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  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第11戦 ラリー・スペイン 初日レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第11戦 ラリー・スペイン 初日レポート

    10月6日(金)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・スペインの競技初日デイ1がスペインのサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が総合8位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)が総合10位につけた。なお、SS5終了時点で総合7位だったヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は、トラブルによりリタイアとなった。

    ラリー・スペインのデイ1は、サービスパークが置かれるサロウの東北エリアでグラベルを中心とする6本のSSが行なわれた。午前中のSSでは3台とも思うようにペースが上がらなかったが、日中のサービスでセッティングを変更したところスピードアップに成功。ラトバラはSS4でベストタイムを記録した。しかし、SS5でクルマの下まわりを強くヒットし、その結果潤滑系が破損。競技続行不可能となり、クルマを精査した末にチームはリタイアを決断した。ラトバラにとっては残念な結果になってしまったが、ハンニネン、ラッピの2名は、明日からのターマックSSで巻き返しを図る。

    競技2日目となる10月7日(土)のデイ2は、1日を通してターマックのコースを走行する。SSはサロウの東北エリアに展開し、3本のステージを各2回走行。そして1日の最後にはサロウの海岸近くで全長2.24kmのショートステージが行われる。SSの数は全部で7本、計121.86km。リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は477.06kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    午前中のSSで我々のドライバーはトラクション不足に悩まされましたが、日中のサービスでいくつかセッティング変更を施したことで状況はかなり改善されました。ヤリ-マティは午後のSSでベストタイムを記録し、良い方向に向かったと思ったのですが、厳しい結果となってしまいました。ヤリ-マティは明日からのターマックSSにとても自信を持っていたので残念です。しかし、これがモータースポーツというものです。明日からのターマックSSで、ユホとエサペッカが良い走りをしてくれることを期待しています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)
    午前中はクルマのオーバーステアが強く苦労しましたが、サービスでセッティングを変更したところ良い方向に向かい、SS4ではベストタイムを記録することができました。SS5ではいくつかミスをしてしまい、その後オイルが漏れていることに気づきました。そしてSS6を前にエンジンが止まり、始動できなくなりました。現時点でどのようなダメージを負ったのかは不明ですが、再出走できずとても残念です。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)
    デイ1は期待していたほど良い1日にはなりませんでした。十分な自信を持てず、何度か躊躇してしまいましたが、その結果タイムを失い上位の選手と差が開いてしまったのです。路面のグリップが変わる時にリズムをつかめず、かなり苦労しました。しかし、明日は素晴らしいターマックステージが待っているので楽しみです。良い走りをできるように頑張りたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)
    午前中はクルマのバランスに満足していましたが、最後のSSでブレーキがオーバーヒートし、フィニッシュに向けて制動力が落ちていってしまいました。日中のサービスでサスペンションに変更を加えたところ、路面がスムーズな午後最初のSSでは良いタイムを記録することができました。しかし、午後の最後のSSではダンパーのセッティングが合わずとても苦労しました。今日はあまりうまく行かない1日でしたが、同じステージを午前と午後で2回走ることができたのは良い経験となりました。明日のターマックSSは誰にとっても新たなるスタートとなるので、気持ちを切り替えて臨みたいと思います。

    関連:【WRC】 ラリー・スペイン 初日:アンドレアス・ミケルセンが首位

  • 【WRC】 ラリー・スペイン 初日:アンドレアス・ミケルセンが首位

    【WRC】 ラリー・スペイン 初日:アンドレアス・ミケルセンが首位

    2017年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第11戦 ラリー・スペインが6日(金)に開幕。今大会にヒュンダイから参戦するアンドレアス・ミケルセンが初日の首位に浮上した。

    競技初日となる10月6日(金)のデイ1は、サロウのサービスパークを中心に、6本のSSが行われた。サロウの西側に展開するSSは大部分がグラベルだが、SS3およびその再走ステージのSS6は途中に比較的長いターマックセクションを含む。

    ただしデイ1のクルマはタイヤや足まわりなどがグラベル仕様のため、ターマックセクションでは必ずしも路面に合っていないセッティングで走らなければならない。また、ターマックセクションでグラベル用タイヤをすり減らすと、その後のグラベルセクションでグリップが低下する。そのため、ドライバーは全体のバランスを考えて走行する必要がある。6本のSSの合計距離は115.90km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は510.56kmとなっている。

    初日の首位に立ったのはアンドレアス・ミケルセン。来季からヒュンダイと2年契約を結んだミケルセンは、今大会でヘイデン・パッドンに代わってヒュンダイi20クーペWRCを走らせている。その初戦でミケルセンは1:11:56.3を記録して首位に立った。

    2番手にはセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)、3番手にはクリス・ミーク(シトロエン)が続いた。

    トヨタ勢はユホ・ハンニネンが8番手、エサペッカ・ラッピが10番手、ヤリ-マティ・ラトバラはSS5で潤滑油システムの故障でリタイアすることになった。

    2017 WRC 第11戦 ラリースペイン 初日

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 アンドレアス・ミケルセン ヒュンダイi20クーペWRC 1:11:56.3
    2 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC +1.4
    3 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC +3.0
    4 オット・タナク フォード フィエスタWRC +6.3
    5 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC +7.0
    6 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC +10.8
    7 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC +12.8
    8 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC +33.6
    9 ステフェン・ルシーブル シトロエン C3 WRC +1:02.2
    10 エサペッカ・ラッピ トヨタ ヤリスWRC +1:02.5
  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第11戦 ラリー・スペイン シェイクダウンレポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第11戦 ラリー・スペイン シェイクダウンレポート

    10月5日(木)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦ラリー・スペインのシェイクダウンがスペイン北東部のカタルニア地方のサロウで行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC#11号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)は、明日から始まる競技に向けてヤリスWRCの最終調整を行なった。

    シーズン唯一のミックスサーフェス・ラリーであるラリー・スペインは、競技初日のデイ1はグラベル(未舗装路)中心のSSを走行し、デイ2およびデイ3はターマック(舗装路)のSSを走行する。そのため全長2.97kmのシェイクダウンコースもグラベルとターマックのミックスサーフェスとなり、各選手ともグラベル仕様のクルマで走行。ヤリスWRCは既に事前テストで良いセッティングに仕上がっていたため、シェイクダウンでは各部が正常に機能しているかどうかの確認作業に終始し、大きなセッティング変更は行わなかった。

    競技初日となる10月6日(金)のデイ1は、サロウのサービスパークを中心に、6本のSSが行われる。サロウの西側に展開するSSは大部分がグラベルだが、SS3およびその再走ステージのSS6は途中に比較的長いターマックセクションを含む。ただしデイ1のクルマはタイヤや足まわりなどがグラベル仕様のため、ターマックセクションでは必ずしも路面に合っていないセッティングで走らなければならない。また、ターマックセクションでグラベル用タイヤをすり減らすと、その後のグラベルセクションでグリップが低下する。そのため、ドライバーは全体のバランスを考えて走行する必要がある。6本のSSの合計距離は115.90km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は510.56kmとなっている。

    トム・フォウラー (チーフ・エンジニア)
    シェイクダウンのコースは実際にラリーで使われるSSと大きく異なるため、各システムの確認作業とエンジンのパフォーマンス分析に留めましたが、それらはすべてうまくいきました。シェイクダウンはデイ1と同様ミックスサーフェスのコースだったので、グラベル仕様で走行しましたが、とてもトリッキーでした。シェイクダウンのコースにセッティングを合わせると明日からのラリー本番に合わなくなる可能性があるため、いつもシェイクダウンで行なっているエンジンのセッティング調整以外のことは特に行ないませんでした。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)
    シェイクダウンではハンドリングがややアンダーステアに感じましたが、実際のラリーとは異なるタイプのコースだったので気にしていません。しばらくラリーから離れていたので少々感覚がなまってしまいましたが、休みも終わり、新たな気持ちで戦いに臨みます。このラリーでは5回表彰台に登っていますが、優勝はまだないので優勝を目指して頑張ります。デイ1はグラベルが中心のコースですが、SS3およびSS6の「テーラ・アルタ」は途中でターマック区間があり、タイヤにとても厳しいステージなので、挑戦のし甲斐がある1日となるでしょう。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)
    シェイクダウンはセットアップにあまり適したコースではありませんでしたが、クルマのフィーリングはとても良く、特に何かを変える必要はないと思いました。明日のグラベルステージは、ドライならば道の表面を覆うルーズグラベルによって、とても滑りやすく難しい路面コンディションとなるでしょう。ただし私はやや後方の出走順となるため、走行ラインはクリアになっている可能性があります。デイ2からの残る2日間を有利に戦うためにも、明日はできる限りプッシュする必要があります。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #12号車)
    ようやく長い休みが終わり、クルマに戻ることができて嬉しく思います。今日のシェイクダウンではクルマのバランスやセットアップがコースに合っていませんでした。しかし、実際のSSは今日とはかなり異なるので、ラリー本番ではうまくいくと信じています。とにかくクリーンな走りを心がけ、トラブルを避けて戦い、できれば表彰台に登りたいと思います。

  • 【WRC】 ラリー・スペイン:セバスチャン・オジェがシェイクダウン首位

    【WRC】 ラリー・スペイン:セバスチャン・オジェがシェイクダウン首位

    WRC 世界ラリー選手権 第11戦 ラリー・スペインのシェイクダウンテストが5日(木)に行われ、Mスポーツのセバスチャン・オジェがトップタイムを記録した。

    ラリー・スペインのサービスパークは、スペイン北東部カタルニア地方のシーサイドリゾート、サロウに置かれる。ラリー・スペインは競技初日のデイ1がグラベル中心のSSとなり、残る2日間のデイ2およびデイ3はターマックSSで構成される。

    5日(木)に行われたシェイクダウンステージでは、セバスチャン・オジェがトップタイムとある2分05秒2をマーク・2番手には0.3秒差でクリス・ミーク、3番手にはアンドレアス・ミケルセンとシトロエン勢が続いた。

    トヨタは、ヤリ-マティ・ラトバラが6番手、ユホ・ハンニネンが9番手、エサペッカ・ラッピが12番手だった。

    2017 WRC 第11戦 ラリースペイン シェイクダウンステージ

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC 2:05.2
    2 クリス・ミーク シトロエン C3 WRC 2:05.5
    3 アンドレアス・ミケルセン ヒュンダイi20クーペWRC 2:05.0
    4 オット・タナク フォード フィエスタWRC 2:06.3
    5 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC 2:06.3
    6 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC 2:06.9
    7 マッズ・オストベルグ フォード フィエスタWRC 2:07.0
    8 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC 2:07.1
    9 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC 2:07.3
    10 エルフィン・エバンス フォード フィエスタWRC 2:07.6
  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第10戦 ラリー・ドイチェランド 最終日レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第10戦 ラリー・ドイチェランド 最終日レポート

    8月20日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦ラリー・ドイチェランドの最終日となる競技4日目、デイ4がドイツ西部のボスタルジーを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が総合4位、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合7位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)が総合21位でフィニッシュした。

    ラリー・ドイチェランドの競技最終日は、2本のステージを各2回走行する計4SSで、その合計距離は51.95km。4位の選手と4・2秒差の5位でデイ4をスタートしたハンニネンは、ポジションアップを実現すべくオープニングステージのSS18で全開アタックを敢行しベストタイムを記録。狙いどおり4位浮上を果たし、ターマックラリーでの自己ベストとなる総合4位でフィニッシュした。また、SS19ではラッピがベストタイム、ラトバラがセカンドベストタイムを刻み、ヤリスWRCは今大会5本目となるSS最速タイムを刻んだ。そして、ボーナスの選手権ポイントがかかるパワーステージに指定された最終SSでは、ラッピが1位と0.2秒差の2番手タイムを、ラトバラが3番手タイムをマークし、それぞれボーナスポイントの獲得に成功。ラトバラは総合7位で、ラッピは総合21位で完走を果たした。今回のラリーではヤリスWRCのターマックにおける競争力向上がタイムで証明され、チームはポジティブな形でラリーを締めくくった。

    FIA世界ラリー選手権(WRC)次戦は10月5日から8日にかけて、スペインのサロウを中心に開催される第11戦「ラリー・デ・エスパーニャ」。グラベル(未舗装路)とターマックの両路面が舞台となるシーズン唯一のミックスサーフェスラリーに、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamはラトバラ、ハンニネン、ラッピのヤリスWRC 3台体制で臨む。初日のデイ1はグラベル中心のステージを走行し、デイ2およびデイ3はターマックのステージを走行する。また、デイ1の夜にはグラベル仕様のラリーカーを、ターマック仕様に変更する大掛かりな作業がサービスパーク行われるため、メカニックやエンジニアにとってもラリー・デ・エスパーニャは大きなチャレンジとなる。

    トミ・マキネン (チーム代表)

    今回の自分たちのパフォーマンスには満足しています。ユホは週末を通して素晴らしい走りを続け、SSでは2度ベストタイムを記録しました。彼には表彰台争いをできる速さがあったと思います。ヤリ-マティはラリー序盤非常に速く、金曜日にトラブルが起こらなければきっと優勝争いに加わることができたでしょう。エサペッカは最終日、このような難しい条件のターマックラリーを戦えるという自信を深め、大きく成長しました。来年はきっとラリー・ドイチェランドで優勝争いができるはずです。今回はヤリスWRCのパフォーマンスがターマックラリーでも高いレベルにあると自信を持つことができましたので、今後がとても楽しみです。次戦のスペインでさらに競争力を高めるべく、引き続き改善に努めます。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    今朝最初のSSでは、まだ調子が上がっていなかったのでやや遅れをとりましたが、次のSSはうまく走れました。自分が好きなタイプのコースだったので、その再走となるパワーステージには自信を持って臨みました。しかし、SSをスタートしてすぐ左コーナーで何かに当たってしまい、その後はパンクを回避するためペースを落としました。ラリー序盤にトラブルで遅れたことを考えれば、こうしてポイントを獲得できたのは喜ぶべきことだと思います。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    ラリー序盤に大きく遅れてしまいましたが、それ以降は良い戦いができました。4位という結果には本当に満足しています。ラリー期間中を通して、クルマもフィーリングも素晴らしい状態でした。今朝は最初のSSでアタックを楽しみ、その後は少しペースを落としました。今シーズンの前半と比べると、後半はとてもポジティブなラリーが続き嬉しいですね。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)

    昨晩は、うまく行かなかった理由を精査し、原因を見つけることができました。その結果、今朝は状況が改善され2本目のSSはうまく走れましたが、その次のSSではブレーキタイミングの遅れによりコースを外れ、エンジンが止まってしまいました。また、最後のパワーステージではひやっとするシーンもありましたが、幸運にも切り抜けることができました。いろいろありはしましたが、今日のスピードには満足しています。

    関連:【WRC】 ラリー・ドイチェランド 結果:オット・タナクが今季2勝目

  • 【WRC】 ラリー・ドイチェランド 結果:オット・タナクが今季2勝目

    【WRC】 ラリー・ドイチェランド 結果:オット・タナクが今季2勝目

    WRC 世界ラリー選手権 第10戦 ラリー・ドイチェランドが20日(日)に最終日を迎え、オット・タナク(Mスポーツ)がキャリア2度目となる総合首位を果たした。

    最終日は、ボスタルジーのサービスパークを中心に4本のSSが行われた。そのうちSS19の再走ステージとなるSS21「ザンクト・ヴェンデルナー・ラント-2」は、トップ5タイムを刻んだ選手に対し、ボーナスの選手権ポイントが与えられるパワーステージに指定された。

    優勝はオット・タナク(Mスポーツ)。第7戦ラリー・イタリアに次ぐ、キャリア2度目の総合優勝を成し遂げた。2位にはアンドレアス・ミケルセン(シトロエン)、3位にはセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)が続いた。

    トヨタ勢は、ユホ・ハンニネンが4位、ヤリ-マティ・ラトバラが7位、エサペッカ・ラッピは21位だった。

    チャンピオンシップは、首位だったティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)がノーポイントに終わったことで、セバスチャン・オジェ(177ポイント)が17ポイント差をつけて首位に再浮上。2位はティエリー・ヌービル(160ポイント)、3位にはオット・タナク(144ポイント)が続いている。

    2017 WRC 第10戦 ラリードイチェランド 結果

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 オット・タナク フォード フィエスタWRC 2h57m31.7s
    2 アンドレアス・ミケルセン シトロエン C3 WRC +16.4s
    3 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC +30.4s
    4 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC +1m49.2s
    5 クレイグ・ブリーン シトロエン C3 WRC +2m01.5s
    6 エルフィン・エバンス フォード フィエスタWRC +2m03.4s
    7 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC +3m58.2s
    8 ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC +4m32.4s
    9 エリック・カミリー フォード フィエスタ R5 +10m19.4s
    10 アーミン・クレマー フォード フィエスタWRC +10m44.3s
  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第10戦 ラリー・ドイチェランド 3日目レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第10戦 ラリー・ドイチェランド 3日目レポート

    8月19日(土)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦ラリー・ドイチェランドの競技3日目デイ3がドイツ西部のボスタルジーを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が総合5位、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合7位につけた。また、クルマを修復しデイ3で再出走を果たしたエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)は、総合22位に順位を回復した。

    ラリー・ドイチェランドのデイ3は青空の下でスタート。ラリーの名物であるバウムホールダー軍事演習場内でのステージ「アリーナ・パンツァープラッテ」および「パンツァープラッテ」には大勢の観客が集まり終日ラリーを楽しんだ。パンツァープラッテは非常に手強いステージとして知られ、過去に多くの選手がクラッシュでリタイアを余儀なくされた難コースである。更に、全長41.97kmと今大会最長であり、ただ速く走るだけでなく、タイヤのマネージメント能力も重要となる。その1本目、SS10でハンニネンはベストタイムを記録し、ヤリスWRCのターマック(舗装路)でのパフォーマンスを証明。ハンニネンはSS13で4位に順位を上げた。しかし、パンツァープラッテの再走ステージとなったSS15では、何かしらの衝撃でダンパーが破損。ハンニネンはその後の2本のSSをそのままの状態で走らなければならずタイムをロスしたが、4位と4.2秒差の5位でデイ3を締めくくった。また、SS15ではラトバラとラッピがパンクによるタイヤ交換で大幅にタイムロスしたが、ラトバラはその後SS16でセカンドベストタイムを、SS17ではベストタイムを記録し、良い形で1日を終えた。

    競技4日目最終日となる8月20日(日)のデイ4は、ボスタルジーのサービスパークを中心に、4本のSSが行われる。そのうちSS19の再走ステージとなるSS21「ザンクト・ヴェンデルナー・ラント-2」は、トップ5タイムを刻んだ選手に対し、ボーナスの選手権ポイントが与えられるパワーステージに指定されている。4本のSSの合計距離は51.94km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は228.50kmとなっている。

    トミ・マキネン(チーム代表)

    良いことも悪いことも起きた、大変な1日でした。ユホはパンツァープラッテをはじめとするSSで素晴らしい走りをし、信じられないようなパフォーマンスを見せてくれました。午後はダンパーのトラブルでやや遅れをとりましたが、それでも4位の選手との差は小さいので明日は面白い戦いになるでしょう。また、今日はヤリ-マティも良いタイムを刻みました。我々のクルマはターマックでの経験がまだ充分ではありませんが、どの部分を改善すればさらに良くなるのかは理解しているので、引き続き改善を続けていきたいと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    午前中はミスをしたり、タイムが上がらなかったりと、なかなかうまく行きませんでした。午後はかなり攻めて走ったのですが、残念ながらパンクで大きくタイムを失ってしまいました。それでもパフォーマンス自体は悪くなく、午後は速さもありました。明日は、今日の午後の良いフィーリングを保って走れるように頑張ります。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    午前中のパンツァープラッテのSSを走り終え、他の選手と比べて自分のタイムがどれぐらい良いのか分からなかったので、ファステストタイムだったと知り本当に嬉しかったです。そして、午前中のSSは全体的にとても良好でした。午後のパンツァープラッテではダンパーが破損してしまいましたが、それを除けばクルマは本当に良かったと思います。明日はエルフィン・エバンス選手との4位争いとなります。前戦のラリー・フィンランドでは同じような状況で彼に負けましたが、今回はできれば勝ちたいですね。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #12号車)

    今日はうまく行かない1日でした。何とか速く走ろうとベストを尽くし、アクセル全開で走ったのですが、なぜかあまり良いタイムが出ませんでした。今晩サービスでクルマにいくつか改善を施すので、明日はきっとタイムも良くなると思います。ゆっくり休み、明日に備えます。

    関連:【WRC】 ラリー・ドイチェランド 3日目:オット・タナクが首位をキープ

  • 【WRC】 ラリー・ドイチェランド 3日目:オット・タナクが首位をキープ

    【WRC】 ラリー・ドイチェランド 3日目:オット・タナクが首位をキープ

    WRC 世界ラリー選手権 第10戦 ラリー・ドイチェランドが19日(土)に3日目を迎え、オット・タナク(Mスポーツ)が総合首位をキープした。

    競技3日目は、ボスタルジーのサービスパークを中心に9本のSSが行われた。デイ3のコースでもっとも注目されるのはバウムホールダーの軍事演習場内が舞台となる「パンツァープラッテ」のステージ。SS10とその再走ステージとなるSS15は全長41.97kmと今大会最長であり、非常に難易度の高いSSとして知られている。

    9本のSSの合計距離は146.67km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は439.80kmとなっている。

    3日目もオット・タナクが首位をキープ。2番手にアンドレアス・ミケルセン(シトロエン)、3番手にはセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)が続いた。

    トヨタ勢は、ユホ・ハンニネンが5番手、ヤリ-マティ・ラトバラが7番手、前日デイリタイアを喫したエサペッカ・ラッピは22番手だった。

    2017 WRC 第10戦 ラリードイチェランド 3日目 結果

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 オット・タナク フォード フィエスタWRC 2h31m32.2s
    2 アンドレアス・ミケルセン シトロエン C3 WRC +21.4s
    3 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC +29.6s
    4 エルフィン・エバンス フォード フィエスタWRC +1m48.3s
    5 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC +1m52.5w
    6 クレイグ・ブリーン シトロエン C3 WRC +2m06.7s
    7 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC +4m04.9s
    8 ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC +4m31.3s
    9 エリック・カミリー フォード フィエスタ R5 +8m41.8S
    10 アーミン・クレマー フォード フィエスタWRC +8m54.5s
  • 【WRC】 トヨタ:WRC 第10戦 ラリー・ドイチェランド 2日目レポート

    【WRC】 トヨタ:WRC 第10戦 ラリー・ドイチェランド 2日目レポート

    8月18日(金)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦ラリー・ドイチェランドの競技2日目デイ2がドイツ西部のボスタルジーを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)が総合6位、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)が総合8位につけた。なお、SS6終了時点で総合6位だったエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)は、SS7でコースアウトによりマシンにダメージを受けストップ。チームはサービスパークでクルマを修復し、明日のデイ3での再出走を目指す。

    ラリー・ドイチェランドのデイ2は、時々小雨が降る曇り空の下で競技が始まった。午前中のSSはコースの所々がウェットとなり、多くの選手がコースオフを喫した。そして午後のSSでは雨足が強まり、ターマック(舗装路)のコースは非常に滑りやすいコンディションとなった。しかし、ハンニネンは安定した走りでドイツの濡れたターマックを駆け抜け、チーム内最上位の総合6位でデイ2を走破。ラトバラはSS4終了時点で総合5位につけていたが、SS5でクルマに点火系のトラブルが起こりタイムを失った。それでも総合8位で1日を締めくくり、明日のデイ3に期待を繋いだ。

    競技3日目となる8月19日(土)のデイ3は、ボスタルジーのサービスパークを中心に、9本のSSが行われる。デイ3のコースでもっとも注目されるのは、バウムホールダーの軍事演習場内が舞台となる「パンツァープラッテ」のステージ。SS10と、その再走ステージとなるSS15は全長41.97kmと今大会最長であり、非常に難易度の高いSSとして知られている。9本のSSの合計距離は146.67km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は439.80kmとなっている。

    トミ・マキネン (チーム代表)

    今日は天気が悪く、選手にとっては難しい1日でした。このようなコンディションではミスが起こりやすく、途中まで良い走りをしていたエサペッカがクラッシュしてしまったのは残念です。ヤリ-マティのクルマに起こったトラブルは恐らく点火系だと思いますが、さらなる精査が必要です。ユホは、このラリーでの経験が充分ではないにも関わらず、素晴らしい走りをしました。本日のような走行条件では、とにかくクレバーに戦わなければなりません。明日は重要な1日なので、我々にとって良い展開となるよう願っています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #10号車)

    今朝のステージは乾いた部分と湿った部分が混ざり、タイヤのグリップレベルが常に変化する難しい路面でした。しかしクルマのフィーリングはとても良く安定した走りをできていたので、サービスでセッティングを微調整すればさらに走りが良くなるはずだと期待していました。しかし、SS5を前に点火系にトラブルが起こってしまいました。サービスで問題は解決されましたが、強い雨によりコース上が水で覆われ、泥が広がった結果、午後は良いフィーリングが失われてしまいました。少しでも順位を上げるためにも明日は重要な一日となります。

    ユホ・ハンニネン (ヤリスWRC #11号車)

    良い1日になりました。午前中雨はそれほど強くなかったのですが、それでも道はかなり滑りやすく、あるコーナーでコースを外れてブドウ畑の中に突っ込み、クルマのフロント部にダメージを受けてしまいました。その後も走り続けることができたのはラッキーだったといえます。午後は雨が強くなったのでやや慎重に走りすぎたと思いますが、少し順位を上げることができました。このラリーに出るのは数年ぶりで、ステージを良く知らないため、今以上に攻めた走りをするのは難しいと思います。ミスをしやすいとても難しいコースですが、クルマに関しては本当に満足しています。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #12号車)

    左、右と曲がるコーナーで、イン側だけでなくコース上にも多くの泥がありました。コーナーへの進入スピードが高すぎたためにクルマがスライドし、コーナー出口の壁に当たってサスペンションにダメージを負ってしまいました。そのため、今日は競技続行を諦めなくてはなりませんでした。それまではとても上手く走れていたので残念です。このような天候でのタイヤ選択は簡単ではありませんでしたが、それでも良いタイムを記録することができました。明日はきっと再出走できると思うので、可能な限り長い距離を走り、経験値を高めたいと思います。

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    【WRC】 ラリー・ドイチェランド 2日目:オット・タナクが総合首位

    WRC 世界ラリー選手権 第10戦 ラリー・ドイチェランドが18日(金)に2日目を迎え、オット・タナク(Mスポーツ)が総合首位に浮上した。

    競技2日目は、ボスタルジーのサービスパークを中心に、7本のSSが行われた。SS3、SS4、およびその再走ステージであるSS6、SS7はラリー・ドイチェランドの名物であるブドウ畑内の狭い道を走行するコース。7本のSSの合計距離は108.51km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は441.61km。

    雨となった2日目では“モンスーン”の呼称がつけられたフルウェットタイヤが競技で初めて使用された。

    オット・タナクは1時間7分23秒でトップに浮上。2番手には5.7秒差でアンドレアス・ミケルセン(シトロエン)、3番手にはティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)が続いた。

    トヨタ勢はユホ・ハンニネン6番手、ヤリ-マティ・ラトバラ8位。なお、エサペッカ・ラッピは、SS7でコースアウトによりマシンにダメージを受けデイリタイアを喫した。

    2017 WRC 第10戦 ラリードイチェランド 2日目 結果

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 オット・タナク フォード フィエスタWRC 1h07m23.0s
    2 アンドレアス・ミケルセン シトロエン C3 WRC +5.7s
    3 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC +28.2s
    4 セバスチャン・オジェ フォード フィエスタWRC +30.6s
    5 エルフィン・エバンス フォード フィエスタWRC +52.1s
    6 ユホ・ハンニネン トヨタ ヤリスWRC +1m14.7s
    7 クレイグ・ブリーン シトロエン C3 WRC +1m24.5s
    8 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ ヤリスWRC +1m54.7s
    9 ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC +2m29.5s
    10 ヤン・コペツキ シュコダ ファビア R5 +3m36.2s