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  • リアム・ローソン レッドブルF1史上初の再昇格 ハジャー代役で雪辱へ

    リアム・ローソン レッドブルF1史上初の再昇格 ハジャー代役で雪辱へ

    リアム・ローソンが、2026年F1第12戦オランダGPでレッドブル・レーシングに復帰する。負傷したアイザック・ハジャーの代役としてマックス・フェルスタッペンのチームメイトを務めることになり、一度レッドブルのシートを失ったドライバーが再び同チームからF1に参戦する史上初のケースとなる。

    2025年序盤、わずか2戦でレッドブルからレーシングブルズへ降格したローソン。それから約1年半、着実に評価を取り戻してきたニュージーランド人ドライバーに、思わぬ形で雪辱のチャンスが巡ってきた。

    複雑に入れ替わったレッドブル系ドライバー
    今回の交代劇は、近年のレッドブル系ドライバーの目まぐるしい変遷を象徴するものとなった。

    ローソンがレッドブルで代役を務めるのは、2025年に自身の後任となったハジャー。そのローソンが抜けるレーシングブルズには角田裕毅が入り、アービッド・リンドブラッドとコンビを組む。

    ローソンはもともと2023年、負傷したダニエル・リカルドの代役として当時のアルファタウリからF1デビュー。その後、2024年シーズン途中にリカルドの後任としてレギュラーシートを獲得し、2025年にはセルジオ・ペレスに代わってレッドブルへ昇格した。

    しかし、そのレッドブルでの最初の挑戦はわずか2戦で終わった。

    リアム・ローソン レッドブル・レーシング

    2025年はわずか2戦でレッドブル降格
    ローソンがレッドブルに昇格した時点で、F1決勝出走はわずか11戦だった。

    開幕戦オーストラリアGPでは、エンジントラブルによってプラクティスで十分な走行時間を確保できず、決勝では雨による難しいコンディションのなかでクラッシュ。続く中国GPも、それまで走った経験のない上海インターナショナル・サーキットで扱いの難しいRB21に苦戦した。

    レッドブルはわずか2戦でドライバー交代を決断。第3戦日本GPから角田裕毅を昇格させ、ローソンをレーシングブルズへ戻した。

    ローソンにとっては大きな挫折だったが、その後はレーシングブルズで徐々にパフォーマンスを取り戻していった。

    一度シートを失ったドライバーとして史上初のレッドブル復帰
    今回の昇格には、レッドブルのドライバー史において特別な意味がある。

    これまでレッドブルのレギュラーシートから外されたドライバーが、その後再び同チームでF1レースに出場した例はない。

    ピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボン、セルジオ・ペレス、そして角田裕毅はいずれもレッドブルのシートを失った後、同チームのレースドライバーには戻っていない。

    ローソンは今回、ハジャーの負傷による代役という形ではあるものの、その前例を初めて破ることになる。

    2026年前半戦でランキング9位
    ローソンが再びチャンスを得た背景には、レーシングブルズで積み重ねてきた結果もある。

    2026年シーズン前半戦を終えた時点で、ローソンは43ポイントを獲得してドライバーズランキング9位。モナコGPとイギリスGPでは自己最高位となる6位に入った。

    メルセデス、フェラーリ、マクラーレン、レッドブルという上位4チームに所属していないドライバーのなかでは、ランキング最上位につけている。

    2025年序盤にはレッドブルのマシンへの適応に苦しんだローソンだが、今回は当時とは異なり、F1での経験と実績を積み重ねた状態でフェルスタッペンの隣に戻ることになる。

    ニュージーランド人52年ぶりの表彰台にも期待
    オランダGPでは、ローソンに大きなチャンスが待っている。

    RB22は上位争いが可能なマシンとみられており、短期間でマシンに適応できれば、ポイント獲得だけでなく上位進出も視野に入る。

    さらに表彰台に立てば、ニュージーランド人F1ドライバーとしてはデニス・ハルムが1974年オーストリアGPで2位に入って以来、52年ぶりの快挙となる。実に913グランプリぶりだ。

    一度はわずか2戦でレッドブルのシートを失ったローソン。その後レーシングブルズでキャリアを立て直した末に巡ってきた今回のF1オランダGPは、単なる代役参戦ではなく、自らの成長を証明し、レッドブルでの評価を覆す絶好の機会となる。

  • リアム・ローソン レッドブル離脱も選択肢「F1で勝てる場所を目指す」

    リアム・ローソン レッドブル離脱も選択肢「F1で勝てる場所を目指す」

    リアム・ローソンは、将来的にレッドブルのファミリーを離れる可能性を否定せず、現在の目標は特定のチームで走ることではなく「F1でトップを争い、勝つこと」だと語った。

    かつてはレッドブル・レーシングへの昇格を明確な目標としていたローソンだが、2025年にわずか2戦でレーシングブルズへ降格。その経験を経て考え方は変化した。2026年はレーシングブルズで安定した成績を残しており、自身の将来についてもレッドブルにこだわらない姿勢を示している。

    レッドブル昇格だけが目標ではなくなったローソン
    ローソンは2025年シーズン開幕時、姉妹チームでわずか11戦のF1経験しかない状態でレッドブル・レーシングに昇格した。しかし、チームは2戦を終えた段階でその判断を見直し、ローソンをレーシングブルズへ降格させた。

    現在、ローソンが再びレッドブル・レーシングのシートを得る可能性は高くないとみられている。一方で、レッドブルの育成プログラムではニコラ・ツォロフら若手が台頭しており、レーシングブルズのシートを巡る競争も今後激しくなる可能性がある。

    PlanetF1のインタビューで、ローソンはレッドブル以外のチームへ移籍する可能性について問われ、F1で勝利を争える環境に近づけるのであれば選択肢になり得るとの考えを示した。

    「以前の僕の目標は、もちろんすごく具体的だったと思う。レッドブルに入って、トップチームまで上がることだった」

    「F1に来たときも、もっと若かった頃も、頭の中にあったのは本当にそれだったし、それを目標にしていた」

    しかし、現在は特定のチームへのこだわりは薄れている。

    「でも今は、特定のチームというわけではない。ほかのみんなと同じように、僕もF1でトップに立って勝つことを目指している。それがどこになるのかは、まったく分からない」

    ローソンの言葉からは、「レッドブル・レーシングへの昇格」という従来の一本道ではなく、自身が勝てる環境を基準にキャリアを考える姿勢への変化がうかがえる。

    ウィリアムズやアウディも過去にローソンへ関心
    レッドブルを離れてキャリアを築いたドライバーは少なくない。アレックス・アルボンやカルロス・サインツJr.、ピエール・ガスリーも、レッドブルとの関係を離れた後に別のチームでF1キャリアを継続している。

    ローソン自身にも、過去に他チームから関心が寄せられていた。

    ウィリアムズのチーム代表ジェイムス・ボウルズは、2024年シーズン途中にローガン・サージェントの後任を探していた際、当時レッドブルのリザーブドライバーだったローソンに関心を示していた。

    また、元レッドブルのジョナサン・ウィートリーもアウディ在籍時にローソンの獲得に関心を持っていたとされる。ただし、ウィートリーがアウディを離れたことで、その可能性を取り巻く状況は変化している。

    ローソンにとって重要なのは、単にレッドブルを離れることではない。現在のレーシングブルズよりも競争力があり、将来的に優勝を狙える環境へ進めるかどうかが判断基準になる。

    リアム・ローソン

    2026年は43ポイント 中団勢をリード
    2025年の激動とは対照的に、2026年のローソンはレーシングブルズで安定したシーズンを送っている。

    第11戦を終えた時点で43ポイントを獲得し、中団勢のドライバーではトップ。F1キャリアでそれまでに獲得していたポイント数に迫る数字を、今季前半だけで積み上げた。

    ローソンは、こうしたパフォーマンスについて、2025年のレッドブルでの経験から立ち直った結果だという見方には同意していない。

    「それをどう見るかは、たぶんみなさんが決めることだと思う。僕にとっては、今はもう考えていることではないからね」

    「僕にとって、それは本当に何か特別なものではない。今シーズンは、僕たちは本当にすごくいい仕事をしていると思う。僕自身としては、昨年の『亡霊』みたいなものがあったとは思っていない」

    2025年が厳しいシーズンだったこと自体は認めている。しかし、ローソンはその経験を失敗として引きずるのではなく、自身を成長させたものとして捉えている。

    「厳しいシーズンだった。でも、そこから本当に多くのことを学んだし、正直に言えば、ドライバーとしても人間としてもずっと強くなって戻ってこられた」

    「毎週、その経験をすべて生かそうとしている。今はクルマに乗って、いいシーズンを送ることだけを考えているし、実際にそれができている。ほかの人がどう見るかは、その人たち次第だ」

    「今は一貫性を続けることに集中している」
    レッドブル・レーシングへの昇格と、わずか2戦での降格は、ローソンのF1キャリアを語るうえで避けて通れない出来事となった。

    それでも本人にとって、それは現在のパフォーマンスを左右する「亡霊」ではないという。

    「結局のところ、もちろん人々は好きなように見ることができる。でも今は物事が本当に、本当にうまくいっている。僕たちが集中しているのは、それを続けることだ。この一貫性を維持していきたい」

    2026年のローソンは、レーシングブルズで結果を積み重ねることで、自らの市場価値を再び高めている。かつて目標だったレッドブル・レーシングへの昇格だけに将来を託す必要もなくなりつつある。

    レッドブルに残るのか、それとも新たなチームへ向かうのか。ローソンが示した基準は明確だ。チームの名前ではなく、F1でトップを争い、勝利を狙える場所であること。それが今のローソンにとって最も重要なキャリアの目標となっている。

  • リアム・ローソン レーシングブルズF1の躍進に自信「強力なパッケージがある」

    リアム・ローソン レーシングブルズF1の躍進に自信「強力なパッケージがある」

    レーシングブルズのリアム・ローソンは、2026年F1シーズン前半戦でチームが予想以上の競争力を発揮したことに手応えを示した。開幕当初はVCARB 03の難しさから「自信はなかった」と振り返る一方、早い段階で開発の方向性を確立し、マシンから最大限のパフォーマンスを引き出せるようになったと語っている。

    ローソンは11戦中8戦でポイントを獲得し、ドライバーズランキングではトップ4チームの8人に続く9位につけている。

    レーシングブルズもコンストラクターズランキング5位まで浮上しており、ファエンツァを拠点とするチームにとって過去最高となる年間順位が現実的な目標になりつつある。

    開幕前は「どれほど強いのか分からなかった」
    シーズンが始まる前、ローソン自身もレーシングブルズがここまで競争力を発揮できるとは確信していなかったという。特に新レギュレーションが導入された2026年は、VCARB 03の特性を理解することから始めなければならなかった。

    「正直に言えば、年初の時点では僕たちにもよく分かっていなかったと思う。かなり不確かな感覚で、どれくらい強くなれるのか分からなかった」

    「年初はマシンが難しかったので、シーズンがどうなるのかについて僕はまったく自信がなかった。ただ、新しいレギュレーションをしっかり理解して、そこからどう最大限を引き出すかということに集中していた」

    しかし、チームはVCARB 03への理解を急速に深めていった。

    「そこから僕たちはかなり早い段階でマシンから多くのパフォーマンスを引き出せるようになった。それが本当にうまく機能した」

    その成果は早くも中国GPで表れ、ローソンは7位入賞を果たした。この結果をきっかけにチームは勢いを増し、シーズンが進むにつれてランキング5位まで浮上した。

    開発の方向性を早期に確立「すべてがうまく機能した」
    ローソンは、シーズン序盤に正しい開発方向を見つけられたことが現在の好調につながっていると考えている。

    「とても重要だったと思う。かなり早い段階で良い方向性を見つけることができたし、それ以降に開発して製造してきたものは、どれも本当にうまく機能している」

    「もちろん、誰だって良い結果を出すのは好きだし、それによってチームのモチベーションも非常に高い状態に保たれていると思う」

    レーシングブルズはその後も安定してトップ10争いに加わった。ローソン自身、特定の1戦だけが突出していたというより、週末を通して着実にパフォーマンスを高めることが好結果につながっていると説明する。

    「とても良いレースはいくつかあった。モナコは本当に力強かったし、オーストリアも素晴らしかった。シルバーストンも良かった」

    「でも正直なところ、どの週末もかなり似ていた。週末が進むにつれて僕たちは強くなっていって、そのたびにマシンから引き出せるものをすべて引き出せたと感じている」

    好結果よりも苦戦した週末から学ぶ
    ローソンにとって、むしろ印象に残っているのは思うような結果を残せなかったレースだという。

    「かなりクリーンなレースができているので、逆に目立つのはうまくいかなかったレースかもしれない。それが少ないというのは良いことだけど、当然ながら、そういう週末から一番多くを学ばなければならない」

    具体的に挙げたのがマイアミGPとベルギーGPだった。

    「マイアミでは週末を通して全体的にペースが足りなかった。それからスパも、特に僕のガレージ側では難しい週末だった」

    「そういうレースを深く分析して、もっと理解しなければならない」

    一方、モナコGPとイギリスGPでは今季自己最高となる6位を獲得。トップチームとの差も縮まっている。

    「トップのドライバーたちからそれほど離れていなかった。数レース前まではものすごく遠かったからね。だから、間違いなく大きく改善している」

    速さはもう「驚きではない」
    シーズン序盤こそVCARB 03のポテンシャルはローソンにとって驚きだった。しかし、好結果を繰り返すにつれて、その競争力を当然のように発揮できる状態へと変わってきたという。

    「最初にパフォーマンスを見つけ始めたころは、たぶん驚きの方が大きかった。でも、それ以降は正直、それほど驚くことではなくなった」

    「みんなが本当に良い仕事をしているし、マシンに何が必要なのかをしっかり理解できている。ドライバーとしても、週末を重ねるたびにマシンからすべてを引き出す方法をより理解できるようになっている」

    「それができれば、僕たちには強力なパッケージがあることが分かっている。だからもう驚きではない。必ずそうなると期待しているわけではないけど、自分たちに実現できることだとは分かっている」

    「今年は何度もそれを実現してきたし、これからも繰り返していきたい」

    リンドブラッドとの共通認識もチームを後押し
    ローソンだけでなく、チームメイトのアービッド・リンドブラッドもVCARB 03で好パフォーマンスを見せている。レーシングブルズは直近6戦のうち5戦でダブル入賞を達成している。

    「正直、チームは本当に良い流れに乗っていると思う。アービッドはもちろんとても速いし、僕たちはかなり似ている」

    「マシンについて感じていることも、おそらく僕と似ている。それもチームが進む方向性を決めるうえで助けになっていると思うし、すごく良い状態だと思う」

    ローソン自身も、これまでのF1キャリアで現在が最も快適に戦えていると認める。

    「そうだね。当然、経験を積めば積むほどそうなっていくものだと思う。でも今年は結果も良くなっているし、それによって良い流れに乗っていると感じられる」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    安定感を生んだ経験「レースは1コーナーでは決まらない」
    今季のローソンは速さだけでなく安定感も高まっている。その背景には、レース以外の部分で積み重ねてきた経験があるという。

    「それは表に見えないところで取り組んできた成長だと思う。個人的には経験が増えたこともあるし、レースは長くて、最初のコーナーで勝負が決まるわけではないということも理解するようになった」

    「いろいろなことが今の安定感につながっていると思う」

    夏休みについては、過密な前半戦を終えたチームにとって必要な時間だとしながらも、好調なだけに早くレースへ戻りたい気持ちもある。

    「みんなにとって休むのは良いことだと思う。この時期はかなり忙しかったからね」

    「でも当然、僕はレースが好きだし、特にうまくいっているときはなおさらだ。休み明けには楽しみなレースがいくつもあるし、そこに飛び込んでいくのが待ちきれない」

    目標はレーシングブルズを「中団トップ」に
    後半戦に向けてローソンが掲げる個人的な目標は、具体的なランキング順位ではない。可能な限り多くの週末でポイントを獲得し、VCARB 03の能力を最大限に引き出すことだ。

    「個人的な目標としては、できるだけ多くの週末でポイントを獲得して、マシンから引き出せるものをすべて引き出すこと。それで年末にどの順位にいるかは、その結果として決まるものだと思う」

    「大切なのは、自分にできることをすべてやったと分かっていることだ」

    中団争いでは、レースごとの勢力図の変化が大きいため、特定の順位を目標にすることには意味がないとも考えている。

    「具体的に何位を狙っているというものはない。F1でそういう期待を持つのはすごく難しい。特に中団にいるとね」

    「でも、僕たちが中団でベストのチームになれるなら、ドライバーとしても自分たちの仕事を果たしたと言えると思う」

    開幕時にはVCARB 03の難しさからシーズンへの自信を持てなかったローソンだが、11戦を終えた現在、その評価は大きく変わった。開発の方向性、ドライバー同士のフィードバック、週末を通じたマシン理解が噛み合い、レーシングブルズは中団トップを争う存在へと成長。ランキング5位を守り切れるかが、後半戦の大きな焦点となる。

  • リアム・ローソン F1移籍を阻む政治的事情 ウィリアムズが最有力候補

    リアム・ローソン F1移籍を阻む政治的事情 ウィリアムズが最有力候補

    リアム・ローソンは2027年のF1ドライバー市場で、実力に反して難しい立場に置かれている。

    2026年シーズンはレーシングブルズで中団トップクラスの活躍を見せているものの、レッドブル復帰の可能性は低く、他チームへの移籍にも政治的な事情が立ちはだかると報じられている。

    F1 Oversteerは、アストンマーティン、ハース、キャデラックといった有力候補にはそれぞれ政治的な事情があり、ローソンの移籍は容易ではないと分析。その一方で、ウィリアムズが最も現実的な移籍先になるとの見方を示している。

    実力十分でもレッドブル残留は不透明
    リアム・ローソンは2026年シーズン前半11戦で43ポイントを獲得し、トップ4チーム以外では最高の成績を残している。パフォーマンス面ではグリッド屈指と評価されているものの、今季序盤にレッドブル・レーシングでわずか2戦のみ参戦した経験から、再昇格の可能性は極めて低いとみられている。

    さらに、レッドブル育成のニコラ・ツォロフがFIA F2選手権で首位を走っていることもあり、レッドブル陣営には世代交代を進める動きがある。このため、ローソンと陣営の双方が2027年に向けて移籍先を探ることは自然な流れとされている。

    アストンマーティン移籍を阻むホンダの存在
    候補の一つとされるアストンマーティンでは、ジョナサン・ウィートリーがチーム代表に就任する見通しで、アウディ時代からローソンを高く評価してきた人物として知られる。

    しかし、報道によるとホンダが別のドライバーを推す可能性が高いという。ホンダはレッドブルとの提携時代にも角田裕毅をローソンより優先する姿勢を示しており、現在シートを失っている角田裕毅をアストンマーティンへ送り込むよう働きかける可能性があると伝えられている。

    ハースとキャデラックにもそれぞれ事情
    ハースにも空席が生じる可能性はあるが、こちらではタイトルスポンサーであるトヨタの影響力が注目されている。

    現時点でトヨタはワークスパートナーではないため決定権は限定的とみられるものの、日本メーカーとして自社に関係するドライバーを起用したい意向を持つ可能性があるという。

    一方、新規参戦するキャデラックでは、アメリカ国内からコルトン・ハータを起用すべきとの声が強い。ハータはスーパーライセンス取得を目指してインディカーからFIA F2へ転向しており、チーム首脳もアメリカ人ドライバーを中心にプロジェクトを構築したい考えだとされる。

    最有力候補はウィリアムズか
    アウディは現在のドライバーラインアップを維持する方針で、アルピーヌもローソン獲得には積極的ではないと報じられている。その結果、残された現実的な選択肢としてウィリアムズが有力視されている。

    ウィリアムズでは、チームの戦闘力低下に不満を抱くカルロス・サインツJr.の去就が注目されており、シートが空く可能性もある。

    ジェイムス・ボウルズ代表は以前からローソンを高く評価しており、2024年にローガン・サージェントの後任としてローソンを期限付きで獲得しようとした経緯もある。当時はレッドブルが短期的な計画を理由に移籍を認めなかったが、ツォロフの台頭によって状況は変化しており、再び獲得に動いた場合は以前ほどの障害はないとの見方が示されている。

    2027年の移籍市場では、リアム・ローソンは実力こそ高く評価されているものの、ホンダ、トヨタ、キャデラックそれぞれの思惑が交錯し、有力チームへの移籍は簡単ではない状況にある。その中で、以前から獲得を望んできたジェイムス・ボウルズ率いるウィリアムズが、現時点では最も現実味のある移籍先として浮上している。

  • リアム・ローソン レッドブルF1との契約がライバルチーム移籍の障害に

    リアム・ローソン レッドブルF1との契約がライバルチーム移籍の障害に

    リアム・ローソンの2027年以降のF1キャリアを巡り、レッドブルとの契約が移籍の障害となる可能性が浮上している。レーシングブルズで好成績を残しているものの、レッドブル・レーシングへの昇格は事実上消滅したとの見方が強まっており、他チームへの移籍も契約上の制約を受ける可能性があるという。

    2026年シーズン前半、ローソンはレーシングブルズの66ポイント中43ポイントを獲得。トップ4チーム以外では最多得点を記録し、ルーキーのアービッド・リンドブラッドを擁するチームを牽引している。

    しかし、FIA F2でランキング首位を走るニコラ・ツォロフの存在が、ローソンの将来に影を落としている。

    レッドブル復帰の可能性は低下
    レーシングブルズ代表のアラン・パーメインは、2027年にツォロフの昇格が内定したとの報道は否定したものの、「次に順番が来るドライバー」であることは認めている。

    さらに『Motorsport-Magazin』は、レッドブル内部ではローソンにトップチームでの将来はないとの見方が強まっていると報じた。

    ローソンは2025年開幕時にレッドブル・レーシングへ昇格したが、扱いの難しいRB21への適応に苦しみ、わずか2戦でレーシングブルズへ降格。チームはその経験を踏まえ、再びトップチームへ起用する考えはないとみられている。

    契約が移籍の足かせとなる可能性
    問題は、ローソンがレーシングブルズで走っていても、その契約はレッドブル本体と結ばれている点にある。

    そのため、2027年にレッドブル陣営のシートを失ったとしても、レッドブルが契約解除に応じなければライバルチームへ自由に移籍できる保証はないという。

    レッドブルは契約ドライバーの活動を厳格に管理することで知られている。実際、角田裕毅は2026年11月のGTワールドチャレンジ・オーストラリア「アデレード・グランドファイナル」でGT3マシンをドライブする計画があったものの、レッドブル側が参戦を認めず実現しなかったことが報じられた。

    もちろんGT3へのスポット参戦とF1ドライバー契約は性質が異なるものの、この一件はレッドブルが契約ドライバーの活動に強い決定権を持っていることを示す事例と言える。

    リアム・ローソン レッドブル契約

    移籍先も限られる現実
    現在、ウィリアムズはカルロス・サインツJr.の将来が不透明となっており、新たなドライバー候補を探す可能性がある。実際、2024年にもローガン・サージェントの後任候補としてローソン獲得をレッドブルに打診していた経緯があり、以前から関心を寄せているチームの一つとされる。

    一方で、最近の報道では、アストンマーティンはホンダとの関係から別のドライバーを優先する可能性があり、ハースはトヨタとの提携を背景に育成ドライバー起用を望む可能性が指摘されている。また、キャデラックもアメリカ人ドライバー起用への圧力を受ける可能性があるという。

    レッドブルが契約解除に応じるかどうかが、ローソンの2027年以降のキャリアを左右する重要な要素となりそうだ。現在の実力を考えればシートを失うようなドライバーではないものの、契約次第では移籍先の選択肢が大きく制限される可能性もあり、その去就は今後のストーブリーグにおける注目の一つとなる。

  • リアム・ローソン レッドブルF1と夏休みに去就協議「話し合いがあるはず」

    リアム・ローソン レッドブルF1と夏休みに去就協議「話し合いがあるはず」

    リアム・ローソンは、F1のサマーブレイク期間中にレッドブル陣営と自身の将来について話し合いが行われる見通しであることを明かした。2026年シーズン前半で好成績を残しているローソンは、2027年もレーシングブルズのシートを維持したい考えだ。

    レッドブル育成にはアービッド・リンドブラッドに加え、F2ランキング首位を走るニコラ・ツォロフも控えており、2027年のシート争いは激しさを増している。

    それでもローソンは、ここまで11戦で43ポイントを獲得し、自らの価値を十分に示している。

    サマーブレイク中に去就協議へ
    レッドブルは例年、シーズン終盤まで翌年のドライバーラインアップを決定しない傾向にある。しかし、マックス・フェルスタッペンの将来が依然として不透明なことから、今年は例年より早いタイミングで判断が下される可能性もある。

    ローソンにとっても、早期に結論が出ることは歓迎すべき状況だ。仮にシートを失うことになった場合でも、新たな所属先を探す時間を確保できるためである。

    F1再開後、自身の将来について優先的に動くことになるのかと問われたローソンは、現時点では何も聞かされていないと説明した。

    「僕自身? 正直、まったく分からない」とローソンはRacingNews365などのメディアに語った。

    「でも、そういう話し合いは普通、サマーブレイクの頃に行われるものなんだ。だから、その時期に何らかの話し合いがあるはずだよ」

    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チームの候補に挙げられているニコラ・ツォロフ

    ツォロフ台頭で激化するレッドブル育成争い
    ローソンの立場を脅かす存在となっているのが、F2でランキング首位を走るニコラ・ツォロフだ。

    レーシングブルズ代表アラン・パーメインは、ツォロフについて「次に昇格する候補」であり、2027年のシート争いでも「明確に候補に入っている」と評価している。

    パーメインは、ブルガリア人ドライバーの昇格可否についてはシーズン後半に判断すると説明しており、そのスケジュールはローソンが想定する「サマーブレイク中の協議」とも一致している。

    現在の見通しでは、レッドブル陣営は2027年にレーシングブルズでローソンとアービッド・リンドブラッドを起用する方向とみられている。しかし、ツォロフの活躍によって選択肢が増えたことで、レッドブル首脳陣は2つのシートを巡って難しい決断を迫られることになりそうだ。

    43ポイントで存在感 来季残留へアピール
    2026年シーズン前半、ローソンは11戦で43ポイントを獲得し、レーシングブルズの中心ドライバーとして安定したパフォーマンスを披露してきた。

    レッドブル育成プログラムは有望株が次々と台頭している一方で、実績を積み重ねる現役ドライバーとの兼ね合いが大きな課題となっている。

    サマーブレイク中に始まるとみられる去就協議は、ローソンだけでなく、レッドブル陣営全体の2027年ドライバーラインアップを左右する重要な局面となる。

  • リアム・ローソン F1人生を変えたマルコへの直談判「なぜチャンスをくれない?」

    リアム・ローソン F1人生を変えたマルコへの直談判「なぜチャンスをくれない?」

    リアム・ローソンは、自身のF1キャリアを大きく変えた2023年オランダGPでの出来事を振り返り、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコに直談判したことが、その数時間後に訪れたF1デビューにつながったと明かした。

    当時レッドブル育成ドライバーだったローソンは、F2でランキング3位となりF1昇格を期待していたものの、チームはニック・デ・フリース、続いてダニエル・リカルドを起用。自身は日本のスーパーフォーミュラ参戦を命じられ、不満を募らせていた。

    「なぜ僕にチャンスをくれないのか」 マルコへ直談判
    2023年のオランダGPを前に、ローソンは自らザントフォールトへ向かい、マルコとの面談を申し出た。

    F1公式ポッドキャスト『Off the Grid』でローソンは当時をこう振り返っている。

    「3日間ずっと考え続けて、それからザントフォールトへ飛んだ。ヘルムートと直接話して、彼が何を考えているのか聞き出そうと決めたんだ」

    「金曜日の朝、彼のオフィスに行って『なぜ僕にチャンスをくれないんですか? これだけ僕に投資してきたのに意味がないじゃないですか。僕はもう5年間プログラムにいるんです』と伝えた」

    しかし、その反応は期待したものではなかった。

    「最後には彼もちょっと腹を立てたみたいで、僕の話を打ち切ったんだ」

    「部屋を出たあと、その場にいたコーチへ電話して『これはかなり厳しいな』と話していた」

    リアム・ローソン F1デビュー

    数時間後に訪れた突然のF1デビュー
    だが、その日の午後、状況は劇的に変化する。

    フリー走行2回目でダニエル・リカルドがクラッシュし、中手骨を7か所骨折する重傷を負ったことで、アルファタウリは代役を探す必要に迫られた。

    ローソンによれば、当初から自分が唯一の候補だったわけではなかったという。

    「『リアムが乗る』とすぐ決まったわけじゃない。経験があって、このクルマを走らせたことがあるドライバーは誰だ、と検討していたんだ」

    その後、マルコから呼び出しを受けた。

    「ヘルムートのところへ行くと、彼は僕を見て『準備はできているか?』と聞いた。僕は『はい』と答えた。それが会話のすべてだった」

    ローソンはそのままF1デビューを果たし、5戦で2ポイントを獲得。2024年は再びリザーブドライバーを務めたものの、シーズン終盤6戦で再び実戦復帰し、その走りが2025年シーズンのシート獲得につながった。

    「誰かの代役でも迷いはなかった」
    リカルドの負傷によって得たチャンスに複雑な思いはなかったのかと問われたローソンは、率直な心境を明かした。

    「まったくなかった。もちろん彼にとってはつらいことだけど、僕たちはみんな同じシートを争っている。そこに個人的な感情はない」

    「自分のキャリアを懸けて戦っている時は、それがすべてなんだ。それ以上に優先するものはない」

    ローソンは2025年開幕時にレッドブル・レーシングへ昇格したものの、わずか2戦でレーシングブルズへ復帰。2026年シーズンも同チームで戦い続け、チームが獲得した66ポイントのうち43ポイントを稼ぐ活躍を見せている。

  • リアム・ローソン レーシングブルズF1の戦略称賛「マシンは本当に力強かった」

    リアム・ローソン レーシングブルズF1の戦略称賛「マシンは本当に力強かった」

    リアム・ローソンは2026年F1第11戦ハンガリーGPで8位入賞を果たし、レーシングブルズの戦略判断とマシンパフォーマンスを高く評価した。チームはダブル入賞を達成し、コンストラクターズ選手権でアウディを上回る5位へ浮上し、最高の形でサマーブレイクを迎えた。

    11番グリッドからスタートしたローソンは、オープニングラップで3つ順位を上げて8番手へ浮上。

    その後、一時はチームメイトのアービッド・リンドブラッドの後方まで下がったものの、2ストップ戦略によって終盤にフレッシュタイヤのアドバンテージを生かし、リンドブラッドをオーバーテイクして8位でフィニッシュした。

    ローソン「2ストップ戦略が勝負を決めた」
    予選では惜しくもQ3進出を逃したローソンだったが、決勝ではスタートで流れをつかみ、チームの戦略も完璧に機能したと振り返った。

    「今日は僕たちにとっていいレースだった。昨日の予選は厳しい内容だったから、1コーナーとオープニングラップは僕にとって本当に重要だった」

    「いいスタートを決めたあとも長いレースになることは分かっていたけど、マシンはレースを通して本当に力強かった」

    「2ストップ戦略という正しい判断をしてくれたチームには本当に感謝している。2台そろってポイントを獲得できたのは、シーズン前半戦を締めくくる最高の結果だ」

    ベルギーGPで入賞を逃したローソンは、この結果で即座に巻き返しに成功。今季43ポイントとしてドライバーズランキング9位へ浮上し、ピエール・ガスリーを1ポイント上回って前半戦を終えた。

    アラン・パーメイン「ほぼ完璧なオペレーションだった」
    チーム代表のアラン・パーメインは、ローソンとリンドブラッドのダブル入賞によってコンストラクターズランキング5位へ浮上したことを喜んだ。

    「今日は長く厳しいレースだったが、2台そろってポイントを獲得し、コンストラクターズ選手権でも5位へ浮上するという素晴らしい結果を得ることができた。私たち全員が懸命に取り組んできた成果だ」

    「シーズン前半を締めくくる最高の結果になった。私たちは常にオペレーションの完璧さを目指しているが、今日はそれに非常に近い仕事ができた」

    パーメインは中団で争ったアウディとの直接対決にも言及した。

    「アウディとの戦いは非常に接戦だったが、最終的には私たちが上回ることができた」

    「マシンは予選でも決勝でも力強く、チームはそのパフォーマンスを完璧に結果へ結び付けた」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    リンドブラッド「開発の成果が結果につながっている」
    9番グリッドからスタートしたアービッド・リンドブラッドは終盤にローソンへ順位を譲ったものの、10位でフィニッシュし、6戦連続入賞を達成した。

    「今日もダブル入賞を果たし、コンストラクターズ選手権5位へ浮上できたのはチームにとって素晴らしい結果だ。本当に喜んでいる」

    「チームはマシン開発で素晴らしい仕事をしてきた。その努力が結果として報われているのを見るのは本当にうれしい」

    一方で、自身のスタートには改善の余地があったことも認めた。

    「スタートでは望んでいたほど順位を最大限に上げることができなかった。でも、そうした経験をシーズン後半へ生かしていきたい」

    ランキング5位で前半戦を折り返す
    今回のダブル入賞により、レーシングブルズはアウディを逆転してコンストラクターズランキング5位へ浮上。アルピーヌに5ポイント差をつけてサマーブレイクへ入ることになった。

    また、ローソンは今季43ポイントとなり、ニュージーランド人ドライバーとしては1967年にデニー・ハルムが記録した51ポイントに次ぐシーズン最多得点を記録。ワールドチャンピオンを獲得していないシーズンとしては、ニュージーランド人ドライバー史上最多ポイントとなった。

    さらにF1通算ポイントは87となり、クリス・エイモンの83ポイントを上回ってニュージーランド歴代3位に浮上。前にいるのはブルース・マクラーレン(196.5ポイント)とハルム(248ポイント)のみとなっている。

    ローソンはチームの躍進に手応えを示し、後半戦への意気込みを語った。

    「コンストラクターズ選手権5位でサマーブレイクを迎えられるのは、今年ここまでチーム全員が積み重ねてきた努力の証だ」

    「数週間しっかりリフレッシュしたあと、この勢いをザントフォールトへ持ち込みたい」

  • リアム・ローソン セットアップ変更が奏功 レーシングブルズF1代表が説明

    リアム・ローソン セットアップ変更が奏功 レーシングブルズF1代表が説明

    レーシングブルズF1のリアム・ローソンは、F1ハンガリーGP初日のフリー走行で好調な走りを披露した。チーム代表代行のアラン・パーメインは、FP2で加えたセットアップ変更がマシンの挙動改善につながり、好タイムの要因になったと明かした。

    ローソンはFP2で7番手を記録し、レッドブル・レーシングのアイザック・ハジャーとの差は約0.2秒。クリーンラップをまとめられなかったオスカー・ピアストリ(マクラーレン)を上回るタイムを残した。

    チームメイトのアービッド・リンドブラッドもトップ10入りを果たし、レーシングブルズは2台そろって好位置で初日を終えている。

    FP2での仕様変更がローソンの好走を後押し
    アラン・パーメインは、初日の走行は決して順調ではなかったと振り返りつつも、FP2での調整が奏功したと説明した。

    「ここ数戦ほど簡単な一日ではなかった。FP1ではマシンの扱いがかなり難しく、セッション間では普段より多くの変更を加えた」

    「でもFP2では問題を解決できた。ここはラップが短く、中速コーナーが非常に多いので、コーナー進入で安定したクルマにすることと、特に重要な最終セクターでしっかりトラクションを得ることに重点を置いていた」

    さらにパーメインは、ローソンが予選シミュレーション最後のソフトタイヤアタックで仕様変更を試したことが大きな効果を生んだと明かした。

    「リアムは今日、ソフトタイヤでの最後のアタックに向けて仕様変更を行い、それがうまく機能した。リアの安定性が改善された」

    「現時点では自分たちの正確な立ち位置を判断するのは難しいが、まずまずの状態にあるように見える。FP3ではさらに仕上げていくつもりだ」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    ローソン「Q3進出を狙える状態にある」
    ローソン自身も初日の内容に満足感を示し、予選でのQ3進出に向けて自信をのぞかせた。

    「ブダペストで金曜日を終えて、とてもいい感触です」

    「マシンには十分な速さがあります。ただ、このコースは本当に難しく、ラップをきれいにまとめるのは簡単ではありません」

    「予選でQ3進出の可能性を最大限に高められるよう、一晩かけて必要な変更を加えていきます」

    「ハンガロリンクはとても好きなサーキットなので、明日また走るのが楽しみです」

    レーシングブルズはFP2でセットアップの方向性を見いだしたことで、予選でも2台そろってQ3進出を狙える位置につけた。初日の好感触を土曜日へつなげられるかが注目される。

  • リアム・ローソン F2首位ツォロフ昇格説を一蹴 「噂は気にしていない」

    リアム・ローソン F2首位ツォロフ昇格説を一蹴 「噂は気にしていない」

    リアム・ローソンは、自身のレーシングブルズのシートを巡り、レッドブル育成ドライバーでF2ランキング首位のニコラ・ツォロフへの交代説が浮上していることについて、「まったく考えていない」と一蹴した。

    今季好調を維持するローソンは、ここまで9戦を終えてドライバーズランキング10位、39ポイントを獲得。直近5戦連続入賞を記録し、レーシングブルズのコンストラクターズランキング5位争いにも大きく貢献している。

    一方で、F2ではツォロフが3連勝を達成してランキング首位に立っており、2027年のF1昇格候補として注目を集めている。

    ローソンのシートを巡る憶測が浮上
    ブルガリア出身のニコラ・ツォロフは、シルバーストンでスプリントとフィーチャーレースを制し、F2で3連勝を達成。2012年のダビデ・バルセッキ以来となる快挙を成し遂げたことで、一気にF1昇格候補として名前が挙がるようになった。

    その結果、一部ではツォロフが2027年からレーシングブルズのシートを獲得するとの報道も流れている。しかし、それらはいずれも裏付けのない憶測の域を出ていない。

    「噂は気にしていない」と冷静な姿勢
    こうした報道について質問されたローソンは、冷静な姿勢を示した。

    「正直なところ、そういうことはまったく考えていない」

    「もちろん、夏休みはチームがいろいろなことを検討する時期だし、その前にまだ数レースある」

    「だから今は、これまでやってきたことを続けることだけに集中している」

    重要なのは結果を出し続けること
    ローソンは現在の流れに手応えを感じており、夏休み前の数戦でも好結果を残したいと語った。

    「最近は本当にうまくいっている。夏休みに入る前に、あと数戦をいい形で終えられたらうれしい」

    さらにF1では噂が一人歩きすることは珍しくないとした上で、そうした話題に振り回されるつもりはないと強調した。

    「F1では、それほど長くいるわけではないけれど、噂がどれだけ大きく膨らんでいくのかを見るには十分な時間を過ごしてきた。だから、そういうことは本当に気にしていない」

    ローソンは将来の憶測に目を向けるのではなく、現在のパフォーマンスに集中する姿勢を明確にした。一方で、ツォロフの快進撃が続く限り、レッドブル陣営の2027年に向けたドライバー人事を巡る議論は今後も続きそうだ。