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  • 【MotoGP】 2018年 チーム&ライダー ラインナップ

    【MotoGP】 2018年 チーム&ライダー ラインナップ

    2018年のロードレース世界選手権 MotoGPクラスのチームとドライバーの暫定エントリーリストが発表された。チャンピオンシップ70年目となる2018年シーズンは、6メーカー、12チーム、24名のライダーがエントリーしている。

    2018年は、日本人として4年ぶりのフル参戦となる中上貴晶、Moto2チャンピオンのフランコ・モルビデリ、トーマス・ルティ、ザビエル・シメオンの4名が新たに参戦。

    また、スコット・レディングがアプリリア、ジャック・ミラーがオクト・プラマックに移籍する。

    2018年 MotoGP 暫定エントリーリスト

    Num. Rider Team
    4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム
    5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3
    9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング
    10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング
    12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム
    19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム
    21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP
    26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム
    29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター
    30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ
    35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール
    38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
    42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター
    43 ジャック・ミラー オクト・プラマック・レーシング
    44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
    46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP
    53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング
    93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム
    94 ジョナス・フォルガー モンスター・ヤマハ・テック3
    99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム
  • 【MotoGP】 ホンダ:2017年 最終戦 バレンシアGP プレビュー

    【MotoGP】 ホンダ:2017年 最終戦 バレンシアGP プレビュー

    2017年シーズンのロードレース世界選手権 最終戦となるMotoGPバレンシアGPが、11月10日(金)~12日(日)の3日間、バレンシア・サーキットで開催される。バレンシアGPは1999年に第1回大会が行われ、2002年からは最終戦の舞台として定着し、今年で19回目を迎える。また、シーズンで最も観客が集まる大会の一つで、今年も3日間で20万人を超える大観衆が集まることが予想される。

    バレンシア・サーキットは、一周が4.005kmのテクニカルコース。スペインGPが開催されるヘレス、マレーシアGPが開催されるセパン、オーストラリアGPの舞台となるフィリップアイランド同様、ウインターテストの舞台としても定着している。そのため、ライダーの経験値が高く、チームの持つデータも豊富で、初日からレベルの高い走りが繰り広げられる。

    コースの特徴は、左回りで低中速コーナーが連続し、メインストレートを除き、常にマシンがどちらかにバンクしている難易度の高いレイアウト。また、この時期のバレンシアは不安定な天候が多く、例年、チームの総合力が要求される。これまでも、ファンの脳裏に刻まれる名勝負とドラマが数多く繰り広げられてきた。

    今年は、17戦を終えて総合首位につけるマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、2年連続4回目のタイトル獲得に王手をかけ、戦いに挑む。前戦マレーシアGPでもタイトル王手で臨んだマルケスだが、総合2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が優勝、マルケスは4位でフィニッシュ。チャンピオンこそ決まりらなかったが、ウエットコンディションの難しいレースでマルケスは、タイトル獲得に向けて着実に前進した。

    最終戦を前に、マルケスは282点を獲得。総合2位のドヴィツィオーゾは261点。その差は21点。ドヴィツィオーゾが優勝した場合でも、マルケスは11位以上でフィニッシュできれば、チャンピオン獲得。ドヴィツィオーゾが2位以下の場合は無条件でマルケスのチャンピオンが決まる。

    過去マルケスは、10年の大会で125ccクラスでチャンピオンを獲得した。Moto2クラスでは、タイトルを獲得して迎えた12年の大会で、最後尾スタートから優勝するという伝説的なレースを披露して世界中を驚愕させた。MotoGPクラスにスイッチした13年は、タイトル争いが最終戦までもつれ込む中で3位表彰台に立ち、史上最年少記録でチャンピオンに。そして、14年にはシーズン最多優勝記録となる13勝目を挙げ、史上最年少記録で連覇を達成した。バレンシアGPで数々のドラマを生んできたマルケスだが、15年は2位、最高峰クラスで3回目のタイトルを獲得、ホームグランプリに凱旋となった昨年の大会でも2位でフィニッシュ。表彰台に立って地元ファンを喜ばせた。

    今年はチャンピオン決定戦というシーズンで最も緊張する戦いだが、10年の125cc、MotoGPクラスで初タイトルを獲得した13年に続き、バレンシアGPで3回目のタイトル獲得が期待される。

    チームメートで総合5位につけるダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、第4戦スペインGP以来となる2勝目を狙う。前戦マレーシアGPでは、予選で今季3回目のポールポジション(PP)を獲得。決勝はウエットコンディションとなり5位だったが、今季苦戦してきたウエットレースで、手応えを感じるまずまずの走りをアピールした。

    バレンシアGPでは、これまで125ccクラスで1勝、250ccクラスで2勝、最高峰クラスでは、07年、09年、そして12年と3度の優勝を経験している。13年は2位、14年は3位、15年も3位で表彰台に立ち、シーズンを通じて最も得意とするサーキットの一つ。昨年は痛恨の転倒を喫してリタイアという残念な結果だったが、今年はシーズン4回目のPPと2勝目を狙う。

    総合9位につけるカル・クラッチロー(LCR Honda)が、今季2回目の表彰台獲得を目指す。昨年は2勝を挙げて大きな注目を集めた。今年は、表彰台獲得にあと一歩迫るレースが続いている。後半戦に入ってからは、好走をみせるも転倒が多く、なかなか結果につながっていない。それだけに最終戦バレンシアGPでは、今季最高のレースに闘志を燃やしている。

    後半戦、ケガのために第15戦日本GPを欠場したジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、第16戦オーストラリアGPで7位、第17戦マレーシアGPで8位と調子を上げている。最終戦バレンシアGPは、Estrella Galicia 0,0 Marc VDSで最後のレースとなるだけに、今季ベストを狙う意気込みだ。

    チームメートのティト・ラバトは、ホームグランプリを迎える。昨年は18戦中9レースでポイントを獲得。今年は17戦を終えて10回のポイント獲得を果たしており、最終戦では11回目のポイント獲得とベストリザルトを果たす意気込みだ。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合1位)

    「バレンシアでプレッシャーを感じることは自然のことですが、正直、今シーズン後半は常にプレッシャーを感じてきました。マレーシアのように難しい状況もうまくこなしてきたので、気持ちはポジティブです。バレンシアのサーキットは好きなので、気分はいいです。反時計回りのこのサーキットは自分には向いていると思います。もちろんポイントのアドバンテージがあるのはいいことですが、あまり考えすぎないようにしたいです。簡単な状況だとは全く考えていないので、いつも以上に自信があるわけではありません。週末に向けて一定のメンタルを保ち、これまでと同じように作業していきます。そしてFP1の最初から速さを出していくことが大切だと思うので、100%の力を出したいと思います」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合5位)
    「ポジティブな気持ちでバレンシアへ向かいます。いい結果でシーズンを終えることができるようにがんばりたいです。ここバレンシアはいつもいい雰囲気で、ファンからはたくさんのいいエネルギーをもらっています。マレーシアではマシンのセットアップに関して前進があったので、今週末への自信につながりました。このサーキットは過去にも強く、いい結果を残しているので非常に好きです。前のレースで得た前進を活かし、マシンがここでも上手く機能していいレースができることを願っています」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合9位)
    「今週末の最終戦が楽しみです。セパンではいいスピードをみせることができましたが、レースはあまりうまくいきませんでした。このことは忘れて2017年をいい結果で終わらせたいです。バレンシアはあまり得意なサーキットではありませんが、レイアウトは自分のライディングスタイルに合うところがありますし、Hondaに合う部分もあります。日曜日は大きなレースになると思います。だれもが一年をいい結果で終わらせたいと思っているので、ファンもかなり楽しめるでしょう」

    ジャック・ミラー(MotoGP 総合12位)
    「総合10位でシーズンをフィニッシュできるかどうかは分かりませんが、どんなことも可能だと言われています。少なくとも天気はよさそうで、天気予報ではレースウイーク中はドライコンディションになるようです。バレンシアのサーキットは好きです。数少ない左回りのサーキット。遠征を終えて、マシンの感触はいいので、どうなるか様子をみたいです。日曜日にはEstrella Galicia 0,0 Marc VDSチームとの最後のレースをいい結果で終え、力強くシーズンを終えたいです」

    ティト・ラバト(MotoGP 総合20位)
    「シーズン最終ラウンドです。そして4年間一緒にがんばってきたEstrella Galicia 0,0 Marc VDSチームとの最後のレースなので、日曜日はいい仕事をして、いい結果でフィニッシュしたいです。遠征のレースは難しかったですが、 Honda RC213Vはバレンシアのサーキットの特徴に合うと思います。日曜日はポイント獲得できる自信がありますし、それが目標です」

  • ホンダ、MotoGPなど2018年の二輪モータースポーツ活動計画を発表

    ホンダ、MotoGPなど2018年の二輪モータースポーツ活動計画を発表

    ホンダは現地時間11月6日(月)、イタリア・ミラノで開催されたEICMA2017(ミラノショー)で、2018年の二輪モータースポーツ活動における世界選手権の参戦体制について、以下の通り発表を行った。

    ホンダは2018年シーズンも各カテゴリーの二輪世界選手権シリーズおよび「ダカールラリー2018」に参戦する。「FIMロードレース世界選手権シリーズ MotoGPクラス」では、日本人として4年ぶりのフル参戦となる中上貴晶をはじめ、フランコ・モルビデリ、トーマス・ルティの3選手を迎え、新たなチャレンジをしていく。ホンダは世界選手権のすべてのカテゴリーにおいて、タイトル獲得を目指す。

    ホンダにとってレース活動は原動力であり、世界最高峰のレースに参戦することで技術と人を磨き、そこで培われたレーシングスピリットや技術は、多くの製品に活かされている。ホンダはこれからも、さまざまな製品、サービス、そしてレース活動を通じ、コーポレートスローガン「The Power of Dreams」のもと、お客様とともに、夢を実現していく。

    2018年二輪世界選手権におけるHondaレース参戦体制

    1.FIMロードレース世界選手権シリーズ(MotoGP)
    <MotoGPクラス>
    2018年シーズンのMotoGPクラスには、ホンダのワークスチーム「Repsol Honda Team」から、現在ポイントランキング1位のマルク・マルケスと、MotoGPクラス13年目となるダニ・ペドロサの2名が2018年型のワークスマシンRC213Vで参戦する。また、「LCR Honda Castrol」のカル・クラッチロー、「LCR Honda IDEMITSU」の中上貴晶、そして「Estrella Galicia 0,0 Marc VDS」のフランコ・モルビデリ、トーマス・ルティの4名もRC213Vを駆って参戦、ライダーズ、コンストラクターズ、チームの3冠獲得を目指す。

    <Moto3クラス>
    2017年シーズン、2年ぶりにライダーズとコンストラクターズのダブルタイトルを獲得したMoto3クラスには、2018年型のHondaワークスマシンNSF250RWを13台投入。7チーム体制で臨み、2017年に続く、ライダーズ、コンストラクターズのタイトル連覇に挑む。

    2.FIMトライアル世界選手権シリーズ(WCT)
    ライダーズタイトル11連覇を達成したWCTには、ホンダのワークスチーム「Repsol Honda Team」から、11年連続チャンピオンのトニー・ボウと、WCT参戦23年目の藤波貴久の2選手が、ワークスマシンCOTA4RTで参戦。ボウはタイトル連覇の記録更新を狙う。

    3.FIMモトクロス世界選手権シリーズ(MXGP)
    <MXGP:450ccクラス>
    MXGPクラスには、ワークスチーム「Team HRC」から、2017年シーズンランキング5位のティム・ガイザーが参戦。また、MX2ランキング8位のブライアン・ボジャーズが新たに参戦。2018年型のワークスマシンCRF450RWを駆りタイトル奪還を目指す。

    <MX2:250ccクラス>
    MX2クラスには、2017年シーズンに同クラス13位のカルバン・ブランドレンが「Team HRC」からワークスマシンCRF250Rで参戦し、タイトル獲得を目指す。

    4.AMAスーパークロス世界選手権シリーズ(450SX)
    <450SX:450ccクラス>
    450SXクラスには、ホンダのワークスチーム「Team Honda HRC」からケン・ロクスンと、コール・シーリーが2018年型CRF450Rで参戦し、タイトル獲得を目指す。

    5.FIMスーパーバイク世界選手権シリーズ(WSB)
    ホンダのヨーロッパ地域統括会社である(株)ホンダ・モーター・ヨーロッパ・リミテッド(Honda Motor Europe Ltd.)が支援する「Red Bull Honda World Superbike Team」から、現在もWSBに参戦中のレオン・キャミアがCBR1000RR SP2で参戦し、タイトル獲得を目指す。

    ●ダカールラリー2018
    ダカールラリー参戦6年目となるホンダのワークスチーム「Monster Energy Honda Team」は、ダカールラリー参戦8年目のエースライダー、ホアン・バレダ、参戦10年目のパウロ・ゴンサルヴェス、そしてケビン・ベナバイズ、マイケル・メッジ、リッキー・ブラベックの総勢5名が、2018年型のワークスマシンCRF450 RALLYでタイトル獲得を目指す。

  • 【MotoGP】 ドゥカティ、マレーシアGPで見事な1-2フィニッシュ

    【MotoGP】 ドゥカティ、マレーシアGPで見事な1-2フィニッシュ

    2017 MotoGP第17戦マレーシアGPが、セパン・インターナショナル・サーキットで開催された。ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾとホルヘ・ロレンソは、ウェット・コンディションをものともせず、1-2体勢でチェッカーを受け、ふたり揃って表彰台に登壇した。この勝利は、ドヴィツィオーゾにとって今季6勝目。マルク・マルケス(ホンダ)とのチャンピオンシップ争いを11月10日~12日に行われる最終戦のバレンシアまで持ち越すことに成功した。

    ドヴィツィオーゾは予選3番手。スタートは完璧とは言えず、オープニングラップはダニ・ペドロサ(ホンダ)とバトルを展開。ペドロサを攻略したドヴィツィオーゾは、最大のライバル、マルケスを5周目にオーバーテイク。首位を行くヨハン・ザルコ(ヤマハ)とロレンソの追撃にかかった。ドゥカティ・チームのふたりは、9周目に揃ってザルコをパス。さらにドヴィツィオーゾは、残り5周時点でチームメイトを抜き去り、そのままチェッカーを受けた。

    ロレンソのレースも素晴らしかった。2列目からスタート良く飛び出し、すぐにラップリーダーのザルコをピタリとマークした。9周目にはドヴィツィオーゾを従えてヤマハライダーをオーバーテイク。終盤にドヴィツィオーゾに抜かれると、チームメイトの後について2位でフィニッシュラインを通過した。

    このリザルトにより、ドゥカティは合計303ポイントを獲得し、ヤマハに2ポイント差をつけて、コンストラクターズ部門で2位に浮上した。

    2017年シーズンのフィナーレとなる第18戦バレンシアGPは、11月10日〜12日、バレンシア(スペイン)のリカルド・トルノ・サーキットで開催される。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) 1位
    「完璧な週末とは、まさに今週のことだ。ドライでもウェットでも、すべてのセッションで速かった。今日のレイン・コンディションでは、完全に他を圧倒した。セパンでは、ホルヘ(ロレンソ)も僕もマシン・アドバンテージを持っていた。デスモセディッチは本当に速く、トラック・コンディションが非常に難しく、あまりグリップが得られない状態だったが、最良の方法でギャップをコントロールすることができた。今日の勝利でタイトル争いを最終戦まで持ち越すことに成功した。バレンシアはマルケス得意のコースなのでかなり厳しいとは思うが、自信を持ってスペイン入りして、是非ともイタリアに勝利を持ち帰りたい」

    ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGPチーム #99) 2位
    「今週末は、今シーズンの集大成のような素晴らしいレースだった。マシンフィールはすこぶる良かった。個人的にはドライが良かったが、雨だとわかった時に気持ちを切り替えて、集中力を切らさないことを心がけた。ミザノのようなミスはしたくなかったからね。ハードにプッシュしたが、終盤は完全にタイヤが終わってしまってちょっとした危機的状況だった。特にフロントの状態が良くなくて、一部のコーナーで何度か怖い思いをした。無茶なことをするタイミングではなかったが、ターン15でクラッシュしそうになった。そのうえアンドレア(ドヴィツィオーゾ)に先行されたので、自分にはやり返す力はないと悟った。ドゥカティにとってタイトルがどれほど重要かよくわかっている。ドヴィツィオーゾは素晴らしいシーズンを送ってきた。最終戦までチャンピオンシップ争いをするにふさわしい戦いをしてきた。今週末のアンドレアはとにかく速かった。その彼とふたりで今季初の1-2フィニッシュを達成したことが嬉しい。チーム一丸となった仕事の正しさが証明された」

    ルイジ・ダッリーニャ(ドゥカティ・コルセ・ゼネラルマネージャー)
    「今日の素晴らしいリザルトは、本当に嬉しい。タイトル争いを最終戦まで持ち越すことができた。アンドレアとホルヘは、ふたりとも完璧なレースを見せてくれた。難しいコンディションにも関わらず、ひとつのミスもなかった。セパンでは、ドゥカティは追う者ではなく、追われる立場だった。チームにとって記憶にとどめるべきリザルトだ。バレンシアは厳しいレースになることはわかっているが、最後の最後までドゥカティらしい戦いを続けたい」

  • 【MotoGP】 ホンダ、マルク・マルケスが4位でタイトル獲得に向け前進

    【MotoGP】 ホンダ、マルク・マルケスが4位でタイトル獲得に向け前進

    3連戦最後の戦いとなったロードレース世界選手権 第17戦マレーシアGPは、Moto3とMoto2クラスはドライコンディション、MotoGPクラスはウエットコンディションで行われた。今大会、最大の注目選手はもちろん、タイトル王手で今大会を迎えたマルク・マルク・マルケス(Repsol Honda Team)。

    今大会も3日間を通じて不安定な天候となったが、マルク・マルケスは、ドライ、ウエットとともに着実にマシンのセットアップを進めた。

    しかし、ドライコンディションで行われた予選では、痛恨の転倒を喫し7番グリッド。ウエットコンディションとなった決勝も、思うようなパフォーマンスを発揮できなかった。

    レースは、Moto2クラスの決勝レースが終わった直後に激しい雨となり、フルウエットで始まった。その難しいコンディションの中で、マルク・マルケスは3列目7番グリッドから好スタートを切ると、オープニングラップで3番手につけるが、5周目に4番手へとポジションを落とす。それからは4番手をキープする走りに徹し、22周のレースでチェッカーを受けた。総合2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)に33点差をつけ、タイトル王手で今大会を迎えたマルク・マルケスだが、レースを終えて点差は21点となり、タイトル決定は次戦への持ち越しとなった。最終戦となる次戦バレンシアGPでは、11位以内に入れば自力チャンピオンが決まる。

    また、マルク・マルケスが4位でフィニッシュしたことで、ホンダはコンストラクターズポイントを332点とし、2位のドゥカティに29点差をつけたことで、2年連続23回目のコンストラクターズタイトルを獲得した。

    今季3回目のポールポジションを獲得したダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、この数戦、苦戦してきたウエットコンディションで健闘し、5位でチェッカーを受けた。日本GP、オーストラリアGPと、過去2戦ともにウエットコンディションでタイヤの温度を上げられず苦戦を強いられたが、今大会もウエットでは思うようなパフォーマンスを発揮できなかった。しかし、決勝ではこれまでと比較して大きく改善されたことで、5位フィニッシュを果たした。

    予選11番手から決勝に挑んだジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が8位フィニッシュ。前戦オーストラリアGPの7位に続き、2戦連続でシングルフィニッシュを達成した。シーズン後半戦にかけて調子を上げているミラー。最終戦バレンシアGPでもその走りに注目が集まる。

    予選10番手から決勝に挑んだカル・クラッチロー(LCR Honda)は、リアタイアのグリップに苦しみ、ペースが上がらず15位。予選20番手のティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)もリアタイヤのグリップに苦しめられ、18位でレースを終えた。

    マルク・マルケス(MotoGP 4位)

    「今日はウエットレースとなり、路面が非常に滑りやすく、これまでのチャンピオンシップの中でも最も難しいレースの一つになりました。スタートはよかったので、集団につかまらないようにしようと思い、序盤はプッシュしました。そしてマシンの感覚やペースをつかもうとしたのですが、ドゥカティの2人がとても速いのが分かったので、リスクを冒すよりも、冷静にチャンピオンシップのポイントを獲得することに専念しました。(ヨハン)ザルコ(ヤマハ)をパスすることも考えましたが、チャンピオンシップのアドバンテージを21ポイントから24ポイントにするだけだと考えると、リスクが大きすぎました。今日のレースはタイトルを獲得するためのものではなく、そこに近づくためのものだと考えることにしました。この週末は難しいものとなり、常に苦戦し続けていたので、4位という結果が獲得できたことに満足しています。もちろん、このあともしっかりと集中して、バレンシアの決勝ではチャンピオンシップポイントのアドバンテージに油断することなく、100%で取り組みたいと思います。また、今日はコンストラクターの年間タイトルが獲得できました。これはチャンピオンシップの最初のステップになったと思います」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 5位)
    「全体的に今日の結果には満足しています。戦えるマシンを用意してくれたチームに、感謝しています。昨日ポールポジションを獲得したあとはもちろん、決勝も晴れてくれたらという期待感が強かったので、決勝前に雨が降り始めるのを見たときには、トップでスタートしても最後尾でゴールすることになってしまうかもしれないと思いました。結局、セッティングの変更を行い、リアのグリップが得られるように、過去に試したことのあるセッティングにしたところ、これが機能しました。そのセッティングとリアにソフトを選択したことで、自信につながりました。ストレートでリアがスピニングする症状は、依然として完ぺきではありませんでしたが、少なくともエッジグリップは効いていたので、マシンを倒し込むことができました。また今後、技術面で役立ちそうなことを学べたと思うので、満足です。また今日はHondaがコンストラクターズタイトルを獲得しました。これは大切なことです。Hondaにとってもう一つのタイトル獲得になるので、うれしく思っています」

    ジャック・ミラー(MotoGP 8位)
    「序盤はグリップのレベルが難しく、タイヤの左側を使っているときは特にコースから外れないようにするのに苦労しました。とにかく転倒しないようにしました。少し怖かったです。でも序盤からリアタイヤが機能するようになり、ポジションもいくつか上げることができて、8位を獲得できました。全体的にはいい週末でした。ドライではとても力強い走りができました。足の骨折から復帰して2度目のトップ10なので、バレンシアではもっとポイントが獲得できるようにがんばります」

    カル・クラッチロー(MotoGP 15位)
    「今日は本当にタフな日になりました。雨のレースだったのに15位というのはとても残念ですが、レースのウォームアップのときからリアに問題があったので、いくつか修正を重ねながらマシンに乗っていました。チームとしても、そして僕自身も今回は非常に残念な結果ですが、今シーズン最後のレースとなるバレンシアに向けては、ポジティブなマインドで臨まなくてはいけないと思います。僕たちはこれまでも雨のレースで強かったので、今日の雨ではもっと戦えると思っていました。リアタイヤについてはなにか決定的に悪い点があったと感じています。振動も多く、レース中ずっとサバイバルモードでした。マシンに乗っているのがやっとで、ようやく正しいやり方でスロットルを開けることができるようになったのは、唯一、レース終盤になって路面が乾きだしてからでした。とにかく、バレンシアの最終戦は楽しみにしています」

    ティト・ラバト(MotoGP 18位)
    「午前中は日が照っていたのに、僕たちのレースの時間になってから望んでいなかった雨が降り出しました。リアタイヤに少し問題があって、スロットルをあまり開けていないのにもかかわらずグリップを全く得られず、ヒザが何度も路面と接触しました。感覚がおかしかったので、一度はリタイアも考えたのですが、最後までプッシュしました。あまりにもトップとのタイム差がついてしまったので、がっかりしています」

  • 【MotoGP】 ヤマハ、バレンティーノ・ロッシが7位 / マレーシアGP

    【MotoGP】 ヤマハ、バレンティーノ・ロッシが7位 / マレーシアGP

    Movistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・マーベリック・ビニャーレスがグリッドにマシンを並べると、セパン・インターナショナル・サーキットの上空には雨雲が広がった。ウォームアップ・セッションがドライ・コンディションで行われていたため、いきなりの天候変化によってタイヤ・チョイスがいつも以上に重要な要素となった。ふたりはそのなかでも、滑りやすい路面に足を取られないよう注意しながら最後までハードにプッシュ。それぞれ7位と9位でチェッカーを受け、貴重なポイントを持ち帰った。

    バレンティーノ・ロッシは予選4番手の位置から順調に飛び出したものの、難しいコンディションのなかで第1コーナー進入では慎重なブレーキング。そのためここで大きくポジションを落とし、11番手からの追い上げを強いられることとなった。それでも豊富な経験を生かして挽回を図り、着実にペースアップ。転倒もあって順位を上げていった。

    6ラップ目で8番手につけたバレンティーノ・ロッシは、ひとつでも上を目指そうと7番手との差を詰めにかかるも、3ラップ後には後方から追い上げたD・ペトルッチ(ドゥカティ)に抜かれてしまう。しかしそれであきらめず、ペトルッチとともに7番手のP・エスパルガロ(KTM)に挑んでゆく。路面が乾き始めてタイヤの消耗が激しくなると、これがライバルたちに不利にはたらき、残り8ラップでエスパルガロをパスして8番手。バレンティーノ・ロッシはここから自己ベストを何度も更新して、さら上位を狙ってゆき、1ラップ後にはSレッディング(ドゥカティ)をパスして7番手へと浮上し、そのままゴール。
    マーベリック・ビニャーレスはグリッド5番手から好スタート。しかしウォームアップからのコンディションの変化を考慮し、リスクを避けて慎重に1ラップ目を終えた。しかもそのあとの3ラップでタイヤが暖まるのを待つ間に16番手まで後退して苦しい展開となったが、リズムを取り戻すや少しずつペースを上げていった。

    ウエット・コンディションに足を取られて数台が早々に戦列を離れるなかで、マーベリック・ビニャーレスはひたすら身体を伏せて全力の走りをキープ。レース中盤までに13番手へ上がると、ラップタイムを 2分15秒台へと短縮してさらに上を目指してゆく。そして残り2ラップまでに9番手へ浮上しチェッカーを受けた。

    9ポイントを獲得したバレンティーノ・ロッシはトータル197ポイントでランキング4位をキープ。マーベリック・ビニャーレスは29ポイント上回る226ポイントでランキング3位につけている。ヤマハはコンストラクターズ・ランキング3位に後退。またMovistar Yamaha MotoGPチームは、トップに44ポイント差のランキング2位をキープしている。

    Monster Yamaha Tech3 Teamのヨハン・ザルコが3位を獲得し、グランプリのルーキー・シーズンに2度目の表彰台に上った。雨が降りしきるなかグリッド2番手から好スタートを切ったヨハン・ザルコは、8ラップ目までレースをリード。その後3番手に後退し、ヤマハ勢トップの3位でチェッカーを受けた。
    一方、ジョーナス・フォルガーの代役に抜擢されてグランプリ・デビューを果たしたマイケル・ファン・デル・マークは、悪天候に苦しみながらも最後まで懸命にプッシュ。グリッド8列目からスタート後、すぐさまリズムをつかむと安定したペースでライディングを続け、何人かのMotoGPライダーを抑えて16位で完走を果たした。

    3週連続で行われたアジア・オセアニアラウンドが終了し、1週間のインターバルのあと、チームは最終戦の舞台となるバレンシア・サーキットへと向かう。

    Movistar Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ (7位)
    「ドライ・コンディションだったら、もっと良いレースができたはずですが、今日はこのような天気になりアンラッキーでした。フィリップアイランドで表彰台に立ち、非常にポジティブな気持ちでここにやって来ていただけに残念な気持ちでいっぱいです。コンディションのせいだけではなくて、マシンの状態もあまり良くありませんでした。たくさんの問題にぶつかり、全体の4分の3ほどは苦しい戦いが続きました。こうした現状をしっかり理解し、改善を目指していかなければなりません。次のバレンシアは非常に重要なレースであると同時に、とても難しいコースでもあります。上位争いを目指してチャレンジしていきます」

    マーベリック・マーベリック・ビニャーレス (9位)
    「前回のフィリップアイランドではウエット・コンディションの走りが格段に進歩。実際、フリープラクティス第2セッションではフィーリングがとても良く、リズムも上々で、ラップタイムでも3番手を獲得することができました。ところが決勝ではフィーリングがまったく変わってしまったのです。コーナーでリアの感触がつかめず、マシンを傾けることができませんでした。そのためリズムも良くないし、なかなか自信をつかめないまま我慢のレースが続きました。このように悔しい結果になってしまいましたが、いつまでも今日のことを引きずらず、フィリップアイランドで感じた良い印象を大切にしたいと思っています。今回も、好調なセッションもありましたし、今朝のウォームアップでは良いセッティングが見つかり手ごたえを感じさせてくれました。次のバレンシアは大好きなコースなので、シーズン最終戦を良い形で締めくくれるようベストを尽くします」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「天候がレースの行方を左右するだろうということは、スタート時点からわかっていました。金曜日のフリープラクティス第2セッションでもウエットを経験していて、そのときは、とくにマーベリックが非常に好調でした。ところが今日は、状況がすっかり変わってしまったのです。リアタイヤがなかなか暖まらなかったため、ふたりはレースの半分くらいまでペースを上げることができませんでした。そしてこれが、最終的なポジションに大きく影響してしまったのです。タイヤのフィーリングが良くなってくると、それにつれてラップタイムも上がってきましたが、そのときはもう遅すぎました。マシン・セッティングは金曜日とほとんど変わっていないので、今日のコース・コンディションがどのように違っていたのか、しっかり分析・検討しなければならないでしょう。でも必要以上に思い悩まず、1週間よく休養してから気持ちを切り替え、次のバレンシアに集中していきたいと思っています。コンストラクターズ・タイトルのチャンスを逃し、チーム・タイトルも難しい状況になっています。それでも最後まであきらめず、チーム全員で復活を目指します」

    Monster Yamaha Tech3 Team
    ヨハン・ザルコ (3位)
    「最高のレースができました。表彰台に上ることができてとても幸せです。金曜日の雨ではあまりペースが上がらず、逆にマルケスとドビツィオーゾがとても速かったので、今朝、起きて雨が降っているのを見たときには少し不安な気持ちもありました。決勝では安全性を考え、また、よりしっかりとフィーリングをつかむためにソフト・タイヤを選択。ラップタイムはそれほどでもなかったのですが、最初からトップに立ってアドバンテージを広げられたことが良かったと思います。これ以上はできないというくらいにプッシュしトップをキープできました。でもそのあと2台のドゥカティに抜かれ、彼らとバトルしようと思っていたのですが、急に加速が伸びなくなって、その分ブレーキングでがんばらなければなりませんでした。それはリスクが高く、2度ほど危ない場面がありました。路面がもう少し乾いてくれることを期待していたので、そうなったら彼らを追って行こうとチャンスを待っていましたが、結局、思い通りにはいきませんでした。最後の3ラップは3番手を単独走行。3位も十分に良い成績だと思ったので、あとは安全に、そしてエンジョイしながら走り切ることだけを考えてゴールを目指しました」

    マイケル・ファン・デル・マーク (16位)
    「マレーシア特有の天気に翻弄されましたが、今日の結果にはとても満足しています。金曜日のウエット・コンディションからマシン・セッティングを変更しており、タイヤもより柔らかめを選びました。スタートがとてもうまくいったので、そのまま順調にペースを上げて目の前のライダーたちについて行き、大勢とバトルも展開。マシンの状態は完璧ではありませんでしたが、YZR-M1で2度目のウエット・コンディションだということを考えれば十分に良いパフォーマンスができたと思います。グランプリでポイント獲得を目指し、マーベリックについて行ったことは本当に素晴らしい経験です。路面が少し乾いてきてからは彼のほうが好調のようでしたが、ペースではそれほど劣っていなかったと思います。マシンの向き換えにやや手間取ったことはあったのですが、目の前の大集団に照準を合わせ、マーベリックとともに追って行くつもりでした。でも同時にどうしても完走したかったので、結局はそちらのほうを選んだというわけです。このウイークは総合的に非常に楽しいものでしたし、初めてのYZR-M1はまさに最高でした」

    エルベ・ポンシャラル (チームマネジャー)
    「厳しい3連戦を絶好の形で終えることができました。天候も路面コンディションも難しく苦労しましたが、最終的に表彰台を獲得することができました。ル・マン以来、ずっと夢見てきたことです。前回のオーストラリアでほんのわずかの差で表彰台を逃して非常に悲しい気持ちになりました。というのも、おそらくこれが今シーズン最後のチャンスだろうと思っていたからです。ところが今日は、私の考えが間違いだったことをヨハン自身が証明してくれました。彼はドライ・コンディションで速く、自信にあふれていましたが、金曜日のウエットではあまり調子が上がりませんでした。だから決勝で雨が降ってきた時には、もうチャンスはなくなったと思ったのです。ヨハンはリアにソフト・コンパウンドを選択。好スタートを切り、身体を伏せ、力強いリズムで最初の7ラップをリードしました。これには彼自身が驚いたと思いますが、それは私たちにとっても同様でした。でもそのあとドゥカティ勢を抑えるのは非常に難しく、彼らに抜かれたのは予定通りと言ってもいいでしょう。しかも続いてマルケスが近づいて来て、その速さと激しさを知っているだけに私は恐怖を感じていました。ところがヨハンはますますプッシュし、マルケスがついにあきらめたのです。彼があきらめるのは稀なことなので、私たちとしてはこの結果を誇りに感じていいのではないでしょうか。表彰台は素晴らしい成果。それに加えて3戦連続フロントロウとオーストラリアでの僅差の4位。フライアウェイの3連戦は、このように大成功に終わったのです。ヨハンは成長著しく、1年前とは比べものにならないくらいMotoGPライダーの風格を身につけたと思うのです。一方、マイケル・ファン・デル・マークも素晴らしい仕事を成し遂げました。全員がマシンを熟知し、速さを増してきた第17戦で、いきなりMotoGPマシンに飛び乗るのは決して簡単なことではありません。先週のブロックと同様、カーボン・ブレーキやミシュラン・タイヤや電子制御システムに挑まなければならなかったのです。フリープラクティスで転倒したときには相当がっかりした様子でしたが、今日は気持ちを切り替えて強い決意を見せてくれました。好スタートを切り、ウエットで優勝経験のあるカル・クラッチローとバトルし、ヤマハ・ファクトリーにも近づいていきました。彼の努力に感謝し、いつかもう一度YZR-M1に乗るチャンスが巡って来るよう祈ります。今日の成果が、今後のますますの活躍を後押しすることを期待し、来週のWorldSBK最終戦では表彰台を目指してほしいと思っています。Monster Yamaha Tech3 Teamのみんなに感謝。これからともにヨーロッパへ戻り、束の間の休日を楽しんでからバレンシアに臨みたいと思います」

  • 【MotoGP】 スズキ、アンラッキーな1日となったマレーシアGP決勝

    【MotoGP】 スズキ、アンラッキーな1日となったマレーシアGP決勝

    日本、オーストラリアとポジティブな結果を残し、さらなる期待の掛かったオーバーシーズ3連戦最後のマレーシアGPだったが、決勝直前にスコールのような大雨が降り、サーキットを一気に濡らして、波乱のスタートとなった。フリー走行、予選、ウォームアップと順調な流れで決勝を迎えたチームスズキエクスターライダーのアンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスだったが、恵みの雨とはならず、コンディションの変わった路面に翻弄され、イアンノーネ17位、リンスは失格・リタイヤという思いもよらない結果で連戦を締めくくることとなった。

    雨はMotoGPのスタート1時間前に突然降り出し、ドライでのレースを想定していたマシンを急遽レインセッティングに変更。イアンノーネは序盤、スタートポジションをキープして走行していたが、後半にタイヤが消耗してくると同時にペースダウンを強いられ、終盤に17位までポジションダウンしてチェッカーを受けた。

    一方のリンスは、スタートをうまく決め、トップグループの6台を激しく追い掛けていたが、6周目の1コーナーで転倒を喫し、すぐに再スタートを切るも、最後尾までポジションを落とす。その後再びハイペースでチャージを掛けるものの、再度転倒し、ピットイン。その際、コースをショートカットしてしまい、失格となり、レースはそこでリタイヤとなった。

    アンドレア・イアンノーネ (決勝17位)
    「何とも言い難い苦い思いだよ。ドライコンディションだった今朝のウォームアップではタイムも出ていたし、フィーリングも良くて、決勝に向けて自信もかなりあった。走行の度にフィーリングがどんどん良くなっていたから、もしドライでレースができていたら、トップ争いも可能だったと思うんだ。ウェットの路面ではフロントもリアも全くグリップせず、マシンを操るのが非常に難しかった。本当に残念としか言いようがないよ。」

    アレックス・リンス (決勝DNF)
    「この週末はずっとフィーリングが良かったし、グリッドも良かったので、決勝ではとにかく良いスタートを切って、フロントグループについていくことだけを考えていたよ。1周目でふたつポジションをアップし、作戦通りうまくいったんだけど、ウェット路面でのフィーリングが良くなくて、うまくリズムを掴むことができず、1コーナーでフロントが切れ込んで転倒してしまった。調子が良かっただけに、結果を残せなかったことが残念だけど、これも経験のひとつだと思い、最終戦に向けて気持ちを切り替えていくよ。今週は経験豊富なライダー達から多くのことを学ぶことができたから、この経験を必ず次に活かすよ。」

    河内 健 (テクニカルマネージャー)
    「大変残念なレースでした。このオーバーシーズ3連戦では、1戦目のもてぎではウェットコンディションで良いレースができ、2戦目のフィリップアイランドではドライで良いレースができ、3戦目となる今週のマレーシアGPも、予選ではふたり揃って3列目に並ぶことができて、決勝結果に期待が掛かっていただけに、このような結果に終わってしまい、非常に残念です。アンドレアがなぜいつものウェットでのパフォーマンスを発揮できなかったのか、しっかりデータを解析し、検証する必要があります。アレックスのミスについては残念ですが、私たちは彼と共に成長していかなくてはならないと思っています。今シーズンもいよいよ残り1戦となってしまいましたが、最後のレースがベストレースとなるように努力していきたいと思いますので、応援よろしくお願い致します。」

    ダビデ・ブリビオ (チームマネージャー)
    「決勝前に降り出した雨のせいで状況が全て変わってしまい、残念としか言いようがありません。この週末、ドライコンディションではふたり共かなり好調でしたし、決勝に向けての準備も完璧だったと思っています。アレックスはウェットコンディションでもスピードがあり、良い感じで追い上げていたのですが、2度転倒してしまい、焦ってピットインしようとしてショートカットをしたために失格となってしまいました。アンドレアはウェットの路面で全くマシンをコントロールできず、最初から最後まで苦しいレースを強いられたのですが、なぜもてぎでのウェットのような走りができなかったのかが今のところ理解できず、これからデータを解析していきます。いずれにしても今日のレースのことは忘れ、気持ちを切り替えて、最終戦に向けての準備を進めていきます。」

  • 【MotoGP】 ホンダ、2年連続コンストラクターズタイトルを獲得

    【MotoGP】 ホンダ、2年連続コンストラクターズタイトルを獲得

    ホンダは、2017 FIM MotoGP世界選手権のMotoGPクラスにおいて、コンストラクターズタイトルを獲得した。

    10月29日(日)、マレーシアで開催された同世界選手権シリーズ第17戦のマレーシアGPで、レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)のマルク・マルケスが4位に入り、コンストラクターズ2位とのポイント差により、最終戦バレンシアGPを待たず、2年連続コンストラクターズタイトルを獲得した。

    コンストラクターズタイトルは、毎戦、各メーカーのマシンを駆る最上位のライダーが獲得したポイントと同ポイントがメーカーごとに与えられ、その合計によって競われる。今シーズンのタイトル獲得には、ワークスマシン「RC213V」を駆る、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケス、ダニ・ペドロサと、エルシーアール・ホンダ(LCR Honda)のカル・クラッチローの3選手のポイントが反映され、ホンダのタイトル獲得に貢献した。

    ホンダの最高峰クラスでの同タイトル獲得数は、1966年に500cc・4ストロークエンジンのRC181で初めて獲得して以来、通算で23回となった。

    【2017年MotoGPクラス コンストラクターズタイトル獲得ポイント】
    ※第17戦終了時
    1位 Honda 332ポイント
    2位 Ducati 303ポイント
    3位 Yamaha 301ポイント
    4位 Suzuki 87ポイント
    5位 Aprilia 64ポイント
    6位 KTM 64ポイント

    〇Honda が、ロードレース世界選手権において、全クラスで獲得したコンストラクターズタイトルは、合計で67タイトルになった。
    500ccクラス/MotoGP 23回
    350ccクラス 6回
    250ccクラス 19回
    125ccクラス/Moto3 17回
    50ccクラス 2回

  • 【MotoGP】 第17戦 マレーシアGP 結果:ドヴィツィオーゾが優勝!

    【MotoGP】 第17戦 マレーシアGP 結果:ドヴィツィオーゾが優勝!

    ロードレース世界選手権 MotoGP マレーシアグランプリの決勝が29日(日)にセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、アンドレア・ドヴィツィオーズ(ドゥカティ)が優勝。今大会でのマルク・マルケスのタイトル確定を阻止した。

    決勝の25分前、セパンはスコールに見舞われ、雨上がりの気温26℃、路面温度34℃のウェットコンディションでレースはスタート。

    ホールショットを奪ったのはヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)。タイトトルに王手をかかったマルク・マルケスは、7番グリッドから表彰台圏内の3番手まで浮上し、ライバルのアンドレア・ドヴィツィオーゾの前に出た。

    その後、ホルヘ・ロレンソがトップに浮上し、2番手にチームメイトのドビツォーゾ、3番手にヨハン・ザルコ、4番手にマルク・マルケスが続く展開。そして、残り5周でロレンソにミスがあり、ドヴィツィオーゾがトップに立ちトップでチェッカー。

    アンドレア・ドヴィツィオーゾは今季6勝目。マルク・マルケスが4位でフィニッシュしたため、タイトルを最終戦バレンシアGPに持ち越された。

    ポイントランキングでは、マルク・マルケスが282ポイント、アンドレア・ドヴィツィオーゾが261ポイントでその差は21ポイントとなっている。

    2位にはホルヘ・ロレンソ、3位にはヨハン・ザルコが続いた。

    2017 MotoGP 第17戦 マレーシアGP 結果

    Po. Num. Rider Team
    1 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム
    2 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム
    3 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3
    4 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム
    5 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム
    6 9 ダニロ・ペトルッチ オクト・プラマック・レーシング
    7 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP
    8 43 ジャック・ミラー エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
    9 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP
    10 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    11 19 アルバロ・バウティスタ プル&ベア・アスパル・チーム
    12 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング
    13 45 スコット・レディング オクト・プラマック・レーシング
    14 8 エクトル・バルベラ レアーレ・エスポンソラマ・レーシング
    15 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ
    16 60 マイケル・ファン・デル・マーク モンスター・ヤマハ・テック3
    17 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター
    18 53 ティト・ラバット エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS
      22 サム・ロウズ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ
      17 カレル・アブラハム プル&ベア・アスパル・チーム
      76 ロリス・バス レアーレ・エスポンソラマ・レーシング
      42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター
  • 【MotoGP】 ホンダ:第16戦 マレーシアGP 予選レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第16戦 マレーシアGP 予選レポート

    3連戦最後の戦いとなったMotoGP 第17戦マレーシアGPの予選は、終日、青空が広がり、最高気温が35℃を記録する熱帯ならではの猛暑の中で行われた。厳しい条件となった予選だが、前日までウエットコンディションで苦労していたダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が見違えるような走りに転じ、今季3回目のポールポジションを獲得した。ペドロサは、これまで12年、13年、15年と最高峰クラスでは3回の優勝を記録している。決勝日も快晴になれば、2年ぶり4回目のマレーシアGP制覇の期待が膨らむ。

    タイトル王手のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、決勝に向けて、タイヤテストなど、すべてのメニューを消化した。そのため、午前中3回目のフリー走行では、セットアップの方向性を間違えて9番手へとポジションを落としたが、その後のFP4ではトップタイムをマーク。万全の状態で予選に挑んだ。

    しかし、コースインして2周目、計測ラップ1周目の最終コーナーで痛恨の転倒を喫した。ピットに戻ったマルク・マルケスは、マシンを乗り換えてアタックに挑んだが、1号車ほどセットアップがきまっていなかったために7番手タイムに終わった。しかし、決勝では、3列目からの追い上げのレースと、今季3回目のRepsol Honda Teamの1-2フィニッシュが期待される。

    カル・クラッチロー(LCR Honda)は、7番手タイムでQ2進出を果たした。そして予選ではフロントローを目標にアタックしたが、7コーナーで転倒を喫し10番手に終わった。しかし、この数戦、調子を上げているクラッチローだけに、4列目からの追い上げに注目される。

    フリー走行で6番手タイムをマークしてQ2進出を果たしたジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、予選に向けてセッティングを変更したが、それが悪い方向となり11番手へとダウン。決勝ではセッティングを修正して追い上げのレースに挑む。チームメートのティト・ラバトは、フリー走行、予選と思うようにパフォーマンスを発揮できず19番手だった。

    ダニ・ペドロサ(MotoGP ポールポジション)
    「今シーズン3度目となるポールポジションを獲得して本当にうれしいです。予選では苦戦することが多かったので今はうれしい気持ちです。今日は太陽が出たことで路面のグリップが上がり、コースの状態がよくなったからだと思います。予選ではフロントもリアもよく機能したので、最初のタイムアタックからリズムをつかむことができ、プッシュすることができました。そして次の走行に向けての改善もできました。小さなミスはいくつかあったのですが、うれしいことにポール獲得には影響がないものでした。チームに感謝しています。今回のポールポジション獲得は彼らの成果です。今はまだウエットで苦労が続いているので、明日の決勝は、コンディションがどうなるのか待たなくてはなりません。太陽が出ることを本当に願っています」

    マルク・マルケス(MotoGP 7番手)
    「今のところベストは出せていませんが、明日の決勝のレースペースは、今日の予選で僕が出したタイムよりもよくなるとは思います。今朝はセットアップ面で少しミスをしてしまい、若干方向性を失いました。その後FP4でセットアップを修正してマシンの感触がとてもよくなりました。完ぺきとは言えませんでしたが、まずまずいい状態でラップを重ねることができました。とにかく、今日の結果には満足していませんが、ペース自体は悪くないので本当にがっかりというわけではありません。明日はチャレンジしていいレースをします。このサーキットは、走行に出るたびに気温や雨の有無もあって違った感触になるので難しいです。明日がどのようになるのかを見極めて、いつも通りベストを尽くしたいと思います」

    カル・クラッチロー(MotoGP 10番手)
    「今日は完全なドライコンディションだったのでとてもいい一日でした。自信が感じられたし、マシンもいい感触でした。予選ではフロントローに行けるくらいいいラップが出せると思ったのですが、最速ラップに向けてプッシュしていたとき7コーナーでミスをしてフロントから転倒してしまいました。そのときのフロントタイヤは、ブレーキングではよかったのですが、コーナリングではいまひとつでした。10番グリッドは残念ですが、前回のレースでは10番手から決勝で5位を獲得しています。明日のレースもポジティブでいられるように、できることをしっかりやっていきたいと思います」

    ジャック・ミラー(MotoGP 11番手)
    「今日は予選に向けて少しマシンのセッティングを変更しました。それが完ぺきではなく、結果として朝のFP3よりも遅くなりました。レースペースが見えているのに速いラップタイムを出せず、思っていたようなグリッドが獲得できず残念でした。しかし、11番手からでもレースをうまくやれると思います。明日が楽しみです」

    ティト・ラバト(MotoGP 19番手)
    「今日は難しい一日になってしまいました。そして正直、自分のパフォーマンスにがっかりしています。僕自身は100%で挑みましたが、この結果が自分のベストでした。いま、自分にできることは、速く走れるようにする方法を模索することと、力強いレースをして少しでもポイントを獲得することだと思います」