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  • WRC 第1戦 ラリー・モンテカルロ デイ3 | トヨタのエバンスが首位に浮上

    WRC 第1戦 ラリー・モンテカルロ デイ3 | トヨタのエバンスが首位に浮上

    1月25日(土)、2020年FIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロのデイ3が、フランス南部のギャップを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(ヤリスWRC 33号車)が首位に立ちました。前日総合1位のセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(17号車)は総合2位につけ、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(69号車) は総合6位の座を堅持しました。

    競技3日目となるデイ3は、ギャップのサービスパークを中心に2本のステージを各2回走行。SSの合計距離は75.20kmでした。デイ3のステージはいずれも、ドライ、ウェット、スノー、アイスが混ざる非常にトリッキーなコンディションとなりました。ラリーは上位3台による僅差の戦いが続き、2本目のSS10で2番手タイムのオジエに7.6秒差のベストタイムを記録したエバンスが、オジエを抜き首位に浮上。しかし、午後の再走ステージ1本目のSS11でオジエが首位に返り咲きました。そして迎えた最終のSS12では、エバンスがコースオフするも再び首位に。総合2位のオジエに4.9秒差、総合3位のライバルに6.4秒差をつけて、デイ3を終えました。オジエは最初ステージで慎重な走りをした結果、やや遅れ総合2位に後退。総合3位のライバルとの差は1.5秒と、僅差の戦いが続いています。

    19才のロバンペラは、今回がヤリスWRCでの初WRCイベント出場であるにも関わらず、ミスをすることなく安定した走りを続け、総合6位を堅持しました。また、ヤリスWRCでのラリー・モンテカルロ出場は今回が初めてとなる、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムの勝田貴元は、学びを続けながらドライビングを徐々に改善。午後のステージではペースを上げ、総合7位の座を守りました。

    明日のステージ情報
    競技最終日となる1月26日(日)のデイ4は、モナコをスタートし、モナコの北側に広がるフレンチアルプスで2本のステージを各2回走行します。SS13/15「ラ・ボレーヌ=ヴェジュビー-ペイラ・カヴァ」は、伝説的なチュリニ峠を通過するステージ。そしてSS14/16「ラ・カバネット-コル・ド・ブロー」は、2走目のSS16が、ボーナスの選手権ポイントを獲得可能な「パワーステージ」に指定されています。4本のSSの合計距離は63.54km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は226.51kmとなります。全てのステージを走り終えた選手は、その後モナコへと戻り、アルベール1世埠頭でセレモニアルフィニッシュを迎えます。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    我々のふたりのドライバーが総合1、2位につけ、優勝を激しく争っている状況はとてもエキサイティングです。今朝2本目のステージでのエルフィンのパフォーマンスは、本当に素晴らしかったと思います。難しいコンディションでしたが、彼は大きな自信を持って走りました。午後のステージにはふたりともスリックタイヤで臨み、安定性を重視した走りでしたが、依然アドバンテージを持っています。カッレはできる限り多くの経験を積みながら走っており、本当に良くやっていると思います。明日はきっと激しい戦いが繰り広げられるでしょうし、とても興味深い1日になるでしょう。

    セバスチャン・オジエ (ヤリスWRC 17号車)
    安定した1日でした。唯一、後悔しているのは最後のステージの凍ったトリッキーな区間で、やや慎重に走り過ぎてしまったことです。しかし、個人的には側溝にはまってしまうよりも、注意深く走ったほうがいいと常々思っていますし、過去このラリーではいつもそのようなアプローチをとり、何度も奏功しています。リスクを冒して上手く行くこともありますが、常にそうなるとは限りません。1日が終わり、決して残念な気持ちにはなっていません。差はまだそれほど大きくなく、明日は全てが可能だと信じています。良い戦いが続いていますし、明日も力強く戦えば、勝つチャンスはまだ十分にあると思います。過去何年か、同じステージを激しく攻めてきたので、その経験が助けになるはずです。

    エルフィン・エバンス (ヤリスWRC 33号車)
    全体的には堅調な1日となり、首位に立つことができて良い気分です。この週末は、ここまでのところ非常に満足しています。クルマは私に大きな自信を与えてくれていますし、チームとも力を合わせて戦っています。午後のステージは、ライバルと同じようにスリックタイヤを選びましたが、まだ凍結した区間が残っており、非常に難しいステージでした。最初のステージは少し注意深く走り過ぎ、次のステージでは最後の凍ったコーナーで楽観的になり過ぎて、コースから外れてしまいましたが、幸運にも何かに当たったりはしませんでした。明日は激しい戦いになると思いますが、集中力を保ち続け、あまり意識し過ぎないように走るつもりです。

    カッレ・ロバンペラ (ヤリスWRC 69号車)
    心から満足できる1日ではありませんでしたが、それでも何の問題もありません。やるべきことをきちんとやり、ミスと無縁の運転を続けています。1日を通してコンディションはとてもトリッキーでしたが、前後の選手とはタイム差があり順位を争っているわけではないので、安全マージンを多くとって走りました。異なるコンディションで、どうすればこのクルマを上手く走らせることができるのかを、依然学んでいます。そして、それを理解できた時、もっと速く走れるようになるでしょう。いかなるリスクも負わないように走っているので、クリーンな路面でのタイムは決して悪くないと思います。

    ラリー・モンテカルロ デイ3の結果
    1 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (トヨタ ヤリス WRC) 2h28m35.1s
    2 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (トヨタ ヤリス WRC) +4.9s
    3 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +6.4s
    4 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペWRC) +2m24.3s
    5 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (フォード フィエスタ WRC) +2m38.4s
    6 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (トヨタ ヤリス WRC) +3m27.3s
    7 勝田 貴元/ダニエル・バリット (トヨタ ヤリスWRC) +10m31.1s
    8 エリック・カミリ/フランソワ-クサビエ・ブレジ (シトロエン C3 R5) +11m15.2s
    9 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 R5) +12m13.7s
    10 ニコラス・シャミン/ヤニック・ロシュ (シトロエン C3 R5) +12m39.5s

  • WRC 第1戦 ラリー・モンテカルロ デイ2 | トヨタのオジェが首位

    WRC 第1戦 ラリー・モンテカルロ デイ2 | トヨタのオジェが首位

    1月24日(金)、2020年FIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロのデイ2が、フランス南部のギャップを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(ヤリスWRC 17号車)が首位に浮上。エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)は総合2位に、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(69号車) は総合6位に順位を上げました。

    前日、モナコでのセレモニアルスタートに続き、フランスの山中で2本のナイトステージを走り切った選手達は、ギャップのサービスパークに夜遅く帰還。競技2日目となる24日のデイ2は、サービスパークを中心に3本のステージを各2回走行しました。6本のステージの合計距離は4日間で最も長く、路面コンディションはドライ、ウェット、凍結、雪と、目まぐるしく変化しました。

    デイ1で首位と25.4秒差の総合4位につけたエバンスは、デイ2午前中の3本のステージ全てでベストタイムを記録。SS4で首位に立ち、SS7までラリーをリードしました。一方、デイ1終了時点で総合2位につけていたオジエは、エバンスに先行を許し午前中のセクションを総合3位で終えました。しかし、午後は2ステージ連続でベストタイムを刻み、最終のSS8でトップに浮上。総合2位のエバンスに1.2秒差をつけ、首位でデイ2を締めくくりました。

    今回がヤリスWRCでの初WRCイベント出場となる19才のロバンペラは、ステージごとにタイムを着実に上げて行き、前日よりもひとつ順位を上げ総合6位につけました。また、ラリー・モンテカルロに初めてヤリスWRCで挑んだ、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムの勝田貴元は、経験の蓄積を最優先して堅実な走りを続け、総合7位でデイ2を終えました。

    明日のステージ情報
    競技3日目となる1月25日(土)のデイ3は、サービスパークを中心に、2本のステージを日中のサービスをはさんで各2回走行します。SS9/SS11「サン・レジェ-レ・メレーズ-ラ・バティ・ヌーブ」、SS10/SS12「ラ・ブレオル-セロネ」は、いずれもとても人気がある名物ステージです。4本のステージを終えた選手は、その後ギャップでの最終サービスを経て、約250km離れたモナコを目指し、日曜日の競技最終日に備えます。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    我々のドライバーはクルマの性能を全て引き出して戦い、素晴らしい1日になりました。特に午前中のエルフィンの速さは非常に印象的で、皆が驚いたと思います。セバスチャンは快適な走りを求めて少しづつスピードを上げて行き、ついにこのラリーで勝てるだけのパフォーマンスを発揮しました。ふたりとも本当に素晴らしく、ミスもまったくしませんでした。クルマに対する理解が深まった分だけ、スピードが上がったのでしょう。カッレもまた称賛すべき仕事をしました。常に学びを続けていますし、コンディションが安定した時の走りはとても良かったと思います。

    セバスチャン・オジエ (ヤリスWRC 17号車)
    全体的にはとても良い1日でした。午前中はクルマを完全には快適に感じることができず、少し慎重になり過ぎて良いリズムを掴めませんでした。しかし、セットアップを少し変えて臨んだ午後のステージではフィーリングが好転し、何度か良いタイムを刻むことができました。選んだタイヤが最適かどうか不安だったのですが、午後の再走ステージの2本目は路面が予想以上に乾いていたこともあり、決して悪いチョイスではなかったと思います。

    エルフィン・エバンス (ヤリスWRC 33号車)
    午前中のコンディションはとても難しく、タイヤのグリップが頻繁に変わりました。しかし、ヤリスに大きな自信を持つことができたので、良い朝になりました。午後のステージの1本目では、少し安全サイドに振った走りになってしまいました。2本目のステージは上手く走れましたが、最後のステージは多くのクルマが通過したことでコンディションが非常に悪く、タイヤ選択に関して少し冒険し過ぎたかもしれません。それでも全体的には良い1日だったので、明日もトライし続けます。

    カッレ・ロバンペラ (ヤリスWRC 69号車)
    午前中のステージはとても難しく感じられましたが、その分だけ改善を進めることができたので満足しています。凍った路面をスリックタイヤで走ったことはなく、今朝はかなり注意して走りました。しかし、ステージを重ねるうちにどんどん良くなり、午前も午後も2本目のステージは上手く走れました。学ぶべき事はまだ山ほどありますが、走れば走るだけクルマを快適に感じられるようになっています。明日のステージは、今日とはまた違うタイプだと思いますので、再び新しいチャレンジとなります。コンディションの変化に注意して走る必要があるでしょう。

    ラリー・モンテカルロ デイ2の結果
    1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (トヨタ ヤリス WRC) 1h 43m31.5s
    2 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (トヨタ ヤリス WRC) +1.2s
    3 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +6.4s
    4 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペWRC) +1m06.9s
    5 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (フォード フィエスタ WRC) +1m57.2s
    6 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (トヨタ ヤリス WRC) +2m19.2s
    7 勝田 貴元/ダニエル・バリット (トヨタ ヤリスWRC) +5m18.7s
    8 エリック・カミリ/フランソワ-クサビエ・ブレジ (シトロエン C3 R5) +8m06.2s
    9 ニコラス・シャミン/ヤニック・ロシュ (シトロエン C3 R5) +9m04.02s
    10 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 R5) +9m37.2s

  • WRC 第1戦 ラリー・モンテカルロ デイ1 | トヨタのオジェが総合2位

    WRC 第1戦 ラリー・モンテカルロ デイ1 | トヨタのオジェが総合2位

    1月23日(木)、2020年FIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロが開幕。モナコでのセレモニアルスタートに続き、フランス山中で2本のナイトステージが行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(ヤリスWRC 17号車)が総合2位に、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)が総合4位に、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(69号車) が総合7位につけ、チームの全選手が順調に初日のステージを走破しました。

    モナコ湾に面したアルベール1世埠頭で午後5時からセレモニアルスタートが行なわれ、ラリー・モンテカルロは華麗に開幕しました。その後、選手達はフランス山中へと移動し、午後8時38分に最初のSS1が始まりました。暗闇に包まれた全長17.47kmのステージは完全なドライコンディションで、初めてヤリスWRCでSSに臨んだオジエがベストタイムを記録。エバンスは1.9秒差の3番手タイム、ロバンペラは5番手タイムと、3選手とも好調なスタートを切りました。続くSS2は雪や凍結区間も多くある非常にトリッキーな路面コンディションとなり、オジエは2番手タイムを刻み、首位と19.1秒差の総合2位でデイ1を走破。エバンスは4番手タイムを記録し総合4位で、ロバンペラは7番手タイムをマークし総合7位で初日を終えました。

    明日のステージ情報
    競技2日目となる1月24日(金)のデイ2は、サービスパークを中心に、3本のステージを日中のサービスをはさんで各2回走行します。そのうち、SS4とその再走ステージであるSS7「サン・クレメン-フルシニエール」は、今年新たに加わったステージで、道幅の広い高速セクションと、狭くツイスティな低中速セクションによって構成されます。6本のSSの合計距離は122.58km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は429.90kmとなります。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    我々にとって今晩は良いスタートになりました。最初のステージでのセバスチャンとエルフィンの走りは素晴らしく、彼らはクルマに良いフィーリングを感じ、自信を持ったと思います。カッレもまた良い走りでしたが、軟らかめのタイヤを履いていたので、タイヤを少しオーバーヒートさせてしまいました。2本目のステージは非常に難しいコンディションでしたが、3選手とも問題なく走り切りました。まだまだ先は長く、彼らは良い位置につけていると思います。

    セバスチャン・オジエ (ヤリスWRC 17号車)
    最初のステージは良い出だしでした。路面は完全にドライでグリップは安定しており、きっとこの週末もっとも簡単なステージのひとつだったと思います。続く2本目のステージに関しては、今晩の最難関になるだろうと予め予想していました。とてもトリッキーなコンディションだったので、リズムを合わせようと走りが慎重になり過ぎてしまい、タイムを少し失いました。それでも、ミスをすることなく1日を走り切ることができましたし、まだ先は長いので、決して悪くないスタートだと思います。

    エルフィン・エバンス (ヤリスWRC 33号車)
    タイヤ選びに悩んだ、とても難しい夜間ステージでした。最初のステージはドライだと分かっていましたが、2本目は路面がかなり湿っており、気温が急激にマイナスに下がったため、凍っている区間が多くありました。自分のタイヤ選択が本当に正しかったのかどうかは分かりません。違う種類のタイヤをミックスして装着して走ると良いフィーリングを得にくいのですが、それを経験できたのは良かったですし、きっと明日に繋がるでしょう。

    カッレ・ロバンペラ (ヤリスWRC 69号車)
    今晩、WRカーで初めてWRCのステージを走り、とても良い気分でした。1本目はごく普通のターマックステージで、タイムも良く走りを楽しめました。2本目はモンテカルロらしいステージで、アイスバーンや雪、そして泥まで出ていたので安全な走りに徹しましたが、リタイアするよりは良かったと思います。このようなトリッキーなコンディションはテストの時に経験していなかったので、多くを学びながら、注意深く走りました。明日も楽しみたいと思います。

    ラリー・モンテカルロ デイ1の結果
    1 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) 26m23.5s
    2 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (トヨタ ヤリス WRC) +19.1s
    3 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +25.1s
    4 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン(トヨタ ヤリス WRC) +25.4s
    5 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペWRC) +51.0s
    6 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (フォード フィエスタ WRC) +1m07.8s
    7 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (トヨタ ヤリス WRC) +1m18.5s
    8 エリック・カミリ/フランソワ-クサビエ・ブレジ (シトロエン C3 R5) +1m58.6s
    9 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 R5) +1m59.6s
    10 ステファン・サラザン/ケビン・パレント (ヒュンダイ i20 R5) +2m19.6s

  • WRC 第1戦 ラリー・モンテカルロ シェイクダウン 結果

    WRC 第1戦 ラリー・モンテカルロ シェイクダウン 結果

    1月22日(水)、2020年FIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロのシェイクダウンが、フランス南部のギャップ周辺で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(ヤリスWRC 17号車)がトップタイムを、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)が3番手タイムを、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(69号車) が7番手タイムを記録。明日から始まる競技本番に向けて、クルマの最終確認を行ないました。

    ラリー・モンテカルロのサービスパークは今年もギャップに置かれ、その北側に広がる全長3.35kmのターマック(舗装路)ステージで、午後4時からシェイクダウンが行なわれました。今季より新たにチームに加わった3人のドライバーにとって、シェイクダウンはクルマのフィーリングとセットアップを確認する貴重な機会となり、ドライコンディションとなったステージで、オジエが1分57.1秒という全体の最速タイムを1回目の走行で記録。そのタイムは最後まで誰にも破られず、オジエはトップタイムでシェイクダウンを締めくくりました。また、エバンスは2回目の走行でオジエと0.6秒差の1分57.7秒をマーク。今回がWRカーでのWRC初出場となるロバンペラも2回目の走行で大きくタイムアップし、2分00.0秒を記録しました。なお、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムにより、今季8戦にヤリスWRCで出場する勝田貴元は、10番手タイムでシェイクダウンを走り終えました。

    明日のステージ情報
    競技初日となる1月23日(木)のデイ1は、モナコ公国のモナコ湾でのセレモニアルスタートに続き、フランス山中で2本のナイトステージが行なわれます。1994年以来の走行となる全長17.47kmのSS1「マリジャイ-ピュイミシェル」は、午後8時38分スタート。全長25.49kmのSS2「ベイヨン-ブレジエ」は午後10時26分スタートと、いずれも完全に日が沈んだ後の走行となり、路面が凍結する可能性もあるため、トリッキーなコンディションが予想されます。2本のSSを走り終えた選手たちは、その後ギャップのサービスパークを目指し、最初のクルマがサービスに入るのは午後11時36分となります。2本のSSの合計距離は42.96km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は337.07kmとなります。

    トム・フォウラー (テクニカル ディレクター)
    新しいドライバー達と最初のラリーに臨むにあたり、事前のテストで既に全員が満足できるセットアップを見つけていたので、シェイクダウンではあまり変更を加える必要がありませんでした。モンテカルロの天気は予測が難しく、様々なコンディションに対応できるようにいくつかの異なるセッティングを用意しました。そして、シェイクダウンではこの週末に遭遇し得るコンディションを予想し、少しセッティングを変えて走りました。全てがスムーズに進み、オジエは最初の走行でファステストタイムを刻みました。シェイクダウンの結果をあまり重視するべきではありませんが、素晴らしい結果には違いありません。その後、路面は泥が多く出てタイムは伸びませんでしたが、全員が自信を持つことができたので、良い走り出しになったと思います。

    セバスチャン・オジエ (ヤリスWRC 17号車)
    ここまでのところ全て順調で、自分が望むような走りができています。シェイクダウンの結果にあまり大きな意味はなく、一喜一憂するべきではありませんが、走りにリズムを感じられることは良いことです。シーズンの開幕を前に、既に十分な量のテストができています。もちろん、細かい部分に関してはさらに学ぶ必要がありますが、全体的にフィーリングは良く、テストでの良い感覚をシェイクダウンでもすぐに感じることができました。ラリー本番に向けて自信はありますが、シーズンの中でも特にトリッキーなコンディションになりやすいラリーなので、謙虚な姿勢で臨まなくてはなりません。

    エルフィン・エバンス (ヤリスWRC 33号車)
    初めてヤリスで臨んだシェイクダウンは、とても良いフィーリングで走れました。走り始めてすぐ、良い感覚が得られました。クルマは本当に素晴らしく、今すぐに走りたいと思うほどです。シェイクダウンはドライなコンディションでしたが、ラリー全体を代表するようなものではないと思いますし、きっとモンテカルロらしいコンディションが我々を待っているはずです。もし、最初のステージがドライだったら良いのですが、その後はきっと興味深く複雑なコンディションになるでしょう。

    カッレ・ロバンペラ (ヤリスWRC 69号車)
    シェイクダウンでクルマは素晴らしいフィーリングでした。舗装路を走るのは1ヶ月ぶりだったので、1回目の走行は簡単ではありませんでしたが、2回目以降は上手く走れたと思います。クルマはフィーリングもセットアップも良く、テストの時に施した微調整が上手く機能したように思います。自分自身に関してまだ改善すべき点があるのは確かですが、それでも良いフィーリングを感じています。

    ラリー・モンテカルロ シェイクダウンの結果
    1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (トヨタ ヤリス WRC) 1m57.1s
    2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +0.1s
    3 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン(トヨタ ヤリス WRC) +0.6s
    4 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +1.2s
    5 テーム・スニネン/ヤルモ・レーティネン (フォード フィエスタ WRC) +2.3s
    6 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (フォード フィエスタ WRC) +2.6s
    7 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (トヨタ ヤリス WRC) +2.9s
    8 ガス・グリーンスミス/エリオット・エドモンドソン (フォード フィエスタ WRC) +3.1s
    9 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペWRC) +3.3s
    10 勝田 貴元/ダニエル・バリット (トヨタ ヤリスWRC) +4.8s

  • トヨタ | WRC 第1戦 ラリー・モンテカルロ プレビュー

    トヨタ | WRC 第1戦 ラリー・モンテカルロ プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、1月23日(木)から26日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦「ラリー・モンテカルロ」に、セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(ヤリスWRC 17号車)、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(69号車)の、3台のヤリスWRCで参戦します。WRC復帰4年目となる今シーズンは、ドライバーおよびコ・ドライバーのラインアップを一新し、全ての選手権タイトル獲得を目標に戦います。

    今年もサービスパークが置かれるフランス南部のギャップは、オジエのホームタウンです。オジエはIRC(インターコンチネンタルラリーチャレンジ)として開催された2009年大会で、ラリー・モンテカルロ初優勝。2014年から2019年にかけては、WRCとして開催された大会で6連勝を飾るなど、これまでに通算7回モンテカルロを制しています。また、オジエは2013年から2018年にかけて6年連続でWRCドライバーズタイトルを獲得しており、今季はヤリスWRCで7回目の王座を目指します。2017年のラリー・グレートブリテンでWRC初勝利をあげたエバンスは、過去ラリー・モンテカルロで何度もベストタイムを記録しており、上位を争う速さを備えています。また、19才のロバンペラは2019年のラリー・モンテカルロにR5カーで出場し、WRC 2 Proカテゴリー2位を獲得。同年WRC 2 Proでシリーズチャンピオンに輝きました。しかし、WRカーでのWRC出場は今回が初めてとなります。

    ラリー・モンテカルロの初開催は1911年と、世界で最も長い歴史を誇るラリーイベントです。SS(スペシャルステージ)は基本的にターマックですが、山岳地帯では路面が雪や氷に覆われることも多く、コンディションは刻々と変化します。SSごとに変わるだけでなく、1本のSSの中でもドライ、ウェット、スノー、アイスバーンと変化するため、正しいタイヤ選択と路面判断能力が求められます。また、SSの開始直前にステージを走行し、最新の路面状況を選手に伝える「セーフティクルー」も非常に重要な役割を果たします。

    今年のラリー・モンテカルロは、水曜日の午後にギャップ近郊でシェイクダウンが行なわれ、木曜日のセレモニアルスタートは2年ぶりにモナコ公国で開催されます。夕方、モナコ湾に面したアルベール1世埠頭をスタートした選手達は、その後フランス山中で2本の夜間SSを走行しギャップへ。SS1「マリジャイ-ピュイミシェル」は、1994年以降初めて使われるステージです。金曜日は、ギャップを中心に新ステージの「サン=クレマン-フリシニエール」を含む、3本のステージを各2回走行。土曜日はギャップ周辺で2本のステージを各2回走った後、遠く離れたモナコへと向かいます。最終日の日曜日は、モナコを基点にフランス山中で、有名なチュリニ峠を通過する「ラ・ボレーヌ=ヴェジュビー-ペイラ・カヴァ」を含む2本のステージを各2回走行。最終のSS16「ラ・カバネット-コル・ド・ブロー 2」はボーナスの選手権ポイントを獲得可能な「パワーステージ」に指定されています。全てのSSを走り抜いた選手達はモナコへと戻り、アルベール1世埠頭でセレモニアルフィニッシュを迎えます。SSは4日間合計で16本、計304.28km。リエゾンを含めた総走行距離は1505.64kmとなります。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    新シーズンの開幕戦であるラリー・モンテカルロは、エキサイティングなイベントです。特に、今年は多くのドライバーが今までと違うクルマで出場し、我々も完全に新しいラインアップで臨むため、興味深い1戦になるでしょう。我々チームはモンテカルロでまだ勝利を収めていませんが、毎年表彰台を獲得し、高いパフォーマンスを発揮してきました。セバスチャンは過去このラリーで燦然と輝く記録を残し、何台もの異なるクルマで優勝してきました。ですから、まだヤリスWRCを学んでいる段階であったとしても、今回もきっと優勝争いに加わると確信しています。それはエルフィンについても同様で、彼も過去モンテカルロで速さを示してきました。一方、カッレに関しては、完全にノープレッシャー状態での出場です。なぜならモンテカルロではとにかく経験が重要であり、WRカーで初めて出場するには難しい1戦だからです。それでも、チームとしては、今シーズンのタイトル争いを良いリザルトでスタートする自信があります。

    セバスチャン・オジエ (ヤリスWRC 17号車)
    ヤリスWRCで臨む最初のラリーのスタートが待ち切れません。全てのラリーカーはそれぞれ異なる特徴を持ち、それを学ぶためには走行距離を重ねる必要がありますが、ここまでのところテストでは上手く走れています。今シーズンの目標は7回目のタイトル獲得ですが、このクルマならば十分それは可能だと信じています。ラリー・モンテカルロには特別な思いがあり、1990年代の終わりにトミが何度も優勝する姿を、私は観客として目にしました。私にとってトミは、ラリーの世界で最初のアイドルでした。もちろん、私とジュリアンもこれまで良い結果を残してきましたが、連覇に対するプレッシャーは年々高まっています。私にとってラリー・モンテカルロは常にビッグチャレンジですが、心から楽しむことができる1戦でもあります。

    エルフィン・エバンス (ヤリスWRC 33号車)
    トヨタのドライバーとして、最初に挑むラリー・モンテカルロが本当に楽しみです。WRCでチームを移籍したのは今回が初めてでしたが、スタッフ全員がとても歓迎してくれましたし、クルマにも良いフィーリングを感じているので、新シーズンが非常に楽しみです。初めてヤリスWRCをドライブしたのは、モンテカルロに向けた昨年12月のテストでしたが、極めて短時間で良いフィーリングを感じ、自信を持つことができました。このラリーでは常に、色々なコンディションに遭遇する可能性が高く、能力が試されます。クルマをセットアップする際は、自信を持つために何かが必要ですが、既にいくつか良い選択肢を得ているように感じます。

    カッレ・ロバンペラ (ヤリスWRC 69号車)
    自分にとって、ラリー・モンテカルロは特別なイベントです。ヤリスWRCは、これまでドライブしてきたR5カーよりも格段にパワフルでダウンフォースもあるため、大きなステップアップです。しかし、ここまでのところテストではとても運転しやすいクルマだと感じています。それでも、まだ学ぶべき事は多く、全てを理解し、完全に適応するためには数戦必要でしょう。シーズンの序盤は昨年までとは違う考え方で臨み、忍耐強く走るつもりです。モンテカルロは、新しいクルマとチームで出場するには難しいラリーです。天気は変わりやすく、常に路面コンディションに合ったタイヤを選べるわけではありません。きっと大きなチャレンジになるでしょうが、最後まで戦い抜きたいと思います。

  • トヨタ、2020年のWRCに参戦するヤリスWRCを公開 / 2020年参戦体制

    トヨタ、2020年のWRCに参戦するヤリスWRCを公開 / 2020年参戦体制

    トヨタは、2020年のFIA世界ラリー選手権(WRC)に参戦するヤリスWRCを東京オートサロンで公開。新たにチームに加わったセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネンの3組6選手も参加し、日本のファンの前で来たる新シーズンのチーム体制を発表した。

    2010年以来となるWRCラリー・ジャパンが今年11月に中部地方で開催されることもあり、トヨタは初めて日本でシーズンの参戦体制発表を行うことを決めた。

    また、その会場となった東京オートサロンでは、トヨタがWRC参戦によって得た知見と技術を投じて開発した「GRヤリス」のワールドプレミアも行なわれた。

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは2017年にWRC復帰を果たし、2018年にマニュファクチャラーズタイトルを獲得。昨年はドライバーズタイトルとコ・ドライバーズタイトルを獲得した。今年で4シーズン目を迎えるヤリスWRCは開発をさらに進め、軽量化とエンジンのアップグレードを含む改良が施された。

    また、新たに3人のドライバーがチームに加わり、速さと経験と若さがミックスされた理想的なラインナップで今シーズンも最高の結果を狙う。チームにとって2020年最初のWRCイベントは、1月23日から26日にかけて、モナコおよびフランスで開催される開幕戦「ラリー・モンテカルロ」となる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    新加入の選手達と共に、日本でシーズンの参戦体制を発表できることを嬉しく思います。ラリー・ジャパンが今年WRCに復帰することが決まりとても楽しみですし、それだけに日本の多くのクルマファンの皆さんと一緒に、シーズンの始まりを迎えられるのは素晴らしいことです。2020年仕様のヤリスWRCの外観は昨年のクルマと似ており、コンディションが異なる多くのラリーで強さを示したパッケージの大部分を受け継いでいます。それでも、“もっといいクルマ”に鍛えるべく小さな改善を積み重ね、より軽量かつパワフルなクルマで新たなるシーズンに臨みます。才能豊かな我々の新ドライバー達はきっとすぐクルマに慣れてくれると思いますので、今シーズンもまた最高の結果を狙えると確信しています。

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  • WRC | トヨタ、セバスチャン・オジェの起用を発表…ラインナップを一新

    WRC | トヨタ、セバスチャン・オジェの起用を発表…ラインナップを一新

    トヨタは、2020年のFIA世界ラリー選手権(WRC)に参戦する、ドライバーおよびコ・ドライバーのラインナップを決定。新たにセバスチャン・オジエ、エルフィン・エバンス、カッレ・ロバンペラの3選手をドライバーとして迎え、3台のヤリスWRCで参戦する。

    35歳のオジエ(フランス)と、コ・ドライバーのジュリアン・イングラシア(フランス)は、2013年から2018年にかけて6年連続で世界王者に輝いた、WRCを代表するトップアスリート。

    これまでにWRCで47回の勝利を挙げているが、さらなる勝利と、今シーズンをもってTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamを離れるオィット・タナックが獲得したドライバーズタイトルの奪回を目指し、来たる2020年シーズンに臨む。

    イギリス、ウェールズ出身のエバンスは、地元開催のラリー・グレートブリテンで2017年にWRC初優勝を果たした。グレートブリテンのようなグラベル(未舗装路)ラリーだけでなく、ターマック(舗装路)ラリーでも速く、今季の第4戦ラリー・フランス/ツール・ド・コルスでは、2019年からペアを組むコ・ドライバーのスコット・マーティン(イギリス)と共に、最終ステージまで優勝を争った。いかなる条件でも安定した走りで結果を残すエバンスは、チームにとって頼りになる実力派のドライバーだ。

    ロバンペラ(フィンランド)は、WRCでの優勝経験があるハリ・ロバンペラを父に持つ、19歳の若手ドライバー。2017年初めてWRC 2にR5カーでスポット出場し、今年はWRCのサポートシリーズであるWRC 2 Proに、コ・ドライバーのヨンネ・ハルットゥネン(フィンランド)と共に参戦。11戦に出場し、5勝をあげチャンピオンに輝いた。ロバンペラは、既に16歳の時ヤリスWRCをテストしていたが、チームは来季からレギュラードライバーとして2シーズンを戦う契約を締結した。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    来シーズンを、彼らと一緒に戦えることをとても嬉しく思います。来年、そしてその先、より多くのチャンピオンシップトロフィーを獲得したいと思っている我々にとって、非常にバランスのとれたラインナップになったと信じています。セバスチャンは本当に強いドライバーですし、彼とジュリアンと一緒に働くことを楽しみにしています。ごく短い時間で我々のチームが結果を出したからこそ、彼ほどの素晴らしい実績を持つ選手が魅力を感じてくれたのだと思います。エルフィンは、以前から注目していたドライバーです。彼はほぼ全ての路面で優勝できる速さがあり、状況に応じて賢く戦い、多くのポイントを獲得できる能力を持ったドライバーでもあります。カッレについては、幼い頃から知っていましたし、その時から特別な才能を備えていることは明らかでした。これから学ぶべきことは少なくありませんが、ステップアップする準備はできていると思います。最後に、オィットとマルティン、ヤリ-マティとミーカ、そしてクリスとセブの、これまでの貢献に感謝の言葉を贈りたいと思います。彼らの今後の活躍を、心から願っています。

    セバスチャン・オジエ
    このチームの一員となり、興奮しています。私にとってはもう一つの新たなる挑戦であり、本当に楽しみです。実は、2016年の終わりにも、翌年一緒に仕事をすることについて話し合いましたが、その時は実現しませんでした。しかしこうして、アイコニックなブランドであるトヨタ、そして子供の頃のアイドルであるトミ・マキネンと一緒に仕事をできることになり、感無量です。成功するために力を合わせて戦い、世界タイトルを取り戻したいと思います。エルフィンは以前一緒に仕事をしたことがあるので良く知っていますし、とても良いチームメイトだと思います。カッレはすでに十分な力を持っていることを証明していますし、素晴らしい才能を備えているのは間違いないので、きっとすぐに成長するでしょう。我々3人ともこのチームで戦うのは初めてなので、クルマやその他のことについて学ぶのは簡単ではないと思います。それでも、できるだけ早くパフォーマンスを発揮できるようにベストを尽くします。

    エルフィン・エバンス
    TOYOTA GAZOO Racingへの加入は自分にとって素晴らしい機会であり、とても興奮しています。チームはWRC参戦を開始した3年前から見事な結果を残してきたので、自分がその一員となることを嬉しく思います。トミは、彼自身ドライバーとして大きな成功を収めたように、WRCの高いレベルで戦う術を熟知しています。ここまで、彼と素晴らしいやり取りを続けてきたので、来シーズンの開幕に向けて、チームとの関係がさらに深まることを期待しています。私たちにとって、2019年は複雑なシーズンでした。怪我によりシーズンの途中で3戦を欠場し、ポイントを獲得できませんでした。しかし、その一方でステージ優勝を飾り、表彰台に立つなど良い結果を残し、速さを示すこともできました。ですから、この新しいチームでさらに上を目指し、より多くの勝利を獲得し、成果を残したいと思います。セバスチャンと再び一緒に仕事をするのも楽しみです。多くの経験と実績がある彼は、チームメイトとして素晴らしい存在です。

    カッレ・ロバンペラ
    このチームへの加入が決まり、本当に嬉しく思います。若いラリードライバーにとっては、WRカーのシートを得ることが目標ですが、今、自分にそのチャンスが訪れたのです。数年前に初めてヤリスWRCをテストした時、トミが自分を信頼してくれたことを嬉しく思いましたが、今、こうして完全に彼のチームのメンバーとなることができて光栄です。来年は自分にとって間違いなく非常に難しいシーズンになるでしょう。最大の課題は、新しいクルマについて学び、新たにカレンダーに加わるラリーに対応することです。最初はクルマとスピード、そして、それらに関わる全てのことが学びの対象となるはずです。セブとエルフィンは経験豊かで、自分にとって本当に良いチームメイトになるでしょう。彼らから多くのことを学習できるので、同じチームに入れて良かったと思います。

    豊田 章男(チーム総代表)
    ヤリ-マティ、3年間ありがとう。僕が初めて、フィンランドに行った時、トヨタは、まだWRC復帰を決めていなかった。はじめてのWRCに興奮していた僕は、選手を直接見たくてホテルのロビーで出待ちをしていた。そこに現れたのがフォルクスワーゲンのヤリ-マティだった。ドキドキしながら声をかけると、君は実に気さくにこたえてくれた。話しながら、僕がトヨタの回し者だと気づいた君は、自分の乗っていたカローラやセリカの話を、とても嬉しそうにしてくれた。こんなにトヨタのことを覚えていてくれている選手がいる内にWRCに戻らなきゃ…と、復帰への決意ができたのは、あの時だった。トヨタファンの気さくなフォルクスワーゲンドライバーに出会えていなかったら、今、トヨタはWRCにいなかったかもしれない(笑)。その2年後、君がうちのエースドライバーになってもらえると聞いた時は、不思議な縁に本当に感動したよ。そして、今だから正直に言うと、最初のシーズンが始まる前、1年目から勝てるなんて思っていなかった。あの時は「1年かけて表彰台に上ろう」が我々の目標だった。でも、初戦のモンテカルロで君はすぐにトヨタを表彰台に導いてくれた。その翌月には、表彰台の一番高い所にまで連れて行ってくれた。本当に夢のようだった。昨年、やっとフィンランドで君と一緒に表彰台に上れたのはとても嬉しかった。あとから写真を見返したら、オィットに渡されたシャンパンを僕は真っ先に君の方に向けていた。そのくらい君と上れたことが嬉しかったってことだと思う。カローラやセリカをあんなに大切に乗ってくれている君だから、これからもトヨタのサポーターでいてくれると信じてます。よろしく。クリス、君にも、今だから正直に話さないといけないことがあります。君を迎え入れる時、ヤリスが転がったり、道を間違えたり、駐車場を走ってしまうんじゃないかと、すごく心配だった(笑)。でも、君は、トヨタのために、しっかり仕事をしてくれた。どんな時でも限界までアタックしてくれたし、元エンジニアだからこそのアドバイスでヤリスを強くしてくれた。1年間ありがとう。そして、オィット…。チャンピオンという夢を君が叶えられたこと、自分のことのように嬉しく思う。そして、その手伝いをさせてもらえたことをトヨタは誇りに思っている。僕は友山(GAZOO Racing Company プレジデント)と違って表彰台に上るのが苦手だったんだけど、昨年のフィンランドで君が初めて僕に高い所への上り方を教えてくれた。君のおかげで、やっとあの景色を見ることができたし、シャンパンがいかにベトベトするものなのかも知ることができた。本当にありがとう。「目標を達成した今、環境を変えて次の挑戦に臨みたい。」という君の決断は本当に素晴らしいと思う。来年からは君がトヨタのライバルになる。強いライバルがいることは、僕らにとっての大きなモチベーションになってくる。表彰台の上り方も、シャンパンの開け方も、しっかり教えてもらったから、次に表彰台で会う時は、上から君にシャンパンをかけることができると思う。また表彰台で会おう!

  • シトロエン、2019年限りでのWRC撤退を電撃発表

    シトロエン、2019年限りでのWRC撤退を電撃発表

    シトロエンは、2019年シーズン限りでWRC(世界ラリー選手権)から撤退することを電撃した。

    シトロエンは11月20日(水)に声明を発表。セバスチャン・オジェがチームを離れることを決断したことで、ワークス活動からの撤退の理由であると述べた。オジェとチームメイトのエサペッカ・ラッピは契約を1年残していた。

    シトロエンは「シトロエンは2020年シーズンに利用できる一流ドライバーがいないため、2020年にWRCプログラムから撤退することを決めた」と声明で述べた。

    シトロエンのCEOを務めるリンダ・ジャクソンは、「セバスチャン・オジエが2019年シーズン終了直後にシトロエン・レーシングを離れると決断したことを受けて、当社はWRCプログラムの終了を決定した」と説明

    「もちろん、我々はこのような状況は望んではいなかったが、セバスチャンなしに2020年シーズンを戦うことは想像できまなかった。これまで高い情熱と献身的な働きをしてくたシトロエン・レーシングには心から感謝している」

    「シトロエンのDNAはラリーと密接にリンクしている。また、通算102勝、8度のマニュファクチャラーズタイトル獲得を成し遂げ、WRCの歴史上もっとも多くの成功を収めたブランドとなったことを誇りに思う」

    セバスチャン・オジェは、トヨタへの移籍が濃厚とされており、来週月曜日にも発表されるのではないかと噂されている。

  • WRC 第12戦 ラリー・グレートブリテン:タナックが完全制覇で今季6勝目

    WRC 第12戦 ラリー・グレートブリテン:タナックが完全制覇で今季6勝目

    10月6日(日)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・グレートブリテン(GB)の最終日デイ4がウェールズ北部で行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)が優勝。今シーズン6勝目を飾り、ドライバーおよびコ・ドライバー選手権におけるリードをさらに広げた。また、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(#5号車)は総合4位でフィニッシュし、価値ある選手権ポイントを獲得した。

    ラリーGBのデイ4は、サービスパークの南側エリアで2本のステージを各2回走行。当初サービスパーク近くの岬で行なわれる予定だった「グレートオーム」のターマック(舗装路)ステージは、海洋コンデイションの悪化により選手の安全を確保できないという理由でキャンセルされた。

    デイ3で総合2位の選手に対し11秒のリードを築いたタナックは、デイ4オープニングのSS18でベストタイムを刻み、僅かながらリードを拡大。その後は安定した走りで2本のステージを走破し、9.5秒のリードを持って最終のパワーステージに臨んだ。そして、パワーステージでは2番手タイムを刻んだドライバー選手権のライバルに、0.4秒差のベストタイムを記録。今季6勝目を飾るとともに、最大ボーナスポイントを獲得し選手権のリードを28ポイントに拡大した。

    ヤリスWRCはデイ1のSS1でミークが首位に立ち、その後もリードを維持。デイ2の最終ステージではタナックがミークに代わって総合1位に浮上し、そのまま最後まで首位を守り続けた。最終的にミークは総合4位でフィニッシュし、チームは貴重なマニュファクチャラーポイントを獲得。選手権ではトップのチームとの差を8ポイントに縮めることに成功した。

    豊田 章男(チーム総代表)
    FIA世界耐久選手権(WEC)、FIA世界ラリー選手権(WRC)と、TOYOTA GAZOO Racingは1つの週末で2つの世界選手権に勝利することができました。2つ同時に勝つことに強い拘りは持っていませんでした。しかし、今年の6月、私は、目前でそれを逃す姿を目の当たりにしていました。ル・マン24時間レースをワンツー体制で走る中、WRCイタリアで最後までトップを走ってくれていたオット・タナック選手がストップしてしまった時のことです。タナック選手の走りには絶対の信頼を置いています。ですので、私も勝利を確信し、彼の走りを見守っていました。しかし、車両トラブルで、私たちは彼から勝利を奪ってしまいました。今回、そのことを思い出し、2つの世界選手権が同時に行われるこの週末は、いずれの戦いも、絶対に無事にゴールまで走り抜け、勝利してもらいたいと思っていました。#8号車のセバスチャン・ブエミ選手、中嶋 一貴選手、ブレンドン・ハートレー選手、#7号車のマイク・コンウェイ選手、小林 可夢偉選手、ホセ・マリア・ロペス選手、重たいハンデを背負い、決して簡単ではないワンツーフィニッシュを本当にありがとう。土曜日にみんなと会い、改めて6人をはじめとした皆のチームワークを感じました。今後、更に重たいハンデが課されますが、そのチーム力で乗り越えていきましょう。激しい風雨で難しさを極める路面の中、チームとクルマを信じて優勝してくれたオット・タナック選手、マルティン・ヤルヴェオヤ選手。前戦トルコでも車両トラブルで勝利を遠ざけてしまっていたので、今回、勝利してくれたこと、本当にうれしく思います。残り2戦、なんとしても君たちを勝たせたい。改めてもっと安心して乗れるクルマをチームみんなでつくっていきたいと思います。様々な世界戦が行われたこの週末に、我々の2つの世界戦も応援いただいたファンの皆さま、本当にありがとうございました。引き続き、ご支援よろしくお願いいたします。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    信じられないくらい素晴らしいラリーでした。ラリーGBは最も難しいラリーのひとつですが、オットは重圧に負けず終始ラリーを支配下に置き、自分の仕事を完遂しました。最後のパワーステージは本当に興奮し、まだ心臓がドキドキしているほどですが、オットは素晴らしい走りで最大ポイントを獲得し、ドライバーズ選手権争いで有利な立場となりました。昔、自分が同じような状況に置かれた時は精神的に本当に辛く大変でしたが、彼は全てにおいて上手くやっています。クリスの仕事も素晴らしく、我々にマニュファクチャラーポイントをもたらしてくれました。今シーズンはまだ2戦ありますが、集中力を高め全力で臨まなくてはなりません。

    オット・タナック(ヤリスWRC #8号車)
    優勝できて最高の気分です。我々のために、多くの人が働き努力を続けてきたので、最大ポイント獲得でそれに報いることができて嬉しく思います。パワーステージではクルマに大きな自信を感じていたので、フルポイント獲得の好機を逃すわけには行きませんでした。我々のチームは“pushing the limits for better”というスローガンを掲げていますが、自分も常にベストを尽くそうと努力しています。今シーズンはまだ2戦残っており、何も決まってはいないので、これからも集中して攻め続ける必要があります。

    クリス・ミーク(ヤリスWRC #5号車)
    金曜日の大部分をリードしていたので、4位という結果は少々残念ではありますが、それでも満足しています。今週末は本当に難しいコンデイションでの戦いでした。大きく遅れたわけではなく、土曜日に少しペースが足らなかっただけですが、それでもチームに多くのポイントをもたらす事ができました。オットの優勝を嬉しく思いますし、マニュファクチャラー選手権でトップとの差を縮める事が出来たので、収穫の多い週末になったと思います。残る2戦、まずはスペインで力強く戦い、良い形でシーズンを終えられることを願っています。

    ラリー・グレートブリテン デイ4の結果
    1.オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ(トヨタ ヤリス WRC) 3h00m58.0s
    2.ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー(ヒュンダイ i20クーペ WRC) +10.9s
    3.セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +23.8s
    4.クリス・ミーク/セブ・マーシャル(トヨタ ヤリス WRC) +35.6s
    5.エルフィン・エバンス/スコット・マーティン(フォード フィエスタ WRC) +48.6s
    6.アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー(ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +58.2s
    7.ポントゥス・ティディマンド/オーラ・フローネ(フォード フィエスタ WRC) +5m23.8s
    8.クレイグ・ブリーン/ポール・ネーグル(ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +9m25.0s
    9.カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン(シュコダ ファビア R5) +10m51.1s
    10.ペター・ソルベルグ/フィル・ミルズ(フォルクスワーゲン ポロ GTI R5) +11m36.1s

    次戦のWRC
    WRC次戦は、10月25日(金)から27日(日)にかけて開催される、第13戦「ラリー・スペイン」。スペインのサロウを中心に行なわれるこのラリーは、WRC唯一のミックスサーフェス・イベント。競技初日のデイ1はグラベル(未舗装路)ラリーとして行われ、1日の終わりには75分間のサービスでクルマをグラベル仕様からターマック(舗装路)仕様に変更。デイ2とデイ3はターマックラリーとして行なわれる。スペインのターマックは全体的に路面がスムーズで、流れるような中高速コーナーが連続する、サーキットのようなステージが特長だ。

  • WRC 第12戦 ラリー・グレートブリテン:3日目を終えてタナックが首位

    WRC 第12戦 ラリー・グレートブリテン:3日目を終えてタナックが首位

    10月5日(土)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・グレートブリテン(GB)のデイ3がウェールズ中部を中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合1位の座を堅持。クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)は、総合4位につけた。

    ラリーGBのデイ3は、サービスパークから南に100km以上離れた、ウェールズ中部の森林地帯を中心に行われた。

    ダイフィ、メイヘリン、スウィートラム・ハフレンという有名なグラベル(未舗装路)ステージを各2回走り、1日の最後にはサービスパーク近くのコルウィン・ベイでターマック(舗装路)ステージを走行。7本のSSの合計距離は151.24kmに達し、4日間で最長の1日だった。

    ウェールズ中部は朝から天気が安定せず、断続的な雨により路面は多くの部分が泥状になった。グリップが安定しない非常に難しい路面コンディションだったが、タナックはSS2番手タイムを5回記録するなど速いペースを維持。1日の最後を飾るコルウィン・ベイのステージではベストタイムを刻み、総合2位のライバルとの差を11秒に広げた。一方、総合2位と0.2秒差の総合3位でデイ3に臨んだミークは、SS12でひとつ順位を落としたが、少しでも多くのマニュファクチャラーポイントをチームにもたらすべく安定した走りを続け、総合3位の選手と9.2秒差の総合4位で1日を終えた。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    ふたりのドライバーは少しもミスをする事なく、素晴らしい仕事をしてくれました。予想よりも大変な1日だったと思いますが、良く戦ったと思います。明日のラリー最終日に向けて、2台とも良い位置につけています。ライバルとの差は決して大きくありませんが、きっと全てが計画通りに進むでしょう。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    とてもタフで困難な1日でした。ステージは長くコンディションはトリッキーで、最後のステージでは濃い霧が出始め、路面はかなり荒れていました。また、リヤバンパーを失ったことで車内が騒音に包まれ、ペースノートを読み上げる声が聞き辛く苦労しました。タイム差は小さくまったくリラックスできませんが、それでもこの週末において最大のマージンを手にしているのは確かです。ウェールズでは驚くような事が起こりますし、常にギリギリの状態で戦っているので自信を持つ事は難しいですが、マージンを持って最終日に臨めるのは有利だと思います。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    総合4位で1日を終え満足しています。3位との差はそれほど大きくないので、明日はまだ十分チャンスがあると思います。今日は、少し苦戦しました。もちろん全力を尽くして走りましたが、全てのステージで数秒ずつ遅れ、差が開いてしまいました。ドライバーズ選手権を競っている自分の前の3人は、1歩抜け出したような感じがしますが、マニュファクチャラー選手権のために戦うことが、自分に与えられた使命です。

    ラリー・グレートブリテン デイ3の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 2h42m02.7s
    2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +11.0s
    3 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +17.3s
    4 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +26.5s
    5 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +46.9s
    6 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (フォード フィエスタ WRC) +51.4s
    7テーム・スニネン/ヤルモ・レーティネン (フォード フィエスタ WRC) +3m07.9s
    8 ポントゥス・ティディマンド/オーラ・フローネ(フォード フィエスタ WRC) +4m59.6s
    9 クレイグ・ブリーン/ポール・ネーグル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +9m16.0s
    10 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (シュコダ ファビア R5) +9m30.2s

    明日のステージ情報
    ラリー最終日となる10月6日(日)のデイ4は、サービスパークの周辺と南側エリアで5本のSSが行なわれる。2本のグラベルステージを、サービスパークすぐ近くの岬で行なわれる「グレート・オーム」のターマックステージをはさんで各2回走行。そのうち最終のSS22「ブレニグ2」は、トップ5タイムを記録したドライバーとコ・ドライバーにボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。5本のSSの合計距離は38.42kmと短く、リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は269.39kmとなる。

    注目のステージ
    SS19/22ブレニグ 全長6.43km
    セブ・マーシャル(ヤリスWRC 5号車 コ・ドライバー)
    「ブレニグ」は全長こそ短いですが、トリッキーなステージです。所々かなり濡れていて滑りますが、パワーステージとしてボーナスポイントがかかりますし、このラリーでは最後まで僅差の戦いが続く事が多いので、ハードにプッシュするかもしれません。