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  • ピエール・ガスリー 「F1は世代交代の時を迎えている」

    ピエール・ガスリー 「F1は世代交代の時を迎えている」

    ピエール・ガスリーは、F1は世代交代の時を迎えていると語る。

    ピエール・ガスリー(22歳)は、2019年にマックス・フェルスタッペン(21歳)のチームメイトとしてレッドブル・レーシングへの移籍が決定しており、同世代のシャルル・ルクレール(21歳)はフェラーリへと移籍。トップ3チームの3席を20代前半のドライバーが務める。

    また、2019年にはランド・ノリス(19歳)、ジョージ・ラッセル(20歳)という将来のスター候補がF1デビューを果たす。

    ピエール・ガスリーは、F1に新たな才能が参入してくるのは良い流れだと語る。

    「正直、シャルル(ルクレール)、エステバン(オコン)がいる僕たちの世代はかなり良い世代だと思う。僕たちは2005年から一緒にレースをしてきた。毎年、お互いに戦い続けてきた。僕たち自身がベストを尽くそうとしているのは全員にとって有益だと思うし、僕たち全員が腕を上げている。本当に良いことだ」

    「それに(ランド)ノリスや(ジョージ)ラッセルといった新しいドライバーも何名かやってくる。新い世代がF1に入ってくる。過去5年間にF1をフォローしていなかった人々が、来年や再来年には再びフォローするようになるかもしれないい。グリッドはかなり変わるだろう」

    「でも、F1にフレッシュな人々が入ってくるのは良いことだと思うし、僕たち全員がに大きな野心がある。僕たち全員が自分たちが何を望んでいるかを知っている。それは素晴らしいことだ」

    「僕たちは下位シリーズで一緒に育ってきた。そして、今、僕たちはまだモータースポーツのトップで戦っている。今後数年間それが続くことを願っている」

  • レッドブル・ホンダ、トロロッソ STR13で2019年にむけた実験を継続

    レッドブル・ホンダ、トロロッソ STR13で2019年にむけた実験を継続

    レッドブル・ホンダは、2018年シーズンからトロロッソ STR13をある種の移動式実験のためのマシンとして活用している。

    ホンダは、F1パワーユニットの開発を加速させるために、グリッドペナルティという犠牲を払いながらも新パーツを数多く投入してきた。

    パワーユニット側の急速な変更はトロロッソにとっても簡単な作業ではない。補助クーラー、配管工事、その他の関連機器など、基本的な構造を考慮しながらもあらゆる部分を再設計する必要があった。

    だが、その開発は成果を挙げ、ホンダの“スペック3”エンジンは、馬力面でルノーを上回っていると考えられている。

    また、エンジン関連だけでなく、トロロッソは空力面でも多くの開発を進めている。先月のF1アメリカGPでは、大幅な空力アップデートが導入され、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーはその効果を高く評価している。

    F1アメリカGPでは金曜フリー走行が悪天候に見舞われたことによって実戦投入は回避されたが、次戦メキシコGPからフルアップデートを投入している。

    新しいパッケージには、改良版のフロントウイング、バージホードの最適化、新型のサイドポットリフレクターパネルなどが含まれており、Autosport がその狙いを解説している。
    トロロッソ STR13 フロントウイング
    今シーズン、いくつかのライバルが使用してきたように、エンドポーレートのデザインはテールエンドが短いものに再構築され、エンドプレートの後ろには新たにフラップ(矢印)が追加されている。また、ウイングは調整位置も改良が施され、フラップは手動調整の影響を受けにくくなっている。これにより、ウイングのアーチ状の外側のセクションに力を与え、発生されるアウトウォッシュの量を増加させている。
    トロロッソ STR13 バージボード
    新しいバージボードとサイドポッドディフレクターもマシンの側面の気流を改善させている。バージボードは今年何度も改良が加えられ、前面には2ピースの垂直エレメント(赤矢印)が追加されている。

    ディフレクターのエレメント(白矢印)の数も2つから3つへと増加し、フロントタイヤで発生する後流に合致する部分が変更されている。これらは通過する気流の形状と方向を制御する垂直テールのような拡張機能も備えている。

  • マックス・フェルスタッペン 「本気でホンダとタイトルを目指している」

    マックス・フェルスタッペン 「本気でホンダとタイトルを目指している」

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・レーシングがホンダとともに2019年のF1ワールドチャンピオンを目指すと宣言していることに“嘘はない”と語る。

    最近、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、新たなエンジンサプライヤーであるホンダに自信を持っており、2019年という早い時期にマックス・フェルスタッペンがF1史上最年少ワールドチャンピオンになれない理由はないと語っていた。

    ホンダは、2015年にF1復帰して以降、マクラーレンとトロロッソとの4年間でまだ表彰台に到達できていない。

    しかし、マックス・フェルスタッペンは、レッドブルには、ホンダが現在のエンジンパートナーであるルノーを超えた大きなパフォーマンスを果たすことを示すデータがあると主張する。

    ヘルムート・マルコのコメントについて質問されたマックス・フェルスタッペンは「数字もそれを示している」とコメント。

    「僕たちは嘘をついたり、世界に真実ではないことを示したりはしない。他の人たちがどれくらい改善するかにもよる。僕たちは待たなければならない」

    マックス・フェルスタッペンは、まだホンダがメルセデスやフェラーリの後ろで2019年シーズンを開始する可能性があると認める。

    「僕は現実的だ。最初は僕たちはまだ少しパワー不足だと思うけど、今よりも良くなるのは間違いない」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    「僕たちがもっと近づくのは確かだ。それが最初から十分かどうかはわからない。最初にあまりに多くのポイントを失いすぎないようにできるだけベストな結果を出していくことが重要だ」

    マックス・フェルスタッペンは、実際にクルマを試してみるまで、自分がワールドチャンピオンに挑戦できるかどうかはわからないと語る。

    「自分にはできると思っている。僕はもうほぼ4シーズンを過ごしているし、例えば、ルイスは初シーズンにタイトルを争っていたからね」

    「そのための準備はできているか? それはかわらない。彼は準備ができていたか? そうかもしれないし、そうでないかもしれない」

    「でも、あのクルマがあれば、間違いなく目指せるだろう。クルマに常に優位性があれば、通常、チームメイトと戦うだけだからね」

    「誰が準備ができているかどうかは決して100%はっきりとはわからない」

    「できる限りはやく走れるクルマがあって、それがグリッドで最速のクルマならば、通常、レースに勝つか、2位だ」

  • レッドブル 「ホンダとの初年度をF1タイトル獲得の言い訳にはしない」

    レッドブル 「ホンダとの初年度をF1タイトル獲得の言い訳にはしない」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホンダとの初年度となるため2019年のF1世界選手権でワールドチャンピオンを目標にできないという“言い訳”をするつもりはないと語る。

    レッドブル・レーシングは、シャシーの性能には自信を持っており、現在の非力なルノーのF1パワーユニットではなく、ホンダのワークスエンジンを搭載することで今よりも競争力を発揮できると繰り返し語っている。

    レッドブル・レーシングのドライバーを務めるマックス・フェルスタッペンは、2019年シーズンについて楽観的ではあるが、慎重な姿勢もみせている。

    「少なくともシーズン序盤は僕たちが最強だとは思わないけど、もっと強くなるシーズン後半にはできるだけ良い状態である必要がある」とマックス・フェルスタッペンは語っている。

    しかし、ヘルムート・マルコの口調は異なる。

    「我々は史上最年少ワールドチャンピオンを獲得したい」とヘルムート・マルコはマックス・フェルスタッペンに言及。

    「チームには“言い訳はできないぞ”と伝えてある」

    ヘルムート・マルコは、2019年のエンジンパートナーであるホンダは、すでに現在のサプライヤーであるルノーよりも“前にいる”と語る。

    トロロッソは、ホンダが2019年シーズンに準備できるように戦略的なエンジンペナルティを受けて協力している。

    「トロロッソは、2019年という大切なシーズンのために彼らのシーズンを犠牲にしている」とヘルムート・マルコはコメント。

    「それが来年を最大限に生かすための我々の戦術だ」

  • レッドブル 「ホンダはフェルスタッペンを最年少F1チャンピオンに導く」

    レッドブル 「ホンダはフェルスタッペンを最年少F1チャンピオンに導く」

    レッドブルは、新たなパートナーとなるホンダのパッケージに自信を持っており、2019年にマックス・フェルスタッペンに最年少でF1ワールドチャンピオンを獲らせることを目指していると語る。

    現在、F1の最年少ワールドチャンピオンの記録は、2010年にセバスチャン・ベッテルがレッドブルと達成した23歳と134日となっている。

    現在、21歳のマックス・フェルスタッペンは、2020年までその記録を更新する可能性を残しているが、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2019年にそれを達成するつもりはないという“言い訳”をするつもりはないと語る。

    マックス・フェルスタッペンは、前戦F1メキシコGPで優勝。ヘルムート・マルコは、標高によってルノーのF1エンジンのメルセデスやフェラーリに対するパワー不足が影響しなくなったレースでレッドブルのシャシーがいかに強いかが示されたと考えており、すでにルノーを上回っているホンダのF1エンジンを搭載することで2019年はさらなるパフォーマンスを発揮できると自信を持っている。

    「我々は来年を楽しみにしている」とヘルムート・マルコは Autosport にコメント。

    「目標は最年少ワールドチャンピオンだ。我々には2年あるが、来年それを目指すつもりだ」

    「新しいエンジンメーカーとの初年度が簡単ではないことはわかっている。だが、最初からチャンピオンシップを狙わなければならないというが全ての人々に話してきた目標だ。言い訳はできない」

    ヘルムート・マルコは、ホンダの信頼性が懸念になる可能性があると認めるが、2018年にトロロッソと行ったホンダのエンジン交換の多くは、新しい開発をテストしたいという戦略に関連したものだと強調する。

    「来年に向けてベストを得るための戦略的な交換だ」とヘルムート・マルコは語る。

    「トロロッソは来年のために彼のシーズンを犠牲にしている。それが我々がホンダと行っているコンセプトの一部だ」

    「数値ではすでにルノーの前にいる。だが、たとえ1~2戦は後方からのスタートがあったとしても、フェルスタッペンには興奮させられるものがある」

    「無線で彼はまるでお茶を飲んで座っているかのように話している。彼が求めてくる情報は信じられないものだ。まだ限界はない」

    レッドブル・レーシングのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーも、マックス・フェルスタッペンがF1メキシコGPで勝利を収めた走りは、2019年のタイトル候補になり得ることを示したと同意する。

    「今週、我々にライバルに近いエンジンがあれば、我々は彼らと戦える十分に強いチームであり、十分に強いドライバーパッケージがあることを目にしたと思う」

    「ホンダは進歩を遂げているし、当然ながら、我々がクルマのダウンフォースとセッティングを最適化できれば、ホンダは我々をより定期的にここでのように戦える状況に置いてくれること期待している」

  • F1特集:レッドブルのドライバー育成プログラム

    F1特集:レッドブルのドライバー育成プログラム

    レッドブルのドライバー育成プログウラムの責任者を務めるヘルムート・マルコが、その成り立ちからミッションについて Honda Racing の公式サイトで語った。

    世界中のサーキットを旅しながら、何億ものファンが見守る中、世界最高のマシンを駆ってレースに挑むF1ドライバーは、誰にとっても夢のような仕事です。世界で最も幸運と言ってもいい20名のドライバーの一員に加わりたいと思う人も、多いかもしれない。

    しかし、モータースポーツの最高峰であるF1の舞台に立ち続けるために必要なスキルと絶え間ない努力を考えれば、彼らをただ幸運と呼んでしまうのは間違っている。その努力は、人々が想像するよりもっと早くから始まっているのかもしれない。

    モータースポーツはとてもお金のかかる競技。若い才能にとっては、夢を追う上で資金面が最大の障害となることもある。そんな世界において、レッドブルのドライバー育成プログラムは、F1で最も成功を収めているうちの一つと言えるだろう。その責任者を務めるヘルムート・マルコのミッションは、将来、世界チャンピオンに輝くポテンシャルを持つドライバーを見つけ、才能を示す機会を与えることだ。

    「元々は、フォーミュラレースに参戦しているドライバーを対象に育成プログラムを運営していました。しかし、そもそもドライバーの数が少なく、メルセデスやフェラーリ、ルノーなど、同じ層をターゲットにした競合も多くいることから、ゴーカートに乗っている子供たちも対象にしたんです」とヘルムート・マルコは語る。

    「プログラムの最年少は11~15歳のドライバーが出場するOK-Juniorクラスというように、ドライバーを探すアプローチを完全に変えました」

    「ドライバーを探す上で一番に求めているのは、もちろん速さです。速いドライバーだということが確認できれば、次に面接を行って内面を探っていきます。そのドライバーが十分にタフか、情熱はあるのかということを判断するわけです。しかし、まだそれでもリスクはあります。14歳や15歳は初恋を経験するような年齢でもありますし、ほかにもいろいろなことが起こりますからね。すべてが変わりやすい時期なんです」

    「プログラムを運営する中で、最も重要なのはドライバーの競争力とパフォーマンスです。パフォーマンスを発揮できていればなにも問題ありませんが、もしパフォーマンスが悪く、それが改善されるサインも無ければ、当然ですがサポートを打ち切ります」

    「プログラムを始めた当初は多くのドライバーを支援していました。ご存知の通り、モータースポーツには多額のお金がかかりますが、2005年にレッドブル・レーシングというF1チームを設立し、その後すぐ、2006年にスクーデリア・トロ・ロッソという2つ目のチームを作りました。それでも、まだ不十分だと気が付きました。我々には、F1世界選手権で勝てるだけのポテンシャルを持つドライバーを見つけ出す必要があったんです」

    レッドブルの育成プログラムに参加する若手ドライバーたちには、レッドブルとトロロッソという2つのF1チームで走るチャンスが用意されていry。プログラムの卒業生で最も成功を収めているのはセバスチャン・ベッテルで、これまでに4度のタイトル獲得を果たした。ダニエル・リカルド、マックス・フェルスタッペンも同プログラムの出身で、F1で勝利を収めているドライバーだ。

    トロロッソ・ホンダのドライバーを務めているピエール・ガスリーは、来季からレッドブル・レーシングに加入し、フェルスタッペンとタッグを組むことが決まっている。ガスリーは、2014年にドライバー育成プログラムに参加してからなにが変わったかについて語った。

    「プログラムに参加した時点で、もうレッドブルというブランドの代表なんです」とガスリーは語る。

    「もちろん結果を出さなくちゃなりません。ただ、それはレースを始めたときから変わらないですね。ドライバー育成プログラムに参加する前から、レースを続けたいなら常にトップであり続けなくちゃいけないと、頭のどこかで分かっていましたから」

    「だから、プログラムに参加したあともレースへの基本的なアプローチは変わりませんでした。それでも、レッドブルのドライバーになったことで責任とプレッシャーは増しましたし、常にみんなから見られているという自覚がありました。環境も各段によくなりましたね。ミルトン・キーンズにあるシミュレーターやファクトリーに出入りできるようになったし、エンジニアとも自由に話せるようになって、本当に大きなチームに来たんだな、と実感しました」

    「たとえ今言ったようなことが無かったとしても、プログラムがいかにプロフェッショナルなものかということはすぐに理解できたでしょう。プログラムに参加してすぐにプロの育成コーチがつきましたし、トレーニングキャンプにも参加するようになりました。もちろん、フランスでその類のことは経験済みではあったんですが、ここまで高いレベルのものは初めてでした。レッドブルがドライバーとして、またアスリートとして自分を真剣に鍛えようとしていることを実感しましたね」

    「結果に関してのプレッシャーも特には変わらなかったと思います。モータースポーツの世界に居続けて、サポートを受け続けたいなら結果を出さなくてはならないのは当然ですから。でも、彼らのためではなくて、自分のために結果を出すというのはレースを始めた当初からまったく変わっていません。ヘルムートは、ドライバーにあえて大きなプレッシャーを与えて、それにどう対処するかを本当によく見ているんです」

    レッドブルの育成プログラムに参加するドライバーは、オーストラリア・ザルツブルクにほど近いタールガウに位置するレッドブルの研究センターで、フィジカルとメンタルを詳細にチェックされる。同地では、レッドブルに在籍する650人以上のアスリートのデータが分析され、これによって若きドライバーたちは、身体のどの部位を改善すべきなのかを理解した上で、トレーニングに励むことができる。マルコは、そうしたテストを経てもなお、トラック上でしか確認できない、ドライバーの重要な素質が存在すると語る。

    「ドライバーは、新しいカテゴリーでもすぐに速さを発揮しなければなりません」と、マルコは説明するう。

    「走行距離を重ねていくごとにドライバーがだんだん速くなっていくという考え方は、我々はあまり信じていません。初めてのカテゴリーでも、才能あるドライバーなら直感的に速さを発揮できるはずです。“勝利を目指す本能”とでも言いましょうか。ですから我々は、トラック上で若いドライバーがなにかポジティブなサインを示したときは、その方向へどんどん進んでいくように促します。もちろん、ドライバーは人間なので、このサインはそれぞれ違ったかたちで現れます。そして、違っていて然るべきなのです」

    ガスリーは、マルコのこうしたアプローチをすでに経験している。F1へ参戦するようになった今、若いときに辿ってきた成長の道筋が、今の自分にとってどれだけプラスになっているかを実感していると語る。

    「ヘルムートは、“君は一番にならなくちゃいけないんだ”とわざわざ言ったりはしないんです。でも、常にもっともっと上を目指すようにプッシュし続けてくれます。すごい走りができたときも、“君にしてほしいのはすごい走りじゃない、最高の走りなんだ”という具合に。こうされることで、自分の限界を超えてプッシュしていけるようになるし、限界を超えたときに自分がどうそれに対処するかを学ぶことができます」

    「とにかくヘルムートは、安全圏から踏み出したときにドライバーがどう対処するかを見たがります。だから特に若いときには“いったいなにがどうなってるんだ!?”と叫びたくなるような難しい状況に置かれることもありましたね。でも、ヘルムートはドライバーがそうした状況にどう対処するかを見るために、あえてそうするんです」

    「こうしたやり方は、メンタルを強化する上でも非常に有効だと思います。事実、振り返ってみると、レッドブルのプログラムを通して自分がいかに強くなったか、成長してきたかが分かります。彼らは常に課題をより難しくしようとしてくるし、ときにはフェアな条件でないこともあります。けれど、それでもやり通せれば、人間としてもアスリートとしても、さらに成長できるんです」

    2019年にトロロッソからレッドブルへステップアップするガスリーの成長を、マルコはずっと見守ってきた。現在、レッドブル・レーシングからF1に参戦しているマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドも、マルコの言う“勇気が必要な”アプローチによって、その才能を高めてきたドライバーだ。

    「ドライバーとは常に良好な関係を築いてきました。しかし、お気に入りがいるというわけではありません。あくまでそれぞれ、必要なリスペクトを示しているというだけです。そして彼らはみな、結果を出さなければならないことを理解しています」とマルコは語る。

    「ピットでやる場合は別ですが、私は選手がプライベートでやる誕生日パーティーに出席したりはしません。その必要がないと思っているからです。ただ、もし、ある選手が危機的状況にあるか、もしくはそれを示す症状があるような場合には、個人レベルでより密なコミュニケーションを取ることもあります」

    「2018年シーズン序盤には、リカルドがチームを抜けることはまだ決まっていませんでしたが、それを示すサインはありました。ですから、私はピエールがトロロッソに加入したときから注意深く彼を見守ってきたんです」

    「彼にはレッドブル・レーシングに入れるチャンスがあるとは教えていませんでした。F1でさらに上に行くためには、成長し続けなければなりません。常にチームメートよりいい成績を獲得し、ミスを犯してはいけないんです。オーストラリアの予選で彼は一度ミスをしましたが、その後は着実に成長を続けてきました」

    「ピエールはタイヤマネージメントに長けていて、それがいいレースをできる理由の一つにもなっています。そして、我々のドライバーは、育成プログラムからF1にステップアップした者ばかりです。プログラムに参加しているドライバーは、ここでパフォーマンスを発揮できれば、さらに大きなチャンスがあることを理解しています。我々にはF1でもトップレベルにいるチームがあり、そのドライバーは21歳。そしてピエールは22歳です」

    レッドブルと同様に、ホンダもドライバー育成プログラムを運営しており、現在は牧野任祐と福住仁嶺の2名がFIA F2選手権に参戦している。マルコは、来年から始まるレッドブル・ホンダのパートナーシップについて、パワーユニットのみでなく、ドライバー育成も強化できるはずだと考えている。

    「レッドブル グループの2チームがホンダからのPU供給を受けることは、喜ばしいことです。来年からは両チームの間で、技術面でもさらに密接な連携を取っていきます。レギュレーションで許されている範囲で、レッドブル・レーシングのマシンであるRB14のデータやパーツをトロロッソとも共有していきます。我々だけでなく、ホンダにとっても、グリッド上に4台のマシンを走らせ、さらなるデータを収集し、共有できることは非常に大きな助けとなるはずです」

    「これまでのところ、連携は非常に順調に進んでいるし、ホンダ製エンジンが発揮しているパフォーマンスには満足しています。ロシアGPから投入された新エンジンはすばらしかったですし、これまでにホンダが我々と計画し、約束したことはすべて実現していますからね」

  • レッドブル 「2019年にホンダのPUはフェラーリやメルセデスに迫る」

    レッドブル 「2019年にホンダのPUはフェラーリやメルセデスに迫る」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2019年にホンダのF1パワーユニットは、メルセデスやフェラーリとの差を“10kw”まで縮めることになると語る。

    何年にもわたってルノーのカスタマーパワーユニットについて不満を繰り返してきたレッドブル・レーシングは、今シーズン限りでその12年間に及ぶパートナーシップを終了し、2019年からはワークスパートナーとしてホンダのF1パワーユニットを搭載する。

    2019年は空力レギュレーションも変更になることもあり、ヘルムート・マルコは、2019年にホンダのF1パワーユニットでレッドブル・ホンダがタイトルを獲得するチャンスについて“非常に楽観的”であると語る。

    「我々はすでに新しいウイングの数値を出しているし、それは非常に楽観的にさせてくれるものだ」とヘルムート・マルコは Auto Motor und Sport に語った。

    ホンダは、2015年から2017年までのマクラーレン・ホンダ時代にパフォーマンスと信頼性に苦しんできた。しかし、レッドブルの姉妹チームであるトロロッソとの新たなパートナーシップを開始した今年は飛躍的な進歩を遂げている。

    ホンダはF1ロシアGPで今シーズン2度目の大幅アップグレードとなる“スペック3”エンジンを投入。マシン全体としてのパッケージにはまだ調整が必要な状況であり、レースでは大きな結果を残せずにいるが、F1日本GPでは予選で2台揃ってQ3進出を果たしたことを含め、一発の速さでは好パフォーマンスを披露している。

    ヘルムート・マルコは、ホンダのF1パワーユニットは、2019年にフェラーリとメルセデスに対して10kwまで差を縮められると考えていると語る。

    「我々はホンダはフェラーリとメルセデスにわずか10kwまで追いつくと考えてる。我々はそれを優れたシャシーで補えると考えている」

    実際、一部報道では、ホンダは“スペック3”パワーユニットで35馬力アップを果たしたとされており、1005馬力のフェラーリ、978馬力のメルセデスに対して、13馬力差となる965馬力を達成し、ルノーの950馬力を上回ったと報じられている。

    先週末のF1メキシコGPでは、マックス・フェルスタッペンが前年に続いて勝利を挙げた。ヘルムート・マルコは、標高の高く、酸素の薄いアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス特性が、エンジンのパフォーマンスを同等化し、シャシーの性能を生かすことができたことで勝利のチャンスが生まれたと考えている。

    「我々はずっとそう言い続けてきているが、誰もそれを信じたくはないようだ」

    「ブラジルはまた我々にとって厳しいレースになるだろう。長い上りのストレートがあるからね。だが、アブダビで我々に何ができるか見てみよう」

    「我々のクルマは現在とても速いように思う」

    レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーもホンダとの見通しにを同じように楽観視している。

    「月ごとに彼らはどんどん強くなっているし、彼らが現在サーキットに持ち込んでいるエンジンはフィールドの上位にどんどん近づいている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「当然ながら、まだ進めていかなければならない方法はいくつかあるが、日本から届けられている進歩とコミットメントを見ることは本当に励みになるものであり、それが2019年に成果を挙げることを期待している」

    「まだ長い道のりではあるが、それはミルトンキーンズのファクトリー全体に本当にエネルギーを注いでおり、チーム全体に楽観的な感覚がある」

    クリスチャン・ホーナーは、ホンダがメルセデスとフェラーリに対するパワー不足を埋めることができれば、レッドブルのシャシーの進歩はライバルチームのレベルに到達できると考えてる。

    「レギュレーションがリセットされ、いくつかのチームが正しい結果を出し、いくつかのチームは間違った方向に進むだろう」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「我々は早い段階でそれを宣言できることを期待している。過去5年間の我々のアキレス腱はパワーの差だった。フェラーリとメルセデスとのその差を実際に縮めていくことができれば、我々は彼らと戦っていけるだけのチームとしての強さがあるだろう」

  • レッドブル 「ホンダF1とのパートナーシップはすでにルノーよりも強固」

    レッドブル 「ホンダF1とのパートナーシップはすでにルノーよりも強固」

    レッドブル・レーシングは、ホンダとのパートナーシップはすでにルノーよりも強固なものになっており、2019年に達成できる可能生についての興奮が高まっていると語る。

    ホンダは2018年にトロロッソとともに急速な進歩を遂げており、ライバルからの関心が高まっている。来年、レッドブル・ホンダのドライバーを務めるマックス・フェルスタッペンもホンダとのパートナーシップに期待する発言を繰り返している。

    現在のレッドブルとルノーとのパートナーシップは12年間をかけて崩壊しており、レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ホンダとのパートナーシップに期待している性質な異なる関係性について語った。

    「すでに強固なものになっている。はるかに統合されている」とクリスチャン・ホーナーは述べ、レッドブルがホンダのワークスチームになることでプロジェクト全体のダイナミクスはさらに発展していると語る。

    「(ルノーとの)過去数年間は非常に困難な関係だったし、ぎくしゃくした関係だった」

    「非常に異なる関係性だ。支払いをするカスタマーではなく、本物のパートナシップ、技術的なパートナーシップだ」

    「ルノーとの我々のキャリア全体はずっとカスタマーだった。エキゾーストブローイングのピークだった2011年~2012年あたりはシャシーとエンジンの統合は非常に強いものだった。それが2014年と2015年には薄まっていき、2015年に彼らが独自のチームを持ったときに完全にストップした」

    トロロッソは、ホンダの新しい“スペック3”エンジンはすでにルノーの現在のエンジンよりもパワフルだと考えている。

    その状況と2019年のレッドブル・ホンダの見通しについて質問されたクリスチャン・ホーナーは「月ごとに彼らはどんどん強くなっているし、彼らが現在サーキットに持ち込んでいるエンジンはフィールドの上位にどんどん近づいている」とコメント。

    「当然ながら、まだ進めていかなければならない方法はいくつかあるが、日本から届けられている進歩とコミットメントを見ることは本当に励みになるものであり、それが2019年に成果を挙げることを期待している」

    「まだ長い道のりではあるが、それはミルトンキーンズのファクトリー全体に本当にエネルギーを注いでおり、チーム全体に楽観的な感覚がある」

    クリスチャン・ホーナーは、ホンダがメルセデスとフェラーリに対するパワー不足を埋めることができれば、レッドブルのシャシーの進歩はライバルチームのレベルに到達できると考えてる。

    「レギュレーションがリセットされ、いくつかのチームが正しい結果を出し、いくつかのチームは間違った方向に進むだろう」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「我々は早い段階でそれを宣言できることを期待している」

    「過去5年間の我々のアキレス腱はパワーの差だった。フェラーリとメルセデスとのその差を実際に縮めていくことができれば、我々は彼らと戦っていけるだけのチームとしての強さがあるだろう」

  • ピエール・ガスリー 「レッドブル・ホンダは2019年にトップを争える」

    ピエール・ガスリー 「レッドブル・ホンダは2019年にトップを争える」

    ピエール・ガスリーは、現在のホンダのF1パワーユニットのアップグレードを実感しており、2019年にレッドブル・ホンダはトップを争えるポジションにつくことができると自信を持っていると語る。

    ホンダは、F1日本GPで“スペック3”エンジンを実戦投入。雨絡みの予選ではあったが、ブレンドン・ハートレーが6番手、ピエール・ガスリーが7番手と有望なパフォーマンスを披露した。

    続く、F1アメリカGPでは日本GPで見つかった課題を修正するためにパワーユニット交換を行ったことでグリッド降格ペナルティが決定し、本格的に予選に挑むことができなかったが、ピエール・ガスリーがQ1で7番手タイムを記録している。

    ホンダの最近の進歩について質問されたピエール・ガスリーは「状況は本当に有望だと思う」とコメント。

    「彼らは本当に懸命に働いている。僕たちは鈴鹿でそれを見たし、すべてのファクトリーに行った。人々の献身とコミットメントを見ることができた」

    「ホンダの先には大きなチャンスがある。彼らはレッドブルとのパートナーシップでそれを進めていく。彼らは過去数年は苦労していたけど、来年はトップを争えるポジションにいるだろう。彼らは本当にこの状況を最大限に生かすことを望んでいる。過去数週間で彼らが新スペックで果たした進歩は本当に励みになるものだと思うし、彼らはまだ来年のエンジンに取り組んて、もっと多くのパフォーマンスを引き出そうとしている」

    「彼らに時間を与える必要があるのは確かし、メルセデスやフェラーリに追いつくのが本当に難しいことであるのも確かだ。でも、ゆっくりと彼らは追いついているし、彼らが改善を続けていくと本当に確信している。来年以降に僕たちが何ができるかを確認することに本当に興奮している」

  • レッドブル 「ホンダのF1パワーユニットはルノーより0.6秒速い」

    レッドブル 「ホンダのF1パワーユニットはルノーより0.6秒速い」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、先週末のF1アメリカGPでホンダのF1パワーユニットはルノーと比較して平均で0.6秒速かったと明らかにした。

    ホンダは2018年に信頼性とパフォーマンス面の両方でF1パワーユニットを着実に進歩させている。まだメルセデスやフェラーリのレベルには達していないものの、確実にルノーを捕えてきている。

    一発の速さではパフォーマンス向上を見せてはいるが、まだレースでそれを発揮できるまでパッケージ全体の調整は進んでいない。トロロッソ・ホンダはF1アメリカGPで空力アップグレードを導入したが、悪天候で十分なデータを集めることができなかったため、レースでの使用を断念。今週末はブレンドン・ハートレーのマシンで評価を続けていく。

    F1アメリカGPでは、2台が失格となったことで、ブレンドン・ハートレーが10位入賞、ピエール・ガスリーが12位でレースを終えたが、ルノー勢ではマックス・フェルスタッペンが2位表彰台を獲得。ワークスルノーの2台もダブル入賞を果たしている。

    しかし、クリスチャン・ホーナーは、ホンダは平均的にルノーよりも約0.6秒速かったとコメント。詳細は明らかにはしなかったが、ホンダの進歩は2019年とそれ以降にむけて励みになるだけだと語った。

    ホンダとルノーのF1パワーユニットについて質問されたクリスチャン・ホーナーは「(オースティン)で我々とトロロッソとの差は0.6秒だった。それはホンダが進歩を果たしたと言うことだ」とコメント。

    「ホンダは我々よりも平均で0.6秒速かった」

    「それは来シーズンとそれ以降にむけて非常に励みになることだ。我々は継続的に日本から素晴らしい噂話を聞いている。トロロッソで実際にそれを目で確認できているのは絶え間ない改善と一貫した進歩だ」

    「来年、チャンピオンシップへの挑戦はまだ非常に厳しい仕事だが、今後2年で実際に我々はその戦いに加われると思ってる。ホンダのパワーユニットは本当に進歩している。それは我々のファクトリーやドライバーに大きなエネルg-をは与えてくれている」

    このクリスチャン・ホーナーの発言について質問されたマックス・フェルスタッペン「もちろん、言うのは難しい。僕たちはまだとても強いクルマを開発する必要があるからね」とコメント。

    「来年になればわかるだろう。最初は実際に勝利を争うためには十分に強くはないかもしれないけど、シーズンを通して間違いなく追いついていくと思う。それが僕たちが計画しているおとだ。うまくいくことを期待している」