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  • 【WRC】 トヨタ:ラリー・スウェーデン2日目は積雪で出走順が大きく影響

    【WRC】 トヨタ:ラリー・スウェーデン2日目は積雪で出走順が大きく影響

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第2戦ラリー・スウェーデンの競技2日目デイ2がスウェーデンのトルシュビーを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #9号車)が総合7位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#7号車)が総合8位に、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(#8号車)が総合9位につけ、ヤリスWRCは全車がデイ2を走りきった。

    競技2日目を迎えたラリー・スウェーデンは、森林地帯で7本計140.10kmのSS(スペシャルステージ)が行なわれた。午前中SSは全体的に新雪に覆われ、出走順がはやい選手権ランキング上位のドライバーはコース上の「雪かき役」を担うことになり、大幅なタイムロスを余儀なくされた。デイ2最初のSS2を2番目にスタートしたオット・タナックはそれでもSSベストタイムを記録し首位の座を守ったが、以降のSSでは新雪の影響を大きく受け、3番手スタートのヤリ-マティ・ラトバラと共に遅れをとり困難な1日を送ることになった。出走順が7番目だったエサペッカ・ラッピはデイ1の総合8位から順位を上げ、SS5では総合2位につけていた。しかし、SS6でジャンクションをうまく曲がれず、クルマのフロント部を雪壁に当てたことでエアフィルターに大量の雪が詰まり、エンジンのパワーが低下してしまった。その結果、ラッピは約30秒を失い総合7位でデイ2を終えた。

    競技3日目となる2月17日(土)のデイ3は、トルシュビーのサービスパークを中心に8本のSSが行われる。トルントルプ(SS9/SS12)は久々にラリー・スウェーデンのコースに組み込まれたステージで、ハグフォシュ(SS10/SS13)、ヴァルゴセン(SS11/SS14)はラリー・スウェーデンを代表する名物ステージ。特にヴァルゴセンは「コリンズクレスト」と呼ばれるビッグジャンプがある大人気のSSで、毎年多くの観客が集まりとても盛り上がる。デイの終わりには、木曜日と同じ競馬場が舞台となるカールスタード・スーパーSS(SS15)、サービスパークすぐ近くでのトルシュビー・スプリント(SS16)という、2本の短いSSが行なわれる。8本のSSの合計距離は120.31km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は545.25kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    1日を通してフルにSSが行われる最初のデイが、このような思いもよらぬ展開になったのを初めて見ました。今日のSSのタイムを見ただけでは、前戦のラリー・モンテカルロで一体誰が活躍し、誰がそうでなかったのかきっと分からないでしょう。現在のラリーカーは以前よりも幅が広いスノータイヤを装着するため、コースクリーニングを担うことによるタイムロスは昔よりも大きくなっています。オットやヤリ-マティなど、現在選手権の上位にいる選手たちにとっては、フラストレーションが溜まる1日だったでしょう。エサペッカは明日のデイ3でトップを狙える良い位置につけていましたが、残念ながら小さなミスで遅れをとりました。それでも、このような状況で彼は良い走りをし、自信を示しました。明日は上位につけている選手の出走順が今日とは逆で後方になるため、彼らにとってはより有利な展開になり得ます。ただし、それでもラリーはまだ2日間残っているので、何かが起こる可能性はあります。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)
    本当に厳しい1日でした。まず、朝のSSではコースが新雪に覆われ、午後の再走SSでは、直前に走ったヒストリックラリーカーによって幅の狭い走行ラインが刻まれていました。そのラインを外れると非常に滑りやすいので、なぞって走るより他ありませんでした。そのため自分の力をフルに発揮して攻めることができませんでしたが、仕方ありません。それでもクルマにはとても満足しているので、明日はよりポジティブな状況になることを期待しています。

    オット・タナック(ヤリスWRC #8号車)
    今日はとても苦労しました。コース上には大量の雪があり、外から見ている分には良いのですが、走る立場からすると大変で、タイヤのグリップがまったく感じられない状態でした。とにかく、今日は非常に難しいロードコンディションだったと思います。もし明日、走行順が後方だったなら良かったのですが、残念ながらそうではなく今日と同じようなはやい走行順なので、きっと明日も苦労するでしょう。ラリーを最後まで走り抜き、できるだけ多くのポイントを得られるようにベストを尽くします。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #9号車)
    非常にトリッキーなコンディションでした。特に再走SSでは轍(わだち)が深く刻まれ、滑りやすい雪が積もっていたためミスをしやすく1回目の走行時よりも大変でした。SS6ではクルマのフロントを雪壁に当て、大量の雪がエアフィルターに入ってしまい最後の5kmは大幅にパワーが落ちた状態で走ることになり、30秒程度ロスしました。ただしラリーはまだ2日間ありますし、今日はポジティブに感じられることも多くありました。自分自身のスピードに少し驚いたくらいです。ですから、明日もこの良いフィーリングを保ち、楽しんで走りたいと思います。

    ラリー・スウェーデン デイ2の結果
    1 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) 1h16m13.1s
    2 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +4.9s
    3 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +12.1s
    4 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +12.6s
    5 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +13.2s
    6 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +29.6s
    7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +38.5s
    8 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +1m06.2s
    9 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +1m29.0s
    10 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +1m43.6s

  • 【WRC】 ラリー・スウェーデン 2日目:ヒュンダイが1-2-3体制

    【WRC】 ラリー・スウェーデン 2日目:ヒュンダイが1-2-3体制

    WRC 世界ラリー選手権 第3戦 ラリー・スウェーデンが16日(金)に2日目を迎え、ティエリー・ヌービルが首位に浮上。ヒュンダイが1-2-3体制を築いた。

    競技2日目は、トルシュビーのサービスパークを中心に7本のSSが行われた。そのうちホーフ・フィンスコグ(SS2/SS5)と、スヴルリア(SS3/SS6)は隣国ノルウェーが舞台となり、ロイデン(SS4/SS7)はスウェーデンをスタートし、ノルウェーを経てスウェーデンでフィニッシュするという、国をまたぐステージとなった。

    そして、1日の終わりにはサービスパークのすぐ近くでトルシュビー(SS8)のステージが行なわれた。

    2日目の首位に浮上したのはヒュンダイのティエリー・ヌービル。1時間16分13秒1というタイムをマーク・2番手には4.9秒差でアンドレアス・ミケルセン、3番手には12.1秒差でヘイデン・パッドンが続き、ヒュンダイが1-2-3体制で3日目を迎えることになった。

    4番手にはクレイグ・ブリーン、5番手にはマッズ・オストベルグとシトロエンの2台、6番手はMスポーツ・フォードのテーム・シニネンが続いた。

    トヨタ勢は、エサペッカ・ラッピがトップから1分6秒2差の7番手、8番手にヤリ-マティ・ラトバラ、9番手にオット・タナックという順位だった。

    開幕戦のウィナーであるセバスチャン・オジェはトップから2分48秒8差の12番手に沈んでいる。

    2018 世界ラリー選手権 第2戦 ラリー・スウェーデン 2日目

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC 1:16:13.1
    2 アンドレアス・ミケルセン ヒュンダイi20クーペWRC +4.9
    3 ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC +12.1
    4 クレイグ・ブリーン シトロエンC3 WRC +12.6
    5 マッズ・オストベルグ シトロエンC3 WRC +13.2
    6 テーム・スニネン フォード・フィエスタWRC +29.6
    7 エサペッカ・ラッピ トヨタ・ヤリスWRC +38.5
    8 ヤリ-マティ・ラトバラ トヨタ・ヤリスWRC +1:06.2
    9 オット・タナック トヨタ・ヤリスWRC +1:29.0
    10 クリス・ミーク シトロエンC3 WRC +1:43.6
    11 エルフィン・エバンス フォード・フィエスタWRC +2:41.3
    12 セバスチャン・オジェ フォード・フィエスタWRC +2:48.6
  • 【WRC】 トヨタ:第2戦 ラリー・スウェーデン 初日レポート

    【WRC】 トヨタ:第2戦 ラリー・スウェーデン 初日レポート

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC)第2戦 ラリー・スウェーデンが2月15日(木)に開幕。デイ1としてスウェーデンのカールスタードでスーパーSSが行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)が総合1位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#7号車)が総合2位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#9号車)が総合8位につけ、ヤリスWRCは全3台が順調なスタートをきった。

    シーズン唯一のフルスノーイベントであるラリー・スウェーデンは、15日(木)の午前中にトルスビューのサービスパーク付近でシェイクダウンが行なわれ、クルマの走行確認および最終セッティング作業を行なった。そして夜8時過ぎから、トルスビューの約100km南に位置するカールスタードの競馬場で、SS1として2台同時走行のスーパーSSが行われた。SS1は全長1.90kmと走行距離は短いながらも、毎年多くの選手がミスをしてクルマに大きなダメージを負う難関SSとして知られている。そのため3名のドライバーは注意深い走行を実践したが、タナックとラトバラが1-2のSSタイムを記録するなど、チームにとって良いラリーのスタートになった。

    競技2日目となる2月16日(金)のデイ2は、トルシュビーのサービスパークを中心に7本のSSが行われる。そのうちホーフ・フィンスコグ(SS2/SS5)と、スヴルリア(SS3/SS6)は隣国ノルウェーが舞台となり、ロイデン(SS4/SS7)はスウェーデンをスタートし、ノルウェーを経てスウェーデンでフィニッシュするという、国をまたぐステージとなる。そして、1日の終わりにはサービスパークのすぐ近くでトルシュビー(SS8)のステージが行なわれる。7本のSSの合計距離は140.10km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は548.10kmとなる。

    トム・フォウラー (チーフ・エンジニア)
    今晩のスーパーSSでは1、2番手タイムを刻むなど良いスタートになりましたが、本当の戦いは明日からです。朝のシェイクダウンは、高速セクションと低速セクションがあり実際のラリーのSSと似たようなコースでしたので、プレイベントテスト後に実施したいくつかのセッティング変更を確認する場として活用しました。すべてのクルマはそれぞれ異なる時間帯に走行したので、タイムはあまり参考になりませんが、自分たちのパフォーマンスには満足しています。去年、このラリーで優勝した後、我々は改善を続けてきましたが、他のチームもそれは同じだと思いますので、気を引き締めてラリーに臨みたいと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)
    最初のSSで速いタイムを刻むことができ、とても良いスタートになりましたので、この調子を保ち続けたいと思います。シェイクダウンのコースは、明日以降のSSと非常に良く似ており、セッティングを少し変更したところクルマのフィーリングはとても良くなりました。雪の上を走るのはとても良い気分ですし、今年は素晴らしい路面コンディションです。もちろんラリー・スウェーデンでの5回目の優勝を目指して戦いますが、他のドライバーも速く彼らにもチャンスはあります。このラリーで勝利するためには、完璧な戦いをしなくてはなりません。

    オット・タナック (ヤリスWRC #8号車)
    カールスタードのSSは観客が多く、そして面白いコースなのでラリーのスタートをいつも楽しんでいます。また、朝のシェイクダウンも順調でした。明日からの天気次第でベストなセットアップは変わるので注意する必要はありますが、クルマは良いフィーリングです。前戦ラリー・モンテカルロは我々にとって良いスタートになりましたが、このラリーでも良い結果を得られると信じています。明日から始まる、ラリー・スウェーデンらしいコースを走るのが今から楽しみです。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #9号車)
    最初のSSはまったく問題なく、良い走りをできました。また、朝のシェイクダウンシェイクダウンも非常にうまく行ったと思います。最初に少しアンダーステアを感じましたが、その後サービスでセッティングを変更し、違うことも試したところ改善したので、明日からの典型的なスウェーデンのSSではきっと上手く走れると信じています。コースに大きな雪壁があり、道が完全に凍結し、そして日差しがあればラリーカーをドライブするには最高の条件です。明日からのラリーを心から楽しみたいと思います。

    ラリー・スウェーデン デイ1の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) 01m32.7s
    2 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +0.3s
    3 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +0.6s
    4 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +0.9s
    5 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +0.9s
    6 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1.0s
    7 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2.1s
    8 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +2.2s
    9 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +2.5s
    10 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +2.9s

  • 【WRC】 ラリー・スウェーデン:トヨタのオット・タナックが首位発進

    【WRC】 ラリー・スウェーデン:トヨタのオット・タナックが首位発進

    WRC 世界ラリー選手権 第2戦 ラリー・スウェーデンが初日を迎え、トヨタのオット・タナックがトップ、ヤリ-マティ・ラトバラが2番手に続き、トヨタが1-2体制でラリーをスタートした。

    ラリー・スウェーデンは、全13戦で唯一の「フルスノーラリー」。森林地帯を中心とするコースはグラベル(未舗装路)の上に雪が降り積もり、全SS(スペシャルステージ)が雪道で行なわれる。そのため、ラリーカーは金属製のスタッド(スパイク)が埋め込まれた特殊な雪道専用タイヤを装着してSSを走行する。

    SSの平均速度はWRC全戦の中で毎年トップ3に入るほどハイスピードなラリーであり、高度なエアロダイナミクス、高速安定性に優れたサスペンション、高いエンジンパフォーマンスがクルマに求められる。

    ラリーは2月15日(木)夜、スウェーデンのカールスタード近郊の競馬場が舞台となるスーパーSSで競技がスタート。オット・タナック(トヨタ)が1分32秒7でトップに立つと、2番手にも0.3秒差でヤリ-マティ・ラトバラが続き、トヨタが好スタートを切った。エサペッカ・ラッピも8番手につけている。

    16日(金)は隣国ノルウェーでもSSが行なわれる。

    2018 世界ラリー選手権 第2戦 ラリー・スウェーデン 初日

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 オット・タナック トヨタ・ヤリスWRC 1:32.7
    2 ヤリ-マティ・ラトバラ トヨタ・ヤリスWRC +0.3
    3 マッズ・オストベルグ シトロエンC3 WRC +0.6
    4 クリス・ミーク シトロエンC3 WRC +0.9
    5 アンドレアス・ミケルセン ヒュンダイi20クーペWRC +0.9
    6 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC +1.0
    7 ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC +2.1
    8 エサペッカ・ラッピ トヨタ・ヤリスWRC +2.2
    9 セバスチャン・オジェ フォード・フィエスタWRC +2.5
    10 クレイグ・ブリーン シトロエンC3 WRC +2.9
  • 【WRC】 ラリー・スウェーデン:T.ヌービルがシェイクダウン首位

    【WRC】 ラリー・スウェーデン:T.ヌービルがシェイクダウン首位

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第2戦 ラリー・スウェーデンのシェイクダウンが15日(木)に行われ、ティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)がトップタイムをマークした。

    ラリー・スウェーデンは、全13戦で唯一の「フルスノーラリー」。森林地帯を中心とするコースはグラベル(未舗装路)の上に雪が降り積もり、全SS(スペシャルステージ)が雪道で行なわれる。そのため、ラリーカーは金属製のスタッド(スパイク)が埋め込まれた特殊な雪道専用タイヤを装着してSSを走行する。

    SSの平均速度はWRC全戦の中で毎年トップ3に入るほどハイスピードなラリーであり、高度なエアロダイナミクス、高速安定性に優れたサスペンション、高いエンジンパフォーマンスがクルマに求められる。

    15日(木)に行われたシェイクダウンでは、ティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)が4分17秒3で首位。2番手には0.3秒差で今シーズン初参戦となるマッズ・オストベルグ(シトロエン)、そして、3番手にはセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)が続いた。

    トヨタ勢ではオット・タナックが5番手、ヤリ-マティ・ラトバラが7番手、エサペッカ・ラッピは11番手タイムでシェイクダウンを終えている。

    ラリーは2月15日(木)夜、スウェーデンのカールスタード近郊の競馬場が舞台となるスーパーSSで競技が始まる。そして16日(金)からの3日間はトルシュビーのサービスパークを中心にSSが行われ、16日(金)は隣国ノルウェーでもSSが行なわれる。17日(土)は「ハグフォシュ」や「ヴァルゴセン」といった有名なSSを中心に走行。そして最終日の18日(日)は多くの観客が集うことで知られる「リケナス」で2本のSSを行ない、サービスパークのすぐ近くを走行する「トルシュビー」のパワーステージで競技は終了する。

    2018 世界ラリー選手権 第2戦 ラリー・スウェーデン シェイクダウン

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC 4:17.3
    2 マッズ・オストベルグ シトロエンC3 WRC 4:17.6
    3 セバスチャン・オジェ フォード・フィエスタWRC 4:18.1
    4 クリス・ミーク シトロエンC3 WRC 4:18.3
    5 オット・タナック トヨタ・ヤリスWRC 4:18.7
    6 アンドレアス・ミケルセン ヒュンダイi20クーペWRC 4:18.8
    7 ヤリ-マティ・ラトバラ トヨタ・ヤリスWRC 4:19.0
    8 クレイグ・ブリーン シトロエンC3 WRC 4:19.1
    9 テーム・スニネン フォード・フィエスタWRC 4:19.2
    10 エルフィン・エバンス ヒュンダイi20クーペWRC 4:19.3
    11 エサペッカ・ラッピ トヨタ・ヤリスWRC 4:19.7
  • 【WRC】 トヨタ:第2戦 ラリー・スウェーデン プレビュー

    【WRC】 トヨタ:第2戦 ラリー・スウェーデン プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは、2月15日(木)から18日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #7号車)、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(#8号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム(#9号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。

    開幕戦ラリー・モンテカルロではタナックが2位、ラトバラが3位と2名のドライバーが表彰台に上がり、チームは良いシーズンのスタートをきることができた。迎える第2戦ラリー・スウェーデンは、全13戦で唯一の「フルスノーラリー」。森林地帯を中心とするコースはグラベル(未舗装路)の上に雪が降り積もり、全SS(スペシャルステージ)が雪道で行なわれる。そのため、ラリーカーは金属製のスタッド(スパイク)が埋め込まれた特殊な雪道専用タイヤを装着してSSを走行する。SSの平均速度はWRC全戦の中で毎年トップ3に入るほどハイスピードなラリーであり、高度なエアロダイナミクス、高速安定性に優れたサスペンション、高いエンジンパフォーマンスがクルマに求められる。ヤリスWRCとラリー・スウェーデンのマッチングは良く、昨年はラトバラが優勝を果たした。

    ラリーは2月15日(木)夜、スウェーデンのカールスタード近郊の競馬場が舞台となるスーパーSSで競技が始まる。そして16日(金)からの3日間はトルシュビーのサービスパークを中心にSSが行われ、16日(金)は隣国ノルウェーでもSSが行なわれる。17日(土)は「ハグフォシュ」や「ヴァルゴセン」といった有名なSSを中心に走行。そして最終日の18日(日)は多くの観客が集うことで知られる「リケナス」で2本のSSを行ない、サービスパークのすぐ近くを走行する「トルシュビー」のパワーステージで競技は終了する。4日間で19本のSSを行ない、その合計距離は314.25km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1400.79kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    スウェーデンは我々が得意とするラリーです。フィンランドにて全ドライバーが各2日間の事前テストを行ないました。テストを通してさらなる改善を果たせたと思いますが、問題はライバルがどれくらい進化したかということです。きっと挑戦し甲斐がある1戦になるでしょう。今回はどうやら十分な積雪がありそうですが、それは観客の皆さんにとって嬉しい知らせです。昨年ヤリ-マティはこのラリーで勝ち、オットはヤリ-マティと僅差の優勝争いをしました。エサペッカは他の二人と比べると経験こそ少ないですが、雪道では常に良い走りをできています。我々は常に改善を続けており、ラリーに対して十分な自信はありますが、現実的に考えてもいます。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #7号車)
    スウェーデンは私のお気に入りのラリーのひとつです。そして、それほど昔のことには感じられないのですが、もう10年も前にWRC初優勝を果たした思い出のラリーでもあります。事前のテストでは特に低速でテクニカルなセクションでの走りの改善に注力し、前進することができたと思います。クルマは、昨年よりも確実に進化しています。とは言え、今年はきっと昨年よりも厳しい戦いになるでしょうし、チームメイトも非常に強力です。コースには雪が多くウインターラリーらしい路面コンディションのようですが、私にとっては願ってもない状況です。きっと素晴らしい挑戦になるでしょうし、今年も優勝争いをする自信はあります。今週末はユホ・ハンニネンと共に私が持っている昔のトヨタ・セリカで地元のスノーラリーに出場します。きっと楽しいでしょうし、スウェーデンに向けても完璧な準備になるはずです。

    オット・タナック (ヤリスWRC #8号車)
    ヤリスWRCというクルマについてまだまだ学んでいる段階ではありますが、テストで雪道を走り、なぜヤリ-マティが昨年のラリー・スウェーデンで優勝したのか、その理由が徐々に分かってきました。今回のラリーに関しては、序盤はまず全体の流れを見ながら走る予定です。もちろん表彰台を目指して戦えるはずだと期待していますし、できれば優勝したいと思っています。今年は雪がコース上に多く降り積もっている可能性が高そうですが、そうなると、私の2番手という出走順は理想的とはいえません。もちろん、今後天気が変わる可能性はありますが。いずれにせよ、週末を楽しみベストを尽くして戦います。この先もいろいろあると思うので、楽しみです。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #9号車)
    前戦ラリー・モンテカルロの最終SSで4位の座を失い、その失望感を乗り越えるのに数日かかりましたが、最終的には前向きな気持ちになることができました。なぜなら、最終SSまではとても安定して走れていたからです。ですので、スウェーデンに対しても同じような姿勢で臨みます。事前のテストはうまく行き、2日間で400km程度を走り良いフィーリングを得ることができました。私たちのクルマはスウェーデンに合っていると思いますが、モンテカルロとは大きく異なるタイプのラリーです。モンテカルロでは時に勇気を出してスピードを十分に落とさなければなりません。しかし、スウェーデンでは違うアプローチが求められます。昨年は出場していないので経験はやや不足気味ですが、雪道では常に心地よく走れるのでラリー本番が楽しみです。

    2017年のラリー・スウェーデン
    昨年のラリー・スウェーデンには41台が出走し、32台が完走した。全SSのうち、もっとも平均速度が高かったのはSS9で137.81km/h。もっとも低かったのはカールスタードのスーパーSSで72.69km/hだった。昨年、トヨタは17年ぶりにWRC復帰を果たし、その2戦目となったスウェーデンにはラトバラとハンニネンが出場した。ハンニネンはリタイアに終わったが、ラトバラは当時ライバルチームの選手だったタナックを僅差の2位に抑え、復帰後最初の勝利をチームにもたらした。

  • カルロス・サインツJr. ラリー・モンテカルロでの走行は「素晴らしい経験」

    カルロス・サインツJr. ラリー・モンテカルロでの走行は「素晴らしい経験」

    ルノーのF1ドライバーであるカルロス・サインツJr.は、28(日)の世界ラリー選手権 開幕戦ラリー・モンテカルロの最終パワーステージを走行し、父が辿ってきたラリーの世界へ第一歩を踏み出した。

    カルロス・サインツJr.は、ラリー・モンテカルロのスペシャルゲストとしてコースカーに指定されたルノー メガーヌR.S.をドライブ。“素晴らしい経験だった”と語った。

    「これをするのをずっと待っていた。素晴らしい経験だったよ!」とカルロス・サインツJr.は語った。

    「とても特別だった。ずっと夢見てきたことだし、ルノーのおかげでその夢がかなった。コ・ドライバー、ペースノートと一緒にラリーを走りたいとずっと思っていた。良いペースがあったし、とても楽しかった」

    「クルマは本当に良かった。様々なドライビングモードがあって、完全に快適になれるようにそれをテストしていた。レースモードやスポーツモード、少し調整できるトラクションコントロールもあった。ステアリングはとても正確だったし、ツイスティなセクションではサスペンションにもさがあって、本当に楽しかった。素晴らしい経験だ。本当に滑りやすい場所もあって、モンテカルロをフルに経験できたよ! 父は慎重に走れと言っていたけど、かなり楽しむことができた。この機会を与えてくれたみんなのおかげだ」

    カルロス・サインツJr.の次のレース活動は3月25日のF1開幕戦オーストラリアGPとなるが、将来的にラリーをやることに興味を持っていると語る。

    「僕のキャリアでラリーをやるのはまだ早いけど、将来は趣味としてやるかもしれない」とカルロス・サインツは Autosport にコメント。

    カルロス・サインツJr.は、スペインの自宅近くのステージで父親と一緒にラリーを走らせている。

    「父と一緒に多くの練習をしている。地元の田舎でラリーカーがあって、ダートステージで結構走っているし、いつもかなり多くのことを学んでいる」

    「僕の最大の弱点はペースノートを信じることだ。僕はサーキットドライバーなので、そのような経験はないし、教えてもらってはいるけど、それを学ぶのは本当に難しい。スキルという点では彼から多くのことを学んだ。僕たちは雪や氷、素晴らしいターマックでたくさん走っている」

    カルロス・サインツSr.はラリー・モンテカルロで3回優勝を経験している。

    「ラリー・モンテカルロについては父から本当にたくさんのことを聞いてきた。ステージがどれくらい難しいか、雪から雨や明るい日差しなどコンディションがいかに変化するか、そして、もちろん山とヘアピンを抜けるにはどれくらい鋼の神経を必要とするかもね!」

    カルロス・サインツSr.は、WRCから引退したあと、クロスカントリーに転向し、今年はダカールラリーで2度目の優勝を飾った。カルロス・サインツJr.も将来的に同じような野心を抱いていると語る。

    「ダカールのことを心に描いている。父はダカールがいかに危険で難しいかを知っているので、やらさせたくないみたいだけどね」

    「僕はこの種の冒険は大好きだ。僕にとって大きなチャレンジだろうね。ダカールに必要なラリースキルはないけど、是非トライしてみたいね」

  • 【WRC】 トヨタ:開幕戦でタナックが2位、ラトバラが3位でダブル表彰台

    【WRC】 トヨタ:開幕戦でタナックが2位、ラトバラが3位でダブル表彰台

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロの競技4日目最終日となるデイ4が28日(日)にモナコを基点に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)が総合2位、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#7号車)が総合3位、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#9号車)が総合7位でフィニッシュ。ヤリスWRCは全車が完走を果たした。

    ラリー最終日のデイ4は、モナコを基点にフランス山中で2本のステージを各2回走行する4本、計63. 98kmのSSが行なわれた。デイ3で2位につけていたオット・タナックは、確実なフィニッシュを目指し安定した走りを続け、ヤリスWRCで出場した最初のラリーで2位という結果を残した。タナックは難しい路面コンディションでヤリスWRCのポテンシャルを引き出し、4日間で4本のSSベストタイムを記録した。また、ヤリ-マティ・ラトバラは最終日も3位のポジションを堅持し、昨年に続きポディウムフィニッシュを果たした。デイ3終了時点で4位につけていたエスペッカ・ラッピは、最終ステージのSS17で小さなミスをしてタイムをロス。4位と約14秒差の7位でラリーを終えた。ラッピは今回ラリー・モンテカルロに初めてWRカーで出場したが、力強いパフォーマンスを示し、今後に繋がる多くの経験を蓄積した。

    WRC次戦は、2月15日から18日にかけて開催される第2戦ラリー・スウェーデン。スウェーデンはシーズン唯一のフルスノーラリーであり、ラリーカーはスタッド(スパイク)が埋め込まれた、雪道専用のスノータイヤで雪と氷に覆われた森林コースを走行する。スタッドタイヤのグリップ力は非常に高く、またスウェーデンのSSは緩やかな高速コーナーが多いため、雪のラリーにも関わらず平均速度はWRC全戦の中でトップ3に入るほど。なお、ラリー・スウェーデンは去年チームがWRC復帰後、最初に勝利を手にしたラリーでもあり、優勝したラトバラとチームにとってはとても思い出深い1戦となる。

    豊田章男 (チーム総代表)
    私どもTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは昨シーズン、世界中の道で闘いながらヤリスを鍛えてまいりました。そのヤリスを、チームメンバー達はほんの数週間しかないシーズンオフの間もあまり休まず、さらに改善を重ね、モンテカルロのスタートラインに立たせました。そうして迎えた初戦…結果は8号車が2位、7号車が3位、9号車が7位と素晴らしい結果でシーズンのスタートを切ることができました。このメンバー達と共に今年もヤリスを走らせていけること、本当に頼もしく思います。私は現地に赴くことはできませんでしたが、心はチームと共にありました。現地からの報告やSNS、テレビ中継でその様子を見守っていましたが、そこでは日本はもとより各地にいるファンの皆さまからの声が多く寄せられており、応援頂いているファンの皆様への感謝の気持ちを新たにいたしました。本当にありがとうございます。アスファルト、雨水、雪、氷、泥の全てが入り混じった難しい道でヤリスをゴールまで運んで来てくれたマキネン代表、メカニックやエンジニアなどチームの皆、そしてなにより6人のドライバーとコドライバーに敬意を表します。昨年11号車でモンテカルロを闘ってくれたメンバーは、今年は縁の下でチームを支えてくれるようになりました。ユホは、セーフティクルーとして道の状態をドライバー達に伝える役を、カイは、スポーティングダイレクターとして3台みんなが思いっきり走れるよう、調整をしてくれています。1年間、共に「もっといいヤリス」を目指してきた仲間が、立場を変えて、また新たに一緒に闘っているということは何よりも心強いです。今シーズンは始まったばかり、これから極寒、高地、灼熱、そしてライバル達の熟成…。闘いは厳しさを増してまいります。もっといいヤリスを作るため…素晴らしいチームの仲間達とそして、応援いただける全てのファンの皆さまと、世界中の道でヤリスを走らせていければと思います。皆さん、よろしくお願いいたします。

    トミ・マキネン (チーム代表)
    とても素晴らしいシーズンのスタートとなりました。我々がWRCへの参戦を開始してから、チームは最も力強い状態にあると思います。チーム全員が全力でラリーに臨む姿を見て、本当に嬉しく思いました。また、タナックのチームに溶け込むはやさ、彼のプロフェッショナルな仕事ぶりと吸収スピードに、とても感動しました。この調子を続けることができれば素晴らしいですし、次のラリー・スウェーデンがとても楽しみです。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)
    モンテカルロは、決して簡単には行かないラリーです。今日もまた難しいコンディションでした。特に、レッキ以来の走行となったチュリニ峠の凍結路面は難しく感じました。そうした中、ラリーを最後まで走りきり、表彰台に立つことができてホッとしています。チームは本当に良い仕事をしてくれましたし、クルマの調子も非常に良かったので、これからのシーズンが楽しみです。冷静さを保ち、選手権とポイントのことを考えながら戦っていきたいと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC #8号車)
    このような良い形でシーズンをスタートできて、とても嬉しく思います。非常に強力なチームに加わることができたと実感しました。マシンは驚くほど素晴らしく、ラリー開始直後からずっと気持ち良くドライブすることができました。とても難しいコンディションでタフなラリーでしたが、とくに大きな問題を抱えることなく走り切ることができました。今日はこれまでよりもコンディションが良くなるだろうと期待していたのですが、道は凍っていました。しかし、私たちは良いポジションにつけていたので、今日は手堅く走ることができたと思います。いまは、この後のラリーが本当に楽しみです。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #9号車)
    今日は十分なスピードがあり、とても良いスタートだったと思います。自分の計画は最終SSのパワーステージも含め最後まで自分のリズムを保って走ることでしたが、ひとつのコーナーでワイドに膨らんでしまい、コース復帰にかなり時間を要し順位を3つ落としてしまいました。もちろん今はとても落ち込んでいますが、それでもすべてのステージを走りきり、経験をさらに積み重ね、多くの学びを得たことをポジティブに捉えたいと思います。チームにとっては本当に良いラリーとなりましたし、次戦ラリー・スウェーデンは自分によりあった1戦になるはずです。

    ラリー・モンテカルロ デイ4の最終結果
    1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) 4h18m55.5s
    2 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +58.3s
    3 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +1m52.0s
    4 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +4m43.1s
    5 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +4m53.8s
    6 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +4m54.8s
    7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +4m57.5s
    8 ブライアン・ブフィエ/クザビエ・パンセリ (フォード フィエスタ WRC) +7m39.5s
    9 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +9m06.7s
    10 ヤン・コペツキ/パヴェル・ドレスラー (シュコダ ファビア R5) +16m43.0s

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    【WRC】 ラリー・モンテカルロ 結果:セバスチャン・オジェが優勝!

    WRC 世界ラリー選手権 開幕戦 ラリー・モンテカルロが最終日を迎え、セバスチャン・オジェ(Mスポーツ)が優勝。2位のオット・タナック、3位にはヤリ-マティ・ラトバラが続き、トヨタがダブル表彰台を獲得した。

    競技4日目、ラリー最終日となる1月28日(日)のデイ4は、モナコ北側に広がるフランスの山岳地帯で2本のステージを各2回走行。SS14とその再走ステージであるSS16は、途中で有名なチュリニ峠を通過。昔から多くの観客が集まり盛り上がることで知られるチュリニ峠のコースは、ラリー・モンテカルロのハイライトといえる。

    また、SS15の再走となる最終ステージのSS17は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。4本のSSの合計距離は63.98km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は224.58kmとなる。

    優勝はディフェンディングチャンピオンのセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)。2位に58.3秒差をつけて6度目の王者にむけて好スタートを切った。

    2位はトヨタでの初シーズンとなるオット・タナック、3位もヤリ-マティ・ラトバラが続き、トヨタが開幕戦でダブル表彰台を獲得した。

    4番手で最終日を迎えたもう一台のエサペッカ・ラッピは、SS16で接触、SS17でコースオフを喫するなどミスが目立ち、7位でラリーを終えた。

    2018 世界ラリー選手権 開幕戦 ラリー・モンテカルロ 結果

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 セバスチャン・オジェ フォード・フィエスタWRC 4:18:55.5
    2 オット・タナック トヨタ・ヤリスWRC +0:58.5
    3 ヤリ-マティ・ラトバラ トヨタ・ヤリスWRC +1:52.0
    4 クリス・ミーク シトロエンC3 WRC +4:43.1
    5 ティエリー・ヌーヴィル ヒュンダイi20クーペWRC +4:53.8
    6 エルフィン・エバンス フォード・フィエスタWRC +4:57.5
    7 エサペッカ・ラッピ トヨタ・ヤリスWRC +7:39.5
    8 ブライアン・ブフィエ フォード・フィエスタWRC +9:06.7
    9 クレイグ・ブリーン シトロエンC3 WRC +16:43.0
    10 ヤン・コペツキ シュコダ ファビア R5 +21:58.3
  • 【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ 3日目レポート

    【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ 3日目レポート

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第1戦 ラリー・モンテカルロの競技3日目デイ3が27日(土)にフランス南部ギャップを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)が総合2位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#7号車)が総合3位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#9号車)が総合4位につけ、ヤリスWRCは全車が良いポジションでラリー最終日に駒を進めることに成功した。

    競技3日目のデイ3は、サービスパークを中心に2本のステージを各2回走行し、その後デイ1でSS2として走行したステージをSS13として再走。全部で5本、計117.55kmのSSが行なわれた。オープニングのSS9と、続くSS10はステージの多くの部分が雪で覆われ、とても滑りやすい路面コンディションになった。首位と14.9秒差の総合2位でデイ3をスタートしたタナックは、SS9で差を1分18.4秒に拡げられましたが、SS10ではダンパーに問題を抱えながらもトップタイムを記録。サービスで問題を解決した後、SS11では2番手タイムの選手よりも15.3秒速いトップタイムを記録するなど激しく追い上げ、最終的には33.5秒差まで挽回を果たし総合2位の座を守った。デイ2終了時点で総合5位だったラトバラは、経験に裏打ちされた安定感のある走りを続け、SS9で総合3位にポジションアップ。総合4位だったラッピはSS11でパンクを喫し、タイヤ交換作業を余儀なくされ総合5位に後退しましたが、その後速いペースで追い上げ、前日と同じ総合4位でデイ3を走り終えた。

    競技4日目、ラリー最終日となる1月28日(日)のデイ4は、モナコ北側に広がるフランスの山岳地帯で2本のステージを各2回走行する。SS14とその再走ステージであるSS16は、途中で有名なチュリニ峠を通過。昔から多くの観客が集まり盛り上がることで知られるチュリニ峠のコースは、ラリー・モンテカルロのハイライトといえる。また、SS15の再走となる最終ステージのSS17は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。4本のSSの合計距離は63.98km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は224.58kmとなる。

    カイ・リンドストローム (スポーティング・ディレクター)
    ひとことで言えば、とても良い1日でした。今朝の極めて難しいコンディションの中、我々のチームの全ドライバーは素晴らしい仕事をしてくれました。エサペッカはパンクでタイムをロスしましたが、それでも何とか4位まで挽回しました。彼があのような状況でも冷静さを保てたのは、大きな収穫だと思います。もちろん、タナックは今日も非常に速く、ラトバラは良いドライブをできています。明日に関して唯一分からないのは天気がどうなるかですが、勝負は最後のタイムコントロールを通過するまで続きます。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)
    今日は典型的なラリー・モンテカルロの天気のなかでのラリーでした。午前中は雨と雪に見舞われ、午後は晴れて乾いた路面を走るというように、1日の中に四季があるような感じでした。ラリーが始まる前、私は「トップ3以内ならば完璧」だと言いましたが、実際のところ現在の順位に満足しています。完全にうまく行っているとは言えませんが、後続との差は大きく開いています。ですので、今は自分自身のドライビングに集中しています。今回は大きなリスクを避けてフィニッシュすることを目標に置いていますし、それがとても重要であると思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC #8号車)
    自分とチームにとって、今日も力強い1日となりました。また、運転がとても楽しく感じられるくらいクルマは好調でした。雪の中の最初のSSでタイムを失ったのは残念ですが、それ以降のSSは本当にうまく走れたと思います。気持ち良くかつクレバーに、そしてコースから外れないように注意しながら、自分のペースを保つことだけを考えて走り続けました。ヤリスWRCでの最初のラリーで、現在の順位につけていることにとても満足しているので、リスクをおかしてまで順位を上げようとは思っていません。また、チームとしてもそのほうが良いと思います。シーズンが始まる前の段階で、私たちのチームには良いドライバーが揃い、クルマに競争力があると確信していたので、チームにとっても良い展開だと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #9号車)
    比較的スピードが低い左コーナーで雪が解けてぬかるんだ状態となっていました。そこで滑ってしまい、ワイドに膨らんで土手に当たりリヤタイヤがホイールから外れてしまいました。そこまではミスなくクリーンに走っていただけに多くのタイムを失い残念ですが、それでもまだ4位につけています。明日も4位のポジションを守り抜くのは決して簡単ではないと思いますが、路面がドライならば自信はあります。なぜなら、今日最後のSSでクルマのフィーリングがとても良かったからです。タイヤのグリップレベルさえ大きく変わらなければ限界を把握することができ、そういう路面で私はいつも良い走りをできていると思います。