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  • SUPER GT × DTM 特別交流戦 | ドリームレースが遂に開催!

    SUPER GT × DTM 特別交流戦 | ドリームレースが遂に開催!

    SUPER GTのGT500マシンとDTM(ドイツツーリングカー選手権)マシンによるドリームレース『AUTOBACS 45th Anniversary presents SUPER GT×DTM 特別交流戦』が11月22日(金)、23日(土)、24日(日)に富士スピードウェイで開催される。

    GT500の3メーカー+DTMの2メーカーの計22台が激突するSUPER GT×DTM 特別交流戦には、DTMのチャンピオンやF1、GT500で活躍したゲストドライバーも参戦し、SUPER GTのシリーズ戦とはひと味違うDTMライクなスプリントレースが展開される。

    ■DTMドライバーには今季チャンピオンだけでなく豪華なゲストが参戦
    SUPER GT×DTM 特別交流戦にはGT500クラスのレギュラーチーム、15台が揃ってエントリー。DTMからは7台のマシンが参戦。Audi RS 5 DTMの4台、BMW M4 DTMの3台がGT500マシンと対決するために来日する。

    またDTMドライバーのラインナップも豪華だ。まずは今季のDTMを初参戦ながら16戦6勝でシリーズ制した新鋭、レネ・ラスト(No.33 Audi Sport RS 5 DTM)は勿論優勝候補に挙げられる。彼と、今季のGT500覇者となった大嶋和也や山下健太(No.6 WAKO’S 4CR LC500)とのバトルは注目だ。そしてAudi陣営にはGT500で王者経験をもつ懐かしい顔が2人。2010年にHonda HSV-010 GTでGT500の王者になったロイック・デュバル(No.28 BMC Airfilter Audi RS 5 DTM)。2008年にNISSAN GT-RでGT500を制し、その後はAudiワークスとして3度のル・マン24時間制覇を成し遂げたブノワ・トレルイエ(No.21 Audi Sport Japan RS 5 DTM)が富士に帰ってくる。さらに2013年のDTMチャンピオンで、今季ランキング4位のマイク・ロッケンフェラー(No.99 Akrapovic Audi RS 5 DTM)の走りにも期待がかかる。

    一方のBMW陣営では、DTMで2014年と2016年にチャンピオンを獲得し、今季はランキング最上位の3位につけたマルコ・ヴィットマン(No.11 BMW M4 DTM)が参戦。そして驚きのゲストドライバーが2人。まずはF1で活躍しインディではチャンピオンとなったアレッサンドロ・ザナルディ(No.4 BMW M4 DTM)。彼はレースの事故で両足を失うが、両腕だけで走ることができるBMWマシンでWTCCに参戦して表彰台に上った強者だ。以前にDTMへもゲスト参戦しているだけに走りも楽しみである。

    そして、なんと昨年のGT500でLC500を駆り第4戦で優勝した元F1ドライバーの小林可夢偉がNo.00 BMW M4 DTMでサプライズ参戦。DTMマシンはまったく初めてではあるが、GT500の経験、鈴鹿10時間耐久レースではメルセデスAMG GT3を乗りこなすなど、マシンを問わずに速さを発揮するだけに要注意ドライバーであろう。

    ■いつものSUPER GTとはひと味違うDTMスタイルのレースフォーマット
    今回のSUPER GT×DTM 特別交流戦はSUPER GTのシリーズ戦とは違い、スプリントレースのDTMのレースフォーマットを基本に行われる。これはレース1(23日・土曜)とレース2(24日・日曜)にそれぞれ予選と決勝レース(55分+1周)が行われる。タイヤ交換を伴うピットインは義務付けられるが、ドライバー交代、給油はなし。GT500チームは基本的にはレース1とレース2で別のドライバーとなる(No.1 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴とNo.17 KEIHIN NSX-GTの塚越広大は2レースとも走行)。

    DTMのパッシングアイテムであるDRS(ドラッグ・リダクション・システム:リアウイングの角度を変えてスピードを上げる)とプッシュ・トゥ・パス(一時的に燃料流量が増やせるオーバーテイク・システム)は使用不可。もちろん、ウェイトハンディはなしだ。タイヤだが、SUPER GTでは通常チームごとにタイやメーカーを選べるが、今大会はDTMがシリーズで使用するハンコックタイヤのワンメイクとなる。

    ■まったく読めないレース展開。GT500でも思わぬドライバーが大活躍!?
    このようにGT500レギュラーチームにとってもレース方式が違い、タイヤが違うと富士で開催という以外に、大きなアドバンテージがない状況だ。富士という地の利も、GT500経験の小林可夢偉やトレルイエ、デュバルにとってはないも同然。それだけにレース展開も優勝候補もまったく予測不可能だ。

    特にハンコックタイヤでの富士のレースはGT500ドライバー全員が未知数。21日(木)、22日(金)に行われるテスト走行と公式練習だけでマシンセットを決めなければならない。それ故、ドライバー個々の的確なセッティング能力がいつも以上に問われることとなる。この点でDTMの最終戦に参戦してきた松田次生/ロニー・クインタレッリ(No.23 MOTUL AUTECH GT-R)と平川 亮/ニック・キャシディ(No.37 KeePer TOM’S LC500)はおもしろい存在になりそう。ただ、2人が走るSUPER GTに比べて1人1レースの今大会は「自分に合ったマシンにできるから、とても楽しみ」と言うドライバーもおり、自分好みのセッティングで、若手など意外なドライバーが大活躍というシーンもあるかも。このようにSUPER GT×DTM 特別交流戦は、SUPER GTシリーズ戦とは違う様相のレースとなりそうだ。

  • トヨタ:SUPER GT/DTM交流戦 ホッケンハイム レースレポート

    トヨタ:SUPER GT/DTM交流戦 ホッケンハイム レースレポート

    10月4日(金)から6日(日)にかけて、ドイツのホッケンハイム・サーキットで行われたDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)最終戦に、日本のSUPER GT車両が特別交流戦として出場しました。

    日本を中心にアジアで戦われているSUPER GTのGT500クラスと、ドイツを中心に欧州を転戦し戦われているDTMは、共に高い人気を誇る、世界でも有数のGT車両でのレースカテゴリーで、以前より技術規則の共通化を図ってきた。

    そしてついに今年、ほぼ同一の規則に準拠する車両となった2シリーズが、お互いにスポット参戦する交流戦が実現。このドイツ・ホッケンハイム大会は初の試みとなる。

    日本はまだシーズン中ということもあり、ドイツへ運ばれたのはGT500クラスに参戦している3メーカーから各テスト車両が1台ずつ。LEXUS GAZOO RacingからはLEXUS TEAM TOM’S LC500 37号車が交流戦に臨んだ。

    DTMは土曜、日曜の2日間1戦ずつのスプリントレースとなっており、通常は両レースを一人のドライバーが走るが、今回LEXUS GAZOO Racingからは平川亮とニック・キャシディがそれぞれ1日ずつ担当。土曜日のレース1は平川、日曜日のレース2にはキャシディが出場した。

    DTMはワンメイクのタイヤで行われており、SUPER GTとは異なるメーカーのタイヤが使用されているため、このタイヤへの適応及び、ホッケンハイムを初めて走る平川やキャシディらドライバーの習熟も含め、3日(木)に特別に練習走行を実施。続いて4日(金)には公式練習が行われた。この4日の練習走行1回目はウェットとなり、初めて履く銘柄のレインタイヤに苦しんだキャシディがクラッシュ。メカニックの懸命な作業で修復し、ドライコンディションとなった午後は平川が走行を重ね、各種セッティングデータの収集などを行った。

    5日(土)は朝まで降っていた雨は止んだものの、午前中の予選はウェットコンディション。初めてのレインタイヤで慎重な走行となった平川は、20番手グリッドにつけました。

    午後の決勝レースはドライコンディションで行われた。ほぼ最後尾スタートの平川は、1周目を終えたところでタイヤ交換義務を消化するためにピットイン。前車との空間が空いたところでペースを上げていった。予想よりもタイヤのタレが大きかったこともあり、セーフティカー導入時に2度目のタイヤ交換を行い、更にポジションアップ。13位でチェッカーを受けた。

    6日(日)も雨模様。レース2の予選が始まる頃には雨足が強まり、フルウェットでのアタックとなったが、キャシディがSUPER GT勢では最上位となる16番手グリッドを獲得した。

    午後の決勝レースも雨は止まず、ウェットコンディションで開始。16番手スタートのキャシディは、1周目の順位争いの中で他車との接触でクラッシュ。早々に戦線離脱となってしまった。

    SUPER GTとDTMの初交流戦は、初めて使用するタイヤの特性がSUPER GTと全く異なるため、セットアップを十分詰め切れず苦戦を強いられたが、11月の富士での交流戦に向けて様々なデータを蓄積でき、次につながる大会となった。

    LEXUS TEAM TOM’S LC500 37号車 ドライバー 平川亮:
    初めて経験するタイヤで使い方が難しかったのですが、ドライでは感触も悪くなかったですし、データも得られました。ただ、レインタイヤは難しいです。スタンディングスタートなど、SUPER GTとは違うところを経験できたのも良かったです。スタートポジションからは順位を上げることが出来ましたが、DTMの上位勢に近づくまでには至りませんでした。そういう意味では悔しいところもありますが、かなり収穫はありました。次は富士での交流戦となりますが、日本は僕らがいつも戦っているステージですし、DTM勢にやられないように、僕らLEXUSの強さを発揮出来ればと思います。

    LEXUS TEAM TOM’S LC500 37号車 ニック・キャシディ:
    初めてのDTMとの交流戦となる、ホッケンハイム最終戦にLEXUSのドライバーとして来られてとても嬉しいですし、たくさんのDTMファンの皆様から注目されていることもわかり、良かったです。残念ながら私のレースはウェットとなり、1周目に接触されて終えることとなってしまいました。しかし、(平川)亮と共に得た様々なデータは必ず日本での交流戦で役立つと思いますし、富士ではリベンジしたいと思います。

  • SUPER GT×DTM、GT500勢はジェンソン・バトンが9位フィニッシュ

    SUPER GT×DTM、GT500勢はジェンソン・バトンが9位フィニッシュ

    DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)第9戦ホッケンハイムのレース1が10月5日(土)に行われ、SUPER GT勢はNo.1 Honda NSX-GT(TEAM KUNIMITSU)のジェンソン・バトンが6番手グリッドからスタートし、9位のシングルフィニッシュ。No.37 LEXUS LC500(LEXUS TEAM KeePer TOM’S)の平川亮は13位、No.35 NISSAN GT-R NISMO GT500(NISMO)の松田次生は未完走となった。

    雨が降ったり、止んだりと不安定な天候となった公式予選。現地時間の10:35から予定通り始まった20分間の予選はウエットコンディションとなった。No.1 Honda NSX-GTのジェンソン・バトン、No.35 NISSAN GT-R NISMO GT500の松田次生、No.37 LEXUS LC500の平川亮もセッションの最初からコースイン。前日のFP1同様にハンコックタイヤのレインタイヤに苦しみながら周回を重ねる。残り10分程となったところで1号車バトンはピットインし、タイヤの内圧を調整するような作業を行う。また35号車の松田もピットインし、こちらはタイヤ交換を行う。再びコースインしたバトンは、1分46秒206というタイムをマークし、一気に上位に浮上する。その後DTM勢もタイムを上げたため、7番手で予選を終える。しかし予選終了後に他車のタイムが抹消された為、最終的に6番手から決勝レースに臨むこととなった。

    37号車の平川は最後のアタック機会をイエローフラッグで阻まれ20番手、35号車の松田は21番手となった。ポールポジションは2019年チャンピオン、No.33 AUDI SPORT TEAM ROSBERGのレネ・ラストが1分45秒552をマークして獲得した。

    午後に行われたレース1の決勝はドライコンディションに。現地時間13:30に記念すべきSUPER GTとDTMの初となる公式レースが始まると思われたフォーメーションラップで、なんと21番グリッドスタートのNo.35 NISSAN GT-R NISMO GT500の松田次生が動けずストップ。牽引されてピットロードに運ばれる。

    注目のスタートはSUPER GTのローリングスタートではなく、DTMはスタンディングスタートで行われる。6番手のNo.1 Honda NSX-GTのジェンソン・バトンは動き出しで明らかに周囲のマシンに遅れて順位を下げてしまったが、その後、オープニングラップで巻き返して7番手にポジションを戻す。No.37 LEXUS LC500の平川亮は好スタートを決めてひとつ順位を上げるも、オープニングラップを終えて1周目でピットインし、ピットストップ義務をクリアしつつ、クリアな状態でペースを上げる作戦に。その後はタイヤのマネジメントのためか、順位に大きな変動はないまま中盤戦へ進み、17周過ぎには、駆動系のトラブルを修復した35号車の松田がピットアウトしてコースイン。観衆からは拍手が起きる。

    その翌周、8番手を走行していたバトンがピットイン。しかし、左リヤタイヤの交換作業に時間がかかり、約7秒程度のロスをしてしまい、コースに戻った時には17番手まで順位を落としてしまう。その直後の19周目にはBMWの1台がスローダウンしてコースサイドにストップし、ここでセーフティカーが導入。このタイミングで平川は2度目のピットインをし、15番手でコースに復帰。ピットストップで順位が入り乱れるなか、バトンは13番手に順位を上げる。

    22周目にはセーフティカーがアウトして、2列に並んでローリングでのリスタートが行われ、1コーナーで飛び出すマシンや接触するマシンもでるなか、バトンは序々に順位を上げて31周目には11番手、34周目には前のアウディをオーバーテイクするなど見せ場を作り、日本勢でトップとなる9番手まで順位を上げてフィニッシュ。2ストップ作戦を選択した37号車の平川は13位、レース途中でコースインを果たした35号車の松田は21周を周回したが未完走扱いとなった。

    優勝はチャンピオンNo.33 AUDI SPORT TEAM ROSBERGのレネ・ラスト。チェッカー後は1コーナーでドーナツターンを見せ、クルマを降りて履いているドライビングシューズを観客席に投げ込んで喜びをアピールし、ファンを盛り上げた。

  • SUPER GTとDTMの交流戦、11月に富士スピードウェイでの開催が決定

    SUPER GTとDTMの交流戦、11月に富士スピードウェイでの開催が決定

    SUPER GTは、ドイツツーリングカー選手権(DTM)とのジョイントイベント開催について、大会名称、開催日ならびに開催サーキットが下記のとおり決定したことを明らかにした。

    本大会は、昨年6月のDTMノリスリンク大会において、同選手権統括団体 Internationalen Tourenwagen Rennen e.V (ITR) ゲルハルト・ベルガー会長ならびにGTAの坂東正明代表が出席して実施した両シリーズ共通の技術規則「CLASS1(クラス・ワン)」完成版公開共同記者会見の場発表したもの。

    ■2019年DTMおよびSUPER GTによるジョイントイベント開催概要
    ・大会名称
     SUPER GT/DTM特別交流戦      (メインタイトル)
     日欧6メーカーによる史上初の競宴   (サブタイトル)
     日欧統一の第一歩 歴史の目撃者となれ! (キャッチコピー)

    ・開催日:11月23日(土)、24日(日)

    ・開催サーキット:富士スピードウェイ
     ※参加車両、レーススケジュール、レースフォーマットなどイベントの詳細については、改めて明らかされるという。

    また、本年のDTMシリーズ最終戦(第9戦)ホッケンハイム大会(ドイツ)に、トヨタ(レクサス)、ホンダ、日産各社のSUPER GT GT500車両各1台が参加することも、併せて明らかにされた。

    ゲルハルト・ベルガー (ITV会長)
    SUPER GTとDTMによるジョイントイベント開催に向けて大きな一歩を踏み出したことを嬉しく思っております。これはGTAとITRのパートナーシップにとって画期的な出来事といえるでしょう。GTAの坂東正明代表ならびに富士スピードウェイの方々のこれまでのご尽力に感謝申し上げます。富士スピードウェイは世界的に知られた最新のサーキットで、SUPERGTとDTMのジョイントイベントにとって、まさにふさわしい舞台です。

    坂東正明 (GTA代表)
    開催に向けて計画を進めてまいりましたDTMとSUPER GTによるジョイントイベントが、ここにようやく実現の運びとなりました。ベルガーITR会長はじめ、関係各位のご努力に心より感謝いたします。また、本計画に常に前向きに取り組んでいただいた富士スピードウェイの方々にお礼を申し上げるとともに、この記念すべきイベントを共に開催できますことを嬉しく存じます。残念ながら本計画スタート当初メンバーだったメルセデスがDTMシリーズから撤退しましたが、アストンマーティンが新たに参戦を表明し、日独メーカー6社という大枠が維持されることになりましたことはファンの皆様にも朗報と存じます。

  • セルゲイ・シロトキン、アウディからDTMルーキーテストに参加

    セルゲイ・シロトキン、アウディからDTMルーキーテストに参加

    ウィリアムズのF1シートを失ったセルゲイ・シロトキンは、今週、アウディから(ドイツツーリングカー選手権)DTMのルーキーテストに参加する。

    今年、ウィリアムズでF1デビューを飾ったセルゲイ・シロトキンだったが、チームは2019年にジョージ・ラッセルとロバート・クビサを起用することを発表。シロトキンはF1を去ることになった。

    セルゲイ・シロトキンのスポンサーであるSMPレーシングは、アウディから招待されてセルゲイ・シロトキンが水曜日にヘレスサーキットで2018年のアウディ RS5 DTMを走らせることを明らかにした。

    SMPレーシングは「テストは今後のシーズンの彼のパフォーマンスのために彼のプログラムを決定するという状況の中で行われる」と述べた。

  • DTM | アストンマーティンの2019年からの参戦が正式決定

    DTM | アストンマーティンの2019年からの参戦が正式決定

    DTM(ドイツツーリングカー選手権)は、2019年シーズンからメルセデスに代わり、アストンマーティンがRモータースポーツとHWAと提携して参戦することを正式発表した。

    Rモータースポーツは、スポーツカープログラムを通してアストンマーティンとすでに関係を築いてきた。新しいDTMプロジェクトは、アストンマーティンにライセンス供与され、サポートとされる。

    また、チームは、DTMマシンの開発、製造、運営を担当する合弁会社をDTMでメルセデスの長期的なパートナーだったHWA AGとともに設立している。

    DTMは、開発が許可されたことを発表しており、Rモータースポーツは2019年にアストンマーティン ヴァンテージをベースとしたマシンを投入する。

    これにより、2018年末でメルセデスが撤退することによるアウディとBMWに加わる第3のマニュファクチャーを探す試みは終止符が打たれることになった。

    アウディとDTMは近い将来のDTMにコミットしており、2019年にメルセデスの撤退によって生じる台数減少を補うために追加でマシンを走らせるにも前向きな姿勢を示していた。

    DTMの代表を務めるゲルハルト・ベルガーは「アストンマーティンのような高級スポーツカーメーカーのこの決定は、我々のシリーズにとって歴史的なイベントであり、DMTの国際的な方向付けによって画期的なものだ」とコメント。

    また、ゲルハルト・ベルガーは、ドイツに留まらず、他の5か国で開催するというDTMの国際的な方向性がアストンマーティンを引きつけることに役立ったと語る。DTMは、SUPER GTと共通の技術規則「クラス1(Class One)」を完済させ、2019年に2つの交流戦を行うことを発表している。

    「ITRとGTAの国際化への協力は、アストンマーティンのDTM参戦という決定とともに、さらなるマニュファクチャラーへのシグナル伝達効果をもたらすと確信している」

    「GTAとの協力、我々のプラットフィームの故日下、さらなるブランドの参戦は、我々の最も重要な戦略目標の一部を表している」

    「我々はチームとメーカーに準拠した国際展開を推進しており、2020年からシリーズ名の適応によって発展は強調されることになるだろう」

    Rモータースポーツのフロリアン・カーメルガー代表は「我々はアストンマーティンととも国際的に有名なトップシリーズに参戦することを嬉しく思っているとコメント。

    「プレミアムメーッカーとの競争は当社ブランドの大きな課題だ。シリーズの新しい技術レギュレーションと国際的な方向性は、我々の決定にとって重要な理由だった」

    BMWとアウディもアストンマーティンの参戦を歓迎している。

    アウディ モータースポーツのディーター・ガス代表は「アストンマーティン、アウディ、そして、BMWは、トップクラスのモータースポーツを盛り上げることにだろう」とコメント。

    BMWモータースポーツのイェンス・マルカルト代表は「DTMの継続性、ITRとアウディと共同で仕事をしてきた多くの時間における信頼が成果を挙げた」と述べた。

  • ミック・シューマッハ、メルセデスのDTMカーをテスト

    ミック・シューマッハ、メルセデスのDTMカーをテスト

    ミック・シューマッハは、DTM(ドイツツーリングカー選手権)が開催されているニュルブルクリンクでメルセデスAMG C63 DTMのデモカーでの走行を実施した。

    7度のF1ワールドチャンピオンのミハエル・シューマッハの息子である19歳のミック・シューマッハは、2年目となるヨーロッパF3選手権で頭角を現し始めており、同じニュルブルクリンクで開催されてレース1では今季4勝目を挙げてランキングトップとの差を26ポイントまで縮めている。

    今回のミックシューマッハのテスト走行は、DTMの代表を務め、ミハエル・シューマッハの友人でもあるゲルハルト・ベルガーの招待によって実現した。

    「本当に楽しかったし、貴重な経験だった。招待してくれたゲルハルト・ベルガーに心から感謝している」とミック・シューマッハはコメント。走行中に雨が降ってきたが「このような天候でもDTMカーのパワーはとても印象的だった」と語った。

    ミック・シューマッハのテスト走行は、元F1ドライバーで今季DTMに参戦するパスカル・ウェーレインがコーチを務めた。

    「難しい仕事なのでスリリングだった。パスカルの知識は役に立った。彼はコーナーリング中のブレーキの強さなどのヒントをくれた」

    走行を見守ったゲルハルト・ベルガーは「すぐに興奮したし、メルセデスAMGと同じように私もそれをサポートして、我々はこれを実現させた」とコメント。

    「ミックはF3でとてもうまくやっており、初勝利も挙げている。少年が徐々にシューマッハの遺伝子を示しているのを目にし、彼が今日DTMカーを楽しんでいるのを見るのは私にとって喜びだ」

  • SUPER GT:DTMと“クラス1”規則を完成…2019年に2つの交流戦を開催

    SUPER GT:DTMと“クラス1”規則を完成…2019年に2つの交流戦を開催

    SUPER GTとDTM(ドイツツーリングカー選手権)は両者が進めていた共通の技術規則「クラス1(Class One)」の完成版を公開。2019年に2つの交流戦を行うことを発表した。

    DTMとSUPER GTのGT500クラスは、共通の技術規則「クラス1(Class One)」を立案。2014年より同規定に基づいた車両でシリーズを行っている。現時点ではエンジン仕様が両シリーズで異なっており、DTMでは従来からのV型8気筒4,000ccを使用している。

    しかし、2019年シーズンからはDTM参戦車両もGT500クラス車両と同じ直列4気筒2,000cc直噴ターボへの切り替えを検討していた。2018年末にはメルセデスがDTMから撤退。残るBMWとアウディは移行のための橋渡しとして1シーズンを費やすことを受け入れていた。

    そして、6月23日(土)、ドイツツーリングカー選手権(DTM)の統括団体であるITR(ゲルハルト・ベルガー会長)とSUPER GTを運営する株式会社GTアソシエイション(GTA/坂東正明代表)は、DTM第4戦が開催されるノリスリンク(ドイツ)で共同会見を行い、両者が進めていた共通の技術規則「CLASS 1(クラス・ワン)」の完成版を公開した。

    これにより、2019年シーズンからDTM車両はクラス1規則に100%合致した車両でレースを実施。SUPER GTのGT500クラスも、モノコック設計が変更タイミングの2020年より同規則に準拠した車両でレースを行うことになる。なお、DTMはスプリントで、SUPER GTはセミ耐久とレースフォーマット(方式)が異なるため、SUPER GTではシリーズの特徴と魅力に配慮した若干の変更は行われる。

    クラス1規則は、GTAとITRの間で協議が続けられ、SUPER GTのGT500クラスでは2014年車両よりDTMと共通のモノコック(製造は国内メーカー)や共通パーツを採用。その後もエンジンはそれぞれ別の形式だったが、完成版ではSUPER GTが先行採用した2リッター4気筒直噴ターボに統一されることになった。この規則では“安全性”“コスト低減”“平等な機会”を大きな柱として策定され、今後のモータースポーツ車両規定のひとつの礎となるだろう。

    パーツはヨーロッパとアジアで製造され、セーフティセルを備えたDTMのカーボンモノコックは保持される。また、DTMは620馬力の2リッター 直列4気筒ターボエンジンに移行し、トップスピードは180mphをわずかに上回ることになるという。

    DTMカーは、マシンのフロントのボディワークとリアウイングの改良、その他いくつかの空力調整を含めたさらなる変更が加えられ、SUPER GTのマシンにより密接に合致することになる。

    ゲルハルト・ベルガー会長は、GTAとITRの協力体制により完成したクラス1規則を“世界のモーターレーシングの金字塔”と表現した。

    「坂東代表そしてクラス1規則に取り組んだ皆さんに感謝申し上げます」とゲルハルト・ベルガーはコメント。

    「DTMとSUPER GTの最終目標である“共同でのレース開催”に向けて非常に大きな一歩を踏み出したことを大変うれしく思っております。私たちは常に『安全性、コスト低減、平等な機会』を最優先事項として重視して参りました。この理念はクラス1規則の基礎であり、これからも変わる事はありません」

    「2019年から新規則を完全採用するDTMは、自動車マニュファクチャラーにとって魅力的なプラットフォームであり続けることをお約束します」

    また、日本とドイツ、そして世界のレースファンが待望するSUPER GTとDTMの交流戦についても、この会見で語られた。早ければ、2019年にこの時点の車両(性能調整あり)で行い、ヨーロッパとアジアで各1回を開催。さらに2020年以降の交流戦は両シリーズの車両共にクラス1規則に100%合致した車両で行われるとされた。

    2020年までDTMとSUPER GTがクラス1規則で揃うことはないため、レースはDTMの競技規約をベースとなり、ドライバー交代と給油のなく、ピットストップでは4輪全てを交換する2回のスプリントレースで行われる。

    坂東正明代表は「SUPER GTとDTMが同じ目的を持って進めきたクラス1規則が、その詳細に至るまで完了し、発表を迎えることができました。ベルガー会長、マニュファクチャラー各社、関係各位のこれまでのご尽力に心からの感謝を申し上げます」とコメント。

    「同じパーツを使った車両によるレースがヨーロッパのDTM、アジアのSUPER GTとして行われるという、私たちが追い求めて来た理想に大きく近づき、そして交流戦が現実のものとなりました。昨年、両シリーズ車両によるデモンストレーションを日本とドイツで実施し、成功裏に終えたことからもわかる通り、私たちのコラボレーションは深化しております」

    「2019年にここドイツと日本で、今度はデモンストレーションではなく、両シリーズの車両が競い合う交流レースを行います。両国の、そして世界のモータースポーツファンに、史上初の試みとなるレースをお楽しみいただくことができます」

    「今後、両シリーズがともに発展して行くことを強く信じ、2019年のSUPER GTとDTMの交流戦を、今から待ち遠しく思っております」と、クラス1実現を喜ぶと共に、待望の交流戦への期待を述べていた。

  • 「SUPER GTとの提携はDTMが生き残る絶好のチャンス」とドライバー

    「SUPER GTとの提携はDTMが生き残る絶好のチャンス」とドライバー

    アウディのドライバーであるジェイミー・グリーンは、日本のSUPER GTと提携することが、メルセデスの撤退を契機にドイツツーリングカー選手権(DTM)が生き残る絶好のチャンスだと語る。

    昨年、メルセデスはフォーミュラEに集中するために2018年限りでDTMを撤退することを発表。2019年からDTMはアウディとBMWの2つの自動車メーカーの参戦しかいなくなる。

    ジェイミー・グリーンは、DTMはメルセデスがいなくても生き残ることはできると楽観的に考えているが、SUPER GTとの統一ルールへの移行が実施されることを願っているとオートスポーツ・インターナショナルで述べた。

    DTMとSUPER GTのGT500クラスは、共通の技術規定「クラス1(Class One)」を立案。2014年より同規定に基づいた車両でシリーズを行っている。現時点ではエンジン仕様が両シリーズで異なっており、DTMでは従来からのV型8気筒4,000ccを使用している。しかし、2019年シーズンからはDTM参戦車両もGT500クラス車両と同じ直列4気筒2,000cc直噴ターボへの切り替えを検討している。

    DTMが2つのメーカーだけで生き残る可能性について質問されたジェイミー・グリーンは「それは何年間もやってきたことだ」とコメント。

    「僕がDTMに初めて参戦したとき、3つのメーカーで1年を戦った。オペルがまだそこにいた。その後、彼らは撤退し、僕たちはアウディとメルセデスだけで数年間続けていた」

    「なので、それは実現できるだろう。でも、僕たちの一番の望みは日本のSUPER GTシリーズとリンクしていくことだと思う」

    「基本的に同じレギュレーションというコミットメントはある。僕たちは同じエンジンルールを採用する必要がある。現時点ではそうではない」

    「僕たちは同じシャシーを使用しているし、ここ何年もクルマは基本的に日本で使用されているものと同じバックボーンでやってきた。エンジンルールが合意されれば、僕たちは同じルールでクルマを製造し、一緒にレースをする可能性がもっと多くなる」

    ジェイミー・グリーンは、DTMで13シーズンを戦っている。最初はメルセデスに加入し、2013年にアウディに移籍。昨年までDTM以外のレースには出場していなかった。しかし、アウディで自身を確立したジェイミー・グリーンは、2017年にADAC GTマスターズと3戦のブランパンGPに参戦している。

    「ずっと僕はちょっと一次元的だった。13年間DTMを戦い、最初の12年間は他のカテゴリーでは1レースもしてこなかった。メルセデスでは奨励されていなかったし、僕は許可されていなかった。他の仕事はマクラーレンかメルセデスGPに関わらず、メルセデスのF1に関係したものだった。そこでいくつか仕事をしていた」

    「でも、アウディはもっと柔軟性がある。5年前にアウディに加入したときからGTでレースをする可能性はあったけど、競争的なDTMドライバーとして何度か優勝してアウディ内で自分自身を確立させるというのが僕の選択だった」

    「去年、ブランパンGTで3レースして、その一つがスパ24時間だというオファーを受けたとき、それをするには正しいタイミングだと思った」

  • 【SUPER GT】 DTM最終戦で坂東代表とベルガー代表が共同記者会見

    【SUPER GT】 DTM最終戦で坂東代表とベルガー代表が共同記者会見

    ドイツツーリングカー選手権(DTM)最終戦のホッケンハイムで、SUPER GTを運営するGTアソシエイション(GTA)の坂東正明代表と、DTMのプロモーターであるITRのゲルハルト・ベルガー代表による共同記者会見が行われた。

    ふたりは、今回のGT500車両とDTM車両のデモランは、『Class One(クラス1)』規定による両シリーズのコラボレーションの発展を促すものだと語った。

    坂東代表は「GT500車両をDTM最終戦に持ってこられて、無事に昨日走行できました。2017年10月14日という日は、日独両国の自動車レースの歴史に新たな一歩が記されたと思います。しかも日産GT-R、レクサスLC500という2台と、ドイツメーカーの3車と共に走れることになりました。5台が一緒に走るところを観て、ちょっと胸を詰まらせる思いがあり、非常にうれしかったです」とコメント。

    ゲルハルト・ベルガーも「坂東さんが言うとおり、歴史的な日でした。今週末ファンに向けて、日本のGT500車両が走る姿を見せられ、コラボレーションの成果を見せることができてうれしく思う」と語った。

    今回のデモランに際して坂東代表は「ITRからコラボレーションの意味を深くするため、実際にGT500車両を持ってこられないかと話しがありました。『今がその時だ』と思い、決断しました。本当にITRとの話をひとつひとつ先に進めてきた結果だと思います。(両団体の)会話だけでなく、実際に車両を持ってきてもう一歩先に進めた(一緒に走れた)ことは、非常に有意義なことだと思っています」と語った。

    ゲルハルト・ベルガーは、GT500車両は2019年から2000cc直列4気筒ターボを採用するが、それを一足先に搭載するGT500車両の走りの感想を問われた。

    ゲルハルト・ベルガーは「僕はレーシングドライバーだったからね。(DTMよりも)別のクルマが速いのは悔しいよ(笑)。そのために我々も仕事を進めないといけないね。GT500車両は直噴エンジンで馬力も大きい。ストレートも速いね。レギュレーションが変わったらDTMマシンもそうなるだろう。音についても素晴らしいと感じたよ。我々のマニュファクチャラー(自動車メーカー)もいま(エンジンの)開発を進めており、それがいいものになると感じた」とDTMの新型エンジンにも想いを馳せていた。

    「多くのマニュファクチャラーがコストの問題を抱え、誰もが新たなレギュレーションの未来図を描くことが重要な課題となった。自分もこのコラボレーションをサポートし、将来に向けて推進したいと確信した。最終的には日本とヨーロッパのすべてのマニュファクチャラーがそろい、コストを下げて同じレギュレーションでできるレースが実現すればと思う。他のマニュファクチャラーも参加してほしいと思うし、より大きな、世界的なプログラムにできれば」

    坂東代表も「クラス1規定の完成に向けては、作業は大詰めに入っています。今後、SUPER GTとDTMの協力体制をより強固なものにしていきたいし、今回のデモ走行により両者のコラボレーションが今後ますます深化していくものになるでしょう。そして、その成功を私は確信しています」と、GTAとITRがさらに緊密にコラボレーションしていくと語った。