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  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢 「ブレーキのエア抜きをしていない単純なミス」

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢 「ブレーキのエア抜きをしていない単純なミス」

    レッドブルF1の育成ドライバーである岩佐歩夢は、FIA F2選手権第9戦のスプリントレースを21位で終えた。

    FIA F2選手権第9戦が、イギリス・シルバーストンで幕を開けた。ホンダ・フォーミュラドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、7月7日(金)に行われたフリープラクティスでトップタイムをマーク。予選ではわずかなミスでポールポジションを逃しましたが3番手となり、好調な走り出しとなった。

    リバースグリッドで行われるスプリントレースでは、上位車のペナルティーにより1グリッド繰り上がり、4列目7番手からのスタートとなった。8日(土)のスプリントレースは直前に降った雨で完全にウエットコンディションとなった。フォーメーションラップがスタートする午後1時15分、雨は上がり、気温19℃、路面温度22℃。路面はフルウエットのため、セーフティカー先導でフォーメーションラップが開始された。3周に渡るフォーメーションラップののち、ローリングスタートでレースがスタートした。

    激しい水しぶきが上がるなかポジション争いが行われたが、岩佐のマシンはスローダウンしポジションを大きく落とす。スローダウンした岩佐の目前で接触アクシデントが発生。マシンがストップしたためセーフティカーが先導された。岩佐はスロー走行でピットインし、フロントウイングを外してブレーキ周りを修復。セーフティカー導入中に、周回遅れとなり隊列の最後尾につくかたちでレースに復帰した。

    周回遅れの21番手となった岩佐は、時折り前車との間を開けてペースアップする走行を繰り返し、ペースを確かめながら走行データを取ることに専念した。レース終盤にはペースを上げてファステストラップをマークし、21位完走を果たしている。

    岩佐歩夢 ホンダF17番手スタートの岩佐歩夢、1周目にトラブル発生。ピットインして周回遅れとなるも完走を果たす

    「ローリングスタートのあと、シケインのブレーキングでペダルが底をつき、全くブレーキがない状態になってしまいました。何度かポンピングしてみましたが、スコスコの状態は変わらず、ピットインせざるを得ない状態でした」と岩佐歩夢はコメント。

    「ピットでブレーキのエア抜きをしたところ、ブレーキは直りました。つまり、単純なエア抜きをしていなかったというミスです。チームとしては、単純なミスでレースを失ったことを重要視して、メカニックの配置や入れ替えなどに動くようです」

    「自分としてはマシンもドライビングも好調でいいペースだっただけに悔しいし、残念です。レースに戻ったあとは、メカニックと相談してコンタクトやペナルティーのリスクを避けるためにオーバーテイクはしないことにしました」

    「フィーチャーレースはドライの予報なので、データが参考になるかどうかは分かりませんが、今後のための走行を続けました。それによって、ペースが十分にあることも確認できたし、ファステストラップにもトライして成し遂げることができました。それだけに、単純なミスでレースを失ったことは悔しいですが、フィーチャーレースはしっかり準備して臨みたいと思います」

  • レッドブルF1首脳、デ・フリースの後任候補に「リアム・ローソンと岩佐歩夢」

    レッドブルF1首脳、デ・フリースの後任候補に「リアム・ローソンと岩佐歩夢」

    レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、アルファタウリF1で苦戦を強いられているニック・デ・フリースに代わる可能性のある2人の候補者を挙げた。だが、そこにダニエル・リカルドもミック・シューマッハの名前は含まれていない。

    昨年末、アルファタウリF1のチーム代表であるフランツ・トストがミック・シューマッハとの契約を望んでいたにもかかわらず、マルコはそれを却下した。だが、その後、マルコはデ・フリースとの契約が間違っていた可能性があることを認めた。

    一方、2023年型メルセデスのリザーブドライバーを務める24歳のシューマッハは、現行メルセデスだけでなく、今週ポルティマオで2021年型マクラーレンもテストしている。

    マルコもまた、アルファタウリで苦戦を強いられているデ・フリースに代わってダニエル・リカルドをF1に呼び戻すことには乗り気ではないようだ。

    しかし、レッドブルのマルコも、アルファタウリで苦戦しているオランダ人選手、デ・フリースの代わりにダニエル・リカルドをF1に戻すことにどうやら乗り気ではないようだ。

    「我々にはF1に参戦する準備ができているドライバーが2人いる」とマルコはセServus TVに語った。

    「リアム・ローソンと岩佐歩夢だ」

    「我々はデ・フリースが成長するのを注意深く見守っています」と80歳のマルコは付け加えた。

    2人のレッドブルF1の育成ドライバーのうち、現在日本のスーパーフォーミュラに参戦しているリアム・ローソンが、最有力候補となりそうだ。

    ローソンは先週末、オーストリアの現場でレッドブルとアルファタウリのリザーブドライバーを務めていた。

    「スーパーフォーミュラのレース間には大きなギャップがあるので、ここヨーロッパでの時間をレッドブルでのシミュレーター作業に充てることができる」とローソンは今週スピードウィークに語った。

    「そうすればF1レースの50パーセントに出場できる。そのためには日本に住むのは難しすぎる」とローソンは付け加えた。

    しかし、ローソンは自分がF1に昇格する候補者であるかどうかは「全く分からない」と認めた。

    「でも、連絡が来たら、私には十分な準備ができている」とローソンは語った。

    「金曜日のセッションは現時点では決まっていないけど、いつか何かが実現することを強く願っている」

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、2位表彰台「トップに立つチャンスはあった」

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、2位表彰台「トップに立つチャンスはあった」

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、FIA F2選手権第8戦オーストリアのフィーチャーレースで2位表彰台を獲得した。

    快晴となったレッドブル・リンクは、F2フィーチャーレース開始の午前9時55分、気温は17℃、路面温度は25℃のコンディション。雨の心配はなく、タイヤ戦略がカギとなる展開が予想された。

    岩佐歩夢は予選の順位通り8列目16番手からのスタート。予選上位陣はスーパーソフトタイヤでのスタートが多く、岩佐を含む中団勢はソフトタイヤを選択しピットインをレース後半に行う作戦をとった。

    好スタートを切った岩佐は第1コーナーまでにポジションを上げて14番手に。そしてその後も3台をオーバーテイクして、1周目を11番手で終えた。6周目、上位車2台がコースアウトして岩佐は9番手に浮上。レース序盤に入賞圏内までポジションアップに成功する。9周目からスーパーソフトタイヤでスタートしたドライバーがタイヤ交換を開始し、ステイアウトの岩佐はポジションを上げ、11周目には3番手を走行。タイヤをマネジメントしながら前との差を詰めていく。

    28周目、岩佐はタイヤ交換のためにピットイン。岩佐がピットアウトするタイミングとほぼ同時に、コース上にストップするマシンが出てバーチャルセーフティカー(VSC)が発動された。岩佐は9番手でレースに戻ったが、その後セーフティカーが導入されると上位にも2回目のタイヤ交換を行うドライバーが出て、岩佐は6番手にポジションを上げた。

    33周目にレースが再開され、フレッシュなスーパーソフトタイヤの岩佐はハイペースで追い上げを開始する。33周目、34周目と続けてオーバーテイクを決めて4番手に上がり、表彰台圏内が目前となった。その後コース上にストップするマシンが出て2周に渡りVSCが発動される。VSCが解除された36周目、岩佐は再びペースを上げて37周目にファステストラップをマーク。38周目、39周目にペースの落ちた上位車をオーバーテイクして2番手に上がると、トップの背後に迫った。ファイナルラップでトップを狙いアタックしたがわずかに届かず、0.4秒差の2番手でチェッカーフラッグを受けた。

    2位とファステストラップで19ポイントを加算した岩佐はシリーズポイントを101とし、ランキング3位は変わらないものの、2位に4ポイント差と迫っている。

    岩佐歩夢 レッドブル ホンダF116番手スタートの岩佐歩夢が2位表彰台を獲得。最終周トップに迫るもわずかに届かず

    「(VSCやSCなど)かなりラッキーな部分はありましたが、2位という結果はよかったと思います」と岩佐歩夢はコメント。

    「スプリントレースで得たポジティブなところや自分たちの持っているパフォーマンスを活かしたストラテジーがうまくいきました。タイヤ交換の前、前のクルマのダーティエアで離れましたが、タイムを落とすことなくタイヤを保たすことができたのがよかったです」

    「ファイナルラップ、これから映像で確認しますが、トップに立てるチャンスがあったように思います。ターン6がポイントだったと思うので、詳しく見直します」

    「7月の4戦の始めとして、いいスタートが切れたと思います。今回のレースで、改めて攻めていかなければいけないということを実感しました。ドライビングもマシンのセッティングもチャレンジしなければ、いい結果は得られないということです。その積み重ねがシリーズランキングなので、攻めの姿勢でこれからも臨みたいと思います」

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、F2第8戦フィーチャーレースで2位表彰台

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、F2第8戦フィーチャーレースで2位表彰台

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、オーストリア・レッドブルリンクでFIA F2選手権第8戦のフィーチャーレースを13位で終えた。

    優勝はリチャード・フェルシュホー(ヴァン アメルスフォールト レーシング)。16番手からスタートした岩佐歩夢(DAMS)は、残り2周で2番手に浮上すると、ファイナルラップでフェルシュホーと優勝争いを演じたが、あと一歩届かなかった。3位にはメルセデスF1育成のフレデリック・ベスティ(プレマ)が表彰台を獲得した。

    2023年 FIA F2 第8戦 フィーチャーレース 結果岩佐歩夢 ホンダF1

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、タイヤ選択が明暗を分けたレースで13位

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、タイヤ選択が明暗を分けたレースで13位

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、オーストリア・レッドブルリンクでFIA F2選手権第8戦のスプリントレースを13位で終えた。

    6月30日(金)に予選が行われ、ホンダ・フォーミュラドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、2セット目のアタックでベストタイムを更新し6番手に浮上するも、トラックリミットの違反によりタイムを抹消され16番手。スプリントレースでは、8列目16番手から巻き返しを狙った。

    スプリントレースが行われた7月1日(土)は、レース前に小雨が降り、肌寒く不安定な天候となった。午後1時45分、気温17℃、路面温度23℃の下、フォーメーションラップがスタート。路面はウエット部分もあり、各ドライバーのタイヤ選択はソフトタイヤ勢とウエットタイヤ勢がほぼ半々に分かれ、岩佐はウエットタイヤでのスタートを選択した。セーフティカー先導によるフォーメーションラップが2周行われ、レースはスタンディングスタートで始まった。

    レースは1周目からコースアウトするマシンが出る波乱の展開となり、セーフティカーが導入された。このタイミングでウエットタイヤスタートのマシンがタイヤ交換のためピットイン。岩佐はステイアウトし、ポジションを上げ6番手となる。5周目にレースが再開されたが、またすぐにコースアウトするマシンが出て、再びセーフティカーが導入された。岩佐はタイヤ交換のためピットインを行ったが、チームメートと同じタイミングとなり大幅にタイムロス。結局、岩佐は最後尾となる20番手でコースに戻った。

    8周目にレースが再開され、最後尾からの追い上げとなった岩佐は、すぐに2台をパスして18番手となる。その後、10周目、16周目、19周目に前車をパスしてポジションを上げ15番手となった。ファイナルラップでもオーバーテイクを決めて14番手となり27周のレースをフィニッシュ。さらに上位車のタイムペナルティーにより順位が繰り上がり、岩佐は13位となった。

    結果的にソフトタイヤでスタートしてタイヤを交換せずに走り切ったドライバーが上位を占め、タイヤ選択が明暗を分けるレースに。ウエットタイヤでスタートした岩佐はピットインでアンラッキーな面もあり、悔しい結果に終った。

    岩佐歩夢 ホンダF1レース前の雨によるタイヤ選択で明暗別れる。岩佐歩夢は16番手スタートから13位に終わる

    「タイヤ選択がとても難しい状況で、結果的にそれがレースを大きく左右することになりました」と岩佐歩夢はコメント。

    「ピットからグリッドに向かう時はスリックでしたが、すぐに雨が降り始め、グリッド上では雨が降っていましたので、スリックでは危ない状況だと判断しました」

    「今回チームはドライバーの意見を尊重してくれた上での選択でしたので、自分としてはレーダーや状況をミックスして、もっと深く考えるべきだったという反省はあります。レースが始まると雨は上がり、早めにドライコンディションになり、ウエットタイヤでは厳しい状況に変わりました」

    「また、タイヤ交換のタイミングも反省点だったと思います。ただポジションはともかく、レースでのパフォーマンスはポジティブな面もあり、ペースもよかったので、フィーチャーレースに向けて戦略や改善点を詰めて、少しでもポジションを上げることができるように臨みたいと思います」

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、4位入賞は「最低限の仕事を果たした感じ」

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、4位入賞は「最低限の仕事を果たした感じ」

    レッドブルF1の育成ドライバーである岩佐歩夢は、FIA F2選手権第3戦スペインのフィーチャーレースを4位でフィニッシュした。

    FIA F2選手権第3戦スペインが4日(日)、フィーチャーレースを迎えた。金曜日に行われた予選で4番手となった岩佐歩夢は、2列目4番手からのスタート。午前11時25分、晴天の下、気温23℃、路面温度34℃のコンディションでフォーメーションラップがスタートした。

    スタートで好ダッシュを決めた岩佐歩夢はターン1の進入で3番手に上がり、さらに上位に迫った。しかし、その後のターン3でややアウトに膨らんで後続に先行を許し、その直後にもポジションを落として1周目を5番手で終えた。

    他の上位陣同様、ソフトタイヤでのスタートを選択した岩佐歩夢は、10周目にピットインしてハードタイヤに交換、18番手でコースに戻った。その後、同じ戦略のマシンがピットインを行い、14周目にそれらが終わった時点で岩佐は15番手。すでにピットインを終えたなかでは、1台をアンダーカットすることに成功し4番手のポジションでの走行。16周目からは、ハードタイヤでスタートしたマシンに追いつき、ペースの落ちたマシンをオーバーテイクする展開となった。

    オーバーテイクと違う戦略のマシンのピットインにより、岩佐は周回を重ねるごとにポジションを上げ、全車がピットインを終了した26周目には3番手となり、レースは終盤戦に入った。

    岩佐歩夢の後ろからソフトタイヤに交換しハイペースで追い上げるマシンが現れる。3番手を死守する岩佐だが、35周目のターン1で後続にパスされ4番手に後退。さらにもう1台ペースに勝るマシンが岩佐の背後に迫った。

    岩佐歩夢は厳しくなったタイヤでペースとラインをコントロールしながら4番手を死守し。ギリギリの攻防を制した岩佐はポジションを守り切り、4番手で37周のチェッカーフラッグを受けた。

    岩佐は4位で12ポイントを獲得。前日のスプリントレースで獲得した1ポイントを合わせ、スペイン大会で13ポイントを加算し、シリーズランキング3位を守っている。

    「4位という結果は、最低限の仕事を果たしたという感じです」と岩佐歩夢はコメント。

    「ペース自体は悪くなく、特にハードタイヤでのペース、パフォーマンスはかなりよかったので、その点は自分もチームも今後につながるポジティブな結果と受け止めています。ただ、ソフトタイヤでのスタートで1周目のペースがない点については、ドライビングなのかマシンなのかタイヤなのか、まだ原因がはっきり分からないので、これからちゃんと解析しなければいけない課題です」

    「ストラテジーについてはプライム(ハード)からオプション(ソフト)が正しかったのは間違いなく、1周目にポジションを失っていなければ、最終的にもっと上位にいけたと思うので、やはりそこが反省点です」

    「終盤、(後ろからのアタックを)なんとか抑えようとがんばりましたが、タイヤの状態がいい1台には先行を許してしまいました。もう1台は意地もあってなんとか抑えましたが、ディフェンスはドライバーの仕事なのでできるだけのことはできたと思います。マシンの速さはあると思っているので、次戦以降に向けて結果がよりよくなるよう、チームとしっかり準備したいと思います」

    岩佐歩夢 ホンダF1

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、8位入賞「得たものの大きいレース」

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、8位入賞「得たものの大きいレース」

    FIA F2選手権第7戦がスペイン・バルセロナのカタルニアサーキットで開催され、6月3日(土)スプリントレースが行われ、レッドブルF1育成の岩佐歩夢は8位でフィニッシュした。

    前日に行われた予選でホンダ・フォーミュラドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、マシンのパフォーマンスに手応えを感じながら4番手のタイムをマークした。

    予選トップ10がリバースグリッドでスタートするスプリントレースでは、上位車のペナルティーによりグリッドが一つ繰り上がり、岩佐歩夢は3列目6番手からのスタートとなった。

    レース前に激しい雨に見舞われ、路面には水が浮く状態で、ウエットレースが宣言された。午後2時15分、気温19℃、路面温度22℃、雨は上がった状況でフォーメーションラップがスタート。セーフティカー先導のフォーメーションラップを1周行い、ローリングスタートでレースが開始された。

    激しい水しぶきが上がる中、し烈なポジション争いが行われ、岩佐歩夢は難しい位置取りを強いられ後続に先行を許し、ターン5では他車と接触しコースオフ。すぐにコースに戻ったものの10番手にポジションを落とした。1周目を終えると、隊列ができてポジション争いは落ち着き、10番手となった岩佐は前車に迫りオーバーテイクのチャンスを狙う。

    不安定なコースコンディションでなかなか抜けない岩佐歩夢は、8周目にオーバーテイクを決めて9番手に浮上。さらにペースを上げて前に迫るが、抜くにはいたらない状況が続く。レース中盤に入ると路面が徐々に乾き始め、ウエットタイヤの摩耗が進み、各車苦しい状態となった。

    レース終盤の19周目、コースアウトしストップしたマシンが出て、レースが動く。当初のバーチャルセーフティカー(VSC)導入が1周後にはセーフティカー(SC)導入に変わると、全車ドライタイヤへの交換を行うためにピットに殺到。ピットレーンは大混乱となった。岩佐も同じタイミングでピットインし、ポジションを失わず9番手でレースに戻った。

    24周目にレースは再開され、岩佐歩夢はポイント圏内の8位を狙い前車にアタックしたが、ポジションを上げることはできず9番手で26周のレースをフィニッシュ。上位車にタイムペナルティーが科されたことで、岩佐は8位に繰り上がった。8位入賞を果たした岩佐歩夢は、1ポイントを獲得している。

    「とても難しいコンディションで、結果は残念なものでした」と岩佐歩夢はコメント。

    「原因は二つあると考えていて、一つはスタート時の第1コーナーへのアプローチの際に自分のミスがあったことです。位置取りが悪くポジションを失い、その後のターン5で接触してさらに順位を落としてしまいました」

    「もう一つはマシンのセットアップとタイヤで、チームのストラテジーとしてうまくいかなかった部分があったことで、1周目のスピードに他車と違いが出てしまいました。この二つのミスでレース序盤に流れを失ってしまったのが大きな反省点です」

    「その後、ペースはよかったのですが、徐々に路面が乾き始めて、オーバーテイクが難しい状況になってしまいました」

    「しかし、悪かった部分ははっきりしていて、改善点もわかっていることはポジティブに捉えていて、フィーチャーレースに向けて改善することで結果はついてくるはずで、その点では得たものの大きいレースになったと思います」

    岩佐歩夢 ホンダF1 フォーミュラ2

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、F2スペインのスプリントレースは8位

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、F2スペインのスプリントレースは8位

    FIA F2 第7戦 スペイン大会のスプリントレースがバルセロナのカタルーニャ・サーキットで行われ、フレデリック・ベスティ(メルセデスF1育成)が優勝。岩佐歩夢(レッドブルF1育成)は8位でフィニッシュした。

    ウェットからドライに変化する難しいコンディションで行われた26周のレース。21周目のセーフティカー導入をきっかけに全車のスリックタイヤへの交換が完了。

    優勝は3番グリッドからスタートしたフレデリック・ベスティ。今季3勝目を挙げてランキング首位のリードを広げた。2位にテオ・プルシェール(ザウバーF1育成)、3位にビクター・マルタンス(アルピーヌF1育成)が続いた。

    6番手からスタートした岩佐歩夢は、他車との接触で順位を落とす。最終的に9位でチェッカーを受けたが、8位のドライバーに5秒タイム加算ペナルティが科されたことで8位に浮上し、1ポイントを獲得した。

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、タイヤ戦略がうまくいかず10位フィニッシュ

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、タイヤ戦略がうまくいかず10位フィニッシュ

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、F2モナコ大会のフィーチャーレースを10位入賞という結果で終えた。

    FIA F2選手権第6戦モナコは28日(日)、フィーチャーレースを迎えた。心配された降雨には見舞われず、ドライコンディションでのレースとなった。前日のスプリントレースでモナコでの初勝利を獲得した岩佐歩夢は、フィーチャーレースを5列目9番手からスタートした。

    予定より5分遅れの午前9時45分、気温23℃、路面温度28℃のコンディションでフォーメーションラップがスタートした。岩佐歩夢は上位陣と戦略を変え、スーパーソフトタイヤでスタート。早めのタイヤ交換でレース後半のポジションアップを狙う。

    スタートでポジションを上げた岩佐歩夢は8番手で1周目を終了。そのポジションを保ってピットインのタイミングを伺う。13周目、岩佐はタイヤ交換を行い12番手でレースに戻った。14周目、岩佐と同じ戦略の上位車が目前でピットアウト。ペースに勝る岩佐は、ミラボーコーナーでオーバーテイクを決めて11番手にポジションを上げた。

    19周目にトラブルでストップするマシンが出て、バーチャルセーフティカーが導入された。21周目にレースが再開されたが、その直後の22周目に上位車が単独でクラッシュし、セーフティカーが導入され、コース施設のダメージが大きいことからレースは赤旗中断となった。岩佐と異なる戦略を採ったドライバーにとっては、このセーフティカー導入は絶好のタイミングとなり、赤旗中断の前に全車がタイヤ交換を消化。岩佐にとっては、ポジションアップのチャンスを失うアンラッキーな状況となってしまった。

    岩佐歩夢 レッドブルF1 フォーミュラ2

    ガードレールの交換作業などもあって30分程度の長い中断となり、レースはセーフティカー先導で再開される。セーフティカーの導入位置により9番手以下が記録上周回遅れとなり、再開後ラップダウンの解消作業が行われた。しかし、隊列に着く前にリスタートが切られてしまい、30秒以上の大きなギャップを抱えたことで上位進出は不可能な状況となってしまった。

    10番手を走行する岩佐裕毅は、背後から迫られるもポジションを守り、タイムアウトにより39周で終了となったレースで10位フィニッシュ。不運な展開ながら1ポイントを獲得した。

    シリーズランキングを争うライバルが1、2位を獲得したことによって、岩佐歩夢はランキング3番手に後退した。

    「戦略面でかなりポジションを落としてしまったのが残念でした」と岩佐歩夢はコメント。

    「担当エンジニアとはプライム(ソフト)からオプション(スーパーソフト)でいくと決めていたのですが、グリッド上で、周りの状況とチームの意見で戦略を変えたことが、結果的には失敗だったと思います」

    「確かにセーフティカーと赤旗中断は、自分にとってはアンラッキーなものでしたが、そのようなことが起こらないと期待していたわけではないので、やはり戦略的な問題だと思います。これについては、チームとしっかり話をして、反省すべき点は改善していかなければなりません」

    「また、再開時の大きなギャップについては、レース後『判断ミスで、今後このようなことがないようにする』と言われましたが、今日のレースは終わってしまっているので仕方ありません。結果としては納得のいかないレースになってしまいましたが、次戦に向けてまたしっかり準備して、いい結果を残せるようがんばります」

    岩佐歩夢 ホンダF1

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、今季3勝目でF2ランキング首位奪還

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、今季3勝目でF2ランキング首位奪還

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢はFIA F2モナコ大会のスプリントで独走で優勝。今季3勝目を挙げて10ポイントを獲得した。

    FIA F2選手権第5戦イモラ大会は、F1同様天候を理由に中止となり、第6戦が伝統あるモナコの市街地コースで行われた。5月25日(木)にフリープラクティスが行われ、ホンダ・フォーミュラドリーム・プロジェクト(のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、トップタイムをマーク。好調さを示す幸先のよいスタートを切った。

    26日(金)には予選が行われ、16分間の予選をB組(奇数ゼッケン)で走行した岩佐歩夢は、2回目のアタックでバリアに左フロントをヒットさせてタイムロス。ステアリングにダメージを負ったまま最終アタックに挑み、途中まで自己ベストを刻むものの赤旗で中断され、フラストレーションの溜まる予選となった。B組5番手となった岩佐歩夢は、全体では9番手のポジションとなり、スプリントレースではフロントロー、2番手からのスタートとなった。

    午後2時20分、気温25℃、路面温度48℃のコンディションでフォーメーションラップがスタート。好スタートを切った岩佐歩夢だったが、ポールシッターも同様にダッシュを決め、岩佐は2番手で第1コーナーを通過しポジションをキープした。2周目にはシケインで数台が絡むアクシデントが発生し、セーフティカーが導入。レースは6周目に再スタートが切られ、リスタートでトップの背後についた岩佐は、トラブルでペースの落ちたトップを第1コーナー手前でパスし首位に立った。

    岩佐歩夢 レッドブルF1育成 フォーミュラ2

    岩佐歩夢はタイヤマネージメントを行いながら、2番手との差をコントロールしながらトップで周回を重ねる。レース中盤、2番手がプッシュして1秒以内に迫る場面もあったが、岩佐は安定した走りで1秒前後の差を保ち、レースは終盤戦に入った。22周目、後方でアクシデントが発生し2回目のセーフティカーが導入。25周目の再スタートで絶妙のタイミングでダッシュを決めた岩佐は、2番手との差を広げてトップを守り、その後もハイペースで後続との差を広げていく。

    トップでチェッカーフラッグを受けた岩佐は2番手に6.6秒もの大差をつけ、独走状態で今季3勝目を挙げた。スプリントレースの優勝により10ポイントを加算し、この時点で再びシリーズランキング首位を取り戻した。

    「優勝という結果を残せたことはよかったですし、ペースがしっかりあることが確認できたことやタイヤマネージメントがうまくいったことなど、内容的にもとてもポジティブな状況であることがよいことだと思います」と岩佐歩夢はコメント。

    レース終盤にはファステストラップをとりにいくことも考えましたが、しっかり勝利を獲得することを優先させました。自分としては、予選でのミスに対して(優勝は)最低限のリカバリーであり、(これだけのペースがあるのだから)かえってミスした悔しさが大きくなっています」

    「フィーチャーレースは9番手からのスタートで難しいレースになるとは思いますが、今日のレースで多くのデータも得られましたし、なにより速いペースがあることも確認できたので、しっかり準備し、やるべきことをちゃんとやって順位を上げていきたいと思います」

    岩佐歩夢 ホンダF1