ティモ・グロックの2009年のヘルメット。トヨタでの2年目のF1シーズンとなる2009年、グロックはヘルメットのデザインをマイナーチェンジ。サイドに入れられたドイツ国旗をはじめ、全体的なデザインイメージに変更はないが、ベースカラーリングはより鮮やかなオレンジとなり、顎周りをはじめブラックがフィーチャーされた。ヘルメットサイドには、イニシャルの「TG」、キャラクター「GLOCKDOG」、そして「風の息子」の文字が入れられている。アライ製。

ティモ・グロック ヘルメット (2008年)


ティモ・グロックの2009年のヘルメット。トヨタでの2年目のF1シーズンとなる2009年、グロックはヘルメットのデザインをマイナーチェンジ。サイドに入れられたドイツ国旗をはじめ、全体的なデザインイメージに変更はないが、ベースカラーリングはより鮮やかなオレンジとなり、顎周りをはじめブラックがフィーチャーされた。ヘルメットサイドには、イニシャルの「TG」、キャラクター「GLOCKDOG」、そして「風の息子」の文字が入れられている。アライ製。



小林可夢偉の2009年のヘルメット。トヨタでサードドライバーとしての2年目を迎える小林可夢偉は、ヘルメットのカラーリングをマイナーチェンジ。昨年はホワイトを効果的に使っていたが、今年はその部分をゴールドにチェンジ。ボディ部も赤とオレンジがよりはっきりした色合いとあり、より個性的を主張しています。トップの「可夢偉」の文字は健在。
2009年はGP2で結果を残し、トヨタでのF1レースドライバー昇格を狙う。



F1レースの理事会FIAは、2009年世界選手権の公式エントリーリストを公表した。
昨年、初のワールドチャンピオンに輝いたマクラーレンのルイス・ハミルトンがカーナンバー1のマシンを担当し、チームメイトのヘイキ・コバライネンがカーナンバー2をつける。
現在、売りに出されている旧ホンダF1チームは、両方のドライバーを発表していない唯一のチームとなる。トロ・ロッソは、先週セバスチャン・ブエミの起用を発表したが、もうひとつのシートは空席のままだ。
マクラーレン・メルセデス
1 ルイス・ハミルトン
2 ヘイキ・コバラネン
フェラーリ
3 キミ・ライコネン
4 フェリペ・マッサ
BMWザウバー
5 ロバート・クビサ
6 ニック・ハイドフェルド
ルノー
7 フェルナンド・アロンソ
8 ネルソン・ピケ
トヨタ
9 ヤルノ・トゥルーリ
10 ティモ・グロック
トロ・ロッソ
11 セバスチャン・ブエミ
12 TBA
レッドブル
14 マーク・ウェバー
15 セバスチャン・ベッテル
ウィリアムズ
16 ニコ・ロズベルグ
17 中嶋一貴
ホンダ※
18 TBA
19 TBA
フォース・インディア
20 エイドリアン・スーティル
21 ジャンカルロ・フィジケラ
※
本田技研株式会社は、2008年12月5日にF1からの撤退を発表した。ホンダ・レーシングチームは、2009年のF1世界選手権からの参加を取り消さなかった。FIAは、チームが現在売りに出されていると理解している。

各F1チームの2009年のF1マシン発表日が明らかになってきた。
レギュレーションが大幅に変更になる2009年、特に空力が大きく制限されるためF1マシンの外観は大きく様変わりすることになる。注目の2009年の新車発表の先陣を切るのはフェラーリ F2009になりそうだ。同日15日にはトヨタもインターネット上で2009年マシンを公開する。
2009年は世界的な経済状況を反映して、派手な発表会は行われることはないだろう。多くのチームは、テストを行うサーキットで新型マシンを披露することになりそうだ。
| チーム | 開催日 | 開催地 | マシン |
|---|---|---|---|
| フェラーリ | 1月12日(月) | ムジェロ | F60 |
| トヨタ | 1月15日(木) | インターネット上※ | TF109 |
| マクラーレン | 1月16日(金) | シュトゥットガルト | MP4-24 |
| ルノー | 1月19日(月) | アルガルベ | R29 |
| ウィリアムズ | 1月19日(月) | アルガルベ | FW31 |
| BMW | 1月20日(火) | バレンシア | F1.09 |
| レッドブル | 2月9日(火) | ヘレス | RB5 |
| フォース・インディア | 3月1日(日) | ヘレス | VJM02 |
| トロ・ロッソ | 3月9日(月) | バルセロナ | STR4 |
| ブラウンGP | 3月9日(月) | バルセロナ | BGP001 |
| ※実車公開は1月20日(火)アルガルベ・サーキット | |||

2009年、F1マシンは大きな変貌を遂げる。レギュレーションの大きく変更されることにより、各チームはこれまでのマシンのアップデートではなく、基本的なマシン構造から見直さなければならなくなる。
2009年のレギュレーションでは、主にダウンフォースの50%削減、スリックタイヤの復活、KERSの導入が挙げられる。中でも、F1マシンに劇的な変化をもたらすのは、ダウンフォースを50%削減させるための空力レギュレーションの変更といえる。
車体の最大幅は1,800mmのままとなるが、フロントウイングの最大幅は1,400mmから1,800mmに変更され、タイヤと同じ幅まで拡大される。高さは75mm〜275mmの間となる。中心部の幅400mmは規定の形状となり、エンド側がカットされた形状となる。エレメント数に規制はない。また、可変式フラップが採用され、ドライバーはフラップの角度を6度の範囲内で1周につき2度変更することが可能となる。
また、フロントタイヤの中心部より前方450mmからリアタイヤの中心まではウイングの装着が禁止される。そのため、バージボードやホーンウイング、カナード、アッパーボーダーウイングから延びるスプリッターなど、あらゆる装飾ウイングが姿を消すことになる。サスペンションのアーム部分なども空力を考慮したデザインは使用できなくなる。

サイドポンツーン上も規制され、エンジンルーバーが禁止される。エキゾーストパイプはマシン後方から見える分には問題ないが、上部から見えるのはNGとなる。ただし、2008年に多くのチームが採用したシャークフィンの使用は認められる。
リアウイングは、全幅が1,000mmから750mmへと縮小され、高さは800mmから950mmに変更となる。前後位置に関しては今年からの変更はない。ディフューザーの開始位置は、リアタイヤの中心点で、高さは125mmから175mmに変更される。
2009年のF1マシンは、かなりスッキリとしたデザインへと変貌する。また、KERSの導入、スリックタイヤの復活により、重量配分などの設計が変わってくることになる。2009年は、このように全てのチームが同じスタートラインから開発することになり、グリッド上の勢力図に変化が可能性がある。限られたボディーワークの中で、どのようなアイデアが生まれてくるか注目したい。

トロ・ロッソの2009年のドライバーは、年内にも決定されるようだ。
いまだ2009年のドライバーを発表していないトロ・ロッソだが、レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツは、年内最後のテスト前にはドライバーを発表する予定だと語る。
トロ・ロッソは、先週のバルセロナで、セバスチャン・ブルデー、セバスチャン・ブエミ、佐藤琢磨の3名をテストした。その他にも、ブルーノ・セナ、ルーベンス・バリチェロが2009年のレースドライバー候補としてあがっている。
「ラインアップは12月の最後のテスト前に発表する予定だ」
今年最後のテストは、12月15日(月)〜17日(水)にヘレスで行なわれる。2009年の準備という点では、なるべく早くレースドライバーがテストをすることが重要となる。
またマテシッツは、「一人は、たぶんブエミになるだろう」とブエミ起用の可能性が高いことを示唆している。
トロ・ロッソのシートに関しては持参金も重要な要素となっているとされており、一部では、佐藤琢磨には10億円の持参金が条件とされているとの報道もなされている。
先週、日本に帰国しファンイベントに参加した佐藤琢磨だが、まだオファーを受けてはいないものの、12月8日からスタートする次回のヘレステストに向けて、スペインへ飛びスタンバイするという。

佐藤琢磨が、2009年マシンの印象を語った。
ファンイベントで、2009年マシンの見た目の印象を質問された佐藤琢磨。バルセロナで直接目にした佐藤琢磨は、2009年仕様マシンを「カッコ悪い」と表現した。
「あれはカッコ悪いよ。あれは勘弁してほしいと思う。ほんと、あれは駄目」とファンイベントというリラックスした雰囲気のトークショーという場も手伝って、2009年のF1マシンについて語った佐藤琢磨。
「F1は夢を乗せて走るクルマだし。リアウイングなんておもちゃみたい」
「レギュレーションなんであんな風にしちゃったのかな。テクニカルディレクター達が集まって、追い越しを可能にするため、カッコ悪くするんじゃなくて、今のF1はあまりに空力に対して敏感なので、ちょっとでも空気の流れがかわると、あっという間にダウンフォースがなくなっちゃう。そういった意味では、物凄くシンプルにして、前のクルマの真後ろに付いたときに、少しでも空力による影響を落とそうと、フロントにたくさん空気を当てて、リアウイングを高い所に上げてあげて、ダウンフォースを失わないようにということなんだけど。もうちょっとうまいやり方があったんじゃないかな」
「今の時点でレギュレーションはそんなに大きくは変えられないと思うので、2009年はあの形でいくのかとは思うんだけど・・・すぐに戻ると思います」
「ジャーナリストやフォトグラファーは、“ちり取り”が走ってきたみたいだと言ってましたね。何でも吸収しちゃうみたいなね。幸いなことにコックピットからは見えないんで大丈夫。まあまあ走ればいいんですよ」
また、琢磨はトロ・ロッソのマシンをデザインすることになるレッドブルのエイドリアン・ニューウェイについても語った。
「ニューウェイに手紙書いちゃおうかな」と語り始めた佐藤琢磨。
「カッコいいクルマを作るのが得意だから。今のF1の世界は、スーパーコンピューターを使って、CADで自動的に何回も何回も空力をシミュレーションして、フロントウイングを1枚作るのに、コンピューターで計算して何日もかかる。それで、そのウイングが後ろにどういう影響を与えるか、また何日も計算する。それで作っていくんで、凄い大変な作業なんだけど、基本的に全部スーパーコンピューターを使っていく。コンピューター任せでやっていく」
「だけど、エイドリアン・ニューウェイは、いまだに鉛筆なんですよ。本来そうあるべきなんだろうなと思うんです。基本的にコンセプトは彼が鉛筆で書く。で、そのデザインに沿って、各デパートメントでコンピューターでシミュレーションされるんだけど、だいたい彼が描いたとおりにあがってきちゃう。本当に凄いなと思う」
「フィーリングってありますよね?レースの世界で基本的に共通しているのは、トップを走るクルマはカッコ良くみえてしまう。速いクルマは究極の機能美じゃないけど、結果として美しく見える傾向があるんだけど、ニューウェイのデザインは美しい。カッコいいよね。」
「去年マクラーレンから来て、レッドブルが“青いマクラーレン”と言われていたときがあったけど、最初はパフォーマンスがあがらなかったけど、とにかくルックスだけは凄く良くて。彼らエンジニアも納得している。“見かけはいいんだけど”って。でも、それに裏付けられるように、しっかり走って、それが機能して、ああいう風に結果を出せるというね。僕は信じてます。」

BMWザウバーが、2009年の空力レギュレーションにあわせたエアロを装着した暫定マシンを披露した。
17日(月)にバルセロナで2009年へ向けた冬季テストが開幕。BMWザウバーは、2009年のレギュレーションにあわせたエアロを装着したマシンを初披露した。
特徴的なノーズは、2004年前半にウィリアムズ FW26が装着していた“セイウチノーズ”を連想させるルックス。また、細かなウイングレットは全て取り除かれ、すっきりとしたサイドポンツーンが印象的だ。リアウイングは、先にウィリアムズが公開したのと同じく、幅が狭く高いタイプのものが装着されている。
また、この暫定マシンにはKERSシステムも搭載されていると思われる。今日は、ロバート・クビサとクリスチャン・クリエンがテストを担当する。


ウィリアムズは、2009年仕様のフロントウイングとリアウイングフロントウイングとリアウイングを装着したFW30を披露した。
ウィリアムズは12日、ケンブル飛行場で2009年仕様のウイングを装着したFW30をシェイクダウン。ジョナサン・ケナードがドライブしたFW30には、2009年のレギュレーションに沿ったフロントウイングとリアウイングが装着された。
来週のバルセロナテストでは、多くのチームが2009年のレギュレーションにあわせたパーツをテストすると見られている。
2009年のレギュレーションでは空力規約が根本的に変更され、現在の追加突出物の大半が禁止されるため、ウイングは単純化される。フロントウィングは低く広くなり、ドライバーはコックピットから規定のウィング角度を1周につき2回変更するできる。リアウイングは狭く高くなる。これは、高速コーナーでの接近走行を可能にして、レーシングの質を改善するが目的となる。
2009年マシンの最終版には異なるディフューザ、スリックタイヤ、運動エネルギー回収システムが搭載され、中央ボディワークの付加的な空力学的装置は取り外される。
12日の直線テストは、F3で活躍したケナードにとってF1マシン初走行だった。
「素晴らしい1日だった。新仕様のF1マシンを初めてドライブすることができて最高だ」
「この機会を与えてくれたサー・フランク・ウィリアムズとチームに感謝したい。2009年シーズンに向けた準備でテストプログラムを担当し、チームに協力するのは楽しかったよ」


大幅なレギュレーション変更、特に空力面では劇的な変化が予想される2009年のF1だが、実際にマシンを目にした関係者は、その姿に「大きなショック」を受けるだろうと語る。
ルノーの来年のシングルシーターの開発に詳しい人物によると、初めて2009年仕様のF1マシンを目にした人は「非常に大きなショック」を受けるだろうという。
ルノー R29の開発に協力している技術コンサルティング会社アルトランのスペイン部門の責任者アルフォンソ・マルティネスは、来年はスリックタイヤとKERSがF1に導入されるが、最も劇的な見た目の変化は、大幅な空力学的制限によるものだと語る。
ボディワークへのフリップやウイングレットなどの追加パーツは完全に禁止され、フロントウィングは大きくなる。また、リアはウィングは、最近ウィリアムズがテストして話題にもなったが、2008年のウィングより劇的に高く小さい。
新しいボディワーク規約の影響について、マルティネスは、「このマシンを見たときのショックはかなり大きいだろう」と語った。
また彼は、この変更によってオーバーテイク増加という期待通りの効果があるかどうかはわからないとしている。
「以前よりは少ないとは言え、マシンの後ろにはかなりの乱流が残るだろう」