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  • 角田裕毅の猶予はわずか レッドブルF1がハジャー昇格を本格検討

    角田裕毅の猶予はわずか レッドブルF1がハジャー昇格を本格検討

    レッドブルは2026年のF1ドライバーラインナップを、例年のようにシーズン終了後ではなく、シーズン中に決定する方針を固めている。結論は10月末のメキシコGP前後とみられ、角田裕毅に与えられた猶予はわずか9戦。残りのレースはすべて、彼にとって「生き残りをかけた試験」となる。

    角田裕毅はオランダGPで7戦ぶりのポイント獲得となる9位を得たが、その同じ週末にアイザック・ハジャーが予選4位、決勝3位の鮮烈な走りで初表彰台を獲得。

    レッドブル首脳陣は「理想は角田裕毅残留」と語る一方で、現実的にはハジャーの昇格を本格的に検討し始めており、シート争いの情勢は一変している。

    メキシコGPで決断か ─ レッドブルの早期方針
    ザントフォールトでの快走後、アイザック・ハジャーは「何にでも準備ができている」と自信を語った。これは強がりではなく、実際にチームが2026年昇格を真剣に検討している証左でもある。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザー、ヘルムート・マルコはオランダGPのORF放送で「メキシコGP頃に決断を下す」と発言。チーム代表ローラン・メキースも「最後のレースまでは待たない」と明言し、ドライバーに早く知らせたいという意向を示した。昨年はクリスマス直前まで決断を遅らせたが、今年は事情が違う。残り4戦を待たずに判断するというのは、チームが早期に体制を固めたい意思の表れだ。

    この方針は角田裕毅にとって厳しい現実を意味する。つまり、残り9戦がすべて評価対象となり、1戦ごとの結果が直接来季のシートに結びつく状況に追い込まれたのだ。

    角田裕毅 F1レッドブル・レーシング

    角田裕毅に突きつけられた課題
    レッドブルにとって最良のシナリオは、角田裕毅が後半戦で結果を積み上げ、シートを守ることだ。それによりチームに安定をもたらし、アイザック・ハジャーにはレーシングブルズでさらなる経験を積ませ、将来的な昇格をより確実なものにできる。だが現実はそう甘くない。

    角田裕毅は今季ここまで13戦でわずか9ポイント。オランダGPの9位入賞は、7戦ぶりにポイントを獲得した意義ある結果だったが、上位陣のリタイアやセーフティカーの巡り合わせに助けられた側面が大きい。さらに最終スティントでは誤ったスロットルマップに固定され、40%以上踏み込まなければ加速できないというトラブルに直面した。これはチームの設定ミスか、角田裕毅自身の操作ミスかは判然としないが、いずれにせよ確実な上位入賞を逃したのは事実である。

    メキースは「角田裕毅は依然としてポジティブな傾向にある」と評価しながらも、「フェルスタッペンとの差を縮め、安定してポイントを獲得し続けること」が必要条件だと強調した。つまり、角田裕毅に課された課題は単純明快でありながらも極めて重い。「安定して速さを示すこと」こそが、彼の生き残りを決める唯一の鍵なのだ。

    アイザック・ハジャーの鮮烈な躍進
    一方でアイザック・ハジャーは、短期間で一気に評価を高めている。ザントフォールトではルクレールやラッセルを抑えて堂々と3位表彰台を獲得。フェルスタッペンとの差はわずか数秒にとどまり、その走りは偶然ではなく純粋な速さと安定感の賜物だった。

    マルコは「彼は小さなアラン・プロストだ」と称え、「数周でどのサーキットでも競争力を発揮できる」とその適応力を高く評価。これはトップドライバーに共通する特質であり、マルコが好む典型的な資質でもある。メキースも「 extraordinary race(非凡なレース)」と評し、昇格を真剣に考慮すべき内容だと認めた。

    1年前にはF1昇格すら危ぶまれていたハジャーだが、今では「フェルスタッペンの次の相棒」の最有力候補として議論の中心にいる。その急成長ぶりは、レッドブルが「2026年昇格は予定より早いが、現状では最良の選択肢」と考えざるを得ないほど説得力を持っている。

    角田裕毅 F1 レッドブル

    シーズン中の交代も視野に
    レッドブルは過去にもガスリーやアルボン、さらにはペレスに対してもシーズン中の交代を断行してきたチームであり、その強引さはよく知られている。今回も例外ではない。

    もし「ハジャー昇格、角田裕毅降格」という方針が固まれば、それを2026年からではなく今季終盤に前倒しして実行する可能性もある。その場合、レーシングブルズでアービッド・リンドブラッドをデビューさせ、翌シーズンに向けた準備を進めるというシナリオが現実味を帯びる。

    これは角田裕毅にとって、残りのレースすべてが「生き残りをかけたオーディション」となることを意味する。精神的にも肉体的にも、これまで以上に厳しい戦いを強いられるだろう。

    刻一刻と迫るタイムリミット
    残り9戦。角田裕毅は一戦ごとに存在価値を証明しなければならない。オランダGPでの9位入賞は確かに前進だったが、ハジャーの表彰台があまりにも鮮烈で、その影に隠れてしまった。

    レッドブルが早期決断を下すのはほぼ確実であり、メキシコGPが運命の分岐点となる。角田裕毅が課題を克服しシートを守れるのか、それともハジャーの勢いに押し流されるのか──。答えは目前に迫っており、F1ドライバー市場全体を揺るがす決断になる可能性もある。

  • 角田裕毅 F1オランダGPの戦略上の不運をレッドブル代表メキースが説明

    角田裕毅 F1オランダGPの戦略上の不運をレッドブル代表メキースが説明

    角田裕毅は、F1オランダGPで12番手スタートから9位でフィニッシュした。リアム・ローソンと交代してレッドブルに加入して以来、ポイントを獲得したのはわずか4回目の週末だった。しかし、このレースは角田にとって「本来なら」という要素が多く、レッドブルのローラン・メキース代表が戦略面での苦戦を明かした。

    25歳の角田は、これまでマックス・フェルスタッペンのチームメイトを務めてきたドライバーたちと同様に、セカンドカーでのパフォーマンスに苦しんできた。

    今回のザントフォールトでの結果は、レッドブル加入後13戦でスプリントを除いて4度目のポイント獲得にとどまった。一方でフェルスタッペンは表彰台を獲得している。

    角田裕毅はソフトタイヤで12番グリッドからスタートし、最初のピットストップ前にはポイント圏内を走行していた。クリスチャン・ホーナーの後任として新たにチーム代表に就任したローラン・メキースは、ピット戦略とセーフティカーのタイミングが角田に不利に働いたと説明した。

    「裕毅は最初のセーフティカーのタイミングで少し不運だった。ピットを済ませていたのは彼とシャルルだけで、だから4〜5ポジションを失った。みんなが安い(ピット)ストップを得られたからね。でもその前はアントネッリの前にいた。普通のサイクルを考えれば、最終的に7位あたりにいたはずだ。だから少し不運だった」とメキースはオランダGPでメディアに語った。

    ルイス・ハミルトンが23周目にクラッシュしたのは、角田がピットを終えた直後であり、それによってライバルたちは安いピットストップを得た。それでも角田はクラッシュやペナルティに助けられながらも順位を上げ、ポイントを獲得することに成功した。しかし、不運なセーフティカーのタイミングだけが角田を苦しめたわけではなかった。

    角田裕毅 F1 オランダGP

    ローラン・メキース、オランダGPでの角田裕毅の最終スティントの問題を説明
    角田裕毅が最終ピットストップを終えた後、彼はオリバー・ベアマン、ランス・ストロール、そしてフェルナンド・アロンソの後ろでコースに戻った。ベアマンとストロールは、古いタイヤを履いたアロンソをオーバーテイクすることができたが、角田はパワーユニットに問題を報告した。メキースはレース後にその状況を明かし、次のように語った。

    「誤解のないように言うと、PUの問題ではなかった。最終スティント後に間違ったマップにロックされてしまったんだ。基本的に、ピットレーンに入るときにマップを変えるんだけど、戻さないと残りの時間ずっとそのままになる。今回それが起きてしまった。だから彼は最後を本当に扱いにくいスロットルマップで走らざるを得なかった」

    角田裕毅は現在、フルタイム参戦ドライバーの中でランキング最下位の19位に沈んでおり、獲得ポイントはわずか12にとどまっている。

  • 角田裕毅の“甘いアクセサリー”も登場 F1オランダGPファッション編

    角田裕毅の“甘いアクセサリー”も登場 F1オランダGPファッション編

    夏休み明け、パドックに新たなスタイルが戻ってきた。2025年F1オランダGPでは予測不能な天候に対応するため、濡れないための実用的な装いが目立ったが、それでもドライバー、チーム代表、パートナー、セレブゲストは、それぞれの個性をザントフォールトで表現していた。

    グランプリ週末の4日間を通じて、到着時の装いがそれぞれの物語を語った。

    雨に備えた機能的なレイヤー、権限を示すシャープなテーラリング、顔なじみのオフ感漂う週末スタイル、そして時折、雨の週末を明るく照らす大胆なルックも登場した。

    木曜日 ― 到着日のリラックス感
    2025年オランダGPの初日は、快適さを前面に押し出したスタイルが週末のトーンを決めた。多くのドライバーが控えめで移動に適したルックを選ぶ一方、チーム代表のローラン・メキース(レッドブル)とフレデリック・バスール(フェラーリ)は、シャープなテーラリングを取り入れ、プロフェッショナルさとリラックス感を両立させていた。

    エステバン・オコン、リアム・ローソン、ランド・ノリス、ランス・ストロールといった面々のオフスタイルは、シンプルさが際立った。クリーンなライン、落ち着いた色調、そして天候の不安定さを示唆する巧みなレイヤリングが特徴だった。

    F1 オランダGP 金曜日

    金曜日 ― 実用性の中の創意工夫
    最初の走行セッションが始まり、すぐにウェットコンディションとなった金曜も、到着時はリラックス感あふれる装いが主流だった。ジャケット、クォータージップ、オーバーサイズTシャツが支配的だったが、その実用性の中にも創意工夫が光った。

    ピエール・ガスリー、アイザック・ハジャー、角田裕毅は、灰色の空模様に映える鮮やかな色を差し込み、マクラーレンのオスカー・ピアストリとランド・ノリスは通常のチームウェアではなく、チームのストリートウェアで登場した。

    チームウェア以外の者たちは都会的な控えめさを取り入れつつ、カジュアルでも印象に残ることを証明してみせた。金曜は「機能が優先されても、スタイルは置き去りにされない」ことを示した日となった。

    F1 オランダGP 金曜日

    土曜・日曜 ― 雨対策と個性の交差
    雨雲がザントフォールトに押し寄せる中、ドライバーたちは個性よりも実用性を優先し、重要な予選と決勝に向けてチームのレインコートを着用した。しかし、エステバン・オコンとニコ・ヒュルケンベルグは、レインジャケットにサングラスを合わせるというユーモラスな選択をし、海辺の楽観主義を感じさせる印象的な姿を見せた。

    ドライバーの装いはレースデーに向けて控えめになった一方、パドックの他の人々が曇り空に輝きをもたらす場面となった。

    F1オランダGP 土曜日・日曜日

    土曜にはピエール・ガスリーのパートナー、フランシスカ・ゴメスが「モデルの休日」的なクールさを漂わせ、彼らの愛犬シンバもまたスターとなった。日曜にはガブリエル・ボルトレトのパートナー、イザベラ・ベルナルディーニが、ネイビーブレザーに散りばめられたグリッターでパドックを彩った。さらに最も装飾豊かだったのは、ランド・ノリスの母シスカ・ワウマンで、腕にはバングルやビーズブレスレットが増え続けていた。

    そして、ザントフォールトらしさを体現するかのように、角田裕毅は「最高のアクセサリーは甘いお菓子である」ことを示してみせた。

    F1オランダGP 角田裕毅

  • 角田裕毅「ピークは過ぎた」 ヴィルヌーヴがレッドブルF1残留に疑問符

    角田裕毅「ピークは過ぎた」 ヴィルヌーヴがレッドブルF1残留に疑問符

    アイザック・ハジャーがF1オランダGPで初表彰台を獲得したことで、レッドブル・グループ内における角田裕毅の将来を巡る議論が再燃している。

    ザントフォールトでフランス人ルーキーが完璧なレースを披露した一方で、日本人ドライバーへの圧力は強まっている。Skyの専門家ラウンドに出演した元F1世界王者ジャック・ヴィルヌーヴは角田裕毅を厳しく批判し、パドック内で囁かれてきた見方を公然と口にした。

    「彼の価値はとっくに分かっている」とヴィルヌーヴはレッドブルに向けて語った。「彼は5年間ジュニアプログラムとトップチームにいた。彼が十分ではないことは分かっている。ピークに達してしまったんだ。ここまで来られたのはホンダの後ろ盾があったからにすぎない」

    ヴィルヌーヴは、角田裕毅を長年システム内に留めてきた支援方針そのものに疑問を投げかける。初シーズンから力強い結果を出しているアイザック・ハジャーとは対照的に、角田裕毅には将来的な成長の余地がないと断じた。

    「彼はチームを前に進めるドライバーにはならないし、マックス・フェルスタッペンに挑めるドライバーでもない。だからどうする? 数ポイントを稼ぐのがやっとだと分かっている者を残すのか、それとも新しい者に賭けるのか?」

    コリンズは学習曲線を強調
    元アストンマーティン戦略責任者のバーニー・コリンズは、より慎重な視点を示した。角田裕毅はレースごとに学習し成長していることを証明しなければならないと指摘する。

    「チームはすべてを細かく見ている。予選の1周ごと、スタート直後の1周ごと、すべての動き。小さな差が今年はグリッドに大きな違いを生む。角田は進歩していることを示す必要がある。進歩がなければ、長期的に残るのは極めて難しい」とコリンズ。

    彼女は、結果そのものではなく全体的な傾向が重要だと強調した。「どこでタイムを失っているかを理解し、それを改善していると分かれば希望はある。でも何も変わらなければ、それが雄弁に物語る」

    厳しい数字:ペレスより遅い角田裕毅
    数字は日本人ドライバーに厳しい。2025年の予選ペース平均でマックス・フェルスタッペンから0.79秒遅れ、決勝ペースでは1周あたり1.1秒遅れている。比較すると、2024年にチームの弱点と批判されていたセルジオ・ペレスですら予選で0.66秒、決勝で0.56秒の遅れにとどまっていた。

    つまり、ペレスのワースト期よりも角田裕毅は差をつけられている。ただし、開幕2戦しかチャンスを得られなかったリアム・ローソン(両カテゴリでフェルスタッペンに1.4秒以上遅れ)よりは近い。

    マルコ「アイザックは完璧に走った」
    角田裕毅が将来を懸けて戦う一方で、アイザック・ハジャーは新人シーズンで早くも初表彰台を獲得した。レッドブルのモータースポーツ顧問ヘルムート・マルコは称賛を惜しまない。

    「彼は本当に必死に戦わなければならなかった。ラッセルが何度も仕掛け、ルクレールもそうだ。だが彼は冷静に対処し、ミスをしなかった。完璧だった」とマルコ。

    さらに20歳の精神的強さにも言及した。「金曜はエンジントラブルでほぼ2回のプラクティスを失った。でも彼は『大丈夫、トップ5で予選を終える』と言った。自分に速さがあると分かっていた。そして結果を出した」

    マルコは、昇格については急がないと強調した。「我々は急いでいない。重要なのは今の角田にとってコンスタントさとスピードだ」。ドライバー起用の決定は数か月先になる見通しで、マルコはメキシコGP前後を目安にするとしている。

    フェルスタッペンとハジャー、チームデュオを冗談交じりに語る
    マックス・フェルスタッペンもハジャーを称えた。「ルーキーとして素晴らしい。表彰台に値するし、週末を通じて素晴らしかった」。ただし、2人がチームメイトになった場合について問われると、冗談で「最悪だね」と返答。ハジャーも笑いながら「僕はマックスの隣に座りたくない。彼のこと好きじゃない」と応じた。

    レッドブルF1チーム代表のローラン・メキースは、冷静にその走りを評価した。「幸運な日や混乱した状況ではなかった。彼はマシンを4番手に並べ、そこからノーミスで走り切った。それは裏にある膨大な努力を示している」

    またメキースも、ドライバー選択に焦るつもりはないと強調する。「我々は全員と契約している。決めるのは我々だ。単発の結果に振り回されることはない。まだ9レース残っているし、時間をかける」

    角田裕毅についてもマルコと同様の見方を示した。「ポジティブな傾向は見えている。スパでは進歩があったし、ブダペストもそう。そして今回もポイントを取った。この流れを続ける必要がある。マックスとの差を縮め、ポイントを重ねる。それが基準だ」

  • 角田裕毅 レッドブルF1代表メキースが高評価「一歩ずつ前進している」

    角田裕毅 レッドブルF1代表メキースが高評価「一歩ずつ前進している」

    レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、2025年F1オランダGPで角田裕毅が9位入賞を果たしたことを高く評価した。

    角田裕毅はセーフティカーの不運なタイミングに加え、終盤にはパワーロスの問題に見舞われたが、冷静にレースを組み立ててガスリーをかわし、ポイント獲得に成功した。

    メキースは「ユウキは一歩ずつ前進している。今日は最初のセーフティカーが彼にとってプラスにならず、もっと上位に行けた可能性があったが、流れは間違いなくポジティブだ」と語り、成長を強調した。

    一方、マックス・フェルスタッペンについては「このリザルトは絶対的に最大のものだった」と振り返った。チームはソフトタイヤでのスタートという攻撃的戦略を採り、フェルスタッペンはオープニングラップで力強い走りを見せた。

    メキースは「マックスはソフトをうまくマネジメントしたし、ミディアムでも前向きにプッシュした。とてもレッドブルらしい姿勢だった」と評価。さらに「ランドはアンラッキーだったが、チームにとっては大きなポイントとなり、ユウキの入賞と合わせて強い日曜日になった」とまとめた。

    そして最後に「ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズとアイザックの初表彰台にも心から祝福を送りたい。マックスと一緒に表彰台に立つ姿は特別で、このオランダGPはエネルギーと情熱に満ちた特別な一日になった」と語った。

    レッドブル・レーシング

  • F1オランダGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    F1オランダGP 決勝:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1オランダGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。8月31日(日)にザントフォールト・サーキットで2025年のF1世界選手権 第15戦 オランダグランプリの決勝レースが行われた。

    ピアストリ(マクラーレン)がセーフティカーの混乱を制して優勝。フェルスタッペン(レッドブル)は2位、ハジャー(レーシングブルズ)がキャリア初の表彰台を獲得した。ラッセル(メルセデス)は接触で苦しみながらも4位、アルボン(ウィリアムズ)は好スタートを生かして5位に入った。

    中団ではハースがダブル入賞し、ベアマンが6位、オコンが10位。アストンマーティン勢はストロール7位、アロンソ8位でともにポイント獲得。角田裕毅(レッドブル)はマシントラブルを抱えながらも9位で踏みとどまった。

    1位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「優勝でここを去れるのは本当にうれしい。レース全体を通してコントロールできていたし、必要なところでプッシュし、必要なところで温存できた。ただ、チームメイトがDNFするのは誰だって見たくないし、そういう形でポイントを得るのも望むところではないので、ランドには本当に不運だった。僕たちがここで最大限を引き出せるように、あらゆる面を改善してきた仕事にとても満足している。チームのみんなに感謝する。まだやるべきことはたくさんある」

    2位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日は前半、ポジションを狙ってオーバーテイクしていた時間帯がハイライトだった。最初はうまく前に出られたが、ランドに抜き返されてからは、タイヤとペースをマネジメントして後ろを抑える展開になった。1周目は砂が多くてターン2でマシンが少し跳ね、ドリフトしているように感じた。予選は大きく前進できたが、ロングランでは苦戦して、後ろからのプレッシャーの方が強かった。マクラーレンのペースには及ばず、低速でのグリップとタイヤの挙動に苦しんだので、P2は運にも助けられた結果だ。それでもアイザックが初表彰台を獲得して本当にうれしい。週末を通して素晴らしかったし、ルーキーとしてよくやった」

    3位:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「ずっと夢見てきたことが現実になって、信じられない気分だ。チームはここまで本当にハードワークをしてくれて、誇らしく思う。今日の結果は予想していなかったけど、夢の一つを達成できて特別な一日になった。ブレイク明けで肉体的にもタフなレースだった。スタートは少し難しかったけれど、純粋な速さで、実力でここまで来られた。最後のセーフティカーのリスタートは絶対に決めなきゃいけない場面で、全力で守り抜いて持ち帰った。序盤は他車のプレッシャーも強くてバトルが激しかったが、僕たちは崩れなかった。家族とレッドブルのファミリーをはじめ多くの人に感謝したい。来週に勢いをつなげて、ポイントを積み重ねていきたい」

    4位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「難しいレースだった。シャルルとの接触でフロアに大きなダメージを負った。シケインはラインが自然と縁石側に寄るからオーバーテイクが少ない場所で、かなり楽観的な仕掛けだったと思う。あの接触で表彰台争いは実質的に終わった。その後は1周あたり約0.5秒を失っていたので、P4で終われたのは想定より良かったと言える。とはいえ、今週末の僕たちは最強ではなかったし、どのみち表彰台は難しかっただろう。アイザックは素晴らしいレースだったし、完全にふさわしい結果だ。P4は望む位置ではないが、コンストラクターズでフェラーリにポイントで近づけたのは良かった。次のモンツァに向かう」

    5位:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「今日は完璧なレースだった。スタートがとても良くて、その後は周りで起きた多くのインシデントにも助けられた。なぜこんなに混乱が多かったのか分からないけど、僕たちはクリーンに走りきって良いレースができた。雨を期待していたし、戦略的には楽しいレースにはならないはずだったけど、強力なスタートで自分たちの手でチャンスをつくれた。1周目にP10に上がれたことで、その後ずっと勝負圏内にいられた。コース上に留まり、起きたことを拾っていってP5を手にできた。良いポイントを獲れたのはうれしいし、アイザックがP3で終えたことを踏まえると、チャンピオンシップのためにも重要だ」

    F1 オランダGP 角田裕毅

    6位:オリバー・ベアマン(ハース)
    「正直、今日はここまでの結果を予想していなかった。運にも恵まれたのは確かだが、そういう日には正しい場所にいることが大事だ。戦略の判断は的確だったし、マシンは速く、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。パワーユニット交換でピットレーンスタートになって不運だったけれど、ポイントに戻って来られて良かった。チームは信じられないくらいハードに働いている。一歩ずつ前進しているし、まだやるべきことはあるが、正しい方向に進んでいる」

    7位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「とても波乱に満ちたレースでチャンスが多かったし、2台そろってポイントで終えられてうれしい。序盤の早い段階でピットに入る判断と、その後の戦略が功を奏して多くのポジションを取り戻せた。金曜と土曜にクルマを組み直してくれたチームの努力を考えると、P19からの週末でレースで巻き返せたのは最高だ。来週のモンツァでもう一度やってやる」

    8位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「今日はマシンのペースは良かったし、ポイントで終えられた。セーフティカーのタイミングには運がなかったので生かし切れなかったが、2回目のストップの後もいくつかバトルができたし、前の何台かより速いと感じる場面もあった。ファンにとっては見応えのあるレースだったはずだ。来週のモンツァで良い戦いができるといいね」

    9位:角田裕毅(レッドブル)
    「本当にクレイジーなレースでした。最後のスティントで大きな問題が出てパワーを失ってしまい、マネジメントが難しかったです。セーフティカーのタイミングも自分には最悪で、そのうえで問題も発生したので、すごくトリッキーな展開でした。それでも集中を切らさず、状況に合わせて走り方を変え、ポイント圏内に入ることだけを考えていました。最終的にP9で終えられてハッピーですし、またポイントに戻れたのは自信になります。ここ数戦でチームが自分のパフォーマンスを高めるために多くのことをしてくれていて、いい方向に進んでいます。そしてアイザックとチームに本当におめでとうと言いたいです。この結果が彼らにとってどれほど意味があるか、自分もよく分かっています」

    10位:エステバン・オコン(ハース)
    「チームとしてダブル入賞はとてもポジティブだ。2回目のセーフティカーでは少し運が悪くて3〜4つポジションを落としたと思うが、全体として満足できる内容だし、オリーは素晴らしい仕事をした。僕はDRSを渡してチームとして助け合いながら前進した。アイザックの初表彰台にもおめでとう。彼にとって忘れられない日になったはずだ」

  • 角田裕毅 2026年にレーシングブルズF1復帰が「最も可能性高い」と伊誌

    角田裕毅 2026年にレーシングブルズF1復帰が「最も可能性高い」と伊誌

    角田裕毅の将来について、新たな見通しが報じられた。モータースポーツ・イタリアは、レッドブルが描く「最も可能性の高いシナリオ」として、2026年に角田裕毅がレーシングブルズへ復帰することを伝えている。

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーがオランダGPで初表彰台を獲得し評価を高める一方で、25歳の角田裕毅はチーム内で厳しい立場に置かれている。

    伊誌は、リンドブラッドのF1昇格構想やハジャーの起用計画により、角田裕毅がレッドブルのシートを失い、古巣チームへ戻る可能性が高まっていると報じた。

    レーシングブルズのアイザック・ハジャーがオランダGPで驚異的な表彰台を獲得したことにあまり興奮していなかったかもしれない1人のドライバーは角田裕毅だった。

    角田裕毅は、必要とされていた9位フィニッシュを果たし、エミリア・ロマーニャGP以来となるポイントを久々に取り戻した。

    レッドブルは、母国レースでオスカー・ピアストリの後ろに入ったマックス・フェルスタッペンと共に表彰台を祝っていた。しかし彼らはまた、レーシングブルズで完璧な週末をまとめ上げ、自身初のF1表彰台を獲得したアイザック・ハジャーのことも喜んでいた。

    レース後、角田裕毅はハジャーの快挙に反応した。そして2人は、シーズン序盤に短期間チームメイトだった後も良好な関係を保っている。

    「アイザック(ハジャー)とレーシングブルズの初表彰台も祝福したいです。彼らにとって特別な瞬間だと知っていますからね」と角田裕毅は語った。

    しかし、ハジャーは角田裕毅のレッドブルでの後任候補として名前が挙がっており、25歳の彼にさらなるプレッシャーを与えている。

    レッドブルのチーム代表ローラン・メキースとモータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコは、2026年のドライバーラインナップについてすでに決定が下されているという憶測を否定している。

    しかし今や、チームによって「最も可能性の高いシナリオ」が描かれていることが明らかになっており、それが角田裕毅を予想外の立場に置いている。

    モータースポーツ・イタリアの報道によって、角田裕毅のF1の将来についてさらなる詳細が共有された。

    会話の中で繰り返し名前が挙がっている1人の人物はアービッド・リンドブラッドだ。

    リンドブラッドは18歳になったばかりであるにもかかわらず、来年からF1で走るために必要なスーパーライセンスのポイントをすでに持っている。

    マルコの目標は、リンドブラッドを来季F1で走らせることだとされており、それはつまり、現役のドライバーの1人がシートを失うことになるということだ。

    フェルスタッペンは、自身の将来をもう1年レッドブルに委ねることを決めており、そしてハジャーは2026年にレッドブル系列のどちらかのチームで走ることがほぼ保証されている。

    それは角田裕毅とリアム・ローソンを難しい立場に追い込むが、今では「最も可能性の高いシナリオ」と信じられているのは、日本人ドライバーが来年レーシングブルズに戻るというものだ。

    「角田裕毅自身がリンドブラッドに道を譲ることになるかもしれない」と示唆されており、それは必ずしもローソンが外されることを意味しない。

    レーシングブルズ復帰の噂について角田裕毅は「もしかしたら、ヘルムートは裏で(僕をレーシングブルズに戻すことを)考えているのかもしれません。正直、彼が何を考えているのかは僕には分かりません」と角田裕毅は語った。

    「でも現時点では、彼は僕にパフォーマンスを示すことを求めていると理解しています。アップグレードを受けて以降の2戦では、そのパフォーマンスからある程度の認識が得られたと思います」

    「実際には、その前とは大きな違いがありますし、そのことが彼と僕の双方に、この状況がどう進展するのかをもう少し見るための時間を与えていると思います」

    「彼は僕をかなりサポートしてくれていますが、同時にとても率直な人物でもあります。チームのためにここにいるし、できるだけ多くのポイントを欲しがっています。だから僕は間違いなく結果を出さなければなりません」

    「ただ、僕の理解が正しければ、彼はまだレッドブルにとって何がベストなのかを判断するまで少し時間を置いていると思います。そして、レーシングブルズか何かになるのかもしれません。彼らは今とても良いパフォーマンスを発揮していますし、僕が長い間いたチームでもあります。だから当然、僕の最大の目標はレッドブルに留まることです。でも、様子を見ましょう」

    角田裕毅 F1

    もし角田裕毅が2026年に古巣のチームへ戻ることになれば、それはレッドブルのドライバー市場における非常に興味深いひねりとなるだろう。過去にもレッドブルのドライバーが同じことを経験してきたからだ。

    現時点までに、レッドブルから姉妹チームへ降格したドライバーは3人しかいない。

    ダニール・クビアトは2016年にフェルスタッペンと交代させられ、2017年のシーズン中に最終的にシートを失ったものの、その後さらに2年間走るために呼び戻され、最終的に他のカテゴリーに参戦することになった。

    ピエール・ガスリーは2018年に1年間トロロッソで過ごした後、翌年フェルスタッペンのチームメイトとして昇格した。

    それは結局うまくいかず、シーズン途中でアレックス・アルボンにシートを奪われた。しかし彼はアルファタウリで十分な走りを見せてアルピーヌに契約されることになった。

    それだけではなく、ガスリーは2020年のイタリアGPで勝利を収めたが、それは今でもファエンツァを拠点とするチームにとって最後の勝利となっている。

    時間が経てば、ローソンが2戦でレッドブルから降格させられた後にF1で長期的な将来を持てるのかどうかが明らかになるだろう。そして、もしレーシングブルズがローソンを手放してまで角田裕毅を呼び戻すことになれば、それはさらに苛立たしい展開となるだろう。

  • 角田裕毅 F1オランダGPで分析「マックスのやり方は必ずしも正解ではない」

    角田裕毅 F1オランダGPで分析「マックスのやり方は必ずしも正解ではない」

    角田裕毅は、RB21のセットアップ決定に関して自分にはあまり自信がないと認め、レッドブル・レーシングのチームメイトのマックス・フェルスタッペンは「すでに変更に対して良い自信を持っている」と語った。

    角田裕毅は再びザントフォールトで後方からのレースを強いられたが、フェルスタッペンのパフォーマンスに近づいていると感じており、F1オランダGPで12番手から9位までポジションを上げた。

    角田裕毅はレッドブルでポイントを獲得したものの、これはオーストリアのチームでわずか3度目のポイント獲得にとどまり、ランキングは19位、12ポイントにとどまっている。

    角田裕毅 F1

    角田裕毅は夏休み後の巻き返しに期待を寄せた。
    「チームとして本当に本当にいい仕事をしていると思います。FP2ではかなり近かったですし、予選ではセットアップに関して違うアプローチをしました」と角田裕毅はザントフォールトで、GPblogを含むメディアに語った。

    しかし、その変更は実を結ばず、25歳の角田裕毅は再びQ2敗退。一方でチームメイトのフェルスタッペンはRB21をP3まで押し上げた。

    「(フェルスタッペンは)それを成功させました。でも彼らはすでにFP3と予選の間に何かを変える自信を持っています。僕は一貫性を選びました。だから、もしかしたらマックスのアプローチはうまくいかなかったかもしれませんし、僕のセットアップはうまくいったのかもしれません、分かりません。

    でも、それがマックスの得意なところなんです。すごく早く適応できますし。同時に、チームとしてもこの週末でたくさんのことを学びました」と角田裕毅は締めくくった。

  • 角田裕毅 レッドブルF1での苦労にローソン同情「あの環境は優しくない」

    角田裕毅 レッドブルF1での苦労にローソン同情「あの環境は優しくない」

    リアム・ローソンは、レッドブルで苦戦する角田裕毅に同情を示しつつ、自身も十分な適応期間を与えられなかったと感じていると明かした。

    ローソンは2025年シーズンをマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブルでスタートしたが、わずか2戦で降格され、角田裕毅と入れ替わる形でレーシングブルズに戻された。

    その後、ローソンは調子を立て直し、ここまで角田裕毅の7ポイント(オランダGP前)に対して20ポイントを獲得。直近4戦のうち3戦でポイントを獲得するなど、成長を裏付けている。

    状況を振り返り、ローソンは角田裕毅が自分と同じような困難を味わっているのを見るのは辛いと語った。

    「難しいよ。僕が振り返ってみると、僕がレッドブルにいたのは、行ったことのない2つのサーキットでの2戦だけだった。そして、もしかしたら僕は、適応する時間が与えられると考えたのはナイーブだったのかもしれないと思う」とローソンはSky Sports F1に語った。

    「だから本当に厳しいんだ。あのポジションで苦しんでいるドライバーには確かに同情する。すごく厳しいスポーツだし、誰かがあの環境で苦しんでいる姿を見るのは決して気持ちのいいものじゃない」

    レッドブルでの挫折を経ても、ローソンの夢は変わらない。F1ワールドチャンピオンになることだ。

    「僕が5歳のときから抱いてきた夢は世界チャンピオンになることだった」とローソンは言う。「F1で勝つこと、このスポーツの頂点に到達すること、それが僕の夢であり、目標は最高の存在になることなんだ」

    「それに向けて僕たちは全員努力している。そして、僕がそれをどこで実現するのかは、以前考えていたほど明確ではなくなっている」

    角田裕毅 F1

    その目標を追い続ける中で、ローソンはレッドブル内部で、特にフェルスタッペンによって設定されている基準の高さを実感したと語る。

    彼は2023年のデビュー戦となったザントフォールトで、フェルスタッペンと初めて同じトラックを走ったときのことを思い出した。

    「僕のF1初めての経験はここだった。雨が降っていて、マックスを先に行かせたんだ。彼が僕を抜いていったとき、出口でクルマを滑らせて縁石まで持っていったのを見た」

    「彼がああしているのを見て、僕は『自分はあそこまで滑らせるのに全然慣れてない』と思った。そして次の周、同じようにやろうとしてスピンしてしまった」

    レーシングブルズに戻った今、ローソンは毎週末マシンの力を最大限に引き出し、勢いを積み重ねることが鍵だと語る。

    「週を重ねるごとに『これがうまくいったから、来週も同じことをしよう』ということを学んでいく。エンジニアとの関係についても学んでいくんだ」と彼は説明する。

    「彼は僕がどういうコミュニケーションを好むかを理解してくれるし、それがどんどん良くなっていく。より快適になっていって、それを見つけ出すために費やす時間が少なくなる」

  • 角田裕毅 F1オランダGPで「ピットレーン用スロットルマップ」で9位入賞

    角田裕毅 F1オランダGPで「ピットレーン用スロットルマップ」で9位入賞

    レッドブルの角田裕毅は、オランダGP決勝を9位で完走した。12番手スタートから序盤は中団グループで粘り、波乱の多い展開のなかで確実に順位を上げていった。しかしレース後半にはマシンが通常とは全く異なる挙動に固定されるトラブルに見舞われ、苦しい走行を強いられた。

    それでも角田裕毅はマシントラブルを抱えながら72周を走り切り、貴重な2ポイントを持ち帰った。中団勢が接触やペナルティで脱落する中、終盤の混戦を落ち着いて乗り切ったことが最終順位につながった。

    スタートと序盤
    12番手からスタートした角田裕毅は、オープニングラップでアントネッリやガスリーと接近戦を展開。混乱を避けつつポジションを守り、中団でレースを進めた。

    セーフティカーと戦略
    20周過ぎに雨粒が落ち始め、ハミルトンのクラッシュで最初のセーフティカーが導入される。角田裕毅はここでタイヤ交換を行い、再スタート後もポイント圏を狙える位置につけた。

    トラブル発生
    57周目、角田裕毅は無線で「パワーが落ちている」と報告。
    エンジニアは「修復はできない。このまま走るしかない」と返答した。

    その後の走行は、通常のトルクの40%程度しか使えないピットレーン用のスロットルマップに固定された状態だった。実質的にセーフティカーと同等の加速しか得られず、彼は普段とは全く異なるドライビングを強いられた。

    終盤の粘り
    それでも角田裕毅は冷静さを失わず、ガスリーの失速やアントネッリのペナルティ、ノリスのリタイアといった周囲の動きに乗じて順位を維持。トラブルを抱えたままも9位を守り抜いた。

    角田裕毅 F1 オランダGP

    レース後の説明
    角田はレース後、「セーフティカーに追いつけないほどの問題を抱えていた」と状況を振り返った。通常とは違う走り方を強いられたが、即座に適応してポジションを取り戻せたことが収穫だったと語った。

    チーム代表のローラン・メキーズも「PU自体の故障ではなく、ピットストップ後にピットレーン用のスロットルマップにロックされてしまった」と説明。レギュレーション上、ピットレーンでは必ずマップを切り替える必要があり、それが元に戻らなければレース全体をその設定で走ることになるという。

    「つまり彼は終盤、本当に扱いづらいスロットル特性で走っていた」とメキーズは付け加えた。