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  • レッドブル:ダニエル・リカルドが今季初表彰台 / F1スペインGP

    レッドブル:ダニエル・リカルドが今季初表彰台 / F1スペインGP

    レッドブルは、F1スペインGPの決勝レースで、ダニエル・リカルドが3位、マックス・フェルスタッペンはリタイアだった。

    ダニエル・リカルド (3位)
    「今日は表彰台に戻れて満足している。僕にとってシーズン初表彰台なので嬉しいけど、実際のレースはかなり孤独だった。ほとんどリアルなバトルはしていないし、僕のレースはリズムを保って、集中力を維持することの方が多かった」

    「レース終盤のバルテリの問題はちょっと幸運だったし、おかげで3位に上がることができたけど、もちろん、またあの場所に上がって、チームのみんなの笑顔を見れて嬉しかったね。今日は表彰台を味わうつもりだけど、明日からはフェラーリとメルセデスとのギャップをどのように縮めていけるかを理解していく必要がある。今週末をポジティブに受け止めて、懸命に仕事をして、差を縮めていきたい。どこかの時点で上位勢を捕えることを不可能だとは思っていない。望んでいたよりもちょっと長くかかっているかもしれないけど、僕たちはそこにたどり着くだろう。今日はクルマから最大限を引き出せたと思うし、モナコにはもう少しアップデートを持っていくので、さらに前進できることを期待している。あのトラックは何が起こるかわからないしね」

    マックス・フェルスタッペン (リタイア)
    「スタートは不運だっし、最終的にそれで終えることになってしまった。アウトサイドに多くのスペースがあったのでそこから仕掛けようとした。バルテリがキミに接触しなければ、僕たち全員がコーナーを通り抜けられる十分なスペースがあったと思う。接触にとって、キミがコントロールを失い、僕にぶつかってきたけど、彼のミスではなかった。去年のように運に恵まれるときもあれば、今年のようにそうではないときもある。事故後にレースに参加できなかったのは残念だった。今週末のアップグレードによって楽しむことができたと思うし、良い結果を出せたかもしれないからね。僕にとっては不運なレースだったけど、モナコに目をむけて集中していくことが重要だ。改善を続けて、良い戦いができることを願っている」

    関連:F1スペインGP 結果:ルイス・ハミルトンが今季2勝目

  • トロ・ロッソ:大満足のダブル入賞 / F1スペインGP

    トロ・ロッソ:大満足のダブル入賞 / F1スペインGP

    トロ・ロッソは、F1スペインGPの決勝レースで、カルロス・サインツが7位、ダニール・クビアトが9位だった。

    カルロス・サインツ (7位)
    「なんと良いレースだろう。とても満足しているよ! スタートはちょっとカオスだった。なんとか順位を上げることができたけど、事故を避けるためにターン2でコースオフしなければならなかった…それによってゲインしていたポジションを失ってしまったけど、僕たちは9番手だったし、それ以降はリカバリーするためにフルアタックでレースをした」

    「とにかく頑張って、12番手からスタートして7位でフィニッシュできた。素晴らしい結果だ! 今日は本当に楽しかった。僕たちは常に前のクルマよりも速かったし、決してミラーを見ることはなかったからね。ファンからの大きなサポートも素晴らしかった。それを感じていたよ! 全文の時間でプッシュしていたし、前にいるクルマを抜くためにコース上とピットレーンの両方で様々な方法を試し、非常に完全なレース週末を過ごすことができた。レース終了後のインラップでグランドスタンドを見上げて彼らの熱狂と僕への応援を見たときは素晴らしい気分だった。みんなの素晴らしいサポートに感謝したい。感謝と言えば、ピットストップのスタッフ全員のことを特記して、祝福する必要がある。彼らは今年、ピットストップを改善しているし、今日のレースではそれが鍵を握った。今、きっちりと彼らに感謝っするためにガレージにサプライズを用意している。おいしいスペイン産のハムとビールを一緒に楽しもう! 全員がそれに値するよね!」

    ダニール・クビアト (9位)
    「今日はポイント圏内でフィニッシュできてとても嬉しいし、自分とエンジニアのことを誇りに思っているよ! 昨日は難しい一日だったけど、僕たちは諦めなかったし、素晴らしい戦略を採って最後尾から9位でフィニッシュしたんだ! もちろん、昨日何が起こったのか分析して把握する必要がある。もうあのように予選セッションを制限している余裕はないからね。でも、今日のレースは楽しかった。通常はオーバーテイクが簡単ではないサーキットで多くのクルマをオーバーテイクできたし、レースの全てのラップを本当に楽しむことができた。とても嬉しいよ。タフな週末の後、このポイントは大歓迎だ! みんな、ありがとう!」

    関連:F1スペインGP 結果:ルイス・ハミルトンが今季2勝目

  • F1スペインGP 結果:ルイス・ハミルトンが今季2勝目

    F1スペインGP 結果:ルイス・ハミルトンが今季2勝目

    F1スペインGPの決勝レースが14日(日)にバルセロナのカタロニア・サーキットで行われ、ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝を果たした。

    決勝の天候は晴れ。気温24.2℃、路面温度43.2℃、やや風の強いコンディション。スタートでは、2番グリッドのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が好スタートを切ってトップに浮上。ルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタスのメルセデス勢が続く展開となった。

    オープニングラップでは、キミ・ライコネン(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が1コーナーで接触。2台とも早々にリタイアとなった。また、バルテリ・ボッタスはエンジントラブルによって39周目にリタイア。フェラーリとメルセデスが一台ずつ姿を消した。

    レースは、セバスチャン・ベッテルとルイス・ハミルトンの二人による優勝争い。早めのピットインでソフト-ソフト-ミディアムと繋いだベッテルと、第1スティントを延ばしてソフト-ミディアム-ソフトで繋いだハミルトン。ベッテル先行でレースは続いていたが、それぞれの最終スティントの序盤となる44周目にハミルトンが逆転。

    ルイス・ハミルトンはそのまま逃げ切り、トップでチェッカー。今季2勝目を挙げてランキング首位のベッテルとの差を6ポイントに縮めた。2位はセバスチャン・ベッテル、3位はダニエル・リカルド(レッドブル)が今季初表彰台を獲得した。

    パスカル・ウェーレイン(ザウバー)は7位でフィニッシュしたが、レース中に5秒ペナルティを科せられていたため、最終リザルトは8位となった。ザウバーは今シーズン初ポイント。

    フェルナンド・アロンソが7番グリッドを獲得して今季初ポイントへの期待がかかったマクラーレン・ホンダだったが、アロンソはオープニングラップで順位を落として以降は苦しいレース展開となり、2周遅れの12位でフィニッシュ。ストフェル・バンドーンは、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)に接触して右フロントサスペンションを壊してリタイアした。

    次戦はF1モナコGP。5月28日(日)に決勝レースが行われる。

    2017年 F1 第5戦 スペインGP 決勝 結果

    順位 No. ドライバー チーム GAP
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス LAP
    2 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 3.490
    3 3 ダニエル・リカルド レッドブル 75.820
    4 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1L
    5 31 エステバン・オコン フォース・インディア 1L
    6 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1L
    7 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー 1L
    8 55 カルロス・サインツ トロ・ロッソ 1L
    9 26 ダニール・クビアト トロ・ロッソ 1L
    10 8 ロマン・グロージャン ハース 1L
    11 9 マーカス・エリクソン ザウバー 2L
    12 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 2L
    13 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ 2L
    14 20 ケビン・マグヌッセン ハース 2L
    15 30 ジョリオン・パーマー ルノー 2L
    16 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 2L
      77 バルテリ・ボッタス メルセデス  
      20 ストフェル・バンドーン マクラーレン  
      33 マックス・フェルスタッペン レッドブル  
      7 キミ・ライコネン フェラーリ  
  • F1スペインGP 予選:ルイス・ハミルトンがポール、アロンソが7番手!

    F1スペインGP 予選:ルイス・ハミルトンがポール、アロンソが7番手!

    2017年 フォーミュラ1 第5戦 スペインGPの予選が13日(土)、バルセロナのカタロニア・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションを獲得した。

    青空のもと、気温26℃、路面温度43.8℃、湿度28.1%というコンディションで予選はスタート。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は午前中のセッションでエンジンに水漏れが見つかり、パワーユニットを交換して予選に挑んだ。

    ポールポジションを獲得したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。1分19秒149を記録して、今シーズン3回目のポールポジションを獲得。2番手には0.051秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、4番手にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。

    トップ5ドライバーは、2010年にマーク・ウェバー(レッドブル)が記録したF1スペインGPのポールタイムである1分19秒995を上回った。

    マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが今シーズン初となるQ3進出を果たして7番グリッドを獲得。ストフェル・バンドーンはQ1で敗退して19番手だった。

    F1スペインGP 決勝は、14日(日)の21時(現地時間14時)から行われる。

    2017年 第5戦 F1スペインGP 予選結果

    順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分20秒511 1分20秒210 1分19秒149
    2 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分20秒939 1分20秒295 1分19秒200
    3 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分20秒991 1分20秒300 1分19秒373
    4 キミ・ライコネン フェラーリ 1分20秒742 1分20秒621 1分19秒439
    5 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分21秒430 1分20秒722 1分19秒707
    6 ダニエル・リカルド レッドブル 1分21秒704 1分20秒855 1分20秒175
    7 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 1分22秒015 1分21秒251 1分21秒048
    8 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分21秒998 1分21秒239 1分21秒070
    9 フェリペ・マッサ ウィリアムズ 1分22秒138 1分20秒222 1分21秒232
    10 エステバン・オコン フォース・インディア 1分21秒901 1分21秒148 1分21秒272
    11 ケビン・マグヌッセン ハース 1分21秒945 1分21秒329  
    12 カルロス・サインツ トロ・ロッソ 1分21秒941 1分21秒371  
    13 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分22秒091 1分21秒397  
    14 ロマン・グロージャン ハース 1分21秒822 1分21秒517  
    15 パスカル・ウェーレイン ザウバー 1分22秒327 1分21秒803  
    16 マーカス・エリクソン ザウバー 1分22秒332    
    17 ジョリオン・パーマー ルノー 1分22秒401    
    18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分22秒411    
    19 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分22秒536    
    20 ダニール・クビアト トロ・ロッソ 1分22秒746    

    ルイス・ハミルトン オンボードカメラ (F1スペインGP ポールラップ)

  • 【MotoGP】 第4戦 スペインGP 結果:ダニ・ペドロサが地元で今季初優勝

    【MotoGP】 第4戦 スペインGP 結果:ダニ・ペドロサが地元で今季初優勝

    MotoGP 第4戦 スペインGPの決勝レースが7日、ヘレス・サーキットで行われ、ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)が、昨年9月の第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来となる今季初優勝を達成した。

    気温28度。路面温度41度のドライコンディションの中、ポールポジションのダニ・ペドロサは、スタートからレースの主導権を握ってトップチェッカーを受けた。

    ダニ・ペドロサにとて2015年10月の第17戦マレーシアGP以来となるポール・トゥ・フィニッシュ、最高峰クラスで史上9人目となる30勝目、当地で2013年以来となる4勝目、キャリア通算53勝目を挙げ、総合4位に浮上した。

    2番グリッドのマルク・マルケスは、6.136秒差の2位に入り、今季2度目の表彰台を獲得。レプソル・ホンダが2015年7月の第9戦ドイツGP以来となるワンツーフィニッシュを達成した。

    3位にはホルヘ・ロレンソがドゥカティに移籍してから初の表彰台を獲得し、地元スペイン勢が2015年11月の最終戦バレンシアGP以来となる表彰台を独占した。チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾも5位入賞を果たした。

    モビスター・ヤマハ MotoGPは、マーベリック・ビニャーレスが6位、バレンティーノ・ロッシは10位だった。

    23番グリッドの津田拓也は、初参戦を17位で完走した。

    チャンピオンシップは、ポイントリーダーのバレンティーノ・ロッシに対して、総合2位のマーベリック・ビニャーレスが2ポイント差、総合3位のマルク・マルケスが4ポイント差に接近した。

    MotoGPクラスは、当地に延滞。8日にシーズンを開始してから最初のオフィシャルテストを実施する。

    2017 MotoGP 第4戦 スペインGP 結果

    Pos. Num. Rider Team Time
    1 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 45’26.827
    2 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム +6.136
    3 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム +14.767
    4 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 +17.601
    5 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム +22.913
    6 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP +24.556
    7 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング +24.959
    8 94 ジョナス・フォルガー モンスター・ヤマハ・テック3 +27.721
    9 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ +31.233
    10 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP +38.682
    11 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング +40.979
    12 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング +43.199
    13 76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング +43.211
    14 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング +47.964
    15 17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム +51.279
    16 22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ +1’08.885
    17 12 津田拓也 チーム・スズキ・エクスター +1’27.450
      29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 18Laps
      53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 18Laps
      35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ 22Laps
      43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 22Laps
      19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム 22Laps
      44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 22Laps
  • 【WEC】 トヨタがワン・ツー完全勝利 / スパ・フランコルシャン6時間

    【WEC】 トヨタがワン・ツー完全勝利 / スパ・フランコルシャン6時間

    5月6日(土)、FIA世界耐久選手権(WEC)第2戦スパ・フランコルシャン6時間の決勝レースが行われ、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRIDが接戦を制し、1-2フィニッシュを飾った。

    TOYOTA GAZOO Racingにとって今年のスパ6時間レースは、幸運と不運が混在したレースとも言える内容だった。結果は、TS050 HYBRID #8号車が優勝、#7号車が2位に入り、TOYOTA GAZOO Racingにとって上出来のレースと言うことも出来た。

    しかし、#8号車と#7号車は、フルコース・イエローのタイミングが少しずれていれば、その順位が入れ替わっていたかもしれなかった。3台目の#9号車は5位でゴールした。

    レース序盤はポールポジションのライバル車がリード、セバスチャン・ブエミの#8号車とマイク・コンウェイの#7号車がそれに続き、プレッシャーをかけ続けた。そして早くも10周目、#7号車がライバルを抜いて首位に立ち、その3周後には#8号車も2位に上がった。

    ニコラス・ラピエールのドライブする#9号車はスタート直後の第1コーナーでポールポジションのライバル車の内側に飛び込んだが、止まり切れずにコースを外れ、大回りしてレースに復帰した。その後ラピエールは猛烈な追い上げでポジションを挽回、2スティントを走り切って48周目に国本雄資にバトンタッチした時には、5位に返り咲いていた。ドライブを引き継いだ国本にとればTS050 HYBRIDによるレースは初めて。加えて初めてのスパに手こずりながらも、周回を重ねるにつれてペースを上げる走りを見せ、チーム関係者の安堵を誘った。

    序盤のトップグループの戦いは熾烈を極めたが、レースが半分を消化した午後5時半、小林可夢偉の駆る#7号車が2位以下に大きく差をつけて首位を快走。28秒遅れてアンソニー・デビッドソンの#8号車、さらに22秒遅れてライバルの#1号車が続いた。#7号車は公式練習から好調にセッティングが決まり、ホセ・マリア・ロペスが抜けた2人のドライバーでの戦いとなったものの、小林もコンウェイも疲労の色も見せず快調にトップをひた走った。

    しかし、レースはその後に他車のクラッシュから提示された2度のフルコース・イエローで劇的な変化を見せた。その影響を受けたのは#7号車だった。#7号車はイエローコーションが出る前に2度ともピットストップを済ませており、イエローコーションが出てからピットインをした#8号車を初めとするライバル達に対し1分にも達する大きなタイムロスを被ることとなってしまった。

    その結果、レース終盤になって#8号車がトップを独走することになり、#7号車は後方でライバルと激しい2位争いを展開。しかし、その後小林の駆る#7号車は競り合いを制して2位に上がり、#8号車を猛追した。そして、最終ラップ、#7号車は、1秒9差まで#8号車を追い詰めた。

    #8号車にとれば幸運の、#7号車にとれば不運のフルコース・イエローであった。しかし、TOYOTA GAZOO Racingとしては2014年のWEC上海戦以来の1、2位獲得。2012年にWECに参戦し始めて以来13度目の勝利となった。#9号車の国本は、周回遅れをかわすのに苦労したが、サラザンとラピエールから多くを学びながら目標の完走を果たし、5位に駆け込んだ。

    次戦、6月17日(土)~18日(日)に開催されるWEC第3戦ル・マン24時間レースは、TOYOTA GAZOO Racingにとって様々な思いが募る伝統のレースだ。6月4日(日)の公式テストデーを経て、優勝を目指したル・マン24時間レースに挑む。

    TS050 HYBRID #7号車(小林可夢偉、マイク・コンウェイ)
    決勝: 2位、173周、ピットストップ7回、スターティンググリッド:2番手、最速ラップ(1分57秒722)

    TS050 HYBRID #8号車(中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン)
    決勝: 1位、173周、ピットストップ7回、スターティンググリッド:4番手、最速ラップ(1分58秒039)

    TS050 HYBRID #9号車(ステファン・サラザン、国本雄資、ニコラス・ラピエール)
    決勝: 5位、171周、ピットストップ7回、スターティンググリッド:3番手、最速ラップ(1分58秒020)

    佐藤俊男 (TOYOTA GAZOO Racing代表)

    ドラマチックで劇的なレースでした。今日のレースはファンの皆様にもご堪能頂けたでしょうか。ライバルとの幾度もの激闘の末に勝ち取った勝利をとても嬉しく思っています。フルコース・イエローで二度もリードを失った#7号車にとっては、大変残念な内容でした。耐久レースではしばしば起こることですが、マイク、可夢偉と#7号車のスタッフには失望感が残る結果だったかもしれません。#7号車は間違いなく今日の最速車両であり、全くミスの無い戦いでもありました。対して、#8号車は、運も味方につけて素晴らしい結果を上げてくれました。決してあきらめない彼らの姿勢がこの成果をもたらしたものと思っています。また、ロー・ダウンフォース仕様の#9号車からはル・マンに向けて様々なデータを得ることが出来、技術的な視点からも重要な成果が得られたレースでした。次戦ル・マン24時間レースは、我々にとって最大の目標であり、レースまでは限られた時間となりますが最後の仕上げに全力を尽くしていきます。

    小林可夢偉 (TS050 HYBRID #7号車)

    我々のTS050 HYBRIDは、間違いなく今日の最速のクルマで、これで勝てなかったのは運がなかっただけのことです。全力で追い上げ、レースの最後にはセバスチャンの直後まで追いつきましたが、チームの1-2体制でファイナルラップを迎えることを優先し、リスキーな追い上げは止めました。チームにとっては最大のポイントを獲得出来、最高の結果となったと思います。特にここは我々にとってのホームコースのひとつであり、チーム全員の努力による素晴らしい結果になりました。

    マイク・コンウェイ (TS050 HYBRID #7号車)

    我々にとっては期待通りに行かなかった内容でしたが、チームとしては最高の結果になりました。チームが本当に素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、我々のTS050 HYBRIDは週末を通して絶好調でした。私が担当した最初のスティントはとても良いペースで、首位に立ったあと、更に後続とのリードを広げることも出来ましたが、ニ度のフルコース・イエローの出たタイミングが我々にとっては不運でした。このレースではたまにこういうことがあります。とはいえ自信の持てる週末でしたし、この勢いを保ってル・マンに臨みたいと思います。

    中嶋一貴 (TS050 HYBRID #8号車)

    我々にとっては厳しいレースであったはずでしたが、正直なところ複雑な気分です。表彰台の中央に立てたのは嬉しいですが、#7号車は本当に不運でした。最終的にチームにとって最高の結果となりましたし、昨年、不運続きだった我々にも、今年は運が向いて来たのだと感じています。最高の結果と共に、良い気分でル・マンに向かうことが出来ます。

    セバスチャン・ブエミ (TS050 HYBRID #8号車)

    今日の我々のTS050 HYBRIDは、3台の中では最速とは言えず、本来は#7号車こそが勝利を得るに値する車両だったと思います。彼らはフルコース・イエローで大量リードを失いました。我々はそれほど良いペースではなかったにもかからわず、それでも勝てたというのは良い兆候と思うべきなのかもしれません。昨年我々はここで、レースをリードしながらもトラブルに見舞われました。今年は我々に運が回って来たのでしょうか。

    アンソニー・デビッドソン (TS050 HYBRID #8号車)

    今日は、幸運の恩恵に預かったのかもしれません。二度にわたるフルコース・イエローで好機を捉え、約1分のリードを奪い、#7号車の前に出ることが出来ました。この週末、我々が苦戦したのに対し、マイクと可夢偉の#7号車は最初から本当に速く、勝利に値するのは彼らだったはずでした。最終的に1-2フィニッシュはチームにとっては最高の結果となり、ル・マンへ向けても良い流れが出来ました。

    ステファン・サラザン (TS050 HYBRID #9号車)

    我々はロー・ダウンフォース空力仕様の車両でレースに挑みましたが、タイヤの摩耗が思いのほか酷く、レースは苦しみました。しかし、私自身は全力でプッシュを続け、良いペースで走ることが出来、久しぶりのレースを楽しみました。WECの初レースとなった雄資にとっては、経験を積むことこそが重要で、そのためにも完走が目標でした。全体的に見れば悪くない週末と言え、ロー・ダウンフォース仕様のTS050 HYBRIDも良い素性を持ち、ル・マンへ向けて大きなポテンシャルを秘めていることも分かりました。

    国本雄資 (TS050 HYBRID #9号車)

    WECでの初レース、そして初めてのスパに臨み、たくさんのことを学びました。多くの周回をこなしたことで、遅いクルマを追い越す手法やタイヤマネージメントなどについても貴重な経験を積むことが出来ました。順位は今日の一番の目標ではありません。今回はル・マンへ向けた準備という重要なステップであり、その意味ではとても満足しています。

    ニコラス・ラピエール (TS050 HYBRID #9号車)

    チームにとって最高の結果で、素晴らしい一日になりました。残念ながら我々のTS050 HYBRIDはル・マン仕様の車両でこのコースに対してはダウンフォースがやや低かったため、タイヤの摩耗が激しく、上位を争うことは出来ませんでした。とはいえル・マンへ向けて多くを学び、最も重要な完走を果たせたので、その意味ではまずまずの週末でした。

  • 【SUPER GT】 第2戦富士 結果:ZENT CERUMO LC500が優勝

    【SUPER GT】 第2戦富士 結果:ZENT CERUMO LC500が優勝

    2017年 SUPER GTの第2戦第2戦「FUJI GT 500km RACE」の決勝レースが4日(木)、富士スピードウェイで行われた。

    ゴールデンウィーク開催の富士ラウンド。500kmの長丁場で争われる今大会は、戦略及びチーム力がいつも以上に要求されるタフなレースとなった。

    優勝はポールポジションからスタートした#38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明)。

    レクサス勢はここ3年間、富士で勝てていなかったが、“富士マイスター”の立川祐路が、レクサスのホームコースである富士で悲願の勝利を獲得した。

    2位には#6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ)、3位には#37 KeePer TOM’S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)が続き、レクサス勢が再び表彰台を独占した。

    日産勢は#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)の4位、ホンダ勢は#100 RAYBRIG NSX-GTの6位が最上位。

    GT300クラスは#51 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3(中山雄一/坪井翔)が優勝を果たした。

    SUPER GT 2017年 第2戦 富士 結果:GT500

    順位 No. 車名 ドライバー タイヤ WH
    1 38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路
    石浦宏明
    BS 16kg
    2 6 WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也
    アンドレア・カルダレッリ
    BS 30kg
    3 37 KeePer TOM’S LC500 平川亮
    ニック・キャシディ
    BS 40kg
    4 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
    ロニー・クインタレッリ
    MI 8kg
    5 36 au TOM’S LC500 伊藤大輔
    ジェームス・ロシター
    BS 12kg
    6 100 RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴
    伊沢拓也
    BS 0kg
    7 1 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン
    平手晃平
    BS 22kg
    8 17 KEIHIN NSX-GT 塚越広大
    小暮 卓史
    BS 0kg
    9 8 ARTA NSX-GT 野尻紀
    小林崇志
    BS 2kg
    10 19 WedsSport ADVAN LC500 関口飛
    山下健太
    YH 10kg
    11 46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山哲
    千代勝正
    MI 6kg
    12 24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R 佐々木大樹
    ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
    YH 2kg
    13 64 Epson NSX-GT ベルトラン・バゲット
    松浦孝亮
    DL okg
    14 12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信
    ヤン・マーデンボロー
    BS 4kg
    15 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀
    中嶋大祐
    YH 2kg
  • F1ロシアGP 結果:バルテリ・ボッタスがF1初優勝!

    F1ロシアGP 結果:バルテリ・ボッタスがF1初優勝!

    F1ロシアGPの決勝レースが30日(日)にソチ・オートドロームで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がF1初優勝を果たした。

    日曜日の天候は晴れ。気温26℃、路面温度41.2℃と前日の予選よりも高いコンディションで迎えた決勝。フォーメーションラップではフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)が最終コーナーでストップ。フォーメーションラップが1周追加された。

    オープニングラップではジョリオン・パーマー(ルノー)とロマン・グロージャン(ハース)がクラッシュ。セーフティカーが導入される波乱のスタート。

    ダニエル・リカルド(レッドブル)は右リアブレーキにトラブルが発生して6周目にリタイアした。

    優勝は3番グリッドからスタートしたバルテリ・ボッタス(メルセデス)。オープニングラップで首位に浮上したボッタスは第1スティントで後続にマージンを築く展開。ピットストップを7周延ばし、終盤にファステストを連発するセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の猛追を凌ぎ、0.617秒という僅差でF1参戦5年目にして嬉しい初優勝を成し遂げた。

    2位はセバスチャン・ベッテル、3位はキミ・ライコネンとフェラーリ勢がダブル表彰台を獲得。だが、ルイス・ハミルトンが4位でフィニッシュしたことで、コンストラクターズ選手権ではメルセデスが1ポイントのリードで首位に浮上した。

    1台での戦いとなったマクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンが14位で今季2度目の完走を果たした。

    次戦はF1スペインGP。5月14日に決勝が行われる。

    2017年 F1 第4戦 ロシアGP 決勝 結果

    順位 No. ドライバー チーム GAP
    1 77 バルテリ・ボッタス メルセデス LAP
    2 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 0.617
    3 7 キミ・ライコネン フェラーリ 11.000
    4 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 36.320
    5 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 60.416
    6 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 86.788
    7 31 エステバン・オコン フォース・インディア 95.004
    8 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 96.188
    9 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ 1L
    10 55 カルロス・サインツ トロ・ロッソ 1L
    11 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 1L
    12 26 ダニール・クビアト トロ・ロッソ 1L
    13 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1L
    14 20 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1L
    15 9 マーカス・エリクソン ザウバー 1L
    16 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー 2L
      3 ダニエル・リカルド レッドブル  
      14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン  
      30 ジョリオン・パーマー ルノー  
      8 ロマン・グロージャン ハース  

    関連:【動画】 F1 ロシアGP 決勝レース ハイライト

  • 【WRC】 ラリー・アルゼンチン 結果:ティエリー・ヌービルが逆転優勝

    【WRC】 ラリー・アルゼンチン 結果:ティエリー・ヌービルが逆転優勝

    WRC 第5戦 ラリー・アルゼンチンが30日(日)に最終日を迎え、のティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)が今季2勝目を飾った。

    競技最終日は、サービスパークが置かれるビジャ・カルロス・パスの西側エリアで3本のSSが行われた。SS16とそのリピートステージであるSS18「エル・コンドル-コピナ」はラリー・アルゼンティーナを代表する名物ステージであり、SS18はSSトップ5を記録した選手にボーナスポイントが付与されるパワーステージに設定された。

    優勝はヒュンダイのティエリー・ヌービル。バトルは最終SSまでもつれ込み、2位のエルフィン・エバンス(Mスポーツ)に0.7秒差をつけて、前戦ラリー・フランスに続いて2連勝を成し遂げた。3位にはMスポーツのオット・タナクが続いた。

    トヨタは、ヤリ-マティ・ラトバラが5位、ユホ・ハンニネンが7位でラリーを終えた。

    2017 WRC 第5戦 ラリー・アルゼンティーナ 結果

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC M 3:38:10.6
    2 エルフィン・エバンス フォード フィエスタWRC M +0.7
    3 オット・タナク フォード フィエスタWRC M +29.9
    4 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC M +1:24.7
    5 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC M +1:48.1
    6 ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC M +7:42.7
    7 ユホ・ハンニネン フォード フィエスタWRC M +11:16.9
    8 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC M +14:44.1
    9 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC   +14:44.1
    10 ポンタス・ティデマンド シュコダ ファビアR5 WRC2 +14:44.1
  • レッドブル:上位2チームとの差を痛感 / F1ロシアGP 予選

    レッドブル:上位2チームとの差を痛感 / F1ロシアGP 予選

    レッドブルは、F1ロシアGPの予選で ダニエル・リカルド が5番手、マックス・フェルスタッペン が7番手だった。

    ダニエル・リカルド (5番手)
    「プラクティスセッションのタイムが僕たちのペースを完全に表していたとは思わないし、ずっとタイミングスクリーンの表示よりももう少しいいと感じていたけど、僕たちは全てをまとめることができなかった」

    「Q1とQ2では周回を続けてタイヤに熱を入れようとしていたけど、Q3では一か八か1回のプッシュラップだけという決断した。うまくいったと思うし、それを選んで良かったと思う。かなり満足しているし、5位は今日の精一杯の結果だたと思う。それは上位とのギャップを見ても明らかだ。5番手はここロシアでの僕たちの予選ベストリザルトだし、今はポジティブに受けとめなければならない。チームとしてそれを達成できたことを嬉しく思う。明日はフェラーリとメルセデスが勝利をかけて戦うと思うけど、僕たちはトップ5をかけて良い戦いができるだろう。ウィリアムズと比較して、僕たちの方がリアのダウンフォースはあると思うし、タイヤにも優れていると思うけど、彼らには直線スピードがある。フェラーリとメルセデスと僕たちを比較すれば、彼らの方がまだ全てにおいて僕たちよりも少しずつ上回っている。家で観ているみんなのために良いレースができることを願っているし、メルセデスが挑戦を受けている今はスポーツにとって間違いなく良いことだと思う」

    マックス・フェルスタッペン (7番手)
    「あらゆる面でフラストレーションが溜まる一日だった。ここはシーズンで最も厳しいトラックのひとつだということはわかっていたけど、予選はもう少しうまくやれると期待していた。Q1はそれほど悪くなかったけど、Q2はリアタイヤの感触がひどかった。特に最終セクターで突然グリップを失っていた。ほとんどのラップがセクター1と2ではうまくいくけど、セクター3ではどうしてもタイヤの温度が持たなくてタイムを落としてしまう。5番手を目指していたし、セクター1ではいけると思ったけど、最終セクターでタイムを失ったことが響いた。バーレーンではクルマのセットアップが良くてタイヤが機能していたけど、ロングストレートがあるここは速く走って、上位で戦うのがとても難しくなっている。明日は1ストップレースになるはずだし、もちろんプッシュして上を目指すけど、ここではトップ4はちょっと速過ぎる。レースの目標も5位のままだ。僕たちにとってはそれがここでの良い結果だ」

    関連:F1ロシア 予選:ベッテルがポール、フェラーリがフロントロー独占!