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  • レッドブル、カルロス・サインツの放出は最大のミス?

    レッドブル、カルロス・サインツの放出は最大のミス?

    ピエール・ガスリーがパフォーマンスを発揮できないことが判明した今、レッドブルが長年をかけて育成してきたカルロス・サインツをマクラーレンに完全移籍させたのは最大のミスだったかもしれない。

    過去4シーズンにわたって低迷していたマクラーレンだが、今年はコンストラクターズ選手権で4位のポジションを確立しつつあり、F1ドイツGPでダニール・クビアトが3位表彰台を獲得して5位に浮上したトロロッソ・ホンダにほぼ2倍のポイントを獲得している。

    その好転の大きな役割を果たしているのはカルロス・サインツだ。マクラーレンは、育成ドライバーのランド・ノリスのチームメイトとしてカルロス・サインツと2年契約を結んでフェルナンド・アロンソの後任として獲得。開幕3戦はノーポイントに終わったサインツだが、過去2戦連続での5位入賞を含めて前半戦で58ポイントを獲得。ドライバーズ選手権6位のレッドブル・ホンダのピエール・ガスリーに5ポイント差まで迫っている。

    一方、レッドブルは今年からホンダにF1エンジンを変更。マックス・フェルスタッペンがオーストリアGPで今季初優勝、ドイツGPでは2勝目を挙げ、ハンガリーGPではポールポジションを獲得するなど快進撃を続けている一方で、ピエール・ガスリーはイギリスGPで4位入賞を好パフォーマンスを見せたものの、それ以外のグランプリではパッとしない。

    昨年のこの時期、ダニエル・リカルドがレッドブルを離れてルノーに電撃移籍したことでドライバー状況は大きな混乱を生んだ。

    ダニエル・リカルドの残留を確信していたレッドブルは、その時点でピエール・ガスリーとカルロス・サインツという2つの選択肢があった。

    カルロス・サインツは、トロロッソで3シーズンを過ごしてもレッドブルに昇格できないことに不満を抱いて移籍を志願。2017年末のホンダのF1エンジンを巡るマクラーレン、トロロッソ、ルノーの取引の一環としてルノーへのローン移籍を果たしていた。

    ダニエル・リカルドの離脱が明らかになった時点でカルロス・サインツはレッドブルの契約下にあった。そして、ニコ・ヒュルケンベルグと複数年契約を結んでいたルノーは、事実上、カルロス・サインツの後任としてダニエル・リカルドを起用。その時点でカルロス・サインツは所属チームがない状態となった。

    一方、2018年、トロロッソ・ホンダでフル参戦を果たしたピエール・ガスリーは、バーレーンで4位、モナコで7位、ハンガリーで6位と好成績を収めていた。日本のスーパーフォーミュラでホンダと仕事の経験もあり、昨年の夏休みの時点でピエール・ガスリーはカルロス・サインツより4ポイント少ないだけの26ポイントを獲得していた。

    一方、フェルナンド・アロンソがF1引退の意向を示したマクラーレンもドライバー獲得の必要に迫られていた。ザク・ブラウンはダニエル・リカルド獲得していたが、当時低迷していたマクラーレンにリカルドは関心を示さず、ザク・ブラウンは他のオプションに取り組んでいた。そして、そのリストのトップがカルロス・サインツだった。

    十分な経験を積みつつあるカルロス・サインツと、さらに成長して長期的な見通しのある若手ピエール・ガスリーという選択肢を考えたが場合、経験の浅い2人のドライバーを選ぶというレッドブルの考え方は理解できる。

    だが、ピエール・ガスリーは、プレシーズンテストで2度マシンをクラッシュして、パーツ不足に追い込むなど、チームとの仕事はじめからプレッシャーに晒されることになる。一方、初めて2年契約を結んで将来が確保されているカルロス・サインツは余裕をもってシーズンに挑んだ。

    F1アゼルバイジャンGP以降の得点では、ピエール・ガスリーが50ポイントなのに対し、カルロス・サインツは52ポイントと上回っている。

    現時点でそれはコンストラクターズ選手権でフェラーリとの差を縮めようとしているレッドブル・ホンダにとって大きな痛手となっている。チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、ピエール・ガスリーに不満を募らせており、F1ハンガリーGP後にその不満は痛烈な言葉に変わっている。

    だが、レッドブルはピエール・ガスリーに代えるドライバーが不足している。今年トロロッソ・ホンダで活躍するダニール・クビアトは2017年末にレッドブルのプログラムから外されたドライバー、アレクサンダー・アルボンも過去にプログラムを外され、日産と結んでいたフォーミュラEの契約を解消させて出戻らせた。

    カルロス・サインツは、トロロッソ時代にマックス・フェルスタッペンに結果では劣っていはいたものの、しっかりと対抗できるパフォーマンスを発揮していた。そして、結果的にピエール・ガスリーはトロロッソの1年間だけではトップチームのコックピットの準備はできていなかった。

    レッドブルは、セバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーの2人を戦わせてきた歴史があり、マックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツのチーム内バトルは好成績を生み出せいていたかもしれない。

  • フェルスタッペン 「ホンダF1と組んでレッドブルの信頼性も上がった」

    フェルスタッペン 「ホンダF1と組んでレッドブルの信頼性も上がった」

    マックス・フェルスタッペンは、ホンダのF1エンジンの進歩によって、レッドブルがルノー時代よりもF1マシンの自社パーツの耐久性をテストできるようになったことで信頼性を向上させたと考えている。

    レッドブルは、2010年から2013年までルノーとダブルタイトルを4連覇したが、V6ターボハイブリッド時代に入ってから関係が悪化。昨年末で12年間のパートナーシップに終止符を打ち、2019年からホンダのF1エンジンを搭載している。

    今シーズン、レッドブル・ホンダはこれまでマックス・フェルスタッペンが2勝を挙げており、エンジンによるリタイアもなく高い信頼性を達成しているが、マックス・フェルスタッペンはホンダF1の進歩がレッドブルにさらなる利益をもたらしていると語る。

    「昨年はパワーユニットではなく、マシンのメカニカルな故障もああった。でも、それらは僕たちが限界までテストする信頼性がなかったために発生していた」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「ホンダはダイナモで非常に多くの時間を費やしているので、僕たちもこれまでにないくらいにマシンのパーツから限界を見つけられている」

    「そこが去年との違いだ。僕たちは自分たちのパーツの強度が十分かどうか検討もつかなかった。リタイアして初めて気づいていた。シーズン前の全体的な準備もはるかに良くなった。僕たちのクルマとパワーユニットがかなり信頼性があるのはそれが理由だと思う」

    マックス・フェルスタッペンは、今シーズンのすべてのレースを5位以上で完走している。それは今年の他のドライバーは誰も達成できていない成績だ。

    「ホンダとのパートナーシップは完全にオープンだし、僕たちはお互いを良くするために助け合っている。お互いを完全に信頼している。僕たちはウィナーであり、彼らもウィナーだ。僕たちは一緒に勝ちたいと思っている。僕たちは達成可能な最高の結果を目指している」

    レッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンがドライバーズ選手権で3位だったにも関わらず、コンストラクターズ選手権では2位のフェラーリを44ポイント差をつけられている

    それはもう一台のレッドブル・ホンダを走らせているピエール・ガスリーが苦戦を強いられているためであり、マックス・フェルスタッペンの181ポイントに対して63ポイントしか獲得できていない。

    だが、マックス・フェルスタッペンは、過去数戦での印象的なパフォーマンスを発揮しているにも関わらず、レッドブル・ホンダが2番目に優れたチームとしてフェラーリを追い抜いたかどうかはわからないと語る。

    「僕たちは週末を彼らよりもうまく実行しているし、結果を取り戻したように思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「でも、フェラーリは依然として非常に速いし、他のトラックよりも少し速いトラックもある。もちろん、長いストレートがある場所では非常に支配的だ」

    「僕たちがどこにいるかはまだ明確ではない。2番目または3番目だ。1つ確かなのは、メルセデスがまだ前ということだし、それが僕たちがターゲットにしなければならないことだ」

  • ダニエル・リカルド インタビュー | レッドブルからルノーへの移籍

    ダニエル・リカルド インタビュー | レッドブルからルノーへの移籍

    ダニエル・リカルドが、1年前にレッドブルを離れてルノー移籍を決断した際の心境を振り返った。

    先週末のF1ハンガリーGPで、ダニエル・リカルドが人生を変える決断を下し、F1界を驚かせるニュースからちょうど1年が経った。ダニエル・リカルドは複数のレース優勝を果たして、まだワークス復帰後に表彰台すら獲得できていないルノーとの2年契約を発表した。

    「12か月か・・・12か月前のようには感じないな」とダニエル・リカルドはルノーのホスピタリティユニットで語った。

    「時間が経つのは本当に早いね! 週末のことは覚えている。何が起こるのか、最終的に自分がどこに行くのかについて、まだ少し明らかになっていなかった」

    「週末がどう進んでいったかは覚えている。金曜日か土曜日だったと思うけど、一部のチームは本当にプッシュしているようだった。彼らは答えを知る必要があったし、このドライバーはそこで決断を下す必要があり、すべてが始まった。日曜日の夜には『何をすべきかを本当に決める必要がある』と思ったよ」

    フェラーリとも議論をしていたダニエル・リカルドは「嘘は言わない。マクラーレンと少し話をしたのは確かだ。でも、最終的にはレッドブルかルノーからの選択に要約されていた」と語る。

    ルノーは、ダニエル・リカルドをF1の次のフェーズのためにダニエル・リカルドとの契約を求めていたが、レッドブルは、10年前に育成ドライバー契約に参加したリカルドに提示した提案が受け入れられると確信していた。

    「何人かの友人と夕食に出かけけどが、レース後にかなり疲れていた」とダニエル・リカルドは振り返った。

    「『夕食と一緒にあと1~2杯飲もう』と言った。そのあとに整理しなければならないものがあった。でも、もう何杯か飲んだら『今夜はリラックスして、明日それについて心配することにしよう』という気分になった。狂っていたわけではないけど、何杯か飲んでで、日曜日の夜ことをの心を取り除こうとしていたんだ」

    レース後の火曜日と水曜日に2日間のテストを開催されたため、ダニエル・リカルドはブダペストに留まり、レッドブルと初日のテスト業務に参加した。

    「火曜日にテストして、水曜日にアメリカに飛んだ」とダニエル・リカルドはコメント。「上陸したとき、僕の気持ちはすでにイエローとブラックみたいだった」

    ダニエル・リカルドは、移籍の理由について“1つの弾丸とかではない”と説明したが、レッドブルがホンダに切り替える可能性があったので“ある程度留保していた”とし、レッドブルの提示した一年契約は“賢明ではない”と感じていたという。

    金銭的なことは決定にどれくらい影響を与えたかと質問されたダニエル・リカルドは“すべてだ”と叫んだあと、"これは引用しないでね”と笑って真剣に語り始めた。

    「金額などを話すことはできないけど、レッドブルの提示は問題なかった・・・最終的に大きな差はなかった。それは決定的な要因ではなかった。多くの要因によって行ったり来たりしていたけど、お金はそこにはなかった」

    また、ダニエル・リカルドは、マックス・フェルスタッペンの存在は‟人々が考えるほど重い要因ではない”と付け加えた。

    「僕が見た以上に語られているように思う。誰かがレッドブルで僕は本当に良い構造を持っていると言っていた。多くの理由があった。サイモン・レニーがいなくなって、彼がレッドブルに残っていたとしても僕のエンジニアを務めないことはわかっていた。彼とは本当に良い関係を築いていた。いくつか未知のことがあったし、誰が僕につくのかもわからなかった。彼との仕事に本当に満足していた。彼が残ることがわかっていたとしても、それが決定要因になっていたかどうかはわからないけどね。ホンダや他にいくつかの懸念があるときはそれはまた別の小さなことだ。そういった些細なことがたくさんあった。懸念ではなく、未知のことだったと言いたい。懸念というのはちょっと失礼だと思う」

    最終的にホンダのF1エンジンを搭載したレッドブルは、2019年に2勝を挙げ、表彰台も獲得しているが、ルノーは後退し、トップ3とのギャップを縮めるという目標を達成できていない。昨年、ルノーは夏休み前に82ポイントを獲得したが、今年は39ポイントしか獲得できていない。パフォーマンスによってポイントを獲得できていないだけでなく、信頼性問題によって完走さえも保証されていない

    「もっと期待していたので、予想通りだとは言いたくない」とダニエル・リカルドは受け入れる。

    「でも、このようなことが起こることはわかっていたし、カナダの予選を見ると、実際には最初の数レースでの予想を超えていたと思う。でも、オーストリアのような他のいくつかのレースでは、予想を下回っていた。僕たちは本当にすべての間を行ったり来たりしている」

    「でも、この中間点では申し分なく言うことができるし、僕たちはもっと向上していく必要がある。2020年に表彰台という目標を達成したければ、後半戦に大きな一歩を踏み出す必要がある。シーズン後半にはさらに定期的なトップ6フィニッシュを期待している」

  • レッドブルF1 「メルセデスがヘマでもしない限りタイトルは非現実的」

    レッドブルF1 「メルセデスがヘマでもしない限りタイトルは非現実的」

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、メルセデスが“大きなヘマ”をやらかさない限り、マックス・フェルスタッペンがF1ワールドチャンピオンに挑戦することは難しいだろうと考えている。

    マックス・フェルスタッペンは、過去4戦で他のどのドライバーよりも多くのポイントを獲得しており、メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、今やフェルスタッペンがタイトル争いの脅威になったとハンガリーで語っていた。

    しかし、クリスチャン・ホーナーは、ランキング首位のルイス・ハミルトンは3位のマックス・フェルスタッペンに対して69ポイントという快適な優位性を築いており、タイトル獲得の望みは現実的なではないだろうと語る。

    レッドブル・ホンダのタイトル獲得の可能性について質問されたクリスチャン・ホーナーは「ルイスには残り9戦で(ポイント数で)ほぼ3レース分のアドバンテージがある。彼が3レースに出場しないなどということはないだろう」と Autosport にコメント。

    「そんなことはほぼあり得ない。大きなヘマでもやらかさない限り、メルセデスが今年のチャンピオンシップに勝たないことはないだろう」

    「我々のシーズン後半の目標は、そのギャップを埋めるのに大きく縮めていくことだ」

    「ホンダが進歩を続け、クルマのパフォーマンスが向上していけば、2020年に移行する今年は非常に重要な年になる」

    レッドブル・ホンダは困難なシーズンスタートを迎えたが、クリスチャン・ホーナーは、F1オーストリアGPで導入されたアップデートがRB15のバランスを改善し、ドライバーに自信を与え、それ以降、レッドブル・ホンダのマシンはの急速に進歩していると述べた。

    「冬の間に行われたレギュレーション変更は、我々のフロントウィングの働かせ方を間違いなく傷つけたと思う」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「だが、チームが理解を深め、これらの新しいレギュレーションをよりうまく生かせるようになったし、我々はマシンのバランスと特性を取り戻すことができたと思う」

    「もちろん、それはタイヤ構造の変更とも組み合わされ、冬の間、これらの2つの要素はシャーシ側に非常に大きな打撃与えた」

    「だが、ここ数ヶ月で本当に良い進歩を遂げたと思う。シーズン後半に見られる開発では、それを開発し続けていくべき良い開発の流れができたと思う」

  • マックス・フェルスタッペン、レッドブルの1ストップ戦略を擁護

    マックス・フェルスタッペン、レッドブルの1ストップ戦略を擁護

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、F1ハンガリーGPを振り返り、レース中にチームが1ストップ戦略を継続する決断をしたことを擁護した。

    ポールポジションからスタートしてレースの大部分をリードしていたマックス・フェルスタッペンだが、ハードタイヤでの第2スティントでタイヤが終わってしまい、2ストップ戦略の賭けにでたメルセデスのルイス・ハミルトンに残り4周で逆転を許すことになった。

    レッドブル・ホンダもルイス・ハミルトンをカバーして2ストップ戦略に切り替えるという選択肢はなかったのかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「僕はルイスの後ろになっていただろうから、ピットインしても意味はなかった。いずれにしろ、それをすればレースが失われることはわかっていた。僕にとっての唯一のオプションは続けることだったし、それが僕たちがやったことだ」とコメント。

    「ある時点でタイヤを使い果たしてしまい、1秒以内に留めておこうと頑張った。でも、それはほぼ不可能だったし、ルイスが僕を追い抜いていったことでもそれはわかると思う」

    マックス・フェルスタッペンは、第2スティントでバックマーカーへの対応にてこづっていたと語る。

    「最初のタイヤでは最終セクターで僕たちはまだ競争力があったし、ルイスにはあまりチャンスはなかった。そのあと、ハードタイヤに交換したけど、トラフィックによってノーマルのラインを走ることができなかった。それによってルイスに追いつくチャンスを与えてしまった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「もし、メルセデスが1ストップでステイアウトしていれば、僕は彼を抑え続けることができたと思う。でも、ルイスがミディアムに交換し、本当に厳しい戦いになることがわかった」

    マックス・フェルスタッペンは、F1ハンガリーGPでのメルセデスはレッドブル・ホンダよりも速かったとし、ルイス・ハミルトンよりもグリップに苦労していたと明かす。

    「僕たちは現実的でなければならないし、彼の方が明らかに速かったことを認めなければならない。レース全体を通してルイスよりも少しグリップに苦しんでいたし、彼はプレッシャーをかけ続けることができた。2番手にいるときは2ストップのギャンブルをすることができるし、僕は彼をカバーして前に留まろうと頑張らなければならなかった」

    ルイス・ハミルトンにリードを許したマックス・フェルスタッペンは、最後にソフトタイヤに交換してファステストラップを記録した。

    「最後に追加でピットストップをして、ファステストラップを記録できたことには満足している。結局のところ、追加の1ポイントに過ぎないけど、シーズン終了時にはそれが重要になってくることを期待している。どうなるか見てみよう」

    マックス・フェルスタッペンは、依然としてメルセデスが支配的なマシンであることを実感したと振り返る。

    「彼らが本気でプッシュする必要あるときにどれくらいマージンがあるかが示されたと思う。今日のルイスは素晴らしかったけど、彼が本気でプッシュすれば、メルセデスはまだ支配的なクルマだ。もちろん、オーストリアでは彼らはオーバーヒートの問題を抱えていたし、ホッケンハイムのコンディションはトリッキーだったので、クルマの限界まで走らせることができなかった。でも、今日は僕たち二人とも全開でプッシュしていたし、チームとしての彼らの実力が分かったと思う」

    それでも、シーズン後半戦はメルセデスとのギャップをさらに縮めることができることを期待しているとマックス・フェルスタッペンは語る。

    「僕たちはクルマとエンジンにアップデートが入るので、再び近づけることを期待している。そのあとどうなるかわかるだろう」

    最後にシーズン前半戦に点数をつけるとすれば何点かと質問されたマックス・フェルスタッペンは「僕は自分に点数をつけるようなことはしない」とコメント。

    「僕はいつも自分に批判的だし、常に改善できると思っている。シーズン前半は良い結果を残せたけど、常に取り組むべきことはあると思う」

  • レッドブル 「F1は我々とマックス・フェルスタッペンに感謝すべき」

    レッドブル 「F1は我々とマックス・フェルスタッペンに感謝すべき」

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1はマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンとの戦いに感謝すべきだと語る。

    2019年シーズンはメルセデス優勢でスタート。開幕から8連勝を飾り、メルセデスとルイス・ハミルトンが両方のチャンピオンシップを獲得するワンサイドゲームになると考えられた。

    しかし、F1オーストリアGPでレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、メルセデス以外では初となる優勝を果たすと、雨で大混乱となったF1ドイツGPでも今季2勝目を獲得。先週末のF1ハンガリーGPではポールポジションを獲得し、決勝ではルイス・ハミルトンと終始接戦バトルを繰り広げた。

    クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンとバトルをすることでF1を活気づけたと語る。

    「現時点でF1はレッドブルとマックス・フェルスタッペンに感謝すべきだ。そうでなければ、かなり退屈なショーになっていただろうからね」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「我々がトップにならなかったとしても素晴らしいレースだったと思う。F1にとってもそれはファンが見たいものだと思う」

    「フランスでのかなり退屈なイベントの後、実際にここ4レースは素晴らしいものだったと思う。今後もエキサイティングなレースが待っていることを願っている」

    「グリッドが拮抗し、マックスがルイスとレースをして、フェラーリもそこに加われば、将来は明るい」

  • レッドブル 「ガスリーはマクラーレンと戦っている場合ではない」

    レッドブル 「ガスリーはマクラーレンと戦っている場合ではない」

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ピエール・ガスリーがもっと良いパフォーマンスを発揮することがチームにとって“是が非でも”必要だと強調する。

    F1ハンガリーGPで、ピエール・ガスリーはチームメイトのマックス・フェルスタッペンに周回遅れにされ、マクラーレンのカルロス・サインツの1.393秒後ろ、アルファロメオのキミ・ライコネンの2.674秒前の6位でフィニッシュした。

    「ピエールに関してはフラストレーションが溜まる週末だった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「スタートはそれほど良くなかったし、1周目も良くなった。我々はザウバー(アルファロメオ)やマクラーレンとレースをしているべきではない」

    「我々が彼がフェラーリやメルセデスとレースをすることを必要としている。それを達成するためにできるすべてのことをやっていく」

    クリスチャン・ホーナーは、ピエール・ガスリーが上位争いに絡んでいなかったことも、マックス・フェルスタッペンをルイス・ハミルトンから守るためのチーム戦略の選択を減少させたと語る。

    「問題は彼がまったく絡んでいなかったことだ。今日はメルセデスとレッドブルの両方がチームメイトが戦いに絡んでいなかったことで“一本足”でレースをしていた」

    レッドブルは、コンストラクターズ選手権で2位のフェラーリに44ポイント差となっているが、ピエール・ガスリーはマックス・フェルスタッペンに63ポイント差をつけられている。

    「2台が上位を走っていないことは我々にとって明らかに痛手だ。特にコンストラクターズ選手権において今日はフェラーリと同じ量のポイントを獲得した。本来ならばもっと多くを奪えたはずだった」

    クリスチャン・ホーナーは、ピエール・ガスリーは“夏休み中に時間を取って、シーズン前半戦を振り返り、シーズン後半にその教訓を生かす”必要があると語る。

    「それが我々にとって不可欠だ。フェラーリを捕えるチャンスがあるとすれば、さらに先で彼がフィニッシュすることが我々にとっては不可欠だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    レッドブル・ホンダでの1年目のピエール・ガスリーのパフォーマンスは今後のシートに疑問を投げかけている。

    だが、クリスチャン・ホーナーは、今シーズン中にピエール・ガスリーを代えるつもりはないと繰り返す。

    「シーズン終了までクルマに乗せておくのが我々の意向だ。だが、我々は彼がクルマのポテンシャルをもっと認識することが是が非でも必要だ」

  • ホンダF1、13年ぶりのポール「レッドブルと達成できて嬉しく思う」

    ホンダF1、13年ぶりのポール「レッドブルと達成できて嬉しく思う」

    ホンダF1の田辺豊治が、ホンダにとって13年ぶりのポールポジション獲得となったF1ハンガリーGPの予選を振り返った。

    F1ハンガリーGPの予選ではレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがF1キャリア初となるポールポジションを獲得。ホンダF1にとっては2006年の第3戦オーストラリアGPでジェンソン・バトンが獲得して以来13年ぶりのポールポジションとなった。

    「今日の予選では、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手がすばらしい走りを見せ、自身のキャリア初となるポールポジションを獲得してくれました。フェルスタッペン選手にはおめでとうと言いたいです」と田辺豊治はコメント。

    「また、レッドブル・レーシングのシャシーとホンダのPUでそれを遂げられたことを非常に嬉しく思っています」

    「オーバーテイクが非常に難しいハンガロリンクでのポールポジションを、明日のレース結果に結び付けたいと思うます」

    「その他のマシンも、ガスリー選手が6番手、レッドブル・トロロッソ・ホンダの2台が大混戦の中で12番手、13番手と、4台すべてがポイント獲得可能なポジションにつけることができました。明日もチームとともにベストを尽くします」

  • ヘルムート・マルコ 「フェルスタッペンはレッドブル史上最速」

    ヘルムート・マルコ 「フェルスタッペンはレッドブル史上最速」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、マックス・フェルスタッペンはレッドブルが起用してきたなかで最速のドライバーだと評価している。

    過去3大会で2勝を挙げているマックス・フェルスタッペンは、シルバーストンでも表彰台フィニッシュした可能性があったが、セバスチャン・ベッテルに追突されて逃している。

    マックス・フェルスタッペンとレッドブルとの契約にはパフォーマンス条項が含まれていることが明らかになっており、メルセデス移籍がたびたび報じられている。実際、メルセデスは過去に2度フェルスタッペンとの契約を試みている。

    しかし、ヘルムート・マルコは、レッドブルはマックス・フェルスタッペンを繋ぎとめておけると信じていると語る。

    「マックスは勝つことを望んでいるし、勝っているときはハッピーだ」とヘルムート・マルコは Sky Sports に語った。

    「だが、彼は我々が果たしている進歩を見ているし、いずれにしろ、彼は我々と一緒にいるはずだ。彼が来年去るようなことはないと思う」

    「我々はホンダ側からの進歩とシャシー側からの進歩はどれくらいのものかを見なければならない。だが、我々はここでは良い感じでり、我々は2つのレースに勝った。そして、不幸だったシルバーストンで2位で終えていたはずだ」

    「彼は我々が起用してきたなかで最も成熟したドライバーであり、最速のドライバーだと言えるだろう」

  • レッドブル 「フェルスタッペンはホンダF1との仕事を楽しんでいる」

    レッドブル 「フェルスタッペンはホンダF1との仕事を楽しんでいる」

    レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーがF1ハンガリーGPの記者会見に登場。記者からマックス・フェルスタッペンについて多くの質問が寄せられた。

    今年からホンダF1とのパートナーシップを開始したレッドブルでマックス・フェルスタッペンは高いパフォーマンスを発揮しており、オーストリアGP、そして、先週末のドイツGPで優勝。今年のF1ワールドチャンピオン争いに加われると考えるほどのパフォーマンスを発揮している。

    過去数戦のマックス・フェルスタッペンのパフォーマンスについてクリスチャン・ホーナーは「マックスは過去3戦だけでなく、今シーズン全体ずっと、さらに言えば、去年のモントリオールから非常に高い水準で信じられないような走りをしていると思う」とコメント。

    「過去数戦でまとまり始めてきているのは確かだ。オーストリアでの勝利は流れを変える瞬間だったし、我々はシルバーストンで競争力があった。もちろん、先週のレース興奮は彼の驚異的なパフォーマンスによるものだ。集中して、あらゆる条件でペースを発揮してトップに立ち、グランプリで勝利した。彼は素晴らしい状態にあるし、夏休みまでこの状態が続くことを願っている。彼がかなり高いレベルのものを提供しているのは確かだ」

    クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンはホンダF1とのパートナーシップを楽しんでおり、それにより、チーム内にポジティブな雰囲気が馬われていると語る。

    「マックスはまだ明らかに若い。彼はまだ21歳だが、すでにグランプリで5シーズン目であり、その経験を積んだことによる成果が出ている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「彼のスピード、レースクラフトはまったく疑う余地のないものだが、今では知識と経験も身に着けている。ご存じの通り、昨年の序盤は少しチャレンジングだったが、モントリオールから本当に転換期を迎えたと思う。それ以降のパフォーマンスは本当に驚異的なものだった。彼は進化を続けている」

    「今年、彼はシニアドライバーとしてもステップアップを果たし、非常に高いレベルでパフォーマンスを発揮している。ホンダとの新しいパートナシップにおいて、彼はその労働環境、労働関係を楽しんでいると思う。現時点では彼の周りには非常にポジティブな雰囲気がある」

    そんなマックス・フェルスタッペンにはメルセデス移籍の噂もある。また、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンが同じクルマに乗っていたとすれば、どちらが優れたドライバーであるかという話題も盛んになっている。

    マックス・フェルスタッペンのメルセデス移籍について「トトがそれについて私に話をしてきていないのは確かだ。彼はグリッド上のほぼすべてのドライバーと話をしているし、彼が会話をしたとしたら、チームを介さずに直接話をしたんだと思う。マックスの状況は明らかであり、他のドライバーと同じように常にトリガーポイントはある」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    ルイス・ハミルトンと同じクルマに乗っていたらという話題については「彼ら二人をひとつのチームに起用するという点でいえば、ルイスからも来年我々のチームに加入するという話は聞いていない」とジョークで返した。

    「それにはポジティブな点とネガティブな点があると思う。理想的にはチームが接戦になっているのを見たいし、ドライバーはもちろんチームの大部分を占めている。フェラーリ、レッドブル、メルセデスのドライバーの全員が戦い、他のドライバーもそこに加わってくれば素晴らしいだろう。必ずしも2人が同じチームにいなければならないわけではない」