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  • トロロッソ・ホンダ 「予選シミュレーションを満足に行えなかった」

    トロロッソ・ホンダ 「予選シミュレーションを満足に行えなかった」

    トロロッソ・ホンダのチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1スペインGP初日にフリー走行での作業を振り返った。

    FP1では風が強く、ブレンドン・ハートレーがコースオフを喫する場面もありましたが、ピエール・ガスリーとともに予定されていたプログラムをこなしながら周回を重ね、ガスリーは10番手、ハートレーは18番手タイムでセッションを終えた。

    FP2では、セッション中盤にガスリー車がダメージによるフロア交換、ハートレー車もフロアの修復作業を行った。ともに若干長めのピットインとなり、その後コースに復帰しスーパーソフトタイヤでのアタックを試みたが、そのタイミングはロングランを行っている他車が多く、うまくクリアラップを取ることができなかった。

    その結果、ピエール・ガスリーは14番手、ブレンドン・ハートレーは18番手のタイムとなっている。アタック後、ガスリーはスーパーソフトタイヤ、ハートレーはミディアムタイヤでのロングランなども行い、プログラムを消化してセッションを終えている。

    「今日はかなり難しいコンディションになりました」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「それはどのチームにとっても同じだった様で、多くのマシンがコースアウトしていましたね。その大きな要因としては、非常に強い風が吹いていたことが挙げられるでしょう。カタルニア・サーキットは、コーナーが広く、また通過速度も高いので、少しの風でもマシンが大きな影響を受けてしまいやすいんです」

    「FP1では、ブレンドンがコースアウトし、マシンには大きなダメージがなかったものの、コックピットに石が入ってしまいました。ダメージはほとんどなかったものの、ブレーキペダルの下にも石があり、安全面を考慮して時間をかけて取り除きました。これは残念でした」

    「FP1では、セットアップとウインターテストで試したアイテムのさらなるテストを集中して行いました。ここは、おそらくシーズンを通して最も路面が滑らかなので、ほかのサーキットでは試せないさまざまなセッティングをトライすることができます。ピエールに関しては非常に順調で、午後のFP2にかけてセットアップへの理解を深めることができました」

    「午後のFP2でもコンディションは同様でしたね。ピエールは第9コーナーでコースアウトした際、フロアをひどく傷つけてしまったため、新しいフロアを投入しました。ブレンドンも最初の走行でフロアにダメージを負ってしまいましたが、こちらはセッション中に交換することができました。メカニックはすばらしい仕事をしてくれましたが、マシンのフロア交換とそのほかの修復も行ったため、あまり時間に余裕がなく、スーパーソフトを使っての予選シミュレーションは満足に行うことができていません。それを考慮すれば、現在のタイムはマシンの実力を正確に反映できていない可能性があります」

    「まだマシンのバランスには完全に満足できていないので、今夜はかなり多くの仕事をこなす必要があるでしょう。ロングランでは、これらの問題に対処したことで当初の予定より少し短めのシミュレーションとなりました。走行中に集めたデータを見ると、ソフトタイヤはかなりうまく機能しているようです。これから、レースに向けた最適の戦略を確立させていきます」

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    ・F1スペインGP フリー走行1回目:バルテリ・ボッタスがトップタイム

  • 【動画】 F1スペインGP フリー走行1回目 ハイライト

    【動画】 F1スペインGP フリー走行1回目 ハイライト

    2018年のF1世界選手権 第5戦 スペインGPのフリー走行1回目が11日(金)にバルセロナのカタロニア・サーキットで行われた。

    フライアウェイの開幕4戦を終え、ヨーロッパラウンドの緒戦となるスペインGP。舞台は冬季テストの舞台となったカタロニア・サーキット。あらゆるコース特性が揃っており、マシンの総合力が問われるサーキットとなっている。

    例年通り、F1スペインGPは各チームが大小さまざまなアップデートを投入。マクラーレンの奇抜なノーズ、フェラーリのヘイローに装着したバックミラー、レッドブルのバージボード周りなど見た目的にも大幅な変更を施しているチームもいる。

    風の強いコンディションで行われたフリー走行1回目では、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、ロマン・グロージャン(ハース)、ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)など多くのドライバーがコースを喫している。

    開始45分時点でダニエル・リカルド(レッドブル)がターン4の立ち上がりでコントロールを失いウォールにクラッシュ。バーチャルセーフティカーが導入された。リカルドは左フロントのサスペンションを壊して、11周で走行を終えることになった。残り30分が経過した時点ではランス・ストロール(ウィリアムズ)がターン5でウォールにクラッシュ。このセッション2度目のバーチャルセーフティカーが導入された。直前には8年ぶりのグランプリ週末での走行となったロバート・クビサも派手にスピンを喫している。

    また、ケビン・マグヌッセン(ハース)がシャルル・ルクレールの走行を妨害したとして叱責処分となった。

    フリー走行1回目のトップタイムはメルセデスのバルテリ・ボッタスがソフトタイヤで記録した1分18秒148。2番手は0.849秒差でチームメイトのルイス・ハミルトン。ハミルトンもソフトタイヤでのタイムであり、メルセデスが1-2。3番手タイムは0.950秒差でスーパーソフトでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が記録。4番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、5番手にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが10番手タイム、ブレンドン・ハートレーが18番手タイムでセッションを終えた。

    2018年 F1スペインGP 動画:フリー走行1回目

    関連:F1スペインGP フリー走行1回目:バルテリ・ボッタスがトップタイム

  • F1スペインGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

    F1スペインGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

    2018年のF1世界選手権 第5戦 スペインGPのフリー走行2回目が11日(金)にバルセロナのカタロニア・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムをマーク。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが14番手タイムでセッションを終えた。

    午前中のフリー走行1回目でメルセデスがソフトタイヤで1-2。フェラーリがスーパーソフトで0.950秒差という展開。午後3時から開始となったフリー走行2回目はは気温が上がり、気温23.9℃、路面温度41.5℃というコンディションでセッションは開始。風はやや弱まっている。

    プレシーズンテストでの最速タイムは、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が記録した1分17秒182。今回のグランプリでは使用されないハイパーソフトで記録したタイムだったが、2ヵ月が経過し、どこまでマシンが進化しているかが興味深い週末となっている。

    開始5分でロマン・グロージャン(ハース)がターン7で単独スピン。グラベルにはまってバーチャルセーフティカーが導入される。だが、マシンに損傷はなく、その後、走行を再開した。

    残り40分を過ぎたあたりでキミ・ライコネン(フェラーリ)のマシンにトラブルが発生。パワーユニット系のトラブルとみられ、エンジンを切った状態でゆっくりとガレージに戻った。

    また、残り15分でセルジオ・ペレス(フォース・インディア)が走行中に左フロントホイールが緩むトラブルが発生。コース上にマシンと停止し、バーチャルセーフティカーが導入された。

    フリー走行2回目のトップタイムはメルセデスのルイス・ハミルトンがスーパーソフトで記録した1分18秒259。だが、ロングランではスーパーソフトを持たせるのに苦労しており、硬めのタイヤの方がフィットしているようだ。

    2番手には0.133秒差でマックス・フェルスタッペン、3番手にはマックス・フェルスタッペンとレッドブル勢が続き、ロングランではメルセデスを上回る安定したペースをみせた。以下、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、キミ・ライコネン(フェラーリ)と3強が上位6位で混戦状態となった。

    トップ3チームに続いたのは、ハース勢。ロマン・グロージャンがマシンに苦戦しつつも7番手、ケビン・マグヌッセンが8番手タイムを記録した。

    新型ノーズを含めた新しい空力パッケージが話題のマクラーレンはストフェル・バンドーンが9番手、フェルナンド・アロンソが12番手タイムを記録。トップ10のドライバーは1分19秒台のタイムを記録している。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが14番手、ブレンドン・ハートレーが18番手でセッションを終えた。

    F1スペインGP フリー走行3回目は、明日12日(土)の19時(現地時間12時)から行われる。

    2018年 第5戦 F1スペインGP フリー走行2回目

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム GAP 周回
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分18秒259   39
    2 3 ダニエル・リカルド レッドブル 1分18秒392 0.133 41
    3 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分18秒533 0.274 39
    4 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分18秒585 0.326 23
    5 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分18秒611 0.352 39
    6 7 キミ・ライコネン フェラーリ 1分18秒829 0.570 16
    7 8 ロマン・グロージャン ハース 1分19秒579 1.320 24
    8 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分19秒643 1.384 39
    9 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分19秒722 1.463 32
    10 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分19秒962 1.703 28
    11 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1分20秒024 1.765 38
    12 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分20秒035 1.7766 35
    13 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分20秒183 1.924 43
    14 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分20秒373 2.114 32
    15 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1分20秒501 2.242 37
    16 16 シャルル・ルクレール ザウバー 1分20秒514 2.255 29
    17 55 カルロス・サインツ ルノー 1分19秒672 2.413 31
    18 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 1分21秒265 3.006 34
    19 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分21秒556 3.297 35
    20 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分22秒060 3.801 36
  • セバスチャン・ベッテル、フェラーリの“ヘイローミラー”の効果を軽視

    セバスチャン・ベッテル、フェラーリの“ヘイローミラー”の効果を軽視

    セバスチャン・ベッテルは、今週末のF1スペインGPにフェラーリが投入した革新的な“ヘイローミラー”の効果をそこまで重要には考えていないようだ。

    コンストラクターズ選手権を首位でヨーロッパラウンドの開幕戦を迎え、今年メルセデスを上回る“最速マシン”と目されるフェラーリは、ヘイローにバックミラーとウイングを装着した新たな空力パッケージをバルセロナに持ち込んでいる。

    「僕たちはいくつか新しいものを持ち込んでいるし、いくつかは少し隠れているけど、他はかなり目立っているよね」とセバスチャン・ベッテルはヘイローに装着されたウイングとミラーに言及。

    ヘイローミラーについては「クルマのパフォーマンスには影響しないと思う」とコメント。

    「見た目は良くなっていると思う。ヘイローはそれほどでもないけどね。でも、ミラーのポジションはいい感じだ。視界が良くなることの方が重要だ」

    「クルマがどんな風に見えるかは重要ではない。速ければそれでいい」

    関連:フェラーリ、ヘイロー搭載型バックミラーを投入

  • マクラーレン、衝撃的なデザインのフロントノーズを披露

    マクラーレン、衝撃的なデザインのフロントノーズを披露

    マクラーレンは、F1スペインGPに衝撃的なデザインのフロントノーズを持ち込んでいる。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、冬季テストでのトラブルにとって新車の開発に遅れが生じたことを認めており、F1スペインGPで投入される新しい空力パッケージこそが“MCL33の真の姿”だと発言していた。

    マクラーレンは10日(木)にカタロニア・サーキットのパドックでのピットストップ練習で新型ノーズを披露。先端に突起は残るものの、開口部からノーズ全体にわたってフェアリングが施された複雑なデザインが衝撃的だ。

    マクラーレンは、このノーズと同様に他のアップグレードを金曜日に走らせて、残りの週末で新しいパッケージを使用するかを決定。さらにレース後に行われるインシーズンテストではさらに多くの実験を予定している。

    マクラーレンのドライバーを務めるストフェル・バンドーンは、アップグレードについて「クルマの外側から見てはっきりと違いがわかるものがかなりたくさんある。今回のレースには全員がクルマにアップデートを持ち込むので、驚きではない」とコメント。

    「僕たちはそれがクルマにどのようなものをもたすか見てみなければならない。でも、いくつかパーツをもたらす良い機会であることは間違いない。僕たちはここだけでなく今後数戦でもいくつかパーツを投入する。

    「明日はどれが最適な構成かを見極めて、パーツについて学ばなければならないので忙しい一日になるだろう」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「ほとんどのチームと同じように、我々は金曜日にテストする新しいパーツをクルマに持ち込み、残りの週末とレースでそのどれを進めていくかを決定する計画を立てている」とコメント。

    「物流的な理由でバルセロナはそれらを実装する最も論理的なタイミングではあるが、我々が最終レースまで常にそうしているように、シーズンの長期計画の一部だ」

    「我々はグランプリ毎に段階的に進んでいるし、我々のパッケージがと直面している課題に取り組んでいけることを期待している」

    マクラーレン MCL33 新型ノーズ
    関連:2018年 F1スペインGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • フェルナンド・アロンソ 「WECでの勝利はF1での勝利欲に影響しない」

    フェルナンド・アロンソ 「WECでの勝利はF1での勝利欲に影響しない」

    マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、先週末WECのデビュー戦となったスパ6時間レースでの優勝、そして、今後ル・マン24時間レースで優勝できたとしても、F1でもう一度表彰台の頂点に立ちたいという自身の要求にはまったく影響することはないと主張する。

    今年フェルナンド・アロンソは、マクラーレンとトヨタのマシンを乗り換えながら多忙なスケジュールをこなしている。

    フェルナンド・アロンソは、トヨタでのWECデビュー戦となったスパ6時間レースで優勝。アロンソにとってフェラーリ時代の2013年のF1スペインGP以来となる4年11か月23日ぶりの勝利となった。

    フェルナンド・アロンソは、世界3大レースでの“3冠”をキャリアの目標に掲げており、今年の大きな目標は6月16日(土)・17日(日)に開催されるル・マン24時間レースとなる。

    だが、そのような活動は、フェルナンド・アロンソンのF1での将来について多くの推測を呼んでいる。アロンソはマクラーレンと2018年の1年契約しか結んでおらず、F1で結果を出せていないことからF1引退も囁かれ始めている。

    しかし、フェルナンド・アロンソは、他のシリーズでレースに参戦することはF1で再び勝ちたいという欲求に影響を与えることはないと語る。

    F1スペインGPの木曜記者会見に主席したフェルナンド・アロンソは「関係はない。2つの選手権のリザルトは影響しない」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「僕は同時に2つの選手権を戦っている。マクラーレンの進歩や将来的な方向性には満足している。ここにいることに満足しているし、耐久レースに挑戦できていることにも満足している」

    今週、母国グランプリであるF1スペインGPに臨むフェルナンド・アロンソだが「先週の勝利によって僕に何かしらの変化が起きることはない」とコメント。

    「どちらも2つの異なるシリーズだし、2つの異なる世界だ。僕は何も変わらない。勝利に近いマシンさえあれば、いつだってそれを追求していく」

    F1で最も完成されたドライバーとして評価されているフェルナンド・アロンソだが、F1での通算32勝という記録は2013年から変わっていない。さらに2015年にマクラーレンに復帰してからは5位より上位でフィニッシュしたことがない。

    しかし、フェルナンド・アロンソは、再びマクラーレンを先頭に返り咲かせるという目標にモチベーションを高めていると主張する。

    「僕は競争的な人間だし、レースが大好きで、勝つのが大好きだ。ずっとモチベーションを保っている」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「ここでは(フェラーリで)2013年に勝っている。タイヤのデグラデーションが酷かったし、余計なストップを強いられた上に最速ではないマシンでレースに勝った。ポールポジションのニコ(ロズベルグ)とは0.6秒差をつけられていた。あの時はチームの判断が素晴らしかった」

    「2014年は難しいシーズンだったし、過去3年の苦労はご存じの通りだ。プロジェクト全体が難しいものだったけど、僕らは翌年に望みをつなごうと頑張っていた。ここでも同じだ。結果に関して言えば、スタートとしては悪くなかったはずだ。多くのポイントを獲得することができた」

    「過去5年間、ここではいいレースをしてきた。5年前に勝った時よりもいいレースだった。たとえ勝てなかったとしてもね」

    「バクーのレースも、あれほどのレースはもうできないだろうと思うほどだった。結果は7位でしかなかったけどね。外からはわかりにくいと思うけど、100%のパフォーマンスを発揮できたときはとても誇らしく思うし、モチベーションも高まる」

    マクラーレンは、F1スペインGPに“Bスペック”レベルの大幅アップグレードを投入。木曜日のピットストップ練習時に披露された複雑な設計のフロントノーズはパドックに衝撃を与えている。

    関連:2018年 F1スペインGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • トロロッソ・ホンダ:2018年 F1スペインGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダ:2018年 F1スペインGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー、そして、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2018年のF1世界選手権 第5戦 スペインGPにむけての意気込みを語った。

    ウインターテストの開催地でもあり、F1関係者にとっては馴染み深いカタロニア・サーキットで、ヨーロッパラウンドの幕が開く。テストで走り込んだ場所とはいえ、レースでは何が起こるか分からない。コンディションの変化も相まって、サプライズが起きる可能性もあるレースとなる。

    ピエール・ガスリー
    「バルセロナはF1に昇格する前からテストで頻繁に利用してきたので、今までに地球数周分は走っています。また、ユーロカップフォーミュラでチャンピオンを獲得し、2015年のテストで初めてF1マシンに乗ったサーキットでもあるので、いい思い出がある場所です。そして、ウインターテストでいい走りができていたので、今週末の決勝ではポイント獲得も可能だと思います。カタルニアでいい走りができればどのサーキットでもできると言われますが、カタルニア固有の特徴も多くあります。決勝でのオーバーテイクは難しいと思うので、予選が重要です。F1の予選は、1回のセッションでわずか2周ほどしかアタックすることができず、簡単ではありません。しかも、トラフィックなどで前を阻まれるとアタックのチャンスは1周のみになることもあり、そこで決めるしかありません。ただ、それが面白いところでもあると思っています。フランスから家族や友達が応援に来てくれる予定です。それによるプレッシャーは特に感じませんし走行後にはリラックスした時間を過ごせるでしょう。このような形で仲間からのサポートを得られるのが、ヨーロッパラウンドのいいところです」

    ブレンドン・ハートレー
    「バルセロナは全てのF1ドライバーにとって最も馴染みがあるサーキットなので、ライバルを出し抜くのは簡単ではありません。ただ、それもここでのチャレンジのひとつです。このサーキットは、テストはもちろん、多くのチームのシミュレーターでも使われているのですが、それはここが全ての要素を備えているからだと思います。走っていて楽しいですが、特に長い右コーナーは首に負担がかかり、身体的にもタフなサーキットです。オーバーテイクは簡単ではないので、予選がとても重要です。タイヤの性能を引き出せていなかった去年と比べると、今年の予選でのパフォーマンスには満足しています。マシンとタイヤに対する理解が日に日に増しているので、自信を持って予選に臨めます。燃料が減りタイヤが温まってマシンの性能を出し切ることができる予選は、週末の中でも楽しい時間です。F1マシンが真価を発揮する瞬間と言えるでしょう。トラクションが必要な最終セクターのためにリアタイヤを温存する必要があり、タイヤマネジメントがとても重要です。高速コーナーが続くコース序盤でリアタイヤを消耗しやすく、それが予選でのポイントになるでしょう」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「第5戦が行われるカタルニアサーキットは、2月にオフシーズンテストを行ったトラックで、その際は低温や雨、想定外の雪に見舞われました。一方で、今週末は比較的温かく、当時とは大きくコンディションが異なりますが、ウインターテストのデータとここ4戦で得たデータを活かし、セットアップを進めます。トラックレイアウトは高速コーナー、低速コーナー、それに比較的長いストレートの組み合わせで、バラエティーに富んでいます。先日のバクーではストレートでのスピード不足に苦戦しましたが、その後の分析によりエネルギーマネジメントの運用が大きく影響したことが分かっており、その経験をここスペインで活かすことができると考えています。オーバーテイクが難しいサーキットですので、予選でのパフォーマンスが重要となります。ベストな結果を得られるよう、チームと準備を進めます」

    関連:2018年 F1スペインGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 「トロロッソ・ホンダのスランプはエンジンだけが原因ではない」

    「トロロッソ・ホンダのスランプはエンジンだけが原因ではない」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、過去2戦でのパフォーマンス不足はホンダのF1エンジンだけが原因ではないと語る。

    今年からホンダF1とトロロッソが結成したトロロッソ・ホンダは、開幕戦こそ最下位とリタイアという厳しいスタートとなったが、2週間後のバーレーンGPではピエール・ガスリーが4位入賞。それはホンダにとって2015年にF1復帰して以降のベストリザルトとなった。

    しかし、その後の2戦でトロロッソ・ホンダはそのパフォーマンスを再現することができず、中国とアゼルバイジャンではほぼ後方での苦しい戦いとなった。

    ピエール・ガスリーは、トロロッソ・ホンダはバーレーンでの強力なパフォーマンスの後にスランプに陥った原因を理解できなかったとし、問題の原因はホンダのF1エンジンだけではないと述べた。

    「過去2つの週末はパフォーマンス的に本当に厳しかったし、本当に難しい」とピエール・ガスリーはコメント。

    「中国がシーズンで最長のストレートのひとつを有していることはわかっていた。バクーもそうだね」

    「シャシー面でさえ、それほど競争力がなかった。ブレーキングでは競争力があったけど、全てのトラクションが不足していた。僕たちにはあまりペースがなかった。そこは理解する必要がある部分だ」

    「自分自身でもどうすれば競争力を発揮できるか理解できていない。クルマはバランス的には優れているし、ポテンシャルもあるので、別のトラックに行くとすぐに大きなデルタが生じてしまう」

    チームメイトのブレンドン・ハートレーも、トロロッソ・ホンダが苦戦を強いられている理由を理解できずにいると語る。

    「わかっていればよかったんだけどね」とF1アゼルバイジャンGPでF1初ポイントを獲得したブレンドン・ハートレーはコメント。

    「僕たちがバーレーンであそこまで速かったのは明らかな疑問だ」

    「ピエールは結果を出した。僕もバーレーンでペースがあったけど、結果に繋げることはできなかった」

    「答えを出せていないし、チームは理解するために引き続き頑張っている。でも、そうだね、バーレーンの結果はほんの数週間前のことだ」

    F1アゼルバイジャンGP後、ピエール・ガスリーは、パワーユニットのエナジーマネジメントがチームにとって“かなり難しい”部分だと語っていた。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、ホンダはパフォーマンス不足の解決策を見つける必要があると認めた。

    「我々は再び厳しい週末を過ごしました」と田辺豊治はコメント。

    「予選でのペース、特にガスリーのクルマはそれほど悪くはありませんでした。インシデント(ガスリーは予選Q1の最後のアタックでハートレーを避けなければならなかった)によってポジションは悪かったですけどね」

    「レース中のペースは十分ではありませんでした。我々はそれを分析する必要があります」

    「レースではかなり追い抜かれていました。エナジーマネジメントとパワーユニットのパフォーマンスを分析する必要があります」

  • マクラーレン:2018年 F1スペインGP プレビュー

    マクラーレン:2018年 F1スペインGP プレビュー

    マクラーレンのフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーン、そして、レーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、2018年のF1世界選手権 第5戦 スペインGPにむけての意気込みを語った。

    開幕4戦を終えて、マクラーレンは36ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権4位、全戦でポイントを獲得しているフェルナンド・アロンソがドライバーズ選手権で6位につけている。F1スペインGPでは“Bスペック”レベルの大幅なアップグレード投入を予定している。

    フェルナンド・アロンソ (マクラーレン)
    「ヨーロッパ、スペイン、それに自宅に戻るれるのは素晴らしいことだ! 母国のファンの前でレースをする感覚に勝るものはない。出身国でレースができることは本当に幸運なことだ。全てのドライバーがその機会を得られるわけではない。毎年、スペインのファンからのサポートはますます大きくなっている。スペインGPは夏休みまでの忙しい数カ月間のスタートだ。マクラーレンにとっても、他のレースへの参戦がある僕にとってね。そのチャレンジのための準備は十分にできているし、今後数戦が僕たちにどのようなものをもたらしてくれるか本当ン興奮している。僕たちがいくつかの開発を進めているのはわかっているけど、一晩でグリッドの先頭に押し出してくれる魔法の弾丸などないこともわかっている。ファクトリーでは多くの作業が実施されているし、まだやらなければならない仕事はたくさんある。バルセロナは新しいものを評価し、自分たちがどの位置にいるかを確認し、シーズンを通して僕たちが進めるべきクルマの開発の方向性を判断するチャンスだ。いつものように、特にバクーでバトルを戦い抜いた後なので、母国のファンの前で今週末再びトラックでハードにプッシュするのを楽しみにしている」

    ストフェル・バンドーン (マクラーレン)
    「いつもヨーロッパのレースに向かうことには非常に嬉しい親しみを感じる。バルセロナは特にね。僕たち全員が熟知しているトラックだし、多くの時間を過ごしてきた場所だ。実際、プレシーズンテストであの場所にいたことをずっと前のこととは感じられない! ありがたいことに、今回は天候はもう少し当てにできるはずだ。多くのテストをしているし、僕たちはサーキットについて多くのデータを持ってるけど、プレシーズンテストでは天候と僕たちが抱えていた問題によってそれほど代表的な走行はできなかった。でも、バクー以来、僕はファクトリーでシミュレーターでの時間を過ごしてきたし、トラックに情報を移行して、金曜日からできる限りパッケージを理解することが鍵に握るだろう。そのパッケージはいくつか新しいコンポーネントが含まれるし、金曜日はそれについて学び、評価するために懸命に作業していくことになる。評価しなければならないことはたくさんあるし、他チームも同じことを計画しているはずだ。だから、多くのポイントを獲得するためには、いつものようにハードにレースを戦い、信頼性を確保し、戦略うを最適化する必要がある」

    エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
    「チーム全体がバルセロナに戻ることを楽しみにしている。素晴らしいサーキットだ。カレンダーのなかでも最高水準のサーキットのひとつだ。ヨーロッパでレースを再開するときはいつもシーズンの第2章が幕を開けるような気分になる。また、今回は愛されているブランドセンターが復活されることになるし、パドックには全てのチームのホスピタリティユニットが揃うので、本当に“新学期”のような感覚を覚える。我々にとっては、フェルナンドのホームレースであり、我々が受けるサポートは素晴らしいという言葉では言い表せない。ファンはいつも別次元の熱狂をもたらしてくれる。ほとんどのチームと同じように、我々は金曜日にテストする新しいパーツをクルマに持ち込み、残りの週末とレースでそのどれを進めていくかを決定する計画を立てている。物流的な理由でバルセロナはそれらを実装する最も論理的なタイミングではあるが、我々が最終レースまで常にそうしているように、シーズンの長期計画の一部だ。我々はグランプリ毎に段階的に進んでいるし、我々のパッケージがと直面している課題に取り組んでいけることを期待している。我々全員がフェルナンドのホームの観客の前で両方のクルマがポジティブな週末を送れることを目指している」

    関連:2018年 F1スペインGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • F1日本GP:1組2名限定、総額450万円の“エグゼクティブプラン”を発売

    F1日本GP:1組2名限定、総額450万円の“エグゼクティブプラン”を発売

    鈴鹿サーキットは、30回記念大会となる2018年のF1日本グランプリで、鈴鹿F1日本グランプリ史上、かつてない至極のひとときを過ごせる「SUZUKA F1 30th Anniversary Exclusive Plan」をご用意。1組2名、4,500,000円のこの限定プランは5月13日から受付を開始する。

    鈴鹿サーキットは、10月4日(木)~8日(月・祝)に「2018 FIA F1世界選手権シリーズ 第17戦 日本グランプリレース 鈴鹿30回記念大会」を開催する。

    「SUZUKA F1 30th Anniversary Exclusive Plan」は、フォーミュラワン パドッククラブ、鈴鹿サーキットホテルでの宿泊に加え、国際レーシングコースをレーシングスピードで駆け抜ける同乗走行「Formula 1 Pirelli Hot Laps」、F1パドックエリアを専属スタッフとともに体感できる「Guided Paddock Access Tours」、F1日本グランプリウィークの特別な金曜日の夜をお楽しみいただける「Paddock Club Party with F1 Driver or Legend」、などが含まれる。

    SUZUKA F1 30th Anniversary Exclusive Plan内容

    Formula1 Japanese Grand Prix Paddock Club
    10月5日(金)~7日(日)/2名/3日間
    F1日本グランプリの週末を満足させる鈴鹿サーキットならではの特別なおもてなしとPaddock Club限定のお食事だけでなく、Exclusive Parking Services、Pit lane walk(3Days)への参加、Legend Guest Private Talk、専用Giftなど多くの専用プログラム
    が用意されている。

    Formula 1 Pirelli Hot Laps
    10月4日(木)/2名
    Formula 1 Pirelli Hot LapsはAston Martin Vantage, McLaren 720S or Mercedes AMG GT Rを用いてプロドライバーがF1日本グランプリ開催中の鈴鹿サーキット国際レーシングコースをレーシングスピードで駆け抜ける極めて限定的かつ特別なプログラム。2018年グランプリシーズンの中で、Formula 1 Pirelli Hot Lapsが開催されるのは僅か世界9箇所のグランプリに限定されている。

    Driver the Track Tour (Racing Course Tour)
    10月5日(金)/2名
    F1日本グランプリのFormula 1公式セッションがスタートする金曜日の鈴鹿サーキット国際レーシングコースを専用車両(Low Flat-bed Truck)に乗車し1周するツアー。専属アテンダーによる解説も行われる。

    Guided Paddock Access Tours
    10月6日(土)/1時間/2名
    F1日本グランプリのPaddock Areaを鈴鹿サーキットの専属スタッフとともにアクセスすることができ、Formula 1の最前線をご自身で体感できる限定プログラム。

    Paddock Club Party with F1 Driver or Legend
    10月5日(金)/2名
    Formula 1 Paddock Clubで金曜日に開催される特別なPartyがPaddock Club Party with F1 Driver or Legend。このPartyでは現役もしくはLegendドライバーなどのGuestとの交流だけでなく、オープンバーではじまるおもてなしから、Paddock Clubシェフによる夕食も楽しみの一つ。F1日本グランプリウィークの特別な夜を約束する。

    Dinner Party with Legend Driver10月6日(土)/2名
    Dinner Party with Legend Driverは鈴鹿サーキットホテルで土曜日に開催されるParty。Legend F1 Driverを中心としたF1日本グランプリのSpecial Guestのトークイベント等をお楽しみいただける。さらに鈴鹿サーキットホテルの総料理長が特別に腕を振るったコースメニューにも期待できる。

    SUZUKA CIRCUIT HOTEL
    過去29回の歴史のなかでF1界のVIPが数多く宿泊してきたホテル。F1開催中は極めて限られたGuestだけが滞在する鈴鹿サーキットホテルでの、ひとときとその特別感を堪能できる。

    料金:
    1組2名/4,500,000円(税込) ※2名利用でのお申し込みのみとなります

    定員:
    1組2名限定 ※18歳未満の方はご利用いただけません

    お申込み方法:
    電話またはメールでの申し込み
    TEL 059-378-5477 (受付時間:10:00~16:00)※6月12日~14日は除く
    メール exclusiveplan@mobilityland.co.jp (24時間受付)
    ※お申込者多数の場合は、抽選での販売。

    お申込み期間:
    5月13日(日)10:00から7月22日(日)16:00
    当選発表 7月23日(月)以降、書面にて連絡。

    支払い方法:
    所定の振込用紙(お手元に到着後1週間以内)、またはクレジットカード決済
    ※期日までにお振込み・決済が確認できない場合は、当選は無効となる。
    無効の場合は、再度抽選を実施。

    備考:
    ヘリコプターでの送迎プランなども別途オプション(有料)にて用意