タグ: レッドブル・レーシング

  • レッドブル:退屈なレースとリタイア / F1アブダビGP

    レッドブル:退屈なレースとリタイア / F1アブダビGP

    レッドブルは、F1アブダビGPの決勝レースで、マックス・フェルスタッペンが5位、ダニエル・リカルドはリタイアでレースを終えた。

    2017年のF1世界選手権でレッドブルは合計368ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権3位でシーズンを終了。ダニエル・リカルドは200ポイントでドライバーズ選手権5位、マックス・フェルスタッペンは168ポイントでドライバーズ選手権6位でシーズンを終えた。

    2018年もレッドブルはマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドのコンビでF1を戦う。

    マックス・フェルスタッペン (5位)
    「僕にとってかなり退屈なレースだったし、クルマに枕があったら眠りについていたかもしれない。スタートでキミについていこうとしたけど、このトラックではとても難しいし、追い抜く機会を見つけることができなかった。1.5秒以内に入るとすぐに近づいて抜くのが本当に難しくなる。レース中の自分のペースの良さには驚いた。特に週末ずっとクルマのフィーリングに苦しんでいたからね。ブルーフラッグに巻き込まれて、少し間隔を開けたら、クルマの本来のペースがわかったし、実際にかなり速かった。それを示して戦うことができなかったのは残念だ。このトラックでは少し驚きでもあった。最終的にシーズンをポジティブに終えることができた。過去2戦ではパフォーマンスを最大限に引き出すことができていなかったけど、僕たちにとって強いトラックではなかったので、それは予想していたことだ。僕たちは今シーズン後半にやってきたように改善するために懸命に作業を続けていくし、エンジン面がいくらか改善されれば、来年は少なくともトップに近づけるはずだ」

    ダニエル・リカルド (リタイア)
    「残念ながら、僕にとっては良いレースデーではなかった。ターン19でステアリングに異変を感じ、パンクしたと思った。それでピットレーン直前で『入るよ』と言った。ピットインするつもりではなかったけど、パンクが心配だった。コースに復帰してもステアリングにまだ違和感があったし、突然とても重くなったので、油圧を失ったんだと思う。パワーステアリングを失って、ギアを変えられなくなった。それで終わりだ。今は休暇を楽しみにしているし、来年はもっと強くなって戻ってこれることを期待している。残念ながら、ここ数戦は僕にとって良いものではなかった。今年は好調なときもあったし、ポジティブな瞬間もたくさんあったけど、DNFでシーズンを終えるのは嬉しくないね」

    関連:F1アブダビGP 結果:バルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウィン

  • レッドブル:F1アブダビGP 予選レポート

    レッドブル:F1アブダビGP 予選レポート

    レッドブルは、F1アブダビGPの予選で、ダニエル・リカルドが4番手、マックス・フェルスタッペンが6番手だった。

    ダニエル・リカルド (4番手)
    「予選結果には満足している。フェラーリの前に出られてとても嬉しいし、2列目は良い結果だ。フェラーリに近づけると思っていたけど、予選が進むにつれて、彼らは速すぎるように思えた」

    「Q3の1回目の走行では僕たちは遅かったけど、クルマからもっと引き出せることはわかっていた。とにかく僕たちはその方法を考え出さなければならなかった。僕たちはタイヤの温度が少し良くなっていることを理解していたし、より速いラップができた。僕にとって土曜日が完璧な一年ではなかったし、良い結果で2017年を締めくくることができて嬉しい。僕たちは週末を通してかなり堅実だった。トップ3ほどのペースはないけど、明日は表彰台のチャンスがあると思う。スタートが簡単にいくとは思わないし、今年最後のレースなので、全員が勝ちたいと思う。いくつかアクションがあるはずだし、そこに加われることを願っている」

    マックス・フェルスタッペン (6番手)
    「今日は僕にとってそれほど良い予選セッションではなかった。僕たちは週末を通して良いセットアップを見つけることに苦労していたし、今日も例外ではなかった。試した変更は好みのクルマに仕上げることには影響を及ぼさなかったし、予選に入るまでにそれ以外の変更をするにはもう遅すぎた。昨日言ったように、ここでは十分なグリップレベルを見つけられていない。ずっとクルマと格闘しているし、ドライブするのが難しい。レースのコンディションは今夜と似たようになるはずなので、僕たちにとって厳しいレースになると思うけど、何ができるか見てみよう。ダニエルがキミの前にいるので、明日は少しは戦えることを願っているし、できれば孤独なレースは避けたい。クルマできるベストは尽くしたし、十分に速くないことを受け入れなければならないときもある。そこから学び、次回はもっと頑張らなければならない。ベストを尽くすつもりだし、6番手から何ができるか見てみよう」

    関連:F1アブダビGP 予選:バルテリ・ボッタスがポールポジション

  • レッドブル:F1アブダビGP 金曜フリー走行レポート

    レッドブル:F1アブダビGP 金曜フリー走行レポート

    レッドブルは、F1アブダビGP初日のフリー走行で、ダニエル・リカルドが3番手タイム、マックス・フェルスタッペンが6番手タイムだった。

    ダニエル・リカルド (3番手)
    「かなりいい金曜日だった。午前中は来週のテストのことを少し試していたので、あまりラップタイムに目を向けることができなかった。でも、午後はクルマに必要な全てのことをやれたし、堅実だった」

    「軽い燃料ではかなり強そうだけど、重い燃料でももう少し速いと思うし、まだその部分をもう少し見つけていく必要がある。特に何もないけけど、とにかく全体的なグリップが足りなかったし、スライドしていたので、夜のコンディションでタイヤをもう少しうまく機能させ続ける方法を見つけていきたい。残念ながら、まだ金曜日の数字だけど、僕たちは今日、フェラーリの一台とメルセデスの一台に先行していた。明日は彼らも速くなると思うので、明日も今日と同じペースだったら、彼らが僕たちを跳び越えていくと思う。僕たちはまだもう少しスピードを見つける必要がある」

    マックス・フェルスタッペン (6番手)
    「今日は条件に合ったものを確認するためにいくつか異なることを試した。1回目のプラクティスにはかなり満足していたけど、2回目はそうでもなかった。何を変更したことで、望んだようにならなかったかはわかっているので、明日はそれを修正できるはずだ。このトラックは特にコーナーのシーケンスが多いので、戦えるようにするにはクルマを狙い通りに曲げていく必要がある。セットアップを改善する必要があるけど、まだそこまで離されてはいないようなので、そこは一日の作業のポジティブな部分だ。トラックはかなり滑りやすいし、オフラインを走ったり、縁石を省略したり、砂のパッチに出くわすと、簡単にグリップを失ってしまう。いくつかミスが見られたそれが理由だと思う。今日のエンジンは古いエンジンだし、100%ではなかったので、明日はパワーを改善するために交換する。新しいエンジンとセットアップの改善によって、僕たちは良いポジションにいられると自信を持っている。これまでのシーズンと同じようにまだメルセデスがリードしているように見えるので、できるだけ近づけるように頑張っていく」

    関連:
    ・F1アブダビGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンが最速タイム
    ・F1アブダビGP フリー走行1回目:セバスチャン・ベッテルが最速タイム

  • マックス・フェルスタッペン:2017 F1アブダビGP プレビュー

    マックス・フェルスタッペン:2017 F1アブダビGP プレビュー

    レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、2017年のF1世界選手権の最終戦としてヤス・マリーナ・サーキットで開催されるアブダビグランプリへの意気込みを語った。

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
    「もちろん、アブダビで力強い結果でシーズンを終えたい。去年は実際にかなり良いレースだった。ターン1でスピンしてピットストップを見送った後にレースの最後までタイヤを管理するのは厳しかったけど、それを成し遂げて4位でフィニッシュすることができた」

    「トラックのお気に入りの部分は速い左→右のターン2とターン3だ。ホテルの下や暗闇をライトに照らされてを走るのはとてもクールだ。ヤス・マリーナの最終セクターは、実際かなりテクニカルだし、本当に正確さが求められるけど、僕たちのトラックの最強の部分でもある。ヘアピン前と次のシケインセクションのストレートエンドのブレーキングではかなりのオーバーテイクがあるのでレースを面白くしていくれる」

    「アブダビはカレンダーで最後のレースだけど、本当はシーズンを終えたくない。今も本当に気合が入っているし、とにかく走り続けたい。冬休み中に友人や家族との時間を過ごせるのは素晴らしいことだし、その後は再び全てがスタートする前に1月にトレーニングに戻る」

    関連:2017 F1アブダビグランプリ テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ダニエル・リカルド:2017 F1アブダビGP プレビュー

    ダニエル・リカルド:2017 F1アブダビGP プレビュー

    レッドブルのダニエル・リカルドが、2017年のF1世界選手権の最終戦としてヤス・マリーナ・サーキットで開催されるアブダビグランプリへの意気込みを語った。

    ダニエル・リカルド (レッドブル)
    「アブダビはシーズンでお気に入りのトラックのひとつだ。いつも楽しんでいるし、うまくやっているけど、表彰台になかなか到達しないので、ちょっと鈴鹿のような感じだ。今年は鈴鹿でその傾向を崩すことができたので、アブダビでも同じことができることを願っている」

    「走っていて楽しいトラックだ。僕は夕暮れが好きだし、シーズンの最後なのでさらに楽しいんだと思う。プラクティスは日中だけど、レースは夕方なので、チャレンジングだ。一般的に日中のセッションは重要視しない。夜が重要だし、クルマはかなり変化するからね。無駄なセッションだとは言わないけど、鵜呑みにしてはいけない」

    「オフシーズンにクルマから長い時間離れているとき、本当に休みを取るのに相応しいと感じさせてくれるので、力強い結果で締めくくりたい。クルマはアブダビで強いと思う。シーズンが終わる前にもう一度勝ちたいし、それを達成するチャンスはあると思う」

    関連:2017 F1アブダビグランプリ テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ダニエル・リカルド 「フェラーリが夢のチームかどうかはわからない」

    ダニエル・リカルド 「フェラーリが夢のチームかどうかはわからない」

    レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、フェラーリが次のF1チームになるどうかは確信していない。

    レッドブルではマックス・フェルスタッペンと2020年まで契約を延長しているが、ダニエル・リカルドの現在の契約は2018年までとなっており、現時点では2019年にどのチームに所属することになるのかまだ決まっていない。

    レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーやモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2019年以降もダニエル・リカルドが残留することを望んでいると語っている。

    ダニエル・リカルドは「彼らがそう言ってくれるのは嬉しい」と Globo にコメント。

    「彼らは僕とマックスをチームにキープしたいと思ってくれている。でも、僕は急いではいない。僕もレッドブルには心から敬意を払ってい。でも、まだすべてを分析するための時間も残されている」

    ダニエル・リカルド(28歳)は、自分の唯一の目標はいつか“最高のクルマ”を手にすることだと語っている。

    2014年には当時のチームメートであったセバスチャン・ベッテルを上回る成績を残しているダニエル・リカルドの評価は高く、バルテリ・ボッタスの後任としてメルセデスに移籍する可能性も噂されている。

    しかし、ダニエル・リカルドはイタリア系の血筋であるということもあり、最も現実的な選択肢はフェラーリと考えられている。フェラーリは、2018年にセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンのコンビを継続することになっているが、38歳のキミ・ライコネンは、すでにF1ドライバーとしてのピークは過ぎたと考えられており、2018年が最後のF1シーズンとなるだろうとの見方も多い。

    その場合、2018年でレッドブルとの契約が切れるダニエル・リカルドは、フェラーリにとって最高の選択肢となる可能性がある。

    フェラーリに加入するのはF1ドライバーとしての夢かと質問されたダニエル・リカルドは「もし、そうではないと答えたら、まるで僕がフェラーリに興味がないように受け止められてしまうだろう」とコメント。

    「でも、夢という言葉は少し重いかもしれない。僕の夢は最高のクルマを得て、F1タイトルを獲得することだ。それ以外についてはどう言っていいかわからない」

    ダニエル・リカルドのフェラーリ入りに障害があるとすれば、それはセバスチャン・ベッテルだろうと考えられている。レッドブル時代の2014年にダニエル・リカルドに負けた経験があるセバスチャン・ベッテルが再びリカルドをチームメートとして迎えることに抵抗を示すのではないかと考えられている。

    「彼が僕を選ぶかどうかはわからないな」とダニエル・リカルドも認める。

    「チームに対して自分としては誰がいいかを告げる権限が彼にあるのかどうかは僕にはわからない。でも、そのことについては考えないようにするつもりだ。僕がやるべきことは、常に高いレベルでのドライビングを続けることだし、それが僕の運命を決めることになると思っている」

    しかし、自分の力量を周囲にアピールし続けるためには、ダニエル・リカルドはまずは現在のチームメートであるフェルスタッペンとの戦いに勝つことが必要になる。

    今シーズン序盤はマックス・フェルスタッペンにルノーのF1エンジンにトラブルが多発したこともあり、ポイントランキングではダニエル・リカルドの方が上位で今季を終えることは確定している。

    しかし、予選では、今季ここまでの19戦でダニエル・リカルドは6勝13敗とマックス・フェルスタッペンに負け越している。

    「彼(フェルスタッペン)は今年かなり成長した」とダニエル・リカルドは認める。

    「昨年の彼は何度もミスを犯していた。でも、今のマックスは自信に満ち溢れてる」

    「その一方で、僕の方はうまく機能するウィンドウが狭い今シーズのマシン特性に少し苦しめられてる。お尻と手ですべての動きを感じる必要があるけど、今年はそれが昨年よりかなりそれが難しかった」

    しかし、今シーズン中盤以降、レッドブル RB13のパフォーマンスが大きく改善したのは事実だ。純粋なシャシー性能だけに限定すれば、レッドブルはメルセデスやフェラーリを凌ぐレベルまで来ていると考えられている。

    ダニエル・リカルドも今季マシンの改善には満足していると語る。

    「今年僕たちが行った開発は素晴らしいものだった」とダニエル・リカルドはコメント。

    「来年メルセデスAやフェラーリと同じレベルでスタートすることができれば、僕たちもチャンピオン候補になるだろう」

    「僕のここまでのパフォーマンスは最高とは言えなかったかもしれない。でも、学んだことすべてを2018年に繋げていくつもりだ。だから、来年は自分がもっと強くなれるととても自信を持っている。でも、どうなるか様子を見てみよう」

  • 「フェラーリはフェルスタッペンと契約すべきだった」とブリアトーレ

    「フェラーリはフェルスタッペンと契約すべきだった」とブリアトーレ

    かつてベネトンとルノーでチーム代表を務めていたフラビオ・ブリアトーレは、フェラーリが将来に向けてマックス・フェルスタッペンと契約しなかったのは失敗だったと語った。

    17歳でF1デビューを飾り、現在ではF1のスタートの座に上り詰めたマックス・フェルスタッペンは、2020年までレッドブル・レーシングとの契約を延長している。

    今シーズン序盤、多発するルノーのF1パワーユニットの信頼性問題に苦しめられたマックス・フェルスタッペンは、レッドブルとの契約を解除し、フェラーリに移籍するチャンスを探っているようだと噂された。

    しかし、フェラーリはその時点ではマックス・フェルスタッペン獲得に動かず、10月に現役最年長ドライバーであるキミ・ライコネンと2018年の1年契約を結んだ。

    フラビオ・ブリアトーレは、タイトルを獲得したのであれば、マックス・フェルスタッペンと契約するべきだったと考えており、フェラーリ会長であるセルジオ・マルキオンネが下した判断が理解できないとと RAI にコメント。

    「私はマルキオンネが何をするつもりなのかはわからない。彼は予測不能だからね」

    「だが、ライコネンでは決してコンストラクターズタイトルをとることはできない。タイトルを獲得には二人の優れたドライバーが必要だ。今のフェラーリはそうなってはいない」

    「私なら、目をつぶってでもフェルスタッペンと契約していただろう。彼はファンが見たいと望んでいる本物のドライバーだ。すべてのレースでペナルティを与えようとされるグラディエーター(剣闘士)だからね」

  • フェラーリ、レッドブルの年間3基のF1エンジン制限撤廃の試みを阻止

    フェラーリ、レッドブルの年間3基のF1エンジン制限撤廃の試みを阻止

    フェラーリは、2018年の3基までのF1エンジン制限を廃止しようとするレッドブルの動きを阻止した。

    今シーズン、F1パワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティはすでに問題となっており、F1のスポーティングディレクターはエンジンペナルティがF1を“茶番化”していると述べている。

    しかし、2018年はF1カレンダーが21戦に拡大されるにも関わらず、ドライバーが年間に使用できるエンジンは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基しか使えなくなるため、F1チームは状況がさらに悪化する可能性があると懸念している。

    報道によると、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1ブラジルGP前に開催されたストラテジー・グループの会議でその件を議題に挙げ、現在と同じ年間4基のエンジン制限を継続することで全会一致の指示を得られること期待していたという。

    しかし、フェラーリは、すでにエンジンが追加のマイレージに耐えられるように信頼性の向上の向上に時間とリソースを費やしてきたというからその動きに反対したという。

    フェラーリのスタンスが明白だったことで、全会一致でなければ変更は進められないため、ルール変更に関する議論は速やかに終了したという。

    レッドブルは3基のエンジン制限を撤廃しようとしたのはこれが初めてではない。今年序盤にすでに問題提起している。

    9月のイタリアGPでクリチャン・ホーナーは、他のチームがそれに意義を見い出してくれることを願っていると述べていた。

    「今年序盤のミーティングでそれを変更しようと試みたが、支持されなかった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「チームはこれからシーズン終了にまでの間にさらなるペナルティを科せられる状況になったことで、結果が変わることを願ってる」

    2017年のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、F1ドライバーは絶えずマーレージを管理しなければならなくなるとして、2018年に3基のエンジン制限を批判した。

    「(ブラジルで)エンジンをプッシュできたことで、3基のエンジンにするというアイデアは好きではないし、最悪だと思うようになった」

    「僕たちはもっとスプリントできるはずだし、それがF1で欠けているものだ」

  • メルセデス、『W09』でレッドブル型の“ハイレーキ”コンセプトを検討

    メルセデス、『W09』でレッドブル型の“ハイレーキ”コンセプトを検討

    メルセデスは、2018年F1マシン『W09』でレッドブルスタイルの“ハイレーキ”コンセプトへの変更を検討している。

    今季、メルセデスは“ディーヴァ”と呼ぶロングホイールベースのW08のバランス特性に苦しんだ。シルバーストンやモンツァのような高速サーキットでは圧倒的な速さを見せる一方で、モナコ、カンガリー、シンガポールのようなタイトなコーナーのあるトラックでは苦戦を強いられた。

    トラック間のパフォーマンスの上下は、メルセデスがライバルよりも長いホイールベースを採用していることによって説明されているが、チームは他の特性もパフォーマンスに大きな影響を与えている可能性があると考えている。

    W08の特性を根絶するためにメルセデスが評価しているエリアのひとつが、レッドブルが採用する高いレーキ角をつけたマシンコンセプトを追求するかどうかだ。メルセデスは、先週末のF1ブラジルGPでサスペンションのセットアップに大きな変更を加えている。それはハイレーキ・コンセプトのトライアルに関連していた可能性がある。

    レーキ角をつけて、フロントが低くリアを高くする前傾姿勢をとることで、フロントウイングで気流を密閉し、マシン下部の気流を多くすることでディフューザーのパフォーマンスを向上させて、グランドエフェウトのような効果を生み出すことができる。だが、フロアのティートレイがボトミングする可能性もあるため、マシン前部を可能な限り低くするチャレンジングでもある。

    2014年にF1に導入されたチタン製のスキッドブロックは、部分的にハイレーキなアプローチを防ぐことを目的とされてが、レッドブルはそのエリアにうまく対処してきた。

    メルセデスは、2017年の両方のチャンピオンシップを決めたことで、F1ブラジルGPからより高いレーキ角での実験を開始した。

    今年のフェラーリとメルセデスのコンセプトの最大の違いのひとつが、マシンのホイールベースにある。メルセデスのアプローチは、タイトなトラックでのパフォーマンスを犠牲にしてでも、W08により長いホイールベースを採用することでシーズン全体で見れば恩恵を得られるという考え方だ。

    しかし、メルセデスはハイレーキ・コンセプトに変更する可能性はあるものの、ホイールベースに大きな変更を加える可能性は低いかもしれない。

    メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは「より厳しかった時代でも長いホイールベースが関係していたとは思わない」と主張。

    「我々はディーヴァの特性を維持したいが、困難な部分は少し取り除きたい」

    「グリッドを通して我々が目にできるのは、多くの人々が機能する日とそうでない日がある理由を理解することに苦労しているということだ」

    「現在、我々が苦しんでいる根本的な原因を特定し、来年のクルマでそれを避けるようにマシン開発を進めている。当然だが、我々はクルマの設計プロセスからはかなり遅れている」

  • レッドブル&アストンマーティン、サーキット専用版ヴァルキリーを発表

    レッドブル&アストンマーティン、サーキット専用版ヴァルキリーを発表

    レッドブル・レーシングとアストンマーティンは、共同開発したハイパーカーのサーキット専用バージョン『アストンマーティン・ヴァルキリーAMR Pro』の詳細を初公開した。

    ヴァルキリー(Valkyrie)はレッドブル・レーシングとアストンマーティンによる共同プロジェクトで、F1チームの最高技術責任者を務めるエイドリアン・ニューウェイが率いている。

    公道版は150台が販売されることになっているが、アストンマーティンによるとヴァルキリーAMR Proと呼ばれるこちらのサーキット限定バージョンはわずか25台しか発売されないことが明らかになった。

    公道の制約から解放されたヴァルキリーAMR Proは、よりパワフルな特注のコスワースV12エンジンを搭載し、公道版よりもはるかに大きなフロントウイングとリアウイングを備えたアップグレードエアロキットが搭載される。

    ヴァルキリーAMR Proは、軽量化が図られ、アップデートされたブレーキとLMP1仕様のレーシングタイヤを搭載することで大幅なパフォーマンスゲインを実現しており、コーナリングフォースは3.3G以上、トップスピードは時速250マイル(時速402km)に近づくという。

    レッドブルのシミュレーションによると、ヴァルキリーAMR Proは“現代のF1マシンやLMP1マシンに匹敵するパフォーマンス”を達成可能だとしている。

    「私にとってヴァルキリーは、並外れたパフォーマンスを与えられながらも真のロードカーとしてうまく機能することが極めて重要だった。そして、そこには当然のことながらいくらかの制約が伴うことになる」とエイドリアン・ニューウェイはコメント。

    「しかしながら、サーキット専用のヴァルキリーAMR Proでは、そういった譲歩のない究極の進化版を創造する自由を与えられた」

    「公道版とサーキット版はコアなエレメントを共有しているものの、AMR Proは、エアロダイナミクス、シャシー、パワートレインと重量といったすべての側面がパフォーマンスを大きく拡大するために最適化されている。AMR Proどんな2シーターのクローズドルーフカーをもはるかに超えるレベルのサーキットパフォーマンスを提供するものとなる」

    アストンマーティンのアンディ・パーマーCEOは「ヴァルキリーは限界をプッシュし、可能性を再定義するという考えのもとで開発された」とコメント。

    「公道版はパフォーマンス、エンジニアリングとテクノロジーの新たなベンチマークを設定し、真の意味でのハイパーカーとなる。そして、サーキット専用のヴァルキリーAMR Proの限界はそのさらに先までプッシュされる。注目に値するプロジェクトだ。アストンマーティンと25名の最も情熱的なカスタマーたちを新たな驚異の領域に推し進めることになるだろう」

    アストンマーティン・ヴァルキリーAMR Proは、2020年にカスタマーへのデリバリーが予定されており、25台全てが契約済みだという。幸運な購入者にはレッドブルのドライバートレーニング施設へのアクセス権が与えられ、その中にはシミュレーターの利用やプロによるコース上での指導、体力強化のためのプログラムが含まれている。また、アストンマーティンとレッドブルによって独占的なサーキット走行イベントがシリーズ開催されることになっており、カスタマーたちは自らのマシンを限界で走らせることができる。