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  • F1アゼルバイジャンGP フリー走行2回目:ダニエル・リカルドがトップ

    F1アゼルバイジャンGP フリー走行2回目:ダニエル・リカルドがトップ

    2018年のF1世界選手権 第4戦 アゼルバイジャンGPのフリー走行2回目が27日(金)にバクー市街地コースで行われ、ダニエル・リカルド(レッドブル)がトップタイムをマーク。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが15番手タイムでセッションを終えた。

    現地時間17時からスタートしたフリー走行2回目。セッションが終了する頃には気温19℃、路面温度は27℃とフリー走行1回目から15℃近く下がった。

    ピレリは、昨年よりも1段階柔らかいソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトとうタイヤを選択しており、大半のドライバーが主にウルトラソフトでレースシミュレーションを実施。ウルトラソウトにはグレイニングが目立ち、デグラデーションも大きい傾向にある。

    フリー走行2回目のトップタイムはレッドブルのダニエル・リカルドの1分42秒795。2番手には0.069秒差でキミ・ライコネン(フェラーリ)、3番手には0.116秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。

    一方、開幕3戦にタイヤマネジメントに苦戦しているメルセデスは、バルテリ・ボッタスがトップから0.775秒差の4番手タイム、ルイス・ハミルトンが0.808秒差の5番手タイムとプログラムの違いはあるにせよ、やや遅れをとっている。

    以降、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、エステバン・オコン(フォース・インディア)、カルロス・サインツ(ルノー)、ケビン・マグヌッセン(ハース)がコンマ3秒以内のギャップで続き、引き続き激しい中団バトルを予感させる展開となっている。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが15番手タイム、ブレンドン・ハートレーが18番手タイムと下位に沈んだ。

    フリー走行3回目は、明日28日(土)の19時(現地時間14時)から行われる。

    2018年 第4戦 F1アゼルバイジャンGP フリー走行2回目

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム GAP 周回
    1 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分42秒795   35
    2 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分42秒864 0.069 33
    3 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分42秒911 0.116 27
    4 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分43秒570 0.775 25
    5 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分43秒603 0.808 31
    6 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分43秒700 0.905 34
    7 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分43秒814 1.019 30
    8 55 カルロス・サインツ ルノー 1分43秒834 1.039 36
    9 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分43秒977 1.182 29
    10 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分44秒091 1.296 33
    11 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分44秒127 1.332 38
    12 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分44秒142 1.347 31
    13 8 ロマン・グロージャン ハース 1分44秒425 1.630 27
    14 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分44秒459 1.664 31
    15 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分44秒712 1.917 39
    16 16 シャルル・ルクレール ザウバー 1分44秒940 2.145 30
    17 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分45秒007 2.212 33
    18 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 1分45秒051 2.256 36
    19 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分45秒288 2.493 29
    20 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分46秒042 3.247 9
  • F1アゼルバイジャンGP フリー走行1回目:バルテリ・ボッタスがトップ

    F1アゼルバイジャンGP フリー走行1回目:バルテリ・ボッタスがトップ

    2018年のF1世界選手権 第4戦 アゼルバイジャンGPのフリー走行1回目が27日(金)にバクー市街地コースで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムをマーク。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが9番手タイムを記録した。

    第4戦の舞台はアゼルバイジャンの首都バクー。2016年にF1ヨーロッパGPとして初開催され、今年で3回目を迎えるグランプリ。世界遺産である城壁地区の中を、F1マシンがフルスピードで駆け抜ける魅惑の光景が展開される。

    全長6000m、20のコーナーを備えたストリートサーキットのバクー市街地コースは、ベルギーのスパ・フランコルシャンに次いで2番目に長いコース。超ロングストレートはカレンダー中でも一番の最高速を叩き出し、その一方で精密なコントロールを必要とするタイトコーナーも出現。効率よくエネルギーを活用することが重要となる。ピレリは、昨年よりも1段階柔らかいソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトとうタイヤを選択している。

    現地時間13時。気温22.7℃、路面温度42.6℃、風速4.4km/hと風の強いドライコンディションでセッションはスタート。マクラーレンのストフェル・バンドーンを先頭に各車がインスタレーションラップを開始。まずはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が最初のタイムとなる1分49秒762をマークする。

    直前にフォーミュラ2のフリー走行が行われたとはいえ、ストリートサーキットであるバクー市街地コースはまだ路面がダスティな状態。多くのドライバーがグリップ不足を訴えている。そして、30分が経過した時点でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がターン5でスピンを喫してウオールにクラッシュ。ギアが1速でスタックして動くことができず、マシンを回収するためにバーチャルセーフティカーが導入された。フェルスタッペンは11周で走行を終えた。

    フリー走行1回目のトップタイムはメルセデスのバルテリ・ボッタスが記録した1分44秒242。2番手には0.035秒差でダニエル・リカルド(レッドブル)、3番手にはセルジオ・ペレス(フォース・インディア)、4番手にはルイス・ハミルトン(メルセデス)、5番手にはエステバン・オコン(フォース・インディア)が続いた。

    フェラーリはセバスチャン・ベッテルが10番手、キミ・ライコネンが14番手。ライコネンはマシンに技術的なトラブルが発生したとみられ、ガレージでフロアを外して作業が実施され、わずか10周で走行を終えている。

    トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが9番手タイム、ブレンドン・ハートレーが12番手タイムで1回目のセッションを終えた。

    F1アゼルバイジャンGP フリー走行2回目は、この後22時(現地時間17時)から行われる。

    2018年 第4戦 F1アゼルバイジャンGP フリー走行1回目

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム GAP 周回
    1 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分44秒242   26
    2 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分44秒277 0.035 24
    3 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分45秒075 0.833 26
    4 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分45秒200 0.958 24
    5 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分45秒237 0.955 29
    6 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分45秒559 1.317 11
    7 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分46秒465 2.223 25
    8 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分46秒480 2.238 28
    9 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分46秒492 2.250 18
    10 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分46秒513 2.271 18
    11 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分46秒590 2.348 26
    12 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 1分46秒747 2.505 32
    13 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分46秒749 2.507 11
    14 8 ロマン・グロージャン ハース 1分46秒856 2.614 23
    15 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分46秒861 2.619 10
    16 16 シャルル・ルクレール ザウバー 1分46秒875 2.633 21
    17 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分47秒073 2.831 21
    18 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分47秒434 3.192 18
    19 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分47秒967 3.725 21
    20 55 カルロス・サインツ ルノー 1分48秒741 4.499 11

    関連:【動画】 F1アゼルバジャンGP フリー走行1回目 ハイライト

  • マクラーレン、最高技術責任者のティム・ゴスを更迭?

    マクラーレン、最高技術責任者のティム・ゴスを更迭?

    マクラーレンは、2018年のF1世界選手権の期待外れなスタートを受けて、技術的な運営体制を見直しており、シャシー部門の最高技術責任者(CTO)のティム・ゴスがその最初の犠牲者となると BBC Sport が報じている。

    今年ルノーにF1パワーユニットを変更したマクラーレンは、開幕3戦を終えてコンストラクターズ選手権4位と“ベスト・オブ・ザ・レスト”のポジションに位置しているが、マシンのパフォーマンスは開幕前の期待を下回ってる。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、2018年F1マシン『MCL33』の設計アプローチがあまりに保守的なものだったかもしれないと明かしている。

    マクラーレン MCL33は全体的にバランスがとれているように見えるが、直線スピードは全チームで最下位のまま。昨年は“グリッドのベストシャシー”と豪語し、ストレートで遅いのをホンダのF1エンジンのせいにしていたが、その原因はマクラーレンのドラッグの多いシャシーにあったという見方になってきている。

    マクラーレンの考担当はティム・ゴスの去就についてコメントすることを拒否したが、“チームを成功に導くプログラムの一環として、技術的な業務の見直しを行っている”ことを明らかにした。

    「これは組織全体の様々な要因に対応するための積極的かつ継続的なプロセスです」と彼は付け加えた。

    「より詳しい詳細は追って明らかにされる予定です。それまではこれ以上のコメントはできません」

  • ルノーF1 「マクラーレンより我々のクルマが優れているの明白」

    ルノーF1 「マクラーレンより我々のクルマが優れているの明白」

    ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、2018年F1マシン『R.S.18』のパフォーマンスがマクラーレンを上回っているのは“非常に明白”だと考えている。

    ホンダとの不遇の3シーズンに終止符を打ったマクラーレンは、今年からルノーのF1パワーユニットを搭載。ルノーのF1パワーユニットを搭載するチームは3チームとなったが、マクラーレンは、ワークスルノーではなくレッドブルをベンチマークに挙げている。

    ルノーは昨シーズンを通して著しい進歩を遂げており、ここまでの開幕3戦のすべてで2台揃ってQ3に進出。ニコ・ヒュルケンベルグが2度の6位と7位フィニッシュを果たしている。一方、マクラーレンは未だQ3に進出できれいないが、コンストラクターズ選手権ではルノーを3ポイント上回って4位につけている。

    シリル・アビテブールは、マシンのパフォーマンスに基づけば、ルノーはマクラーレンの前にいるに相応しいと考えている。

    「今シーズンの開幕時点で我々の方が彼らよりも優れたクルマを持っているのは非常に明らかだ。だが、我々がマクラーレンを決して見くびってはいるわけではないことはみなさんもわかっていると思う」とシリル・アビテブールは RACER にコメント。

    「彼らが大規模な発展を遂げることはわかっている。シーズン後半に多くのパーツが投入されることはわかっているし、我々はアドバンテージを維持して、チャンピオンシップのポジションを奪い返せるようにとにかく全力で仕事をしていく必要がある。現在、彼らが4位で我々が5位だ。だが、少なくとも我々は4位に値すると思っている」

    今週末のアゼルバイジャンGPのチームのプレビューのなかで、シリル・アビテブールは、ルノーのミッドフィールドにおけるポジションを教長するために更なるアップグレードを投入することを明らかにしている。

    「バクーは我々のシーズンのおける開発の次のフェーズに入る。特にウイングとバージボードを始めとするいくつか新しいシャシーアップグレードをデビューさせる。エンジン側ではバルセロナで投入される。我々はそれらの開発の組み合わせによってパフォーマンスを維持できると確信している。すべてのエレメントを機能させることに焦点を当て続ける必要がある」

  • トロロッソ・ホンダ:2018 F1アゼルバイジャンGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダ:2018 F1アゼルバイジャンGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダのドライバーを務めるピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が1アゼルバイジャンGPが開催されるバクー市街地コースの見所とレースにむけての意気込みを語った。

    バクーの超ロングストレートはカレンダー中でも一番の最高速を叩き出し、その一方で精密なコントロールを必要とするタイトコーナーも出現。効率よくエネルギーを活用することが重要となる。

    ピエール・ガスリー
    「バクーは非常にエキサイティングなコースです。まず、ウォールが張り巡らされたストリートサーキットなので、通常に比べてリスクが倍以上になります。さらに、特徴であるロングストレートもサーキットを非常に面白いものにしていると思います。トップスピードはとんでもない速さです! 昨年の最高速は信じられないものでした。その分、ドライバーにとっては走っていてすごく楽しいサーキットではありますが、同時にリスクも高いです。いまはバクーに行くのが楽しみです。2017年はリザーブドライバーとしてレースを観戦しましたが、シーズンを通して最もエキサイティングなレースの一つだと感じました。今年は、自分がドライブできるので、うれしいですね。僕たちにとっていい結果になることを期待しています。城の近くの低速コーナーは、シーズン中で最もタイトな箇所かもしれません。ここではかなり低速で通過するので時間がかかりますが、急げばすべてを台無しにしてしまうこともあり得ます。毎ラップ、バリアから数cmのところを走るので、面白いですが本当に集中していなければなりません。通常のコースでは、縁石で少しはみ出しても、芝に触れてタイヤがほこりを巻き上げる程度で済みますが、ここでは違います。もし数cmでもはみ出そうものなら、そのまま壁に激突してそれでおしまいなんです。コースの中盤にはかなりテクニカルな箇所があり、そこでのオーバーテイクは不可能です。これを抜ければ長いストレートが待ち受けているので、ここではチャンスがあるでしょう。ストレートでもバリアが近いので、通常よりも体感速度が速くなります。特にターン1でブレーキングするときが顕著ですね。GP2に参戦していたときには、ここで2位表彰台を獲得しました。18番グリッドからスタートして2位に入れたので、僕にとっては記憶に残るレースの一つとなっています」

    ブレンドン・ハートレー
    「初体験のサーキットで走れるのを、楽しみにしています。これまでのキャリアでいくつのコースを走ったのか数えたことはないですが、初めて走るサーキットはいつもわくわくするものです。バクーは、とてもユニークな市街地コースで、ミスのできないコーナーがいくつもあります。このようなコーナーは本当に面白くて、いつも楽しく走れますし、ほかのドライバーたちも同じように感じていると思います。シミュレーターでは、城壁のそばを走るときに、僕の好きなコースであるマカオの風景を思い出しました。今週末は楽しくなると思いますし、シーズン4戦目が待ち遠しいです。今は、レースに向けてシミュレーターで走ったり、過去のレース映像を見たりと、できる限りの準備を進めているところです。レースウイークでは、金曜に走る最初の10周以内でスピードに乗れるように頑張ります。シミュレーターの作業は、その多くがエンジニアのマシンセットアップを進めるために行われています。しかし、新しいサーキットに挑む場合には、ドライバーのために行われる作業の割合が高くなります。もちろん、実際にコースで走ってみるまで分からないことはいくつもあります。バンプの数、風向きや、刻一刻と変わる路面コンディションなどは、体験しないと分かりません。でも、僕はこれまでに多くのサーキットを走ってきた経験があるので、それらの知識を総合して、新しいサーキットについてイメージすることはできます。例えば、あるコーナーを走っているときに、過去に走ったサーキットの似たようなコーナーと比べることができるんです。このように、新しいコースについて学ぶ際には、経験が非常に役に立ちます。シミュレーターで走る際には、実物のサーキットにできる限り近づけて作業を行いますが、どこまで忠実かはもちろん分かりません。縁石は一緒か、同じだけのグリップが得られるか、ほかの要素はないのか、タイヤラバーの乗りはどうか?など、シミュレーターからすべてを知ることは不可能です。ですから、過去のレース映像を見て、ドライバーがどのラインで走っているかを見るのは、新しいサーキットに挑むときに役立ちます。コースを自分の目で確認できる、木曜日のコースウォークが待ちきれません!」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「長距離移動の連続だった開幕からの3戦を終え、今回はヨーロッパの東端、アゼルバイジャンでのレースになります。バクー市街地サーキットは、旧市街にあるタイトなセクションと、2キロに及ぶロングストレートを持ち、同じように市街地を走るモナコやシンガポールとは異なるトラックレイアウトになっています。PUにとっては厳しいサーキットなので、燃費とエネルギーマネジメントが重要になります。今年のアゼルバイジャンGPは第4戦での開催になったため、例年より早い時期にレースがあります。気温や路面温度も高めだった過去3年より下がると見込まれるので、それに合わせてセットアップを進めます」

    関連:2018 F1アゼルバイジャンGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • キミ・ライコネン 「戦略面でフェラーリとの間に何も問題はない」

    キミ・ライコネン 「戦略面でフェラーリとの間に何も問題はない」

    キミ・ライコネンは、戦略に関してフェラーリとの間に何も問題はないと主張する。

    前戦中国GPの決勝では、アンダーカットに成功して前に出たバルテリ・ボッタスに対してセバスチャン・ベッテルが反撃のチャンスを得られるように、フェラーリはトップを走行していたキミ・ライコネンをボッタスを塞ぐ役割としてステイアウトさせた。

    この戦略によってすり減ったタイヤで後続との差が縮まったキミ・ライコネンはピットストップ後に6番手まで後退している。だが、結果的にはセーティカー導入といくつかのインシデントの影響によって、キミ・ライコネンは3位表彰台、セバスチャン・ベッテルは8位でレースを終えている。

    今シーズン、キミ・ライコネンは週末を通してセバスチャン・ベッテルを上回るパフォーマンスを発揮していることが多く、この露骨なチームオーダーにイタリアを始めとするメディアはキミ・ライコネンがレース戦略においてフェラーリに不当に扱われていると批判した。

    だが、キミ・ライコネンはそのような報道を一笑に付した。

    「レース後にどうすべきだったかを言うのは簡単なことだ」とキミ・ライコネンはコメント。

    「レース中、彼ら(フェラーリ)はすべてのデータを持っているし、それに応じて決断を下している。もちろん、ピットストップ後はベストなポジションではなかったけど、最終結果は問題かった。3位はいい結果だ。でも、もちろん、僕はもっと良い結果を望んでいる」

    「最終結果を知ったあとにあれこれ言うのは簡単だけど、レース中は誰にもわからない。できる限りベストを尽くそうとするものだ。うまくいくときもあれば、そうではないときもある。でも、それはどんなレース状況でも普通のことだ。自分に100%他と全員と同じチャンスがあるとわかっている限りはね。僕たちはそれを最大限に生かそうとしている」

    「もちろん、僕はベストを尽くすためにここにいるし、出来る限りハードに戦いたいと思っている。それが可能だと感じなければ僕はここにはいない。最高の結果を出したいし、僕はそれしか興味がない

    「レースに勝ったとしても、まだもっとうまくできたと思うことはあるものだ。それはF1の決して終わらないストーリーだし、そこが面白い部分でもある」

    「さっきも言ったように、僕の関心は可能な限り最高の結果を得ることだ」

  • 【F1】 フェラーリ、違法なエンジンマップ使用の疑い … FIAが調査

    【F1】 フェラーリ、違法なエンジンマップ使用の疑い … FIAが調査

    FIA(国際自動車連盟)は、フェラーリが2018年F1マシンでリアウイングに排気ガスを吹くつけるための違法なエンジンマップを使用している可能性があるとして調査を進めている。

    今シーズン、フェラーリはセバスチャン・ベッテルが開幕2連勝を飾る好スタートを切っており、フェラーリの2018年型F1パワーユニットはパフォーマンス面でメルセデスを上回ったとも報じられている。

    今回、Marca が報じたところによると、フェラーリの2018年F1マシンは中国のコーナー毎に“異なるサウンド”を発していたとして、FIAの技術部門が連絡をとったという。

    「SF71Hはリアウイングに排気ガスを吹きつける特殊なエンジンマップを使用している疑いがある」と同紙の記者マルコ・カンセコは伝えている。

    今シーズン開幕前には、ルノーが排気ガスをリアウイングへ導くことでダウンフォースの増加を狙ってエキゾーストを上向きに角度をつけてレイアウトする“ブロウン・リアウイング”が注目を集めた。後にFIAはルノーの設計は合法だと結論づけている。

    だが、フェラーリについてはエンジンマップの違法性が疑われており、元フェラーリのデザイナーで現在はFIAで仕事をするニコラス・トンバジスは、フェラーリのエンジンマップを調査していると語る。

    ニコラス・トンバジスは「我々はコーナーで排気ガスの流れを増加するために特別に設計されたエンジンマップは受け付けない」とコメント。

    「許可を得るためには、そのような流れが、実際にパワーユニットのパフォーマンスを増加されるマップと一致する必要がある」

    フェラーリの2018年F1マシンで注目を集めているのはエンジンマップだけではない。セバスチャン・ベッテルのステアリングホイールには、キミ・ライコネンにはないレバーが装着されていることが指摘されている。

    フェラーリ F1 ステアリング

  • ストフェル・バンドーン 「アロンソのレベルに近づいている」

    ストフェル・バンドーン 「アロンソのレベルに近づいている」

    マクラーレンのストフェル・バンドーンは、今では厳しい状況のなかもチームメイトのフェルナンド・アロンソと同じレベルのパフォーマンスを発揮できるようになってきていると考えている。

    マクラーレン・ホンダの最終年となった昨年にF1フル参戦を果たしたストフェル・バンドーンは、チームメイトで2度のワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソに対して印象的なパフォーマンスを発揮することに苦労していた。

    今年、マクラーレンはF1パワーユニットをルノーに変更したが、激しい中団バトルから抜け出すことはできていない。だが、ストフェル・バンドーンは、着実にフェルナンド・アロンソのパフォーマンスに近づいおり、開幕3戦の予選ではアロンソに対して平均0.25秒差でひとつ後ろのポジションにつけて、バーレーンではスタートに失敗して最後尾まで順位を下げたものの、8位入賞という挽回を見せている。

    ストフェル・バンドーンは、自分はフェルナンド・アロンソの“厳しいシナリオのなかでも結果を出す”という能力に匹敵しはじめていると語る。

    「彼はいくつかの状況を克服する方法や重要な瞬間にむけて週末を組み立てていく方法を知っている。どんな状況や環境でも常に99%の結果を出せるのは彼の強みだ。僕にとってそれを学べるのはとてもいいことだ」とストフェル・バンドーンはコメント。

    今シーズン序盤のマクラーレンは、1周の速さに欠けており、未だQ3進出を遂げていない。だが、フェルナンド・アロンソは、土曜日の不利な点を日曜日には大きな勢いに変えてドライバーズ選手権では22ポイントを獲得して6位につけている。一方、ストフェル・バンドーンはまだ6ポイントしか獲得できておらず、前戦中国GPではより苦戦を強いられた。

    だが、ストフェル・バンドーンは、フェルナンド・アロンソがチームメイトにいるという挑戦をポジティブに受け止めていると語る。

    「僕には素晴らしいベンチーマークがいる。自分がそのレベルにいるときは、最後の100分の1秒を争っていることをちゃんとわかっているし、僕たちはパッケージから100%を引き出すことができている」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「いつかワールドチャンピオンになりたいのであれば、ワールドチャンピオンを倒さなければならない。チームにそのようなドライバーがいるのはいいことだ」

    ルーキーシーズンとなった2017年、ストフェル・バンドーンは開幕5戦でQ1敗退を喫したが、フェルナンド・アロンソが毎回次のラウンドに進出していた。F1に到達するまで、フォーミュラ・ルノー2.0 ユーロカップ、フォーミュラ・ルノー3.5、GP2でタイトルを獲得してきたストフェル・バンドーンは、F1では“完全に異なる考え方”が必要だったと認める。

    「そこは間違いなくメンタル的な変化した部分だった。去年、僕たちはポイントを獲得することさえ非常に難しいことをわかっていたし、非常に異なるアプローチを採らなければならなかった」とストフェル・バンドーンは語る。

    「初めは少し難しかったかもしれないけど、シーズン中に状況に対処する方法を学んだし、中盤から後半にかけてはとても良かった。自分自身に新たな課題を設定して、最終的に僕たちが抱えていた様々な問題や困難を克服できたことはとても有意義だった」

  • 【F1】 FIA、ヘイローにバックミラーを装着することを許可

    【F1】 FIA、ヘイローにバックミラーを装着することを許可

    FIA(国際自動車連盟)は、関連するレギュレーションを順守していれば、コックピット保護デバイス『ヘイロー(Halo)』にバックミラーを装着していいことをF1チームに伝えた。

    FIAは、2018年のF1世界選手権からドライバーの頭部を保護するためのデバイスであるヘイローの装着を義務化。だが、シーズン序盤には現在のリアウイングのレギュレーションによって後方を見ることが困難になっていることがドライバーから報告されていた。

    この件について問い合わせを受けた後、FIAのシングルシーター技術責任者を務めるニコラス・トンバジスは、FIAの立場を明白にし、F1チームがヘイローにミラーを装着することを許可した。

    だが、ヘイローにバックミラーを装着する場合は、ドライバーがクルマの後方に設置されているカーナンバーや名前のイニシャルを読むことができるという後方視界のテストに合格し、ミラーの反射面は少なくとも幅150mmが最低50mmの高さに渡り維持されていなければならないという規定など、全てのレギュレーションを満たさなければならない。

    また、ミラーは、空力フェアリングをカバーするために規定されたヘイローの構造の20mm以内のラミネートパーツに関する新しいルールにも準拠する必要がある。

    FIAがF1チームに送付した技術指南では、ミラーの装着が安全であることを証明する必要があると記されている。

    「ミラーがドライバーの視認性を制限するような振動をせずに十分に設置が固定されているという要件を満たすことができることを期待している」

    また、ハローの取り外しが困難にならないように、ミラーはヘイローとシャシーどちらか一方にしか装着することはできない。

    「事故が起きた際に救助隊がヘイローを取り外さなければならない場合に遅延が生じる可能性があるため、二重のミラーマウント(ヘイロー+従来型のサバイバルセル)は認めない」

    さらにFIAは、チームはヘイローに装着したミラーにカメラを設置することはできないことも指摘。その理由として、FOMが特定のクルマにカメラの設置を要求することができなくなるという問題が起こる可能性があるとした。

    「ヘイローのフェアリングにケーブルやコネクターを通すことは認めない。稀にチームがミラーにカメラを搭載するよう要求された場合、そのチームはシャシーやサイドポッドへとミラーへの装着し直す必要があるからだ」

  • マクラーレン:2018 F1アゼルバイジャンGP プレビュー

    マクラーレン:2018 F1アゼルバイジャンGP プレビュー

    マクラーレンは、2018年のF1世界選手権 第4戦アゼルバイジャンGPの舞台となるバクー市街地コースは厳しいレースになると予想している。

    開幕3戦で連続ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権でルノーを上回り4位につけているマクラーレン。ロングストレートを特徴とする市街地コースのバクーでは厳しい戦いを覚悟しつつも、チャンスを最大限に生かしてポイント獲得を狙う。

    フェルナンド・アロンソ
    「去年のバクーでのレースは僕たちにとって思い出に残るレースだった。クレイジーなグランプリだったし、僕たちはそこでシーズン初ポイントを獲得した。当然ながら、今週末もそれを繰り返すことを目指していく。カレンダーに乗ってから短時間しか経っていないが、このサーキットはすでにドライバー間で素晴らしいレーストラックとして知られている。1年で最速のストリートトラックであり、最長でもある。クルマとドライバーにとってかなりタフだけど、それは間違いなくその魅力の一部だ。僕たちは自分たちの制限されている部分、パッケージを改善させる必要のある部分をわかっているし、毎レース週末にテストするためのパーツを持ち込んでいるけど、バクーではパフォーマンスの急激な変化は見込んでいない。でも、僕たちはコックピットに乗り込むたびにクルマの挙動についてどんどん学んでいるし、アゼルバイジャンでもできるだけ多くのポイントを獲得できるようにいつものように持っているすべてを最大限に活用していく」

    ストフェル・バンドーン
    「バク・シティ・サーキットはかなりタフだけど、楽しいトラックでもあるし、ドライバーにとってかなりチャレンジングだ。文字通り、旧市街の歴史的な中心部を駆け抜ける。去年は本当にクールな経験だった。狭いストリートでオーバーテイクするのは難しい。去年はほとんど見られなかったけど、プロフェッショナルなレースだったし、来週末はこのトラックが僕たちに投げかけるドラマを生かせることを願っている。去年、リアルなオーバーテイクの機会はロングストレートの終わりだけだったので厳しかったし、今年も僕たちにとって厳しいレースになると思う。でも、MCL33で何ができるか見てみるつもりだ。日曜日は正しい戦略を立てることだけでなく、スタートも重要になる。これまでの数戦では最高のスタートができていなかったし、ここはオーバーテイクが厳しいので、スターティングポジションを最大限に生かす必要がある。中国は厳しく戦ったけど、フロアにダメージを負ったことで、前進を果たすのがとても難しかった。中団のタイトなバトルを楽しみにしているし、レースではできる限り多くの前進を果たしたい」

    エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
    「昨年のイベントを考えれば、バクーのコース上でドラマやアクションが起こるのはほぼ当たり前のことになっているように思う。来週末のレースでは戦略が重要な要因となるだろう。我々のパッケージが日曜日によりパフォーマンスを発揮することはわかっているし、何かが起こった際にい素早く反応できるかが重要だ。自重して、懸命にプッシュし、あらゆる機会を生かさなければならない。二人のドライバーはシーズン序盤戦で素晴らしレースをしているし、彼らがバクーでチャンスを最大限に生かすことを楽しみにしていることはわかっている。高速でチャレンジングなこのサーキットはすでにカレンダーに歓迎され、刺激的な場所になっており、我々はいくつか素晴らしいバトルを目撃している。オーバーテイクが重要であり、日曜日のレースにむけたスターティンググリッドの重要性は過小評価はしていないものの、この歴史的な市街地で繰り広げられるレースがもたらす挑戦を楽しみにしている」

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