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  • リアム・ローソン 予選14番手「自分のせいでチームを苦しめてしまった」

    リアム・ローソン 予選14番手「自分のせいでチームを苦しめてしまった」

    リアム・ローソンは、マリーナベイ・ストリート・サーキットで迎えた週末を「かなり悪かった」と認め、「自分のせいでチームを苦しめてしまった」と語った。とはいえ、レーシングブルズが2度もVCARB 02を修復してくれたことに対して「本当に感謝している」とも述べた。

    ローソンは、2回のクラッシュ(FP2とFP3)によって予選と決勝に向けた準備が大きく妨げられ、シンガポールGPの予選セッションを14番手で終えた。

    ローソンは、自身のQ2敗退の原因を「走行時間の不足」にあるとし、「当然ながら十分ではなかった」と率直に語った。

    「最後のラップまではかなり良かったと思う。でも新品タイヤでなぜ遅くなったのかは分からない。たぶんクラッシュで走れなかったことの影響だと思う。これも学びだし、今週末は自分のせいでチームを苦しめてしまった。マシンを2度も直してくれたチームに本当に感謝している」

    「自分としては明らかに不十分だったけど、明日は何とか結果を出したい」

    FP3でのクラッシュについて尋ねられると、ローソンはターン7立ち上がりで縁石に乗り、リアが弾かれて壁にヒットした場面を振り返った。

    「縁石に乗って、マシンが跳ね飛ばされたんだ。こういう市街地サーキットでは起こりうることだけど、2日連続でやってしまったのは本当に良くなかった」

    チームメイトのアイザック・ハジャーがQ3に進出して8番手を獲得したことで、ローソンは厳しい立場に置かれている。角田裕毅とともにレッドブル・ファミリー内での将来を争っており、F1での去就にも関わるだけに、今回の結果がどう影響するかは「まったく分からない」と明かした。2週間前のバクーでキャリア最高位となる5位を記録した直後の苦戦となった。

    「この位置からポイントを狙えるか」と問われたローソンは、次のように答えた。

    「この位置からはすごく厳しいと思う。でもマシン自体は速いから、どうなるか見てみよう」

  • リアム・ローソン 角田裕毅とともにF1残留争い「マルコの電話は悪い時だけ」

    リアム・ローソン 角田裕毅とともにF1残留争い「マルコの電話は悪い時だけ」

    リアム・ローソンは、アゼルバイジャンGPでキャリア最高位の5位を獲得した後も、ヘルムート・マルコから特に連絡を受けなかったと語った。しかしそれについて驚きはなかったという。なぜなら、マルコから電話がかかってくるのは「悪いレース」の後だからだ。

    ローソンは、来季の契約がまだ確定しておらず、レッドブルかレーシングブルズか、F1での将来が不透明な状況にある。

    ローソンは今季、レッドブルでシーズンをスタートしたものの、3回のQ1敗退により2戦で降格。レーシングブルズへ移された。

    現在、レッドブル首脳陣が2026年のラインアップを検討するなか、確定しているのはマックス・フェルスタッペンがレッドブルのエースとして参戦することのみだ。チームメイトはアイザック・ハジャーが有力視されているが、まだ正式決定ではない。レーシングブルズの2枠も同様に未定だ。

    そのレーシングブルズのシートを巡っては、F2スターのアービッド・リンドブラッドが1つを獲得するとの見方が強まっており、ローソンと現在レッドブルに所属する角田裕毅が、もう1つの枠を争っているとされる。しかし、マクラーレンのドライバー育成プログラムを離脱したアイルランド人レーサー、アレックス・ダンも候補に浮上してきた。

    ローソンは、アゼルバイジャンGPで予選3番手に入り、決勝では角田裕毅を抑えて5位を獲得。10ポイントを獲得し、レーシングブルズをコンストラクターズ選手権6位に押し上げ、アストンマーティンを上回った。
    それにもかかわらず、マルコから祝福や賛辞の電話はなかった。しかしローソンは、それを想定内として受け止めていた。

    「普通は悪いレースの後に電話がかかってくるから、特に聞いていないんだ」と、23歳のローソンは笑いながら語った。

    「僕たち全員にとって明らかなことだ。長くやってきて、良いパフォーマンスを示さなければこのスポーツに残れないということはよく分かっている」

    「正直なところ、今はそこに集中している。バクーは素晴らしかったけど、これからの数戦でも同じような結果を出す必要がある」

    レッドブル陣営の若手たちに残されたのは、あと数戦だ。マルコは、2026年のラインアップについてメキシコGP後には見通しを立てたいと明言しているが、必要なら年末まで待つとも語っている。

    「我々としては、メキシコの後に指針を持ちたい。年末が我々にとっての最終期限だ」と、マルコは先月RTLに語った。「角田裕毅とリアム・ローソンのパフォーマンスを見極めて、来年の正しい決断を下したい」

    リアム・ローソン ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    ローソンは、早く進展を知りたい気持ちはあるものの、それもまたF1ドライバーである以上避けられないことだと理解している。

    「本当なら明日にでも知りたいよ、正直なところ。でも、この陣営では少し待たされるのが普通で、今はそういう状況なんだ」

    「自分でコントロールできる唯一のことはマシンでのパフォーマンスだから、その答えが出るまで、それに集中するしかない」

    「複数年契約を結んでいても、結局のところF1の契約は破棄され得るものだと思う。だから本当に安心できるのは結果を出しているときだけだ。トップの数人を除けば、完全に安心しているドライバーなんてほとんどいないだろう」

    「でもこれは別に新しい感覚じゃない。僕たちはレッドブルのプログラムのなかで育ってきて、若い頃から成績を出すことだけがステップアップの道だと叩き込まれている。常にプレッシャーの中に置かれてきたから、今はスケールが大きくなっただけで同じことなんだ」

  • リアム・ローソン F1シンガポールGP初日にクラッシュ「マシンはとても強力」

    リアム・ローソン F1シンガポールGP初日にクラッシュ「マシンはとても強力」

    レーシングブルズのリアム・ローソンは、マリーナベイ・ストリート・サーキットでの自らのマシンの速さは「とても強力」だと語った。しかし、FP2でのクラッシュによりその実力を示す機会を失った。

    ニュージーランド出身のローソンは、シンガポールGP金曜の2回目の走行でターン17の外側にヒットし、VCARB 02を大破。マシンはピットレーン入口付近にストップした。このアクシデントでセッション2度目の赤旗が出され、23歳のローソンはソフトタイヤでの低燃料予選シミュレーション走行を行う機会を失った。

    FP1を15番手で終えていたローソンは、この接触によりFP2を17番手で終了した。

    ローソンは1日を振り返り、クラッシュの経緯と前向きに捉えられる点についてこう説明した。

    「ターン16でちょっと縁石に乗りすぎて、左に跳ねてしまって、さらにターン17でも縁石を乗りすぎてしまったんだ。それでスピードを維持しようとしたけど、最後の最後でコントロールを失って壁に当たってしまった」

    「残念だ。全体的に見れば、マシンはとても速かった。今日は速さがあった。FP1では難しいセッションだったけど、いくつか試したものを元に戻して、FP2ではかなり良くなって、すごく快適に感じていたんだ。あの瞬間までは」

    「だから、壁に突っ込んでセッションを終えるのは本当に悔しいけど、そこまでの内容は良かった。少なくともショートランペースは現状かなり良さそうだ」

    リアム・ローソン F1 シンガポールGP ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    チームメイトのアイザック・ハジャーがFP2で2番手タイムを記録し、マクラーレンのオスカー・ピアストリに次ぐ速さを示したことで、レーシングブルズの潜在能力は明らかとなった。ローソンはその点を「救い」として強調した。

    「とても強力だと思う。他のチームが何をしているかは分からない。俺たちが何をやっているかは分かっていて、マシンの状態にはとても満足しているけど、まだまだ詰めていかないといけない。本当に差が小さいからね」

    「だから今夜さらにいくつか変更を加えて微調整する。今日の出来事から学んで、明日はうまくまとめたい」

  • リアム・ローソン F1シンガポールGP展望「初ポイントの地で再び結果を」

    リアム・ローソン F1シンガポールGP展望「初ポイントの地で再び結果を」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)が、2025年F1シンガポールGPを前に強い意気込みを示した。マリーナベイ・ストリートサーキットは幼少期から親しんできた舞台であり、F1で初めてポイントを獲得した特別な場所として深い思い入れがある。

    高温多湿の厳しい環境を承知のうえで、再びナイトレースに臨むローソンは、経験を糧に自らの力を示す決意だ。思い出のサーキットで、再びポイント獲得を狙う姿に注目が集まる。

    「子供の頃、F1ゲームで最もよく走っていたのがマリーナベイ・ストリートサーキットで、すぐにお気に入りのレースのひとつになった」とリアム・ローソンはコメント。

    「シンガポールは僕にとってF1での3戦目であり、初めてポイントを獲得した場所でもあるから、いつも素晴らしい思い出がよみがえる」

    「とても美しい場所だけど、同時に湿度も高く暑いので厳しい戦いになると思う。それでも今週末にまた戻って来られることにとてもワクワクしている」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) F1 シンガポールグランプリ

  • レーシングブルズF1代表 ローソン残留に指令「完璧な週末を遂行せよ」

    レーシングブルズF1代表 ローソン残留に指令「完璧な週末を遂行せよ」

    レーシングブルズのチーム代表アラン・パーメインは、リアム・ローソンが来季もF1に残るためには「完璧」なレースウィークエンドをこなし、さらに「完璧」なマシン作りに貢献しなければならないと語った。

    ローソンのF1での将来は現在不透明であり、レッドブル・ファミリー内で来季の契約が確定しているのはマックス・フェルスタッペンのみとなっている。

    ローソンはシーズン序盤、レッドブルでフェルスタッペンと並んで苦難の2戦を経験した後、レーシングブルズに復帰。そこから調子を取り戻してきた。しかし、ジュニアのアービッド・リンドブラッドがF1デビューを待ち構えていることから、2026年にはローソンか角田裕毅のどちらかがシートを失うのではないかと憶測が広がっている。

    来季のシートを守るために必要なことについて尋ねられたパーメインは、RacingNews365を含むメディアに次のように語った。

    「アイザックと同じことだ。他の19人のドライバーたちがやろうとしていることと同じだ。完璧なレースウィークエンドを実行することだ」

    シーズン残り7戦となった今、各チームは来季の新しい技術規則に基づいたマシン開発に重点を置いている。そのため、勢力図に大きな変化が起きるとは考えていないとパーメインは説明する。

    「もう誰もアップグレードを投入しないだろうし、アップグレードを持ち込むチームがあるとはとても思えない」とパーメインは述べた。

    「つまり、我々は今あるものを持ってサーキットに来ているということだ。我々には今あるマシンしかない。だからローソンと彼のエンジニアたち、そしてイギリスやイタリア・ファエンツァからのサポートで、できる限り完璧なマシンを仕上げなければならない。そして彼には完璧なレースウィークエンドを届ける必要がある」

    ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

  • リアム・ローソン 「レッドブルF1昇格が目標になりすぎていた」

    リアム・ローソン 「レッドブルF1昇格が目標になりすぎていた」

    リアム・ローソンはバクーでキャリア最高のF1結果を残し、2025年序盤の苦戦とレッドブルからの降格から大きな巻き返しを果たした。2025年F1アゼルバイジャンGPは、ローソンにとってこれまでのF1キャリアで最高のリザルトとなった。

    濡れた路面のバクーでのQ3で見事なラップを決め、レーシングブルズのローソンは3番グリッドを獲得。決勝では両メルセデスに先行を許したものの、ピットアウト直後の角田裕毅をすぐに捉えて5位に浮上した。

    リアム・ローソンはバクーでキャリア最高のF1結果を残し、2025年序盤の苦戦とレッドブルからの降格から大きな巻き返しを果たした。2025年F1アゼルバイジャンGPは、ローソンにとってこれまでのF1キャリアで最高のリザルトとなった。

    濡れた路面のバクーでのQ3で見事なラップを決め、レーシングブルズのローソンは3番グリッドを獲得。決勝では両メルセデスに先行を許したものの、ピットアウト直後の角田裕毅をすぐに捉えて5位に浮上した。

    レーシングブルズのチーム代表アラン・パーメインは、ローソンが「終盤に20周完璧な走りをして、後ろのマシンを抑え込んだ」と称賛。レッドブルのアドバイザー、ヘルムート・マルコも英オートスポーツ誌に次のように語った。「とても良いバトルだった。我々は角田に対し、ピットイン前に速いラップを刻むよう指示した。つまり我々の側の目標は、彼がローソンの前に出ることだった。それは成功した。しかし明らかにタイヤは十分に温まっていなかった。だからローソンがチャンスを掴んでオーバーテイクした。2人の間には本当に良いバトルがあった。両者とも速く、角田は時に0.1秒差に迫っていた。それは両チーム間に競争があることを示している」

    ローソンが角田裕毅を抜いたことは象徴的でもあった。奇しくも角田裕毅は2021年アブダビGP以来の自己最高リザルトを記録したが、今季序盤の不振でレッドブルからローソンと交代させられた経緯がある。

    レッドブルは2025年に経験の浅いローソンを5年目の角田裕毅より優先して昇格させ、より大きな可能性があると見込んでいた。しかし、ローソンはオーストラリアGPと中国GPの予選で18位、20位、20位と相次ぎ失敗し、方針転換を余儀なくされた。

    ローソンはこの決定に不満を隠さず、公然と批判。自信を大きく損ない、レーシングブルズはまたしても半ば“見限られた”若手を立て直す役目を担うことになった。

    リアム・ローソン レッドブル F1 ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム

    23歳のローソンは復帰当初こそ苦しんだ。2度の技術的トラブルに見舞われたものの、最初の9戦で新人チームメイトのアイザック・ハジャーに予選で8対1と大きく後れを取った。序盤はレースペースも悪く、接触などのインシデントに絡むことも多かった。

    しかしローソンの進歩は明らかだった。日本GPからカナダGPにかけての平均予選タイム差はハジャーに対して0.208秒(メカニカルトラブルを除く)。だが直近8回の予選ではその差はわずか0.009秒に縮まった。

    オランダGPでカルロス・サインツとの軽い接触によるパンクに見舞われた例外を除けば、ローソンはQ3進出時には必ずトップ8入りを果たし、非の打ち所のない走りを披露してきた。

    この夏以降、ローソンは26ポイントを稼ぎ、F1で8番目に多く得点したドライバーとなった。ミッドフィールド勢の中ではアレックス・アルボン(28ポイント)のみが上回り、ハジャーは18ポイントにとどまっている。レーシングブルズは直近3戦でコンストラクターズランキングを8位から6位に押し上げており、その貢献は明らかだった。

    この結果、ローソンの2026年に向けてレーシングブルズのシートを守る可能性は一層高まった。現時点ではレッドブル復帰の候補には入っていないものの、もはやそれは彼の夢ではない。

    「17歳でレッドブルのジュニアとして加入して以来、ずっとどうやってレッドブル・レーシングに到達するかばかりを考えていた。そこが自分の未来だと見ていた」とローソンは木曜のバクーGP会見で語った。

    「たぶん…いや、自分がなぜやっているのかを忘れたわけじゃないけど、それがあまりにも目標になりすぎていた。今は落ち着いて振り返ることができる。目標は常に勝つことであり、トップに到達すること。それがどこであるかにこだわる必要はない」

  • 角田裕毅とローソンの対決 レッドブル系F1チームも「チームオーダーはなし」

    角田裕毅とローソンの対決 レッドブル系F1チームも「チームオーダーはなし」

    角田裕毅を抑えたにもかかわらず、リアム・ローソンのF1アゼルバイジャンGPでの5位はレッドブルのピットウォールから脅かされることはなかったとアラン・パーメインは語った。

    ローソンと角田裕毅はバクー市街地で今季最高の結果を記録し、ローソンが5位、角田裕毅が0.6秒差でチェッカーフラッグを受け、シニアチームに6位をもたらした。

    ローソンは終盤、角田裕毅から激しいプレッシャーを受けた。日本人ドライバーは何度もリアウイングに迫ったが、後方にはランド・ノリスとルイス・ハミルトンが控えており、4台がDRSトレインを形成していたため、無理な仕掛けは控えていた。

    「特にマクラーレンが後ろにいたので、チャンピオンシップ、チームとマックスのドライバーズタイトルのことを考えていました」と角田裕毅はF1TVに語った。

    「リアムに仕掛けていける場面はたくさんありましたが、リスクが大きく、マクラーレンに僕たち二人とも抜かれる可能性がありました」

    一方のローソンは、5位を守るためならリスクを取る覚悟だった。

    「ゴールラインを越えるまで自分が何位か分からなかったが、後ろにいたマシンの数で上位にいるのは分かっていた」と彼は語った。「だから当然、後ろを抑えることだけに集中していた」

    「レース終盤はもちろん、順位を守るために多少リスクを冒した」

    ただ1つ確かなのは、両レッドブル系チーム間にチームオーダーは存在しなかったことだ。

    「まったくなかった。もちろん彼を前に行かせるつもりはなかった」とパーメインはDAZNに語った。

    「リアムは速いマシンを後ろに抑え込み、素晴らしい仕事をした。角田裕毅は新しいミディアムタイヤを履いていたのに、リアムは肘を張ってしっかり防ぎ切った」

    「リアムはとてもメンタルが強い。週末を通じて集中していて、完璧に走り切った。F1でここを走るのは初めてで、F2とはまったく違うのに、FP1からFP3まで着実に進歩し、予選は驚異的でレースは見事だった」

    さらにこう続けた。「3番手から5番手に落ちたのは残念だが、我々にはメルセデスと戦う速さがないのは分かっていた。それでも、マクラーレン2台、フェラーリ2台、そしてレッドブル1台の前にいられたのは信じられないことだ。リアムは素晴らしい走りをした」

    バクーで11ポイントを獲得し、アイザック・ハジャーも10位に入りポイントを加えたことで、レーシングブルズは72ポイントに到達。コンストラクターズ選手権でアストンマーティンを逆転し6位に浮上した。パーメインは5位のウィリアムズを視野に入れている。

    「我々も挑戦する。完璧な週末を過ごせれば、あるいは可能かもしれない。彼ら(ウィリアムズ)はここでもモンツァでも我々より速かった」と語った。

    「これからはハイダウンフォース・サーキットに向かうので、もしかしたら我々の方が有利になるかもしれない。ザントフォールトのようなトラックでは我々の方が速さがあった」

  • リアム・ローソン 角田裕毅を抑え5位「全力を尽くした」 F1アゼルバイジャンGP

    リアム・ローソン 角田裕毅を抑え5位「全力を尽くした」 F1アゼルバイジャンGP

    リアム・ローソンはアゼルバイジャンGPで際立った走りを見せ、予選3番手からスタートしてキャリア最高位となる5位でフィニッシュした。

    この結果はニュージーランド人として歴史的な快挙となり、これまでの自己最高位だったオーストリアでの6位を上回るだけでなく、キウイドライバーとしても1976年スペインGPでクリス・エイモンが5位を獲得して以来の最高順位となった。

    序盤は力強く走行し、ピットストップまでは3番手を堅持。しかしピットアウト直後、キミ・アントネッリのアンダーカットに反応してコースへ復帰するも、21周目には一度は前に出たものの、22周目のメインストレートでDRSを使ったメルセデスに抜かれてしまった。アントネッリは最終的に4位でフィニッシュし、ローソンは後半戦で角田裕毅、ランド・ノリス、ルイス・ハミルトンとのバトルに加え、シャルル・ルクレールを長く抑えながら5位を守り抜いた。

    「エネルギーを使い切ってしまって、本当にフラストレーションが溜まった」とローソンはアントネッリとの攻防を振り返り、メディアに語った。

    「バーを見て、ストレートに入った時に途中で何も残っていないのが分かって、どうしようもなかった。だからそこから学んだよ」

    「次の集団が来たときには、絶対に同じことが起きないようにラップを通して常にエネルギーを確保していた。それは大きな学びになったね」

    「でも現実的に見れば、彼(アントネッリ)は僕の前で10秒ぐらい先に行ってしまった(実際には11.530秒差)。あと30周以上も抑え続けることなんて無理だったと思うし、後ろの集団を抑えるだけでも大変だった」

    「正直、表彰台に上がるスピードはなかったと思う。もちろんP3からスタートすれば、心のどこかでは可能性を信じてしまうけどね」

    「ピットストップでは全力を尽くして、キミに合わせて正しい判断をしたと思うけど、スピードが足りなかった。だからフラストレーションは残るけど、大局的に見れば5位というのは素晴らしい結果だし、これを今後につなげていきたい」

    リアム・ローソン (ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) F1 アゼルバイジャンGP
    前方の速いマシンには挑めなかったものの、ローソンは終盤の数周にわたり安定したペースと強固なディフェンスを見せ、今年レッドブルで彼の代わりに走っている角田裕毅を含む中団勢を抑えきった。

    「特に最後の10〜15周はかなり激しかったので、レースは報われるものに感じられた」とローソンは語った。

    「もちろんスタート位置を考えると少し残念ではあるけど、現実的に言えば今日、前の連中と戦えるスピードはなかった。それでも常に希望は持っていたんだけどね」

    今回の結果により、ローソンはドライバーズ選手権で13位に浮上。カルロス・サインツに1ポイント、ランス・ストロールに2ポイント差と迫る位置につけた。

    「5位という結果は僕たちにとって大きいし、特に選手権の状況を考えると価値がある」と彼は続けた。

    「チームのおかげで週末を通して良いマシンがあったので、ポイントを持ち帰ることができて満足している。全力を尽くしたよ!」

    さらにアイザック・ハジャーも10位に入り、レーシングブルズはダブル入賞を達成。これによりコンストラクターズ選手権でアストンマーティンを抜いて6位に浮上し、レッドブル系両チームの4人全員がポイントを獲得する形となった。

  • リアム・ローソン F1アゼルバイジャンGPに意欲「表彰台だって何だって可能」

    リアム・ローソン F1アゼルバイジャンGPに意欲「表彰台だって何だって可能」

    リアム・ローソンはF1アゼルバイジャンGPの予選でサプライズの3番手を獲得し、「表彰台だって何だって可能」と意気込みを語った。

    ローソンは土曜に行われた予選で6回の赤旗が出る混乱をうまく利用し、3番グリッドを手に入れた。Q3の最初のアタック後、暫定的に2番手に浮上したのは、オスカー・ピアストリのクラッシュにより大半のドライバーがまだタイムを出せていなかったためだった。

    セッション終盤もコンディションは難しかったが、ローソンはラップを改善し、2台のメルセデスを抑えて3番手を確保した。

    予選を振り返り、ローソンは小雨による難しさを説明した。

    「一番難しいのは正直言って雨が降り始めて、それが見えるときなんだ。バイザーに当たるのが見えるし、路面に光沢が出始めるのも分かるけど、それでもタイヤはまだ温まっている」

    「ブレーキを早めたりアクセルを戻したりしないように自分の脳と戦わないといけない。頭の中ではグリップが減ってるはずだと訴えてくるけど、実際にはそうじゃない。Q3の最初のラップは僕は最大限活かせなかったし、カルロスが素晴らしいラップを決めた」

    「最後のラップは少し雨が降っていたけど、僕は正直すべて無視して走り続けて、雨なんてないと思い込んだ。それがうまくいったんだ」

    ローソン、表彰台の可能性について
    波乱の予選となったことで、多くのトップ勢が下位に沈んだ。

    ランド・ノリスはミスで7番手にとどまり、タイトルを争うピアストリはその2つ後ろの9番手。シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンはそれぞれ10番手と12番手からのスタートとなる。

    ローソンは後方から「非常に速い連中」が迫ってくることを承知しつつも、予選のようにコンディションが難しいままであれば、表彰台を守れると自信を見せた。

    「僕たちは表彰台を狙いたい。最近のクルマはすごく調子がいいから、明日も速くないなんて言うつもりはない」

    「もちろん後ろから非常に速いドライバーたちが追いかけてくるのは分かってる。僕たちはできる限りのことをするつもりだ。タフなレースになるのは間違いない。もし今日みたいにこんなコンディションなら、表彰台だって何だって可能だ」

  • リアム・ローソン F1アゼルバイジャンGP予選「2時間トイレを我慢していた」

    リアム・ローソン F1アゼルバイジャンGP予選「2時間トイレを我慢していた」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、2025年F1アゼルバイジャンGP予選でキャリア最高位となる3番手を獲得した。しかしその舞台裏では、約2時間に及ぶ長丁場のセッションで「トイレを我慢していた」という異例の苦境に直面していたことを明かした。

    予選は6度の赤旗で中断され、Q3の終了は現地時間18時近くにまでずれ込んだ。シャルル・ルクレールとオスカー・ピアストリが相次いでクラッシュした時点で、残り3分41秒。カルロス・サインツ、ローソン、アイザック・ハジャーの3人がタイムを記録していた。

    その後マックス・フェルスタッペンにかわされたが、ローソンは3番手を死守し、オーストリアGPでの6位を上回る自己ベストを更新した。

    ニュージーランド人としては、1976年スウェーデンGPでクリス・エイモンが記録した3番手以来となる快挙。ローソンにとって初表彰台を狙う絶好のチャンスが訪れている。

    予選後、ローソンは「正直、何時間にも感じた。予選の2周目からトイレに行きたくて仕方なくて、全然快適じゃなかった。でも僕たちにとっては素晴らしい日になった」とスカイスポーツF1に語った。

    「今日はとにかく最初の2セッションを生き残り、毎周を最大限に活かすことが大事だった。モンツァでリスクを取りすぎて痛い目を見たことを学んでいたからね」

    「セッション全体を走れるように燃料を積んで、可能な限りすべての周を走った」

    「一番難しいのは雨が降り出したときだ。バイザーに雨粒が見えたり、路面が光り始めているのが分かっても、まだタイヤには温度が残っている。だから脳が『早めにブレーキを踏め、アクセルを抜け』と警告するんだけど、実際にはそうじゃない。Q3の最初の周はうまくまとめられなかったし、カルロスが素晴らしいラップを決めた。最後の周は少し雨が降っていたけど、全部無視して気にしないふりをして走った。それが功を奏したんだ」

    リアム・ローソン F1 アゼルバイジャンGP