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  • リアム・ローソン レッドブルF1降格への本音に反響「非常に前向きな反応だった」

    リアム・ローソン レッドブルF1降格への本音に反響「非常に前向きな反応だった」

    リアム・ローソンは、レッドブル・レーシング降格の舞台裏などを率直に語ったポッドキャスト出演について、多くの前向きな反応が寄せられたことを明かした。

    レーシングブルズで自己最高のシーズンを送るローソンは、プレシーズンテストをフルに経験できたことが現在の好調につながっているとの考えも示している。

    リアム・ローソンは、レッドブル・レーシング降格やその後の出来事について率直に語った『High Performance Podcast』出演後、多くの前向きな反響が寄せられたことを明かした。

    ローソンは当時のレッドブル代表だったクリスチャン・ホーナーの説明に反論したほか、アルピーヌによるジャック・ドゥーハンの起用終了についても「不公平だった」と語り、大きな注目を集めた。

    「率直に話しやすい場所だった」
    ローソンはレーシングブルズで2度にわたり戦った後、2025年シーズン開幕前にレッドブル・レーシングへ昇格。しかし、わずか2戦でレーシングブルズへ降格となり、角田裕毅とシートを入れ替えた。

    その後はファエンツァを拠点とするレーシングブルズで再び力を発揮し、2026年シーズンはF1キャリア最高とも言える好調を維持している。

    先日出演した『High Performance Podcast』では、このレッドブル降格について率直に言及した。

    ホーナーは当時、Sky Sportsに対してローソンが精神的に苦しんでいたと説明していたが、ローソンは「実際とはまったく違う」と否定。また、元チームメイトのマックス・フェルスタッペンが自身を公然と擁護してくれたことにも触れた。

    さらに、レッドブルとアルピーヌのドライバー交代についても言及し、とりわけジャック・ドゥーハンが2025年にわずか6戦でフランコ・コラピントと交代させられ、その後チャンスを得られなかったことを「不公平だった」と指摘した。

    こうした率直な発言は大きな反響を呼び、元レーシングドライバーでSky Sports F1解説者のナオミ・シフからも称賛を受けた。

    ローソンはPlanetF1.comなどの取材に対し、ポッドキャスト出演後の反応について次のように語った。

    「良かったよ。ああいう場所は、ああいうことを本当に率直に話しやすい場所なんだ。みんなが僕の話をよく理解してくれたならうれしいし、楽しんでもらえたならなおさらだ」

    「すごく前向きな反応をもらった。ポッドキャストでも話したけど、僕はあまりSNSを見ないから、自分ではそれほど目にしていない。でも周りから聞いた話や、直接もらった反応は本当に前向きなものばかりだった。良かったよ」

    リアム・ローソン

    好調を支えるプレシーズンテスト
    2026年もレーシングブルズに残留したローソンは、ここまで39ポイントを獲得。ノーポイントに終わったのはわずか2戦だけで、自己最高のシーズンを送っている。

    F1では初めてフルシーズン前のプレシーズンテストを経験したことが現在の好調につながっているのではないかと問われると、ローソンはその重要性を認めた。

    「もちろん、すべてが助けになっている。どんなことでも経験を積めば積むほど役に立つのは自然なことだ」

    「でも今年は特に、この新しいマシンでシーズンを迎えるにあたって、プレシーズンの開発を最初から経験できたことが本当に大きかった」

    「マシンのどこに重点を置いているのか、何を開発しているのかを最初から理解した状態で戦えた。それが大きな違いを生んだと思う」

    現在、チームメイトのアービッド・リンドブラッドは20ポイントを獲得しており、レーシングブルズは合計59ポイントでコンストラクターズランキング6位。アルピーヌとはわずか1ポイント差となっている。

    レッドブル降格について率直な思いを語ったローソンの発言は、多くのファンや関係者から支持を集めた。一方で、2026年はレーシングブルズで安定したパフォーマンスを披露しており、プレシーズンから開発に携われた経験が自身の成長につながっていることを強調した。好調を維持するローソンが、今後どこまで評価を高められるか注目される。

  • リアム・ローソン グッドウッドで1000馬力ポルシェ体験「かなり怖かった」

    リアム・ローソン グッドウッドで1000馬力ポルシェ体験「かなり怖かった」

    グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに参加したレーシングブルズのリアム・ローソンは、レッドブルの名車RB8をドライブする前に、1000馬力超の特別仕様ポルシェ「ガンサー・ワークス F-26」でヒルクライムに挑戦した。

    ローソンは走行後、「かなり怖かった」と振り返りながらも満面の笑みを浮かべ、世界有数のモータースポーツイベントを満喫。2026年シーズン好調を維持するニュージーランド人ドライバーは、週末を通じてさまざまなマシンをドライブする予定だ。

    1000馬力超のポルシェでヒルクライムに挑戦
    F1イギリスGP後のインターバルを利用し、多くのF1関係者がグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードを訪れている。

    リアム・ローソンもその一人で、今年はレッドブルの協力により複数のマシンをドライブ。セバスチャン・ベッテルが2012年のF1世界選手権を制したRB8に乗る前に、まずはガンサー・ワークス F-26でヒルクライムに挑んだ。

    F-26は1970年代のポルシェ911スラントノーズを現代技術で再構築した特別モデルで、4.0リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力1067馬力、最大トルク750lb-ftを発生し、6速HパターンMTを組み合わせる約120万ポンド(約2億4000万円)の超高性能車だ。

    ローソンはコース途中で芝生にタイヤを落とす場面も見せながら限界まで攻め、石垣が迫る区間では慎重な走りを披露した。

    リアム・ローソン ポルシェ グッドウッド

    「かなり怖かったけど楽しかった」
    走行後、ローソンはグッドウッド公式ライブ配信で次のように語った。

    「こういうクルマに乗るのは個人的な情熱なんだ」

    「アメリカでガンサー・ワークス F-26に少し乗る機会があった。1000馬力でHパターンのギアボックスだから、このヒルクライムはかなり怖かったけど、本当に楽しかった」

    イベントについても魅力を語っている。

    「クルマやバイクが好きなら、ここ以上の場所はないと思う。本当に素晴らしいイベントだ」

    「後で会場も見て回りたい。面白そうなものがたくさんあるからね」

    「でも、その前にまだ運転が残っている。次はRB8に乗って、その後はフォードのクルマにも乗る。T1ラプター、それから明日はスーパーバンも運転する予定だ」

    「とにかく乗れるものは全部乗りたいとお願いしたんだ」

    2026年はキャリア最高のシーズン
    グッドウッドでさまざまなマシンを楽しむローソンだが、2026年のF1でも充実したシーズンを送っている。

    ここまで9戦で39ポイントを獲得し、ドライバーズランキング10位につけているほか、レーシングブルズが獲得したポイントの約66%を稼いでいる。

    直近5戦連続を含む過去8戦中7戦で入賞しており、モナコGPとイギリスGPでは自己最高タイとなる6位を記録。安定したパフォーマンスを続けている。

    その結果、マックス・フェルスタッペンの去就次第では2027年にレッドブル昇格候補となる可能性も取り沙汰されている。ただし現時点では、レッドブル首脳陣はローソンやアービッド・リンドブラッドを昇格させることには慎重な姿勢を示していると報じられている。

  • リアム・ローソンを擁護 ブランドル「警告は妥当」 レッドブル系列対決にも言及

    リアム・ローソンを擁護 ブランドル「警告は妥当」 レッドブル系列対決にも言及

    リアム・ローソンは、2026年F1第9戦イギリスGPスプリントでアイザック・ハジャーとの防御を巡って審議対象となったものの、スチュワードは警告にとどめ、ペナルティは科さなかった。

    この裁定について元F1ドライバーのマーティン・ブランドルは「妥当な判断だった」と支持した一方で、両者がレッドブル陣営のドライバーである点にも言及した。

    スチュワードはローソンの動きについて「ブレーキング開始後に大きく進路変更したケースではない」と判断し、ハジャーに十分なスペースを残していたことを評価した。ただし「コーナー進入時のディフェンスとしては許容範囲をわずかに超えていた」とも指摘し、正式な警告を与えている。

    ブランドル「警告という裁定は妥当」
    スプリント16周目、ストウ・コーナーでローソンは8位を守るためハジャーを抑え込み、激しい攻防を展開した。接触こそ避けられたものの、そのディフェンスはレース後に審議対象となった。

    この裁定について、Sky Sports F1で解説を務めたマーティン・ブランドルは、実況中には即座にペナルティとは判断しなかったと明かした。

    「実況中もペナルティだとは言わなかった。もう一度映像を見る必要があると思った。2台はバッテリー展開量も違っていたからね」

    「彼はイン側にスペースを残していたし、レーシングラインを走っていた。ぎりぎりではあったが、マシン1台分の幅は残していた」

    ブランドルは最終的に、警告処分という判断は妥当だったとの見方を示した。

    「彼は隙間を狭めようとしていた。際どい動きではあったが、スチュワードの報告書を読む限り、あの判断は適切だったと思う」

    ハジャー本人も「ペナルティには値しない」と証言
    ブランドルが興味深い点として挙げたのは、当事者であるハジャー自身がローソンへの処分は不要との見解を示していたことだ。

    「報告書を読むと、当事者であるハジャー自身が『ペナルティに値するとは思わない』と言っていた。もちろん、2人ともレッドブルのチームで走っていることは忘れてはいけないけどね……」

    ブランドルは冗談交じりに両者がレッドブル・レーシングとレーシングブルズという同じレッドブルグループに所属している点へ触れつつも、それでも裁定自体は適切だったと評価した。

    実際にハジャーはスチュワードに対し、ローソンの動きは「鋭いものだった」が、「十分なスペースは残されており、接触も避けられた」と証言。また、両車のバッテリー残量やエネルギー展開量が異なっていたため、接近速度を正確に判断することが難しかったとも説明している。

    スチュワードもこの点を裁定理由に盛り込み、エネルギー展開の違いがローソンの状況判断を難しくしたことを考慮したと説明した。

    コンストラクターズ争いでも重要な1ポイント
    今回の攻防は、単なるチームメイト同士のバトルではなかった。

    ローソンが守り切った8位はスプリント最後の入賞圏であり、レーシングブルズにとって貴重な1ポイントとなった。ランキングではレーシングブルズが45ポイントで6位につけ、57ポイントのアルピーヌを追う状況にあるだけに、この1ポイントの価値は決して小さくない。

    今回の裁定では、スチュワードはディフェンスが「許容範囲ぎりぎり」と認めながらも、進路変更のタイミングや十分なスペースが残されていたこと、さらにハジャー本人の証言やエネルギー展開の違いを総合的に考慮し、警告処分が最も適切との結論に至った。

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    ・リアム・ローソン F1イギリスGPスプリントで処分回避 ハジャーが擁護

  • リアム・ローソン F1イギリスGPスプリントで処分回避 ハジャーが擁護

    リアム・ローソン F1イギリスGPスプリントで処分回避 ハジャーが擁護

    リアム・ローソンは、F1イギリスGPスプリントでアイザック・ハジャーとのバトルについて審議対象となったものの、5秒加算などのペナルティは科されず、警告処分にとどまった。これにより8位フィニッシュが認められ、貴重な1ポイントを維持した。

    リアム・ローソンを擁護したのは、接触寸前まで迫った当事者のアイザック・ハジャーだった。ハジャー自身がスチュワードに対し「ペナルティに値しない」と証言したことが、裁定に大きく影響した。

    スチュワードが審議したローソンの防御
    レース終盤、ストウ・コーナーへの進入でローソンはハジャーのオーバーテイクを防ぐため進路を変更した。この動きが「ブレーキング時の異常な進路変更」の可能性があるとして、レース後にスチュワードによる審議対象となった。

    ローソンは審議で、「まだアクセル全開の状態で、ブレーキングは始めていなかった。マシンの動きは減速とコーナー進入の準備によるものであり、ブレーキング中の進路変更ではなかった」と説明した。

    ハジャー「ペナルティには値しない」
    一方、追いかけていたハジャーもローソンを擁護した。

    スチュワードの報告書によると、ハジャーは「ローソンの動きは鋭かったが、十分なスペースは残されており接触も避けられた」と証言。「この件はペナルティに値しない」との見解を示した。

    さらにハジャーは、両車のエネルギーマネジメントの状況が異なっていたため、接近速度を判断することが難しい状況だったとも説明した。

    警告処分でスプリント1ポイントを維持
    スチュワードは両ドライバーの説明を受け入れ、「より重いペナルティを科す必要はない」と判断した。

    その一方で、ローソンの動きについては「防御として許容される範囲をわずかに超えていた」と評価。「コーナー進入時の動きは十分に遅く、かつ急だったため、正式な警告に値する」と結論づけた。

    結果としてローソンは8位で獲得した1ポイントを維持。ハジャーを0.7秒差で抑え切り、レーシングブルズに貴重なポイントをもたらした。

    今回の裁定では、当事者であるハジャー自身が「ペナルティは不要」と証言したことが大きな判断材料となった。ローソンには警告が与えられたものの、順位変動はなく、スプリントの最終ポイントを守り切る結果となった。

  • リアム・ローソン F1イギリスGPスプリント入賞に慎重「全員完走なら難しい」

    リアム・ローソン F1イギリスGPスプリント入賞に慎重「全員完走なら難しい」

    リアム・ローソンは、F1イギリスGPスプリント予選で9番手を獲得し、レーシングブルズの好調ぶりを再び示した。しかし、上位8台をフェラーリ、メルセデス、レッドブル、マクラーレンの4チームが占めたことから、スプリントでのポイント獲得は容易ではないとの見方を示した。

    それでもローソンは、マシンの仕上がりやチームの作業には大きな手応えを感じており、スプリントではスタートでチャンスを狙いながら、より重要な予選と決勝へ向けてデータを積み重ねたい考えだ。

    トップ8の壁を認めるもスタートで勝負へ
    ローソンはシルバーストンでSQ3進出を果たし、9番手を獲得。チームメイトのアービッド・リンドブラッドも10番手に入り、レーシングブルズは今回もトップ4チームに続く最上位グループとして存在感を示した。

    一方で、スプリントでポイントが与えられるのは8位まで。前方にはフェラーリ、メルセデス、レッドブル、マクラーレンの全8台が並んでおり、ローソンは厳しい戦いになると認めた。

    「もし全員が完走すれば、おそらく無理だね。それは残念だけど、もちろん挑戦するよ」とローソンは語った。

    「良いスタートを決めて、最初の数コーナーでどこまで行けるか試したい。でも通常はロングランのペースで彼らの方が少し速い」

    「だから僕たちは、明日の予選と日曜日の決勝により重点を置いている」

    安定したセットアップに手応え
    ローソンは今回でスプリント予選と通常予選を合わせて4戦連続トップ10入り。安定した予選パフォーマンスについては、マシンの完成度の高さを理由に挙げた。

    「すごくいいよ。マシンは本当に調子がいい。一日中ずっと良かったし、正直ほとんど何も変更していない」とローソンは説明した。

    「それが最近の僕たちにとって大きな強みになっている。週末ごとにかなり攻めたアプローチをしてきたけど、それがうまく機能している」

    「明日に向けても良いスタートポジションだと思う」

    SQ2では4番手タイムを記録するなど、一時はトップ4チームに食い込む速さも見せていたが、SQ3では各チームが最終アタックでタイムを更新し、9番手となった。

    シルバーストン特有のエネルギーマネジメント
    ローソンは今回の予選で最も難しかった点として、2026年型マシン特有のエネルギーマネジメントを挙げた。

    「今日はそれほど気温が高くなかったから、タイヤに熱を入れるためにもエネルギーを使う必要があった」とローソンは説明する。

    「でも使いすぎると、アタックラップ開始時に十分なエネルギーが残らない」

    「そしてラップ中も、僕たちのスピードが上がるにつれてエネルギー切れが起きてしまう」

    「これまでのサーキットとはかなり違う特性だった。でもチームは素晴らしい仕事をしてくれたし、今日はとても良い状態で走ることができた」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    リンドブラッドも課題を分析「決勝へ向けて学びたい」
    チームメイトのリンドブラッドも10番手でSQ3へ進出したが、自身の内容には満足していなかった。

    「チームは本当に素晴らしい仕事をしてくれた。2台ともQ3に進めたのは良かった」とリンドブラッドは語った。

    一方で、自身には課題も残ったという。

    「僕自身にとっては簡単な一日ではなかった。Q1ではデプロイメントに少し問題があったけど、Q2までには何とか修正できた」

    「まだ完璧ではなかったけど十分戦える状態だった。でもQ3では理由が分からないけど、あまり速く走れなかった」

    「予想していたマシンのフィーリングとはかなり違っていた。グリップもそれほど増えていなかったし、その理由を調べる必要がある」

    リンドブラッドもローソン同様、スプリントでトップ勢と戦うのは難しいと見ている。

    「現実的には前のグループと戦うのは難しいと思う。予選では多少近づけても、レースペースでは彼らの方が明らかに速い」

    「だからスプリントでは大きく順位を上げるというより、日曜日の決勝へ向けてこのマシンのレースでの挙動を学ぶことが重要になる」

    レーシングブルズは今回も2台そろってSQ3へ進出し、中団トップのポジションを確保した。スプリントでのポイント獲得は簡単ではないものの、決勝へ向けた貴重なデータ収集の場として、この17周のレースを最大限活用する構えだ。

  • リアム・ローソン レーシングブルズのチームオーダー騒動で「今後はもっと意識する」

    リアム・ローソン レーシングブルズのチームオーダー騒動で「今後はもっと意識する」

    リアム・ローソンは、F1オーストリアGPで発生したレーシングブルズのチームオーダー騒動について振り返り、今後はチームメイトのアービッド・リンドブラッドを「もう少し意識するかもしれない」と語った。一方で、自身のレースへのアプローチを変える考えはないと強調している。

    先週末のオーストリアGPでは、ブレーキのオーバーヒートを抱えていたローソンに対し、チームはリンドブラッドへ「ポジションを維持せよ」と指示。

    しかしリンドブラッドは指示に従わずオーバーテイクを敢行し、ローソンはチームラジオで強い不満を示していた。

    チームオーダー騒動はレース中に決着
    レッドブルリンクで行われた決勝では、リンドブラッドがチームの指示を無視してローソンを抜き9番手へ浮上した。ローソンは約50メートル早くアクセルを戻してチームオーダーに従ったものの、その直後にリンドブラッドが強引な動きで前に出たため、グラベル際まで押しやられる形となった。

    ローソンは無線で「もう二度とこんな指示は聞かない」と怒りをあらわにしたが、チームは2回目のピットストップでアンダーカットを成立させ、最終的にローソンが9位、リンドブラッドが10位でダブル入賞を果たした。

    レース後にはチーム代表のアラン・パーメインが無線で「落ち着いてくれ。この件はチーム内で解決する」と伝えていた。

    「僕にとってはレース中に終わった話」
    イギリスGPを前に取材に応じたローソンは、この一件について冷静な見解を示した。

    「正直に言えば、あまり僕自身の問題ではなかった。レース中にポジションを取り戻せたので、チェッカーを受けた時には完全に気持ちは整理できていた」

    「こういうことは、大きな組織やチームに所属していれば起こり得ることだ。僕はレースで自分の役割を果たそうとしただけで、この件はチームと彼(リンドブラッド)の話だったと思う」

    また、レース後のミーティングでリンドブラッドに対して「チームの指示には従うべきだ」と改めて確認したのかと問われると、ローソンは「そうだ」と短く答えた。

    一方、リンドブラッドもFIA公式記者会見で、この件はレース後に話し合いが行われ、「すべて解決済みだ」と説明している。

    今後は「もう少し意識するかもしれない」
    ローソンは今回の出来事が今後のレース運びに影響するかについては限定的との考えを示した。

    「もしかすると、今後はもう少し意識するようになるかもしれない。でも、その後はこの件についてあまり深く考えなかった」

    「僕自身のアプローチを変えるつもりはない。ただ、ああいう状況では少し意識するようになるかもしれないね。でも、あのようなケースはかなり珍しい状況だと思う。だから起こる可能性は低いけれど、少しは意識するようになるかもしれない」

    今回の一件はチーム内で既に収束しているものの、今後もローソンとリンドブラッドが接近戦を演じる場面では、両者の連携やチームオーダーの運用が改めて注目を集めそうだ。

  • リアム・ローソン レーシングブルズF1に無線で激怒「もう二度と指示は信じない」

    リアム・ローソン レーシングブルズF1に無線で激怒「もう二度と指示は信じない」

    リアム・ローソンは、2026年F1第8戦オーストリアGPで発生したレーシングブルズのチームオーダーを巡る一件について、「もう二度と指示は信じない」と無線で怒りをあらわにした。レース後にはチーム代表アラン・パーメイン自らが無線でローソンをなだめる場面も明らかになった。

    ローソンはタイヤとブレーキを管理するよう指示され、「チームメイトのアービッド・リンドブラッドからは攻撃されない」と伝えられていたものの、実際にはオーバーテイクを許したことに不満を表明。

    その後は順位を奪い返して9位でフィニッシュし、レース後には「チーム内で話し合うことになるだろう」と語った。

    チームオーダーを巡る不満が噴出
    レーシングブルズはオーストリアGPでリアム・ローソンが9位、アービッド・リンドブラッドが10位に入り、3戦連続のダブル入賞を達成。コンストラクターズランキング6位を堅持し、ハースとの差を23ポイントに広げた。

    しかし、その裏ではチームメイト同士の駆け引きが起きていた。

    ローソンはタイヤとブレーキを管理するためペースを抑えるよう指示され、その際に「リンドブラッドからは攻撃されない」と伝えられていたという。

    ところが、リンドブラッドはターン4でオーバーテイク。ローソンは無線で「もう二度とそんな指示は信じない」と怒りをあらわにした。

    その後、ローソンはピット戦略を活用してポジションを奪い返し、3戦連続でリンドブラッドを上回る順位でチェッカーを受けた。

    パーメイン代表「落ち着け。我々が対処する」
    レース終了後のクールダウンラップでは、レーシングブルズのチーム代表アラン・パーメインが自ら無線でローソンに語りかけていた。

    レースエンジニアのアレクサンドル・イリオプロスが「9位だ。素晴らしい仕事だった」「最大限の結果を引き出せた」と伝えたあと、パーメインは次のように話した。

    「リアム、私だ。落ち着いてくれ。大丈夫だ。我々が対処する。心配しなくていい。冷静でいてくれ」

    ローソンも「了解」と応じ、感情を抑えながらレースを締めくくった。

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    ローソン「約束と違った」
    レース後、ローソンはチームオーダーについて率直な心境を語った。

    「最初のスティントでは戦略どおりにレースを進めた」

    「ブレーキをマネジメントするよう言われ、その間は攻撃されないと聞いていた。でも実際には攻撃された」

    「だから2スティント目はすぐ後ろにつき、ピットストップ後に抜き返した」

    舞台裏で話し合いが行われるかと問われると、「おそらくそうなるだろう」と認めた。

    序盤はブレーキ過熱にも苦しむ
    ローソンはレース序盤、ブレーキの異常な発熱にも苦しんでいたことを明かした。

    「最初の数周はブレーキが本当に熱くて、その熱気がコクピットまで入ってきていた」

    「でも、その後は落ち着いて問題なく走れた」

    「今日は満足している。トップチーム勢が全員完走した状況では、これが僕たちにできる最大限の結果だった」

    一方のリンドブラッドは、ローソンがアンダーカットで順位を取り返す展開は予想していたと説明した。

    「そうなるだろうと思っていた。チームがそうするだろうと考えていた」

    「でも、それで構わない。特に問題ではない」

  • リアム・ローソン チームオーダー混乱「攻撃されないはずだった」

    リアム・ローソン チームオーダー混乱「攻撃されないはずだった」

    リアム・ローソンは2026年F1第8戦オーストリアGPで9位入賞を果たし、レーシングブルズはアービッド・リンドブラッドとのダブル入賞を達成した。しかし、レース中のチームオーダーを巡る混乱について、ローソンはチームと話し合う必要があるとの考えを示した。

    ローソンはレース中、ブレーキを労わるよう指示を受け、その間はチームメイトから攻撃されないと伝えられていたという。ところが実際にはリンドブラッドがオーバーテイクを仕掛けてきたことで、チーム内の意思疎通に疑問を抱く結果となった。

    ブレーキマネジメント中に予想外の攻撃
    レッドブル・リンクでは、レーシングブルズがメルセデス、フェラーリ、レッドブル、マクラーレンに次ぐ速さを見せ、ローソンとリンドブラッドはそれぞれ9番グリッド、10番グリッドから決勝をスタートした。

    決勝でもその順位のままフィニッシュし、チームは4戦連続で2台そろってポイントを獲得した。

    しかし、レース中にはブレーキの温度管理が大きな課題となっていた。キャデラック勢がブレーキトラブルで2台ともリタイアするなか、ローソンもブレーキを労わるよう指示を受けていた。

    ローソンはレースを振り返り、次のように語った。

    「最初の数周は本当に暑くて、その熱気がコクピットまで伝わってきた。でも、その後は集中して走り続け、そこからは問題なかった」

    「最初のスティントでは戦略どおりにレースを進めた。その後はマネジメントに入ることになった。僕はブレーキを労わるよう指示され、その間はアタックされないと言われていた」

    「でも実際には攻撃された。計画どおりではなかったので、第2スティントでは離されないようにして、再び抜き返した」

    さらに、この状況についてチーム内で話し合う必要があるかと問われると、「おそらく、そうなると思う」と答えた。

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    リンドブラッド「攻撃するなとは言われなかった」
    一方のリンドブラッドは、ピットウォールからローソンを攻撃しないような指示は受けていなかったと説明した。

    「レースには満足している。チームにとってダブル入賞になったし、全体として良い週末だった」

    「思い切って勝負した。第2スティントの序盤で彼を抜き、そのスティント中はずっと前を走っていた。でもチームは最後のピットストップで僕を1周早く呼び入れた」

    「その結果、彼はアンダーカットを決めて前に出た。新品タイヤだったし、そうなるだろうとは思っていた。でも問題ないし、大したことではない」

    「バトルを楽しめたし、積極的に攻めることができた。良いレースだったと思う」

    レーシングブルズはダブル入賞という結果を持ち帰った一方で、レース中のチームオーダーに対する両ドライバーの認識には食い違いがあった。ローソンは「攻撃されない」と伝えられていたと主張する一方、リンドブラッドはそのような指示は受けていなかったと説明しており、チーム内で状況を整理する場が設けられる可能性が高い。

  • リアム・ローソン 決勝後に審議へ F1オーストリアGPでスタート手順違反の疑い

    リアム・ローソン 決勝後に審議へ F1オーストリアGPでスタート手順違反の疑い

    レーシングブルズのリアム・ローソンは、2026年F1第8戦オーストリアGP決勝後にスチュワードの審議を受けることになった。

    対象となっているのは、レッドブル・リンクでのプラクティススタートに関する手順で、レースディレクターの指示に従わなかった疑いが持たれている。審議は71周の決勝レース終了後に行われる予定だ。

    プラクティススタート手順違反の疑い
    FIAの審議資料によると、ローソンはレースディレクターの指示違反の疑いで調査対象となった。具体的には、グリッドへ向かうラップの前に実施したプラクティススタートに関する手順が問題視されている。

    現時点では、どのような行為が規則に抵触したのか詳細は明らかになっていない。ただし、指定されたプラクティススタートエリア以外でスタート練習を行った可能性があるとみられている。

    週末2件目のスチュワード案件
    ローソンは、今週末のオーストリアGPでスチュワードによる正式な審議対象となった2人目のドライバーとなった。

    予選ではチームメイトのアイザック・ハジャーが、セーフティカーライン間の規定タイムを超過したとしてスチュワードに召喚されたが、この件については警告処分にとどまっている。

    ローソンは9番グリッドから決勝に臨んでおり、審議の結果次第ではレース後にペナルティが科される可能性がある。

    今回の件は決勝後に審議されるため、現時点では処分の有無や内容は決定していない。FIAの判断によっては、ローソンの決勝結果に影響が及ぶ可能性がある。

  • レーシングブルズF1 リアム・ローソン更迭説を否定「議論すらしていない」

    レーシングブルズF1 リアム・ローソン更迭説を否定「議論すらしていない」

    レーシングブルズのチーム代表アラン・パーメインは、リアム・ローソンが2027年シーズン限りでシートを失い、レッドブル育成ドライバーのニコラ・ツォロフが後任に決まっているとの報道を明確に否定した。

    パーメインは、ツォロフの将来性を高く評価しながらも、現在のドライバーラインアップには満足していると強調し、「その件についてはまったく議論していない」と噂を一蹴した。

    ローソン更迭説を全面否定
    今週、レッドブルがブルガリア出身の19歳、ニコラ・ツォロフに対し、2027年からレーシングブルズで走ることを約束したとする報道が広まり、その結果としてリアム・ローソンがシートを失うとの憶測がSNSや各メディアで拡散した。

    しかし、パーメインはSky Sports F1の取材で、その内容を明確に否定した。

    「ただの噂だよ。正直なところ、その件については私たちは話し合ったことすらない。本当にまったくだ」

    と、チーム内でそのような議論は一切行われていないと断言した。

    ツォロフを高く評価も「現体制に満足」
    一方で、パーメインはツォロフの実力については高く評価している。

    カンポス・レーシングからFIA F2に参戦するツォロフは、第5戦終了時点でランキング2位につけ、モンテカルロではフィーチャーレース優勝を飾るなど好成績を残している。

    また、オーストリアGPのFP1ではツォロフではなく岩佐歩夢がリアム・ローソンの代役を務めた理由について問われると、パーメインは実務的な理由を説明した。

    「ツォロフはまだスーパーライセンスを取得していない。だから岩佐が私たちのために素晴らしい仕事をしてくれた」

    ローソンとリンドブラッドを高く評価
    今季のローソンはここまで7戦で26ポイントを獲得し、中団チームのドライバーとして堅実な成績を残している。

    チームメイトのアービッド・リンドブラッドも、開幕戦でポイントを獲得したほか、モナコでは15番グリッドから7位、バルセロナ・カタルーニャGPでは11番グリッドから9位まで追い上げるなど、レースで印象的な走りを披露している。

    パーメインは現在の2人への信頼を改めて強調した。

    「私たちは2人にとても満足している。彼らは私たちが求めること、私が求めることをすべてやってくれている。集中して懸命に取り組み、そして何よりコース上で結果を出してくれている」

    さらに、ツォロフについてはレッドブル育成ドライバーとして当然注目していると認めつつも、現時点でドライバー交代の議論は存在しないと改めて強調した。

    「もちろん彼は私たちのレーダーに入っている。レッドブルのプログラムの一員だからね。F2でも非常に良い仕事をしている。でも、現時点では今の2人にとても満足しているし、さっきも言ったように、その件についてはまったく議論していない」

    今回の発言により、ローソンの2027年シート喪失説について、レーシングブルズ首脳陣は現時点で事実無根との立場を明確に示した。ツォロフの将来性は高く評価されているものの、現行のドライバーラインアップを変更する具体的な検討は行われていないとしている。

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