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  • F1:ルイス・ハミルトン 推定26億円の愛車たちを全売却「今はアートに夢中」

    F1:ルイス・ハミルトン 推定26億円の愛車たちを全売却「今はアートに夢中」

    ルイス・ハミルトンは、自身のすべての愛車コレクションを手放したことを明らかにし、今はアートを集めることの方が好きだと語った。ただし、イタリアのあるスーパーカーには特別な想いを抱いているという。

    2025年F1アゼルバイジャンGPを前にした会見で、7度のF1ワールドチャンピオンはスクーデリアの最新フラッグシップモデル「フェラーリF80」に興味があるかどうかを尋ねられた。

    「僕はもうクルマを持っていないんだ。全部手放した。今はアートの方に夢中なんだ」とハミルトンは答えた。「もしクルマを買うならF40だね。あれは素晴らしいアート作品だ」

    長年にわたりハミルトンのガレージは話題となってきた。彼のコレクションには希少で高額、そしてハイパフォーマンスな数々のマシンが並んでいた。ハイパーカーからクラシックカー、限定モデルまで、元メルセデスF1ドライバーのガレージは充実していたが、今回の発言からはその情熱が薄れつつある様子がうかがえる。

    報道によれば、売却前のコレクション総額は推定1,300万ポンド(約26億円)。モナコやロサンゼルスのプライベートガレージに保管されていた。完全なリストは公式に確認されたことはないが、彼が所有していた、あるいは運転する姿が見られたモデルは以下の通りだ。

    ■ パガーニ・ゾンダ 760 LH
    ■ メルセデスAMG プロジェクト・ワン
    ■ メルセデスAMG SLS ブラックシリーズ
    ■ メルセデスAMG GT R(元F1セーフティカー仕様)
    ■ メルセデスAMG G63 6×6
    ■ メルセデス・マイバッハ S600
    ■ フェラーリ・ラフェラーリ
    ■ フェラーリ・ラフェラーリ・アペルタ
    ■ フェラーリ 599 SA アペルタ
    ■ 1966 シェルビー・コブラ 427
    ■ 1967 フォード・マスタング シェルビーGT500(「エレノア」レプリカ)
    ■ マクラーレン P1
    ■ 1995 マクラーレン F1(シャシー044と報道)
    ■ ミニ・クーパー
    ■ メルセデス EQC

    ハミルトンは四輪車の運転で知られているが、実際にはバイクを好んでいる。これまでもモナコGPやイタリアGPなどの週末に、イタリア国旗カラーをまとったドゥカティ・パニガーレV4 Sで登場する姿が見られたほか、イタリアのMVアグスタとコラボレーションした限定モデル「MVアグスタ F4 LH44」を駆る姿も確認されている。

    それでも本人の言葉を信じるなら、フェラーリF40には今でも特別な居場所を与えるだろう。

    「僕が本当にやりたいことのひとつは、フェラーリをデザインすることなんだ」と彼は今シーズンの初めに語っていた。「F40をベースにした“F44”を作りたい。実際のスティックシフトを備えたやつをね。これから数年でそれに取り組みたい」

  • フェルスタッペン ハミルトンのフェラーリF1苦戦に言及「決して簡単ではない」

    フェルスタッペン ハミルトンのフェラーリF1苦戦に言及「決して簡単ではない」

    マックス・フェルスタッペンは、ルイス・ハミルトンがフェラーリで迎えた最初のF1シーズンにおいて苦戦している状況について言及し、「決して簡単なことではなかった」と語った。

    ハミルトンのスクーデリアでのデビューイヤーは厳しいものとなっており、チームのマシンSF-25に苦しんでいる。7度のワールドチャンピオンにとって唯一の大きなハイライトは上海でのスプリントレース優勝であり、フルグランプリではまだ表彰台を獲得できていない。

    チームメイトのシャルル・ルクレールも苦戦しているが、4度のトップ3フィニッシュとポールポジションを1回獲得している。

    ハミルトンが最も落ち込んだのはハンガリーで、Q3進出に失敗した一方でルクレールがポールを獲得し、自らを「役立たず」と呼び「ドライバーを変えるべきだ」と発言した時だった。

    フェルスタッペンはイタリアでシーズン3勝目を挙げる前に、2021年のタイトルライバルであるハミルトンのマラネロでの初年度について尋ねられ、マシンの複雑さがハミルトン本人の現在の実力を正しく反映しているわけではないと認めた。

    「彼(ハミルトン)がメルセデスでどのように動いていたのか、彼が個人的にどう感じているのか、そして今(フェラーリの)チーム内で何が起こっているのか、僕には分からない」とフェルスタッペンは語った。

    「彼はすでにシャルル(ルクレール)という非常に強力なドライバーがいるチームに加入した。だからすぐにそこでチームメイトを打ち負かすことは決して簡単ではない。彼はチームに深く溶け込み、チームのことをよく知っていて、言語も話せる」

    「しかし、これらのマシンは時にとても複雑で、自分がなぜ速いのか、あるいはそうでないのかを完全に理解するのは決して簡単ではないんだ」

    ハミルトンはモンツァで10番手スタートからグリッドペナルティを受けて6位に入賞する力強い走りを見せ、気持ちも上向きとなったように見えた。また、数日前にはミラノで集まったティフォシの群衆の前に姿を現し、フェラーリドライバーとして初めて本格的な地元ファンの支持を実感した。

    マックス・フェルスタッペン スクーデリア・フェラーリ ルイス・ハミルトン

    フェルスタッペンは、フェラーリドライバーであることには大きな感情的魅力があると認めつつも、もしオファーを受けたとしても自分がフェラーリで走ることはないと語り、その理由を説明した。

    「僕はフェラーリが巨大なブランドだと思っている。すべてのドライバーは、自分がそこで走る姿を想像するし、『フェラーリで走りたい』と思うんだ」

    「でも僕は、ただフェラーリで走るために行くことが間違いだと思っている」

    「もし僕がそこに行きたいと思うとしたら、それは『フェラーリだから』ではなく、勝てるチャンスがあるからだ。そして、もしフェラーリで勝てるなら、それはさらに素晴らしいことだと思う。だからブランドの感情や情熱だけに導かれて行くべきではなく、自分がそこが正しい場所だと感じるから行くべきなんだ」

  • フェラーリF1移籍の真実:シューマッハとハミルトンの決定的な差

    フェラーリF1移籍の真実:シューマッハとハミルトンの決定的な差

    ルイス・ハミルトンの2025年フェラーリ移籍は、しばしば1996年のミハエル・シューマッハと重ね合わせられる。しかし、その実態はまったく異なる。

    シューマッハは27歳、肉体的にも技術的にも絶頂期にあった。ベネトンで二度の王座を手にし、さらに勝利を重ねられる状況を手放す必要はなかった。一方のハミルトンは40歳。すでにキャリアの終盤に差し掛かり、両者の立場は大きく異なる。

    ブラウンが認めたシューマッハ交渉の裏側
    シューマッハは当初、フェラーリの誘いを断っていた。混乱し技術的にも遅れを取っていたチームに行く理由はなく、ベネトンでさらなる成功を望んでいたからだ。そのとき助言を与えたのがロス・ブラウンだった。

    ブラウンは「拒否」ではなく「要求を積み重ねろ」と指示した。金銭だけでなく、権限や人的リソースまで徹底的に条件を押し上げるよう助言したのだ。

    実際にシューマッハはフェラーリが接触するたびに要求を追加し、フェラーリはそれを一つずつ受け入れていった。2009年のブラジルGPでautoracingのアダウト・シルバが直接ブラウンに確認したところ、彼は当時の報道を認めたうえで「ここまで受け入れるとは思わなかった」と語っていた。

    ブラウンはこう振り返った。

    「最終的に私はマイケルに言った。『もう決めるのは君だ。金銭的には想像以上だろう。タイトルをすぐに取れる保証はないが、長期的には可能性がある』」

    シューマッハの要求リスト
    シューマッハがスクーデリア・フェラーリに突きつけ、受け入れられた条件は以下の通りだ。

    ■ 権限と支配力: チーム全体を掌握し、自らの技術陣を組織する自由
    ■ 信頼できるスタッフ: ロス・ブラウン(戦略責任者)、ロリー・バーン(デザイナー)を含むベネトンの仲間の招聘
    ■ 絶対的ナンバー1待遇: 常にエースの立場を保証し、チームメイト人事にも拒否権を持つ
    ■ 破格の報酬: ベネトン時代の3倍の基本給に加え、勝利・表彰台・タイトルごとのボーナス

    フェラーリはすべてを受け入れた。1979年以降タイトルから遠ざかっていたチームは、成功を取り戻すためなら何でも差し出すしかなかったのだ。

    ハミルトンとの決定的な違い
    ハミルトンには、こうした「交渉による絶対的権力の獲得」はない。むしろ2012年にマクラーレンからメルセデスに移った時と同じく、「未来を信じる決断」に近い。年齢的にもキャリアの局面的にも、シューマッハがフェラーリに加わったときとは根本的に条件が異なるのだ。

  • ルイス・ハミルトン キャデラックF1のボッタス&ペレス起用は「正しい選択」

    ルイス・ハミルトン キャデラックF1のボッタス&ペレス起用は「正しい選択」

    ルイス・ハミルトンは、キャデラックが2026年のドライバーとしてバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスを選んだことについて「正しい選択をした」と語り、さらに元チームメイトであるボッタスと働いていたことを「恋しく思う」と明かした。

    シーズン後半戦が始まる直前、キャデラックは来季F1デビューに向け、ボッタスとペレスというベテラン2人を起用すると発表。両者とも2025年はF1不在となっていたが、2026年に揃ってグリッド復帰を果たすことになる。

    このニュースはマックス・フェルスタッペンをはじめ、複数のドライバーから好意的に受け止められ、ハミルトンもかつてメルセデスで2017年から2021年までチームメイトだったボッタスの復帰を歓迎した。

    「キャデラックがどんなドライバーを迎えることになるかって? 彼の才能については何も言う必要はないよ。キャリアを通して証明してきたからね」とハミルトンはコメント。

    「でも彼らは、最も正直で、おそらく最も面白いフィン人、そして一緒に仕事をするうえで最も誠実な人間を迎えることになる。僕は彼と一緒に仕事をするのが恋しいんだ」

    「彼らは正しい選択をしたと思う。もちろんセルジオについても同じで、彼は素晴らしい経験を持っている。その知識と、2人がそれぞれの偉大なチームから持ち寄るものは、チームの進歩をより早める助けになるだろう」

    セルジオ・ペレスとバルテリ・ボッタス(キャデラック)

    実際、ボッタスとペレスは合わせて527戦のグランプリ出走と16勝という豊富な経験を誇る。

    2人のような経験豊富なドライバーを起用することが良い決断かどうか問われると、ハミルトンは次のように答えた。

    「そう思うよ。今のグリッドはいいバランスが取れていると思う。新しいチームが発展するためには、経験のあるドライバーが必要だ。特に新規参入チームならなおさらだ」

    「レッドブルとメルセデスという2つの異なるカラーを持ち、それぞれ違った知識と経験を備えた2人がいる。その両方をチームに持ち込み、チームがより速く前進するための助けになるだろう」

  • アラン・プロスト フェラーリF1で苦戦のハミルトン擁護「才能は衰えていない」

    アラン・プロスト フェラーリF1で苦戦のハミルトン擁護「才能は衰えていない」

    F1レジェンドのアラン・プロストが、ルイス・ハミルトンは依然として速さと才能を持ち続けていると主張した。フェラーリでの新生活のスタートは困難だったが、その評価を覆そうとしている。

    ハミルトン(40歳)は夏休み前、「自分は役立たずだ」と感じていたことを認めていたが、休暇明け以降はペースも気分も改善してきた。モンツァではグリッドペナルティから10番手スタートを経て、6位まで挽回した。

    「僕たちが進歩していることにとても満足している」と7度のワールドチャンピオンは語った。

    「このマシンを少しずつ理解しつつある。100%快適に感じられるかは分からないけど、来年のマシンではもっと貢献できることを願っている」

    チーム代表のフレデリック・バスールもSky Italiaに対し、明らかな改善の兆しが見えると語った。「彼は復活した」とバスールは言う。「とても良いレースだった。7月には苦しんでいたが、今は再びペースを取り戻した。良い週末で、良い気分で、良いアプローチだったと思う。それが助けになる」

    4度のワールドチャンピオンであるプロストも、L’Equipeへの寄稿でハミルトンを擁護した。「フェラーリで勝てば、他のどこよりも価値がある。でも勝てなければ、他のどのチームよりも厳しい」と記した。

    「誰もがそれを知っていて、誰もが書いている。でも現実は違う。私はルイス・ハミルトンの才能が衰えたとか、ましてや失われたとはまったく信じていない」

    ルイス・ハミルトン スクーデリア・フェラーリ

    フェラーリのモンツァでのパフォーマンス全体についても、バスールは「マックスは飛んでいたが、我々はマクラーレンからそれほど離れてはいなかった」と語った。

    一方で、チェッカーフラッグを4位で受けたシャルル・ルクレールは、ティフォシとともに表彰台に立てなかったことに率直に落胆した。「パワーのあるクルマを追おうとしたら、温度が急上昇して、10周にわたってリアタイヤを温存しなければならなかった」と説明した。

    「それが僕たちの代償になった。特別な週末にファンのためにもっとやりたかった」

    レッドブルとマクラーレンが先頭を走る状況について尋ねられたルクレールは認めた。「つらい。僕たちは自分たちの瞬間をずっと待っている。すぐにでも一貫して勝利を争えるチャンスが来てほしいが、今はまだ無理だ。僕たちにはそのクルマがない」

  • フェラーリF1代表バスール「ティフォシの情熱がハミルトンの活力になった」

    フェラーリF1代表バスール「ティフォシの情熱がハミルトンの活力になった」

    フェラーリのチーム代表フレデリック・バスールは、モンツァに大挙して詰めかけた情熱的なティフォシ(フェラーリファン)を称えた。彼は、ファンの存在が7度のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンに大きな活力を与え、イタリアGPの週末を通じて後押しになったと語った。

    スクーデリアはホームレースで表彰台を飾ることはできなかったが、シャルル・ルクレールが4位に入賞し、ハミルトンはグリッド10番手から6位までポジションを上げた。ハミルトンは直前のオランダGPでの違反による5グリッド降格ペナルティを受けていた。

    ハミルトンにとって、フェラーリのドライバーとして臨む初のイタリアGPは、シーズンを通して楽しみにしていた一戦だった。ファンは週末を通して7度の王者を温かく迎え入れ、モンツァ到着前からすでに、フェラーリがミラノでティフォシ向けの特別イベントを開催し、盛り上げていた。

    ハミルトンは週末を通じてメディアに対して明るい表情を見せており、その理由についてバスールは明確に語った。

    「彼が水曜と木曜にミラノでティフォシから受けたエネルギーは、彼にとって非常に特別なものだったと思う」とバスールはイタリアGP後に語った。「彼がこれを予想していたのかどうかは分からないが、とにかく素晴らしいもので、週末を通して彼に特別な後押しを与えたと思う」

    「決勝後にファンへ挨拶に行ったときも、ティフォシは本当に素晴らしかった。我々がこれを過小評価しているのか、それともあまり議論していないだけなのか分からないが、私自身も含めて、毎回あの場に行くたびに驚かされる」

    「我々は人生最高のレースをしたわけではなく、少なくとも表彰台を期待していたが、叶わなかった。それでもティフォシはそこにいて、情熱を持ち続け、応援し続けてくれる。だからこそ表彰台を与えられなかったのは残念だ。しかし、このエネルギーがチームに活力を与え、週末を通してルイスの周りにポジティブな雰囲気を作ったのは確かだ」

    フェラーリはモンツァで週末の序盤から好調に見え、ハミルトンがFP1でトップを取り、ルクレールが3回のフリー走行すべてで2番手につけた。予選でもフロントローを争う展開だったが、最後のアタックで一歩及ばなかった。

    決勝では表彰台を争う速さまではなかったものの、ルクレールはオスカー・ピアストリとのホイール・トゥ・ホイールバトルで観客を大いに沸かせた。また、ハミルトンがグリッド10番手から見事な追い上げを披露し、最終的に元チームメイトのジョージ・ラッセルの後方6位でチェッカーを受けた姿にも、多くの声援が送られた。

    スクーデリア・フェラーリ F1 ティフォシルイス・ハミルトンとフェラーリを応援するファンで埋め尽くされたスタンド

    バスールは次のように説明した。「我々はペナルティを受け入れなければならなかった。週末の最初から、プラス5は簡単ではないと分かっていたが、それでも彼はラッセルのすぐ後ろまで戻ってきた。FP1の最初のラップから決勝の最後のラップまで、彼のペースはずっと良かった」

    「正直に言えば、これは先週のザントフォールトから始まっていたと思う。あの週末の結果は彼にとってポジティブではなかったが、週末の序盤からルクレールと比べてペースは良く、気分も良かった」

    「決勝では30周目までラッセルと戦っていた。つまり、彼はより良い位置に戻っていたということだ」

    6位は、シルバーストンでの4位以来のハミルトンにとってベストリザルトであり、2戦連続ノーポイントからの脱出となった。今季はまだ表彰台に上がれていないが、バスールは残り8戦で必ず実現すると確信している。

    「彼はザントフォールトでラッセルと戦うことができたし、今日は10番手スタートからラッセルのすぐ後ろまで追い上げた」とバスールは語った。「ラッセルはすでに数回表彰台に立っている。だから我々はルイスが表彰台に立つことを期待できる」

  • ルイス・ハミルトン F1イタリアGP決勝「表彰台でファンに会う資格はない」

    ルイス・ハミルトン F1イタリアGP決勝「表彰台でファンに会う資格はない」

    フェラーリのルイス・ハミルトンは、イタリアGPで6位に順位を回復し、「マシンを完全に掌握していると感じた」と語った。

    7度のワールドチャンピオンであるハミルトンは、週末の前に行われた前戦オランダGPでの違反によって5グリッド降格のペナルティを受け、10番手からのスタートとなったが、序盤にポジションを上げ、フェラーリで迎えた初のモンツァを6位でフィニッシュした。

    チームメイトのシャルル・ルクレールの2つ後ろのポジションでレースを終え、フェラーリはホームで表彰台を狙えるペースを欠いたが、40歳のイギリス人はそれでも週末を通じての進歩に手応えを感じていた。

    ハミルトンはこう語った。
    「今日は間違いなくマシンを完全に掌握できていると感じて、本当に満足していた。スタートはすごく良くて、何台かの間に挟まれて引かざるを得なかったけど、1コーナーと4コーナーでのポジションには本当に満足している」

    「その後はジョージにすごく接近していて、振り返ってみればアンダーカットを狙うべきだった。ロングスティントにしたのは報われなかった。それは僕たちが学ぶことになる」

    「それ以外では、ペナルティを受けた後に6位まで戻せたことに本当に感謝している。ティフォシの前でこうしてしっかりした走りができるなんて信じられない。今日このバナーの下で走るのは特別だった」

    「今日は表彰台に値しなかったから上がるつもりはない。でも多分、ピットウォールに出てファンのみんなに会いに行くだろう」

    「シャルルは全力を尽くしていた。マックスは前にいる。僕たちにはレッドブルの速さはない。今日は本当に速かったし、マクラーレンの速さもない。だから僕たちは4位か5位あたりだと思う」

    「僕たちが卓越した仕事をすれば、どこかで表彰台を得られる可能性はある。チャンスはあるけど、純粋な速さという点では、それは持っていない」

    ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)フェラーリはホームで4位と6位という結果を残した。

    フェラーリのチーム代表フレデリック・バスールは、ハミルトンのリカバリーを称賛した。

    ハミルトンはフェラーリでのデビューシーズンに苦しみ、失望の続くシーズンを送っており、これまで16戦でまだ表彰台を獲得できていない。

    しかし、バスールはF1のサマーブレイク以降の2戦で、ハミルトンが復調してきたと考えている。
    「彼は戻ってきた。ペナルティで中団にいたけれど、最初のスティントは力強かった」とバスールはレース後に語った。

    「最後に(ラッセルに対して)タイヤのアドバンテージを持とうとしたけど、デグラデーションが低すぎた。それでも本当に良いレースだったし、彼にとっても嬉しい。7月は厳しい時期だったけど、彼は戻ってきた。ペースも戻った」

    「良い週末だったし、良い気分、良いアプローチで臨んでいた。シーズン残りにとってプラスになると思う」

    さらにバスールは続けた。
    「目標は表彰台だった。シャルルは序盤に素晴らしいバトルをして力強いレースをしたけれど、タイヤがオーバーヒートしてしまった。僕たちはマクラーレンからそれほど離れていなかった。マックスは飛ぶように速かった」

  • ルイス・ハミルトン F1イタリアGP予選「ティフォシの力に後押しされている」

    ルイス・ハミルトン F1イタリアGP予選「ティフォシの力に後押しされている」

    ルイス・ハミルトンは、2025年イタリアGP予選でチームメイトのシャルル・ルクレールからわずか0.1秒差に迫り、夏休み以降の進歩に「本当に満足している」と語った。

    モンツァで5番手タイムを記録したが、オランダGP前の黄旗無視による5グリッド降格ペナルティの影響で、決勝は10番グリッドからのスタートとなる。

    夏休み前のハミルトンはスパで2戦連続Q1敗退、ハンガリーでは周回遅れでノーポイントに終わるなど苦しいレースが続いていた。だがモンツァの予選後、彼は前向きな姿勢を示した。

    「間違いなく、本当に本当に僕たちが、特に僕のガレージ側で成し遂げてきた進歩にすごく満足している。間違いなく以前よりずっと安定している。先週もそうだったし、今週はさらにそうだ。僕たちは0.1秒差以内で戦えている。とにかく努力を続ける必要があるけど、進歩を実感している」とハミルトンは語った。

    ハミルトン「言葉にできない」フェラーリ初のホームGP
    フェラーリの本拠地モンツァは、熱狂的なティフォシがスタンドを埋め尽くす特別な舞台だ。ハミルトンは母国以外で初めて迎える「ホームGP」の雰囲気に圧倒されている。

    「フェラーリでここにいるのは本当に素晴らしい。正直、言葉にならない。ファンは本当に美しい。水曜からずっとエネルギーにあふれている。すでに何千人も集まっていて、ミラノ市内でのイベントもすごかった。ここでも、ガレージを出てターン1に向かうと、左も右も赤一色だ。明日何が可能かは分からないけど、なんとかして前に進んでいくよ」

    「どんなものか想像しようとしてきた。他の人たちがここに来て、経験して去っていったのを見てきた。セブ(フェッテル)がここにいたとき、表彰台での姿を見ていた。でも自分がその中にいると違う。自分の関心が一致するからだ。別のチームにいたときは必ずしもそうではなかった。情熱の強さ、その激しさ。世界のどこでも見たことがない。もしかしたらブラジルがサッカーでそうかもしれないけど、それ以外では見たことがない」

    ルイス・ハミルトン スクーデリア・フェラーリ F1 イタリアGP

    「人々の力で走る」──解説陣の分析
    Sky Sports F1の解説者カルン・チャンドックは、ハミルトンがファンのエネルギーを糧に「輝いている」と分析した。

    「彼はそれによって力を発揮するドライバーだ。過去にシルバーストンで何度も見てきた。ナイジェル・マンセルのようなタイプで、人々の力を好む。プレッシャーを感じるのではなく、エネルギーを得るんだ。ここでも同じ効果が出ているようだ」

    「今週末の彼はずっといい走りをしている。ザントフォールトのときと同じように、ルクレールに匹敵するペースを見せている。ペナルティを背負っているのは本当に残念だ」

  • ルイス・ハミルトン F1イタリアGP「予選を犠牲にしてでもルクレールを助ける」

    ルイス・ハミルトン F1イタリアGP「予選を犠牲にしてでもルクレールを助ける」

    7度のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、もしチャンスが訪れれば、フェラーリのチームメイトであるシャルル・ルクレールのイタリアGP勝利を後押しする用意があると語った。

    ハミルトンは、先週末のザントフォールトでのレース前イエローフラッグ違反により5グリッド降格ペナルティを受けており、フェラーリで迎える初のモンツァ戦に挑むことになる。

    ハミルトンとルクレールは、直前のオランダGPでダブルリタイアを喫した後だけに、フェラーリにとってシーズン最大の週末であるホームレースに向けて挽回を誓っている。これまで低調な結果に終始してきた2025年シーズンの中で、両ドライバーとチームには大きな注目とプレッシャーがかかっている。

    ハミルトンは、現実的にそのような展開になることは少ないと見ているものの、予選でルクレールのスリップストリーム役を務め、グリッド上位獲得を後押しする用意があると明かした。

    フェラーリ内で、自身がペナルティを抱えていることを踏まえたルクレールへのトウ提供について話し合われたかと問われたハミルトンは次のように答えた。

    「いや、でもフェラーリが昔よくやっていたのは知っている。僕がF1を始めたころ、キミ(ライコネン)とフェリペ(マッサ)がよくそうしていたのを覚えている」

    「それは有効な場合もあるけれど、僕の経験上はリスクの方が大きく、しばしばどちらかが犠牲になることが多かった。だから今週末それをやるかどうかは分からない。まだ話し合いはしていない」

    「でも、もしそれでシャルルを前に行かせることができるなら、僕は喜んでその役割を担うよ」

    ルイス・ハミルトン F1 スクーデリア・フェラーリ

    元フェラーリドライバーのカルロス・サインツは、最近チームがそうした戦術を使ったかどうかを問われるとこう答えた。

    「最近はないね。通常のトレイントウを使うだけで、特定のチームメイト戦略というわけではなかったよ」

    最高のスタートを切ったフェラーリ
    ハミルトンはモンツァでの初日のフリー走行1回目で、フェラーリ1-2を達成。フェラーリのホーム週末は最高の滑り出しとなった。

    FP1では、ハミルトンがチームメイトのルクレールを0.169秒上回りトップタイムを記録。3番手にはウィリアムズのサインツが0.3秒差で続いた。

    フェラーリはモンツァで好調を発揮する傾向にあり、昨年はルクレールがイタリアGPを制し、ティフォシを熱狂させている。

    ルクレールは、FP1中にザウバーを追い抜いた際の赤旗違反で調査対象となりかけたが、スチュワードは「回避の余地はなかった」として正式調査は不要と判断した。

    フェラーリが示した初日の有望な速さが、この先の予選や決勝という本番でも再現されるのかどうかは、まだ分からない。

  • ルイス・ハミルトン F1イタリアGP初日「フェラーリでモンツァ走行は想像以上」

    ルイス・ハミルトン F1イタリアGP初日「フェラーリでモンツァ走行は想像以上」

    ルイス・ハミルトンは、ティフォシの前で初めてフェラーリのマシンをドライブした体験を「本当に信じられない」と語り、「想像していた通り、いやそれ以上だった」と明かした。

    ハミルトンはイタリアGP金曜のフリー走行1回目でトップタイムを記録し、フェラーリが1-2を飾った。しかし、フリー走行2回目は競争力を欠き、最終的に4番手に終わった。

    今週はフェラーリにとって多忙な日々が続き、週の初めにはミラノでファンの前に姿を見せるイベントにも参加していた。

    ハミルトンはフェラーリとしてモンツァを走った感想についてこう語った。

    「本当に信じられない。最高だ。ガレージを出ていくときの感覚がすごいんだ。青(メルセデス時代)の時も素晴らしかったけど、僕は赤のためにチームに加入した。木曜にミラノでティフォシと過ごした経験、そしてここで赤いマシンでガレージを出て走る体験は、想像していた通り、いやそれ以上だった。FP1はいいセッションだったけど、FP2でクルマにいくつか変更を加えたら少し悪くなった。ただいいのは、それを元に戻せるということだ」

    ルイス・ハミルトン スクーデリア・フェラーリ F1 イタリアGP

    「多くのポジティブ要素」
    ハミルトンは、前戦オランダGPでの黄旗無視による違反で科された5グリッド降格ペナルティのため、今週末は6番手以上からのスタートはできない。それでも予選に向けて必要なセッティング変更の見通しは立っていると自信を示した。

    「FP1は本当に強さを感じられた。FP2は確かにもっと苦戦したけど、FP3で苦しむよりはFP2で経験できた方がいい。今日はたくさんのポジティブなことがあったし、一晩で作業を進められる。明日はもっと良くなれることを願っているよ。マクラーレンは明らかにまだすごく速い。トップ5、トップ10の間は本当に僅差だ。厳しい戦いになるだろう。オーバーテイクは簡単じゃないし、不運にも僕にはペナルティがある。でも来年よりは今の方がまだいいだろうね」

    ハミルトンはフェラーリ加入後、まだグランプリで表彰台に上がっていない。それでもペナルティを抱えながらも今週末に前進できると楽観している。

    「言った通り、予選でどこに並んでも5グリッド後退する。それは良くないことだけど、オーバーテイクは本当に難しい。我々はトップ15の間ですごく接近していると思う。それでも僕は楽観的でいられる。前に進める可能性がまだあると感じているんだ。今日はクルマにずっと満足できたし、明日もそうであることを願っている。いや、明日もそうなるよ。今夜変更を加えて、明日は気持ちを切り替えて臨むんだから」