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  • F1イギリスGP アップグレード一覧 フェラーリやレッドブルが新パーツ投入

    F1イギリスGP アップグレード一覧 フェラーリやレッドブルが新パーツ投入

    F1第9戦イギリスGPを迎え、各チームが持ち込んだ最新アップグレードの内容が明らかになった。タイトル争いを繰り広げる上位勢では、マクラーレン、レッドブル・レーシング、フェラーリが新パーツを投入する一方、メルセデスはアップグレードを持ち込まなかった。

    2026年シーズン序盤から熾烈な開発競争が続く中、各チームはシルバーストンで空力性能や冷却性能の向上を狙った改良を実施。

    ホームレースを迎えるウィリアムズなど中団勢も新パーツを投入している。

    イギリスGPでアップグレードを投入したチーム
    FIAに提出されたアップグレードリストによると、マクラーレンはMCL40に新しいフロントブレーキダクトを投入。さらにフロア各部にも変更を施し、空力性能の最適化を図った。

    レッドブル・レーシングはリアホイール周辺のボディワークを改良し、カスケードウイングの形状を見直した。

    フェラーリはリアコーナー周辺をアップデート。冷却性能を向上させるとともに、ウイングレットの荷重配分を最適化し、空力効率の改善を狙っている。

    中団勢では、ウィリアムズがホームレースに合わせて新しいフロントウイングを投入。レーシングブルズはフロアエッジ、ディフューザー、リアコーナーを改良し、ハースは新仕様のリアウイングを持ち込んだ。

    F1イギリスGP マクラーレン

    メルセデスだけが新パーツなし
    一方で、トップ4チームの中で唯一アップグレードを投入しなかったのがメルセデスだ。

    これは、チーム代表トト・ヴォルフが前戦オーストリアGP後にフェラーリの積極的な開発ペースへ言及していたこともあり、注目を集めている。

    ヴォルフは当時、「フェラーリはシーズンを通して非常に大規模なアップグレードを投入している。我々にはコストキャップの余裕がそこまでない」と説明。「シーズン終盤には、もう新しいパーツを投入できなくなるはずだ。それが論理的な見方だ。我々はそのタイミングでさらに開発を進める」と語っていた。

    2026年のF1では全チームが2億1500万ドル(約215百万ドル)のコストキャップの対象となっている。

    メルセデスはカナダGPで今季初の大型アップグレードを投入して以降、ここまで新たな変更点は合計4項目にとどまっており、ライバル勢とは異なる開発戦略を採っている。

    アップグレードを見送ったチーム
    今回アップグレードを投入しなかったのは、メルセデスのほか、アストンマーティン、アルピーヌ、アウディ、キャデラックの5チームだった。

    シーズン中盤へ向けて各チームの開発競争は続いているが、イギリスGPではフェラーリ、マクラーレン、レッドブル・レーシングが新パーツを投入した一方、メルセデスは現行仕様を維持する判断を下したことが、週末の勢力図を占うポイントの一つとなりそうだ。

  • リアム・ローソン F1イギリスGPスプリント入賞に慎重「全員完走なら難しい」

    リアム・ローソン F1イギリスGPスプリント入賞に慎重「全員完走なら難しい」

    リアム・ローソンは、F1イギリスGPスプリント予選で9番手を獲得し、レーシングブルズの好調ぶりを再び示した。しかし、上位8台をフェラーリ、メルセデス、レッドブル、マクラーレンの4チームが占めたことから、スプリントでのポイント獲得は容易ではないとの見方を示した。

    それでもローソンは、マシンの仕上がりやチームの作業には大きな手応えを感じており、スプリントではスタートでチャンスを狙いながら、より重要な予選と決勝へ向けてデータを積み重ねたい考えだ。

    トップ8の壁を認めるもスタートで勝負へ
    ローソンはシルバーストンでSQ3進出を果たし、9番手を獲得。チームメイトのアービッド・リンドブラッドも10番手に入り、レーシングブルズは今回もトップ4チームに続く最上位グループとして存在感を示した。

    一方で、スプリントでポイントが与えられるのは8位まで。前方にはフェラーリ、メルセデス、レッドブル、マクラーレンの全8台が並んでおり、ローソンは厳しい戦いになると認めた。

    「もし全員が完走すれば、おそらく無理だね。それは残念だけど、もちろん挑戦するよ」とローソンは語った。

    「良いスタートを決めて、最初の数コーナーでどこまで行けるか試したい。でも通常はロングランのペースで彼らの方が少し速い」

    「だから僕たちは、明日の予選と日曜日の決勝により重点を置いている」

    安定したセットアップに手応え
    ローソンは今回でスプリント予選と通常予選を合わせて4戦連続トップ10入り。安定した予選パフォーマンスについては、マシンの完成度の高さを理由に挙げた。

    「すごくいいよ。マシンは本当に調子がいい。一日中ずっと良かったし、正直ほとんど何も変更していない」とローソンは説明した。

    「それが最近の僕たちにとって大きな強みになっている。週末ごとにかなり攻めたアプローチをしてきたけど、それがうまく機能している」

    「明日に向けても良いスタートポジションだと思う」

    SQ2では4番手タイムを記録するなど、一時はトップ4チームに食い込む速さも見せていたが、SQ3では各チームが最終アタックでタイムを更新し、9番手となった。

    シルバーストン特有のエネルギーマネジメント
    ローソンは今回の予選で最も難しかった点として、2026年型マシン特有のエネルギーマネジメントを挙げた。

    「今日はそれほど気温が高くなかったから、タイヤに熱を入れるためにもエネルギーを使う必要があった」とローソンは説明する。

    「でも使いすぎると、アタックラップ開始時に十分なエネルギーが残らない」

    「そしてラップ中も、僕たちのスピードが上がるにつれてエネルギー切れが起きてしまう」

    「これまでのサーキットとはかなり違う特性だった。でもチームは素晴らしい仕事をしてくれたし、今日はとても良い状態で走ることができた」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    リンドブラッドも課題を分析「決勝へ向けて学びたい」
    チームメイトのリンドブラッドも10番手でSQ3へ進出したが、自身の内容には満足していなかった。

    「チームは本当に素晴らしい仕事をしてくれた。2台ともQ3に進めたのは良かった」とリンドブラッドは語った。

    一方で、自身には課題も残ったという。

    「僕自身にとっては簡単な一日ではなかった。Q1ではデプロイメントに少し問題があったけど、Q2までには何とか修正できた」

    「まだ完璧ではなかったけど十分戦える状態だった。でもQ3では理由が分からないけど、あまり速く走れなかった」

    「予想していたマシンのフィーリングとはかなり違っていた。グリップもそれほど増えていなかったし、その理由を調べる必要がある」

    リンドブラッドもローソン同様、スプリントでトップ勢と戦うのは難しいと見ている。

    「現実的には前のグループと戦うのは難しいと思う。予選では多少近づけても、レースペースでは彼らの方が明らかに速い」

    「だからスプリントでは大きく順位を上げるというより、日曜日の決勝へ向けてこのマシンのレースでの挙動を学ぶことが重要になる」

    レーシングブルズは今回も2台そろってSQ3へ進出し、中団トップのポジションを確保した。スプリントでのポイント獲得は簡単ではないものの、決勝へ向けた貴重なデータ収集の場として、この17周のレースを最大限活用する構えだ。

  • ランド・ノリス マクラーレンF1の迅速な修復を称賛「別物のマシンになった」

    ランド・ノリス マクラーレンF1の迅速な修復を称賛「別物のマシンになった」

    ランド・ノリスは、F1イギリスGPスプリント予選で発生したブレーキダクトのトラブルについて、マクラーレンのメカニックが短時間で修復したことを高く評価した。新型パーツの不具合によって予選序盤は苦戦を強いられたものの、SQ3では本来のパフォーマンスを取り戻し、6番手を獲得した。

    一方で、ノリスはフェラーリやメルセデスの速さを認め、スプリントでは厳しい戦いになるとの見方も示した。チームメイトのオスカー・ピアストリも、現状のマクラーレンは上位2チームには及ばないとの認識を語っている。

    SQ1で新型ブレーキダクトにトラブル
    マクラーレンはイギリスGPに新型フロントブレーキダクトを投入したが、ノリスのマシンはSQ1序盤にそのブレーキダクトへダメージを負った。

    この影響でダウンフォースを失い、ノリスはSQ1を10番手で通過。修復する時間がなかったため、SQ2も同じ状態のまま走行し、10番手で辛うじてSQ3進出を果たした。

    SQ3前に修復成功「まったく別のマシンだった」
    チームはSQ2終了からSQ3開始までの短いインターバルで新しいブレーキダクトへ交換することに成功。ノリスは最終的に6番手を獲得した。

    ノリスは、修復前の影響が想像以上に大きかったことを明かした。

    「実際には、自分が思っていたよりずっと大きな影響があった」

    「最終アタックまでにようやく修復できた。メカニックたちは本当に素晴らしい仕事をしてくれたし、マシンは完全に別物になって、ずっと良くなった」

    さらに、予選の大半は非常に苦しい状態だったと振り返る。

    「ほとんどのセッションでは本当にひどいフィーリングだった。修復できたのは本当に幸運だったし、まるで違うマシンを運転しているようだった」

    一方で、修復後にようやく本来の感触を取り戻した頃にはアタックラップが終わってしまい、本来の速さを引き出し切れなかったと悔しさも口にした。

    「最後のラップでようやく感触を取り戻した頃には、もっと攻められたと思えた。今日は少し不運だったけど、ペース自体は十分あったと思う」

    フェラーリとメルセデスは依然として優勢と分析
    ノリスは土曜日のスプリントについて、フェラーリやメルセデスとの勝負は簡単ではないと冷静に分析した。

    「もちろん挑戦はする。でも周りにいるマシンを見ると、レッドブル・レーシングとは戦えるかもしれないけど、ジョージ(ラッセル)のメルセデスは明らかにずっと速い」

    「あれだけ速いマシンと戦うのは簡単じゃない」

    その一方で、SQ3で本来のマシンバランスを取り戻せたことは前向きな材料だという。

    「最後はずっと良い感触だった。いくつか理解しなければならないことがあるし、明日に向けて改善できる点を確認したい」

    ランド・ノリス(マクラーレン)

    ピアストリ「予想どおりの位置だった」
    チームメイトのオスカー・ピアストリは7番手で予選を終えた。FP1では厳しい状況だったことから、この結果は概ね想定どおりだったという。

    「プラクティスの後はかなり遅かったから、だいたい予想していた位置だった」

    「正直に言えば、キミ(アントネッリ)とルイス(ハミルトン)の後ろのグループに近い位置だと思っていた」

    自身の走りには満足しているものの、純粋なマシン性能が不足していたと振り返った。

    「今日は本当にうまく走れたと思う。でもマシンには十分なペースがなかった。それが少し残念だけど、明日また挑戦するつもりだ」

    マクラーレンは課題を修復したものの上位勢との差は残る
    新型ブレーキダクトのトラブルはSQ3までに解消され、ノリスは本来の速さの一端を示した。しかし、フェラーリとメルセデスが依然として優位に立つとの認識はチーム内でも共通しており、スプリントではその差をどこまで縮められるかが焦点となる。

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  • エイドリアン・ニューウェイ アストンマーティンF1再建へ「転機は近づいている」

    エイドリアン・ニューウェイ アストンマーティンF1再建へ「転機は近づいている」

    アストンマーティンは2026年シーズン前半の苦戦について、その原因と再建計画を明らかにした。チーム代表兼マネージングテクニカルパートナーのエイドリアン・ニューウェイは、ハンガリーGPから投入予定の「Bスペック」マシンを再建の第一歩と位置付け、「困難な時期の終わりは近づいている」と語った。

    シルバーストンの最新ファクトリーで国際メディアの取材に応じたニューウェイは、シーズン序盤の開発凍結を決断した理由や2027年を見据えた開発方針、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールへの説明、そしてローレンス・ストロール体制への信頼について詳しく語った。

    2026年マシンの問題は開幕直後に判明
    ニューウェイによると、アストンマーティンは開幕前テストの段階で深刻な問題を抱えていたという。

    「状況はかなり早い段階で明らかになった。実際にはメルボルンのフリー走行3回目まで正常な状態で走らせることができなかった」

    バーレーンテストから開幕戦までの短期間で問題が顕在化し、シーズン序盤は競争力を発揮できないことを悟ったと明かした。

    「プレシーズンテストで発生した問題によって出遅れることになり、学習曲線も遅れてしまった。非常に早い段階で、序盤のレースでは競争力を持てないことが明らかになった」

    開発停止という苦渋の決断
    その結果、チームはシーズン前半の開発を事実上止めるという大胆な判断を下した。

    「だからこそ痛みを伴う決断だったが、正しい判断だったと思っている。シーズン前半はマシン開発を進めないことを選んだ」

    当然ながら、その間もライバルはアップデートを続けるため、差がさらに広がることは覚悟していたという。

    「他チームが進化を続ける一方で、差は縮まるどころか広がっていくことは分かっていた。しかし、その犠牲によって組織を立て直し、新しいシステムを導入し、2026年マシンをより深く分析する時間を得られた」

    ニューウェイは、自身がプロジェクトへ本格的に加わったのが2025年4月だったことにも触れ、「他チームより1年近く遅れた状態で2026年マシンの設計を始めなければならなかった」と説明した。

    ハンガリーGPから再建が本格始動
    アストンマーティンはハンガリーGPで大規模アップデート第一弾を投入し、その後ザントフォールトで第二弾を導入する予定だ。

    「中期的な目標だったアップグレードパッケージは、ハンガリーで第一段階、ザントフォールトで第二段階を予定している」

    「以前は中期計画だったものが、今ではほぼ短期目標になっている。そして長期的には2027年シーズンへ向けて、より強固な基盤を築くことが目的だ」

    ニューウェイは、このアップデートは単なる今季用ではなく、2027年マシンの土台となる開発でもあることを示唆した。

    「痛みはやがて過去のものになる」
    苦戦が続く現状について、ニューウェイはチーム全体の責任として受け止めている。

    「ここまでのパフォーマンスを見るのは、我々にとってもパートナーにとっても、そしてチーム全員にとって非常につらいことだ」

    それでも将来には強い自信を示した。

    「近いうちに、これは遠い過去の記憶になることを願っている。痛みを伴う記憶ではあるが、それでも過去のものになるはずだ」

    フラットな組織体制を維持
    ニューウェイは現在の組織体制についても説明した。

    チーム代表という肩書きを持つ一方で、実際にはテクニカルディレクターのエンリコ・カルディレ、COOのポール・フィードラー、Chief People Officerのジャネット・マッギー、Managing Director兼CFOのロバート・イオワートらと共同でチーム運営を行っているという。

    「我々の組織は非常にフラットだ。結果はまだ伴っていないが、この体制は維持すべきだと思っている」

    一方で、その特徴を独特な表現で説明した。

    「フラットな組織は社会主義にも少し似ている。そして社会主義が抱える問題は誰もが知っている。しかし重要なのは適切な人材を集め、うまく協力できる環境を作ることだ」

    ニューウェイは現在、その環境が着実に整いつつあるとの認識を示した。

    エイドリアン・ニューウェイとローレンス・ストロール(アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム)

    ローレンス・ストロールを高く評価
    最新設備を備えたシルバーストンのテクノロジーキャンパスについても絶賛した。

    「この建物は素晴らしい。必要なものはすべて揃っており、各部門のコミュニケーションもしやすい。風洞やシミュレーターも含め、本当に素晴らしい施設だ」

    さらに、オーナーのローレンス・ストロールについては、かつてともに仕事をしたフランク・ウィリアムズやロン・デニスになぞらえて評価した。

    「ローレンスは昔ながらのF1チームオーナーそのものだ。チーム運営に深く関わり、心血を注いでいる」

    「私が以前一緒に仕事をしたフランク・ウィリアムズやロン・デニスのような存在だ。意思決定が速く、とても機動力がある」

    アロンソとストロールには計画を直接説明
    ニューウェイは、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールがここ数カ月味わってきたフラストレーションにも理解を示した。

    「ドライバーはマシンの挙動を感じ取り、サーキットで起きていることも理解している。信頼性やパフォーマンス不足によって、彼らが非常にフラストレーションを感じてきたことは当然だ」

    そのため約2週間前には両ドライバーへ時間をかけて今後の計画を説明したという。

    「私はフェルナンドとランスに対し、何を進めているのか、このアップデートで何を目指しているのか、そして2027年へ向けた計画について詳しく説明した」

    さらに、ドライバーの声をより積極的に取り入れる姿勢も強調した。

    「彼らの意見を注意深く聞き、それを反映しようとしている」

    ニューウェイは、これまで十分に説明する時間を取れなかったことがフラストレーションにつながった可能性も認めた。

    「人は自分の話を聞いてもらえていないと感じれば不満を抱く。それは当然のことだ。我々も十分な時間を割いて説明できなかったのかもしれない」

    そのうえで、新パッケージ投入まで残りわずかとなった現在の状況について前向きな見通しを示した。

    「その時はもうすぐやって来る。彼らはこの困難な時期が終わるまでのカウントダウンを始めている。そして我々は大きく前進できることを期待している」

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  • ルイス・ハミルトン 母国F1イギリスGPでスプリントポール「今でも夢のよう」

    ルイス・ハミルトン 母国F1イギリスGPでスプリントポール「今でも夢のよう」

    ルイス・ハミルトンは、2026年F1第9戦イギリスGPのスプリント予選でポールポジションを獲得した。フェラーリはシルバーストンで苦戦が予想されていたが、ハミルトンはFP1に続いて全セッション最速を記録し、わずか0.011秒差でアンドレア・キミ・アントネッリを抑えて母国ファンを沸かせた。

    ハミルトンは「今でも夢のよう」と母国グランプリへの特別な思いを語るとともに、予想を覆したフェラーリの進歩を称賛。

    一方で、決勝ペースではメルセデスやレッドブル・レーシングのパワーが脅威になると警戒しながらも、先頭スタートから勝利を目指す決意を示した。

    母国シルバーストンで再び輝いたハミルトン
    ハミルトンは週末唯一のフリー走行でトップタイムを記録すると、その勢いをスプリント予選でも維持した。SQ1からSQ3まで全セッションで首位に立ち、最後のアタックでは1分28秒376をマーク。ランキング首位のアントネッリを0.011秒差で退け、スプリント形式では自身3回目のポールポジションを獲得した。

    セッション後、ハミルトンは母国シルバーストンで走る喜びを改めて語った。

    「この場所が大好きだし、この観客も大好きだ。今でもこのレースを迎えるたびに、どれほど大きな夢なのか言葉では表せない。コーナーひとつひとつや、このサーキットならではのリズムを思い描くし、セットアップが決まり、最高のチームと一緒なら素晴らしい走りができる」

    「今日はマシンのフィーリングが本当に良かった。ファクトリーのみんなに感謝したい。毎週末、小さなアップデートを持ち込み続け、全員が限界まで努力してくれている。そのおかげでポールを獲得できた」

    フェラーリの進歩を実感「予想外の結果だった」
    フェラーリは近戦でアップグレードを投入し競争力を高めてきた一方、シルバーストンの長いストレートではメルセデスやレッドブル・レーシングに対して不利になるとの見方が広がっていた。

    しかしハミルトンは、予選を通じて安定した速さを発揮。母国ファンの大声援も最後のアタックを後押ししたという。

    「セッションを通して速さはあったけど、それでも差は10ミリ秒ほどしかなかった。本当に僅差だったし、チームにふさわしい結果だ。ここにいるみんな、そしてファクトリーのみんなに心から感謝したい」

    さらに、観客の後押しについては「少なくともコンマ2秒は速くしてくれたと思う」と笑顔で語った。

    ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ) イギリスグランプリ

    決勝ではライバル勢のパワーを警戒
    予選ではフェラーリが最速だったものの、ハミルトンはスプリントでは簡単な展開にならないと考えている。

    「僕たちはメルセデスより前にいる。でも彼らやレッドブルは本当に大きなパワーを持っている。今年ずっと素晴らしい仕事をしてきたし、今週末も速い」

    「それでも僕たちのチームは決して諦めない。その姿勢を誇りに思っている。正直、シルバーストンでフロントローを争えるとはまったく予想していなかった。本当に信じられない驚きだし、最高の気分だ」

    FP1ではロングランも確認できており、レースペースには一定の手応えもあるという。

    「FP1では少し長めの走行も試した。時間は限られていたけど、マシンの感触は良かった。だから明日はいいレースができると思う」

    「ここでフロントローからスタートするのがいつ以来なのか思い出せない。でも後ろには近い位置でついてこられるライバルがいるし、パワー面では有利かもしれない。それでも何とか前を守り切れるよう全力を尽くす」

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  • マックス・フェルスタッペン レッドブルF1に危機感「P6やP7でもおかしくなかった」

    マックス・フェルスタッペン レッドブルF1に危機感「P6やP7でもおかしくなかった」

    マックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPのスプリント予選で3番手を獲得したものの、その結果は「P6やP7でもおかしくなかった」と振り返り、レッドブル・レーシングには依然として改善すべき課題が残っていると認めた。

    フェルスタッペンはFP1をトップのルイス・ハミルトンから約1秒遅れの6番手で終えたが、スプリント予選ではギャップを縮め、ハミルトンとアンドレア・キミ・アントネッリに続く3番手を獲得した。

    僅差で3番手獲得「P6でもP7でもおかしくなかった」
    FP1での苦戦からトップ3入りできたことについて問われたフェルスタッペンは、予選結果はわずかな差で決まったものだったと説明した。

    「そう思うよ。僕たちにとってSQ3の結果は本当に僅差だった」

    「3番手にもなれたし、逆にP6やP7でもおかしくなかった。でも今回はいい側に転んだから、トップに少し近づくことができた」

    一方で、マシンには依然として課題が残っていると認めた。

    「まだ理想の状態には届いていない。コーナリングも少しだけど、エネルギーデプロイメントなども含めて改善すべき点がある。ラップタイムを見つけるために解決しなければならないことがいくつかあるし、もちろんスプリント後も取り組んでいく」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) イギリスグランプリ

    「まだ望むレベルではない」 RB22の改善途上を認める
    スプリント予選ではRB22のフィーリングが改善したかと問われると、「少しは良くなった」としながらも満足には程遠いと語った。

    「少しは良くなった。でもまだ僕が望むレベルではない」

    「今のコースレイアウトではストレートでいくつか制限もあるし、マシンバランスを適切なウインドウに入れることも重要なんだと思う」

    スプリントは守りの戦いを予想
    3番グリッドからスタートするものの、フェルスタッペンは先頭2台との勝負には慎重な見方を示した。

    「彼らはかなり速そうだ」

    「チームメイト同士を見ても、レースになって状況が落ち着けば前の2チームはどちらのマシンも速いはずだ。だから僕としては、前ではなく後ろのドライバーたちとの戦いになると思う」

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  • キミ・アントネッリ フェラーリF1躍進を警戒「驚異的な前進を遂げた」

    キミ・アントネッリ フェラーリF1躍進を警戒「驚異的な前進を遂げた」

    キミ・アントネッリは、F1イギリスGPのスプリント予選でルイス・ハミルトンにわずか0.011秒差でポールポジションを逃したものの、メルセデスとして十分に戦える手応えを得た。一方で、フェラーリの急速な競争力向上を認め、「驚異的な前進を遂げた」と警戒感を示した。

    ハミルトンはFP1からスプリント予選のSQ1、SQ2、SQ3まで全セッションでトップタイムを記録し、母国シルバーストンで圧巻の速さを披露。ドライバーズランキング首位を走るアントネッリは、その勢いを強く意識している。

    フェラーリの進化とハミルトンを警戒
    アントネッリは、フェラーリがここ数戦で大きくパフォーマンスを向上させたと評価し、スプリントでも厳しい戦いになると予想した。

    「フェラーリは驚異的な前進を遂げた。だから間違いなく厳しい戦いになる。それにルイスも絶好調だからね」

    それでも、その状況を前向きに受け止めている。

    「でも、それは良いことだ。僕たちはそういう挑戦が好きだし、その中でベストを尽くしたい。もちろん勝負を挑むし、全力を尽くすつもりだ。簡単ではないけれど、十分に良い結果を出せる可能性はあると思っている」

    現在アントネッリはランキング首位を維持しており、ハミルトンとのポイント差は46点となっている。

    マシン調整で一気に改善
    スプリント予選では、SQ1で思うようなフィーリングを得られず7番手に終わったが、セッション間のセットアップ変更が奏功したという。

    「正直、SQ1ではあまり良い感触がなかった。でも少しだけバランスを調整したら、SQ2では昼と夜くらい違う状態になった」

    その結果、一気にトップ争いへ復帰できたと振り返る。

    「突然ペースを取り戻せた。SQ3では少しタイムを残してしまった部分もあったけれど、それでも良いラップだった。残念ながらルイスには本当に僅差で届かなかったけれど、まずは彼を祝福したい」

    アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ) イギリスグランプリ

    決勝へ向けて巻き返しを狙う
    メルセデスはジョージ・ラッセルも5番手に終わり、ハミルトンから0.3秒以上離される結果となった。一方、アントネッリはわずか0.011秒差まで迫っており、スプリントでは優勝争いに加わる有力候補とみられている。

    アントネッリは「僕たちは明日に集中する」と語り、17周のスプリントでハミルトン、そして大きく戦闘力を高めたフェラーリに挑む姿勢を示した。

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    ・F1イギリスGP スプリント予選 結果・タイムシート:ハミルトンがポール

  • アイザック・ハジャー スプリント予選8番手に悔しさ「あと少しで3番手だった」

    アイザック・ハジャー スプリント予選8番手に悔しさ「あと少しで3番手だった」

    アイザック・ハジャーは、F1イギリスGPのスプリント予選を8番手で終えたことに不満を示し、「あと少しで3番手だった」と僅差で上位を逃したことへの悔しさを口にした。

    3番手から8番手までがわずか0.1秒余りという大接戦となるなか、ハジャーは最終アタックでタイムを伸ばし切れず、トップ4チーム勢の中では最後尾となる8番グリッドに終わった。

    「最終ラップで十分に速くなかった」
    ハジャーは結果について率直な失望を隠さなかった。

    「8番手で、トップ4チームのマシンの中では最後尾だから少し残念だ」

    「3番手を逃したのは、最後のラップで十分に速く走れなかったからだ」

    チームメイトのマックス・フェルスタッペンが3番手を獲得したことにも触れ、自身との違いを分析したいと語った。

    「マックスはできていた。だから何がうまくいかなかったのか、そのラップを詳しく見返したい」

    「スタートの加速があまり良くなかったことは分かっているし、それで少しタイムを失った」

    アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング) イギリスグランプリ

    「あと一つ二つ改善できれば届いた」
    3番手から8番手までの差がわずかだったことについて指摘されると、その事実がかえって悔しさを大きくしたと認めた。

    「だからこそ余計に悔しいんだ」

    「あと一つか二つ整理できていれば、そこまで行けたはずだからね」

    それでも自身の走りには一定の手応えを感じているという。

    「今日の自分のドライビングには満足している。最初のラップからずっといい感触で走れていた。それは良かったと思うし、明日はもう少しタイムを見つけられればいいね」

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    ・F1イギリスGP スプリント予選 結果・タイムシート:ハミルトンがポール

  • シャルル・ルクレール F1イギリスGPで苦戦認める「すべてを改善しなければ」

    シャルル・ルクレール F1イギリスGPで苦戦認める「すべてを改善しなければ」

    シャルル・ルクレールは、F1イギリスGPのスプリント予選で4番手に終わった後、チームメイトのルイス・ハミルトンとの差を縮めるためには「あらゆる面を改善しなければならない」と認めた。

    フェラーリはシルバーストンで予想以上の速さを見せ、ハミルトンがFP1からスプリント予選まで全セッション最速を記録してポールポジションを獲得した。一方、ルクレールはSQ3で4番手に後退し、約0.4秒差をつけられる結果となった。

    フェラーリの躍進は予想外だった
    フェラーリは前戦オーストリアGPで表彰台争いに加われず、シルバーストンでも苦戦が予想されていた。しかし、ハミルトンが母国で圧巻の速さを披露し、ルクレールもチーム全体としての進歩を実感している。

    ルクレールはフェラーリの競争力について次のように語った。

    「ルイスが今日ポールを獲得したことには、僕たち自身も本当に驚いている。でも、それ以上に前との差がもっと大きくなると予想していた」

    「チームとして大きな前進だ。このサーキットでここまで競争力を発揮できるとは思っていなかったから、チーム全体がとても驚いている」

    ハミルトンとの差を痛感「100%を引き出せていない」
    ルクレールはSQ1で2番手、SQ2で3番手と好位置につけていたが、SQ3では思うようにタイムを伸ばせず4番手に後退した。一方のハミルトンはFP1からSQ3まで全セッションでトップタイムを記録し、フェラーリ加入後初のスプリントポールを獲得している。

    ルクレールは、自身がマシンの性能を十分に引き出せていないことが最大の課題だと認めた。

    「ここしばらく、昨年のマシンで感じていたような自然なフィーリングが得られていないと実感している。すべてをうまくまとめられたとしても、その差はコンマ数秒ではなく100分の数秒の世界だ。そしてルイスは、僕よりも高い頻度でマシンの100%の性能を引き出している。僕にはそれができていない」

    「本当にすべてを改善しなければならない。でも一番大事なのは、このマシンとのフィーリングだ」

    シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ) イギリスグランプリ

    マシンへの信頼感不足が予選で影響
    ルクレールは、マシンへの信頼感が不足していることで限界まで攻め切れず、予選で安定したパフォーマンスを発揮できていないと説明した。

    「思うようなフィーリングが得られないと、ラップタイムを引き出すことも難しいし、予選で限界まで攻める自信も持てない。今回は金曜日だったけれど、予選ではいつもその難しさを感じている」

    「今は100%のパフォーマンスを安定して発揮することに苦労している。SQ1とSQ2ではかなり良い感触があって、SQ3にも自信を持って臨めた。でも最後はマシンをまとめ切れなかった。今のマシンを、本来あるべきレベルまで感じ取れていないんだ」

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  • ジョージ・ラッセル メルセデスF1の失速に困惑「何か辻褄が合っていない」

    ジョージ・ラッセル メルセデスF1の失速に困惑「何か辻褄が合っていない」

    ジョージ・ラッセルは、F1イギリスGPのスプリント予選で5番手に終わり、チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリやポールポジションを獲得したルイス・ハミルトンとの差に困惑を示した。

    マシンの感触自体は悪くなかったにもかかわらず、タイムが伸びなかった理由について「少し奇妙だ」と語り、原因究明の必要性を強調した。

    またラッセルは、前戦オーストリアGPではパワーユニットやエネルギーマネジメント面で苦戦していたフェラーリが、シルバーストンでは一転して最速争いを演じたことにも驚きを隠さなかった。「何か辻褄が合っていない」と率直な見解を示し、決勝グリッドを決める土曜日の予選へ向けて改善を目指す考えを語っている。

    スプリント予選でも見えたペース不足
    シルバーストンで行われた唯一のフリー走行では、チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリから約0.4秒遅れとなったラッセル。そのセッションではルイス・ハミルトンが最速タイムを記録し、フェラーリ勢が好調な滑り出しを見せていた。

    スプリント予選でもその流れは変わらず、ハミルトンがポールポジションを獲得。アントネッリが2番手、マックス・フェルスタッペンが3番手、シャルル・ルクレールが4番手に続き、ラッセルは5番手にとどまった。タイム差は再びハミルトンから約0.4秒だった。

    ラッセルは予選後、今季を象徴するような展開だったと振り返った。

    「正直に言えば、今年ずっとこんな感じなんだ。いつも後手に回っている」

    「普段はQ3で一段階パフォーマンスを上げられることが多いけど、今日はそうならなかった。3番手までは本当に僅差だったけど、それでもルイスやキミにはかなり離されていた。その理由を理解しないといけない。少し奇妙だ」

    ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)

    マシンの感触は悪くない
    一方で、マシン自体のフィーリングは決して悪くなかったという。

    「正直、クルマの感触はかなり良かった。そこまで悪くはなかったよ」

    「このサーキットではもっと扱いづらくなると思っていたけど、実際にはかなり乗りやすかった。高速コーナーでも速さは感じていた。でも、さっきも言ったように、相対的なラップタイムが足りていない。もっと重要な土曜日に向けて、その理由を理解する必要がある」

    フェラーリの速さに「何か辻褄が合っていない」
    ラッセルはさらに、前戦オーストリアで苦戦していたフェラーリがシルバーストンでは一転して最速争いを繰り広げていることにも驚きを示した。

    「彼らはパワーユニットとエネルギーマネジメントで苦しんでいたはずなのに、ここでは現時点で一番速そうに見える。本当に驚いている」

    「フェラーリのシャシーが優れていることは以前から分かっていた。でも、何か辻褄が合っていないように感じる」

    「もし予想するとしたら、先週はフェラーリが速くて、今週は僕たちが速いと思っていた。もちろんキミは素晴らしい仕事をしたけど、それでも今日は一日を通してフェラーリのほうが優勢だった」

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