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  • リアム・ローソン、レッドブル決断目前で語る“F1で生き残る秘訣”

    リアム・ローソン、レッドブル決断目前で語る“F1で生き残る秘訣”

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、レッドブルが2026年ラインアップ発表を控える中、自身がF1グリッドで長期的に生き残るための“秘密”を見出したと語った。

    ローソンは現在、2026年のレッドブル系4枠を巡る争いの中におり、実質的にアイザック・ハジャー、角田裕毅、アービッド・リンドブラッドと1つのレーシングブルズ残留枠を争っている。

    2025年の活躍と今後のシート争い
    2025年はローソンにとってF1での初フルシーズン。序盤はレッドブルで開幕したものの2戦後にレーシングブルズへ配置転換となった。しかしその後の走りは印象的で、6度のポイント獲得と通算36ポイント、アゼルバイジャンGPでは自己最高の5位入賞、予選3番手というキャリアベストを記録した。

    レッドブルの2026年体制については、ハジャーがフェルスタッペンのチームメイトに昇格すると見られ、リンドブラッドもF1デビューが確実視されているため、ローソンと角田裕毅の間でレーシングブルズの最後の1枠を争う構造となっている。

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム/レーシングブルズ)

    「最初の1年が最重要」ローソンの自己分析
    ローソンは自身の立場について、F1で長く生き残るための本質は“初年度をどう乗り切るか”にあると語る。

    「F1での最初の年が一番重要だ。そこで成長するか、このスポーツに残れるかが決まるんだ。多くのドライバーは数シーズン続けて残るというより、1〜2年でシートを失うことが多い」とローソンはRacingNews365を含むメディアに語った。

    「数年の契約を得れば価値あるドライバーになれる」
    ローソンは続ける。

    「一度数年契約の座を確保すれば、価値あるドライバーとして認識される。そこに到達することが重要で、特にこのチーム、レッドブル環境では昔からそうだ。だから自分の将来が分からない状況は別に新しいものじゃない」

    「もちろん安心感が欲しいけど、自分はずっとこのプレッシャー環境でやってきた。だからこれが自分にとって普通なんだ」

  • リアム・ローソン F1ラスベガスGP結果「速さがあっただけに本当に残念」

    リアム・ローソン F1ラスベガスGP結果「速さがあっただけに本当に残念」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、F1ラスベガスGP決勝でオープニングラップの接触によりレースが崩れ、16位でフィニッシュした。

    スタート直後のターン1でオスカー・ピアストリ(マクラーレン)と軽く接触。これは、前方でジョージ・ラッセルが遅れてブレーキングした状況を避けようとした際に発生したもので、ローソンはフロントウイングを破損し、早々にピットインを強いられた。

    ローソンはレース後、「チームに申し訳ない。マシンの速さがあった週末だっただけに残念だ」と語った。

    「2台揃ってポイントを取れたはず」ローソンの落胆
    ローソンはターン1の路面状況についてこう説明している。

    「ターン1は信じられないくらい滑りやすかった。ブレーキングを始めた瞬間、前のクルマが一気に減速して、避けるスペースがなかった」

    「今日は本来、僕たちは2台ともポイントを取れたはずだった。そう考えると悔しいけれど、マシンのスピードは確実にあったので、それを次のカタールに活かしたい」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム/レーシングブルズ)

    ハジャーは8位入賞、チームは確かな前進
    チームメイトのアイザック・ハジャーは混乱をうまく回避し、8位でフィニッシュ。レーシングブルズにとっては重要な4ポイントとなった。

    アラン・パーメイン(チーム代表)は次のように振り返った。

    「非常に良い週末だった。アイザックは素晴らしい走りをして、一切ミスなく価値あるポイントを持ち帰ってくれた」

    「我々には前のマシンを追うだけのペースはなかったが、前輪のグレイニングを避けつつ、ヒュルケンベルグとのギャップを適切に管理する冷静なレースだった」

    ローソンの不運と、1ストップ戦略の難しさ
    パーメインはローソンの接触についても状況を説明している。

    「リアムは前でラッセルがロックアップしたのを見て反応し、結果的にピアストリと軽く接触した。そのためフロントウイング交換が必要になり、後方からの巻き返しは難しくなった」

    「今回はシンプルな1ストップの展開で、後方から順位を挽回することは非常に厳しいレースだった」

    明確な武器を手にしたレーシングブルズ、次戦はスプリント週末
    それでもパーメインは前向きだ。

    「またしても、我々には速いマシンと速いドライバーがいることを証明できた。次のカタールはスプリント週末だし、そこでさらに結果を積み上げたい」

    レーシングブルズはコンストラクターズ選手権6位を守り、7位アストンマーティンに対して14ポイントのリードを維持している。

  • リアム・ローソン F1ラスベガスGP予選「P6に満足。もっと上も狙えた」

    リアム・ローソン F1ラスベガスGP予選「P6に満足。もっと上も狙えた」

    レーシングブルズのリアム・ローソンは、F1ラスベガスGP予選で6番手を獲得し、チーム内トップの結果を掴んだ。

    極度に滑りやすいウェットコンディションの中、2台ともQ3に進出したレーシングブルズは、この週末の難しい状況をうまく乗り越えたと言える。ローソンはセッション後、手応えと悔しさが入り混じる心境を語った。

    「今日は本当に荒れた予選だったけど、P6にはすごく満足している。2つのセッションを通してエクストリームウェットを使ったことが、それだけ路面が滑りやすかったことを物語っている。このタイヤを使う機会はほとんどないからね」とローソンはコメント。

    「マシンは本当に速かったし、最後のラップもあと少しだった。もっとスピードがあったはずだし、さらに上を狙えるチャンスもあったと思う。ただ、2台ともQ3に進めたのは素晴らしい結果だ」

    ローソンはここ数戦で好調を維持しており、今回のP6もその流れを象徴する結果。来季のシート争いにおいても、この走りはアピール材料となりそうだ。

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ラスベガスグランプリ

    Q:明日の決勝を前に、P6という結果についてどう感じていますか?

    まあ、かなりハッピーだよ。タフな予選だったし、エクストリームウェットを使うことなんて滅多にないから、今日はどれだけ滑りやすかったかが分かると思う。だからこそ、チームの判断がハマって良かったね。

    最後のラップを1〜2秒差で逃してしまって、あれがあればもっと上に行けたかもしれない。でも、今日は全体的にすごく良いパフォーマンスだったから、とても満足しているよ。

    Q:非常に難しいコンディションの中で、無傷で走りきれたことも大きかったのでは?

    本当にタフだったよ。毎周しっかりまとめようとしていて、セッションを通して少しずつ積み上げていく感じだった。どのセッションでも最初から悪くない感触で走れていたけど、正直こういう状況では最後の1〜2周がすべてなんだ。

    セッションを通して学んでいって、最後にまとめ切るのは難しい。でも今日は車がこういうコンディションでもすごく良くて、すごくハッピーだよ。

  • リアム・ローソン F1ラスベガスGP展望「難しいけれどワクワクする」

    リアム・ローソン F1ラスベガスGP展望「難しいけれどワクワクする」

    リアム・ローソンは、今週末のF1ラスベガスGPが「とても楽しみ」と語り、その特殊な寒さとタイヤ管理の難しさが、このレースをユニークなチャレンジにしていると説明した。

    「ラスベガスは本当に楽しみだ。すごく寒いユニークなレースで、タイヤを適切な作動領域に入れるのが難しくなる。普段とは違うコンディションでの作業になるから、すごく面白いレースになる」とローソンはコメント。

    ローソンは、長いストレートとローダウンフォースが特徴的なレイアウトについても触れた。

    「レイアウトには長いストレートがあって、ダウンフォースを下げる必要がある。でもそのぶんコーナーは難しくなる。ストリートサーキットだからスタートは滑りやすく、直近の高グリップなサーキットとは明らかに違う感触になる」

    今週末は最終トリプルヘッダーの開幕戦。ローソンはそのスタートを心待ちにしている。

    「厳しいレースになると思うけれど、最終トリプルヘッダーの始まりなのでワクワクしている」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム) ラスベガスグランプリ

  • リアム・ローソン レッドブルF1降格後のフェルスタッペン級“強気”姿勢が評価

    リアム・ローソン レッドブルF1降格後のフェルスタッペン級“強気”姿勢が評価

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は2025年シーズンをマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブルで開幕したが、序盤の苦戦により早々に降格。現在はレーシングブルズでキャリアを立て直し、再び評価を高めつつある。

    オーストラリア、上海といった未経験サーキットでQ1突破もポイント獲得もならず、ローソンは鈴鹿を前にレッドブルから再び放出される形となった。

    しかし、古巣のレーシングブルズに戻って以降は安定感を取り戻し、アゼルバイジャンGPの5位フィニッシュを含む計36ポイントを積み上げている。

    前戦ブラジルGPでもアイザック・ハジャーを抑えて7位入賞を果たし、エンジニアから“ニュージーランドのディフェンス大臣”と呼ばれるほどの粘り強い走りを披露した。

    さらに元F1ドライバーのクリスチャン・アルバースは、ローソンを「フェルスタッペンと同じカテゴリーの強気さを持つ」と評し、戦闘的な姿勢を高く評価している。

    アルバースが絶賛するローソンの“強気さ”とは

    アルバースはオランダの『テレグラフF1ポッドキャスト』でローソンについて語り、その走りの姿勢をフェルスタッペンと比較した。

    「ローソンは強気な態度を持っている。少しマックスに似ていて、彼は一切怖がっていないし、何が起きても気にしない。何かあれば80%は彼が絡んでいるくらい、絶対に引かないタイプだ」と称賛。

    一方でアルバースはハジャーの“地の速さ”についても触れ、「ハジャーは純粋なスピードで常に上回っている」としつつ、「ローソンはフェルスタッペンのような大胆さを持つカテゴリーに属している」と、その資質を認めた。

    レーシングブルズでの再生:結果は改善、しかし本人評価は厳しめ
    レーシングブルズでは確実にポイントを重ね、存在感を取り戻しつつあるローソンだが、本人は2025年を高く評価していない。レッドブルでの短期間は「比較材料として十分ではない」としながらも、期待したシーズンではなかったと明かしている。

    夏休み以降、レッドブルRB21が大幅に改善されただけに、「もし今もレッドブルのシートにいればどうなっていたか」という声が多いのも事実だ。一方でローソンはレーシングブルズに完全適応し、チームは今季コンストラクターズ6位を争う立場にある。残り3戦、ファエンツァのチームにとって彼の得点力は極めて重要になる。

    リアム・ローソン レッドブル F1

    ローソンは2026年シートを勝ち取れるのか
    レーシングブルズが2026年に向けてどんなラインナップを選ぶかは依然として不透明だが、現在の流れを見る限り、ローソンは復権のシナリオを着実に描きつつある。序盤の失敗は大きかったが、シーズン後半に示した粘り強さ・冷静さ・そして“戦う姿勢”が評価を強めているのは間違いない。

    残る3戦でファエンツァをコンストラクターズ6位に導くことができれば、それ自体が大きなアピール材料になるだろう。ローソンはレッドブル降格という挫折を経ても折れず、2025年後半戦で確かな存在感を示している。

  • リアム・ローソン F1ガイドライン理解が一変 マイアミのアロンソ接触が転機

    リアム・ローソン F1ガイドライン理解が一変 マイアミのアロンソ接触が転機

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は、マイアミGPスプリントでフェルナンド・アロンソと接触しペナルティを受けた一件が、「F1のレースガイドラインを理解する上で大きな転機になった」と語った。

    マイアミのスプリント終盤、ローソンはアストンマーティンのアロンソを先頭とする集団の中で最終ポイントを争っていた。ターン11で外側に押し出される形となり、その後アロンソのマシンに接触。

    アロンソはバリアにヒットしてリタイアとなり、ローソンはチェッカーを8番手で受けたものの、5秒加算ペナルティにより13位へ後退し、今季初ポイントを逃した。

    ドライバー間で議論が続く“レース/オーバーテイクガイドライン”について、FIAは直後に詳細文書を公開している。

    ローソンは、このアロンソとの接触をきっかけに「ルールの書かれ方を正しく理解できた」と述べる。

    アロンソとの接触が「ルール理解の扉を開いた」
    ローソンは当時の心境について、次のように振り返った。

    「シーズン序盤は何度かアクシデントがあって、ガイドラインがどうなっているのか自分でも不確かだったんだ」

    「特に強く記憶に残っているのは、マイアミでフェルナンドとあったときだ。僕は外側から仕掛けていて、スペースを与えられていないように感じていた」

    「そのときは“ペナルティは受けるべきじゃない”と思っていた。でも、ガイドラインを読み込んで理解すると、今年のルールではそう書かれている。そこを正しく理解する必要がある」

    ローソンは、文言を読み込み直したことで自分の判断基準が明確になったと語る。

    「そこから、僕は多くを学んだ。オーバーテイクするときは、どこまでアクスルを入れないといけないかを理解しないといけないし、逆に僕を誰かが抜こうとしているなら、ガイドライン上でスペースを与える義務がないなら、どうして相手にスペースをあげて抜かれないといけないんだ? それは理にかなわない」

    F1ガイドラインの“実戦的理解”が進んだローソン
    ローソンが語るように、現在のF1では“アクスル位置”や“並走条件”が細かく規定されており、外側にいる側・内側にいる側の義務が明確に分かれている。この接触は、ローソンにとって単なるペナルティではなく、2025シーズンを戦う上での大きな学習機会になった。

    レーシングブルズのルーキーであるローソンは、すでに鋭いレースクラフトを武器に評価を高めているが、こうしたガイドライン理解の深化により、以降のレースでより計算された戦い方を見せている。

  • リアム・ローソンのF1去就が未定 レーシングブルズが“発表延期”を説明

    リアム・ローソンのF1去就が未定 レーシングブルズが“発表延期”を説明

    レーシングブルズ代表アラン・パーメインは、2026年のドライバーラインナップ発表が遅れている理由を明かした。リアム・ローソンは2025年シーズン残り3戦となった現時点でも、来季のF1シートが決まっていない。

    レッドブルが支配する4つのシートのうち、現在2026年に向けて公式に確定しているのはマックス・フェルスタッペンのみで、レーシングブルズ所属のアイザック・ハジャーはレッドブル昇格が広く見込まれている。

    そのため、残る2つのレーシングブルズの座には、リアム・ローソン、現在レッドブルに所属する角田裕毅、そしてF2のプロテジェであるアービッド・リンドブラッドが候補となっている。チームは現在コンストラクターズ6位で、アストンマーティンに10ポイント、ハースF1チームに12ポイント差の接戦を繰り広げている。

    「新レギュレーションは関係ない」──発表遅延の理由とは
    パーメインは、メディア(RacingNews365を含む)から「2026年の新レギュレーションが判断を遅らせているのか」と問われた際、その可能性を否定した。

    「いや、まったく関係ない。新レギュレーションとは無関係だ。我々自身、(コンストラクターズ6位の)非常にタイトな戦いの中にいるし、レッドブルもコンストラクターズ選手権2位争いの真っ只中にいる」

    「我々としては、ただ“安定性”が欲しいだけだ。そのため、発表はシーズン終了ぎりぎりまで長引く可能性がある。アブダビの翌・月曜朝まで分からないかもしれない。正確なタイミングは分からないが、その理由だ。来年のルールとは何の関係もない」

    経験値は重要か? パーメイン「もちろん重要だ」
    さらに、2026年の大幅な規則変更を踏まえ「経験値が重要になるか」と質問されたパーメインは、次のように語った。

    「いつだって“経験豊富なドライバー”は欲しい。ジェームス(ジェームス・ボウルズとウィリアムズ)のところを見れば分かるように、彼らの2人の非常に経験豊富なドライバーは、ほぼ毎週末しっかりと結果を出している」

    「もちろん、これは我々のドライバーたちを否定するものではないが、経験は常に価値を持つ。とはいえ、もちろんペースには何も勝てない。ペースがあることが最優先だ。来年に向けても、それは間違いなく役立つだろう」

    「一方で、全員が完全な“白紙状態”から始めるとも言える。誰もこのレギュレーションを経験していない。シミュレーター作業は膨大な量になるだろうし、実際すでに進行中だ。シーズン終了後にはさらに増える。そう、経験は確かに重要だ」

    リアム・ローソン(レーシングブルズ / ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    レーシングブルズの状況が示す“3人のサバイバル”の行方
    レーシングブルズの状況は極めてシンプルだが残酷だ。
    ■ レッドブル本体:フェルスタッペン+ハジャー(濃厚)
    ■ レーシングブルズ:ローソン/角田裕毅/リンドブラッドの3人で2枠を争う構図

    パーメインのコメントを整理すると、

    ・新レギュレーションは決定遅延の理由ではない
    ・決定はアブダビ最終戦の直後まで引っ張る可能性
    ・経験値は有利だが、それ以上に“ペース”が絶対条件
    ・2026年は全員が白紙スタートとなるため、若手不利とは限らない

    つまり、現時点で誰が有利とも断言できず、3人のシーズン残り3戦の結果がそのまま2026年の命運を左右することになる。

    特にリアム・ローソンは「来年走れるのかどうか分からない状態」のまま最終盤を迎えており、プレッシャーは大きい。一方で角田裕毅はレッドブル側の複雑な政治事情に巻き込まれており、リンドブラッドは昇格への“タイミングの妙”がカギとなる。

    最終判断は、パーメインの言葉どおり「アブダビ翌朝」に下される可能性が高い。

  • リアム・ローソン、NZでアストンV12ヴァルカン走行 収益は乳がん基金へ

    リアム・ローソン、NZでアストンV12ヴァルカン走行 収益は乳がん基金へ

    リアム・ローソン(レーシングブルズ)は2025年12月に母国ニュージーランドに帰国し、希少なV12アストンマーティン・ヴァルカンで“ホットラップ走行”を披露する。南半球で唯一のヴァルカンを使用したチャリティイベントで、収益はBreast Cancer Foundation NZ(乳がん基金ニュージーランド)に寄付される。

    イベントは12月23日にクロムウェルのハイランズ・モータースポーツパークで開催され、3名のファンがローソンの助手席で超激烈ラップを体験できる。

    ローソン「シンガポールでの会話からすべてが始まった」
    レーシングブルズのリアム・ローソンは、今回の企画は9月のシンガポールGPでの何気ない会話から生まれたと語った。

    「シンガポールでジョジーとTQに会ったとき、『ヴァルカンを運転してみたい』と冗談半分で言ったんだ。そしたらジョジーが即答で“OK”と言ってくれて、その場で日程とチャリティ企画が決まった」

    「トニー・クイン財団の人たちは僕にとって友人でもあり支援者でもあるから、できる限り僕も力になりたい。ニュージーランドとモータースポーツのためになるなら、特にね。帰国したときは、できるだけ協力したい」

    特別な“3つの同乗枠”とランボルギーニ・ファストダッシュ
    3つの同乗枠のうち1枠は、Shaw and Partnersが費用(航空券・宿泊含む)を全額負担し、スポンサー企画の当選者に提供される。

    残る2枠はチャリティオークションにかけられ、最高入札者がローソンの横でヴァルカンの走りを体験できる。

    また、同日にはランボルギーニによる「Fast Dash」体験も販売され、20枠が1人399ドルで購入可能となっている。

    ハイランズCEO「44歳で亡くなった親友のための特別なイベント」
    イベントを主催するハイランズのCEO、ジョジー・スピレーンは、この企画に強い思い入れがあると語る。

    「これは私にとって本当に特別なイベント。親友のルーは44歳という若さで乳がんで亡くなりました。今回こうして形にできたことがとても嬉しい」

    「より多くの人に参加してもらいたかったので、ローソンがランボルギーニのファストダッシュ枠をさらに提供してくれたことには本当に感謝しています。ここハイランズでしか体験できない特別な機会になるわ」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    支援企業「ローソンと“ニュージーランドのモータースポーツを盛り上げる”」
    Shaw and PartnersのCEO、アール・エバンスは協賛の理由を次のように説明した。

    「ニュージーランド市場への参入は最近ですが、ハイランズの取り組みを支援し、モータースポーツ文化を盛り上げることに貢献できるのは素晴らしいことだ。ローソンと一緒にチャリティを支援できるのはさらに意義深い」

    Breast Cancer Foundation NZのCEO、アーリーン・レイナーも今回の企画への感謝を述べた。

    「リアムと一緒にスーパーカーでのラップを体験できるなんて、一生に一度の機会です。そして集まる資金は、乳がん患者の支援に直接使われます」

    「ハイランズとShaw and Partnersの協力に本当に感謝しています。こうした取り組みが現実の支援につながるのです」

    ローソンの“母国愛とコミュニティ還元”が際立つ一日
    今回のチャリティ企画は、リアム・ローソンが母国で強い支持を集める理由を象徴するものだ。F1ドライバーとして世界を転戦する中でも、地元コミュニティへの支援を欠かさない姿勢は、ニュージーランド国内で非常に高く評価されている。

    特に今回は、希少なアストンマーティン・ヴァルカンを運転するというレア企画により、国内外の注目度も高い。レーシングブルズで復調傾向にあるローソンにとっても、シーズン最終盤に向け“良い流れ”を作る象徴的なイベントとなりそうだ。

  • レッドブルF1マルコ、ローソンに辛口採点「ハジャーに勝ったが一貫性がない」

    レッドブルF1マルコ、ローソンに辛口採点「ハジャーに勝ったが一貫性がない」

    レッドブルF1のヘルムート・マルコは、2025年F1サンパウロGPでレーシングブルズのリアム・ローソンとアイザック・ハジャーがともにポイントを獲得したことを評価しつつ、ローソンに対して依然として“懸念が残る”と指摘した。

    ローソンはインテルラゴスで7位フィニッシュし、チームメイトのハジャーをわずか1秒以内で抑えて先着。しかしマルコは自身のSpeedweekコラムで、両者への評価を語る中でローソンの弱点を改めて名指ししている。

    ローソン7位、ハジャー8位 レーシングブルズが“週末最強の中団チーム”に
    レーシングブルズはサンパウロGPでライバル勢を上回る好成績を残し、コンストラクターズ選手権で大量ポイントを獲得。両ドライバーは予選からトップ10入りし、決勝でも揃って入賞した。

    ローソンはこの結果によりドライバーズ選手権14位に浮上。ハジャーもルーキーとして安定感を示した。

    しかし、来季の去就が不透明なローソンにとって重要なのは、チームではなくレッドブル首脳陣、特にマルコを納得させることだ。

    マルコはハジャーを絶賛、一方ローソンには「まだ不安定」
    マルコはコラムで、レーシングブルズ勢を次のように評価した。

    「レーシングブルズにとって強いチーム結果だった。ローソンは7位、ハジャーは8位。2人とも予選からトップ10に入った」

    そのうえで個別評価に触れる。

    「ローソンはレーシングブルズで落ち着きを取り戻したが、彼のパフォーマンスは依然として不安定だ」

    対照的に、ハジャーについては手放しで賞賛した。

    「ハジャーは今季の“発見”だ。ランキング10位よりも上にいるべきだが、4度のPUトラブルに苦しんでいる。マシンさえ機能すれば、常にトップ10争いができる。彼の将来にとって非常に良い兆候だ」

    成績表に見るローソンの課題:ポイント連続獲得が難しい
    ローソンは2025年シーズン序盤、レッドブルでの起用に失敗し3戦でレーシングブルズへ降格。モナコGPでようやく初入賞を挙げたが、ポイント獲得の連続性に欠けている。

    シーズン全体を見ても、連続入賞はベルギーGPとハンガリーGPのわずか2戦のみ。これは中団勢全体に共通する課題ではあるものの、ハジャーが2度も「3戦連続入賞」を記録していることを踏まえると、比較の上で弱点として浮かび上がる。

    さらに、ハジャーは失敗も多いが速さは常に示しており、潜在能力の高さは首脳陣の評価に強く影響している。

    リアム・ローソン レッドブル F1

    2026年シート争い:ローソンは角田裕毅に対しても優位に
    2026年のF1シート争いでまだ去就が決まっていない3名のうち、レーシングブルズ勢はローソンと角田裕毅の2人。今回のサンパウロGPではローソンがポイントを獲得した一方、角田裕毅は最下位で終え、強烈な対照を見せた。

    テッド・クラビッツは「ローソンはおそらく残留するだろう」と予測しているが、レッドブルは最終戦まで判断を保留する見通しだ。

    しかし、ハジャーを評価しながらもローソンに改善を求めるマルコの言葉からは、“首脳陣の心象”にまだ余地があることがうかがえる。

    ローソンはここにきて角田裕毅を再び上回り、チーム内の直接比較でも優位な材料を積み重ねている。

    2026年の最後のレーシングブルズ1枠を争う“ローソン vs 角田裕毅”の構図は、シーズン最終盤に向けてさらに緊張感を増している。

  • リアム・ローソン レーシングブルズF1で新異名「ニュージーランドの防衛大臣」

    リアム・ローソン レーシングブルズF1で新異名「ニュージーランドの防衛大臣」

    レーシングブルズのリアム・ローソンは、F1サンパウロGPで力強い走りを披露し、チームにとって貴重なポイントをもたらした。土曜のスプリントでオリバー・ベアマンとの接触によりペナルティポイントを受けたが、日曜の決勝ではその雪辱を果たす形となった。

    インテルラゴスで行われた波乱のレースでは、チームメイトのアイザック・ハジャーが5番グリッド、ローソンは7番グリッドからスタート。両フェラーリ勢のリタイアによる混乱の中で、ローソンは1ストップ戦略を完遂し、6ポイントを獲得した。

    一方、ハジャーは2ストップ戦略で4ポイントを加え、レーシングブルズはダブル入賞を果たした。

    レース後の無線「ニュージーランドの防衛大臣」
    レース終盤、ローソンとザウバーのニコ・ヒュルケンベルグは、後方から迫る集団を古いタイヤで必死に抑え込んだ。最終ラップではハジャーがターン1の外側から仕掛け、2台は軽く接触したものの、ポジションを維持したままフィニッシュ。

    チェッカーフラッグを受けた直後、チーム無線では「それはマスタークラスだ。突き進め、突き進め」とのメッセージが送られ、ローソンが「最高にうれしいよ!」と応じると、エンジニアは冗談交じりに「ニュージーランドの防衛大臣、リアム・ローソンだ」と称賛した。

    ローソン「お互いに理解している」
    レース後、ハジャーとの接触について問われたローソンは次のように語った。

    「彼は仕掛けてきたけど、あのコーナーは外に向かってカーブしてるから、ブレーキング前に抜ききるのは難しい。少し判断を誤ったと思うけど、僕らはどちらも走り続けられたから問題なかった。チームとして7位と8位でフィニッシュできたのは本当にいいことだ」

    「最終ラップなんだから、チームが『抜くな』なんて期待するのは無理だと思う。お互いにレースをしているんだからね。結果的に2台とも無事に戻ってこられたし、チームにとって素晴らしい週末になったよ」

    リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・RB・フォーミュラワン・チーム)

    2026年へ──ローソンの評価上昇
    ハジャーは来季レッドブルへの昇格が有力視されている一方で、ローソンの契約は今季限りとされている。しかし、角田裕毅がリタイアを喫した一方で堅実なポイントを持ち帰った今回の結果は、2026年のシート争いにおけるローソンの評価を大きく押し上げるものとなった。

    経験と冷静さを見せたこの走りは、チーム内での存在感をさらに高める“防衛大臣”としての象徴的な一戦となった。