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  • 佐藤琢磨、2列目4番グリッドの好位置からスタート (インディカー)

    佐藤琢磨、2列目4番グリッドの好位置からスタート (インディカー)

    佐藤琢磨は、インディカー第11戦ポコノの予選で4番グリッドを獲得した。

    昨年のポコノで予選8番手だった佐藤琢磨は、今年もプラクティス1回目から、上位につけるスピードをコンスタントに出し続け、予選ではアタック1周目に平均時速222.804マイル、アタック2周目に時速222.793マイルをマーク。その時点でのトップに立った。

    平均222.798マイルを記録した佐藤琢磨の予選結果は4番手。惜しくもフロントローは逃したが、2列目イン側という好位置から、明日の500マイルのレースに臨む。

    佐藤琢磨(4番手)
    「とてもいい一日でした。昨年も私たちは、このポコノで速かったので、パッケージをいいものにできていると考えていました。今年は最初のプラクティスからマシンの状態がとてもよく、十分に戦えるポジションにありました。そこからは細かなセッティング変更を重ねました。ポールポジションを獲得できていれば最高でしたが、そんなに欲張ってばかりもいられません。予選では大変安定した走りができ、それを大いにエンジョイしました。ターン1とターン3で性格が全く異なる、このポコノのコースを走るのは本当に難しく、毎ラップ、コクピット内ですべてのツールを操作しなければなりません。これだけマシンがよかったのは、クルーたち全員と、エンジニアのドン(ハリデイ)がいい仕事をしてくれたおかげです。明日もスピードと強さを保ち続けたいです」

  • 佐藤琢磨 「アンドレッティの青旗無視はまったく理解できない」

    佐藤琢磨 「アンドレッティの青旗無視はまったく理解できない」

    佐藤琢磨が、ダブルヘッダーで開催されたヒューストンでのレース週末を振り返った。

    昨シーズン終盤に開催されたヒューストン市街地コースでの一戦は、今年は初夏の時期に日程が早められたものの、佐藤琢磨と、ここをホームグランドとするAJフォイト・レーシングにとっては、昨年とほとんど変わらない展開となった。すなわち、トップクラスの速さを示しながらも、運には徹底的に見放されたのである。

    今回、佐藤琢磨はウェットレースで首位に立つと、後続を大きく引き離していったが、マルコ・アンドレッティの執拗なブロックに行く手を阻まれてしまう。この行為により、マルコ・アンドレッティには罰金と保護観察の処分が科せられることとなった。これに続くピットストップで2番手に後退したものの、優勝する可能性を大きく残していた佐藤琢磨は、周回遅れのミハイル・アレシンによってそのチャンスを奪われた。

    ヒューストンでの佐藤琢磨は滑り出しから好調で、金曜日のフリープラクティスでは好タイムをマーク。続く予選でも最初のふたつのセグメントをトップで通過し、最終セグメントのファイアストン・ファスト6では昨年に続くポールポジションを獲得することが期待された。

    「僕たちには昨年まとめあげた良好なベースセットアップがあって、予選に向けては強力なパッケージを手に入れていました」と佐藤琢磨はコメント。

    「レースでのペースは期待したほどではありませんでしたが、それでも好調を保っていました。もっとも、今年はタイアが変わっていたので、昨年のセットアップをそのまま使えるわけではありません。けれども、市街地サーキットにはうまく対応することができました」

    「今回はダブルヘッダーレースだったので、土曜日はいきなり予選を戦うことになります。最初と2番目のセグメントでは僕たちはトップに立っていました。予選の戦いはものすごく厳しいもので、非常に僅差でしたが、結果はとても勇気づけられるものでした。2年連続でポールポジションを獲得する自信がありました」

    「でも、ファイアストン・ファイアストン6では期待したような結果を得られませんでした。週末を通じて使用できるレッドタイアは3セットだけです。もちろん、土曜日の予選で3セットを全部使うこともできますが、どのドライバーも日曜日のためにニュータイアを1セット残しておきたいと考えていました。このため土曜日は最初のセグメントでニュータイアを投入、2回目のセグメントで2セット目のニュータイアを使い、第3セグメントでは第2セグメントで使ったタイアをそのまま使用するという手法が一般的になっています。そうすれば、第3セグメントでもウォームアップされた状態のタイアを使うことができるからです」

    残念ながら、第2セグメントで佐藤琢磨はタイアにフラットスポットを作ってしまったため、ファスト6では最初のセグメントで使用したタイアを履いた。ただし、これでは望ましい結果は得られなかった。

    「タイムアタックでは十分なグリップ力を得られませんでした。ほぼ1秒の遅れをとっていました。タイアのヒートサイクルとなんらかの関係があったはずです」

    スタート前に雨が降ったことは、佐藤琢磨にとっていいニュースだった。ウェットコンディションで、佐藤琢磨はこれまで手をつけられない速さを示してきたからだ。今回も佐藤琢磨はいつもどおりの速さを発揮。6番グリッドからスタートしていながら、5周目にはトップに躍り出ていた。スタートでルカ・フィリッピやジェイムズ・ヒンチクリフとホイールをぶつけあう接戦を繰り広げた佐藤琢磨は、オープニングラップでフィリッピとスコット・ディクソンを攻略して4番手に浮上。続いてヒンチクリフとエリオ・カストロネヴェスをパスして4周目に2番手となると、5周目にはシモン・パジェノーのインを鋭くついて首位に立ったのである。

    「フロントロウを獲得できなかったのは残念でしたが、雨が降ったので、予選結果は関係なくなりました。僕たちはまったく新しいウェットタイアを履いていました。これはまだ誰も試したことがないものですが、僕は素早くスタートを切ることができました。僕はフィリッピとヒンチクリフの間をすり抜けようとしましたが、フィリッピがどんどんヒンチクリフに近づいてきたので、僕たちは接触することになります。2台が絡んできたために僕はスロットルオフを余儀なくされ、大きく遅れてしまいます。このときはどうしようもありませんでしたが、誰もダメージを負うことなく切り抜けられたのは不幸中の幸いでした」

    「その後は次々とライバルたちをオーバーテイクできたので、最高の気分でした! とにかくオーバーテイク、オーバーテイク、オーバーテイクを繰り返し、5周目にはパジェノーに襲いかかります。大きく回り込む高速コーナーのターン5出口で、彼の走行ラインが大きくアウト側にふくらみました。このとき、ちょうど1台分スペースが残されていたので、僕はそこに滑り込み、ヘアピンコーナーのターン6で彼のインを突いたのです。ブレーキングではマシーンが左右に振られました。最高に楽しかったですよ!」

    佐藤琢磨は26周目までトップを守り続けたが、この間、周回遅れになるのを懸命に避けようとしたアンドレッティに行く手を阻まれてしまう。

    「ピットアウトしてきた彼は僕の直前でコースに復帰しました。その後、彼はずっと自分のラインを守り、僕を抑え続けました。これにはまったく理解できませんでした。ブルーフラッグがそこらじゅうで振られていました。もう、すべてのコーナーで振られていたほどですが、それでも10周にわたって僕に進路を譲らなかったのです! 僕は無線でチームに状況を知らせ、彼らはレースコントロールとコミュニケーションをとるべく、ありとあらゆることをしてくれました」

    「レースコントロールは彼に警告を発しましたが、彼らはそれを無視したのです。マルコがようやく進路を譲ったのは、2度目のブラックフラッグが提示されてからのことでした。このとき、ヒンチクリフに対するマージンは、それまでの4秒強からコンマ数秒まで減っていました」

    コースが乾き始めていたため、フルコーションが出された際に佐藤琢磨はピットインしてスリックタイアに交換。同じタイミングでヒンチクリフもピットストップを行ったが、カナダ人ドライバーは佐藤琢磨の前でコースに復帰していった。そして、彼にかわって佐藤琢磨の後方に迫ってきたのは、3番手のドライバーとは別の人物だった……。

    「後ろを走っているミハイル・アレシンは周回遅れだったので、僕はヒンチクリフとのバトルに集中していました。ターン6でアレシンは僕のアウト側に飛び込んできましたが、そこで行き場を失い、僕と接触してしまいます。彼が何をしようとしていたのか、僕にはまったくわかりませんでした。そのコーナーでは、イン側からしかオーバーテイクできません。だから、どうしてそこに飛び込んでくるつもりになったのか、僕には見当もつきません。こうして僕のレース1は終わってしまいました。非常に落胆しました」

    続いて行われたのはレース2の予選。ここで佐藤琢磨は10番グリッドを手に入れる。雨が降ってからグリップ不足に苦しむようになり、予選グループ内での順位は5番手となった。そして決勝のオープニングラップではカルロス・ムニョスをパスして9番手に浮上。ただし、この行為はただちにオフィシャルによって検証されることとなった。コロンビア人ドライバーはターン2のシケインでアウト側にはらみ、佐藤琢磨をコースの外側に押し出す格好となる。コースに戻った佐藤琢磨はいったんムニョスにポジションを譲ると、これに続くコーナーで再度、抜き返していたのだが、オフィシャルはもう一度ムニョスを先行させるよう、佐藤琢磨に指示したのだ。このとき、ムニョスはさらに順位を3つ落としていたので、彼を先行させるためには、その前を走るドライバーすべてに進路を譲らなければならない。しかも、ここで勢いを失ったため、さらに順位を落とすこととなった。

    「これで15番手まで順位を落としたので、とてもフラストレーションを感じましたが、とにかく僕は戦い続けるしかありません。僕たちのペースはよかったし、レッドタイアもうまく使いこなすことができました。多くのドライバーがタイア交換のためにピットへ駆け込む姿を目にしましたが、僕たちはほとんど1スティントにわたって走り続けることができ、大きく順位を取り戻すことにつながりました。このスティントの終盤でスローパンクチャーが発生したため、僕は数ラップ早めにピットインすることになりましたが、運のいいことにこれは順位にほとんど影響を与えませんでした」

    佐藤琢磨はトップ10まで追い上げると、予定していた最後のピットストップを終えたときには6番手へと浮上していた。

    「とてもいい状況でした。何人かのドライバーは異なるレース戦略を選択していましたが、まずまずの成績を収められると期待していました」

    ここで再び、因縁のアンドレッティと出くわすこととなる。

    「マルコは僕をオーバーテイクすると決めると、ターン4で僕のインサイドに飛び込んできました。彼は僕のボディサイドに接触してきましたが、今回ばかりは運良くウォールと衝突せずに済みました。ただし、タイアにはマーブルやほこりがついてしまいました」

    「この後、マシーンの状態が完全ではないように思われたので、僕は念のためピットストップを行うことにしました。このとき、僕たちは最後となるピットストップを行いましたが、残念なことにチームは給油リグをつなぐのに手間取り、およそ10秒を失ってしまいます。僕は全力で追い上げを図りましたが、あるとき深く縁石に乗りすぎたせいでマシーンが浮き上がってしまい、ウォールにヒットし、リタイアを余儀なくされました」

    つまり、スピードという面では多くの手応えを掴んだことになる。そしてインディカーの一団は続いて北に進路をとり、1週間後に開催されるポコノ・レースウェイでの一戦に挑むことになる。

    「ポジティブに感じられることもいくつかありました。しかも、チームの本拠地と極めて近い場所でレースが開催されたため、メカニックたちやその家族とお会いできたことも嬉しかったです。ABCサプライからも多くの方々が応援に駆けつけてくれ、AJフォイト・レーシングはたくさんの方々から声援を送っていただきました。本当に素晴らしい週末でしたが、僕たちの期待する成績だけは手に入れることができませんでした」

    「僕たちはミルウォーキーでテストを行っており、ポコノのベースセットアップも良好な仕上がりを見せています。ミルウォーキーとはだいぶコースの特性が異なりますが、セットアップの考え方は活用することができるので、来週末はいい結果が残せると期待しています」

  • 佐藤琢磨、クラッシュリタイア (インディカー第10戦)

    佐藤琢磨、クラッシュリタイア (インディカー第10戦)

    佐藤琢磨は、ダブルヘッダーで行われたインディカー第10戦ヒューストンの決勝レースをクラッシュリタイアで終えた。

    佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は予選10番手からスタート。シケインをショートカットしたという判定によって、序盤に15番手までポジションを落としたが、マシンの仕上がりは良好で、速いペースを保ったまま周回し、1回目のピットストップを終えるとポジションは10番手に復活した。

    ハードタイヤにスイッチしてからの佐藤琢磨は、リズムに乗って順位を着々と上げていき、90周のレースが50周を終えた時点で6番手にまでポジションを上げた。さらに上位を狙ってファイトを続けた佐藤琢磨は、タイヤがパンクする不運で後退。75周目に縁石へ乗り上げてバランスを崩し、アクシデントによるリタイアを喫しました。

    佐藤琢磨(19位)
    「悔しいレースになりました。スタートはよかったのですが、シケインに並んで入ったカルロス・ムニョスが寄せてきたため、私はショートカットを強いられました。私はそれによってポジションアップをしていませんし、ムニョスをパスしたのはその先のターン5でのことでした。私はさらに数台をパスしたのですが、レースコントロールは私がショートカットしたという判定をし、ムニョスの後ろまで下がるよう指示しました。多くの順位をここで失いましたが、再びアタックして失地をばん回し、トップ10へと返り咲きました。しかし、その後のリスタートでマルコ・アンドレッティがインから接触してきたため、アウト側のラインへ飛ばされた私はタイヤかすを拾い、また順位をいくつも下げました。ここでハンドリングに異常を感じたのでピットインしました。タイヤがパンクしている可能性が考えられたからです。そこからもう一度ポジションアップを重ね、トップ10に復活しましたが、縁石に高く乗り上げ過ぎてジャンプしてしまい、壁にヒット。レースを終えることとなりました。ヒューストンでは激しい戦いを繰り広げましたが、望む好結果をつかむことはできませんでした。マシンは好調なので、次のポコノでぜひともいいレースを戦いたいと思います」

  • 佐藤琢磨、ヒューストンの2レース目は10番手から決勝に挑む

    佐藤琢磨、ヒューストンの2レース目は10番手から決勝に挑む

    佐藤琢磨は、インディカー第10戦ヒューストンの予選を10番手で終えた。

    世界で最初の屋根付きスタジアム、アストロドームの周辺に作られた全長1.634マイルの特設コースでは、蒸し暑いコンディションのもと、2グループが10分間ずつの予選アタックを行った。

    あとに走るグループ2のときの方が、グループ1が走ったときよりも路面のグリップが高まるため、グループ2で最速だったドライバーがポールポジション(PP)を奪取した。

    佐藤琢磨(10番手)
    「今日の私は先に予選を行うグループ1であり、路面が昨日と比べて悪くなっていました。路面をグリップしている感触が低く、グループの5番手、総合10番手という結果になりました。昨日の私はドライコンディションでのレースを戦っていませんが、予選を走った限りではマシンのセッティングを変更する必要がありそうです。しかし、グループ2でのベストが59秒1まで縮まっていたことを考えると、昨日の私のベストが59秒2〜3でしたから、路面は昨日とほぼ同じレベルまで回復をしているのかな、とも感じています。これからガレージに戻り、データをチェックしてマシンセッティングを決め、今日もトップ争いに食い込みたいと思います」

  • 佐藤琢磨、一時トップを走行も接触されてリタイア (インディカー第9戦)

    佐藤琢磨、一時トップを走行も接触されてリタイア (インディカー第9戦)

    佐藤琢磨は、ダブルヘッダーの1レース目が行われましたインディカー第9戦ヒューストンの決勝レースをリタイアで終えた。

    予選6番手だった佐藤琢磨は得意のウエットコンディションで目覚しい走りを見せた。3列目からロケットスタートを切った佐藤琢磨はわずか5周でトップに躍り出て、その勢いを保って2番手に4秒もの大差をつけた。

    しかし、スタート直後にタイヤがパンクしてバックマーカーとなったアンドレッティが佐藤琢磨の進路を塞ぎ、それを利用して接近してきたヒンチクリフがピットストップをしたため、トップの座を奪った。

    ドライコンディション用のスリックタイヤ装着でも佐藤琢磨は速く、ハイペースを保ってトップに返り咲くチャンスをうかがっていたが、32周目のリスタート直後、序盤のスピンで周回遅れに陥っていたルーキーのミハイル・アレシンが佐藤琢磨に強引なオーバーテイクを仕掛けたために2台は接触。絡み合うようにしてコンクリートウォールにヒットした彼らはそろってリタイアを喫した。

    佐藤琢磨(22位)
    「今日のようなフィニッシュは誰も望んでいません。本当にがっかりです。スタートはとてもうまくいき、2台をまとめてパスするところでしたが、その2台にサンドイッチにされてアクセルを戻さなければなりませんでした。それでも私のマシンはとても好調だったので、彼らを1台ずつパスし、トップに立つことができました。すべてが順調で、走ることを楽しんでいましたが、マルコ・アンドレッティがピットアウトして来て、温まっていいないタイヤで私の進路を塞ぎました。彼にはオフィシャルからブルーフラッグが長いこと提示され続けましたが、彼はそれを無視し続けました。私は彼の後ろを走ることで築いていたリードを失い、そこでようやくインディカーが彼に対してブラックフラッグを提示しました。すでに我々に対するダメージは十分に与えらえていました。ヒンチクリフは私のすぐ後ろまで迫っており、同じタイミングで行なったピットストップで彼にトップの座を奪われたのです。2番手で迎えたリスタートでは、ミハイル・アレシンが私の後ろにいました。彼は1周の周回遅れでしたから、私はヒンチクリフとのバトルに集中していました。そして長い高速コーナーであるターン5は、イン側からオーバーテイクをする以外は不可能で、そこはまだ路面が濡れていました。なので、ライン上を走り続けていましたが、彼はアウト側からコーナーへと深く進入し、2台が絡み合う結果となりました。いったい彼は何がしたかったのでしょうか。次のコーナーはヘアピンですから、アウト側からのパスなど不可能です。私たちのチームは素晴らしい仕事をしてくれ、レースでのマシンは本当に高い競争力を備えていました。難しいコンディションでのレースとはなっていましたが、私たちの下した判断は正しく、走ることを大いに楽しめていました。本当に残念でなりません。アクシデントで手首を少し傷めましたが、明日のレースへの出場に関しては問題ないと思います」

  • 佐藤琢磨、ヒューストンの初日プラクティスで好調な滑り出し

    佐藤琢磨、ヒューストンの初日プラクティスで好調な滑り出し

    佐藤琢磨は、本日ヒューストンNRGパーク・サーキットで行われた2回のプラクティスにおいて、2回連続でトップ10に入るスピードを示した。

    午前中のセッションで佐藤琢磨は1.634マイル(約2.6km)のコースを1分00秒7901で走りきり、4番手に入った。午後のセッションでは7番手だった(午前と午後の総合では8番手)。

    23人が参加して行われる公式予選は明日の午前10時(日本時間の6月29日0:00)に始まり、シェル&ペンゾイル・グランプリ・オブ・ヒューストンのレース1は同じ日の14:45(日本時間の6月29日04:45)にスタートが切られる。

    佐藤琢磨
    「昨年の予選では力強い走りを見せることができたヒューストンに戻ってこられてとても嬉しく思っています。ここはチームにとってのホームコースで、チーム・スタッフの家族や友人たちがたくさん集まってくれています。AJも上機嫌なので、とにかくいい結果を残したいと思います。今日はどちらのセッションでも前進を図ることができました。明日はいきなり予選を戦うことになるので、初日の今日はいいベースセットアップを見つけ出すのが非常に重要となりますが、僕たちはそれを成し遂げました。まだやり残したこともあるので、引き続き懸命に働き、明日はいいパフォーマンスを皆さんにお見せしたいと思います」

  • 佐藤琢磨、インディ500着用ヘルメットが160万円で落札

    佐藤琢磨、インディ500着用ヘルメットが160万円で落札

    佐藤琢磨が、2014年のインディ500で着用したスペシャルヘルメットがチャリティオークションに出品され、$15,675(約160万円)で落札された。

    また、今回のチャリティオークション開催にあたり、篤志家の方から落札金額と同額の支援金もお寄せいただけるとのオファーがあり、支援総額は$31,350(約320万円)に達した。

    チャリティ・オークションの収益は、佐藤琢磨が立ち上げた「With you Japan」を通じて東日本大震災で被災した子供たちの長期支援に役立てられる。

    落札者の方のコメント
    今回、インディ500スペシャル・ヘルメットを落札できて嬉しく思っています。琢磨選手や関係者の皆さんのいろんな想いが込められたヘルメットは、大切なコレクションになります。ずっと厳しい条件の中でチャレンジを続けている琢磨選手を、これからも応援していきたいと思います。

    佐藤琢磨
    今回チャリティ・オークションにご協力いただいたすべての皆さま、本当にありがとうございました!このオークションを通じて、日本円で300万円を越える額の支援金が『With you Japan』プロジェクトに寄付されることになったことを、とても嬉しく思っています。僕のヘルメットを落札された方、そしてオークションとは別に寄付金をお寄せくださった篤志家の方にも、心から感謝いたします。復興地の皆さんには、まだまだ継続的な支援が必要だと思っています。今後も『With you Japan』を通じて、復興地で夢に向かって頑張っている子供達に元気を与えることができればと思います。

  • 佐藤琢磨、断ち切れない不運の連鎖

    佐藤琢磨、断ち切れない不運の連鎖

    佐藤琢磨が、インディカー 第8戦 テキサスのレース週末を振り返った。

    またもや不運のレース。テキサス・モーター・スピードウェイで開催されたベライゾン・インディカー・シリーズの一戦に臨んだ佐藤琢磨は、レースが残り10周となったときに13番手につけていながら、エンジン・トラブルのため戦列離脱を余儀なくされることとなった。

    1週間前にデトロイトのベルアイルで行なわれたレースでは、なにひとつ過ちを犯していなかったにもかかわらず、佐藤琢磨は事故に巻き込まれ、上位入賞のチャンスを奪われた。だが今回、チームは地元のレースでペースが伸び悩み、苦戦を強いられたいた。

    「僕たちにとってはとても苦しい週末でした」と佐藤琢磨は語る。

    「コースを走る時間が非常に短かく、たった1回のプラクティスだけで予選を迎えねばなりませんでした。しかも、今回はナイトレースなので、プラクティスや予選、それに決勝では、マシンの反応は大きく異なっていました。このため、常に先を見越した戦い方が求められたのです」

    「プラクティスは、目を覆いたくなるほど悪くもありませんでしたし、ものすごくいいともいえませんでした。今年のルールに従うと、昨年より大きなダウンフォースをつけられます。2012年、インディカー・シリーズは密集したレースを避けるためにダウンフォースの削減を決めました。昨年は、これがやや行きすぎたものだったことが判明しましたが、この2年間、テキサスのレースは力と力のぶつかりあいではなく、文字どおりのサバイバル戦となっていました」

    その理由は、次のようなものだ。まず、ダウンフォースを減らせばマシンのスライドが増える。するとタイアの性能が急速に低下し、これにあわせてグリップ・レベルも大幅に悪化してしまうのである。いっぽうで、ダウンフォースの増大は、ダラーラDW12のセッティングを見直さなければいけないことを意味する。

    「テキサス前にいくつかの検討を行ないました。インディ500以降はたくさんの作業を行なったので、強力なパッケージが手に入ると期待していました。けれども、トリッキーでハイバンク・オーバルのテキサスにマッチしたセットアップを見つけ出す作業は、簡単には進みませんでした」

    「プラクティスでは予定していたテストをすべて終えるまでには至らず、予選を見据えたシミュレーションもできませんでした。しかも昨年は予選に出走できなかったので、マシンがどうなるのか、予想するのは困難な状況でした。僕たちはあまり速くありませんでした。スタビリティが不足していたのでダウンフォースを減らすことができなかったのです。けれども、何人かのドライバーは非常に少ないダウンフォースで走っていました。彼らは、僕たちよりもずっと多くのメカニカルグリップを手に入れていたのでしょう。予選では、僕たちより速いマシンがアグレッシブに攻めすぎた影響もいくぶんはあり、僕たちは16位に留まりました」

    予選が行なわれた後の金曜日の夜にはもう1度、プラクティスが実施された。

    「状況は少しよくなりました。トラフィックのなかを走っていると、タイアのマネージメントが大きな問題であることが明らかになります。僕たちはダウンフォースを元のレベルに戻しましたが、それでもデグラデーションはひどい状態でした。マシンの感触は、最初の10周はいいのですが、次の10周でデグラデーションが起き始め、その次の10周では徐々に苦しめられるというものです。1スティントはおよそ50周と見込まれていましたが、30周を超すとデグラデーションがひどくていいペースを保てません。いっぽうで40ラップ以上も安定して走れるチームもありました。僕はリア・スタビリティの確保に苦しんでいましたが、ついにはマシンを改善できないまま時間切れとなってしまいました」

    佐藤琢磨は、スタートが切られてわずか4周目で最初のイエローが提示されたときも16番手のままだったが、AJフォイト・レーシングはこの機会に彼をピットに呼び戻すこととした。

    「タイアはまだフレッシュで、燃料もたっぷり積んでいました。けれどもバランスには満足がいかなかったので、フレッシュタイアに履き替えて少しでもアドバンテージを手に入れようとしたのです。上位グループのなかにも同じ作戦を選ぶドライバーがいたので、いくつかの戦略が入り交じった状態となりました」

    「スタートのときはまだ暑い状況でしたが、やがて気温が下がると路面コンディションがよくなり、ダウンフォースも増えました。でも、これは誰にとっても同じことです! おかげで少しは状況がよくなりましたが、追い上げを図るには不十分でした」

    60周目を目前にして琢磨はリードラップから脱落。しかも、イエローコーションがほとんどなかったことから、追い上げを図るのは非常に困難な展開となった。

    「リアタイアのデグラデーションがすぐに起きてしまうため、フロントのグリップを落とさざるを得ず、したがってスティントの前半はひどいアンダーステアでした。アンチロールバーやウェイトジャッカーを駆使してもバランスがとれるようなレベルではありません。速いマシンは、フロントタイアのグリップをより積極的に活用できたようです」

    「第2スティントでフロントのダウンフォースを増やしたところ、走り始めはとても速かったのに、間もなくペースは大幅に落ち込んでしまいました。そこで、その後はフロントのダウンフォースを減らし、スティントを通じてできるだけ速いペースを保てるように工夫しましたが、それでも平均スピードは10mph(約16km/h)以上も変化しました。これはオーバルレースでは通常ありえないレベルの落ち込みです」

    「それでも僕たちは12番手か13番手あたりで戦い続けていました。ときには順位を上げることもありましたが、大きな変化はありません。周回遅れになったのはやや不運で、挽回するのは困難になりました。最終的にはイエローコーションにより1周は取り戻すことができましたが、おかげで同じドライバーを4回も5回もオーバーテイクしなければならず、少しフラストレーションが溜まりました。そして残り10周となったあたりでトラブルが発生しました。パワーダウンを感じ始めると、その次の周にはエンジンが完全に息絶えてしまったのです」

    次戦は、テキサス・モーター・スピードウェイのあるフォートワースからそう遠くないヒューストンで6月27〜29日に開催される。佐藤琢磨は昨年、ここでポールポジションを獲得しているので期待は大きく、前回のいい流れが今年に持ち越されることが望まれる。そして、このダブルヘッダーレースは、待望されたここからの3週間のブレークを迎え、ひと段落したあとにやってくる。

    「本当に忙しいスケジュールだったので、ひと息つけるのは嬉しいですね。火曜日にはヒューストンでメディアから事前の取材を受けることになっていますが、その後はインディに行って荷物をまとめ、そこからテストが行なわれるミルウォーキーに向かい、さらに日本に飛びます。日本でも完全に休みになる日はありませんが、少しはリラックスできると思います。その後で行なわれるチームのホームレースは楽しみですね。昨年、僕たちは速かったので、今年もいい結果が得られることを期待しています」

  • 佐藤琢磨、メカニカルトラブルで18位 (インディカー)

    佐藤琢磨、メカニカルトラブルで18位 (インディカー)

    佐藤琢磨は、インディカー 第8戦 テキサスの決勝レースを18位で終えた。

    16番グリッドからのスタートした佐藤琢磨は、ハンドリングの決まっていないマシンで苦しい走りとなっていたが、粘り強い走りを続けていた。

    しかし、ゴールを目前にしてマシンにトラブルが発生したために完走はならず、結果は18位となった。

    佐藤琢磨(18位)
    「今晩のレースは苦しい戦いでした。夕日が沈んでレースのスタートが切られ、その頃はまだ気温も路面温度も高かったのですが、それが時間の経過とともに下がり、マシンのバランスも変化していきました。私たちはコンディションに合わせてマシンを変更し、ポジションを少しずつ上げていきました。今年からの新ルールによってダウンフォースは大きくされたのですが、私たちのタイヤの摩耗は激しく、スティント後半の走りは大変厳しいものになっていました。ピットクルーの作業も素早く確実でしたが、最後にはトラブルが発生し、マシンに火災も起こってしまい、リタイアを余儀なくされました。今日のレースではまた多くのことを学べましたから、今後のレースにそれらを生かしたいと思います。次戦はチームのホームタウンであるテキサス州ヒューストンですから、いいレースを戦えることを楽しみにしています」

  • 佐藤琢磨、テキサスの予選は16番手 (インディカー)

    佐藤琢磨、テキサスの予選は16番手 (インディカー)

    佐藤琢磨は、インディカー 第8戦 テキサスの予選を16番手で終えた。

    朝のプラクティスで17番手のタイムを出していた佐藤琢磨は、予選ではトップ10入りを目標に掲げていたが、暑くなったコンディションでマシンのハンドリングが思うほど向上していなかった。

    佐藤琢磨は、コントロールの難しいマシンと格闘しながら予選アタック1周目に時速216.756マイルをマーク。

    しかし、2周目は時速215.376マイルへと大きくダウンし、平均スピードは時速216.064マイル。8列目アウト側グリッドからのスタートに決まった。

    佐藤琢磨 (予選16番手)
    「厳しい予選となっていました。予選に向けての準備の時間がとても短かったですね。今日の予選の前にはプラクティスが1回行われただけでしたから。昨年のテキサスで、私たちは小さなトラブルから予選を走ることができませんでした。私たちにはダウンフォースを小さく設定したマシンでの予選走行のデータがないため、今日のマシンセッティングが大きなチャレンジとなっていたんです。朝のプラクティスで得られた情報から予選用のマシンを作り上げたのですが、安定感が不足していました。アンダーステアもオーバーステアも両方出るマシンになっており、レースに向けても多くの改良が必要だと感じました。しかし、予選を走ったことによって、私たちは少ないダウンフォースでのマシンに関しても幾らかのデータを取ることができました。朝のプラクティスのデータと照らし合わせ、今晩のファイナルプラクティスでより良いマシンとし、明日の決勝レースを迎えたいと考えています」