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  • フェルナンド・アロンソ優勝 ハミルトンも“危険”発言撤回でレゴレース参加

    フェルナンド・アロンソ優勝 ハミルトンも“危険”発言撤回でレゴレース参加

    ルイス・ハミルトンは2026年F1第9戦イギリスGP決勝前に開催された恒例のレゴレースに参加し、事前に示していた欠場の可能性は現実とはならなかった。ドライバーたちはシルバーストンでレゴ製ミニカーによるユニークなパレードレースを楽しみ、勝者はフェルナンド・アロンソとなった。

    イギリスGPのイベントは昨年のマイアミGPに続く開催となり、22人のドライバーに加えてFIA会長のモハメド・ビン・スライエムも専用のレゴカーで参加。

    コース各所でコースアウトやスタックが相次ぐなど、笑いに包まれるプレイベントとなった。

    ハミルトンは欠場示唆も予定どおり参加
    ルイス・ハミルトンは木曜日の公式記者会見で、昨年のマイアミGPで行われたレゴレースを振り返り、「週末で最も危険な時間だった」と冗談交じりに語り、参加を見送る可能性も示唆していた。

    しかし決勝当日には予定どおりイベントに参加。22人のドライバーとともにグリッドを離れ、レゴ製ミニカーでシルバーストンを走行した。

    FIA会長も参戦 コース各所で珍ハプニング
    イベントにはFIA会長モハメド・ビン・スライエムも自身のレゴカーで参加した。

    レース序盤にはグラベルにはまり込むマシンが続出し、ビン・スライエムや複数のドライバーが立ち往生。車両を持ち上げて脱出しなければならない場面も見られた。

    また、カルロス・サインツJr.は元チームメイトのランド・ノリスのマシンに同乗してコースを一周するなど、終始和やかな雰囲気のイベントとなった。

    アロンソが優勝 アストンマーティンに束の間の歓喜
    レゴレースを制したのはアストンマーティンのフェルナンド・アロンソだった。

    2026年シーズンのアストンマーティンは深刻な不振が続き、コンストラクターズランキング最下位に低迷している。それだけに、プレイベントとはいえアロンソの勝利はチームにとって束の間の明るい話題となった。

    今回使用されたレゴカーは各ドライバー専用に製作され、1台あたり約2万8000個のレゴブロックを使用。昨年のマイアミGPではチームメイト同士が1台を共有していたが、今年は全ドライバーがそれぞれ専用車両でイベントを楽しんだ。

    レース前の恒例イベントは今年も珍プレーが続出し、シルバーストンの観客を大いに沸かせた。ハミルトンも欠場することなく参加し、アロンソが優勝を飾るなど、本番を前にサーキットは終始リラックスした雰囲気に包まれた。

  • ランス・ストロール F1イギリスGPで10グリッド降格 ホンダPU交換で最後尾に

    ランス・ストロール F1イギリスGPで10グリッド降格 ホンダPU交換で最後尾に

    ランス・ストロールは、2026年F1第9戦イギリスGP決勝を前に10グリッド降格ペナルティを科され、決勝は最後尾の22番グリッドからスタートすることになった。

    アストンマーティンは今季も信頼性に苦しんでおり、ホンダ製パワーユニットの追加投入によるペナルティは、コンストラクターズランキング最下位に低迷するチームにとってさらなる痛手となった。

    ストロールに10グリッド降格ペナルティ
    FIAは決勝を前に、ランス・ストロールが今季5基目のエナジーストア(Energy Store)と5基目のコントロールエレクトロニクス(Control Electronics)を投入したことを確認した。

    両コンポーネントとも年間使用上限を超えたため、自動的に10グリッド降格ペナルティが適用された。

    ストロールは土曜日の予選でチームメイトのフェルナンド・アロンソを上回る21番手を獲得していたが、このペナルティにより22番グリッドへ降格。アロンソが21番グリッドへ繰り上がることになった。

    アストンマーティンの苦戦が続く
    アストンマーティンは2026年シーズン開幕から厳しい戦いが続いている。

    ホンダ製パワーユニットの信頼性問題に悩まされているほか、AMR26も中団争いに加わるだけの競争力を示せていない。ここまで8戦を終えて獲得ポイントはわずか1点にとどまり、コンストラクターズランキングでは最下位の10位に沈んでいる。

    今回のパワーユニット交換によるグリッド降格は、苦境が続くチームにとってさらなる試練となった。

    ガスリーに続く2人目の降格
    ストロールは、イギリスGP決勝でグリッド降格ペナルティを受けた2人目のドライバーとなった。

    すでにアルピーヌのピエール・ガスリーは、予選でランス・ストロールの走行を妨害したとして3グリッド降格ペナルティを受けており、12番手から15番手へ降格している。

    イギリスGP決勝は、複数のグリッド変更を経て最終グリッドが確定することになった。

    【関連】
    ・2026年F1イギリスGP決勝スターティンググリッド ガスリー降格で変動

  • 2026年F1イギリスGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    2026年F1イギリスGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想

    2026年F1第9戦イギリスGPは、タイヤメーカーのピレリが1ストップ戦略を最速と予測している。スプリントでタイヤの摩耗が非常に少なかったことから、決勝でもタイヤ交換は1回が基本となる見通しだ。

    一方で、シルバーストン特有の強風やセーフティカーのタイミングによっては、異なる戦略が勝敗を左右する可能性もある。各チームはタイヤだけでなく、レース展開を見据えた柔軟な判断が求められる。

    1ストップが最速戦略 ミディアム→ハードが本命
    ピレリのシミュレーションでは、最速となるのはミディアム(C2)でスタートし、ハード(C1)へ交換する1ストップ戦略だ。

    スプリントではミディアムタイヤのグレイニングがほとんど発生せず、優勝したアンドレア・キミ・アントネッリは最終ラップにファステストラップを記録するほどタイヤ性能が維持されていた。

    ピレリのモータースポーツディレクター、ダリオ・マラフスキは「タイヤを確認したところ、ミディアムにはグレイニングが見られなかった。非常に安定しており、アントネッリは最終ラップでレース最速タイムを記録した。デグラデーションはほぼゼロだった」と説明した。

    推奨されるピットウインドウは24~30周目となっており、2ストップ戦略はシミュレーション上で約13秒遅くなると見積もられている。

    イギリスグランプリ 戦略

    ミディアム→ソフトにも終盤勝負の可能性
    もうひとつの有力候補が、ミディアムからソフト(C3)へつなぐ1ストップ戦略だ。

    この場合のピットウインドウは29~35周目で、シミュレーションではミディアム→ハードより約6秒遅いとされる。

    ただし終盤は新品ソフトによる大きなタイヤアドバンテージを得られるため、レース終盤のオーバーテイク勝負では有利に働く可能性がある。

    一方でソフトタイヤで20周以上走行する必要があり、マラフスキも「限界に近い」と評価しており、タイヤマネジメントが重要になる。

    イギリスグランプリ 持ちタイヤ

    中団勢はハードスタートも有力な選択肢
    ポイント争いを狙う中団勢には、ハードでスタートしてミディアムへ交換する逆転戦略も現実的な選択肢となる。

    シルバーストンは高速コーナーが多く、接近走行が難しい一方で、オーストリアのような強力なブレーキングポイントも少ない。そのため前半を長く走って順位を上げる「オーバーカット」を狙う価値がある。

    この戦略では28~34周目が最適なピットタイミングとされるが、過去のシルバーストンではセーフティカー導入がピットストップのきっかけになるケースも多く、状況対応が重要となる。

    さらにソフト→ハードという戦略も理論上は存在し、16~22周目で交換するシミュレーションとなっている。ただし序盤の混雑やエネルギーマネジメントの影響を考慮すると、採用される可能性は低いとみられている。

    イギリスグランプリ タイヤパフォーマンス

    勝敗を左右するのはシルバーストン特有の強風
    決勝日の気温は約25℃、路面温度は約42℃と予想され、降雨の可能性はほぼない。

    一方で最大の不確定要素となるのが西から吹く20~40km/hの強いガスト(突風)だ。

    アビーやコプスでは追い風、ストウでは向かい風となるが、風向きが周回ごとに変化するため、ドライバーは毎周異なるマシンバランスに対応しなければならない。

    この強風はコースアウトやトラックリミット違反を誘発しやすく、リアタイヤのスライドも増えるため、1ストップ戦略でタイヤを守る難易度を高める要因になるとみられている。

    シルバーストンでは1ストップ戦略が基本となる可能性が高いが、強風やセーフティカー、そして終盤のタイヤ選択がレースの流れを大きく変える可能性もある。タイヤ性能だけでなく、刻々と変化するコンディションへの対応力が優勝争いを左右しそうだ。

  • 2026年F1イギリスGP決勝スターティンググリッド ガスリー降格で変動

    2026年F1イギリスGP決勝スターティンググリッド ガスリー降格で変動

    2026年F1第9戦イギリスGPの決勝は、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)がポールポジションからスタートする。予選で最速タイムを記録したアントネッリは、選手権首位として今季5回目のポールポジションを獲得した。

    シャルル・ルクレール(フェラーリ)がフロントロウ2番手に並び、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は3番グリッドから母国GPで優勝を狙う。

    一方、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)の3グリッド降格に加え、ランス・ストロール(アストンマーティン)にもパワーユニット交換による10グリッド降格が科され、決勝グリッドが変更された。なお、グリッドはFIAによる最終承認前の暫定版となっている。

    ストロールに10グリッド降格ペナルティ
    FIAは決勝を前に、ランス・ストロールが今季5基目のエナジーストア(Energy Store)と5基目のコントロールエレクトロニクス(Control Electronics)を投入したことを確認した。

    両コンポーネントとも年間使用上限を超えたため、自動的に10グリッド降格ペナルティが適用された。

    ストロールは土曜日の予選でチームメイトのフェルナンド・アロンソを上回る21番手を獲得していたが、このペナルティにより22番グリッドへ降格。アロンソが21番グリッドへ繰り上がることになった。

    2026年F1イギリスGP決勝スターティンググリッド
    1番 アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    2番 シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    3番 ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    4番 ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    5番 アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)
    6番 ランド・ノリス(マクラーレン)
    7番 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)
    8番 オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    9番 アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
    10番 リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    11番 ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
    12番 ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
    13番 オリバー・ベアマン(ハース)
    14番 カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    15番 ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    16番 アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    17番 エステバン・オコン(ハース)
    18番 バルテリ・ボッタス(キャデラック)
    19番 フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    20番 セルジオ・ペレス(キャデラック)
    21番 フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    22番 ランス・ストロール(アストンマーティン)

    アストンマーティンの苦戦が続く
    アストンマーティンは2026年シーズン開幕から厳しい戦いが続いている。

    ホンダ製パワーユニットの信頼性問題に悩まされているほか、AMR26も中団争いに加わるだけの競争力を示せていない。ここまで8戦を終えて獲得ポイントはわずか1点にとどまり、コンストラクターズランキングでは最下位の10位に沈んでいる。

    今回のパワーユニット交換によるグリッド降格は、苦境が続くチームにとってさらなる試練となった。

    ガスリーに続く2人目の降格
    ストロールは、イギリスGP決勝でグリッド降格ペナルティを受けた2人目のドライバーとなった。

    すでにアルピーヌのピエール・ガスリーは、予選でランス・ストロールの走行を妨害したとして3グリッド降格ペナルティを受けており、12番手から15番手へ降格している。

    決勝はアントネッリを先頭にフェラーリ勢が追う構図となる一方、レッドブル・レーシングとマクラーレンは中団から巻き返しを狙う展開となる。ガスリーとストロールの降格によりグリッドが変更され、イギリスGP決勝は複数のグリッド変更を経た最終グリッドで争われることになる。

  • クリスチャン・ホーナー 約1年ぶりにF1パドック復帰 シルバーストンに登場

    クリスチャン・ホーナー 約1年ぶりにF1パドック復帰 シルバーストンに登場

    クリスチャン・ホーナーが、レッドブル・レーシングのチーム代表を退任して以来初めてF1パドックに姿を現した。2025年7月の退任から約1年を経て、2026年F1第9戦イギリスGP決勝日が行われるシルバーストンを訪れた。

    ホーナーはレッドブルを離れて以降、MotoGPなど他カテゴリーのイベントには姿を見せていたが、F1パドックへの復帰は今回が初めてとなる。今後の去就には依然として注目が集まっている。

    約1年ぶりにF1パドックへ
    クリスチャン・ホーナーは、2025年F1イギリスGP直後にレッドブル・レーシングのチーム代表を退任。その後、退職条件の交渉を経て同年9月に正式退社し、契約に基づくガーデニング休暇に入っていた。

    その期間はすでに終了しており、現在はF1を含め、いかなるカテゴリーでも新たな職務に就くことが可能な状態となっている。

    ホーナーは2026年F1イギリスGP決勝日の朝、決勝スタート約3時間前にシルバーストン・サーキットへ到着。まずF1モーターホームを訪れ、その後FIAエリアへ向かった。

    今回の訪問は、ホーナーがレッドブル代表として最後に指揮を執ったサーキットへの帰還という意味でも注目を集めた。

    クリスチャン・ホーナー F1 イギリスグランプリ

    新天地は依然として未定
    ホーナーはレッドブル退任後、フェラーリやアストンマーティン、アルピーヌなど複数のF1チームとの関係が報じられてきた。

    しかし現時点で新たなチームへの正式な加入は発表されておらず、F1復帰の具体的な形は決まっていない。

    20年にわたりレッドブル・レーシングを率いたホーナーは、セバスチャン・ベッテル時代とマックス・フェルスタッペン時代の両黄金期を築き上げ、F1史上でも最も成功したチーム代表の一人として知られている。

    今回のパドック訪問は具体的な新天地を示すものではないが、ガーデニング休暇終了後初のF1公式イベントへの登場となったことで、今後の動向への関心はさらに高まりそうだ。

    【関連】
    ・クリスチャン・ホーナー 回顧録『Drive』でレッドブルF1の内幕を暴露へ

  • アストンマーティン・ホンダF1 ニューウェイは改善に自信「Q2進出は可能」

    アストンマーティン・ホンダF1 ニューウェイは改善に自信「Q2進出は可能」

    アストンマーティン・ホンダF1は2026年F1イギリスGPで厳しい戦いを強いられたが、設計責任者のエイドリアン・ニューウェイは今後のアップグレードに自信を示した。ハンガリーGPで導入予定の改良パッケージとホンダの進化版パワーユニットによって、「Q2進出は可能になる」との見通しを語っている。

    一方、フェルナンド・アロンソはスプリントでセルジオ・ペレスとの接触に巻き込まれて20位に終わり、予選でもQ1敗退を喫して22番手。苦境が続く中でも、チームは今季後半の巻き返しに向けた開発を着実に進めている。

    アロンソは厳しい土曜日に
    フェルナンド・アロンソにとって、シルバーストンでの土曜日は思い通りに進まない一日となった。

    スプリントではスタート直後にポジションを維持していたものの、3コーナーでセルジオ・ペレスに追突されてフロントウイングを損傷。レースの大半を苦しいペースで走ることになり、20位でフィニッシュした。

    ペレスはレース後、この接触について自ら非を認めている。

    「追い越そうとした時に強い追い風が吹いていた。ブレーキングでタイヤをロックさせて少し接触してしまい、僕のフロントウイングも壊れてしまった」

    その後の予選でも状況は改善しなかった。アロンソはQ1最後のアタックで最終セクター、特に最終コーナーのクラブでタイムを失い、チームメイトのランス・ストロールに0.025秒届かなかった。

    これでアロンソはバルセロナGPに続いて再びストロールとの直接対決で敗れ、Q1敗退。エステバン・オコン、バルテリ・ボッタス、フランコ・コラピント、セルジオ・ペレスとともに最初のノックアウト組となり、決勝は22番手最後尾からスタートする。

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

    ニューウェイが描く反撃シナリオ
    苦戦が続くアストンマーティンだが、エイドリアン・ニューウェイは開発計画への自信を失っていない。

    ニューウェイは、オーストラリアGP後に早い段階で開発方針を見直した理由を改めて説明した。

    「オーストラリアの後に決断した。このまま小さなアップデートを持ち込んでもポイント争いはできないと判断した。プレッシャーを取り除き、体制を立て直して、それぞれを正しい場所に配置することを優先した」

    そして、ハンガリーGPで投入予定の空力アップグレードとホンダの進化版パワーユニットによって前進できると考えている。

    「通常レベルのアップグレードを投入する予定で、それをホンダの進化版パワーユニットと組み合わせる。ポイント争いができる位置まで近づけることを期待している。トップ10に入れるとは思わないが、Q2へ進出し、そこから順位を上げていけるようになるはずだ」

    アストンマーティン・ホンダF1はシルバーストンで再び厳しい現実を突きつけられたが、チームはハンガリーGPを今季後半の反攻への重要な転機と位置付けている。ニューウェイが描く開発計画が実を結び、まずはQ2進出を安定して争える戦闘力を取り戻せるかが注目される。

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    ・エイドリアン・ニューウェイ AMR26失敗の責任認める「私が主導した方向性」

  • マックス・フェルスタッペン F1のレゴパレードを酷評「子供や道化師に見える」

    マックス・フェルスタッペン F1のレゴパレードを酷評「子供や道化師に見える」

    マックス・フェルスタッペンが、F1イギリスGP決勝前に実施されるレゴカーによるドライバーズパレードを厳しく批判した。従来のトラックによるパレードの方が「プロフェッショナルに見える」と主張し、F1が目指すべき方向性ではないとの考えを示した。

    シルバーストンでは、各ドライバーが約2万8000個のレゴブロックで製作されたミニカーを運転してパレードラップを行う予定だ。

    前年のマイアミGPで初めて導入され、ドライバー同士が低速で接触し合うなど話題を呼んだ演出だが、フェルスタッペンはその内容に否定的な見解を示している。

    レゴカー演出に「F1に必要なものではない」
    フェルスタッペンはオランダメディア『Viaplay』の取材で、レゴカーによるパレードはF1にふさわしい演出ではないと語った。

    「レゴで遊ぶなら家で子供たちと遊びたい。正直、ここでゴーカートのようなものに乗りたいとは思わない」

    「みんなでトラックの上に立っている方が好きだし、その方が楽しい。それに、もっとプロフェッショナルに見えると思う」

    さらに、F1ドライバーとしての立場から次のように続けた。

    「結局のところ、僕たちはF1ドライバーだ。お互いにぶつかろうとしている子供や道化師のように見えるべきではない」

    「それがF1に必要なものだとは思わない。でも、そういうものなんだろう」

    F1 レゴ

    ハミルトンも当初は参加に消極的
    今回のレゴパレードを巡っては、ルイス・ハミルトンも当初は参加に消極的な姿勢を示していた。

    その後、スポンサー契約や追加のメディア対応に関する舞台裏の調整が背景にあったと報じられたが、最終的にはパレードへ参加する予定となっている。一方で、ランド・ノリスをはじめ、この企画を歓迎するドライバーもおり、評価は分かれている。

    「ファンには手を振るが騒ぐつもりはない」
    フェルスタッペンは、イベント自体を妨げるつもりはないとしつつ、自身は従来どおりファンへのサービスに徹する考えを明かした。

    「僕は自分のラップを走って、ファンに手を振るだけだ。彼らには僕たちを見る権利があるからね」

    「でも個人的には、もう少し違う形だったら良かったと思う」

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  • F1イギリスGP ピレリ決勝展望「1ストップ戦略が約13秒速い」

    F1イギリスGP ピレリ決勝展望「1ストップ戦略が約13秒速い」

    2026年F1第9戦イギリスGPは、アンドレア・キミ・アントネッリがスプリント優勝とポールポジション獲得を達成し、メルセデスが土曜日を完全に支配した。一方、タイヤサプライヤーのピレリは、決勝では1ストップ戦略が最速になるとの見通しを示した。

    予選ではアントネッリが1分28秒111を記録してポールポジションを獲得。シャルル・ルクレールが1分28秒286、ルイス・ハミルトンが1分28秒458で続き、トップ3はいずれもソフトタイヤ(C3)を使用した。

    ピレリによれば、路面温度は予選中に最高40℃、気温は27℃まで上昇したが、決勝も大きな天候変化は見込まれていない。

    アントネッリがスプリントと予選を制圧
    アントネッリは土曜日午前のスプリントで、前日のスプリント予選ポールシッターだったハミルトンを攻略して優勝。その勢いのまま午後の予選でも最速タイムを記録し、今季5回目のポールポジションを獲得した。

    予選ではアントネッリが新品6セットを含む計6セットのC3タイヤを使用。フェラーリ勢は5セットを使用し、そのうち使用済みタイヤは1セットのみだった。なお、Q1でミディアム(C2)を使用したのはアウディ勢のみで、その他の全車はC3で予選を戦った。

    スプリントでは大半のドライバーがミディアム(C2)を選択。ソフト(C3)でスタートしたのはアストンマーティンの2台とバルテリ・ボッタスのみだった。

    ピレリ「1ストップが約13秒速い」
    ピレリのモータースポーツディレクターを務めるダリオ・マラフスキは、土曜日のデータから決勝では1ストップ戦略が最も有利になると分析した。

    「今週末に持ち込んだすべてのコンパウンドは、明日のレース戦略を構築するうえで有効な選択肢であることが証明された」

    「今日確認されたタイヤのデグラデーションは全体的に予想より低く、現在のF1マシンがこのサーキットでエネルギーマネジメントを非常に効率よく行えていることも要因だ。そのためシミュレーションでは、1ストップ戦略は2ストップより約13秒速いと見積もっている」

    決勝の有力戦略
    ピレリによると、決勝で最も有力なのはミディアム(C2)でスタートし、24~30周目にハードへ交換する1ストップ戦略だ。

    代替案としては、29~35周目にソフトへ履き替えるミディアム→ソフト戦略や、ハード→ミディアム、さらにはソフト→ハードという選択肢も想定されている。

    ただし、スプリントでも多くのチームがミディアムを使用しており、レース中にセーフティカーやバーチャルセーフティカーが導入された場合には、タイヤ寿命に余裕のあるC2が戦略面で大きな柔軟性をもたらすとピレリは分析している。

    今回のデータではタイヤ摩耗が想定より小さかったことから、イギリスGP決勝はタイヤ交換回数よりも、ピットストップのタイミングやレース中の状況変化への対応が勝敗を左右する重要な要素となりそうだ。

    タイヤ F1 イギリスグランプリ

  • マクラーレンF1 メルセデスの“PU合法トリック”に驚き「知らされていなかった」

    マクラーレンF1 メルセデスの“PU合法トリック”に驚き「知らされていなかった」

    マクラーレンF1は、メルセデスが2026年F1イギリスGP予選で投入した“復活エンジン技”について、事前に把握していなかったことを明かした。この技術はアンドレア・キミ・アントネッリのポールポジション獲得を支えた要素のひとつとされ、カスタマーチームであるマクラーレンにも衝撃を与えている。

    メルセデスはFIAによって禁止された予選時のエンジン制御の利点を、合法的な方法で再現する新たな運用をシルバーストンで導入した。

    マクラーレン代表のアンドレア・ステラは、この運用が自チームでは利用できていない可能性を認めるとともに、メルセデスHPP(ハイパフォーマンス・パワートレインズ)との協議を続けていることを明らかにした。

    メルセデスが復活させた“エンジン技”とは
    メルセデスは、アンドレア・キミ・アントネッリとジョージ・ラッセルに対し、スタート/フィニッシュライン直前で意図的にアクセルを戻す特殊なドライビングを実践させた。

    一見するとタイムロスになりそうな操作だが、これは2026年型パワーユニットのエネルギーマネジメントを最適化するためのものだ。

    通常はエネルギー放出終了時に「ランプダウンレート」と呼ばれる制御が働き、出力が毎秒50kWずつ減少する。しかし、アクセル操作を工夫することで、この減衰を避けながらフィニッシュラインまで最大出力を維持できる。

    メルセデスは週末前からシミュレーターでこの走らせ方を徹底的に練習しており、ドライバーが自然に実践できるよう準備を進めていた。

    アントネッリはその難しさについて次のように説明した。

    「簡単ではなかった。このパワーユニットでは、時には不自然に感じるような運転をしなければならない」

    「高速コーナーでは少し長く速度を維持して、アクセルを踏むタイミングを遅らせる。コーナー出口では少し失うけれど、その分エネルギーを多く残せるのでストレート後半で取り戻せる」

    「最初は『なぜアクセルを戻さなければならないんだ?』と思う。でもシミュレーターで何度も練習したことで、今ではほぼ自然にできるようになった」

    ポール獲得を後押しした最後の加速
    GPSデータによれば、最終シケイン出口ではアントネッリとシャルル・ルクレールとの差はわずか0.006秒しかなかった。

    しかし、ストレートではアントネッリの最高速が253km/hに達し、ルクレールより11km/h速かった。

    その後、アントネッリはフィニッシュライン直前でアクセルを戻す操作を行い、最終的に0.175秒差でポールポジションを獲得した。

    このうち約0.169秒は最終シケインからフィニッシュラインまでの区間で築いた差だった。

    もっとも、この特殊な運用だけがポール獲得の決定的要因だったわけではない。通常のエネルギー配分で走れば、シケイン出口時点ではルクレールとの差がさらに開いていた可能性もあり、この技術はアントネッリの優位をより確実なものにした要素と考えられている。

    マクラーレン メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    マクラーレンも「知らなかった」
    このメルセデスの運用はパドック全体に驚きを与えたが、最も意外だったのはカスタマーチームであるマクラーレンも把握していなかったことだ。

    オスカー・ピアストリは予選後、この技術について質問されると次のように語った。

    「彼らがそんなことをしていたなんて知らなかった。それがすべてを物語っていると思う」

    チーム代表のアンドレア・ステラも驚きを隠さなかった。

    「正直、少し驚いた。私たちの間で話題になっていたものではなかった」

    「そもそも私たちが使えるものなのかも分からない。おそらくパワーユニット側に追加の要素が必要なのだろう」

    その一方で、メルセデスHPPとは技術面で協議を続けていると説明した。

    「現在もHPPとは技術的なレベルで話し合いを続けている。この素晴らしいパワーユニットが持つ性能を最大限に引き出せるよう取り組んでいる」

    ベルギーGPで仕様更新を予定
    マクラーレンは現在、メルセデスの最新仕様パワーユニットを使用しておらず、ベルギーGPからアップグレード版を投入する予定となっている。

    ステラは、今回の仕様変更は基本的には信頼性向上が目的だとしながらも、パワーユニットの運用方法には改善の余地があると考えている。

    「性能は細かな運用方法にも大きく左右される」

    「新仕様へのアップグレードで改善されるか様子を見るが、基本的には信頼性向上のためなので、それだけではないと思っている」

    「ストレートスピードを分析すると、空気抵抗の違いを考慮してもまだ説明できない部分がある。その点についてもHPPと議論を続ける必要がある」

    メルセデスの新たな運用だけで、マクラーレンが予選で7秒以上ではなく0.7秒以上遅れた理由をすべて説明できるわけではない。しかし、ハンガリーGPではこの手法の効果がさらに大きくなるとみられており、ワークスチームが持つノウハウをどこまで吸収できるかが、マクラーレン浮上の鍵となりそうだ。

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    ・メルセデスF1 FIA禁止の予選テクニックを合法的に復活 新たな手法が判明

  • リアム・ローソンを擁護 ブランドル「警告は妥当」 レッドブル系列対決にも言及

    リアム・ローソンを擁護 ブランドル「警告は妥当」 レッドブル系列対決にも言及

    リアム・ローソンは、2026年F1第9戦イギリスGPスプリントでアイザック・ハジャーとの防御を巡って審議対象となったものの、スチュワードは警告にとどめ、ペナルティは科さなかった。

    この裁定について元F1ドライバーのマーティン・ブランドルは「妥当な判断だった」と支持した一方で、両者がレッドブル陣営のドライバーである点にも言及した。

    スチュワードはローソンの動きについて「ブレーキング開始後に大きく進路変更したケースではない」と判断し、ハジャーに十分なスペースを残していたことを評価した。ただし「コーナー進入時のディフェンスとしては許容範囲をわずかに超えていた」とも指摘し、正式な警告を与えている。

    ブランドル「警告という裁定は妥当」
    スプリント16周目、ストウ・コーナーでローソンは8位を守るためハジャーを抑え込み、激しい攻防を展開した。接触こそ避けられたものの、そのディフェンスはレース後に審議対象となった。

    この裁定について、Sky Sports F1で解説を務めたマーティン・ブランドルは、実況中には即座にペナルティとは判断しなかったと明かした。

    「実況中もペナルティだとは言わなかった。もう一度映像を見る必要があると思った。2台はバッテリー展開量も違っていたからね」

    「彼はイン側にスペースを残していたし、レーシングラインを走っていた。ぎりぎりではあったが、マシン1台分の幅は残していた」

    ブランドルは最終的に、警告処分という判断は妥当だったとの見方を示した。

    「彼は隙間を狭めようとしていた。際どい動きではあったが、スチュワードの報告書を読む限り、あの判断は適切だったと思う」

    ハジャー本人も「ペナルティには値しない」と証言
    ブランドルが興味深い点として挙げたのは、当事者であるハジャー自身がローソンへの処分は不要との見解を示していたことだ。

    「報告書を読むと、当事者であるハジャー自身が『ペナルティに値するとは思わない』と言っていた。もちろん、2人ともレッドブルのチームで走っていることは忘れてはいけないけどね……」

    ブランドルは冗談交じりに両者がレッドブル・レーシングとレーシングブルズという同じレッドブルグループに所属している点へ触れつつも、それでも裁定自体は適切だったと評価した。

    実際にハジャーはスチュワードに対し、ローソンの動きは「鋭いものだった」が、「十分なスペースは残されており、接触も避けられた」と証言。また、両車のバッテリー残量やエネルギー展開量が異なっていたため、接近速度を正確に判断することが難しかったとも説明している。

    スチュワードもこの点を裁定理由に盛り込み、エネルギー展開の違いがローソンの状況判断を難しくしたことを考慮したと説明した。

    コンストラクターズ争いでも重要な1ポイント
    今回の攻防は、単なるチームメイト同士のバトルではなかった。

    ローソンが守り切った8位はスプリント最後の入賞圏であり、レーシングブルズにとって貴重な1ポイントとなった。ランキングではレーシングブルズが45ポイントで6位につけ、57ポイントのアルピーヌを追う状況にあるだけに、この1ポイントの価値は決して小さくない。

    今回の裁定では、スチュワードはディフェンスが「許容範囲ぎりぎり」と認めながらも、進路変更のタイミングや十分なスペースが残されていたこと、さらにハジャー本人の証言やエネルギー展開の違いを総合的に考慮し、警告処分が最も適切との結論に至った。

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