タグ: 2018年のF1世界選手権

  • ホンダF1、中村聡が現場チーフエンジニアから日本勤務へ異動

    ホンダF1、中村聡が現場チーフエンジニアから日本勤務へ異動

    ホンダF1は、参戦準備からこれまでの3年間現場のチーフを務めたHRDの中村聡が、開幕戦を最後に現場から離れ、4月から日本のさくらをベースにパワーユニット(PU)の開発に携わることを明らかにした。

    ホンダF1は、ここ数カ月で中村聡以外にも何人かのメンバーが入れ替えというかたちで、ミルトンキーンズからさくらに拠点を戻している。

    だが、ホンダF1はそれらの異動はホンダの開発体制として次のステップであり、現代F1のサーキット現場を見た者が開発現場に戻り、その知識と経験を開発に還流するためのものだとしている。

    中村聡は「これまで厳しい戦いでしたし、自分としての達成度は50%くらいしかない。もちろん悔しい思いばかりです」とコメント。

    「これから日本の開発部門とレース現場をよりうまく繋げる仕事となりますが、これまで経験した中で感じたホンダに足りないものを埋めて、より効率的にレベルを上げるやり方などを考え実践していきます」

    「この3年で実感したことは『F1は難しい』ということ。当たり前ですが、我々がトップに追いつくには彼らの倍以上のスピードが必要です。今の複雑なF1のパワーユニットにおいて、それは言葉では言い表せないくらい難しいことです」

    「でも勝つためには、それを乗り越えなければならない。このままでは終われないんです」と中村聡はチーフエンジニアとして最後となる現場で力強く語った。

  • ブレンドン・ハートレー 「ホンダのF1エンジンの性能に懸念はない」

    ブレンドン・ハートレー 「ホンダのF1エンジンの性能に懸念はない」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、ホンダのF1エンジンでの緒戦となったオーストラリアGPで、エンジン自体の競争力やオーバーテイクにはまったく懸念を感じなかったと語る。

    ブレンドン・ハートレーは、初めてのホンダのF1パワーユニットで厳しいレースに耐えることになった。スタート直後の1コーナーで激しくタイヤをロックさせてフラットスポットを作ったことで1周目にピットイン。その時点でそれなりの結果を出すチャンスは潰えた。

    その後もパンクによって2度目のピットストップを強いられるなどもあり、ブレンドン・ハートレーは周回遅れの最下位15位でレースを終えた。

    しかし、ブレンドン・ハートレーは、ホンダのF1エンジンには希望を感じてメルボルンを去ることができると語り、ホイール・トゥ・ホイールのバトルにおけるエンジン自体のパフォーマンスについては不安は感じていないと付け加えた。

    「僕は昨年末に別のエンジンで走っている。ホンダにはちょっとしたレースクラフトでもかなりの柔軟性があると思う」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「もちろん、DRSやトップスピードはオーバーテイクを大きな部分を占めるけど、僕がここまで見た限りではすべてがかなりシームレスに動いているし、ドライバーの観点ではそれほど管理すべきことはない」

    「全てが正しい方向に進んでいる。僕としては実質的な懸念はない。僕が理解しているところでは、(ホンダのF1パワーユニットに)アップデートも予定されている。レースクラフトやレーサビリティという点では問題はない」

    「メルセデスやフェラーリ、彼らが何をやっているかについてはコメントできないけど、僕たちにはオーバーテイクを成功させるためのいくつかのツールがある」

    ブレンドン・ハートレーは、2017年末のスポット参戦時よりも、フルタイムでトロロッソ・ホンダのドライバーを務める今年の方がかなり快適に感じていると付け加えた。

    「チーム、クルマを本当に快適に感じている。去年よりもずっとね」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「予選を後から考えれば、3回の走行をするべきだったかもしれない。そうすればQ2に進出するベストなチャンスが得られていたと思う。あと0.05秒稼げていればQ2に進出できていたし、再び改善するためのチャンスがあった」

    「でも、快適に感じているし、自分がクルマに何を望んでいるかを把握できていると感じた。その点では本当に満足しているし、チーム内で自分の時間をうまく管理できた」

    「僕たちは目標にしていた結果、ポイントを得ることはできなかった。僕たちが目にしたように、今日はそこに関しては少し手の届かないところにいた」

    トロロッソ・ホンダでブレンドン・ハートレーのチームメイトを務めるピエール・ガスリーは、MGU-Hの故障によって14周目にリタイアしている。

  • ハースF1チーム、人為的ミスでのリタイアも「誰ひとり解雇はしない」

    ハースF1チーム、人為的ミスでのリタイアも「誰ひとり解雇はしない」

    ハースF1チームのギュンター・シュタイナーは、開幕戦オーストラリアGPでは人為的ミスによるダブルリタイアはあったものの、次戦バーレーンGPでも同じメカニックたちを並べると述べた。

    F1オーストラリアGPで序盤を4・5番手を走行していたハースの2台位だが、ピットストップでケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンに立て続けに左リアタイヤがしっかり装着されないというトラブルが発生。ほんの数分でダブルリタイアとなった。

    原因はホイールガンの故障にように見えたが、ギュンター・シュタイナーはシンプルな操作ミスであったことを確認した。

    「不満を言い続けてもしかたないだろう?」とギュンター・シュタイナーは Blick にコメント。

    「当事者たちは自分に非があるということをわかっている。ホイールガン、ナット、ハブは2017年と同じだ」

    「誰ひとりとして解雇されることはない。おそらく2016年の参戦以来、最も重要な2つのピットストップのプレッシャーがあまりに大きかったのかもしれない。今後も我々は同じクルーともっと頑張っていかなければならない」

    「クルマは非常に優れている。我々がバーレーンや他の場所に楽観的に向かうことができるのはそのためだ」

    ハースのドライバーを務めるロマン・グロージャンは「唯一の慰めは、F1でこんなに優れたクルマと巡り合ったことはないということだ」と述べた。

  • ピエール・ガスリー 「トロロッソ・ホンダは改善できる」

    ピエール・ガスリー 「トロロッソ・ホンダは改善できる」

    ピエール・ガスリーは、トロロッソ・ホンダには2018年に改善するための“大きなポテンシャル”があると感じている。

    トロロッソ・ホンダでのデビュー戦となったF1オーストラリアGPでは、予選20番手と出遅れ、レースでは16番手まで順位を上げるものの、MGU-Hのトラブルによってリタイアを強いられたピエール・ガスリー。

    しかし、ピエール・ガスリーは、トロロッソ・ホンダには中団を戦うポテンシャルがあると確信していると語る。

    「僕たちはウィリアムズやフォース・インディアと戦っている」とピエール・ガスリーはコメント。

    全10チームのなかで、昨年のオーストラリアGP決勝での平均タイムよりも劣っていたのはトロロッソ・ホンダだけだった。

    「他チームはかなり良い進歩を果たしたと思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「僕たちはオーストラリアよりもテストのときのほうが少し良かったみたいだ。でも、ポテンシャルはある」

    ピエール・ガスリーは、トロロッソとホンダはシーズンを通して“アグレッシブな開発プログラムを計画しており、異なるコンディションではもっと強さを発揮できるようになるはずだと語った。

  • トロロッソ・ホンダ vs マクラーレン:浮き彫りになった“実力差”

    トロロッソ・ホンダ vs マクラーレン:浮き彫りになった“実力差”

    トロロッソ・ホンダ vs マクラーレンの第1ラウンドとなった開幕戦オーストラリアGPではその“実力差”が浮き彫りとなった。

    ホンダに辛辣な批判を繰り返してパートナーシップを解消してルノーに乗り換えたマクラーレンと、友好的な雰囲気でホンダとのパートナーシップを構築しようとているトロロッソ。シーズンに先駆けてまさに“ベビーフェイス vs ヒール”の構図が出来上がった。

    冬季テストではトロロッソ・ホンダがトラブルフリーで全体の3番手の周回数を重ねる一方で、マクラーレン・ルノーはトラブル多発で全チームで最下位。だが、ラップタイムではフェルナンド・アロンソが総合3番手タイムを記録していた。

    “トロロッソ・ホンダがマクラーレンをさらっと打ち負かす”ことを期待しつつ、“ルノーのエンジンを搭載したマクラーレンはやっぱり速いのではないか”との思いで迎えた2018年の開幕戦。結果は後者だった。

    開幕前、マクラーレンはホンダからルノーにF1パワーユニットを変更しただけで“1秒速くなる”とのシミュレーション結果を出していた。逆に言えば、ルノーからホンダに変更したトロロッソは1秒遅くなることになる。

    それは予選から現れた。昨年の予選ベストタイムはトロロッソが1分24秒487、マクラーレン・ホンダは1分25秒425。今年はマクラーレンが1分23秒692、トロロッソ・ホンダは1分24秒556だった。予選を終えたフェルナンド・アロンソは2秒近いタイムアップに「今年は楽しくなりそうだ」と発言している。

    今年はタイヤが1段階柔らかくなり、オーストラリアGPではDRSゾーンが追加されたこともあり、予選で各チームは自然と1~2秒のタイムアップを成し遂げている。ザウバーのマーカス・エリクソンを例に挙げれば、昨年は1分26秒465で今年は1分24秒556だ。

    そのなかでトロロッソだけが昨年からタイムを下げている。すなわち昨年より1~2秒遅くなっていることになる。もちろん、コンディションも違えば、トロロッソはドライバーを変更してQ1で敗退しているため、単純な比較はできないが。

    決勝でもマクラーレンとトロロッソ・ホンダは正反対の結果となる。昨年はトロロッソがダブル入賞、マクラーレン・ホンダは最下位とリタイア。今年はマクラーレンがダブル入賞し、トロロッソ・ホンダが最下位とリタイアという結果になった。

    レース中のファステストラップを比較するとその差はさらに浮き彫りとなる。昨年はトロロッソが1分26秒711、マクラーレン・ホンダは1分29秒440。今年はマクラーレンが1分26秒958、トロロッソ・ホンダは1分28秒176。マクラーレンは約2.5秒アップ、トロロッソは約1.5秒のダウンだ。

    フェルナンド・アロンソは開幕戦でのマクラーレンは“最低レベル”であり、今後は改善していくのみだと語っている。「僕たちはまだポテンシャルをフルに発揮できてないし、今日もパッケージにすべてを引き出していたわけではなかった。まだルノーと初めてのレースにすぎないし、今後数戦ではアップデートも予定されている」

    ドライバーの実力差も大きい。今年のトロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーという事実上のルーキーを起用。アルバート・パークでは初のレース週末となり、フリー走行3回目で雨が降ったことでセットアップの機会を奪われたことも響いた。対するマクラーレンは2度のワールドチャンピオンのフェルナンド・アロンソと昨年トラブル多発のなかで経験を積んだストフェル・バンドーン。だが、そんな言い訳は通用せず、その差は今後も様々なシーンで顕著に表れてくることになるだろう。

    結果はシャシー、エンジン、ドライバー、チーム力で決まるもの。トロロッソが今季型シャシーで失敗をした可能性もあるが、残りの要素も大きな割合を占めることになる。

    ホンダのF1パワーユニットは、マクラーレンのシャシーに対する厳しい要求から逃れ、トロロッソから自由な開発を許されていることで10馬力アップを果たしたとの情報があるが、現時点ではまだルノーには及ばないようだ。しかも、レギュレーションによってパワーユニットの使用数がさらに厳しくなる今年、全マシンのなかでホンダのF1パワーユニットだけが壊れるという最悪のシナリオでシーズンはスタートした。

    2018年のF1世界選手権はメルセデス、フェラーリ、レッドブルの上位グループ、ハース、マクラーレン、ルノー、フォース・インディアの中位グループ、そして、トロロッソ・ホンダ、ウィリアムズ、ザウバーの下位グループという勢力図がより明確になったと感じられた開幕戦。

    “今年、ホンダはプレッシャーの少ない中堅チームのトロロッソとノビノビと開発を進めていけばいい”という結果が出ないことを前提にシーズンを見ていくことほど悲しいことはない。まだ1戦が終わったのみ。残りは20戦もある。シーズン後半にこのような昨年との比較がまったくの的外れだったと言えることを期待したい。

  • ルノーPU搭載の全6台が入賞 「信頼性を優先させる決定は正しかった」

    ルノーPU搭載の全6台が入賞 「信頼性を優先させる決定は正しかった」

    2018年のF1開幕戦オーストラリアGPでは、ルノーのF1パワーユニットを搭載した全6台が入賞。ルノーはオフシーズンに信頼性を優先させるという決定が正しかったことが確証されたと考えている。

    ルノーは、F1にV6ターボパワーユニットが導入されて以降、パフォーマンスと信頼性のバランスを取ることに苦労しており、パフォーマンスを追求した2017年シーズン終盤には信頼性トラブルが多発していた。

    その結果、ルノーは冬の間に信頼性に重点を置いて作業をしていくことを選択。2018年は使用できるパワーユニット数がさらに削減されるため、シーズン後半にパフォーマンスを加えることを決定した。

    迎えた2018年のF1開幕戦オーストラリアGPでは、4位から10位までの間にルノーのF1パワーユニットを搭載するマシンが6台(レッドブル、マクラーレン、ルノー)が入った。

    レースで6台のルノー搭載マシンがトップ10に入ったのは1986年以来となり、ルノー・スポールF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、その前進を歓迎した。

    「満足のいく結果だ。決してパーフェクトというわけではないが、それは進歩を果たすという我々の目標に沿っていることを示している」とシリル・アビテブールはコメント。

    「良い結果のためには、ピットストップから信頼性まで全てがスムーズでなければならない。この結果はシーズンの堅実なスタートを切ったことが示されている」

    「信頼性に重点を置いたことは、ルノーを搭載する全マシンがトップ10内でフィニッシュしたことで確証された。本当にポジティブなことだ」

    「ミッドフィールドのバトルがさらにタイトになっていくことはわかっているし、それは懸命に仕事を続けていくモチベーションとなっている」

  • ピエール・ガスリー 「MGU-Hを1基失ったことは後半戦にむけて痛手」

    ピエール・ガスリー 「MGU-Hを1基失ったことは後半戦にむけて痛手」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、開幕戦オーストラリアGPで見舞われたMGU-Hの故障によってコンポーネントを1基失ったことが2018年のF1世界選手権の後半戦で“頭痛の種”になるだろうと認める。

    ピエール・ガスリーは、16番手を走行していた14周目に突如スロー走行となってピットへ戻り、MGU-H関連のトラブルによりリタイアとなった。プレシーズンテストではトラブルが発生していたなかったホンダのF1パワーユニットに信頼性問題が再発してしまった。

    ピエール・ガスリーは、チームはそのような問題に備えてはいたが、冬季テスト、プラクティス、予選で数100ラップを走り込んでいたにも関わらず、重要な開幕戦で最初の故障が発生したことに落胆していると語る。

    2018年のF1世界選手権では、MGU-Hは年間を通して3基までしか使用できなくなっており、ピエール・ガスリーは、故障したことよりも、20戦を残してすでにそのうちの1基が失われたことで今後のグリッド降格ペナルティの可能性に悩まされることになるだろうと考えている。

    「起こってしまったことは悩ましいけど、全員が今後のレースにむけてできる限りスムーズに進めようとしている」とピエール・ガスリーはコメント。

    「全員にとってレギュレーションはタフだと思う。テストはまったく問題が起きずにうまくいっていたし、とてもいい感じだったので、今それが起こってしまったのは残念だ」

    「テスト最終日に起こっていて、ここでは問題がないことが望ましかった。簡単ではないのは確かだ。おそらくどこかの時点でペナルティを受けることになるだろう」

    「僕たちはこのような状況に陥る可能性があることはわかっていたけど、もちろん、テストの後は楽観的だった。シーズンについて楽観的なままでいなければならないと思う。今、1つの問題が起こったけど、だからとしって毎レース週末で起こるというわけではないからね。重要なことは問題を原因を正確に理解することだけだ」

  • セバスチャン・ベッテル 「メルセデスの“予選モード”はそれほどでもない」

    セバスチャン・ベッテル 「メルセデスの“予選モード”はそれほどでもない」

    フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、メルセデスのF1エンジンの“予選モード”は2018年のフェラーリのものに比べてアドバンテージは低いと考えてる。

    メルセデスのルイス・ハミルトンは、開幕戦F1オーストラリアGPの予選で2台のフェラーリに0.6秒以上の差をつけてポールポジションを獲得。レッドブルのダニエル・リカルドは、どんなドライバーでもメルセデスに乗ればポールポジションを獲れると宣言していた。

    メルセデスのF1パワーユニットは、2014年にF1にV6ターボハイブリッドが導入されて以降、特に予選の最終段階でライバルよりも強力なパフォーマンスを発揮してきた。

    だが、セバスチャン・ベッテルは、F1オーストラリアGPでのメルセデスは、そこまで特別なことはやっておらず、去年と同じ、もしくは劣っていると語った。

    「彼らはQ3でパワーを上げたと思うけど、0.7秒まではいっていないと思う」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「予選を注意深く見れば、彼らはQ1で速かったし、僕たちよりも速かったと言えるのは間違いないだろう。ルイスはQ2でも速かったし、彼の2回目の走行は何が起こったのかわからいくらいだった」

    「彼のQ3での最後の走りは唯一の本格的な走りだった。彼はクリーンな走りをしていたし、彼が縮めたタイムがエンジンによるものだとは思わない」

    「0.1秒くらいはあるかもしれないけど、0.7秒ではない。彼のラップによるもので、エンジンパワーによるものではない」

    フェラーリは、F1オーストラリアGPのストレートで強さがあり、予選ではメルセデスに0.3秒くらいのゲインがあると考えられていたが、ダウンフォースも少なかった。

    セバスチャン・ベッテルは、2018年の開幕戦での勝利はラッキーなものであり、現時点ではメルセデスに匹敵できてはいないと認める。だが、新車について“あまりに意識しすぎ”であり、“今後数戦では考えすぎずにいきたい”と語った。

    ルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルは予選後の記者会見で火花を散らしており、ルイス・ハミルトンは、セバスチャン・ベッテルの顔から“笑顔をなくす”ためにQ3までフルでパフォーマンスを発揮するのを待っていたとジョークを交えて語ってた。

    そのようなコメントを受けたあとの勝利はさらに格別かと質問されたセバスチャン・ベッテルは「そんなことはない。彼はジョークだと言っていたし、僕は彼を信じている」とコメント。

    「お互いにジョークを言っている限りは問題ない。昨年の1つのポイントを除けば、僕たちの間にも問題はない」

    「僕たちは非常に異なる性格ではあるけど、僕たち、いや全員が共通の情熱を持っていると思う」

    「僕たちはベストを尽くしてレースをするのが大好きだし、クルマに乗れば全員を倒したいと思うものだ。その点ではお互いに仲がよくなければならない理由はない」

  • フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンはトップ3チームに挑める」

    フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンはトップ3チームに挑める」

    フェルナンド・アロンソは、2018年にマクラーレンが最終的にはトップ3チームに挑めるようになると確信している。

    マクラーレンは昨シーズン限りでホンダとのパートナーシップを解消。今年からルノーのF1パワーユニットを搭載して挑んだ緒戦で、フェルナンド・アロンソは予選でQ3進出を果たせなかったものの、レースでは良いペースを発揮して5位入賞を果たした。

    「僕たちはトップ3チームを見据えていく必要がある」とフェルナンド・アロンソは Movistar にコメント。

    「バーレーン、中国、スペインにむけてクルマに何が投入されるかはわかっている」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「ここオーストラリアでは使用できなかったクルマの部品があるし、それは今後のレースで投入される」とコメント。

    「ここでは冬の間に期待していたとおりだった。トップ10に近いというね。我々はもっと上位グリッドにいるためのより多くのパフォーマンスがあることをわかっている。もっと多くのポテンシャルがある」

    「望んでいるところには達していないし、フェルナンドもここでの予選に満足しているとは思っていない。だが、フェルナンドはこれからクルマから引き出していくことになるポテンシャルには満足している」

    「それが彼が満足していると言うことができる理由だと思う」

    フェルナンド・アロンソは、リスタート後の20周以上にわたってレッドブルのダニエル・リカルドを抑え切った。

    「僕たちはまだポテンシャルをフルに発揮できてないし、今日もパッケージにすべてを引き出していたわけではなかった」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「まだルノーと初めてのレースにすぎないし、今後数戦ではアップデートも予定されている。僕たちは少し先に目を向けることができる」

    「レッドブルが次のターゲットだ」

  • F1 オーストラリアGP 決勝:入賞圏外ドライバーコメント

    F1 オーストラリアGP 決勝:入賞圏外ドライバーコメント

    2018年のF1世界選手権 開幕戦オーストラリアGPの決勝が25日(日)、メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで行われた。

    ポイントを獲得できなかったのはハース、フォース・インディア、トロロッソ・ホンダ、ザウバーの5チーム。特にハースは上位を走行中でのヒューマンエラーによるリタイアだけに悔やまれる結果となった。

    開幕戦では5台がリタイア。タイヤの装着にトラブルがあったハースの2台に加え、セルゲイ・シロトキンはブレーキトラブル、マーカス・エリクソンはハイドロ系、ピエール・ガスリーはMGU-Hの故障。ホンダのF1パワーユニットは全マシンで故障が発生した。

    11位:セルジオ・ペレス (11位)
    「僕たちにとってかなり不運な週末だったけど、それでも今回のレースから得られるポジティブなことはあった。あと一歩届かなかったけど、僕たちは1ポイント獲得に近づいていた。レース全体を通してプッシュしていたし、特に終盤のラップではサインツを追いかけていた。彼に本当に近づくことができたけど、十分ではなかった。メルボルンではオーバーテイクがとても難しい。ボッタスも同じように第1スティントで僕を抜けなかった。バーチャルセーフティカーもまったく助けにならなかったけど、こういうときもある。それでも自分のパフォーマンスとチームとして成し遂げた仕事には満足している。僕たちは前に進んで改善しつづけなければならないけど、すぐにポイントを争えるポジションにたどり着けると信じている。バーレーンで早くも改善が見られることを期待している。オーバーテイクは可能だし、メルボルンよりも戦略が大きな役割を果たすレースだ」

    12位:エステバン・オコン (12位)
    「今日は簡単なレースではなかった。オーバーテイクはとても難しかったし、1周目にランス(ストロール)の前に出ることはできたけど、セーフティカーまでに全員の差はすぐに広がってしまった。しばらくの間ボッタスと戦っていたし、セーフティカー後のリスタートではもう少しでセルジオを抜けそうだった。予選ペースと比べてレースペースの方が良かったのは確かだけど、現時点でトップ10入りするためには少しパフォーマンスが不足している。F1ではすぐに状況が変わるし、バーレーンでさらなる何かをもたらせるように今後2週間でプッシュし続けていく」

    13位:シャルル・ルクレール (13位)
    「自分の一日についてはとても満足している。スタートは理想的ではなかった。前にいるライバル勢に追いついて、ゆっくりと自分の道を進めていかなければならなかった。僕たちはポテンシャルを最大限に引き出せたし、一貫して良いペースがあった。何台かオーバーテイクすることができたし、楽しかった。全体的にポジティブな週末だった。金曜日から良い進歩を果たせたし、良いスタート地点にいると思う。多くのことを学んだし、次戦バーレーンにむけて自信を感じている」

    14位:ランス・ストロール (14位)
    「1周目に間違ったモードに入ってしまっていて、それが理由でオコンに前に出られてしまった。それにセーフティカーのリスタートでは必要な追加のパワーがなくて、そこでルクレールにポジションを奪われてしまった。基本的に僕たちはレースというよりもクルマを完走させようとしていた。今日はレースタイムを犠牲にする大きな問題がたくさんあった。バーレーンまでに解決策を見つけられることを願っている」

    15位:ブレンドン・ハートレー (15位)
    「今日はいいレースだったとは言ない。スタート直後のターン1でブレーキをロックさせてしまい、タイヤにフラットスポットを作ってしまった。僕が経験した中で最大のフラットスポットだったので、ピットインせざるを得なかった。さらに、第2スティントではタイヤがパンクしてしまい、ポイント争いへの戦いは終わってしまった。この影響でマシン後部に少しダメージを負ったので、ずっと単独で走行する形になってしまった。今日はポイント獲得への道のりとしては険しいものだった」

    DNF:ロマン・グロージャン (リタイア)
    「僕たちには週末ずっと良いクルマがあった。軽い燃料でのペースも重い燃料でのペースも満足できるものだった。今日は素晴らしいペースがあったし、レース序盤にケビンの前に出ることができていれば、上位にもう少しついていけたと確信している。これから今日起こったことについてすべてを分析して検証していく。いつものように僕たちは強くなって帰ってくる。今日は多くのポイントを失うことになったけど、このパフォーマンスを繰り返すことができれば、今回のことはすぐに忘れるだろう」

    DNF:ケビン・マグヌッセン (リタイア)
    「2台があのような良いポジションにいて、今回のレースに多くの期待をしていたのにフィニッシュできないなんて、チーム全体にとって飲み込むのがとても難しいことだ。あんな形で終えることになるなんて胸が張り裂けそうだ。僕たちはまた乗り越えていく。僕たちは戦っていく。今は落胆しているけど、僕たちはこれを乗り越えていくよ」

    DNF:ピエール・ガスリー (リタイア)
    「僕にとっては最高のシーズン開幕戦とはならなかった。(リタイア前の)ターン12で急にエンジンが止まり、その後また始動したもののスロー走行しかできずにシフトアップできなくなった。なんとかピットへ戻ったけど、そこでリタイアとなった。テストからいい形だっただけに残念だ。開幕戦で問題が起きたことで、チームのみんなもがっかりしていると思うけど、僕たちは前を向き、今回の問題から学んで次のバーレーンでは強さを取り戻さなければならない」

    DNF:マーカス・エリクソン (リタイア)
    「レース週末を通して良い仕事ができていただけに僕にとっては期待外れなレースだった。堅実なスタートを切れたし、クルマの感触は本当に良かった。本当に強力だったし、戦う準備ではできていた。残念ながら、6周目にマシンにハイドロリック系のトラブルが発生して、レースをリタイアしなければならなかった。これからチームが全てのデータを分析していく。僕たちは戦える位置にいるし、そこはポジティブな部分だ。僕にできることはバーレーンを楽しみにすることしかない」

    DNF:セルゲイ・シロトキン (リタイア)
    「期待通りにはいかなかったし、結果という点では話すことはない。もちろん、達成したい結果はあったけど、それは叶わなかった。僕が話しているのは学習についてだけど、それを得ることはできなかった。ちょっと残念な週末だったし、かなり落胆している。理想的ではなかったし、僕にとって簡単な週末ではなかった。良いレースをすることがかなり重要だった。バーレーンの週末にむけて、少なくとも良いチャンスはあると思うので、楽しみにしている。わずか2週間でトラックに戻るし、これまで以上に頑張っていく。僕たちに相応しい場所にたどり着けると確信している」

    関連:【動画】 2018年 F1オーストラリアGP 決勝 ハイライト