タグ: 日本GP

  • F1日本GP 予選 結果 | ベッテルがポール獲得でフェラーリが最前列独占

    F1日本GP 予選 結果 | ベッテルがポール獲得でフェラーリが最前列独占

    2019年のF1世界選手権 第17戦 日本GPの予選が10月13日(日)に鈴鹿サーキットで行われ、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がポールポジションを獲得。2番手にもシャルル・ルクレールが続き、フェラーリがフロントローを独占した。

    史上最強レベルの台風19号の接近に伴い、FIA(国際自動車連盟)と関係各所は土曜日に予定されていた全てのセッションの中止を決定。F1日本GPは、予選と決勝を行うワンデー開催となった。

    鈴鹿サーキットは、8の字型のレイアウトに時速300㎞以上で駆け抜ける130Rなど名物コーナーが詰まった高速サーキット。ピレリはC1(ハード/ホワイト)、C2(ミディアム/イエロー)、C3(ソフト/レッド)という最も硬いコンパウンドを選択。レースではC1とC2のいずれか1セットを使用されなければならない。

    。台風一過で快晴の天候の中、気温21.8度、路面温度32.9度の非常に風が強いドライコンディションでスタートした予選は、Q1開始早々に2度の赤旗中断が入る波乱のスタート。

    ポールポジションを獲得したのはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。コースレコードを更新する1分27秒064を記録し、今シーズン2度目、通算57回目のポールポジション。フェラーリにとっては5戦連続のポールポジションとなった。2番手にもチームメイトのシャルル・ルクレールが続き、フェラーリがフロントローを独占した。

    3番手にはバルテリ・ボッタス、4番手にはルイス・ハミルトンとメルセデス勢。3列目にはレッドブル・ホンダ。5番手のマックス・フェルスタッペンと6番手のアレクサンダー・アルボンは同タイム(1分27秒851)だった。

    ベスト・オブ・ザ・レストの7番手にはカルロス・サインツ(マクラーレン)、8番手にもチームメイトのランド・ノリスが並ぶ。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがチーム復帰後初のQ3進出を果たして9番手、ダニール・クビアトはQ2で敗退して14番手だった。

    F1日本GPの決勝レースは14時10分からスタートする。

    セバスチャン・ベッテル(1番手)
    「コンディションは金曜日とはとても異なっていた。本当に楽しかった。でも、まだ仕事の一部が終わっただけだ。午後を楽しみにしよう」

    シャルル・ルクレール(2番手)
    「セブのラップは素晴らしかったし、彼は今日のポールにふさわしい。彼はとにかく速すぎたし、祝福したい。グリッドの1-2を独占できたのは驚きだけど、嬉しい。でも、最も重要なのはレースだ」

    バルテリ・ボッタス(3番手)
    「僕たちはかなり強いと思っていたけど、ストレートではフェラーリ勢の方が速かった。前に出るために全力を尽くしていく。まだ何も失ってはいない」

    2019年 第17戦 F1日本GP 予選 結果

    順位 No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
    1 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分28秒873 1分28秒174 1分27秒064
    2 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分28秒896 1分28秒179 1分27秒253
    3 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分28秒405 1分27秒688 1分27秒293
    4 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分28秒735 1分27秒826 1分27秒302
    5 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分28秒988 1分28秒499 1分27秒851
    6 23 アレクサンダー・アルボン レッドブル 1分28秒754 1分28秒156 1分27秒851
    7 55 カルロス・サインツ マクラーレン 1分29秒351 1分28秒577 1分28秒304
    8 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分29秒018 1分28秒571 1分28秒454
    9 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分29秒411 1分28秒779 1分28秒836
    10 8 ロマン・グロージャン ハース 1分29秒572 1分29秒144 1分29秒341
    11 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1分29秒594 1分29秒254  
    12 18 ランス・ストロール レーシングポイント 1分29秒604 1分29秒345  
    13 7 キミ・ライコネン アルファロメオ 1分29秒619 1分29秒358  
    14 26 ダニール・クビアト トロロッソ・ホンダ 1分29秒635 1分29秒563  
    15 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分29秒723 1分30秒122  
    16 3 ダニエル・リカルド ルノー 1分29秒822    
    17 11 セルジオ・ペレス レーシングポイント 1分30秒344    
    18 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ 1分30秒364    
      20 ケビン・マグヌッセン ハース No Time    
      88 ロバート・クビサ ウィリアムズ No Time    
  • 【F1日本GP】 予選Q1 結果 | ホンダF1勢は4台が順調に通過

    【F1日本GP】 予選Q1 結果 | ホンダF1勢は4台が順調に通過

    2019年 F1日本GPの予選Q1が行われ、ホンダF1エンジン勢は、レッドブル、トロロッソともに全4台が順調にQ2へと通過した。

    午前10時。台風一過で快晴の天候の中、気温21.8度、路面温度32.9度の非常に風が強いドライコンディションで18分間のQ1セッションはスタート。このセッションでは下位5台が脱落する。

    フェラーリ勢は路面確認のためかハードタイヤでセッションを開始。そんななか、開始早々(残り15分51秒)、ロバート・クビサ(ウィリアムズ)がメインストレートで芝生に乗り上げてクラッシュ。セッションは赤旗中断となる。予選から決勝までの間隔が短い中、やってはいけないミスだ。

    セッション再開後、多くのマシンが一斉にコースイン。だが、残り11分42秒でケビン・マグヌッセン(ハース)が最終コーナーでクラッシュして再び赤旗中断となる。マグヌッセンはフロントウイングやリアウイングを壊すも自力でピットに戻る。

    セッション再開にむけてピットレーン出口は大渋滞。コース上も各マシンが密集した状態でセッションは進行していく。

    トップ通過はフェラーリのシャルル・ルクレール。Q1脱落はクラッシュした2台、ダニエル・リカルド(ルノー)、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)。

    2019年 F1日本GP 予選Q1 結果・タイム
    1.シャルル・ルクレール(フェラーリ) – 1分28秒405
    2.ルイス・ハミルトン(メルセデス) – 1分28秒735
    3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) – 1分28秒754
    4.ランド・ノリス(マクラーレン) – 1分28秒873
    5.バルテリ・ボッタス(メルセデス) – 1分28秒896
    6.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) – 1分28秒988
    7.カルロス・サインツ(マクラーレン) – 1分29秒018
    8.アレクサンダー・アルボン(レッドブル) – 1分29秒351
    9.ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ) – 1分29秒411
    10.ロマン・グロージャン(ハース) – 1分29秒572
    11.ランス・ストロール(レーシングポイント) – 1分29秒594
    12.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ) – 1分29秒604
    13.ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー) – 1分29秒619
    14.キミ・ライコネン(アルファロメオ) – 1分29秒635
    15.ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ) – 1分29秒723

    16.ダニエル・リカルド(ルノー) – 1分29秒822
    17.セルジオ・ペレス(レーシングポイント) – 1分30秒344
    18.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ) – 1分30秒364
       ケビン・マグヌッセン(ハース) – No Time
       ロバート・クビサ(ウィリアムズ) – No Time

  • レッドブル・ホンダ 「ボッタスとは同レベルだがハミルトンは速すぎる」

    レッドブル・ホンダ 「ボッタスとは同レベルだがハミルトンは速すぎる」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブル・ホンダのF1日本GPの決勝でメルセデスのルイス・ハミルトンと勝利を争うにはレースペースの差があまりに大きすぎると考えている。

    レッドブル・ホンダは、金曜日のフリー走行でセットアップを試行錯誤。ローダウンフォースのセッティングを煮詰めていき、FP2までにそれなりのタイム向上を示した。

    ホンダは、今週末ホームのファンの前で良い結果を出すことを目指しているが、ヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンがFP2で3番手タイムを記録したものの、両方のセッションで2番手だったルイス・ハミルトンと戦える十分なペースはないと考えている。トップタイムはバルテリ・ボッタスが記録している。

    「我々は今週末を正しいやり方でスタートした」とヘルムート・マルコは Auto Motor und Sport にコメント。

    「しかし、我々はセットアップであまりに多くのことを試していた。本来ならば、メルセデスとのギャップを縮めるためによりデータ収集に集中するべきだった」

    「我々はボッタスとは同じレベルにいるが、ルイスは我々にとってあまりに速すぎる」

    関連:2019年 F1日本GP テレビ放送時間&タイムスケジュール(変更版)

  • 2019年 F1日本GP 予選・決勝:ミスが許されないワンデー開催

    2019年 F1日本GP 予選・決勝:ミスが許されないワンデー開催

    2019年のF1日本GPは、10月13日(日)に予選と決勝を行うワンデー開催となる。

    史上最強レベルの台風19号の接近に伴い、FIA(国際自動車連盟)と関係各所は土曜日に予定されていた全てのセッションの中止を決定。チーム、観客、メディアに対して鈴鹿サーキットを完全に閉鎖した。

    日曜日の鈴鹿サーキットは台風一過の快晴。スケジュール変更のため、FP3はなくなり、予選は午前10時から開始される。日没時間のため、レースのスタート時間は変更されず、予選は11時に終わり、それから約3時間の14時10分にレースがスタートする。

    両セッションとも通常のフォーマットで行われるが、ドライバーは2日間マシンをドライブしないまま、雨でリセットされた鈴鹿サーキットの路面で予選に挑むことになる。

    高速の鈴鹿サーキットは、ランオフエリアの少ない“オールドスクール”なサーキット。予選終了からピットレーン閉鎖まで3時間しかないため、予選で少しでもミスを犯してマシンを壊せば、決勝に出場できないリスクがある。

    また、チームメンバーにとっても通常よりも長く厳しい一日となる。カーヒュー(夜間外出禁止)は日曜午前5時に終了する。マシンの封印は午前7時にFIAによって取り除かれ、10時から11時の予選に向けて準備が可能となる。

    予選後の車検は11時から12時まで行われ、その後、修理が必要な出来事がなければ、チームは12時10分にオイルタンクのレベルと燃料量を提出し、レースのためにピットレーンが開放される13時30分までにQ3で使用したドライタイヤを装着する。

    各チームは金曜日のデータを使うことができるが、日曜日のコンディションに合わせてレース戦略を練る時間はほとんどない。

    関連:2019年 F1日本GP テレビ放送時間&タイムスケジュール(変更版)

  • トロロッソ・ホンダ:山本尚貴 F1日本GPフリー走行 密着動画

    トロロッソ・ホンダ:山本尚貴 F1日本GPフリー走行 密着動画

    トロロッソ・ホンダが、F1日本GPでの山本尚貴のFP1出走の密着動画を公開した。

    SUPER GTとスーパーフォーミュラの現役チャンピオンである山本尚貴は、鈴鹿サーキットでピエール・ガスリーに代わってトロロッソ・ホンダ STR14をドライブ。30周を走行して、トップから3.2秒差、チームメイトのダニール・クビアトとは異なるプログラムではあるものの0.098秒差の17番手タイムでセッションを終えた。

    「金曜日がすべて終わりました。初めてF1カーをドライブしました」と山本尚貴はコメント。

    「水曜日に到着して、エンジニアやスタッフ、ホンダのPUスタッフと話をしてFP1にむけて準備を行いました。木曜日にはチーフエンジニア、パフォーマンスエンジニアとトラックウォークを行い、素晴らしい時間を過ごしました。トラックには誰もおらず、忙しさもなく、クルマについて多くの話をすることができました。鈴鹿では多くの経験がありますが、F1カーで走ったことはないので、チーフエンジニアやエンジニアたちとトラックウォークをする必要がありました」

    「メディアのインタビューを受け、撮影がありました。こんなに多くの人が僕のためにインタービューに来るなんて経験したことがなかったですし、本当に驚きました。まさにF1という感覚でしたね。多くのミーティングやインタビューがあって、スケジュールはとても忙しく、タイトで大変な一日でしたが、リラックスしていましたし、FP1にむけてあまり緊張はしていませんでした」

    「木曜日にはFIAの評価のためのジャンプアウトテストをしなければなりませんでした。楽しい時間でしたし、たくさんの人々がジャンプアウトテストを見ていて、ちょっと緊張しましたが、なんとかこなせました」

    「長い一日でしたが、クルマに乗るのが待ち切れませんでしたし、木曜日の夜はよく眠れました。自分でもちょっと驚きましたね。多くのプレッシャーがありましたが、しっかり眠れました」

    「金曜日はついにクルマに乗れる日でした。クルマに乗るのが待ち切れませんでしたし、乗る前はかなりプレシャーを感じましたが、ヘルメットをかぶったら走行にむけて集中できました。クルマに乗り込んだときは多くの手順やどれくらい速く走れるかについてたくさん考えましたが、パドルを引いて、やっとスタートすることになり、F1カーで走行に本当に集中してました。ピットレーンを出て、ピットレーンリミッターを解除して、スロットルを踏んだ時のパワーは信じられませんでした。こんなパワーは以前に経験したことのないものでしたし、本当に驚きました。正直、セッション序盤は慣れることができていませんでした。コーナーリングでのGフォースはスーパーフォーミュラやSUPER GTと比較してそこまで高くないですが、最も大きな違いは特にスロットルを踏んだ時のパワーですね。驚くべきパワーです」

    「F1カーを始めて運転できて素晴らしい一日でした。ミディアムタイヤに交換するためにピットに入った頃にはクルマに慣れてきて、その後ラップ毎にクルマに慣れていきました。結果とラップタイムには満足してませんが、最も重要なことは、チームのために素晴らしいフィードバックを与えることでした。それが僕の目標でしたし、少なくともチームに良い情報を与えることができました。30周という他のドライバーのなかで最多となるラップを走れましたし、とても良い経験になりました。本当に疲れましたが、もっとF1マシンを運転したいですね」

    「今日を終えて、これからまだスーパーフォーミュラとSUPER GTでレースが残っています。応援してくれたみなさんに感謝しています。僕のホームグランプリである鈴鹿でF1カーを運転できた本当に幸せでしたし、本当にみなさんのサポートに感謝しています。スーパーフォーミュラも引き続き応援をよろしくお願いします」

  • ピエール・ガスリー 2019年 F1日本GP スペシャルヘルメット

    ピエール・ガスリー 2019年 F1日本GP スペシャルヘルメット

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1日本GPにむけてスペシャルヘルメットを公開した。

    2週間前のロシアGPでは、チームメイトのダニール・クビアトがスペシャルヘルメットの使用を許可されなかったこともあり、日本GPにむけて“それほど大きな変更はないけど、用意はしている”と語っていたピエール・ガスリー。

    公開されたヘルメットは、基本的なデザインは変わらないものの、日本の国旗をイメージして白と赤が目立つデザイン。顎と頭頂部には日の丸を連想させる赤い円がデザインされている。頭頂部にはカーナンバーの10、そして、ジュール・ビアンキとアントワーヌ・ユベールのロゴが入れられている。

    ピエール・ガスリー F1日本GP スペシャルヘルメット(2019年)ピエール・ガスリー F1日本GP スペシャルヘルメット(トロロッソ・ホンダ)

  • レッドブル・ホンダ 「まだ改善すべき点がある」

    レッドブル・ホンダ 「まだ改善すべき点がある」

    レッドブル・ホンダは、F1日本GPの金曜フリー走行でマックス・フェルスタッペンが3番手、アレクサンダー・アルボンが6番手タイムを記録。両ドライバーともに日曜日に向けてまだ改善すべき点があると口を揃える。

    FP1ではトップのメルセデスに1秒以上の差をつけられていたレッドブル・ホンダ勢だが、FP2ではマックス・フェルスタッペンが0.281秒差、アレクサンダー・アルボンが0.681秒差とまずまずのリカバリーをみせた。

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「FP2でマックス・フェルスタッペンが3番手、アレクサンダー・アルボンが6番手と鈴鹿のコースで有望な一日を過ごした」とコメント。

    「日本への台風の接近に伴い、これを予選パフォーマンスに転換できるかどうかを確認するために1日待たなければならないのは珍しいことだが、新しいエッソの燃料はうまく機能しており、日曜日に何をもたらせるか見てみよう!」

    マックス・フェルスタッペンも新燃料がエンジンパワーの上で好材料になったと感じている。

    「走り出しのバランスには満足していなかった。しかし、ラップタイムからみても分かるように、FP1からFP2にかけて、マシンを大きく改善することができた。まだまだ改善の余地はあると思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「メルセデス勢は強力なように見えますが、このコースではさほど驚くべきことではないと思っている。新開発の燃料は、エンジンパワーの上でかなり好材料になったと思っている。金曜日だけの状況で、まだまだ力関係が分からない状況ではあるが、日曜日に予選が行われない状況に備えて、FP2からプッシュをしていった」

    「台風により、明日はコースに出られないが、丸一日データの分析に使いたいと思う。日曜日に予選とレースが同日になることは特に懸念していない。天気ばかりはどうにもならないし、どんな一日になるか見てみよう」

    アレクサンダー・アルボンは「今日の走りにはとても満足しているし、このコースのことが大好きなので、ここに来るのが待ちきれなかった。セクター1はとても印象的で、走るのが楽しみだった。とても早いリズムの中でに走れたし、ロシアGPよりもずっと快適に感じている。しかし、まだまだやるべき仕事はある」

    「鈴鹿を走行するのは初めてで、しかも明日の走行はない。コースを学ぶ時間が短くなってしまうのは、理想的とは言えない。ちょっとがっかりしているが、誰にとっても条件は一緒なので、準備を続けたいと思う。メルセデスの2台はとても速く、コーナーでの動きもよく見えるが、僕たちのマシンもどんどんよくなっているので、そこまで遠い存在ではないと感じている。順調にメニューをこなせているが、まだまだタイムを向上させられると思う」

    「細かいところまでセットアップを重ねて、あとコンマ2秒はタイムを上げたい。6番手タイムは望んでいた結果ではないかもしれないが、日曜日に予選が行われるか、楽しみに待っていたいと思う。ドライの場合、さまざまな要素が絡み合うと思うが、雨だとかなりトリッキーなコンディションになると思うので、より難しい展開になるだろう」

    エクソンモービルの新燃料についてはホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治も「エンジンの燃焼に合うようなかたちで開発され、パワーアップを果たしていることを確認しました」とコメント。

    「今回、耐久性に関しても問題がないことを確認できました。リスクは基本的にないと判断しており、実際に問題なく走れています」

  • トロロッソ・ホンダ 「もう少しパフォーマンスを期待していた」

    トロロッソ・ホンダ 「もう少しパフォーマンスを期待していた」

    トロロッソ・ホンダは、F1日本GPのフリー走行でピエール・ガスリーが9番手タイム、ダニール・クビアトが12番手タイムだった。フリー走行1回目には山本尚貴が走行を担当し、17番手タイムで走行を終えた。

    ジョナサン・エドルズ
    「(山本)尚貴さんをチームに迎え、FP1で彼にSTR14をドライブする機会を与えられたのは素晴らしいことだった。鈴鹿で尚貴がトロロッソ・ホンダをドライブすることによって作り出されたパドックとガレージの雰囲気は素晴らしかった」

    「彼はピエールのマシンをドライブし、チームのためにかなり堅実な仕事をしてくれた。1周目から彼は乗っていたし、この走行の間にラップ毎にペースを上げていった。2回目の走行でオプションに交換して、彼はトラックから路面から予想される改善を引き出し、競争力のあるラップタイムを記録した。もちろん、彼はサーキットを熟知しているが、F1カーでの初走行としては印象的なセッションだった! FP1でのダニールの主な課題はセッション序盤のレーキ走行を含め、空力テストを完了することだった。セッション中、マシンの基本的なバランスはアンダーステアで、空力やメカニカルの変更を施しても変わらず、マシンのバランスを取ることができず、ラップタイムに反映された。特にセクター1がでそれが見られた。このフィールドを走行する上で取るべきリアウイングレベルのセレクションがあり、これがセクターごとの競争力の広がりを引き起こしていたがわかった。FP2までに分析する必要があった。土曜日の走行がキャンセルになったとのニュースを受け取り、FP3タイヤを前倒ししてFP2で使えることになったので、各マシンとも3セットの新しいオプションタイヤと1セットの新しいプライムタイヤを使い、FP2は非常に忙しくエキサイティングなセッションだった。ここではアンダーステアだと非常に不利だ。フロントエンドを改善することを目標に、FP2までに2台とも多くの変更を施している。ダニールはセッション序盤に4セットのニュータイヤを使い、それぞれの間にバランスを調整しながら最終的には満足できるマシンに仕上げている。ピエールはFP1で走っていなかったため、セッション序盤に2セットの新しいタイヤを履きたいとの希望があり、多くの周回を重ねて自信を深めた上でセッション終盤に最後のオプションの2セットを使えるように温存した。このアプローチが重い燃料を積んで走る他のドライバーたちによって生まれるトラフィックに引っかかるリスクがあることはわかっていたが、良いトラックポジションを見つけることができ、彼はそれを最大限に生かすことができた。変更によりフロントエンドと全体的なパフォーマンスも向上したので、それはポジティブだったが、今日の走行で示した以上にマシンのパフォーマンスを発揮できればと思っていたのは確かだ。予選前としてはこれが最後のフリー走行になるので、今夜はいろいろと分析し、日曜日の朝早いスタートに向けてマシンを準備していく!」

    ピエール・ガスリー
    「FP1を見る側としてはかなり寒いと感じた。FP2しか走行できまなかったけど、お気に入りのコースの一つである鈴鹿をドライブできるのは、本当にすばらしいことだ。今日の走行はとても楽しかったし、日曜日も楽しみにしている。土曜日がキャンセルされたので、FP2が非常に重要になると考え、できるだけ多くのことをトライしていった。予選やレースに向けたセットアップを行いながら多くのラップを走り、最終的に9番手を獲得できた。しかし、マシンのバランスが少々取りづらかったので、今日試したことをもう一度おさらいする必要があると思う。今のままでも問題はないけど、さらにパフォーマンスが向上させられると思う。いつもよりも、仕事に時間をかけたけど、日曜日に向けて最適な解決策を見つけたいと思う」

    ダニール・クビアト
    「いいセッションを送ることができた。明日の予選がキャンセルになると分かっていたので、FP2の進行がいつもと異なり、とても忙しい中で集中的にラップを重ねた。FP1ではマシンのフィーリングが悪かったが、FP2ではいい感触を得られ、マシンが着実に進歩していると感じた。全体として、マシンやFP2で消化できたプログラムに満足しているけど、日曜日にさらなる改善を行い、予選に挑みたいと思う。条件は今日と違い、風が強い中を走ることになると思うので、慣れるまでに少し時間がかかると思うけどが、すぐにリズムをつかめると思う」

    山本尚貴
    「セッションを通じて、マシンに慣れることにフォーカスしました。初めてのF1マシンはなんと言ってもパワーがすごく、非常に驚きました。これほどのパワーを感じたことはなく、これこそがスーパーフォーミュラとF1の最大の違いだと感じました。マシンやそのバランスについていくつか学ぶ点がありましたし、多くのことをチームにフィードバックできたと思います。僕にとってホームグランプリですし、FP1から多くのファンが鈴鹿に来てくれました。トロロッソ・ホンダのファンの皆さんには本当に感謝しています。ポジションとしてはより上位を望んでいましたが、最も重要だったのはクラッシュせずにエンジニアに情報をフィードバックすることだったと思います。チームがすばらしい結果を残すことを願っていますし、マシンを提供してくれたピエール(ガスリー)に感謝したいと思います」

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「ホンダのホームであるここ日本、鈴鹿サーキットで多くのファンの皆さんを前にしてレースができることをうれしく思っています。台風の接近により明日のFP3と予選がキャンセルされることから、日曜に開催される予選、レースに向けたセットアップを前倒しして、FP2の中で実施しました。日本グランプリを楽しみにしていたファンの皆さんにとっては明日のキャンセルは非常に残念なことだと思います。我々ホンダのメンバーにとっても同様の気持ちです。ただ、皆さんの安全を優先しての決定ですので、ご理解いただければと思います。今日のセッションについてはいい手ごたえを感じているので、日曜の予選、決勝に向けて十分な準備をして臨みたいと思います。また、FP1では山本尚貴選手がトロロッソ・ホンダのマシンで走行しました。山本選手にとっては初めてのF1でのドライブでしたが、的確にエンジニアにフィードバックを行い、課された役割を確実に遂行してくれました。個人的にもF1で日本人ドライバーと一緒に仕事ができたことをうれしく感じています」

  • ホンダF1 田辺豊治(TD) インタビュー / F1日本GP 金曜フリー走行

    ホンダF1 田辺豊治(TD) インタビュー / F1日本GP 金曜フリー走行

    ホンダF1のテクニカルディレクター(TD)を務める田辺豊治が、10月11日(金)に鈴鹿サーキットで行われたF1日本GP初日のフリー走行後にメディアのインタビューに答えた。

    F1日本GPのフリー走行1回目の開始後すぐ、FIAは台風19号の接近を考慮して土曜日の全セッションの中止を決定。それにより、各チームは予選と決勝の準備を金曜日に前倒しで進めることになった。

    「FP1の途中に台風の接近により明日は我々も立ち入れないという判断が下されました。これにより日曜日に予選とレースを行なうことになったため、今日の練習走行では予選と決勝に向けたセットを出すことになりました」と田辺豊治はコメント。

    「午前中のFP1では路面がよくなかったのであまり多くの車両が走らなりませんでしたが、FP2では多くの車両が周回を重ねていました。レッドブルの2台に関しては、FP1ではバランスがあまり良くなかったが、FP2に向けて改善ができました。それでも、まだ両ドライバーとも満足していないと言っており、レースに向けて改善していきます。トロロッソに関しては2台ともFP1はあまりよくなかったですが、FP2で改善してきました。引き続きレースに向けて改善して臨みます」

    「また、FP1では山本尚貴選手がドライブしました。彼は今回のレースで初めてのF1マシンに乗るのを公式セッションという難しい状況の中で、レッドブルからもトロロッソからもよかったと評価さていました。きちんと走ってくれて、パワーユニットへのフィードバックも満足いく結果でした。ホンダにとってのホームレースで、ホンダのトップカテゴリーのドライバーが乗ることは若いドライバーにとっても大きな意味があったと考えています」

    「今回は全車がスペック4を使用しており、昨日説明したエクソンモービルの新しい燃料を投入しています。今のところ大きな問題は発生しておらず、今後も最適化を図っていきます」

    エクソンモービルの新燃料の投入について田辺豊治は「エンジンの燃焼に合うようなかたちで開発され、パワーアップを果たしていることを確認しました。今回、耐久性に関しても問題がないことを確認できました。リスクは基本的にないと判断しており、実際に問題なく走れています」とコメント。

    山本尚貴のパワーユニットについてのフィードバックについては「ドライバビリティやパワーデリバリー関連などになりますが、実はまだゆっくり話できていないので、この後ゆっくり話しましょうということになっています」と述べた。

    フリー走行2回目では、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、トップから0.281秒差の3番手タイムを記録した。

    予想よりも手応えを感じているかと質問された田辺豊治は「まだ初日なのでわかりません。でも、今回は今日しかないですね・・・。ドライバーたちがクルマに納得していない部分があるので、日曜日の予選に向けてセットアップを進めていきたいです。基本的には想定されていたことを順調にやっている状況ですね」とコメント。

    FP1の時点で土曜日のFP3がなくなったことが判明したことで、優先順位をつけてプログラムを実施したと田辺豊治は説明。また、FP1で山本尚貴がマシンに乗ったことでピエール・ガスリーのプログラムに影響はあったかと質問がなされた。

    「FP2でやる予定だった要素にFP3でやる予定だった要素を足して、その中で優先順位をつけました。低いものを省き、セッションの終盤に雨が降るかもしれないということがあったので、優先順位が高いものから実行していきました」と田辺豊治はコメント。

    「ガスリー選手に関して言うと、山本選手がしっかりフィードバックをしていたこともあり、それほど影響がなかったと思います。出だしでそれなりのクルマができていれば、パッといけるし、結果的にもタイムを出していた。しわ寄せがネガティブな方にきたということはないと思います」

    土曜日の作業については「まだ決まっていない」と語る。

    「ここ(サーキット)に来ることはできないですが、明日も仕事をすることになると思います、復習と予習ですね。この後、FIAがチームとのミーティングの中でカーフューや今日の作業は何時までに終わらせるべきなのかなどを決めると聞いているので、それを聞いてから決めることになります。それによってサクラやミルトンキーンズも動きを決めることになります」

    「走行データなどは基本的にはサクラに行っているので、ホテルでそれを見ることはできます。通信速度の問題はありますけどね」

    「一番重要なことは、せっかく日本のファンの皆さんが楽しみにして来てくださっているのに、土曜日に走れないということを申し訳なく思っています。自分がファンであれば、楽しみにして来ているだろうから、本当にがっかりすると思います。また、ホンダとしても地元レースで普通にセッションをこなせることを望んでいたのでがっかりしています」

    日曜日にワンデー開催になることについては「予選が終わってから全くトラブルがなければ何も影響はないです」とコメント。

    「もちろんトラブルがないことを想定していますが、通常であれば予選でなにかトラブルがあっても、一晩時間があるので対処可能ですが、ワンデーレースではそれがないので時間が無い状況になるのがリスクと言えます」

    マクラーレンと組んでいた頃と比べてホンダの違いを実感することはあるかとの質問には「私が担当するようになった去年もトロロッソのユニフォームを着ているファンがたくさんいるとチームの関係者がびっくりしていました」とコメント。

    「彼らの本拠地であるイタリアでもこんなことはないと来ています。驚きと同時にうれしさを感じました。今年もまわりの人からレッドブルのユニフォームを着ているファンの方が増えたと聞いています。そのように期待値が高まると、一方でその裏返しとしてプレッシャーが高まってきます。ただ、プレッシャーはもっと頑張る燃料になっています」

    地元グランプリには会社の偉い人が来場するなど大変ではないかとの質問には「私は技術側の人間なので特に大丈夫です」と笑う。

    「このような囲み会見も普段は数名の方とやっているだけですが、今回の日本GPではこんなに多数の方に来ていただいて、質問に答えさせていただいている。また、ホンダのトップが来てくれたりすることはそれだけF1に注意してくれているということであり、現場の担当者としてはうれしいことであり、励みになります」

  • マックス・フェルスタッペン「鈴鹿でメルセデスを倒せるとは思っていない」

    マックス・フェルスタッペン「鈴鹿でメルセデスを倒せるとは思っていない」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1日本GPのフリー走行でメルセデスの速さを痛感したと語る。

    フリー走行1回目ではトップから1.315秒差の5番手タイムと厳しいスタートを切ったマックス・フェルスタッペンだが、フリー走行2回目では0.281秒差の3番手タイムをマーク。フェラーリの2台を上回るパフォーマンスをみせた。

    「鈴鹿は本当に素晴らしいサーキットだ。特にセクター1は信じられないくらい速い。軽い燃料で走るのは特にとても楽しい」とマックス・フェルスタッペンは Formula 1 Cafe にコメント。

    レッドブルの燃料パートナーであるエクソンモービルは、F1日本GPにむけてホンダのスペック4エンジンに最適化させた新しい燃料を投入。マックス・フェルスタッペンは改善を感じていると語る。

    「そうだね。確実に改善している。より多くのパワーと信頼性がある」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「新しい燃料を使うので、僕たちはソフトウエアに取り組んできた。いくつかのことを試したし、2回目のプラクティスではうまくいき始めた」

    「1回目のプラクティスには満足できていなかった。2回目のプラクティスの方が良かったね。もちろん、まだやらなければならない作業がある」

    「ここはメルセデスがいつも強いサーキットだ。それに彼らも僕たちのようにアップグレードを持ち込んでいる。僕たちが彼らを倒せるとは思っていないけど、2回目のフリープラクティスははるかにポジティブだった」

    F1日本GPは、10月13日の10時から予選、14時10分から決勝が予定されている。