキャリアの中でこんな話は見たことも聞いたこともなかった」

    「本当に不運だったし、奇妙だった。しかもレース終盤には上位を走っていた2台がリタイアしたことを考えると、なおさらだ」

    「レースの神様は、まだ僕たちにポイントを与えたくないみたいだ」

    終盤にはアンドレア・キミ・アントネッリとフェルナンド・アロンソが相次いでリタイアしており、ヒュルケンベルグが走り続けていれば入賞の可能性は十分にあっただけに、悔やまれる結果となった。

    ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)

    ローソンも驚き「そんなことが起きるなんて」
    一方、当事者となったローソンはレース中、自身がヒュルケンベルグのリタイアに関与したことを知らなかった。

    レース後に事情を聞かされると、ローソンは驚きを隠せなかった。

    「本当に? まさか」

    「それは本当に不運だね。もちろん僕は全く知らなかったし、もしそんなことを狙ってできるなら大したものだけど……」

    「本当に知らなかった。彼がリタイアしたことだけは知っていたけどね」

    ローソンは9位でフィニッシュして貴重な2ポイントを獲得。一方のアウディはヒュルケンベルグがリタイアし、ガブリエル・ボルトレトもポイント圏外に終わったことで、またしても得点機会を逃すことになった。

    【関連】
    ・F1バルセロナ・カタルーニャGP 決勝 結果・タイムシート

  • ウィリアムズF1に罰金1万ユーロ アルボンとサインツJr.で手順違反

    ウィリアムズF1に罰金1万ユーロ アルボンとサインツJr.で手順違反

    ウィリアムズは2026年F1バルセロナ・カタルーニャGP後、アレクサンダー・アルボンとカルロス・サインツJr.の2台がFIAの調査対象となり、それぞれスタート手順違反が認定された。チームには合計1万ユーロ(約170万円)の罰金が科される結果となった。

    レースでは苦戦が続き、アルボンは車載カメラのトラブルによって大きく周回遅れとなり、サインツJr.も母国レースで入賞に届かなかった。競技面だけでなく運営面でも課題が露呈した週末となった。

    グリッド上の手順違反で2件のペナルティ
    FIAスチュワードは決勝前のグリッド上で、ウィリアムズがF1競技規則の第B5.5.5条に違反したと判断した。

    同条項では、15秒シグナルが表示されるまでに、すべてのチームスタッフと機材をグリッドから撤去しなければならないと定められている。

    調査の結果、アルボン車とサインツJr.車の周辺に機材が残されていたことが確認され、それぞれ5000ユーロの罰金が科された。

    アルボンのケースではタイヤブランケット関連のケーブルが完全に取り外されていなかった。

    スチュワード文書では、「チームはフォーメーションラップ開始前に部品の撤去を試みたものの成功せず、車両はケーブルがぶら下がった状態で発進した。結果としてチームは15秒シグナル後にすべての機材を撤去していなかった」と説明された。

    一方のサインツJr.については、「チームはグリッド脇の芝生エリアに黒いプラスチック製ボックスを残しており、15秒シグナル後も機材を完全に撤去していなかった」と認定された。

    アルボンはカメラトラブルで大きく後退
    アルボンにはレース中にも不運が襲った。

    マシンに搭載されていたFOM(フォーミュラワン・マネジメント)提供のTトップカメラが緩み、安全上の理由から臨時ピットインを余儀なくされた。

    フジテレビF1中継で解説を務める白幡勝広氏によると、レース後にF1 TVのオンボード映像を確認した結果、アルボン車では8周目からカメラの揺れが確認できたという。

    しかし30周目の通常ピットストップ時には特別な対応は行われず、その後35周目に「クリティカルメッセージ」が発せられたことでカメラ固定作業のため再度ピットインすることになった。

    白幡氏は「なぜ30周目の時点でメッセージが出なかったのか」と疑問を呈している。

    また、Tトップカメラはチームスタッフが管理する装置ではなく、FOMの担当者がトルクレンチを使用して固定する仕組みであることも明らかにしている。

    このトラブルによってアルボンは大きく周回遅れとなり、事実上レースを失うことになった。

    サインツJr.も母国レースで苦戦
    サインツJr.も厳しい週末から抜け出すことはできなかった。

    決勝では上位争いに加わることができず、優勝したルイス・ハミルトンから2周遅れとなる12位でフィニッシュ。完走扱いとなった14台中12位という結果に終わった。

    母国スペインでのレースに大きな期待が寄せられていたウィリアムズだったが、競争力不足に加えてグリッド上での違反やカメラトラブルにも見舞われ、後味の悪いバルセロナ・カタルーニャGPとなった。

    【関連】
    ・F1バルセロナ・カタルーニャGP 決勝 結果・タイムシート

  • 2026年 F1バルセロナ・カタルーニャGP 決勝 全22人ドライバーコメント

    2026年 F1バルセロナ・カタルーニャGP 決勝 全22人ドライバーコメント

    ルイス・ハミルトンがフェラーリ移籍後初優勝を飾った2026年F1バルセロナ・カタルーニャGP。ジョージ・ラッセルとランド・ノリスが続き、表彰台は英国人ドライバーが独占した一方で、アンドレア・キミ・アントネッリやシャルル・ルクレールら有力勢がリタイアを喫する波乱のレースとなった。

    レース後にはトップ3をはじめ、ポイント獲得を果たしたドライバーやリタイアに終わったドライバーたちがそれぞれ決勝を総括。

    初優勝を果たしたハミルトンの歓喜のコメントから、終盤のトラブルで表彰台を逃したアントネッリの悔しさまで、バルセロナでの激闘を振り返った。

    1位:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「フェラーリで初めてレースに勝つことは子どもの頃からの夢だった。それをついに実現できて信じられない気持ちだ。昨年はこの瞬間がほとんど不可能に思えた時もあったが、フレッドが僕を信じてくれたこと、そしてチームのみんなが居心地の良い環境を作ってくれたことに感謝している。僕たちは一年を通して懸命に取り組んできたし、この数か月で多くのことが変わった。今日の結果はその努力の結晶だ。トラックにいる全員とマラネロの全員を誇りに思う。今週末投入したアップグレードは期待通りに機能し、マシンのフィーリングも素晴らしかった。チームはすべてを完璧に遂行し、ピットストップも見事だった。キャリアの中で多くの特別な瞬間を経験してきたが、これはまた違う。フェラーリには世界最高のファンがいて、彼らの情熱やエネルギー、サポートがこの勝利をさらに特別なものにしてくれる。この日は一生忘れないし、これが一緒に祝う多くの勝利の最初のひとつになることを願っている」

    2位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「まずルイスにおめでとうと言いたい。昨日の予選で非常に速かっただけでなく、今日も本当に印象的なレースをした。今週末を迎える時点ではフェラーリがあれほどのペースを持っているとは思っていなかったので、今後のレースで彼らが大きな脅威になることは分かっている。僕たちはその挑戦に立ち向かい、再び勝利するために努力していく。僕自身のレースは簡単ではなかった。第2スティントと第3スティントの終盤はタイヤに苦しみ、VSCも助けにはならなかった。もしVSCがなければルイスとの戦いは非常に興味深いものになっていただろう。それでも今週末には多くの良い面があった。最初から最後までクリーンな週末で、18ポイントを持ち帰れた。これはカナダとモナコの合計より18ポイント多い。今後の1週間で立て直し、オーストリアに向けて改善したい。シュピールベルクとシルバーストンの連戦が待っており、すでに楽しみにしている」

    3位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「まずルイスに心からおめでとうと言いたい。彼が再び頂点に立つ姿を見ることができて本当にうれしい。今日は厳しいレースだった。先頭集団についていくためにできることはすべてやったが、彼らの方が少し上だった。それでもチャンスを逃さないよう常に近くに位置し続けたし、最終的には少し運にも助けられたが、チームが再び表彰台に戻れたことを本当にうれしく思う。現時点では勝利を安定して争うために少しずつ足りない部分がある。僕たちは良い進歩を遂げており、チームとして非常に懸命に働いているが、ライバルたちの方が少しだけ良い仕事をしている。彼らには敬意を払わなければならないし、自分たちの開発に集中する必要がある。進んでいる方向には満足しているし、最後の差を埋めるために努力を続ける」

    4位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    「今日は前のマシンについていくためのペースがなかった。基本的には自分自身のレースをしていただけで、前でフィニッシュしたドライバーたちより少し遅かった。チームとしてはすべて正しいことをしたし、戦略も勝利を狙えるものだった。タイヤ選択も正しかったと思う。ただ残念ながらどのコンパウンドでも前のマシンたちより遅すぎた。僕たちはベストを尽くしたし、できる限りのことをしたが、週末全体として厳しかった。こうした高負荷でデグラデーションの大きいサーキットでは苦戦する傾向があるので、今後のレースに向けて改善し、もっとペースを見つけなければならない」

    5位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「僕たちにとっては難しい一日だった。レースを通じてグリップとペースに苦しみ、前進することができなかった。今日のコンディションは金曜日とは大きく異なっていて、その時はもう少し強さを感じていた。なぜここまで苦戦したのかを理解するために作業が必要だ。それでもランド側ではメルセデスと戦えるだけの力があったことは励みになる。チームはピットストップで素晴らしい仕事をし、信頼性も良く、できることは最大限やれた。レビューを行い、学びを得て、オーストリアに向けて何ができるかを考えていく」

    6位:アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
    「予選とレースに入ってからは良いペースがあったと思うが、スタートではひどいホイールスピンをしてしまった。そこはレッドブル・リンクまでに改善したい点だ。もし良いスタートが切れていればオスカーと戦えたはずなので少し残念だ。それでもこのレイアウトやコンディションを考えれば、自分たちは予想以上によくやれたと思う。オーストリアは僕たちにより合ったサーキットになるだろうし、もっと強いマシンになると期待している。スタート改善に取り組む必要がある」

    7位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「もし金曜日の時点で決勝を7位で終えると言われていたら、間違いなくその結果にサインしていた。難しいスタート位置からポイント争いに持ち込むために、今日はほぼすべてを正しくやれたので非常に満足している。最終的にはVSCを利用してハードタイヤへ交換できたし、終盤のリタイアによってさらにいくつか順位を上げることができた。またしてもベスト・オブ・ザ・レストで、チームにとって良い結果と重要なポイントになった。昨日の状況を考えれば大きな前進だが、まだ理解しなければならない問題も残っている。僕たち全員にとって浮き沈みの激しい1週間だったが、ポジティブな結果で終われてうれしい。前との差はまだ大きく、その差を縮めるために努力を続けなければならない。今は満足しているし、2週間後のオーストリアに向けて気持ちを切り替える時だ」

    8位:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「今日は難しいレースだった。もっと競争力があると思って臨んだが、残念ながら周囲のマシンに対してペース不足だった。さらにVSCも不運で、ガスリーがピットインして前に出ることを許してしまい、レースはさらに厳しくなった。これからすべてを見直し、結果を最大化するために何ができたか検証する。それでも多くのポジティブな点がある。週末を通じて良いペースを示せたし、シーズン全体も励みになる内容だ。ほとんどのレースでポイントを獲得できているのはチーム全員の努力の証だ。チームとして良い状態にあり、楽観できる材料は多い。オーストリアを楽しみにしているし、そこで何を成し遂げられるか楽しみだ」

    9位:アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    「全体としてまずまずの一日だったし、モナコに続いて2台ともポイントを獲得できたことはチームにとって良い結果だ。ただ、レース中にいくつか改善できた点もあったので、チームと一緒に見直していく。いくらか時間を失った部分もあった。第2、第3スティントでは速かったが、後方からのスタートだったため追い上げのレースになり、本来のペースを順位向上に十分活かすことはできなかった。それでもチームは強力なパッケージを与えてくれたし満足している。ここ数戦は特殊なサーキットが続いたが、より標準的な高速サーキットであるバルセロナでも強いペースを示せたのは良かった。これが今後のサーキットにも適していることを意味してくれればいいし、まずは2週間後のレッドブル・リンクを楽しみにしている」

    10位:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「今日はずっと良い一日だったし、週末の序盤の状況を考えれば予想していなかった2台揃ってのポイント獲得はチームへの大きなご褒美だ。レースコンディションではマシンの感触が大きく改善し、前を戦うだけのペースもあった。ここでは本当に苦戦していたので、この結果を持ち帰れたのは素晴らしい仕事だと思う。タイヤには厳しいレースで過去のイベントよりデグラデーションも大きかったが、チームは正しい判断を下し、ピットストップもスムーズだったので良い位置で終えることができた。コース内外で素晴らしいチームワークがあり、エンストンへ持ち帰る価値のあるポイントになった」 ※レース後の10秒加算ペナルティにより10位へ降格

    11位:ガブリエル・ボルトレト(アウディF1)
    「僕たちにとって簡単なレースではなかった。スタートで苦戦し、1周目だけでいくつかポジションを失った。その後、エステバン・オコンとのレーシングインシデントがあり、並走中に接触してグラベルへ押し出され、かなりのダメージを負った。その影響を残りのレースで管理しなければならなかった。それでも今回のヨーロッパ連戦にはポジティブな要素がある。今回もすべてのセッションで強いペースを示せたし、異なる特性の2つのサーキットでそれを証明できた。2週間後のシュピールベルクでもこの流れを続けたい」

    12位:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「全体的にチームにとってフラストレーションの残る週末だった。スタートは良く、タイヤマネジメントも強力で、今日のレースペースの中ではできることをすべてやった。それでもポイント争いには届かなかったが、マシンが持っている力はすべて引き出せたと思う。結局のところ、このサーキットでなぜこれほど弱点が露呈するのかを理解し、その根本的な特性を改善する必要がある。そうすれば似たようなサーキットにもより良い準備ができるはずだ。ここに集まってくれたスペインのファンには大きな感謝を伝えたい。今週末のサポートは本当に特別だったし、シーズン後半にマドリードで再びスペインのレースを戦うのが待ちきれない」

    13位:エステバン・オコン(ハース)
    「非常に難しいレースだった。タイヤを生かし続けることができず、最後まで持たせることもできなかった。リアタイヤを維持できず、毎回スティントの終わりには完全に終わっていたので3ストップを強いられた。本当に厳しかったし、耐えようとしたが終盤にはまったくペースがなかった。セットアップを徹底的に見直す必要がある。FP2以降で間違った方向に進んでしまったと思うので、オーストリアでは改善できることを願っている」

    14位:セルジオ・ペレス(キャデラック)
    「バルセロナのようなサーキットは弱点をはっきり露呈させる。その意味で僕たちが改善すべき点を非常に明確に示してくれた。完走するたびに貴重なデータが得られ、特にロングスティントでの限界をより深く理解できる。すぐに解決することはできないが、オーストリアにはアップデートを持ち込む予定で、その後も開発が続く。重要なのは進むべき方向を理解していることだ。今後数戦で進歩を続け、中団争いに近づいていけると確信している」

    2026年のF1世界選手権 バルセロナ・カタルーニャGP 決勝

    DNF:キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「2位走行中のリタイアは非常に残念だが、レースではこういうことも起こる。カナダではジョージに問題が起き、今回は僕だった。信頼性については改善しなければならないことを理解しているし、チームがそのために全力を尽くすと確信している。失ったのは大きなポイントだが、新レギュレーション初年度であり、僕たちは全員が急速に学んでいるところだ。まずルイスの勝利を祝福したい。彼は素晴らしいドライバーであり、これまでの僕のキャリアでも多くの助けを与えてくれた。再びトップに立つ姿を見ることができてうれしいし、本当にそれに値すると思う。今日の僕たちには優勝を争うだけのペースがあったと思うが、VSCが僕たちにとって悪いタイミングで出てしまい、その後どうなっていたかを見ることはできなかった。レースのない週を挟んでオーストリアに向かう。ライバルたちがこの週末に前進したことは明らかで、再び勝利を争うには僕たちもレベルを上げなければならない。この週末から学び、より強くなって戻ってくる」

    DNF:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「レース終盤にマシンへ問題が発生し、残念ながらリタイアせざるを得なかった。チームは今週末投入したアップグレードを誇りに思うべきだし、それが今回のパフォーマンス向上につながった。ルイスのチーム初勝利を祝福したい。彼は今週末素晴らしい仕事をしたし、今日もすべてをまとめ上げた。今は次のレースを楽しみにしているし、オーストリアではクリーンな週末を送り、より強く戻ってきたい」

    DNF:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディF1)
    「とても珍しく不運なリタイアだった。リアムがターン12で少しワイドになり、グラベルにタイヤを落としたことで大量の石が飛んできた。そのいくつかが僕たちのマシンに当たり、緊急安全スイッチを作動させたようだ。その結果、システム全体が完全に停止した。すべてが一瞬でシャットダウンし、それで僕たちのレースは終わった。ポイント争いができる良い位置にいたので本当に悔しい。週末を通じて見せたペースには説得力があり、昨日の予選後には良い結果を持ち帰る現実的なチャンスがあった。何も持ち帰れないのは残念だが、これはパフォーマンスや信頼性の問題ではなく、単純に不運だった」

    DNF:オリバー・ベアマン(ハース)
    「厳しいレースだったが、ある程度は予想していた。順位的には本来いるべき位置よりむしろ前を走っていたと思うし、良いペースもあった。残念ながら残り数周の時点で13位を走っていて、前の2台がリタイアしていれば11位になれたはずだった。しかしマシンに問題が発生し、リタイアせざるを得なかった。やるべきことは多いし、厳しい週末だった。チーム全員で問題を分析し、次戦に向けて改善していく」

    DNF:バルテリ・ボッタス(キャデラック)
    「ガレージの僕の側ではさまざまな問題が発生し、厳しい週末になった。今日のレースでは予防措置としてマシンを止めることになった。それでもポジティブな点はある。予選では中団との差が少し縮まっているように見えたし、ピットストップも素晴らしかった。次のレースまで1週間空くのは良いことだ。その間にファクトリーでこれらの問題に対処できる。これは僕たちが歩んでいるプロセスの一部であり、前を向いて進み続ける」

    DNF:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「バッテリーの問題が発生し、マシンを止めなければならなかった。パフォーマンス面で苦戦しているし、夏休み前まではこの状況が続くことを理解している。今週末のファンのサポートは本当に素晴らしかったし、すべてに感謝したい。残念ながら彼らが望んでいた結果を届けることはできなかった」

    DNF:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「ギアボックスの問題によってマシンをリタイアさせなければならなかった。ここ数周は3速と4速が使えなかった。レース後にさらに調査する予定だ。改善すべきことは多くあり、現在は夏休み前後に投入予定のアップグレードパッケージへ集中している。それまでは厳しい状況が続くことも理解している」

    DNF:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「厳しい週末だったが、いくつか学べたこともあった。カメラの問題が発生する前からレースでは苦戦していて、この暑さの中でのタイヤのデグラデーションが非常に大きかった。マシンにはもっと根本的な問題があり、その原因を突き止める必要がある。カメラ修理のためにピットへ入り、その機会を利用していくつか変更を加えて再びコースへ戻ったが、その時点ではテストセッションのような状態だった。最近は不運な流れが続いているが、問題を解明し、チームとしてより強くなってオーストリアへ向かいたい」