タグ: F1撤退

  • レッドブル、F1撤退報道についてニキ・ラウダを批判

    レッドブル、F1撤退報道についてニキ・ラウダを批判

    レッドブルのヘルムート・マルコは、F1撤退を検討しているとの報道を巻き起こしたのはニキ・ラウダだと批判した。

    “マルチ21”騒動の最中、ドイツ紙は、レッドブルのチームオーナーであるディートリッヒ・マテシッツは、レッドブルとトロ・ロッソをF1から撤退させると脅迫したと報じていた。

    「ナンセンスだ。そのようなことは何もない」とディートリッヒ・マテシッツの右腕ヘルムート・マルコは先月述べていた。

    ヘルムート・マルコは、F1撤退の噂が、ニキ・ラウダとディートリッヒ・マテシッツの電話の後に巻き起こったと述べた。

    「ディートリッヒは、急速に悪化するタイヤにとても狼狽していたおり、彼らはチームオーダー問題と(ピレリ)タイヤについて議論していた」

    「ニコはどうやら間違った解釈をして、プレスに話した」

  • ケータハム、F1撤退の噂を否定

    ケータハム、F1撤退の噂を否定

    ケータハムは、チーム創設者のトニー・フェルナンデスがF1プロジェクトへの関心を失っており、F1活動を停止するかもしれないとの噂を否定した。

    昨年の後半、マレーシアの企業家であるトニー・フェルナンデスはチーム代表の座をシリル・アビテブールに譲り渡した。

    またケータハムは2013年、定評のあるヘイキ・コバライネンに代えて2人目のドライバーにもペイドライバーを起用。

    中団グループに追い付くどころか、下位グループを脱出することさえも難しくなったと認識されている。

    実際、先週末のF1オーストラリアGPでケータムのマシンはグリッド最後尾に並び、両ドライバーとも2周遅れでフィニッシュした。

    だが、ケータハムのリアド・アスマットCEOはF1撤退の噂を否定している。

    リアド・アスマットは「私の記憶が確かであれば、我々がF1で活動を始めた2010年から撤退報道はある」と Speed Week にコメント。またケータハムは、すでに2014年からスタートする“新しいターボ時代に向けた投資”を行っており、それこそがケータハムがF1から撤退するつもりがないということ証明していると述べた。

    「チームを畳むつもりであれば、そのような投資をすると思うかい?」とリアド・アスマットはコメント。

    「F1は我々のビジネスモデルの大きな構想の一部だ。それに、哲学の基本的部分でもある。それが撤退の噂がナンセンスである第2の理由だ。」

    「ケータハムは今年も来年も、この先何年もここにいる」

  • メルセデス、株主からのF1撤退への圧力に反論

    メルセデス、株主からのF1撤退への圧力に反論

    メルセデスは、株主からのF1撤退への圧力に反論を唱えた。

    Frankfurter Allgemeine Zeitung は、メルセデスのF1の成功にむけた拡大を非難するファンドマネージャー組合のマイケル・マダーズ、DWSのヘニング・ゲープハルトという2人の株主の発言を報道。

    「メルセデスは、結果を出すことなく、数年間遅れをおっていた」とマイケル・マダーズはコメント。

    「だが、F1は高価であり、(ダイムラー)グループに何ももたらしていない」

    ヘニング・ゲープハルトは「F1は(メルセデスの)イメージをもはや強化していない。人権侵害を非難される国であれば特にね」と述べた。

    しかし、メルセデスのニキ・ラウダは、彼らの主張に反論。「間違いなく、F1はポジティブに発展している」と Bild に述べた。

    「テレビ視聴者はますます多くなっているし、我々はより多くの国に行っている。これは驚くべき成長だ。メルセデスは利益を得ている」とニキ・ラウダは述べた。

    ダイムラーの広報ヨルグ・ハウは「F1との関係は議論にのぼっていません」とコメント。

    「我々は長期的な成功のために新しい構造を作りましたし、すぐにトップに上りつめるでしょう」

    「我々はF1撤退を望んではいません。とんでもないです」

    ニキ・ラウダは「常に(F1には)マーケティング価値があるが、その価値が成功によって増大するのは明らかだ。我々は強力なチームを確立している。我々の株主は待たなければならない。フェラーリも我々と同じ状況にある。我々は追いつかなければならない」と付け加えた。

  • トヨタ、F1撤退の違約金は53億円か

    トヨタ、F1撤退の違約金は53億円か

    FIAは、トヨタのF1撤退によるペナルティを検討している。

    トヨタは2010-2012年のコンコルド協定に調印していていたにも関わらず、2009年限りでF1から撤退することを決定した。

    トヨタのF1撤退により、理論的にはザウバー/カドバックが2010年のグリッドを獲得することになるが、FIAはまだ正式に決定していない。

    ドイツの“Auto Motor und Sport”とスイスの“Blick”は、ザウバー/カドバックの決定は、トヨタへの処分が決定してからになると報じている。

    “Blick”は、トヨタの違約金は年間2000万スイスフラン(約17億5,600万円)となるとし、2010〜2012年の3年間で合計6000万スイスフラン(約52億6,900万円)になると予測している。

    また“Auto Motor und Sport”は、処分決定には少なくともあと1週間はかかると予想。その間、サウバーはドライバーやスポンサーとの契約を結ぶことができないことになる。

    カドバックによるチームの正式な売却手続きは、2010年エントリーが正式決定したあとに行われるとされている。

  • ルノー、F1撤退を検討

    ルノー、F1撤退を検討

    ルノーは、パリで臨時取締役会を開催。F1からの即時撤退を検討しているとみられている。

    ルノーは、独自チームでF1参戦を継続するか、エンジンのみを供給するか、完全に撤退するかを検討していたが、トヨタのF1撤退と時を同じくして、ルノーもF1撤退の検討に入ったという。

    4日にパリで開かれた臨時取締役会には、ルノーF1チームのボブ・ベルとジャン-フランソワ・カボーも出席。しかし、両者はチームの将来に関する議論への参加は認められなかったという。

    ルノーは今シーズン、コンストラクターズチャンピオンシップ8位と2002年以来最低の成績で終えた。

    シーズン注目を集めたのは、“クラッシュゲート”騒動という負の要素しかなかった。これにより、ルノーは、処罰として2年間の執行猶予付きのF1参戦禁止を言い渡され、チーム幹部のフラビオ・ブリアトーレとパット・シモンズは、FIA承認イベントへの参加を禁止された。さらには、タイトルスポンサーであるINGを失った。

    ルノーは、2010年からフェラーリに移籍するフェルナンド・アロンソの後任として、ロバート・クビサと契約したばかり。

  • 山科忠代表、涙の訴え「可夢偉をこのまま終わらせたくない」

    山科忠代表、涙の訴え「可夢偉をこのまま終わらせたくない」

    トヨタF1チームの代表を務めてきた山科忠代表は、トヨタF1撤退会見の場で、自らが育てたドライバー、特にここ2戦で素晴らしいパフォーマンスをみせた小林可夢偉の今後について涙を流しながら悔しさをにじませた。

    「TDPは少し縮小しますけども、継続はします。下のクラスの小さいお子さん、あの辺をサポートしていくべきだと思います」

    「中嶋君と小林君については、今、TMGが彼らとドライバー契約とかいろいろ持っていますので、当面は継続をしていくことになります」

    「お金の面に関しては少し考えながらやっていきたいと思っているのと、ここまで育てた二人ですので・・・・・・できれば、どこかのチームに乗せたいなと思います・・・」とこらえていた涙が溢れだした山科代表。

    「二人のマネージャーを務めるTMGの有松が、まず中嶋一貴についてウイリアムズとの契約が終了するということで他チームとの交渉に当たってきました。小林可夢偉もこの2戦できちんと能力を証明してくれたので、両ドライバーとも、いま有松マネージャーが動いています。私としても、どこか乗れる場所があればぜひと思っています」

    「ティモの事故がなかったとしても、可夢偉をこのまま・・・・・・このまま終わらせたくないというのが、みんなの気持ちでした。ですから、次はなんとかしてF1に残れるように・・・頑張ります・・・」

    関連:トヨタ、F1撤退を正式発表 – 2009年11月4日

  • 豊田章男社長 質疑応答:トヨタF1撤退

    豊田章男社長 質疑応答:トヨタF1撤退

    F1を撤退するに至った理由を改めて教えてください。この時期に撤退をするという判断に至った経緯も教えていただけますか?F1に参戦する日本の自動車メーカーがなくなることになりますが、トヨタの社長としてこのことをどう考えておられますか?
    皆さまご存じの通り、私自身、非常にモータースポーツを個人的にも推進している一人でございます。こういうモータースポーツを自動車文化のひとつのしてきたいという風に精一杯頑張って参りました。そこでの本音の部分と、6月以降に社長になってからのところでは、ちょっと立場が変わったということをご理解いただきたと思います。

    この昨年来の経済危機以降、F1を続けるか続けないかということは社内でも大変議論になりました。その中でもやはりモータースポーツを文化として育て上げたいんだという強い意志のもと、TMG、ここにいる山科専務、ハウエットさんをはじめ、非常にチームにも頑張ってコスト削減等をやってもらいました。ありとあらゆる手を尽くしてやってまいりました。ファンの方々からも、唯一残された日本チームとして応援いただきましたことを本当に感謝申し上げたいと思いますし、年初、富士での撤退を決めた時も、サーキットはモビリティランド、そしてチームはトヨタとした頑張っていくということで、本当に最終戦まで頑張って参りました。

    そして最終戦が終わった段階、そして今日、社内で取締役会を開きまして、やはり今の経済状況を考えたうえで、撤退せざるを得ないということを決定いたしました。しかしながら、やはりここまで育ていただいた関係者の皆さま、そして応援いただいているファンの皆さまの期待を裏切ってしまったことを、私もいちモータースポーツのファンして大変苦渋の決断であったことをご理解いただきたいと思います。

    社長自身、今回の判断をどういった基準で決めていったのでしょうか?
    判断でございますが、私自身6月以降、社長という立場から、そして最終決断は取締役会という場で皆様の意見を聞きながらやりましたけれども、最終判断は私がさせて頂きました。私自身、レースはクルマを鍛えると同時に、人を強く育てる素晴らしい現場であり、そういう意味でのクルマ文化を育てるために、F1は残念ながら撤退いたしますが、そういう意味でこれからもアウトプットを今後商品というものに持っていきたいと思いますし、ファンの方々に関しては、F1だけのファンの方々には大変申し訳ないと思っておりますけれども、モータースポーツを本当に底辺からかつ幅広く、我々もこれから支えていきたいという風に思いますし、その辺はぜひともご理解賜りたいと思います。

    来シーズン、エンジンだけの供給もなく完全撤退と捉えて良いですか?WRCやル・マンにも過去に参戦されていましたが、少なくとも今後、収益が改善されるまで国際的なシリーズには参戦しないと考えてよろしいでしょうか?
    F1に関しましては、完全撤退とお考えいただいていいと思います。他の国際レースに関しましては、現在やっています他のレースに関しましては継続させていただきますが、それ以外のことはまったく白紙です。

    今年は優勝のチャンスがありながらも優勝できませんした。もしも優勝したていたなら、F1を続けていた可能性はあったのでしょうか?今回の撤退は単にトヨタという一つの会社が撤退するというのではなく、世界一の自動車メーカーがF1から撤退するという意味であるわけですが、どのようにお考えですか?
    今年の結果でございますが、私も今年は本当によく頑張ってくれたなと思います。ひとつはシンガポールGP、そして日本GPで準優勝を達成いたしました。特に日本GPは私も応援に行きましたけれども、本当にチームワークそのものの勝利であったというふうに思います。ですから、優勝を逃したというよりは、私はチーム全体が準優勝というものを勝ち取ったと思っておりますので、本当にチームメンバーに対しては「準優勝に胸をはれ」というようなことを伝えました。そして、残る2戦においては、グロックさんのこともあったのですが、私どものTDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)出身の小林可夢偉くんが、F1の第3ドライバーをずっと務めながら、最後に2戦に出れたことは、私自身も非常に良かったなと思っております。2戦ではありましたけれども、F1サーキットを実際に日本人が走り、そして入賞し、立派な戦いを示したと思います。そのあと継続してチャンスを与えてあげられないことは大変申し訳ないと思いますけれども、彼ら、中嶋くんを含めまして、まだ若いので、このあと今年までの走りをいろいろ評価されて、必ずや彼らにまたチャンスが来ることをお祈りしたいし、いろんな形で応援していきたいと思っております。優勝したかしないかで、私はこの結果は変わらないと思いますし、私は準優勝で胸をはらせてあげたいと思います。

    去年のホンダに続き、トヨタは2012年まで参戦すると一旦発表されたにも関わらず、今回このようになったことで、日本企業は強い意志はないと世界に与えてしまったと思います。自動車メーカーのリーディングカンパニーとしてモータースポーツへの責任というものをどのようにお考えでしょうか?また北米のNASCARは継続するのでしょうか?継続するのであればその理由は?
    モータースポーツというのは、底辺のところから裾野が広い活動だと思っております。その最高位に位置するのがF1、フォーミュラワンだと思っております。ですから、すべてのモータースポーツに関わっている人々が最後に目指す姿、最後にそこでというのがF1のサーキットだと思います。その中において、そこへの登竜門として、それぞれの地域によって、いろいろ地域における文化みたいなものがあると思います。それが、アメリカではいうとNASCAR。南米ではラリー、日本ではGT選手権など、それぞれの地域に根付くモータースポーツがあると理解をしております。私どもは今回、そのモータースポーツの中の最高峰のF1の撤退を宣言させていただいておりますが、その各地域におけるところまでは今後も活動していくということでご理解たまわりたい。なぜ、F1をやめて他をやるんだことでございますが、より地域に根ざした形でのことを、すべてにゆとりがあれば、すべてやらしていただきますが、今はすべてやることが不可能とこの1年間で判断したしました。相当、頑張りました。そして、1年前に継続するという風に当社として申したのも、本当に継続するつもりで申し上げました。そのように1年間本当に努力したが、この先を考えると今回はこういう決断をせざるを得なかったということです。

    関連:トヨタ、F1撤退を正式発表 – 2009年11月4日

  • FIAプレスリリース:トヨタとブリヂストンのF1撤退について

    FIAプレスリリース:トヨタとブリヂストンのF1撤退について

    FIAは、トヨタのF1撤退がF1にとって重大な事態であると表現。そして、2012年までのF1参戦をコミットしたトヨタの法的立場を明確にしたいと語る。

    昨年のホンダに続き、ここ12カ月でBMW、そしてトヨタと3つの大手自動車メーカーがF1から姿を消した。FIAは、今年初めからF1のコスト削減の重要性を説き、F1チームと対立してきた。

    トヨタのF1撤退により、理論的には補欠グリッドが与えられていたカドバックによって買収された旧BMWザウバーF1チームにグリッドを与えることになる。

    しかしFIAは、トヨタは他の既存チームとともに2012年までのF1参戦に同意するコンコルド協定に調印しており、代わりのチームを承認する前に、まずトヨタの状況を明確にする必要があるとし、同時にコスト削減を促進するつもりであるとの声明を発表した。

    トヨタとブリヂストン
    今週のトヨタとブリヂストンのF1撤退の発表は、FIAにとって重大なことだ。

    ブリヂストンは、およそ18カ月前に意向を示し、将来のチャンピオンシップのためのタイヤ供給に必要な必要な手続きをできるようにした。

    しかし、トヨタの決定は2012年までの新コンコルド協定に調印した数週間後になされた。

    チャンピオンシップにおける法的立場に関して、トヨタF1チームから緊急な説明を求められている。これは13番目のエントリーの許可に直接関係することである。

    FIAは、モータースポーツが世界的な景気後退に耐えることが出来ないと繰り返してきた。

    コスト削減を求め、独立系チームの参戦を奨励したのはそれが理由だ。

    FIAは、チームが長期的な選手権参戦を確実にするとした基礎に則る彼らからのコスト削減策を受け入れた。トヨタの発表は、当初FIAが発表したコスト削減案が重要であることを示している。

    FIAは現在、トヨタの撤退があったがチャンピオンシップのベストな利益を確実とするための作業を進行させており、F1チームがスポーツの利益のために必要なコスト削減策を受け入れるよう促すことを継続する。

  • FOTA、トヨタF1撤退に落胆

    FOTA、トヨタF1撤退に落胆

    FOTAは、トヨタのF1撤退を残念に思うと語るが、同時に2010年のF1を成功させるために全力を尽くすとの声明を発表した。

    「FOTAは、トヨタのF1からの撤退と2010年世界選手権不参加という予期せぬ決定に悲しみを表明する」

    「トヨタはここ8年間、多くの表彰台とポイントを獲得し、F1の成功に対して重要な貢献をしてくれた」

    「誠に遺憾ながら、コンコルド協定に調印による2012年まで競争するというトヨタのコミットメントがあったにも関わらず、特に自動車産業における財政的な圧力によって作られた状況は、この時期スポーツに留まることを難しくさせた」

    「我々はトヨタがそう遠くない将来に世界で最も技術的に先進のレースに戻ってきてくれることを期待しているが、一方で皆が期待するな2010年シーズンの成功を確実にするためにスポーツの運営に全力を尽くさなければならない」

    「それらの努力は、2010年のグリッドが完全に埋まることを確実にすることを含んでいる。我々は、1995年以来、もっとも多くのチームがまだ参入できることを忘れてはならない。我々のスポーツは、技術革新と競争的なレースが焦点である。重要な自動車メーカーの離脱は、過小評価することはできない。その理由に取り組む必要がある」

    「全FOTAチームは、トヨタに心からメッセージを送る。スタッグ、ドライバー、そしてスポンサー。そして彼らがここ数年行った前向きな貢献に感謝する」

    「FOTAはまた、ジョン・ハウエットのFOTAの副会長として、新しいコンコルド協定の協議し、F1規約の長期的な安定と全ての投資家により建設的で協力的な環境を確保するのを助けた素晴らしい情熱と重要な貢献に感謝したい」

    関連:トヨタ、F1撤退を正式発表 – 2009年11月4日

  • トヨタF1撤退会見 「苦渋の決断をせざるをえなかった」

    トヨタF1撤退会見 「苦渋の決断をせざるをえなかった」

    トヨタは4日、東京本社で記者会見を開催。今シーズンをもって、F1から撤退することを発表した。

    会見には豊田章男 トヨタ自動車社長、山科忠 TMG会長兼トヨタ自動車専務取締役が出席。冒頭、豊田章男がF1撤退の経緯を説明した。

    「弊社は2002年以降、8年間にわたりF1に参戦して参りましたが、社内の取締役会にて議論しました結果、本年をもって参戦を終了いたすことに致しました。この8年間ご支援頂いたファンの皆さま、スポンサーの皆さま、メディアの皆さま、そしてF1を通じ、クルマの魅力を全世界にアピールし続けてくださったレーサーや関係者の皆さまに心より御礼申し上げたいと思います」

    「先日も鈴鹿で行われた日本GPを観戦させていただきました。ファンの皆さまの熱狂ぶりや、弊社F1チーム、パナソニック・トヨタ・レーシングの素晴らしいチームプレー、そして、その走りに心の底から感銘を受けました」

    「ファンの皆さまのことを考えますと、身につまされる思いでありますが、現在の経営環境や中長期的な観点から苦渋の決断をせざるとえなかったことをどうかご理解賜りたいと存じます」

    「ファンの皆様からは「来年こそは頑張れ」と激励いただいておりましたが、ご期待にお応えすることができず、心からお詫び申し上げます」

    「トヨタのF1チームは、この8年間で合計140戦に参戦し、一戦一戦を戦い抜くなかで着実に実力を向上させてまいりました。世界の強豪のなかで戦い続けたチーム関係者の不断の努力に敬意を表するとともに、夢を分かちあえたことに心から感謝申し上げたいと思います」

    「本年6月に社長に就任して以来、私は商品を軸とした経営に重点を置きたいと申し上げて参りました。すなわち、味わいのあるクルマを作り、お客様に一台一台を大事にお届けし、喜んでい頂きたいということであります」

    「私どもといたしましては、今はこれらのことに会社のリソースをできる限りシフトすべきであると考え、誠に残念ながらF1を続けることができなくなった次第でございます」

    「ご存じの通り、トヨタの経営は引き続き厳しい状況です。ただ、こういうときだからこそ、“次の世代に何を残さなければならないのか”ということを原点に返り、考えるべきだと思いました。自動車を通じて、豊かな社会づくりに貢献したいというのが、トヨタの創業時からの考え方であり、これからも自動車文化の一層の推進にむけ、さまざまな活動を続けていきたいと思っております」

    「モータースポ−ツについても、その活動計画を見直し、お客様にクルマをより身近に感じていただける大切な活動として、またクルマと人を鍛える活動として取り組むとともに、これまでの皆さまのご期待をよりよい商品づくりに活かせるよう、努力する所存でございます」

    「どうぞ、引き続きご支援賜りますよう、宜しくお願い申し上げます」

    関連:トヨタ、F1撤退を正式発表 – 2009年11月4日