タグ: レッドブル・ホンダ

  • シャルル・ルクレール 「雨が降ればレッドブル・ホンダは強いはず」

    シャルル・ルクレール 「雨が降ればレッドブル・ホンダは強いはず」

    フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1ドイツGP初日の両方のセッションでフェラーリが1-2で終えられたのは暑いコンディションに助けられたと考えており、予報通りに気温が下がれば、メルセデスとレッドブル・ホンダは挽回してくると考えている。

    金曜日のホッケンハイムは30℃を超える猛暑となり、先月のオーストリアで冷却問題に苦しんだメルセデスはマシンに多くの通気口を設けて挑んでいる。

    しかし、土曜日と日曜日は雨が予報され、気温は低くなると考えられており、フリー走行2回目をトップタイムで終えたシャルル・ルクレールは、メルセデスとレッドブル・ホンダが予選では強さを発揮してくると考えている。

    「もちろん、いい感じではあるけど、その一方でまだ金曜日だし、メルセデスは土曜日まで少し手の内を隠すことがある。簡単には行かないだろう」とシャルル・ルクレールはコメント。

    「それに明日はもっと涼しくなるだろうし、それは他チームの助けになると思う。僕たちは晴れの日はいつも非常に強いけど、雨が降れば、レッドブルがとても速いこともわかっている」

    「簡単には行かないだろうけど、いずれにしろポジティブな一日だった」

    シャルル・ルクレールは、F1ドイツGPで今季3度目のポールポジション、そして、F1初勝利を目指している。

    「ポールを獲れれば嬉しいし、日曜日に勝つことができればさらに嬉しいだろう。でも、僕たちはまだそこまで言っていない」

    「それでもポジティブなことはあったと思う。でも、満足できてないこともいくつかあるし、改善する必要がある。でも、それはいつものことだ」

  • マックス・フェルスタッペン 「結果からみえるほどに差は大きくない」

    マックス・フェルスタッペン 「結果からみえるほどに差は大きくない」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1ドイツGP初日のフリー走行を5番手タイムで終了。だが、メルセデスとフェラーリとの差はそれほど大きくはないと感じていると語る。

    フリー走行1回目ではトップとわずか0.317秒差で4番手につけたマックス・フェルスタッペンだが、フリー走行2回目ではフェラーリから0.684秒差の5番手で終了。しかし、少しのチューニングでその差は詰められるとフェルスタッペンは考えている。

    「完ぺきなマシンバランスだったとは言えないが、トップとそう離れているわけでもなかったので、今日は悪くない一日だったと思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「FP2ではソフトタイヤでのアタックを途中でやめなくてはならなかったため、クリーンラップでの走行はできなかった。このコースでのソフトタイヤは1周しかもたないため、それ以上走った周ではタイヤのピークをすでに越えてしまっていた」

    「メルセデスとフェラーリからは少し出遅れてはいますが、少しのチューニングでその差は詰められると思うし、FP2の結果からみえるほどに差は大きくないと思う。明日からの天気やコンディションは変わってしまいそうだが、残りのレースウイークの方向性やマシンへの理解を深めるために、多くの周回を金曜に走れることはプラスになる。今日はとにかく暑くて汗をたくさんかいたハードな一日だった!」

  • 【動画】 ピエール・ガスリーがクラッシュ / F1ドイツGP(FP2)

    【動画】 ピエール・ガスリーがクラッシュ / F1ドイツGP(FP2)

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、F1ドイツGPのフリー走行2回目でクラッシュを喫した。

    前戦イギリスGPで4位入賞を果たして復調の兆しを見せていたピエール・ガスリー。しかし、フリー走行2回目の最終コーナーでコントロールを失ってクラッシュ。マシンの左側が大きく損傷し、ギアボックスまでダメージが及んでいる可能性がある。このクラッシュでセッションは赤旗中断となった。

    ピエール・ガスリーのクラッシュはロングラン中でのものだったが、ショートランでもチームメイトのマックス・フェルスタッペンとは1秒の差がついており、15番手タイムでセッションを終了。一転して厳しい状況に追い込まれた。

    関連:F1ドイツGP フリー走行2回目 | シャルル・ルクレールがトップタイム

  • ピエール・ガスリー、マックス・フェルスタッペンのセットアップで復調

    ピエール・ガスリー、マックス・フェルスタッペンのセットアップで復調

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーの復調は、チームメイトのマックス・フェルスタッペンのセットアップを使用していることが大きいかもしれない。

    シート喪失も噂されたピエール・ガスリーだが、シルバーストンでは突然マックス・フェルスタッペンに迫るパフォーマンスを発揮した。

    「多くの要因と変化があった。総じて、それらが大きな違いをもたらした」とピエール・ガスリーはコメント。

    「詳細についてはあまり詳しく説明したくはないけど、今では何が機能するかわかっている。僕はまだ学習プロセスを進めているところだけど、今は前進しているように感じている」

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ピエール・ガスリーのシルバーストンでの大きなステップを“別のドライバー”のようだと表現している。

    「まだ僕は同じだと思う」とピエール・ガスリーは笑う。「自分に戦える速さがあることはずっとわかっていたことだ」

    しかし、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルマート・マルコとマックス・フェルスタッペンは少し異なる見方をしている。

    ヘルムート・マルコは「ガスリーはマックスのセットアップを使って、自分のドライビングスタイルに適応させなければならない」とシルバーストンで述べていた。

    マックス・フェルスタッペンは「反対側のガレージは見ていないけど、僕のセットアップを使って以降、ピエールはうまくいっているようだね」と付け加えた。

  • マックス・フェルスタッペン 「F1ドイツGPは雨が降った方が好ましい」

    マックス・フェルスタッペン 「F1ドイツGPは雨が降った方が好ましい」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1ドイツGPは高温のなかで開催されるよりも雨が降ってくれることを望んでいると語る。

    木曜日のホッケンハイムは40℃を超える猛暑となったが、土曜日と日曜日には雨が予報されている。

    マックス・フェルスタッペンが今季初勝利を飾ったF1オーストリアGPは同じように高い気温のなかで行われ、レッドブル・ホンダのマシンは優れたパフォーマンスを発揮した。

    対照的にメルセデスは冷却問題でオーバーヒートの問題を抱え、エンジンパワーをフルに発揮することができなかったが、今週末のF1ドイツGPには冷却問題に対策を施したアップグレードを持ち込んでいる。

    そのため、マックス・フェルスタッペンは、日曜に雨が降ってくれた方がレッドブル・ホンダにとっては助けになるだろうと語る。

    「ホッケンハイムでの雨は僕たちにとって好都合になると思う。メルセデスは新たなシャシーを持ち込んでいるし、冷却問題はもう解決していると思うしね」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    2019年シーズンはまだあまり雨に見舞われていない。1年前、マックス・フェルスタッペンはF1ハンガリーGPで雨への対応に苦戦を強いられていた。しかし、2019年は状況は異なるだろうとフェルスタッペンは型r。

    「あの時は主にフロアに問題を抱えていた。DRSをオープンにすると曲っているんじゃないかというような状態だった。幸いにも僕たちはその問題を解決できている。さらに雨に対する自信という点ではみんなまだ少し言うのが難しいと思うしね」

    関連:2019年 F1ドイツGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ピエール・ガスリー、RB15の感触は「改善はしているがまだ完璧ではない」

    ピエール・ガスリー、RB15の感触は「改善はしているがまだ完璧ではない」

    レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、RB15を快適に感じることができていると認めつつも、自分にはもっとポテンシャルがあると確信していると語る。

    チームメイトのマックス・フェルスタッペンが1勝と2回の表彰台を獲得していたののに対し、ピエール・ガスリーはRB15に苦戦を強いられていた。特にフェルスタッペンが優勝したオーストリアGPでは周回遅れでのフィニッシュとなり、シーズン中のシート喪失さえ噂された。

    レース後、レッドブルは行動を起こし、ピエール・ガスリーのマシンを分解調査。F1イギリスGPでは新しいフロントウイングをガスリーのマシンにも導入するとともに、マックス・フェルスタッペンのセットアップを適用。それが奏功し、レースでは表彰台から4秒差で自己ベストに並ぶ4位でフィニッシュして復調の兆しをみせていた。

    「自分好みの方向に少し近づいてきているのは確かだ」とピエール・ガスリーはRB15についてコメント。

    「僕たちは常に少しずつ引き出している。でも、シルバーストンでの感触はベストだった。感触のいい場所はいくつかあったけど、少し一貫性がなかった。だから、週末ごとにもう少し一貫性を保つことができればと思っている」

    ピエール・ガスリーがF1イギリスGPを4位でフィニッシュできたのは、セバスチャン・ベッテルがマックス・フェルスタッペンに追突して表彰台争いから外れたことが助けになったのも確かだ。

    ピエール・ガスリーは、まだRB15を100%快適に感じるまでは改善しなければならない部分があると認める。

    「僕が望んでいるのはこの程度のリザルトではない。もっと良い結果を達成するためにはどうしたら良いかを常に考えているし、シルバーストンを超える成績をより頻繁に達成するために何をすべきかについて頭を使っている。改善したとは言え、まだ完璧とは言えない」

    「イギリスではトップレベルの争いを楽しめたし、思い通りのドライビングができつつあると感じている。自分には競争力があり、速く走れると信じているし、これを実現させるために必要なものを見つけなければならない。今はその手がかりが掴めていると思うし、後は改善を続けていくだけだ」

  • マックス・フェルスタッペン 「ベッテルに悪い感情は残していない」

    マックス・フェルスタッペン 「ベッテルに悪い感情は残していない」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPで追突されたセバスチャン・ベッテルに悪い感情は残していないと主張する。

    セバスチャン・ベッテルは、F1イギリスGPでマックス・フェルスタッペンに抜かれた後、ブレーキングを誤ってフェルスタッペンに追突。両者はグラベルに飛び出してフェルスタッペンは表彰台のチャンスを失った。

    セバスチャン・ベッテルには10秒加算ペナルティが科せられ、自らの非を認めてマックス・フェルスタッペンに謝罪している。

    「彼はレース後に自分のミスだと言いに来てくれた。もちろん、表彰台を獲得できなかったことには失望しているけど、僕に何ができる? 起こってしまったことは仕方がない」

    マックス・フェルスタッペンは、自らがセバスチャン・ベッテルに接触した2018年のクラッシュを例に挙げた。

    「中国で彼に対してミスをした。当時、彼はそれについてかなり落ち着いていた。残念ながら起こってしまったけど、それもレースだ。起こらない方がいいけど、起こってしまうものだ」

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・ホンダはフェラーリに勝つだけではもはや十分ではなく、メルセデスを倒すことを目標に掲げている。

    「もちろん、僕たちはフェラーリの前にいたいけど、さらにメルセデスの前にもいたい」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「いつだって3位よりは2位の方がいいけど、僕たちは勝つためにここにいる」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「メルセデスとのギャップを縮めることが今後の最大のチャレンジだ」

    マックス・フェルスタッペンは、まだレッドブル・ホンダはメルセデスに遅れをとっており、その差を縮めるのはまだ長い道のりだと認める。

    レッドブルはF1オーストリアGPで新しいフロントウイングを投入。ホンダF1のスペック3エンジンと相まって、マックス・フェルスタッペンにとって良い扱いやすいマシンに近づいている。

    「現時点で僕たちはエンジンを最大限に活用して、シーズン序盤に何が間違っていたのか、メルセデスやフェラーリと比較してどこが良くなかったのかを学ぼうとしている。来年は常に勝利を争えることを願っている」

    「少ないダウンフォースで走るときもあれば、少し多いときもある。それはクルマのバランスによっても異なる。トラックが高速か低速かにもよる」

    「シルバーストンでは少ないダウンフォースで走っていたので、低速コーナーでは自動的に少しグリップが失われていた。例えば、僕たちはシルバーストンのストレートでは僕たちの方が彼らよりも速かった。それはちょっと風変わりだったけど、僕たちにとって最適に機能していたように思う」

    「グリップは確実に高まっている」

  • マックス・フェルスタッペン 「メルセデスとの差は縮んでいるけど不十分」

    マックス・フェルスタッペン 「メルセデスとの差は縮んでいるけど不十分」

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・ホンダはメルセデスとのギャップを縮めてはいるが、定期的に戦うには“まだ十分ではない”と認める。

    F1オーストリアGPでレッドブル・ホンダとして初勝利を挙げたマックス・フェルスタッペンは、続くF1イギリスGPでもセバスチャン・ベッテルに追突されるまでメルセデスのドライバーと表彰台を争っていた。

    過去2戦のペースはレッドブル・ホンダのはっきりした進歩の兆しをみせているが、F1イギリスGPで今季7度目の1-2フィニッシュを達成したメルセデスとの差を縮めることは以前として大きな目標となっている。

    「僕たちは近づいているはいるけど、まだ十分ではない。でも、僕たちはそれをわかっているし、ギャップを縮めるために懸命に仕事をしている」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「少ないダウンフォースで走るときもあれば、少し多いときもある。それはクルマのバランスによっても異なる。トラックが高速か低速かにもよる」

    「シルバーストンでは少ないダウンフォースで走っていたので、低速コーナーでは自動的に少しグリップが失われていた。例えば、僕たちはシルバーストンのストレートでは僕たちの方が彼らよりも速かった。それはちょっと風変わりだったけど、僕たちにとって最適に機能していたように思う」

    レッドブルは、コンストラクターズ選手権で3位につけており、今週のドイツGPに向けて2位のフェラーリとの差を52ポイントまで縮めている。

    マックス・フェルスタッペンは2019年にレッドブル・ホンダが結果のすべてを最大化させることを望んでいるが、2020年にはF1ワールドタイトルという目標のために戦える立場にいなければならないと語る。

    「いつだって3位よりは2位の方がいいけど、僕たちは勝つためにここにいる」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「現時点で僕たちはエンジンを最大限に活用して、シーズン序盤に何が間違っていたのか、メルセデスやフェラーリと比較してどこが良くなかったのかを学ぼうとしている。来年は常に勝利を争えることを願っている」

  • レッドブル・ホンダ 「具体的な目標は定めず1戦ごとに最善を尽くす」

    レッドブル・ホンダ 「具体的な目標は定めず1戦ごとに最善を尽くす」

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1オーストリアGPでシーズン初勝利を手にしたが、2019年の残りのシーズンでの優勝について具体的な目標は定めていないと語る。

    レッドブルはルノーとの冷え切った関係を終え、2019年にホンダF1を新たなエンジンサラプイヤーに迎えた。だが、トロロッソとのパートナーシップで改善を示していたとは言え、マクラーレンと悲劇的ともいえる3年間を過ごしていたホンダF1との提携には疑問の声が挙がっていた。

    レッドブル・ホンダは、前戦オーストリアGPでマックス・フェルスタッペンが優勝。レッドブルとホンダF1とのパートナーシップにおける記念すべき初勝利となった。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、シーズン終了前に“最低でも5勝”を目標に掲げており、オーストリアGPの勝利の後、それはまだ現実的な目標だと語っていた。

    しかし、クリスチャン・ホーナーは「あいにく水晶玉は持っていないし、我々はシーズンの中間点に迫っている」とコメント。

    「初勝利を挙げられたことは大きな成果であり、チームとホンダにとって大きな節目だ。我々はレース毎に物事に取り組んでいる。チームとしてトライし、最適化している。グランプリに勝って、優勝トロフィーを受け取ることを予想してオーストリアに行ったわけではなかった。ここから年末まで全てのグランプリにそのようなアプローチをしていく」

    「どのような結果になるかは年末になればわかる。もちろん、ヘルムートは楽観的な見方をしているが、彼はすでにプッシュしているし、それは常に素晴らしいことだ。チーム側もレース毎に少しずつ多くのことを引き出している。だが、もちろん、目標はシーズン終了までにできるだけ多くのレースに勝つことだ」

    クリスチャン・ホーナーは、2019年のホンダF1との業績は“レッドブル内の期待を上回っている”と語る。

    「2019年が新しいエンジンパートナーとの婚と統合の全体的な移行期になることはあらかじめわかっていた」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「9戦目で我々は勝利を達成し、我々は何度か表彰台を獲得している。現時点では、内部の期待を超えている」

    ホンダは2019年を通して3つの大幅なエンッジンアップグレードを投入。それらすべてパフォーマンスと信頼性に良い影響を与えた。今後もスペック4の投入が計画されている。

    それあレッドブルとトロロッソの両方にペナルティをもたらすことになるが、クリスチャン・ホーナーはホンダF1に“もっとプッシュする”ことを求めていると認める。

    「オーストリアはホンダにとっても非常に感動的な勝利だった」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「彼らの役員の何人かがそこにいた。彼らはマクラーレンとの苦痛な年の後に、投資が報われていることを見始めている」

    「信頼性は強力だ。まだ3つのエンジンすべてをドライバーごとに使用できる。彼らはパフォーマンスの向上に基づいて新しいエンジンを導入した」

    「我々は、今年下半期にさらに多くのことをプッシュしている。それらは進行中だ。今、彼らは成功を味わっている。彼らは成功がもたらす利益を見ている。彼らの困難なF1復帰の後、勝利は彼らが必要としたカンフル剤だった」

    「エンジンの赤字は2013年以来我々のアキレス腱だった。我々にとって2019年は発展の1年になるだろう。だが、我々の目標は2020年に初めからチャンピオンシップを争うことだ」

  • レッドブル・ホンダ | 突破口を開いた空力アップデート

    レッドブル・ホンダ | 突破口を開いた空力アップデート

    レッドブル・ホンダにとってF1イギリスGPの結果は素晴らしいものにはならなかったが、マックス・フェルスタッッペンが予選で記録した最速ラップタイムは、パーセンテージ的にはシーズンを通じて最もポールポジションのタイムに近かった。

    F1オーストリアでの優勝後のシルバーストンでは、フランスGPでホンダF1が導入した“スペック3”エンジンの進歩しただけでなく、レッドブルによる空力面での進歩も確認されることになった。

    マックス・フェルスタッッペンは、F1オーストリアGPでの新しいフロントウイング導入以降、ようやくマシンのフロントとリアが連携していると感じており、以前のようにリアが不安定になることなくコーナー全体を進入スピードで走れるとようになったと報告している。

    旧型ウイングと新型ウイングの外見上の違いはごくわずかであるが、それに見合わず、メルセデスがF1スペインGPでみせた大幅な改善と同程度の違いをもたらしている。新型フロントウイングの2つの変更は、エレメントのシャシー側の小さな外形変化とエンドプレートの再形成(長さの3分の2の上縁が下向きに曲がっている)である。

    マックス・フェルスタッペンのレッドブル・ホンダ RB15:上図は中国でのフロントウイング。下図はオーストリアでアップデートされたフロントウイング。マックス・フェルスタッペンのレッドブル・ホンダ RB15:上図は中国でのフロントウイング。下図はオーストリアでアップデートされたフロントウイング。

    これらの変更の組み合わせることは、バージボードの3つ目のエレメントにある小さいカットアウトの周囲に供給される気流を増やすことを目指しているように見える。このカットアウトは、バージボードに流入する気流の速度を上げる渦流を生成し、その周囲の気流の形状を変化させて渦流をさらに強くする。この気流が十分なエネルギーを持たない場合、アンダーフロアとボディ側面に十分な気流を供給するのが難しくなる。アンダーフロアもしくはボディ側面の気流を損なうことなく、十分な気流を供給できる閾値を超えるようにその渦流の力を増強すればよい。

    エンドプレートの変更は、内側の変更とも関連しているかもしれない。エンドプレートウォールの高さを下げたことは、ウイングエレメントの外側が過負荷になっていたことを示唆しており、エンドプレートの高さを下げることで、ウイングのその部分の圧力の一部を解放し、その代わり、フロントホイール周囲のアウトウォッシュ強化に利用できる。

    エレメントの外形にわずかな変更を加えただけで、外側の縁での圧力が、閾値を超えさせることができたのかもしれない。ウイング周囲には操作するべき気流があまりに多いが、最も方向づけするべき気流は圧力抵抗によって決まる。

    レッドブル・ホンダRB15のフロアにある小さいベーンは、アウトウォッシュ気流をディフューザーに向かう気流から分離させる。レッドブル・ホンダRB15のフロアにある小さいベーンは、アウトウォッシュ気流をディフューザーに向かう気流から分離させる。

    エアロダイナミシストは、このホイール周囲のアウトウォッシュ気流をマシンの長さ方向に沿った外側に留めておき、サイドポッドを通過し、ディフューザーの上部と側面に向かうダウンフォース生成気流を妨害しないようにしている。図に示すフロア外側の小さいベーンは、このふたつの気流を分離させるのに役立つ。

    レッドブルは、伝統的にフロントとアンダーフロアから多くのダウンフォースを生成するのが非常に得意だった。しかし、今年ウイング下のターニング・ベーンが3つに制限されたことでそのアドバンテージがなくなり、それを取り戻すのに長時間かかってしまった。

    しかし、突破口を開いたことで、さらなる進歩が期待される。