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  • レッドブル・ホンダ 「フェラーリとの差はシャシー側でコンマ2秒」

    レッドブル・ホンダ 「フェラーリとの差はシャシー側でコンマ2秒」

    レッドブル・ホンダは、現時点でフェラーリとの差はシャシー側で0.2秒だと見積もっている。

    先週の1回目のF1バルセロナテストでは、フェラーリが信頼性とパフォーマンスの両方で優れた走りを披露。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、レッドブル・ホンダはフェラーリとメルセデスの間に位置していると確信していると述べていた。

    報道ではホンダのF1エンジンにはバイブレーションの問題があり、マックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーはフルパワーで走行していかったとも伝えられているが、両ドライバーともレッドブル・ホンダ RB15のパッケージに対して満足していると述べている。

    1回目のF1バルセロナテスト後、レッドブルとホンダは収集した多くのデータを分析。ヘルムート・マルコは、レッドブル・ホンダはフェラーリに対して0.2秒遅れを取ってるとコメント。

    しかし、2回目のテストではマシンにアップグレードが入ることで状況は変わるとし、追加のスピードはホンダのF1エンジンではなく、シャシー側で見つけることになるだろうとヘルムート・マルコは語った。

    「我々はフェラーリに対してコンマ2秒逃している。我々はそれをシャシー側で見つけていかなければならない。遅くともメルボルンまでにはその差はなくなっているだろう」とヘルムート・マルコは Auto-Motor-und-Sport に語った。

    今年のF1プレシーズンテストは、昨年に比べれば良好な天候のなかで行われているが、バルセロナの気温は実際にレースをする気温とは大きく異なる。

    バルセロナは太陽が続いているが、それでもヘルムート・マルコは現在のコンディションはテストを行うには“悪夢”であると語る。

    「悪夢だ。タイヤのトレッドが薄くなったことでグレイニングは最小限に抑えられることになっているが、いずれにしろ低い気温ではタイヤはすり減ってしまう」とヘルムート・マルコはコメント。

    「間違った結論を導き出して、マシン開発を間違った方向に導かないように真剣に取り組んでいかなければならない」

  • レッドブル・ホンダが実力の片鱗、ピエール・ガスリーが事実上のトップ

    レッドブル・ホンダが実力の片鱗、ピエール・ガスリーが事実上のトップ

    レッドブル・ホンダが、F1バルセロナテスト第2週のスタートでその実力の片鱗を垣間見せた。

    2月26日(火)にスペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで開幕前最後の合同テストがスタート。システムのチェックがメインの先週のテストとは異なり、今週は各チームがレースに向けて2019年F1マシンのセッティングを煮詰めていく機会となる。

    1回目のテストではホンダのF1エンジンのポテンシャルをフルには発揮せず、ロングランを中心に作業を進めていたレッドブル・ホンダ。

    先週のテストではフェラーリのSF90が最速と目されていたが、テストの結果を分析したレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、フェラーリとの差は0.2秒であり、その差はシャシー側で埋められると発言していた。

    迎えたテスト初日。ピエール・ガスリーはタイムシート上ではトップから0.06秒差の2番手タイムとなる1分17秒715を記録。しかし、トップタイムのランド・ノリス(マクラーレン)は終了間際にC4タイヤを装着したパフォーマンス走行で記録したもの。一方、ガスリーは1段階柔らかいC3タイヤでのタイムとなっている。

    ピレリは、各コンパウンド間の差を0.6秒と見積もっており、タイヤ的な観点から考えれば、ランド・ノリスのタイムは上回っていることになる。

    それよりも、同じ条件下で同じタイヤで走行したフェラーリを上回った部分が大きい。フェラーリは午前と午後でドライバーを分けており、午後に走行したセバスチャン・ベッテルがガスリーと同じC3タイヤで1分17秒925を記録。レッドブル・ホンダがフェラーリを0.210秒上回った。

    もちろん、4日間のテストの初日であり、タイムシートに一喜一憂してもまったく意味のないことだが、ホンダのF1エンジンは大きな問題もなく、レッドブルとトロロッソ合わせて239周を走り込むなど、信頼性とパフォーマンスを大幅に向上させていることが重要なポイントだ。

    ピエール・ガスリーもそれを心得ているようで現状でのラップタイムに“興奮しすぎても意味はない”と語る。

    「僕たちは自分たちのことに集中してプログラムを実行している。でも、ここまではいい感じだ」と走行を終えたピエール・ガスリーはコメント。

    「僕たちにポテンシャルがあることはわかっているけど、他チームが現時点で何をしているのかはわからない」

    ピエール・ガスリーは、レッドブル・ホンダはまだ次のレベルのパフォーマンスのためにプッシュはしていないと語る。

    「とにかく一日ごとに少しずつプッシュしてきたい。でも、まだ僕たちは全開ではプッシュしてない」

    「僕たちはまだエンジンパフォーマンスには伸びしろがある考えている。毎日少しずつプッシュしてきたい」とピエール・ガスリーはコメント。

    「今後数日でもう少しパッケージを理解して、より多くのパフォーマンスを引き出していけることを期待している」

    「僕たちにはまだあと3日あるし、今後もっとパフォーマンスを見極めていく。現在はクルマでもっと多くのマイレージを重ねて、もっとパッケージを学ぼうとしている段階だ。でも、今のところ僕たちはかなり満足しているよ」

    2019年 第2回 F1バルセロナテスト 1日目 結果

    Pos ドライバー チーム マシン タイム GAP 周回
    1 ランド・ノリス マクラーレン MCL34 1分17秒709 ●   80
    2 ピエール・ガスリー レッドブル RB15 1分17秒715 ● +0.006 136
    3 ランス・ストロール レーシングポイント RP19 1分17秒824 ○ +0.115 82
    4 セバスチャン・ベッテル フェラーリ SF90 1分17秒925 ● +0.216 81
    5 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ C38 1分18秒589 ● +0.880 99
    6 アレクサンダー・アルボン トロロッソ STR14 1分18秒648 ● +0.940 103
    7 シャルル・ルクレール フェラーリ SF90 1分18秒651 ● +0.942 29
    8 ケビン・マグヌッセン ハース VF-19 1分18秒769 ● +1.060 131
    9 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ FW42 1分19秒662 ○ +1.953 119
    10 ダニエル・リカルド ルノー R.S.19 1分20秒107 ● +2.398 77
    11 バルテリ・ボッタス メルセデス W10 1分20秒167 ○ +2.458 7
    12 ルイス・ハミルトン メルセデス W10 1分20秒332 ○ +2.623 83
    13 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー R.S.19 1分20秒348 ● +2.639 80

    ● C1 / ○ C2 / ● C3 / ● C4 / ○ C5

    ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、内部的に最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、その中から3つのコンパウンドを各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。公式テストではレースとは異なり、5種類すべてのコンパウンドが使用するため、F1マシンがどのタイヤを装着しているかを識別しやくすくするため、ピレリは最も硬いC1と最も柔らかいC5にサイドウォールにストライプをつけないカラーリングを採用ししている。

    関連:F1バルセロナテスト 1日目:マクラーレンのランド・ノリスがトップタイム

  • F1バルセロナテスト 1日目:マクラーレンのランド・ノリスがトップタイム

    F1バルセロナテスト 1日目:マクラーレンのランド・ノリスがトップタイム

    2019年のF1バルセロナテスト2回目が2月26日(火)に初日を迎え、マクラーレンのランド・ノリスがトップタイムを記録した。

    ホンダ勢はピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)が2番手タイム、アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)は6番手タイムで初日のセッションを終了。ホンダのF1エンジンは2台合せて239周を走り込んで高い信頼性を発揮した。

    2019年シーズン開幕前の最後の公式テストが2月26日(火)からカタロニア・サーキットでスタート。システムチェックが主だった1回目とは異なり、今回のテストでは、各チームが開幕戦に向けてパフォーマンスを重視したセッティング作業により焦点が当てられることになる。

    初日のトップタイムを記録したのはマクラーレンのランド・ノリス。午前中にターン3でコースアウトしてこの日最初の赤旗の原因となったランド・ノリスは油圧システムの問題で多くの時間をガレージ過ごすことになった。午後にも同じコーナーでストップして赤旗を出したが、最終的に80周を走行してC4タイヤで1分17秒709をマークした。

    2番手タイムはレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー。ホンダのF1エンジンを搭載するRB15でこの日最多となる136周を走破。トップのランド・ノリスよりも1段階硬いC3タイヤで0.006秒差の1分17秒715を記録。2つのコンパウンド間のパフォーマンス差は0.6秒と想定されており、事実上のトップタイムだ。

    3番手タイムはレーシングポイントのランス・ストロール。82周を走行して1分17秒824を記録。タイヤは最も軟らかいC5タイヤでのタイムだ。

    4番手タイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。午後から走行を担当したベッテルは81周を走行して1分17秒925を記録。タイヤはピエール・ガスリーと同じC3タイヤで記録しており、事実上の2番手タイムだ。午前中はシャルル・ルクレールが走行を担当。冷却システムのチェックのためガレージ作業を続けたため、午前中で最少の29周の走行に留まり、7番手タイムとなる1分18秒51だった。

    5番手タイムはアルファロメオ・ザウバーのアントニオ・ジョビナッツィ。99周を走行してC4タイヤで1分18秒589を記録した。

    6番手タイムはトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボン。ホンダのF1エンジンを搭載するSTR14で103周を走行してC4タイヤで1分18秒649を記録。ホンダのF1エンジンは2台合せて239周を走破した。

    8番手タイムを記録したのはハースのケビン・マグヌッセン。131周を走行してC4タイヤで1分19秒644を記録した。

    9番手タイムはウィリアムズのジョージ・ラッセル。1回目のプレシーズテストでは新車の完成の遅れで合計88周しか走行できなかったウィリアムズだが、この日は119周を走行して最も軟らかいC5タイヤで1分19秒662を記録した。

    10番手タイムはルノーのダニエル・リカルドが記録。午後から走行を担当したダニエル・リカルドは77周を走行してC3タイヤで1分20秒107をマーク。午前中はニコ・ヒュルケンベルグが80周を走行して同じC3タイヤで1分20秒348を記録した。

    メルセデスはトラブルに見舞われる一日となった。大幅なアップグレードを施して話題となったメルセデスだが、午後のセッション開始直後に油圧のトラブルでパワーユニット交換を強いられえ、残り7分でようやくコースに復帰。午後の走行を担当したバルテリ・ボッタスは残り7分でようやくコース復帰。7周しかできず、11番手タイムとなる1分20秒167で終了。午前中はルイス・ハミルトンが83周を走行して1分20秒232を記録した。

    F1バルセロナテストは、明日2月27日(水)も現地時間9時(日本時間17時)から行われる。

    2019年 第2回 F1バルセロナテスト 1日目 結果

    Pos ドライバー チーム マシン タイム GAP 周回
    1 ランド・ノリス マクラーレン MCL34 1分17秒709 ●   80
    2 ピエール・ガスリー レッドブル RB15 1分17秒715 ● +0.006 136
    3 ランス・ストロール レーシングポイント RP19 1分17秒824 ○ +0.115 82
    4 セバスチャン・ベッテル フェラーリ SF90 1分17秒925 ● +0.216 81
    5 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ C38 1分18秒589 ● +0.880 99
    6 アレクサンダー・アルボン トロロッソ STR14 1分18秒648 ● +0.940 103
    7 シャルル・ルクレール フェラーリ SF90 1分18秒651 ● +0.942 29
    8 ケビン・マグヌッセン ハース VF-19 1分18秒769 ● +1.060 131
    9 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ FW42 1分19秒662 ○ +1.953 119
    10 ダニエル・リカルド ルノー R.S.19 1分20秒107 ● +2.398 77
    11 バルテリ・ボッタス メルセデス W10 1分20秒167 ○ +2.458 7
    12 ルイス・ハミルトン メルセデス W10 1分20秒332 ○ +2.623 83
    13 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー R.S.19 1分20秒348 ● +2.639 80

    ● C1 / ○ C2 / ● C3 / ● C4 / ○ C5

    ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、内部的に最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5)と名付け、その中から3つのコンパウンドを各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。公式テストではレースとは異なり、5種類すべてのコンパウンドが使用するため、F1マシンがどのタイヤを装着しているかを識別しやくすくするため、ピレリは最も硬いC1と最も柔らかいC5にサイドウォールにストライプをつけないカラーリングを採用ししている。

  • ピエール・ガスリー 「ポテンシャルは確実に感じている」

    ピエール・ガスリー 「ポテンシャルは確実に感じている」

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、F1バルセロナテスト2の初日にホンダのF1エンジンを搭載したRB15でこの日最多となる136周を走行し、2番手タイムとなる1分17秒715を記録した。

    「今日は一日で多くのことをこなしたけど、重視したのはマシンの挙動を理解することだった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「チームにとってはたくさんの空力テストとアイテムの評価を行うことができいたけどど、僕もマシンをさらに快適に乗りこなすことができるようになった」

    「周回ごとによくはなったものの、まだたくさんの課題が残っていると思う。ペースは悪くはないと思うけど、さらに自分たちのことに集中し、各日に用意したプログラムを着実にこなさなければいけないと思う」

    「多くの走行距離も稼ぐことができ、計画通りに遂行できているので、今のところはポジティブなテストにできているのではないだろうか。ポテンシャルは確実に感じているので、できることに全力を注ぎ、引き続きチーム一丸となって努力していきたいと思う」

    関連:F1バルセロナテスト 1日目:マクラーレンのランド・ノリスがトップタイム

  • メルセデス 「レッドブル・ホンダは確実にタイトル争いに絡んでくる」

    メルセデス 「レッドブル・ホンダは確実にタイトル争いに絡んでくる」

    メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、2019年のF1世界選手権では中団チームが“サプライズ”を巻き起こす可能性は十分にあり得ると考えている。

    先週のF1バルセロナテストではフェラーリが頭ひとつ抜きん出たパフォーマンスを信頼性を発揮したが、現段階ではそれ以降の勢力図を判断するのはまだ非常に難しい状況となっている。

    チャンピオンチームのメルセデスは、バルテリ・ボッタスが総合6番手、ルイス・ハミルトンが総合7番手で1回目のテストを終了。だが、タイムシートではトロロッソ・ホンダを含めたいくつかのチームが上位に顔を出しており、今年の各チームの競争力は非常に拮抗していると考えられている。

    メインのライバルはフェラーリということになるかと質問されたトト・ヴォルフは「全員をライバルだと見なしている」とコメント。

    「そこにレッドブルが入ってくるのは確実だ。競争力をつけるリソースがあるし、常に新しいレギュレーションへの対応に柔軟なチームだった。方向性が変わったとしてもね」

    「ただ、フェラーリはどんどん強くなっている。それにルノーは過去数日で最速のチームだった。トロロッソも信じられない速さだったし、アルファロメオもとてもいい感じに見える」

    「だから、全てのチームがライバルだ。全員が非常に拮抗した状況になると思うし、サプライズが生まれるかもしれない」

    ルイス・ハミルトンも、これまで3強チームが味わってきたような明白なアドバンテージはもはや保証されていないと語る。

    どのチームとチャンピオンシップを争うことになると思っているかと質問されたルイス・ハミルトンは「現時点では誰も除外することはできないと思う」とコメント。

    「少なくてとも現時点で6名のドライバーはパフォーマンス面で戦う可能性がある。どう発展していくか見てみなければならない」

    「テストをしている今は、他の誰かがやっていることには目を向けていない。とにかくデータを見て、クルマとタイヤで何が起こっているかを理解しようとしている。それが僕たちにできるすべてだ」

    「現時点で全員が異なるプログラムをやっているでも、少なくとも僕たちを含めた3チームとの戦いになることを期待している。ルノーも加わってくるかもしれない。それは誰にもわからない」

    F1バルセロナテスト1回目の最速タイムを記録したルノーのニコ・ヒュルケンベルグのチームメイトであるダニエル・リカルドは、ここまで全チームが印象的なパフォマーマンスを示していると語る。

    「現時点で全員がかなり合理的なクルマを持っているように感じている」とダニエル・リカルドはコメント。

    「1分17秒台、1分18秒台を出していたとしても、鼻歌を歌っているように感じる。ターン3は全開になるだろうし、ターン9も全開で行けるはずだ。たぶんクルマはそんなに間違っていないし、強いチームを選ぶのは難しい」

  • F1バルセロナテスト 1日目(午前):アントニオ・ジョビナッツィがトップ

    F1バルセロナテスト 1日目(午前):アントニオ・ジョビナッツィがトップ

    2019年のF1バルセロナテスト2回目が2月26日(火)に初日を迎え、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)が午前中のトップタイムをマーク。

    ホンダ勢はピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)が2番手、アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)は7番手で午前中のセッションを終えた。

    2019年シーズン開幕前の最後の公式テストが2月26日(火)からカタロニア・サーキットでスタート。システムチェックが主だった1回目とは異なり、今回のテストでは、各チームが開幕戦に向けてパフォーマンスを重視したセッティング作業により焦点が当てられることになる。

    午前中のトップタイムを記録したのはアルファロメオ・ザウバーのアントニオ・ジョビナッツィ。56周を走行して1分18秒589を記録した。

    2番手タイムはレッドブル・ホンダのピエール・ガスリー。ホンダのF1エンジンを搭載するRB15で61周を走行し、トップから0.058秒差の1分18秒647を記録した。

    3番手タイムはフェラーリのシャルル・ルクレール。冷却システムのチェックのためガレージ作業を続けたため、午前中で最少の29周の走行に留まり、1分18秒51を記録した。

    4番手タイムはレーシングポイントのランス・ストロール。44周を走行して1分19秒139を記録した。

    5番手タイムを記録したのはハースのケビン・マグヌッセン。午前中最多となる84周を走行して1分19秒644を記録した。

    6番手タイムはウィリアムズのジョージ・ラッセル。46周を走行して1分19秒662を記録した。

    7番手タイムはトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボン。ホンダのF1エンジンを搭載するSTR14で39周を走行して1分19秒689を記録した。

    8番手タイムはメルセデスのルイス・ハミルトン。大幅なアップグレードを施して話題のW10で83周を走行して1分20秒232を記録した。

    9番手タイムはルノーのニコ・ヒュルケンベルグ。80周を走行して1分20秒3488を記録した。

    10番手タイムはマクラーレンのランド・ノリス。ターン3でコースオフしてこの日最初の赤旗の原因となったノリスは38周を走行して1分22秒306を記録した。

    セッションは1時間の休憩をはさんで現地時間14時(日本時間22時)から再開。現地時間18時(日本時間26時)まで行われる。

    2019年 第2回 F1バルセロナテスト 2日目 (午前)

    Pos ドライバー チーム マシン タイム 周回
    1 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ C38 1分18秒589 56
    2 ピエール・ガスリー レッドブル RB15 1分18秒647 61
    3 シャルル・ルクレール フェラーリ SF90 1分18秒651 29
    4 ランス・ストロール レーシングポイント RP19 1分19秒139 44
    5 ケビン・マグヌッセン ハース VF-19 1分19秒644 84
    6 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ FW42 1分19秒662 46
    7 アレクサンダー・アルボン トロロッソ STR14 1分19秒689 39
    8 ルイス・ハミルトン メルセデス W10 1分20秒332 83
    9 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー R.S.19 1分20秒348 80
    10 ランド・ノリス マクラーレン MCL34 1分22秒308 38
  • エイドリアン・ニューウェイ 「2019年もオーバーテイクは容易ではない」

    エイドリアン・ニューウェイ 「2019年もオーバーテイクは容易ではない」

    レッドブル・ホンダの2019年F1マシン『RB15』を設計したエイドリアン・ニューウェイは、空力レギュレーションによってオーバーテイクが容易になることはないと考えている。

    2019年のF1世界選手権では、後続マシンへの乱気流を低減してオーバーテイクを促すために新しい空力レギュレーションを導入。フロントウイング、リアウイング、ブレーキダクト、バージボードといった重要な空力エリアに変更が加えられた。

    しかし、F1パドックでは、2019年のレギュレーション変更によってオーバーテイクが容易になるというストーリーには懐疑的だ。

    第1回のF1バルセロナテストではフェラーリが最速のマシンを持っていると考えられているが、セバスチャン・ベッテルは、テストでマクラーレンのカルロス・サインツに追いついたときのことを例に挙げて2019年F1マシンの特性を説明した。

    「彼を抜くチャンスはなかった」とセバスチャン・ベッテルは Auto Motor und Sport にコメント。

    「決して十分に近づくことはできなかった」

    “空力の鬼才”と称されるF1のトップデザイナーであるエイドリアン・ニューウェイもセバスチャン・ベッテルの見解に同意する。

    「追いかけているクルマは以前と同じくらい多くのダウンフォースを失っている」

    レーシングポイントのテクニカルディレクターを務めるアンディ・グリーンは「我々は後続のドライバーが楽にドライビングできるようなクルマは造っていない」と語る。

    「我々の仕事は自分たちのクルマをできるだけは速くすることだ。そして、それをするためには空気はホイールの外側を通過しなければならない」

    「我々がそうすることにチャンスを見い出している限り、我々はそうしていくだろう」

  • トロロッソ 「ピエール・ガスリーはクビアトのような状況には陥らない」

    トロロッソ 「ピエール・ガスリーはクビアトのような状況には陥らない」

    トロロッソのF1チーム代表フランツ・トストは、今年レッドブル・レーシングに昇格するピエール・ガスリーが、以前にダニール・クビアトが陥ったような落とし穴にはまることはないと確信していると語る。

    昨年、F1で初めてフルシーズンを戦ったピエール・ガスリーは、ダニエル・リカルドのルノー移籍をきっかけに予定よりも早くトロロッソからレッドブル・レーシングへの昇格を果たすことになった。

    ダニール・クビアトは、2014年末にセバスチャン・ベッテルがフェラーリに移籍したことで、同じように1シーズンのみでレッドブル・レーシングへと昇格。

    レッドブル・レーシングで何度か表彰台を獲得したダニール・クビアトだが、マックス・フェルスタッペンが台頭するなかで不甲斐ない結果が続き、2016年シーズン序盤にフェルスタッペンと交代するカタチでトロロッソに出戻っている。

    しかし、フランツ・トストは、ピエール・ガスリーは同じような運命を回避できるとし、その理由として、ガスリーがジュニアカテゴリーでより大きな経験を積んでいることを挙げた。

    「2人のドライバーには大きな違いがある。どうしてか? ダニールはGP3から直接F1でやって来たので、その時点ですでに大きなリスクだった。だが、彼は本当にスキルの高いドライバーなので、それを果たした」

    「言い方を変えれば、ピエール・ガスリーはまったく異なる教育を受けている」

    「彼はまず最初にルノー3.5ワールドシリーズを戦った。それは非常に良いシリーズであり、当時は非常に速いシリーズだった」

    「それから彼はF2(GP2)を2年間戦い、日本で1年間スーパーフォーミュラを戦った」

    「それは、経験、教育面における彼の基礎が、ダニール・クビアトよりもはるかに高いレベルにあることを意味する。クビアトはそれほど時間がなかった」

    「ダニールもトロロッソに2~3年留まるはずだったが、当時ベッテルがフェラーリに移籍したことで、レッドブルはドライバーを必要としていた。それが、最初からプログラムではなかったのはそれが理由だ」

    それでも、フランツ・トストは、1年間のブランクを経て今年トロロッソに復帰したダニール・クビアトは自分の価値を示すことができるはずだと支持する」

    「我々全員が、ダニール・クビアトが非常に熟練したドライバーであることを知っている。彼は過去にそれを示している」とフランツ・トストは強調する。

    「彼gGP3でチャンピオンシップを獲得し、2014年に我々と一緒にレースをしてい初年度にも彼はそこで非常に良いパフォーマンスを示した」

    「その後、彼はレッドブル・レーシングに移籍したが、私はすべてが少し速すぎたと思っている」

    「そうして彼は我々のところに戻ってきた。当時、我々のクルマはかなり問題を抱えていたし、それほど競争力がなかった」

    「その後、彼はフェラーリで1年間シミュレーターにいた。そこで彼はより多くのことを学ぶ機会を得た。そして今、彼はより成熟して帰ってきた」

    「我々は以前からダニール・クビアトを知っており、彼は我々のクルマに戻ってきた。ダニール・クビアトは良い仕事をするだろう。我々が期待ているようにクルマがうまく走れば、彼はまた良い仕事をしてくれるだろう」

  • レッドブル・ホンダ、F1バルセロナテスト2回目のドライバー日程を発表

    レッドブル・ホンダ、F1バルセロナテスト2回目のドライバー日程を発表

    レッドブル・ホンダは、2月26日(火)からスペイン・バルセロナでスタートする2019年の2回目のF1プレシーズンテストのドライバー日程を発表した。

    レッドブル・ホンダは、F1バルセロナテスト1ではホンダのF1エンジンを搭載する2019年F1マシン『RB15』でマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリー合わせて全チームで475周を走破と高い信頼性を発揮。フェルスタッペンが総合9番手、クビアトが総合10番手で終えている。

    レッドブル・ホンダは第2回バルセロナテストの4日間の担当ドライバーを発表。1回目とは担当順が逆となり、初日にピエール・ガスリー、2日目にマックス・フェルスタッペンがテストを担当。以降、1日交代で走行し、フェルスタッペンが最終日にテストを締めくくる。

    レッドブル・ホンダ 第2回バルセロナテスト 担当ドライバー
    2月26日(火) ピエール・ガスリー
    2月27日(水) マックス・フェルスタッペン
    2月28日(木) ピエール・ガスリー
    3月1日(金) マックス・フェルスタッペン

    1回目のテストを終えたマックス・フェルスタッペンは「ホンダとのコミュニケーションは良好で、それぞれのチームメンバーも自分がやるべきことを分かっているし、集中しながらいい仕事ができている」とコメント。

    「何よりも、今日は多くの周回を走行できて、さまざまなセッティングを試すことができた。レギュレーションの変更があったので、自分たちが今どこを目指し、何の作業に取り掛かっているのかを正確に理解することが重要だ。現時点で自分たちの実力を測ることは難しいけど、メルボルンでようやくわかるものと思っている。それでも、マシンからは良い感触を得ている」

    ピエール・ガスリーは「クルマの感触は全体的に非常にいい感じだ。今日はそれほど早いタイムは出なかったけど、これはあくまでテストだし、自分が今どんな項目に取り組んでいるかを理解しているので、内容には満足している」とコメント。

    「テスト1は全体を通して良くできたと思う。多くの周回を重ねることができたし、マシンや新しいエンジニアに慣れることもできた。メルボルンに向けて、今週は全員がいい仕事をしたけど、まだ来週はさらにやるべきことが沢山ある」

  • ピエール・ガスリー 「ホンダのF1エンジンのパワーアップを実感できた」

    ピエール・ガスリー 「ホンダのF1エンジンのパワーアップを実感できた」

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、2019年型のホンダのF1エンジンのパフォーマンス向上をすでに感じることができているといい、レッドブル・レーシングにとってF1プレシーズンテストでそれが“唯一の良いニュース”だったと語る。

    昨年、トロロロッソでホンダのF1エンジンを経験しているピエール・ガスリーは、今年、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブル・レーシングへと移籍を果たした。

    レッドブル・レーシングは、先週行われたF1バルセロナテストではマイレージを稼ぐことに集中したため、タイムシートの上位に顔を出すようなパフォーマンスを発揮することは重要視されていなかったが、それでもトラブルフリーで走行を重ね、ホンダのF1エンジンの信頼性の向上を示した。

    それでも、ピエール・ガスリーは、昨年からのホンダのF1エンジンの進化を実感していると語る。

    2019年のホンダのF1エンジンについて質問されたピエール・ガスリーは「ここまでは本当にいい感じだ。僕たちは全開でのプッシュはしていなかったけど、すでにパフォーマンスの向上を感じることができている」とコメント。

    「それが肝心だ。それに信頼性に関してもまったく問題は発生しなかった」

    「それに(F1バルセロナテストで総合2番手と3番手タイムを記録)トロロッソを見ても本当に有望だ。4日間の唯一の良いニュースかもね。僕たちは働き続ける必要がある」

    「他チームは本当に速いけど、現時点で僕たちには自分たちのクルマで多くのことをテストしている。今の僕たちには何がもっとうまく機能するかを理解する必要がある」

    F1バルセロナテストがスタートした際、レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ホンダのF1エンジンの統合をスイス製の時計に例えて“最高に美しい”と語っていた。

    また、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、レッドブル・レーシングからの要望に合わせて2019年F1エンジンもコンパクトな設計を採用しているが、タイトなパッケージングがパフォーマンスを犠牲にすることはないと自信を見せている。

    ピエール・ガスリーも、ホンダは冬の間に“本当に良い仕事をした”と語っている。

    ピエール・ガスリーは、テスト2日目にRB15で初走行した際にスピンを喫しているが、それはホンダの問題ではなく、シートがやや快適ではないと感じていたことが原因だった。

    ピエール・ガスリーは、来週の2回目のF1バルセロナテストに向けてシートを交換することになるかもしれないと明かす。

    「それが僕たちが見舞われて唯一の問題だった。かなり動いてしまっていたし、来週に向けて改良することになると思う」とピエール・ガスリーはシートについて言及。

    「全体的に本当にポジティブだった。クルマに大きな問題は発生しなかった。エンジンにもね。本当に良い最初の4日間だった」

    ホンダのF1エンジンはトラブルフリーの4日間でレッドブル・レーシングとトロロッソを合わせて合計957周(4,454.835km)を走破。F1エンジン別で見ると、メルセデスとルノーを走行距離数で上回っている。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「2019年最初のバルセロナテストの4日間は、レッドブル・トロ・ロッソ・ホンダ、アストン・マーティン・レッドブル・レーシングともに順調にプログラムを消化することができました。最終日の今日もスムーズに周回を重ね、多くのデータを蓄積しました」

    「ホンダにとってはF1復帰後初めて2チームにPUを供給する体制で臨み、オペレーション面でも学びの多いテストになりました。4日間を通してPUに大きなトラブルはなく、トロロッソが482周、レッドブルが475周を走り、ホンダとしては957周を走行しました」

    「今回得られたデータをこの後の4日間で十分に解析し、テスト2に臨みます。来週も順調にテストを行い、万全の体制で開幕戦に臨められればと考えています」