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  • BMW:後方に沈むも改善に自信 (日本GP初日)

    BMW:後方に沈むも改善に自信 (日本GP初日)

    BMWザウバーは、F1日本GP初日のフリー走行で、ロバート・クビサが11番手、ニック・ハイドフェルドが19番だった。

    ロバート・クビサ
    フリー走行1回目 8位 1分20秒160
    フリー走行2回目 11位 1分18秒865
    いつもの金曜日だったよ。午前中にいくつかセットアップ作業をして、午後はタイヤ評価に集中した。このトラックのドライビングは本当に楽しかったし、要求がことも楽しかった。マシンのバランスはかなりOKだけど、全体的にグリップが不足している。

    ニック・ハイドフェルド
    フリー走行1回目 14位 1分20秒628
    フリー走行2回目 19位 1分19秒894
    今回の初日のプラクティスは、あまりスムーズにはいかなかった。まだマシンのバランスに満足していないし、スライドがあまりに多かった。そのため、最初のセッションでめったにしないスピンをした。また、2回目のセッションでは小さなに技術的な問題が生じた。それも普通ではないことだ。まずブレーキバランス・アジャスターがルーズになって、セッション終了の直前には油圧アラームが出て、ピットに入ったんだ。残りわずか3分だったので、再び出ていく価値はなかったよ。でも、それほど多くの走行時間は失わかなったし、まだ金曜日だ。明日のために改善させる自信があるよ。

  • F1第16戦日本GP フリー走行2回目:ティモ・グロックがトップタイム

    F1第16戦日本GP フリー走行2回目:ティモ・グロックがトップタイム

    2008年F1第16戦 日本GPのフリー走行2回目が10日(金)、富士スピードウェイで行われた。

    午後の天候も晴れ。フリー走行2回目は、多くのチームがソフトタイヤでの周回を開始。決勝レースへ向けてのセッティングを進めた。

    フリー走行2回目のトップタイムはトヨタのティモ・グロック。中盤にソウフトタイヤで記録した1分18秒383は、最後まで破られなかった。

    2番手にはルノーのフェルナンド・アロンソが入り、トヨタvsルノーがフリー走行でも戦いを見せた。

    3番手タイムはルイス・ハミルトン、4番手タイムはフェリペ・マッサが記録した。

    中嶋一貴は、7番手タイムとなる1分18秒734でフリー走行2回目を終えた。

    フリー走行3回目は、明日11日(土)の11時から開始される。

    F1第16戦 日本GP フリー走行2回目

    順位 ドライバー コンストラクターズ ベストタイム 周回
    1 ティモ・グロック トヨタ 1分18秒383 44
    2 フェルナンド・アロンソ ルノー 1分18秒426 41
    3 ルイス・ハミルトン マクラーレン 1分18秒463 40
    4 フェリペ・マッサ フェラーリ 1分18秒491 40
    5 キミ・ライコネン フェラーリ 1分18秒725 39
    6 マーク・ウェバー レッドブル 1分18秒734 36
    7 中嶋一貴 ウィリアムズ 1分18秒734 39
    8 セバスチャン・ベッテル トロ・ロッソ 1分18秒761 23
    9 ヘイキ・コバライネン マクラーレン 1分18秒803 32
    10 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ 1分18秒863 45
    11 ロバート・クビサ BMW 1分18秒865 39
    12 ネルソン・ピケJr ルノー 1分18秒888 43
    13 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ 1分18秒981 41
    14 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ 1分19秒040 41
    15 ルーベンス・バリチェロ ホンダ 1分19秒258 42
    16 エイドリアン・スーティル フォース・インディア 1分19秒287 41
    17 デビッド・クルサード レッドブル 1分19秒327 36
    18 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア 1分19秒482 44
    19 ニック・ハイドフェルド BMW 1分19秒894 37
    20 ジェンソン・バトン ホンダ 1分19秒999 42
  • F1第16戦日本GP フリー走行1回目:ハミルトンがトップタイム

    F1第16戦日本GP フリー走行1回目:ハミルトンがトップタイム

    2008年F1第16戦 日本GPのフリー走行1回目が10日(金)、富士スピードウェイで行われた。

    富士山には若干、雲がかかっているが、天候は晴れ、ドライコンディションで行われたフリー走行1回目。昨年は大半が雨だったこともあり、各ドライバーがコースとマシンの限界を探る興味深いセッションとなった。

    まずは、ティモ・グロック、ヤルノ・トゥルーリのトヨタ勢が精力的に周回を重ねタイムを出していく。このグランプリにかけるトヨタの気合いが感じられる。

    続いて、セバスチャン・ブルデー、ネルソン・ピケJr.の富士初レース組が周回を重ねていく。

    残り1時間となった時点で、キミ・ライコネン、マーク・ウェバーなどが走行を開始。ライコネンがハード側で初めて1分19秒台のタイムを刻む。続いて、ルイス・ハミルトン、フェルナンド・アロンソ、フェリペ・マッサが1分19秒台のタイムを出していった。

    今回、ブリヂストンはタイヤの溝にグリーンのカラーリングを施した特別タイヤを持ち込んでいるが、これがタイヤの摩耗、特に富士では左側の前後タイヤの状態が確認できて興味深い。

    残り25分でルイス・ハミルトンが1分18秒台を記録。この時の1分18秒910がこのセッションのトップタイムとなった。

    2番手タイムはフェリペ・マッサ、3番手タイムはヘイキ・コバライネン、4番手タイムはキミ・ライコネンとマクラーレンとフェラーリが上位を独占。その後ろにはルノー勢が続いた。

    中嶋一貴(ウィリアムズ)は10番手タイムとなる1分20秒217で1回目のセッションを終えた。

    フリー走行1回目は、このあと14時から行われる。

    F1第16戦 日本GP フリー走行1回目

    順位 ドライバー コンストラクターズ ベストタイム 周回
    1 ルイス・ハミルトン マクラーレン 1分18秒910 23
    2 フェリペ・マッサ フェラーリ 1分19秒063 24
    3 ヘイキ・コバライネン マクラーレン 1分19秒279 20
    4 キミ・ライコネン フェラーリ 1分19秒399 31
    5 フェルナンド・アロンソ ルノー 1分19秒473 30
    6 ネルソン・ピケJr ルノー 1分19秒743 35
    7 セバスチャン・ベッテル トロ・ロッソ 1分20秒121 30
    8 ロバート・クビサ BMW 1分20秒160 26
    9 セバスチャン・ブルデー トロ・ロッソ 1分20秒182 34
    10 中嶋一貴 ウィリアムズ 1分20秒217 25
    11 エイドリアン・スーティル フォース・インディア 1分20秒288 26
    12 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ 1分20秒350 28
    13 マーク・ウェバー レッドブル 1分20秒620 24
    14 ニック・ハイドフェルド BMW 1分20秒628 23
    15 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ 1分20秒657 33
    16 ルーベンス・バリチェロ ホンダ 1分20秒753 32
    17 ジェンソン・バトン ホンダ 1分20秒769 27
    18 ティモ・グロック トヨタ 1分20秒823 37
    19 デビッド・クルサード レッドブル 1分20秒905 24
    20 ジャンカルロ・フィジケラ フォース・インディア 1分21秒014 28
  • ティモ・グロック、エンジン交換の“ジョーカー”を使用(日本GP)

    ティモ・グロック、エンジン交換の“ジョーカー”を使用(日本GP)

    ティモ・グロックは、日本GPでエンジン交換のジョーカーを使用する。

    今年のF1では、エンジンの2レース使用が義務付けられているが、ドライバーはシーズンに1回だけ10グリッド交換のペナルティを受けずにエンジンを交換することができる。

    シンガポールGPで4位に入ったティモ・グロック。シンガポールGPでは1戦目のエンジンだったが、トヨタは、富士スピードウェイでの日本GPで再びフレッシュなエンジンを使用することを決定した。

    トヨタにとって、重要な富士スピードウェイでのレース。チームは、万前の状態でレースに挑む。

  • トヨタF1:パスカル・バセロン(日本GPプレビュー)

    トヨタF1:パスカル・バセロン(日本GPプレビュー)

    トヨタF1チームのシャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャーであるパスカル・バセロンが、富士スピードウェイで開催されるF1日本GPで必要となるセッティングなどを語った。

    昨年の富士スピードウェイから何を学びましたか?
    私は以前にGTとツーリングカーのレースで何度も富士を訪れたことがあるが、レイアウトが変更されてからのレースは初めての体験だった。富士には低速、中速、高速といった全てのコーナーがあり、また非常に長いストレートもある。全般的に言えば中程度のダウンフォースが必要になるコースだが、そういった全ての状況に対応する必要があるため、クルマのセットアップはかなり難しくなる。ドライバーの好みに応じて、ダウンフォースをやや高めにしたり、やや低めにしたりすることはあるかもしれないが、全体的に見れば中程度のダウンフォースだ。グリップも中程度で、タイヤやブレーキに関して特に厳しくなる要素はない。昨年我々が学んだことがもう一つあるが、それは明らかに天候が苛酷ということだ! 富士スピードウェイには悪いコンディションでレースを行ってきた長い歴史があるが、昨年は、一年のあの時期には激しい雨がずっと降り続くことがある、ということを改めて確認できた。たとえ雨が降らなくともかなり気温が下がることが予想されるので、我々はそういったタイプのグランプリになるという心づもりでいる。

    昨年のレースが雨だったため、チームにはドライ時の走行の情報が欠けていると言えるでしょうか?
    ドライでもある程度走っているので、どういう状況が予想されるのかは良く分かっている。もちろんドライタイヤで週末の全日程を走ったわけではないが、それでも我々には十分な情報があるので、それを基にすれば、ブリヂストン・ポテンザ・タイヤのソフトとミディアムのパフォーマンスを適切な範囲で発揮できるはずだ。

    富士スピードウェイに向けて、トヨタは何か特別な準備をしていますか?
    いつも“富士スピードウェイに向けて特別なものを準備しているか?”と質問されるが、もし我々が実際にそうしたなら、周囲からは我々が他のレースを軽視していると言われるだろう。だから実際にはそうではないんだ。確かに我々にとってはとてつもなく重要なレースだが、とは言え、エンジン開発が凍結されているため、富士スペシャル・エンジンだとかそういったものを用意することはできない。また、その他の開発に関しても、富士まで新パーツの投入を遅らせることに意味はないだろう。なぜなら、そうやったとしたら、他のレースで自分達のパッケージを妥協することになるからね。

    ではこのレースに向けてクルマに何か新しいものは投入されるのでしょうか?
    富士スピードウェイは、我々の様々な空力仕様のうち、基本的な空力パッケージが必要になるコースだ。シーズンを通じて根幹となる空力パッケージの開発には多大な努力を注いできたし、このレース向けて幾つかアップグレードも施している。我々はこれを“富士パッケージ”と呼んでいるが、実際に幾つかのパーツは既にクルマに装着されている。またその中で最新のものは、シーズン最後の3つのグランプリ全てで使用することができる。これが我々の助けになってくれるはずだ。

    レースの週末はどのようにして天候を予測するのでしょう?
    全チームがFIAから気象予報データを受け取るが、それに加えて我々には自前の気象予報士がいて、その人が我々に更なる情報を提供してくれる。予報の精度を上げるために我々全員が相当に努力しているが、それでもこれが予想でしかない、という点は自覚しておかなければならないし、信頼性が100パーセントになることはあり得ない。そういった状況はモンツァでも目にした。あの時はレースの重要な局面で全チームが30分ほど雨が降ると予想していたが、結局雨は降らなかった。天候の予想に関しては、どれだけ投資をしようと、それに完全に依存することはできないし、また、実際に起こっている状況を基にして判断を下す必要があるのだと受け入れるしかない。

    昨年の場合、ドライバーの視界はどんな感じだったのでしょう?
    昨年の富士や数週間前のモンツァの視界は、シンガポールの夜よりも悪かったと思うね!昨年のあの水しぶきの中を走るのは非常に難しかったが、ただしあのようなコンディションになってもF1はショーを続行するため、我々はとにかくそれに合わせてやっていくしかない。

    雨が予想される場合、どの程度のウェット用セットアップを施すのでしょう?
    雨が降りそうな時は、ウェットのコースでパフォーマンスを発揮する際の助けになるよう、常にセットアップの幅をある程度確保しておく。ただし、ドライで完全に競争力を失うようなセットアップにはしないよう気をつけなければならない。なぜなら、ウェットレース中に路面が乾く時間帯が生じる可能性があるからね。現在では完全なウェット用セットアップを施すことはほとんどない。なぜならパルクフェルメ・レギュレーションがあるため、基本的に予選時のセットアップでレースを走らなければならないからね。その上、土曜日の午後の段階で翌日に雨が降るという確信を持つことなど、ほぼあり得ないことだ。基本的にパルクフェルメ・レギュレーションでは、フロントウィングのフラップの角度とタイヤの内圧は変えることができる。そしてレースが始まってしまえばやりたいことをやることができるので、1回目のピットストップでダウンフォースを高めにしたり、リアウィングを変更したり、フロントノーズを変更したりすることも可能だ。ただし問題は時間がかかることだね。そういったことを誰もやらないのはそれが理由だ。

  • トヨタ F1日本GP直前記者会見

    トヨタ F1日本GP直前記者会見

    トヨタは7日(火)、F1日本グランプリを目前に控え、東京・台場にあるMEGA WEBで記者会見を行った。

    トヨタにとって富士スピードウェイで行われる日本GPは重要なレース。「表彰台に上りたい」と語るヤルノ・トゥルーリは、「ファンの声援を受けるたびに、ホームに戻ってきた気がする。日本GPはトヨタのファンの前で活躍を見せる機会。コンストラクターズ4位を目指して、チーム全体で勝ち取りたい」と抱負を語った。

    今年からトヨタに加わったティモ・グロックは、「ここ数日ファンの応援を感じて、初めての富士を楽しみにしている。ルノーを倒して4位になりたい。(富士は)初めてだけど面白そう」と期待感を話した。

    過去にホンダが鈴鹿で“鈴鹿スペシャル”を投入してきたように、トヨタも“富士スペシャル”を投入するのかという質問を多く受けるという山科忠チーム代表は、「その場で“富士スペシャル”を作れるようにいろんな準備をしている」と語る。「正直、フェラーリやマクラーレンといったトップとの差はある。でも、差は縮めてきた。2人には、富士がどれだけ重要かをずっと話してきた。どんな状況が起こっても対応できるチーム力、荒れた状況でも対応できる体制がある」とチーム力が高まっていることを強調した。

    サードドライバー兼テストドライバーを小林可夢偉も「ヘレスで富士用のいろんなウイングをテストして、データを集めた。シンガポールGPでの流れを引き継ぎたい。」とクルマの仕上がりに自信を覗かせた。

    TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)の一員で、今年ウィリアムズ・トヨタからF1に参戦している中嶋一貴も登場。「初めての凱旋レース。浮き沈みはあったけど、成長してきたと思う。日本のファンの前でレースをするのは3年ぶり。ホームでのレースを楽しみにしている」と抱負を語った。

    会場には、スーパーGPを戦う脇阪寿一や伊藤大輔、また中嶋一貴の後輩にあたるTDPのメンバーなど国内レースを戦う多数のドライバーが応援に駆けつけ、エールの交換を行った。また、各ドライバーが寄せ書きをした横断幕をF1チームにプレゼントし、“トヨタファミリー”全員で必勝を誓った。

  • 富士スピードウェイ:F1サーキット解説

    富士スピードウェイ:F1サーキット解説

    ホンダのテストドライバーであるアレキサンダー・ブルツが、F1日本GPが開催される富士スピードウェイのサーキットを解説。

    アレキサンダー・ブルツ
    富士スピードウェイはドライバーにとって、大きな挑戦だ。もっと高速で、度胸の必要な鈴鹿より、おそらくいいタイムを出すのはむずかしい。ここではマシンを、より優しく扱ってあげる必要がある。特に終盤の低速区間では、ほんの少しのミスがすぐにコンマ5秒のロスにつながるからね。

    なぜそこまで厳しいかといえば、通常よりダウンフォースを削った状態で走るからだ。低速コーナーが連続しているからといって、モナコレベルのウィングを付けるわけにはいかない。それでは1.5kmの直線で、遅れを取ってしまう。路面がもともと滑りやすい上に、空力的にもグリップが望めない。つまりそこかしこに、罠が待ち受けているサーキットというわけだ。

    ターン1に突っ込む時には、速度は時速306kmまで伸びている。ブレーキングポイントは、100mボードのすぐ前。同時に7速から1速まで、一気に落とす。コーナーはやや下りで、だから車輪をロックさせて、クリップポイントを逃しやすい。出口に向けては、アクセル全開。ターン2を抜けて、ターン3に到達する。この左コーナーは、かなり難易度が高い。タイムを稼ぐには、イン側の縁石に思い切ってぶつかって行く必要がある。もし10cmでもクリップを外したら、出口で草の上にはみ出してしまう。

    次のターン4、5は、このコースで最良の右コーナーと言っていい。複合クリップで、普通は5速で抜けて行く。コーナー中盤でややスロットルを抜けば、左フロントタイヤへの負担が軽減される。そしてより簡単に、マシンがイン側に寄ってくれるはずだ。そうすれば次の左への進入が、いっそうやりやすくなる。いずれにしてもかなりの高速コーナーだから、すごいGフォースがマシンと身体にかかる。それがものすごく、楽しいんだ。

    3速のターン6は上り坂の頂点にあるので、完全にブラインドだ。もしターン5の出口で十分に右側に寄せていられたら、かなり速いコーナリングスピードが期待できる。ターン9までは、ほぼ全開。そしてターン10のシケインには、1速まで落として突っ込んで行く。グリップは、イン側の方がいい。つまりかなり狭いラインしか、使えないということだ。そこから次の左に向かうまでに、わずかに加速する。ここは出口が、ひどく滑りやすい。2速に上げても、簡単にホイールスピンするだろう。そこからターン12までは、トラクションコントロールのない今のマシンでは、ひどく扱いづらいコーナーになってるだろうね。

    そして最終区間にある4つのコーナーは、すべてが連動している。最初のひとつでミスすれば、そこでの失速が最終コーナーまで響いてしまうんだ。だからラインを正確にたどって行くことが、すごく重要になる。最初のターン13は、丘の頂上越えからアプローチが始まる。リアは一気に軽くなるから、3速の右コーナーでそんなに速くないにもかかわらず、細心のマシン操作を心がけないといけない。そして左コーナーに突っ込んで、ターン16の最終コーナーへと駆け上がって行く。立ち上がりでスピードを乗せるよう、リズミカルにクリアしないといけない。

    富士スピードウェイの週末は、天候が大きな要素となる。去年はずっと雨続きだったし、今年も3日間ドライ路面というのは考えにくい。でも個人的には、あまり曇り空になってほしくないね。青空を背景に雄大な富士山を眺めるのが、大好きだから。過去に何度かそんな風景を見たことがあるけど、地球上で最も見事な山のひとつだと思う。毎朝起きて部屋のカーテンを開ける時、窓の向こうに富士山が姿を見せているか、あるいは雲に隠れてしまっているか。今年もそのたびにドキドキするだろうね。

  • ヤルノ・トゥルーリ:F1日本GP Q&A

    ヤルノ・トゥルーリ:F1日本GP Q&A

    富士スピードウェイに向かうにあたって、どんな思いでいますか?
    今回はまさに我々のホーム・レースであり、地元のファンの前で良い結果を出したいと思っているから、我々にとって重要なイベントだよ。我々は全員、富士スピードウェイに行くことを楽しみにしているし、願わくは、力強いレースをして、良いパフォーマンスと良い結果を残したい。今シーズン最後の数レースは、コンストラクターズ選手権で4位獲得をかけた戦いだから重要だし、我々はポイントを獲得するためにあらゆる機会を利用しなければならない。このレースを本当に楽しみにしているよ。

    富士スピードウェイでドライビングするのは楽しいですか?
    富士スピードウェイは、おもしろいサーキットだし、施設が本当に素晴らしいんだ。コースとしては、主な特徴は例外的に長いストレートだけれど、コース内側には曲がりくねったパートもあるため、ストレートでの高速とコーナーでの適切なグリップとの間で、ちょうど良いセットアップを見つけなければならない。それはかなりチャレンジングだよ。そして、私はチャレンジを楽しんでいるんだ!

    日本のファンの応援を楽しみにしていますか?
    トヨタは日本で創業しているから、チームとして、我々は日本のファンから沢山応援してもらっている。また、私の大ファンもおり、何年もの間、素晴らしい応援をしてくれた。彼らは、私が日本に行く時はいつも熱心な歓迎をしてくれて、本当に暖かく応援してくれるんだ。日本のファンとはとても親しいから、日本に行くのを本当に楽しんでいるよ。毎年、彼らに会って、夜を一緒に過ごし、おしゃべりしたりして時間を一緒に過ごすんだ。とても楽しいし、こうして一生懸命応援してもらえるのは素晴らしいことだよ。そして彼らのために良い結果を手に入れようという、モチベーションにつながるんだよ。

  • 山科忠 (TMG会長兼チーム代表):F1日本GP Q&A

    山科忠 (TMG会長兼チーム代表):F1日本GP Q&A

    山科忠 (TMG会長兼チーム代表)

    日本GPを楽しみにしていますか?
    富士スピードウェイでレースをするのをたいへん楽しみにしている。昨年は、30年ぶりとなる富士スピードウェイでのグランプリ開催で、私はサーキットに非常に感動していた。日本GPはチームにとってのホームレースであるだけでなく、私にとっては個人的にもホームレースである。日本にいる間に、何人か友人や同僚に会う予定だから、日本GPは非常に特別な雰囲気になるだろう。もちろん、トヨタ自動車のトップマネジメントをサーキットに招待するから、とても安定したパフォーマンスを発揮できることを望んでいる。

    日本GPに際して、チームには特別なプレッシャーがありますか?
    我々には特別なプレッシャーはないが、もちろん、トヨタ自動車からは多くの激励を受けている。彼らは非常にポジティブなコメントをしてくれており、チームのパフォーマンスにとても関心を持っている。我々は社内で、ポジティブなプレッシャーの中に自分達を置いている。特に富士のようなホームレースの場合は、なおさらである。チームワークはトヨタにおいて非常に重要であり、会社のあらゆる部署がチームとして仕事をしているので、トップマネジメントから受ける応援と激励は我々の助けになっている。彼らは我々をプッシュしているが、それはネガティブなプレッシャーではない。

    日本GPの目標とシーズン残りの目標は何ですか?
    日本GPでは多くのポイントを獲得したい。そして願わくは、表彰台を目指して戦いたい。現在のところ、トップチームとの差が本来より開いてしまっているので、シーズンの残りで差を縮めることが非常に重要だ。再び表彰台に立ってレースを終えることを目指し戦うつもりでいる。そして、我々はレースに勝つという、一番の念願を追求し続けるつもりだ。

  • 中嶋一貴(日本GPプレビュー)

    中嶋一貴(日本GPプレビュー)

    中嶋一貴が、F1日本GPへの意気込みを語った。日本人で唯一のF1ドライバーとして富士スピードウェイに帰ってくる一貴は少し緊張していると話すが、ポイント獲得に向けて全力を尽くす。

    中嶋一貴 (ウィリアムズ)
    僕のホームグランプリなので本当に興奮しているし、今回は3年間で初めて富士に帰ってくることになる。僕のいたF3チームのホームトラックだったので、1年間、その地域に住んでいた。戻ってくることは本当に良い気分だし、今回はF1マシンをドライブするので待ちきれない。

    現時点で僕は唯一の日本人ドライバーなので、ファンは期待していると思う。だから今回のレースに少し緊張している。雰囲気は素晴らしいだろうし、リラックして、週末を楽しめるようにベストを尽くすつもりだ。いくつかポイントを持ち帰りたい。