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  • 佐藤琢磨、アムリン・アグリからフォーミュラEに参戦決定!

    佐藤琢磨、アムリン・アグリからフォーミュラEに参戦決定!

    佐藤琢磨が、フォーミュラE開幕戦にアムリン・アグリ・フォーミュラEチームから参戦することが決定した。

    先月、ドニントンパークにて行われた最終テストにてアムリン・アグリのマシンをテスト走行した佐藤琢磨は、キャサリン・レッグと共に開幕戦のスターティングラインに並ぶ。

    アムリン・アグリのドライバーラインナップはポルトガル出身のアントニオ・フェリックス・ダ・コスタに加え、佐藤琢磨の起用、そしてスイス出身のファビオ・ライマーをリザーブ・ドライバーとして起用したことで大きく拡大された。

    フォーミュラE開幕戦は、9月13日(土)に北京で開催される。

    佐藤琢磨
    「記念すべき最初のフォーミュラ・Eレースでアムリン・アグリと共に参戦し歴史を作る事をとても楽しみにしています。特にスーパーアグリF1時代の懐かしい仲間と一緒に再びレースできることが嬉しいですし、北京ではチームの持てる力を最大限に引き出せるよう、僕自身も全力で取り組むつもりです。電気自動車(エレクトリック・カー)でのレースは未来に繋がる魅力的な挑戦です。モータースポーツの新たな方向性を開く、新しいシリーズの最初のステージに参加出来る事を心から楽しみにしています。」

    鈴木亜久里氏(エグゼクティブ・チェアーマン)
    「アムリン・アグリのエグゼクティブ・チェアーマンとして、我々のフォーミュラEチームに琢磨が加わってくれる事をとても嬉しく思います。これから新しいフォーミュラEと言うカテゴリーにチャレンジする事によって新しい自分たちの未来もできてくると思う。彼が加わってくれる事によって、大きな団結力が生まれ、より強いチーム作りが出来ると思います。琢磨には今までの経験、特にF1やインディーで培ったロードコースでの経験を、レースが開催される北京で生かしてもらい、共に良い成績を一緒にあげたいです。アムリン・アグリはスーパーアグリF1時代のスタッフが多く関わっており、彼らと今回またレースに参戦できる事を嬉しく思います」

    マーク・プレストン氏(チーム・プリンシパル)
    「アムリン・アグリとして、最初のフォーミュラEシーズンに琢磨とファビオがチームの一員として参加してくれる事を嬉しく思うと共に、再び彼と仕事が出来る事が本当に嬉しい。琢磨はストリートコースの経験も多く、インディーカーでの経験はチームに豊富な知識を与えてくれる。ファビオはワンメイクのチャンピオンシップで成功する為に、何が必要かを知っている。どのチームも開幕戦での優勝を目指しているが、アムリン・アグリもそのうちの一つです。是非とも北京での開幕戦にて表彰台を獲得し、歴史を残したいと思っています。」

  • 佐藤琢磨 「本当のパフォーマンスは結果には表れなかった」

    佐藤琢磨 「本当のパフォーマンスは結果には表れなかった」

    佐藤琢磨が、インディカー最終戦フォンタナのレース週末、そして2014年シーズンについて振り返った。

    全長2マイル(約3.2km)のスーパースピードウェイ、フォンタナで開催された500マイル(約800km)レースで佐藤琢磨は6位に入り、好調さを保ったまま2014年ベライゾン・インディカー・シリーズを締め括った。

    「どうやら悪い流れを断ち切れたようです!」 何度も不運に見舞われながら、シーズン終盤に向けて徐々に調子を上げてきた佐藤琢磨は、高らかにそう宣言した。

    今シーズンが残り5レースとなったとき、困難な戦いを強いられてきた佐藤琢磨はポイントテーブルの21番手となっていた。ところがトロントで5位、ソノマで4位、そしてロサンゼルス近郊のフォンタナ(ここではポイントが倍増された)で6位に入った結果、最終的な成績をシリーズ18位まで伸ばすことができた。ちなみに、最後の5戦で獲得したポイントの合計で比較すると、No.14 AJフォイト・レーシング・ダラーラ・ホンダを駆った佐藤琢磨は146点で、244点のスコット・ディクソン、204点のトニー・カナーン、チャンピオンのウィル・パワー、そして169点のファン-パブロ・モントーヤに続く5番手の成績だったことがわかる。

    フォンタナのレースウィークは実質的に水曜日のオープンテストで幕を開けた。

    「午後のプラクティスにくわえ、夕方から夜にかけても走行セッションが設けられました」と佐藤琢磨。

    「予選は午後2時の開始、そして決勝はナイトレースなので、これですべてのコンディションを理解することができました。特に日が沈むと気温が急激に下がるので、とても助かりました」

    「昨年のフォンタナではマシンの仕上がりがあまりよくなかったため、今年はセットアップの方針を大幅に見直しました。さらに、今シーズンはオーバルレースが少なかったので、毎戦なにかを学び取り、セットアップを進化させるように努力しました」

    「金曜日のフリープラクティスでは、これまでいいと考えられていたものをすべて組み合わせてからテストメニューを始めました。ただし、結果は予想外のもので、別の解決策を見つけ出さなければならなくなりました。特にコーナーでのスタビリティが思わしくありませんでした。フォンタナの路面はバンピーで、車線と車線の間にあるつなぎ目も大きな問題となります。なにしろ、ニュータイアを履いていない限り、車線をまたいで走ることができないほどなのです」

    予選は順調で、佐藤琢磨はここで4位に入り、3列となって整列するスターティンググリッドでは2列目のイン側に並ぶこととなった。

    「マシンの仕上がりについてはまだ確認できていない部分が残っていましたが、すべてうまくいくことを期待していました。ただし、たとえニュータイアを履いていてもグリップは高くありません。なにしろ気温は華氏90度(約32℃)、路面温度は華氏120度(約49℃)を越えるほどだったのです。しかも、フォンタナでよく見られる砂漠からの風が吹き荒れていました」

    「コースはいちばん低いイン側がもっとも距離も短いので、そこを走ることも考えられますが、バンプがあるうえに、コーナリングスピードを考えるとバンク角が不十分なため、それはできません。反対に上側にいけば路面はスムーズですが、さすがにいちばん上の車線は走行距離が長くなりすぎます。僕は、ターン1とターン2では高めのレーン3を走り、ターン3とターン4ではいちばん下のレーン1を走ることにしました。アタックの2周目ではタイア・デグラデーションのためにマシンがやや不安定になり、少しスロットルを戻さなければいけなくなりました。それでも、僕はとてもハッピーでした。すべてをまとめあげたチームは素晴らしい仕事をしてくれたと思います」

    予選後の夜遅い時間帯にはもう1度プラクティスが行われたが、ここで佐藤琢磨はミハイル・アレシンが派手にクラッシュした影響を受けることとなる。

    「僕はすごく近くにいたので、マシンの破片がまるで雨のように降ってきました。その一部はコース上に散らばり、別の一部は僕を飛び越えていきましたが、細かな破片によりウィングやフロアなどがダメージを受けてしまったので、交換しなければなりませんでした。このコースでは、本当に些細なことがマシンのバランスに大きな影響を与えることになります。なにしろ、フロントウィングは0.1度単位で調整するほどなのです。そこで僕のエンジニアは、500マイルの長丁場であることを考慮し、ややコンサバティブなセットアップでスタートすることを決めました」

    佐藤琢磨は最初のスティントで8番手に後退。その後、残り75周のときにライアン・ハンター・レイがスピンしてこのレース唯一のイエローが提示されるまで、佐藤琢磨は10番手前後のポジションで周回を重ねていった。

    「これはオーバルではよくあるシナリオですが、タイア・デグラデーションが大きいとき、スティントを長めにするのはあまり得策ではありません。多くのチームは、燃料を使い果たすよりだいぶ前にピットストップを行っていました。ところが、僕たちはピットサイクルのいちばん最後で給油を行うことが何度かあり、そのため何度も順位を落としてしまいました。ニュータイアでは215mph(約344km/h)で走れるのに、タイアのパフォーマンスが落ち始めると平均速度は210mph(約336km/h)か、ひどいと206mph(約330km/h)まで落ちました」

    「まるで、目標とする給油の戦略を達成するために、僕たちはどんどん順位を落としているような状況でした。しかし、スティントを短くすることでハイペースを維持したグループは、もしイエローが出なかった場合、燃料を極端にセーブするかピットストップを余計に行わなければならなくなり、順位を大きく落とすことにつながります」

    だが、ハンター・レイのアクシデントでイエローが提示されたことで、フィールドはリセットされ、スティントを伸ばしていた僕らの戦略がピタリとハマってトップリザルトを得る夢は打ち砕かれてしまう。誰もがピットストップをした結果、リスタートのとき佐藤琢磨は8番手。その後、佐藤琢磨は11番手に後退し、さらに追い上げて7番手となったが、最後のピットストップ・サイクルで8番手へとポジションを落としてしまう。しかし、エリオ・カストロネヴェスにペナルティが科せられて7番手となった佐藤琢磨は、残り19周でパワーを追い越して6位となり、その後はジェイムズ・ヒンチクリフを追走しながらチェッカードフラッグを受けた。

    「リードラップに留まることがとにかく大切なので、僕たちはこれを目標に走り続けました。何人かの速いドライバーたちはイエローが出たタイミングによってラップダウンとなっていたのです。僕のコース上のポジションはあまりいいものではなく、失った順位を抜き返さなければいけませんでした。さらには、ラップダウンになっている速いドライバーとバトルをすることもありました。僕たちは最後のピットストップを予定よりもやや早めに行い、ヒンチクリフを追いかけていきました。あとレースが2、3周あったら、面白いことになっていたでしょう。タフで長いレースでしたが、ピットでは一度もミスがありませんでした。メカニックたちは素晴らしい働きをしたと思います」

    「4番グリッドからスタートして6位でフィニッシュしたことには少々不満も残りますが、それでも僕たちは力強い走りをして、いい成績を残すことができました。また、シーズン序盤の苦しい戦いのなかから僕たちは見事に立ち直り、終盤戦ではチャンピオンシップのランキングを引き上げることができました。これも素晴らしいことだったと思います」

    多忙を極めたインディカー・シリーズはこれで幕を閉じたが、来季に向けた準備など、佐藤琢磨は忙しいオフシーズンを迎えようとしている。

    「本当に過密なスケジュールだったので、しばらく落ち着いた毎日を過ごし、気分転換を図りたいですね。この秋も日本ではたくさんのイベントが予定されていますし、来年に向けた準備もしなければいけません」

    「今シーズンはポールポジションを2回獲得し、いくつかのレースでトップを走り、表彰台や優勝を賭けたバトルに何度も挑みました。けれども、そのたびに困難に直面したり、不運に見舞われました。僕たちの本当のパフォーマンスは結果には表れていませんが、僕たちはたくさんのことを学び、そしてかなりの前進を果たすことができました。チーム全員の健闘を称えたいと思います!」

  • 佐藤琢磨 「多くを学んだシーズンだった」 (インディカー)

    佐藤琢磨 「多くを学んだシーズンだった」 (インディカー)

    佐藤琢磨は、インディカー最終戦フォンタナの決勝レースを6位で終えた。

    予選4番手だった佐藤琢磨は、ピットストップでポジションを下げることがありながらも、コース上でのバトルで少しずつ順位を取り戻す戦いをみせ続けた。最後はヒンチクリフとのポジション争いを繰り広げ、6位でゴールした。

    ソノマでの第17戦で4位フィニッシュしたばかりの佐藤琢磨は、今シーズン5度目となるトップ10フィニッシュを記録。優勝と表彰台フィニッシュはなかったものの、2度のポールポジションを獲得するなど、佐藤琢磨とA.J. Foyt Racingは実力の高さを2014年シーズンも発揮し、存在感を示した。

    佐藤琢磨 (6位)
    「長く、そして速いレースでした。500マイルのレースなのに、フルコースコーションが一度しか出なかったなんて、信じられません。今日のレースは本当に長く感じました。私たちのマシンにはスピードがあったと思います。ただ、トラフィックの中での速さに少し欠けていましたね。グリップを失い、ドライビングが難しくなっていました。前にマシンがいない状況では速く、前を行くマシンに追いついていくことができました。チームにとってすばらしいレースになっていたと思います。クルーはミスなしのすばらしいピットストップを続けてみせてくれました。4番手からのスタートでしたから、それよりも上位でゴールできたらうれしかったのですが、シーズン最後の2戦で好成績を残せました。多くを学んだシーズンでした。多くの不運にも見舞われました。いいときも悪いときもありました。私にチャンスをくれたA.J.フォイトとラリー・フォイトに感謝します。チームはシーズンを通してすばらしい仕事をしてくれました。スポンサーの方々にも深く感謝します。友人のウィル・パワーがチャンピオンになったこともうれしく思います」

    関連:ウィル・パワー、2014年のインディカーのタイトルを獲得

  • 佐藤琢磨、予選4番手から今シーズン最終戦に臨む (インディカー)

    佐藤琢磨、予選4番手から今シーズン最終戦に臨む (インディカー)

    佐藤琢磨は、インディカー最終戦フォンタナの予選を4番手で終えた。

    今年もシーズンフィナーレの舞台は、カリフォルニア州ロサンゼルスから内陸に50マイルほど入ったフォンタナのオート・クラブ・スピードウェイ。このサーキットはコーナーに最大14度のバンクがつけられた全長2マイルのスーパースピードウェイだ。

    まだ夏真っ盛りの南カリフォルニア。今週末のロサンゼルス近郊は気温が高く、午前10時にプラクティスが始まる時点ですでに30℃を越えていた。雲一つない空から太陽が照りつけ、午後2時15分からの予選では気温が36℃にも達した。空気は乾燥しており、まさに肌を焦がすような暑さの中で出場全ドライバーが単独走行による2周連続アタックを行った。

    佐藤琢磨は、午前中のプラクティスではマシンが不安定な挙動を示していたが、予選に向けてエンジニアとともにセットアップを再検討し、大幅な変更を施す決断を下した。

    それが見事に的中し、佐藤琢磨は1周目に217.904mphを記録。2周目も216.745mphとスピードダウンを小さく抑えて走り切ることに成功した。2周の平均速度は217.323mphで、佐藤琢磨は予選4番手。フロントローこそ惜しくも逃しましたが、2列目イン側という好位置にグリッドを確保した。

    佐藤琢磨 (4番手)
    「予選で4番手になったことを、とても喜んでいます。しかし、正直なところ、本当に難しいアタックでした。先に走ったドライバーたちがコースコンディションに相当、手を焼いていました。フォンタナ恒例の強い風が時折り吹きつけていたのと、今日は気温が本当に高くなっていたからです。タイヤのグリップをいかに管理するかが今日の予選では重要になっていました。私たちは朝のプラクティスで予選用セットアップを試したのですが、マシンがボトミングし、大きくスライドするドライビングの非常に難しい状態になっていました。そこでエンジニアと走行データをもう一度よく見直し、予選には大きくセットアップを変えて臨みました。クルーたちが最高のマシンを作り上げてくれたおかげで、予選ではドライビングが本当にしやすくなっており、自信を持ってアタックができました。計測1周目は限界ギリギリを保っての走りができ、2周目では少しだけマシンが暴れました。それでラップタイムが少し下がりましたが、よいスピードを保ってアタックを終えることができました。グリッド2列目は期待をしていた以上のスターティンググリッドです。今日のファイナルプラクティスで決勝用マシンのセットアップもよいものに仕上げたいと思います」

  • 佐藤琢磨、F1日本GPでマクラーレン MP4/4でのデモ走行を実施

    佐藤琢磨、F1日本GPでマクラーレン MP4/4でのデモ走行を実施

    佐藤琢磨が、今年のF1日本GPでマクラーレン MP4/4でデモ走行を実施することが決定した。

    F1日本GPでは、2015年にパワーユニットサプライヤーとしてF1に復帰するホンダを記念し、ホンダ F1を応援する様々なイベントを開催。佐藤琢磨が、マクラーレン・ホンダ MP4/4でデモラン。トークショーにも登場し、ホンダ F1について語る。

    ホンダのF1挑戦第2期のエンジンを搭載しチャンピオンを獲得したマシン、1986年のウィリアムズ・ホンダ FW11と1988年のマクラーレン・ホンダ MP4/4が鈴鹿サーキットにやってくる。両マシンはGPスクエアの特設会場で展示するとともに、エンジン始動体験も実施する。

    また決勝レース前に国際レーシングコースで行われるデモランのドライバーに、佐藤琢磨が決定。佐藤琢磨はマクラーレン・ホンダ MP4/4の
    ステアリングを握る。ウィリアムズ・ホンダ FW11をデモランするナイジェル・マンセルとともに、Honda黄金時代の興奮をファンの目の前で再現する。

    【マシン展示&エンジン始動体験】
    ■日程:10月3日(金)〜5日(日)
    ■場所:GPスクエア
    ■展示マシン:
    Williams Honda FW11
    McLaren Honda MP4/4

    【デモラン】
    ■日程:10月5日(日)
    ■場所:国際レーシングコース
    ■ゲスト(マシン):
    ナイジェル・マンセル(Williams Honda FW11)
    佐藤琢磨(McLaren Honda MP4/4)

  • 佐藤琢磨 「チームは今日の成績に相応しい奮闘をした」

    佐藤琢磨 「チームは今日の成績に相応しい奮闘をした」

    佐藤琢磨が、インディカー第17戦ソノマのレース週末を振り返った。

    佐藤琢磨はこれまで何度も好結果を手に入れる寸前までいきながら、彼自身にはどうにもできない理由によりそのチャンスを奪われてきた。ところがソノマでは、まったく逆の状況となった。集団の後方を走る厳しい戦いを強いられていたものが、賢明なピットストップ作戦と冷静なドライビングにより、4位でフィニッシュするという素晴らしい結果に転じたのである。これは、No.14 ABCサプライAJフォイト・レーシング・ホンダが今季獲得した最高位に相当するものだ。

    とはいえ、お馴染みの「琢磨にはどうにもできない状況」さえ起きなければ、美しいカーブを描く北カリフォルニアのロードコースで佐藤琢磨は勝利をもぎとっていたことだろう。

    そのようなことを示す兆候は、少なくとも土曜日にはまったく見られなかった。この日、2度のプラクティスを13番手と15番手で終えた佐藤琢磨は、予選で20番手という不本意な結果を残していたのである。

    「ソノマでは2月にウィンターテストを行なっています。このときは様々なテスト・アイテムを試し、2013年のセッティングを進化させる道筋を探りました。このテストではたくさんのことを学びましたが、期待したほどの成果は挙げられませんでした。それ以来、僕たちはソノマを訪れていません。ただし、他のチームはレースの数週間前にテストを行なっています。その後、プロモーターは2デイのイベントにすることを決め、セッションがひとつ少なくなったので、もしかすると僕たちにとっては不利な状況となったかもしれません。しかも、ふたつのセッションの間にサイン会が開かれたので、データを解析する時間は本当に不足していました」

    「フリープラクティス1では、僕たちはまずまずコンペティティブだと感じていました。通常、ソノマはとても滑りやすいコースですが、今回はバランスに関しては良好でした。ただし、グリップは不足気味でした。この状況はフリープラクティス2でも変わらず、ニュータイアを履いてもグリップレベルはほとんど上がりませんでした。そこで、柔らかめのレッドタイアによってフィーリングが改善されることを期待し、推測を交えながら予選に臨むこととなりました。実際、これでタイムは0.7秒ほど向上しましたが、第2セグメントに進出することはできませんでした。これは期待よりもずっと悪い結果で、本当にショックでした」

    日曜日にはレース前にエンジン交換を行なうこととなり、ウォームアップを早めに切り上げなければならない事態に追い込まれていた。

    「メカニックたちのウォームアップを兼ねて、通常のピットストップの練習を行いました。その後、周回を始めたのですが、計測ラップを2周終えたところでエンジンが咳き込むようになったので、ピットに戻ってこなければいけなくなりました。メカたちはECUなどの電気系部品を交換しましたが、原因を正確に突き止められなかったため、チームとホンダはエンジンを交換することを決断します。おそらくは燃料ポンプの問題と思われましたが、もしも間違っていたらこの週末を棒に振ることになります。しかも、エンジンはライフの終わりが間近に迫っていました。レースまでに残されていたのは数時間ほどだったので、それは大変な作業でした。そしてまた、まだ2周しか試していない新しいセットアップが、レースではうまくマッチしてくれることを期待するしかありませんでした」

    スタートではその答えが得られなかった。前方で起きたアクシデントのため、集団の後方は大混乱に陥り、ここでダメージを負った佐藤琢磨は続くイエローコーションの際にピットストップを余儀なくされたからだ。「ソノマはとても印象的なコースで、非常に大きな高低差があります。今回は丘の頂上にあたるターン2で数台のマシーンがスピンし、これを避けるスペースはほとんど残されていませんでした。ここで破片と接触しため、左フロントタイアがパンクし、フロントウィングにもダメージを負いました。僕はピットに戻りましたが、いずれにしても集団の最後方だったことには変わりないので、それまでと同じような形でレースを再開しました」

    レース序盤は佐藤琢磨にとって厳しいものだった。数周後にグリーンのままピットストップを行い、カルロス・ウエルタスがコース上で止まった結果、佐藤琢磨は17番手に浮上。これで2度目のイエローが提示され、佐藤琢磨を含む数人のドライバーがピットストップを行った。このイエローの間に佐藤琢磨は4回ピットに入り、そのたびに少しずつ燃料を補給していった。

    「ブラックタイアでペースが伸び悩み、他のドライバーに追いついても抜かすことはできませんでした。そこで、コースコンディションが僕たちのセットアップ向きに変わるのを黙って待つことにしました。ここでレッドタイアを履いてもデグラデーションに苦しめられることはわかっていたので、すぐに交換しようとは思いませんでした」

    「ウエルタスがきっかけでイエローになったとき、僕たちは初めてレッドタイアに交換することにしました。けれども、メカニックたちは右リアのホイールの内側に細かい傷があるのを見つけます。このため、何かの部品がホイールに接触している可能性が考えられました。ここでメカニックたちは問題がないことを確認してくれましたが、順位を落とさずに済みました。ただ燃料を継ぎ足して、コースに復帰しただけです」

    リスタートして間もなく、接触事故に遭ったセバスチャン・サーヴェドラがコース上に立ち往生したため、再びイエローが出される。ウエルタスがきっかけとなったイエローの際にピットストップしていたドライバー――佐藤琢磨とマイク・コンウェイ――はここでストップする必要がなかっただけでなく、もう1度だけ給油すれば最後まで走り切れそうな状況だった。けれども、他のドライバーはピットインせざるを得ない。この結果、佐藤琢磨はいきなり5番手まで浮上することとなる。

    このスティントで、佐藤琢磨は2番手争いを演じるトニー・カナーン、ライアン・ブリスコー、グレアム・レイホールの3人に追走していったうえ、結果的にこのレースで優勝することになるスコット・ディクソン(サーヴェドラのイエロー中にピットストップを行ったなかでは最上位を走るドライバー)を後方に留めておくことができた。「完璧な展開でした。もしも燃料を大幅にセーブすることができれば、あと1回のピットストップで走りきれることがわかっていました。しかも、前を走るドライバーたちがバトルをしていたので、結果的に僕は燃料を無駄遣いせずに済みました。“ディクシー”が後にいましたが、それでも良好な燃費で走りながらコンペティティブなラップタイムを記録できました」

    間もなくブリスコーがピットに入り、その8周後にはカナーンとレイホールがこれに続いた。「ピットに入った時点で、彼らが僕に勝つチャンスはないと思いました。僕がしなければいけなかったのは、ひたすら目標とする燃費をクリアするだけでした」

    同じ戦略で佐藤琢磨の前方を走るドライバーはコンウェイひとりだけだったが、彼は燃料を盛大に消費してトップに立つと、佐藤琢磨より1周早くピットストップを行った。これでトップに立った佐藤琢磨は次の周にピットイン。しかも、プッシュ・トゥ・パスが使える回数ではライバルを上回っていたのである。

    ピット作業を終えてコースに復帰しようとしたまさにその瞬間、佐藤琢磨の目の前にマルコ・アンドレッティが飛び込んできた。

    「あれは、とても不運な状況でした。僕はディクソンを抑えたままトップでピットに入りました。もしもすべてが順調であれば、彼の前でコースに戻れたはずです。ところが、タイア交換に少しだけ手間取った隙にマルコがやってきたため、発進できなくなってしまいました。これで僕たちは4秒を失い(本当に運が悪かった!)、ディクソン、ライアン・ハンターレイ、シモン・パジェノー、ファン-パブロ・モントーヤに先行されてしまったのです」

    やがてカナーンが最後のストップを行ったことで佐藤琢磨は8番手に浮上。その3周後にはレイホールがピットインした。これと同時に佐藤琢磨はモントーヤをパスし、5番手に駒を進める。

    「いいバトルでしたが、燃費を抑えることも忘れませんでした。ジョセフ・ニューガーデンもアタックを仕掛けてきましたが、やがて燃料不足に陥ってペースを落としました。モントーヤはシケインで小さなミスを犯したので、僕はこのチャンスを見逃さず、ターン9でインサイドに飛び込み、彼の前に立ちました。なかなかエキサイティングなバトルでした」

    ファイナルラップに入るとき、パジェノーの直後につけていた佐藤琢磨は5番手だったが、燃料をほぼ使い果たしていたコンウェイはフィニッシュラインを目前にしてスローダウン。これで佐藤琢磨は4位フィニッシュを果たした。

    「タイアデグラデーションが起きていたので、できることはすべてやらなければいけませんでした。僕は、最後の周のヘアピンでマイクがほとんど加速できないことに気づいたので、最後に残っていたプッシュ・トゥ・パスを使って彼の前に出ました。素晴らしいチームワークと完璧なレース戦略のおかげで最高の結果を得ることができました。本当に嬉しいです!」

    もしも最後のピットストップで4秒をロスすることがなければ、このレースで優勝していただろうか?

    「もしも勝てるチャンスがあれば、そのときはプッシュ・トゥ・パスを使っていたでしょう。最後の周で、僕はディクソンに追いついていきました……。でも、レースの世界に“タラ・レバ”は禁物です。僕が言えるのは、チームは今日の成績に相応しい奮闘をしたということで、僕はこの結果に満足しています」

  • 佐藤琢磨、今シーズン自己ベストの4位フィニッシュ (インディカー)

    佐藤琢磨、今シーズン自己ベストの4位フィニッシュ (インディカー)

    佐藤琢磨は、インディカー第17戦ソノマの決勝レースを4位でフィニッシュした。

    予選20番手の佐藤琢磨は、最後列の1つ前であるグリッド10列目からスタート。レース中盤の30周目付近でも上位進出ができていなかった彼らは、フルコースコーション中に燃料補給のピットストップを繰り返し、レース再開後に少しでも長い距離を走ることでチャンスをつかむ作戦に出た。

    佐藤琢磨は燃費をセーブするテクニックを駆使。それが功を奏し、37周目のフルコースコーションでトップグループがピットになだれ込むと、コース上に残って5番手まで大きくポジションアップ。まだレースは50周近く残っていたが、ファイナルプラクティスのあとに施した新しいマシンセッティングがよかったことで、佐藤琢磨はトップグループと同等のラップタイムを刻み続けた。

    そして、燃費の心配がなくなったゴール前5周でアタックを開始。目の前を行くマシンをパスし、最終ラップに1台がスローダウンしたことから、スタート位置から16ポジションも順位を上げ、今シーズンの自己ベストとなる4位でのゴールを成し遂げた。

    佐藤琢磨 (4位)
    「4位でゴールでき、とてもハッピーです。チーム全体の力で勝ち取った好結果だと思います。午前中のファイナルプラクティスではまたもや不運に見舞われ、エンジンを交換してレースに臨むこととなりました。短時間でのエンジン交換で、クルーたちは完ぺきな仕事をしてくれて、レースでのマシンはとてもいい仕上がりになっていました。スタート直後のアクシデントでタイヤにダメージを受けながら、リードラップに残ることができ、フルコースコーションでは何度もピットインして燃料を注ぎ足し続ける作戦を採用しました。ラリー・フォイトとエンジニアたちが考え出した作戦でした。クルーたちのピットストップも本当にすばらしかったです。残念だったのは最後のピットストップで後ろからピットインしてきたマルコ・アンドレッティと接触しないよう、作業を終えていたのにダッシュするのを待たねばならず、そこでタイムをロスしてしまったことです。それでも、我々はコース上で何台ものライバルをオーバーテイクできましたし、Hondaエンジンがレース終盤に高性能を発揮してくれ、上位フィニッシュを達成できました。ファイナルプラクティスでの少ない周回の中で好感触を得たマシンセッティングに少し変更を加えた結果、決勝でのマシンは、競争力のあるものになっていました。完全に満足のいく最高のマシンというわけではありませんでしたが、グリップの低いコンディションに合っており、ライバルたちと同等か、少し速いペースを保ち続けることができました。レースの後半は燃費セーブが大変な状況でしたが、目指す数字を実現でき、最後に燃料の心配がなくなったところで前を行くマシンをオーバーテイク。20番グリッドからの4位フィニッシュをチームとともに喜んでいます」

  • 佐藤琢磨、ソノマの予選は20番手 (インディカー)

    佐藤琢磨、ソノマの予選は20番手 (インディカー)

    佐藤琢磨は、インディカー第17戦ソノマの予選を20番手で終えた。

    佐藤琢磨は、午前中のプラクティスで1分18秒8442、午後のプラクティス2で1分19秒5128を記録し、2セッションの総合で13番手につけていた。

    ソフトタイヤを使うことのできる予選に向けてセッティングを変更した佐藤琢磨は、第1セグメント第2グループでの戦いで1分18秒4104のベストタイムをマーク。今週末の自己ベストとはなったが、第2セグメントへの進出はならず。

    予選結果が20番手と決まった佐藤琢磨は、明日のレースを前に行われるファイナルプラクティスで更なるセッティングの変更をトライし、後方グリッドからの上位フィニッシュを目指す。

    佐藤琢磨(20番手)
    「予選の第1セグメントをまずはハードタイヤで走り始め、5番手につけました。そこでピットに入ってソフトタイヤに交換し、アタックを再開しました。ハードタイヤではまずまずのフィーリングで走ることができていたのですが、ソフトタイヤでは期待した通りのグリップが獲得できておらず、思いきってアクセルを踏んでいく走りができませんでした。予選20番手は悔しい結果です。明日のファイナルプラクティスに向けてはエンジニアとデータをもう一度じっくりと見直し、マシンを改善してレースを迎えるようにしたいと思います」

  • 佐藤琢磨 「苦しいレース展開となったことは本当に残念」

    佐藤琢磨 「苦しいレース展開となったことは本当に残念」

    佐藤琢磨が、インディカー 第16戦 ミルウォーキーのレース週末を振り返った。

    ベライゾン・インディカー・シリーズのミルウォーキー戦も、佐藤琢磨にとっては不本意な結果に終わった。2014年シリーズでいく度となく経験した絶望的な事態こそ起きなかったが、力強くレースを戦うために必要なちょっとした運もとうとう巡ってこなかった。

    ABCサプライ・ウィスコンシン250が開催されたミルウォーキーは、これまで佐藤琢磨が何度も速さをみせつけてきたコースなので、もしもちょっとした運さえ手に入れることができれば、望みどおりの結果が得られたことだろう。そうした思いがあったので、この伝統的なサーキットでの戦いを前にして、佐藤琢磨たちは大いなる希望を抱いていた。

    プラクティスでは、目の覚めるような結果こそ残せなかったものの、納得のいく進歩を果たすことができた。

    「週末の滑り出しは、あまりいいものではありませんでした」と佐藤琢磨は振り返る。

    「2ヶ月前にテストしたときとはコンディションが大きく異なっていたのです。このテストでは、昨年のものから一新したとてもいいセットアップが見つかったので、そこからさらに速くする方法が見つかると考えていました。テストのときは気温が低く、様々な比較テストを実施できました。ところが、レースウィークに入ると気温はとても高くなっており、デグラデーションによりタイアの性能がひどく落ち込むようになっていたのです」

    「その後も僕たちはいくつかのテストメニューに取り組みました。フリープラクティス1では評価を下すのが難しい状況でしたが、2回目のセッションでは大幅な進歩が見られました」

    2周の平均スピードで競われる予選で、佐藤琢磨は10番グリッドを手に入れる。

    「もっといい結果が出せたかもしれません。コースコンディションはまたしても変わっていました。夕方の予選でしたが、まだ日は高く、けれども路面温度は急激に下がっていたのです。プラクティスではスタビリティが不足していましたが、予選ではアンダーステアのことだけを考えればそれで充分でした。つまり、リアのスタビリティが改善されたわけで、これは喜ばしいことです。プラクティスの段階では、全開でこのコースを走るのはおそらく不可能だと思っていましたが、実際に予選が始まってみると、スロットルを戻さなければいけないのはアンダーステアへの対処が必要なときだけで済みました」

    「だから、トップ10で予選を終えられたことを喜んでいましたし、セットアップの働きにも満足していました。つまり、いい手応えを掴んでいたのです」

    不運にもスタート直後のターン4で大きなスライドを喫したためにスピードが大幅に低下、おかげで最初のスティントでは19番手まで沈み込んでしまう。さらに悪いことに、佐藤琢磨の友人であるジャスティン・ウィルソンが16番手につけていたのだが、彼のペースが上がらず、最初のピットストップをグリーンのまま行うまで、佐藤琢磨もその後ろに一列縦隊で並ぶことになってしまった。このとき、もしもイエローが提示ささればもっといい流れになっただろうが、ここでも佐藤琢磨には“ちょっとした運”が欠けていた。

    「残念なことにホイールスピンを起こしてしまいました。ギアは2速でしたが、ほとんど3速のスピードが出ていたので、本当に驚きました! このときもまだリアタイアが充分温まっていなかったようです。大きく順位を落としたことで、とてもがっかりしました。今年は、本当にオーバーテイクが難しい状況でした。ものすごくコンペティティブかつ僅差の戦いで、誰かを追い越すのは不可能も同然だったのです。1セット目のタイアを履いているとき、マシーンはひどいアンダーステアを示していたうえ、イエローが出ることもありませんでした。タイアが新しいときはいいペースを保てましたが、それは誰にとっても同じことです」

    トップを走るウィル・パワーのペースは速く、ピットストップが行われている間に佐藤琢磨はラップダウンとなってしまう。続く第2スティントではロシア人ルーキーのミハイル・アレシンとバトルを演じ、2回目のピットストップが始まる前にいくつかポジションを上げることに成功する。

    3セット目のタイアを履いて走行しているとき、カルロス・ムニョスがウォールと接触したため、待望のイエローが提示される。だが、ここでもまた“ちょっとした運”が欠けていた。パワーはピットストップせず、ステイアウトを選んだのである。このため、ラップダウンになっていたドライバーがリードラップに返り咲くチャンスは失われてしまった。佐藤琢磨は、ここで多くのドライバーと同じようにピットストップを行い、17番手でコースに復帰することとなる。

    レース終盤にもう1度イエローコーションとなり、佐藤琢磨は15番手まで挽回した。ここで佐藤琢磨は目覚ましいスピードを示し、1周もしくは2周先を走っているドライバーを何人もオーバーテイクした。さらには、3番手争いをするジョセフ・ニューガーデンやトニー・カナーンと一緒に走ることもあった。

    「ウィルがステイアウトしたためにリードラップに復帰できなくなったことは本当に辛かった。ひとたびラップダウンになると、たとえどんなことをしてもリードラップに返り咲くのは至難の業です。路面コンディションが期待していた方向に近づくとペースは上がり、僕たちのマシーンがとてもいい仕上がりであることがわかりました。けれども、オーバーテイクがものすごく難しいことには変わりありません。今日のレースでは、コース上のポジションがすべてでした」

    「レースを通じて僕たちの燃費は良好で、今日はタイアのせいで誰もがピットストップしなければいけなくなりました。ニュータイアのほうが1秒ほどラップタイムは速かったため、スティントを長引かせると、かえって順位を落とすことになりました。1度だけピットストップ中のタイア交換に手間取ったことがありましたが、それを除けば、メカニックたちはいい仕事をしてくれたと思います。いずれにしても、とても残念な週末でした。ABCサプライは1400人もの家族や関係者を招待し、彼らは熱心に声援を送ってくれたので、苦しいレース展開となったことは本当に残念でした」

    立て込んだスケジュールのインディカー・シリーズは間もなく幕を閉じるが、それで佐藤琢磨のシーズンが終わるわけではない。最終戦のひとつ前にあたるレースがカリフォルニア州のソノマで行われるが、これに先だって佐藤琢磨はイギリスに飛び、スーパーアグリF1チームの懐かしい面々と再会を果たす。新たに始まるEVレースのフォーミュラEのテストがドニントンパークで行われるが、これにアムリン・アグリと名前を変えたチームが参加し、火曜日に佐藤琢磨を走らせることになったからだ。それが終わると琢磨は再び飛行機に飛び乗り、ソノマを目指す予定である。

    「去年はソノマで苦戦しました。でも、僕たちのロードコース用セッティングは進化しているので、今回はこれが役に立ってくれることを期待しています。きっと、僕たちはいい戦いができるはずです」

  • フォーミュラE 最終テスト:佐藤琢磨がアムリン・アグリから参加

    フォーミュラE 最終テスト:佐藤琢磨がアムリン・アグリから参加

    フォーミュラEは19日(火)、ドニントン・パークで最終テストを実施。セバスチャン・ブエミがタイムシートのトップに立った。

    e.damsに所属するセバスチャン・ブエミは、午後に1分31秒792を記録。午前中と合わせて両方のセッションで最速タイムを記録した。

    「今日には本当に満足している。特に北京前の最後のテストだから」とセバスチャン・ブエミはコメント。

    「クルマにはまだいくつか問題があるので、取り組んでいく必要があるし、もっとクルマの限界の理解も必要だ」

    「全体的に初レースにむけてフィーリングはいいけど、多くのチームも速そうなので、様子を見てみなければならない」

    2番手にも0.3秒差で同じe.damsのニコラ・プロストが続いた。3番手にはフランク・モンタニー(アンドレッティ)、4番手にはブルーノ・セナ(マヒンドラ)、5番手にはサム・バード(ヴァージン)が続いた。

    2つのセッションでは12周のレースシミュレーションが行われたが、各チームはスピードを追求するよりもセットアップと効率性に重点を置いてテストを実施した。

    アムリン・アグリは、かつてのスーパースグリのドライバーである佐藤琢磨がテストに参加。18番手タイムを記録した。アムリン・アグリは、キャサリン・レッグとアントニオ・フェリックス・ダ・コスタの起用を発表しており、今回のテストは他の用事で参加できなかったダ・コスタの代役での参加となった。

    またフランク・モンタニーのチームメイトを発表していないアンドレッティは、元ケータハムのF1ドライバーであるシャルル・ピックが走行。両方のドライバーをまだ発表していないチャイナ・レーシングは、ネルソン・ピケJr.とホーピン・タン、そしてアントニオ・ガルシアという3名のドライバーを走らせた。

    フォーミュラE 合同テスト 最終日

    順位 ドライバー チーム ベストタイム
    1 セバスチャン・ブエミ e.dams 1分31秒792
    2 ニコラ・プロスト e.dams 1分32秒117
    3 フランク・モンタニー アンドレッティ 1分32秒143
    4 ブルーノ・セナ マヒンドラ 1分32秒249
    5 サム・バード ヴァージン 1分32秒292
    6 ルーカス・ディ・グラッシ アウディ・スポーツABT 1分32秒293
    7 カルン・チャンドック マヒンドラ 1分32秒369
    8 ジェローム・ダンブロシオ チャイナ・レーシング 1分32秒646
    9 ニック・ハイドフェルド ヴェンチュリー 1分32秒663
    10 ステファン・サラザン ヴェンチュリー 1分32秒775
    11 ネルソン・ピケJr. チャイナ・レーシング 1分32秒808
    12 ハイメ・アルグエルスアリ ヴァージン 1分32秒821
    13 シャルル・ピック アンドレッティ 1分33秒841
    14 ダニエル・アプト アウディ・スポーツABT 1分32秒867
    15 ヤルノ・トゥルーリ トゥルーリGP 1分32秒892
    16 オリオール・セルビア ドラゴン・レーシング 1分33秒411
    17 アオントニオ・ガルシア チャイナ・レーシング 1分33秒469
    18 佐藤琢磨 アムリン・アグリ 1分35秒425
    19 ミケーラ・セルッティ トゥルーリGP 1分35秒444
    20 キャサリン・レッグ アムリン・アグリ 1分38秒112