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  • F1特集 | レッドブルの育成プログラムは冷酷と言えるのか?

    F1特集 | レッドブルの育成プログラムは冷酷と言えるのか?

    レッドブルは、F1ベルギーGPからピエール・ガスリーをトロロッソ・ホンダに降格させ、ルーキーのアレクサンダー・アルボンをドライバーに抜擢。“冷酷”として有名なレッドブルのジュニアプログラムだが、果たして実際にそうなのだろうか?

    レッドブルは、タイトル奪還を目指して今年からホンダのF1エンジンを搭載。オーストリアGPではマックス・フェルスタッペンが新生レッドブル・ホンダとして初勝利を挙げ、F1ベルギーGPでは純粋な速さが要求される予選でポールポジションを獲得した。

    マックス・フェルスタッペンは、ここまで全てのレースをトップ5以上で終え、2勝、5回の表彰台を獲得。181ポイントを稼いでドライバーズ選手権でフェラーリの二人を上回り、メルセデスのバルテリ・ボッタスから7ポイント差の3位につけている。だが、コンストラクターズ選手権に目を向ければ、2位のフェラーリからは44ポイントと大きく水をあけられている。

    それはピエール・ガスリーの成績によるところが大きい。開幕12戦のうち3戦をノーポイントで終え、63ポイントしか獲得できなかった。唯一輝きを放ったのは最高成績となる4位フィニッシュを果たしたF1イギリスGPだけだった。

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーはF1ハンガリーGP後にピエール・ガスリーの問題を指摘している。

    「問題は彼がまったく絡んでいなかったことだ。今日はメルセデスとレッドブルの両方がチームメイトが戦いに絡んでいなかったことで“一本足”でレースをしていた。2台が上位を走っていないことは我々にとって明らかに痛手だ。特にコンストラクターズ選手権において今日はフェラーリと同じ量のポイントを獲得した。本来ならばもっと多くを奪えたはずだった」

    ヘルムート・マルコが指揮するレッドブルのジュニアプログラムはしばしば“冷酷”だと表現され、過去に多くのドライバーが成績不振を理由に解雇されてきた。最近では日本のスーパーフォーミュラに参戦していたダニエル・ティクトゥムが首を切られている。

    だが、資金力がなければ活動を続けていくことができないモータースポーツの世界で、レッドブルは裕福な家庭に育っていないドライバーたちにチャンスを与えているのは確かだ。

    2011年にプログラムを外されたハイメ・アルグエルスアリは、それ自体には批判的だったが、以下のようにキャリアを振り返っている。

    「レッドブルは15歳の僕にすべてを与えてくれたので決定を判断するつもりはない。第2に僕は犠牲者ではない。なぜなら、彼らのおかげで7年間その特権を享受することができたんだからね」とハイメ・アルグエルスアリは語っている。

    当時、トロロッソのF1チーム代表を務めるフランス・トストも以下のように語っている。

    「厳しい決定のように見えるかもしれない。だが、F1は厳しい環境であり、トロロッソは常にドライバー選定の背景にある原則について非常に明確だった」

    ヘルムート・マルコは、レッドブルのF1ドライバーに求める資質として以下のように語っている。

    「グランプリドライバー・・・我々にとってそれでは十分ではない。我々はグランプリウィナーを望んでいる」

    レッドブルのジュニアプログラムを卒業した後の他のドライバーのキャリアはどうなっているだろう。今回レッドブル・ホンダへの昇格が決まったアレクサンダー・アルボンを含め、ダニール・クビアト、カルロス・サインツはまだF1を戦っている。もちろん、セバスチャン・ベッテルとダニエル・リカルドもそうだ。

    ジェン・エリック・ベルニュは2度のフォーミュラEタイトルを獲得し、WECのLMP2クラスでもシートを獲得している。セバスチャン・ブエミはレッドブルのテストドライバーを継続し、WECでル・マン24時間レースとチャンピオンシップを制し、フォーミュラEでもタイトルを獲得している。昨年、トロロッソ・ホンダのF1シートを喪失したブレンドン・ハートレーも、フェラーリのシミュレータードライバーを担当し、来季はトヨタからWEC、ドラゴンレーシングからフォーミュラEに参戦することが決定している。

    ヘルムート・マルコは「我々は多くの批判を受けてきた。だが、それはフェアではないと言いたい。なぜなら、それらのドライバーの大部分、90%以上が他のカテゴリーで活躍している」とコメント。

    「スパ24時間レースやDTM、LMP1やフォーミュラEを見てみてほしい。彼らはそこで生計を立てている。人生でそれ以上のことを予想できるだろうか?」

    レッドブルのドライバー育成での成功を受け、メルセデスやフェラーリも同様のスキームを展開している。だが、必ずしもレッドブルだけが冷酷なわけではない。非常に評価が高かったパスカル・ウェーレインはメルセデスとの関係を解消。ストフェル・バンドーンもマクラーレンで同じ運命をたどった。フェラーリの育成プログラムでもラファエレ・マルチェロが首を切られている。

    少なくともレッドブルは“Bチーム”としてトロロッソを有してF1グリッドに4台のマシンを提供し、一度失敗したかつての育成ドライバーにもチャンスを与えている。ダニール・クビアトがその例だ。そして、ピエール・ガスリーにはまだトロロッソ・ホンダで走るチャンスが与えられている。

  • ホンダF1 「昨年にレッドブルが獲得したポイント数は超えたい」

    ホンダF1 「昨年にレッドブルが獲得したポイント数は超えたい」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は、今年の目標として少なくとも昨年にレッドブルがルノーのF1エンジンで獲得したポイント数を超えたいと語る。

    シーズン開幕前、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホンダと少なくとも5勝を挙げると宣言していたが、その時点でそのストーリーを現実として考える者は多くなかった。

    しかし、第9戦 F1オーストリアGPでマックス・フェルスタッペンが優勝を果たし、今季からスタートとしてレッドブルとホンダのパートナーシップに初勝利をもたらした。フェルスタッペンは、F1ドイツGPでも再び勝利し、F1ハンガリーGPでは初ポールポジションを獲得。レッドブル・ホンダは、夏休み前にメルセデスの最も一貫した挑戦者としての地位を固めた。

    山本雅史は、ホンダが今シーズンのこの段階で達成したことは“計画と自分が望んでいたものにかなり沿ったものだ”と語る。

    「これ以上できることはあまりないです」と山本雅史はコメント。

    「私たちが言い続けてきたことは、昨年のレッドブルの結果を超えたいということでした。5レースに勝ちたいとは言いませんでしたが、昨年レッドブルが獲得したポイントを超えたいと思っていますし、おそらく5勝は可能だと思っています」

    ホンダは、レッドブルがルノーと2018年に達成した記録を破るためにはさらに3勝と9つの表彰台を必要としているが、2019年のドライバー間のパフォーマンスの違いにもかかわらず、そのポイントを記録するために順調に結果を出している。

    ピエール・ガスリーはレッドブルでの初年度に苦労し、F1ベルギーGPからはアレクサンダー・アルボンと交代するが、マックス・フェルスタッペンの印象的なパフォーマンスによって、夏休み前に昨年レッドブルがルノーと獲得したポイントよりも21ポイント多く獲得している。

    マックス・フェルスタッペンは、2018年の同じ時期に105ポイントを獲得していたが、今年ホンダのF1エンジンで181ポイントを獲得している。ダニエル・リカルドでさえ、昨年は118ポイントしか獲得できていなかった。

    ホンダは、来シーズン終了後もF1を継続するかどうかを検討しており、オーストリアGPでの勝利は取締役会に先立った絶好のタイミングでもたらされた。

    ホンダが2勝を挙げたことで、F1継続が承認される可能性は高まったと山本雅史は語る。

    「継続を奨励する結果だと思います」と山本雅史は語る。

    「ホンダが勝ったことで、ホンダと日本の社会全体で非常に良いムードになっています。私たちにとって非常に良い結果につながると思っています」

    「現時点でタイミングを明確にすることは非常に困難です。社内で議論しているのは事実です。ですが、現時点ではいつ発表できるかを言うことはできません」

  • ルイス・ハミルトン 「レッドブルはホンダのPUで飛躍的に前進した」

    ルイス・ハミルトン 「レッドブルはホンダのPUで飛躍的に前進した」

    ルイス・ハミルトンは、レッドブルがホンダのF1エンジンによって飛躍的な前進を果たしたと考えている。

    今シーズン、ルイス・ハミルトンはコース上で二人とバトルを展開してきたが、シーズン序盤はレッドブル・ホンダトフェラーリのどちらもチャンピオンシップでハミルトンに一貫して挑戦できる十分に強いマシンを持っていなかった。

    しかし、夏休み前の4戦ではマックス・フェルスタッペンが2勝を挙げ、F1ハンガリーGPでは終始ルイス・ハミルトンとバトルを繰り広げており、最近ではその傾向も変わってきている。

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとフェラーリのシャルル・ルクレールという二人のヤングスターに感銘を受けたとし、今後彼らと接戦を繰り広げていくことを楽しみにしていると語る。

    「レッドブルは大きなステップを果たした。彼らは今年ホンダのパワーユニットによって飛躍的に前進した」とルイス・ハミルトンはF1公式サイトでコメント。

    「彼らは強さを増していくだろうし、マックスも当然ながらそうだね…彼はもはやスポーツのヤングスターではない。彼は若いけど、すでにここで数年戦っているからね」

    シャルル・ルクレールは、マックス・フェルスタッペンほどの成功は収めていないが、バーレーンとオーストリアでは勝利まであと一歩だった。

    「シャルルはまだ2シーズン目だし、彼は成長している。彼は強くなっていくだけだと思うし、僕たちは今シーズンすでに彼の素晴らしいパフォーマンスを目にしている。それは間違いなく注目に値するものだった」

    「フェラーリがペースを上げるかどうかはわからない。彼らは現時点で少しアップダウンがある。去年は僕たち3チームはかなり僅差だったし、フェラーリの方がわずかに速かったと思う」

    「今年は接戦になることを願っている。僕はいつもそれを望んでいるし、いつでも準備はできている」

  • レッドブル F1特集 | ドライバー交代が2020年に与える影響

    レッドブル F1特集 | ドライバー交代が2020年に与える影響

    レッドブルのシーズン途中のドライバー交代は、2020年のF1ドライバー使用に影響を与える可能性は低いが、混乱を生むかもしれない。

    レッドブルは8月12日(月)、F1ベルギーGPからピエール・ガスリーをトロロッソに降格させ、アレクサンダー・アルボンを起用することを発表。次の9レースを使用して、アレックスのパフォーマンスを評価し、 2020年に誰がマックスと一緒にドライブするかについて十分な情報に基づいて決定を下す」としている。

    マックス・フェルスタッペンは、2020年末までレッドブルと契約を結んでおり、レッドブルとホンダが夏休み前のパフォーマンスを継続すれば、それ以降も契約を延長する可能性もある。しかし、問題は誰がチームメイトを務めるかにある。

    選択肢1)アレクサンダー・アルボン
    おそらくレッドブルが望んでいる最初の選択肢は、アレクサンダー・アルボンを2020年以降も継続することだ。残りの9レースでアルボンがレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコの要求に応え、両方のドライバーがコンストラクターズ選手権でフェラーリと2位を争う一貫性をみせることができれば、アルボン続投の可能性は高い。

    彼にアレクサンダー・アルボンがマックス・フェルスタッペンに匹敵することができなければ、チームは他のドライバーを探さなければならなくなる。だが、2017年にダニール・クビアトを降格させた後にピエール・ガスリーと交代させている過去もあり、ガスリーが2019年の残りのレースで活躍したとしても呼び戻す可能性は低い。

    選択肢2)元ドライバーをチームに呼び戻す
    ドライバー側は決して戻らないと言っているが、レッドブルはそうしなければならない。マクラーレン移籍後のカルロス・サインツの印象的なパフォーマンスを考え、呼び戻そうとするだろうか? そうするかもしれないが、そうすることでレッドブルは間違いを犯したことを認めなければないため、サインツを呼び戻す可能性は低い。また、サインツはマクラーレンに非常に満足しており、チームも2020年のラインアップのひとりとしてすでに発表しているので、サインツがチームを離れるとは疑わしい。

    では、ダニエル・リカルドをどうだろうか? ルノーでの1年目に大きな成功を収めていないダニエル・リカルドは、かなりチャレンジングなシーズンになることは予想していたかもしれないが、これほど酷いものになるとは予想していなかったはずだ。ダニエル・リカルドは2020年もルノーとの契約があるが、もしかすると移籍を望んでいるかもしれない。だが、ルノーとの契約を解除するためにはレッドブルが大金を支払わなけばならないだろう。

    噂されるフェラーリのセバスチャン・ベッテルの復帰はどうだろう? ベッテルは過去にレッドブルで4度のタイトルを獲得しており、元同僚たちとも良い関係にある。しかし、リカルドと同じように、ベッテルを復帰させるためには、来年の契約があるフェラーリに解除を納得させなければならない。ベッテルはこれまでのところフェラーリでタイトルを獲得できていないが、まだ辛抱しているという印象を受ける。

    現実的に、レッドブルの元ドライバーの在庫はなくなっている。では、ホンダとの繋がりはどうだろうか? 現状では、スーパーライセンスの資格があるのは、山本尚貴(31歳)だけである。山本尚貴の年齢、F1経験、さらにはヨーロッパでのレース経験がないことから、レッドブルは山本尚貴に賭けることはしないだろう。F2の松下信治を始めとするホンダの他のドライバーは十分なスーパーライセンスポイントがないため、自動的に候補者から外れている。

    選択肢3)レッドブル・ファミリー以外から探す
    レッドブルは、2007年にマーク・ウェバーを起用して以来していなかいこと、つまりレッドブル・ファミリー以外からドライバー探すことになるかもしれない。今シーズン初め、ピエール・ガスリーの交代候補としてニコ・ヒュルケンベルグの名前が挙がったことがある。今年は、ヒュルケンベルグはあまり活躍できておらず、エステバン・オコンのルノー移籍も噂されており、今シーズン以降ヒュルケンベルグがルノーに残留するかどうかさえ不明な状況となっている。

    レッドブル・ファミリーはかつてランド・ノリスに興味を示し、トロロッソで起用しようとしたが、マクラーレンはノリスを囲い込んでいる。これまでフェラーリやマクラーレンが関心を示したセルジオ・ペレスのようなドライバーが突然現れるだろうか? セルジオ・ペレスはレーシングポイントに残留したいと述べているが、レッドブルと優勝争いができるマシンという誘惑は拒絶するのが難しいだろう。同様にレッドブルも一貫性があり、チャンスを掴む以上のことができるドライバーを獲得することができるだろう。

    メルセデスがもう1年バルテリ・ボッタスを残留させた場合、エステバン・オコンはメルセデスとの繋がりを断つことができるが、マックス・フェルスタッペンとの歴史(昨年のブラジルGPなど)を考えれば、レッドブルがオコンを起用する可能性は低い。しかし、非常に高く評価されていることを考え、レッドブルはリスクを冒すことに反対しているわけではない…

    ロマン・グロージャンは非常に変わった選択肢になるが、オーストラリア仕様のマシンに戻すことをチームに説得したことが判明して以来、株は上がっている。実際、旧仕様の方がアップグレード仕様よりも速いことがわかった。好調なときのグロージャンは非常に速い。彼に必要なのは、かつてのロータスのように定期的に表彰台に立てるようなマシンを提供してくれるチームでのチャンスである。

    レッドブルがグローナンのハースでのチームメイトであるケビン・マグヌッセンを試す可能性はあるだろうか? マグヌッセンは、ハースに移籍して再生しており、チーム内では高く評価されている。マグヌッセンはまだ26歳であり、改善する時間はたくさんある。過去数年間、今年は特に予選で印象的なパフォーマンスを示している。

    最後にフェルナンド・アロンソという選択肢もないわけではない。過去にレッドブルはアロンソと数回にわたって交渉していたことを認めている。また、最新の噂ではピエール・ガスリーの後任のファーストチョイスとしてアロンソにオファーしたが断られたと報じられている。アロンソは以前よりチャンピオンを狙えるチームでならF1に復帰すると公言しており、今のレッドブル・ホンダの競争力があれば、それも不可能ではないかもしれない。

    レッドブルのリザーブドライバーが不足しており、元ドライバーの起用という選択肢は可能性が非常に低いが、独創的に考えればいくつかの選択肢がある。後者を選ばざるを得ない場合、受けはよくないだろうが、実際のところ希望の兆しがあるかもしれない。だが、レッドブルが選択肢1、つまりアルボンがうまく行くことを願っていることは間違いない。

  • レッドブル、フェルナンド・アロンソにオファーとの報道

    レッドブル、フェルナンド・アロンソにオファーとの報道

    レッドブルが、ピエール・ガスリーの後任としてフェルナンド・アロンソにオファーしていたと Mundo Deportivo が報じて話題となっている。

    レッドブルは8月12日(月)にピエール・ガスリーに代えてF1ベルギーGPからアレクサンダー・アルボンを起用することを発表。ガスリーはトロロッソ・ホンダへと出戻るかたちとなった。

    しかし、Mundo Deportivo はそれはレッドブルの“プランA”ではなかったと報道。ル・マン24時間レースを制し、トヨタとのFIA 世界耐久選手権(WEC)でタイトルを獲得してシーズンを終えていたフェルナンド・アロンソを起用していたとしている。

    同紙によると、レッドブルはF1オーストリアGP終了時点ですでにピエール・ガスリーに見切りをつけていたと報道。マックス・フェルスタッペンがレッドブル・ホンダにセンセーションあるな今季初勝利をもたらした一方で、ピエール・ガスリーは周回遅れの6位でレースを終えていた。

    「レッドブルはシルバーストンにいたアロンソに連絡し、ピエール・ガスリーの場所を彼にオファーした」と同紙は報道。

    「レッドブルに申し出たのはフェルナンドではなく、アプローチに興味を持ったクリスチャン・ホーナー率いるチームだった」と

    「しかし、アプローチへの答えは、圧倒的な“ノー”に他ならなかった。」

    もし、2019年の残りの9レースでフェルナンド・アロンソとマックス・フェルスタッペンのペアが実現していれば、レッドブルは世界中の見出しをにぎわせていだろう。

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレンでの意気消沈の4シーズンの後、2018年末にF1から引退。世界3大レースでの“3冠”獲得を目指し、トヨタとのWECへの参戦に加え、5月にインディ500に挑んだが予選落ちを喫していた。

    その後、アロンソは少なくとも当面はマクラーレンと別れを告げるように見え、ピエール・ガスリーの後任を探していたレッドブルの関心を引いた。

    だが、シーズン途中に代役として加入、絶好調のマックス・フェルスタッペンのチームメイトになるというアイデアはアロンソにとっては魅力的ではなかった。

    フェルナンド・アロンソは今後のキャリアについて「自分がやろうとしていることについて明確な考えがある」とコメント。

    「ドアを開けたままにしているわけではないし、僕に電話をしてくる誰かを待ったり、探したりしているわけではない。常にいつどこでレースをしたいかは自分で選択している。なぜなら、僕は自分を幸せにすることに基づいて行動するからね」

    「将来、自分がすることは頭の中にあるし、間もなく知られることになるだろう」

  • レッドブル 「フェルスタッペンの情熱が多くのファンに愛される所以」

    レッドブル 「フェルスタッペンの情熱が多くのファンに愛される所以」

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンがあらゆる年代の多くのF1ファンに愛されているのは、フェルスタッペンがレースで示した情熱によるものだと考えている。

    近年、オレンジのTシャツを着たファンがスタンドを埋める光景はマックス・フェルスタッペンの人気の証明となっており、反対派さえも今後数年でフェルスタッペンがF1の頂点に立つドライバーであることを認めざるを得ない状況となっている。

    言うまでもなく、クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンの成長に感銘を受けており、現状ではもはやメルセデスのエースであるルイス・ハミルトンよりも優れていると語っている。

    「今年の彼のパフォーマンスを見れば、彼はすべてのラップで全力を尽くしている。F1での5年目で彼は完成された。過去12回月で彼は成熟した」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「彼がプレッシャーを対処する方法は非常に印象的だ。彼は情熱的だ。それは人々が彼に温かい理由の一部だ。彼はありのままのことを口にすることを恐れてはいない」

    「それは悪いことだろうか? むしろ私はそのような情熱、野心を持ったドライバーを望んでいる」

    マックス・フェルスタッペンは、F1で長くトップを争うことを望んでいると語る。

    「自然にそうなればいいね。自分はドライバーとして常に向上できると思っている」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「でも、最近、F1に5年間いると、純粋に運転するだけでなく、1年を通して経験することが関係してくる。経験によってピースをまとめるだけのことだ」

  • レッドブル、F1オーストリアGPでピエール・ガスリーの降格を決断?

    レッドブル、F1オーストリアGPでピエール・ガスリーの降格を決断?

    レッドブルは、F1オーストリアGPでのパフォーマンスでピエール・ガスリーの降格を決断したと Mundo Deportivo が報じている。

    F1オーストリアGPでは、マックス・フェルスタッペンがレッドブル・ホンダにセンセーションあるな今季初勝利をもたらした一方で、ピエール・ガスリーは周回遅れの6位でレースを終えていた。

    同紙は、第9戦を終えたその時点ですでにピエール・ガスリーに見切りをつけていたと報道。そして、後任のファーストチョイスとして昨年F1を引退したフェルナンド・アロンソにオファーをしたが、アロンソ側がそれを拒否したと報じている。

    今週、レッドブルはピエール・ガスリーをトロロッソに降格させ、アレクサンダー・アルボンを起用することを発表。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、今回の決断について以下のように説明した。

    ピエール・ガスリーについてヘルムート・マルコは「トラフィックにうまく対応できない。彼は順位を失ってしまうし、オーバーテイクすることができない」と Auto Bild にコメント。

    「我々はこれに対応しなければならなかった。今シーズン末までアルボンにチャンスを与えることにした」

    「ガスリーも引き続きトロロッソで走るし、来年誰がマックスのとなりにいるのにふさわしいのか様子を見ることになる」

    また、アレクサンダー・アルボンについては「素晴らしいデビューシーズンを送っている。彼は自分のクルマから全てを絞り出している」と評価している。

  • セバスチャン・ベッテル、2020年のレッドブル復帰の現実性は?

    セバスチャン・ベッテル、2020年のレッドブル復帰の現実性は?

    セバスチャン・ベッテルが、2020年にフェラーリからレッドブルに復帰する可能性は現実として考えられることだと Sky F1 のマーク・ヒューズは主張している。

    ルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル、マックス・フェルスタッペンといった主要ドライバーの契約は2020年末まで続くため、従来の常識では大物ドライバーの移籍は2021年まで起こらないと考えられている。

    だが、ドライバーとチームとの契約には広くは知られていない離脱状況が含まれている。例えば、レッドブル時代のセバスチャン・ベッテルの契約にも特定の条件下で2014年にチームを離脱することができるパフォーマンス条項が含まれていた。セバスチャン・ベッテルはそれを行使しなかったが、最終的にフェラーリに移籍。フェルナンド・アロンソとフラビオ・ブリアトーレを驚かせた。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンとの契約にチームを1年早く離れることができるパフォーマンス条項が存在することを明らかにし、バルテリ・ボッタスの後任としてメルセデスへの移籍が噂された。しかし、夏休み前に2勝を挙げ、コンストラクターズ選手権3位に位置したことでその条項は発動せず、少なくとも2020年末までレッドブル・ホンダで走ることがほぼ確定している。

    レッドブルからフェラーリに移籍して5年が経ったセバスチャン・ベッテルだが、その逆を考えているのではないかと噂されている。フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、2020年もフェラーリのドライバーラインナップに変更はないと主張しているが、ベッテルの考えはそうではないかもしれない。

    F1引退も噂されているセバスチャン・ベッテルだが、そうではなく元の家に戻りたいと考えているとマーク・ヒューズは語っている。

    「彼はもう少しシーズンを続けてたいと考えており、シャルル・ルクレールと並んでフェラーリにいるよりも、フェルスタッペンと並んでレッドブルにいる方が長期的な未来があるかもしれないと感じているかもしれない」とマーク・ヒューズは語る。

    レッドブルとしても、それは素晴らしい加入になるかもしれない。ホンダとともに2020年にF1ワールドチャンピオンに挑戦するためには2台揃って大量ポイントを獲得する必要があり、その役割を果たせなかったピエール・ガスリーはトロロッソへの降格が告げられた。後任として抜擢されたアレクサンダー・アルボンが結果を出せない場合、レッドブル・ホンダは2020年のドライバー選定に行き詰まることになる。

    コンストラクターズ選手権でチャンスを得るためには、2台で毎レースで勝利を争うことができるドライバーが必要となる。また、最悪の場合、1台に問題が発生した場合にももう1台がダメージを最小限に抑えられる必要がある。セバスチャン・ベッテルはその条件を満たしているといえる。

    セバスチャン・ベッテルは、自身も認めているように今シーズンのパフォーマンスにはムラがある。だが、それでもシャルル・ルクレールに負けているわけではない。

    シャルル・ルクレールよりもマックス・フェルスタッペンの方が手ごわいチームメイトかもしれないが、同じ若いドライバーから挑戦を受けるのであれば、競争力のあるクルマで挑みたいと思うはずだ。そして、現時点でそれはレッドブル・ホンダだといえる。

    セバスチャン・ベッテルは、フェラーリからのサポートを失っているともされており、環境を変える必要があると考えているものも多い。

    仮にセバスチャン・ベッテルがレッドブルに移籍した場合、後任は誰になるのか? ダニエル・リカルドは、メルセデスもしくはフェラーリからオファーがあった場合にチームを去ることができる条項がルノーとの契約に含まれているとされている。

  • レッドブル 「ホンダのF1エンジンの進歩を過小評価していた」

    レッドブル 「ホンダのF1エンジンの進歩を過小評価していた」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、今年ホンダのF1エンジンの進歩を過小評価してマシンを設計していたと語り、後半戦にレッドブル・ホンダはどのサーキットでも競争力を発揮できると自信をみせる。

    今シーズン序盤、レッドブル・ホンダは開幕戦で表彰台を獲得したものの、メルセデスとフェラーリに対して遅れをとっていた。

    だが、ホンダのF1エンジンの2度のアップグレード、そして、フロントウイングを含めたシャシー側の問題の解決によって中盤から競争力を発揮。

    第9戦オーストリアGPでマックス・フェルスタッペンが今季勝利を挙げたレッドブル・ホンダは、第11戦ドイツGPで今季2勝目を挙げた。夏休み前のF1ハンガリーGPではフェルスタッペンがポールポジションを獲得し、レースでも終始ルイス・ハミルトンとバトルを展開して2位表彰台でフィニッシュした。

    レッドブルは、低調なパフォーマンスに終始していたピエール・ガスリーに代えてアレクサンダー・アルボンを起用することを決定。現在、2位のフェラーリとの44ポイント差を巻き返すべく後半戦に挑む。

    ヘルムート・マルコは、シーズン序盤のスロースタートは、今年からエンジンパートナーを務めていたホンダのF1エンジンの進歩を過小評価していたことが原因だと語る。

    「我々はホンダの進歩を過小評価していた。そのため、今年、我々はダウンフォースの少ないマシンを作った。これほどまでパワフルなエンジンだとは期待していなかった」とヘルムート・マルコはコメント。

    「だが、今ではすべてを修正している。現在、我々はメルセデスに近づいており、フェラーリよりも間違いなく速い。シーズン後半はどこでも競争力があると思っている」

    F1ベルギーGPからレッドブル・ホンダのドライバーを務めることになったアレクサンダー・アルボンについてヘルムート・マルコは“素晴らしいデビューシーズン”を過ごしてきたと評価する。

    「彼は自分のクルマからすべてを絞り出していた」

    一方、トロロッソに降格するピエール・ガスリーに関しては「トラフィックにうまく対応できない。彼は順位を失ってしまうし、オーバーテイクすることができない」と説明。

    「我々はこれに対応しなければならなかった。今シーズン末までアルボンにチャンスを与えることにした。ガスリーも引き続きトロロッソで走るし、来年誰がマックスのとなりにいるのにふさわしいのかを見ていくことになる」

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブルのドライバー交代の決断を支持している。

    「もちろん、ピエールにとっては残念なことだけど、個人的には誰がチームメイトであろうと気にしない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「重要なのは、僕たちは他のクルマよりも良いパフォーマンスを発揮し、チームのためにより多くのポイントを獲得することだ」

  • レッドブルのヘルムート・マルコ、スーパーフォーミュラ第5戦を視察

    レッドブルのヘルムート・マルコ、スーパーフォーミュラ第5戦を視察

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが来日し、スーパーフォーミュラの第5戦が開催されている栃木県のツインリンクもてぎを訪れている。

    スーパーフォーミュラには、レッドブルの育成ドライバーであるパトリシオ・オワードがTEAM MUGEN、ルーカス・アウアーがB-Max Racing with motoparkから参戦している。

    また、昨年のチャンピオンであり、スーパーライセンスの取得条件を満たしている山本尚貴は、今年のF1日本GPのフリー走行への出走が予想されており、レッドブルのシミュレーターで走行を行い、F1ドイツGPではトロロッソに帯同している。

    まだ山本尚貴の出走は何も決定していないが、夏休み中に議論が進展する可能性もある。

    8月17日(土)に行われた予選では、ルーカス・アウアーが4番手、山本尚貴が8番手、パトシリオ・オワードが18番手で終えている。

    関連:スーパーフォーミュラ | 第5戦 予選:アレックス・パロウがPP獲得