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  • WRC ラリー・モンテカルロ | トヨタのオット・タナックが初日の首位

    WRC ラリー・モンテカルロ | トヨタのオット・タナックが初日の首位

    2019年 FIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロのデイ11月24日(木)、が、フランス南部のギャップを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合1位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合5位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合7位につけ、ヤリスWRCは全車が競技初日を走破した。

    ラリー・モンテカルロの初日は、午前中にサービスパーク北側のターマック(舗装路)コースでシェイクダウンが行なわれた。全長3.35kmのコースでは、今シーズンよりチームに加わったミークが全体のトップタイムを記録。タナックは4番手タイム、ラトバラは5番手タイムと、好調な滑り出しになった。

    ギャップ市街の中心部では夜6時50分からセレモニアルスタートが始まり、多くの観客が見守る中ラリーは華やかに開幕。その後、雪やアイスバーンが所々に広がる峠道で7時38分からSS1がスタートし、暗闇のナイトステージでタナックがベストタイムをマーク。ミークが2番手タイムを刻んだ。続くSS2でタナックは3番手タイムに留まったが、総合では2位に9.1秒差をつけ首位の座を堅持。SS1でやや出遅れたラトバラは、4番手タイムで総合5位に順位を上げた。また、ミークはステージの後半でパンクを喫してタイムを失ったが、それでも総合7位で競技初日を走り終えま。

    競技2日目となる1月25日(金)のデイ2は、ギャップの南西エリアで3本のステージを各2回走行。6本のSSの合計距離は125.12kmと4日間でもっとも長く、選手達にとっては最初の勝負どころとなる。リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は、457.06kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    今晩最初のSS1は、ベストタイムのオットと2番手タイムのクリスにとって素晴らしいステージになりました。オットは自信を深めたはずですし、クリスは残念ながらSS2でパンクをしましたが、それでも新しいクルマに良い感触を持ったのではないかと思います。暗闇の中での走行は非常に難しく、ヤリ-マティはやや慎重な走りでした。まだ先は長く明日はきっとタフな1日となるでしょうが、今日とは違い、日中の明るい時間帯は遥かに走りやすいと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    予想通り、今夜は大変難しいスタートとなりました。最初のステージは非常にトリッキーで、路面コンディションが大きく変わるような所もいくつかありました。しかし、クルマはとても良いフィーリングでした。タイヤのグリップ変化を把握しやすく、そのため自信を持って走ることができました。SS2は大部分がドライで、異なるタイヤをミックス装着して走るのは大きな挑戦でしたが、自分では良い走りができたと思っています。 総合的に考えると、我々のタイヤ選択は正解だったといえるでしょう。明日は長い1日となり、我々にとってはいつものモンテカルロと同様、大きな挑戦となるでしょう。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    今晩のステージは暗闇の中で凍結路面と湿った路面が所々に現れるという、非常に挑戦し甲斐のあるコンディションでした。そのような困難な路面ではタイム差が広がりやすく、私は走りに自信を持てなかったためSS1でかなりタイムを失いました。事前のテストではそのようなコンディションを経験しておらず、フィーリングを掴みきれなかったからです。しかし、最終的にそれを克服することができたのは大きな収穫です。明日はきっと違う1日となるでしょうし、状況も簡単に変わるので、我慢して戦う必要があります。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    コンディションが変わりやすく、とても難しいスタートとなりましたが、クルマに対しては自信と良いフィーリングを持つことができました。2本目のSSはドライな路面が多くなりましたが、ドライビングの感覚は変わらず良いままでした。その後、自分では何にも当たった感覚はないのにパンクを喫してしまいましたが、戦いはまだ始まったばかりですし勝負はこれからです。私はラリーをエンジョイしており、クルマにも自信を持っていますので、これからの数日間がとても楽しみです。

    ラリー・モンテカルロ デイ1の結果
    1.オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 26m33.0s
    2.セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +9.1s
    3.ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +14.3s
    4.エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +45.2s
    5.ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +46.4s
    6.エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (フォード フィエスタ WRC) +48.2s
    7.クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +53.8s
    8.セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペWRC) +55.2s
    9.アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +59.6s
    10.ポントゥス・ティディマンド/オーラ・フローネ(フォード フィエスタ WRC) +1m41.1s

  • カルロス・サインツJr. ラリー・モンテカルロでの走行は「素晴らしい経験」

    カルロス・サインツJr. ラリー・モンテカルロでの走行は「素晴らしい経験」

    ルノーのF1ドライバーであるカルロス・サインツJr.は、28(日)の世界ラリー選手権 開幕戦ラリー・モンテカルロの最終パワーステージを走行し、父が辿ってきたラリーの世界へ第一歩を踏み出した。

    カルロス・サインツJr.は、ラリー・モンテカルロのスペシャルゲストとしてコースカーに指定されたルノー メガーヌR.S.をドライブ。“素晴らしい経験だった”と語った。

    「これをするのをずっと待っていた。素晴らしい経験だったよ!」とカルロス・サインツJr.は語った。

    「とても特別だった。ずっと夢見てきたことだし、ルノーのおかげでその夢がかなった。コ・ドライバー、ペースノートと一緒にラリーを走りたいとずっと思っていた。良いペースがあったし、とても楽しかった」

    「クルマは本当に良かった。様々なドライビングモードがあって、完全に快適になれるようにそれをテストしていた。レースモードやスポーツモード、少し調整できるトラクションコントロールもあった。ステアリングはとても正確だったし、ツイスティなセクションではサスペンションにもさがあって、本当に楽しかった。素晴らしい経験だ。本当に滑りやすい場所もあって、モンテカルロをフルに経験できたよ! 父は慎重に走れと言っていたけど、かなり楽しむことができた。この機会を与えてくれたみんなのおかげだ」

    カルロス・サインツJr.の次のレース活動は3月25日のF1開幕戦オーストラリアGPとなるが、将来的にラリーをやることに興味を持っていると語る。

    「僕のキャリアでラリーをやるのはまだ早いけど、将来は趣味としてやるかもしれない」とカルロス・サインツは Autosport にコメント。

    カルロス・サインツJr.は、スペインの自宅近くのステージで父親と一緒にラリーを走らせている。

    「父と一緒に多くの練習をしている。地元の田舎でラリーカーがあって、ダートステージで結構走っているし、いつもかなり多くのことを学んでいる」

    「僕の最大の弱点はペースノートを信じることだ。僕はサーキットドライバーなので、そのような経験はないし、教えてもらってはいるけど、それを学ぶのは本当に難しい。スキルという点では彼から多くのことを学んだ。僕たちは雪や氷、素晴らしいターマックでたくさん走っている」

    カルロス・サインツSr.はラリー・モンテカルロで3回優勝を経験している。

    「ラリー・モンテカルロについては父から本当にたくさんのことを聞いてきた。ステージがどれくらい難しいか、雪から雨や明るい日差しなどコンディションがいかに変化するか、そして、もちろん山とヘアピンを抜けるにはどれくらい鋼の神経を必要とするかもね!」

    カルロス・サインツSr.は、WRCから引退したあと、クロスカントリーに転向し、今年はダカールラリーで2度目の優勝を飾った。カルロス・サインツJr.も将来的に同じような野心を抱いていると語る。

    「ダカールのことを心に描いている。父はダカールがいかに危険で難しいかを知っているので、やらさせたくないみたいだけどね」

    「僕はこの種の冒険は大好きだ。僕にとって大きなチャレンジだろうね。ダカールに必要なラリースキルはないけど、是非トライしてみたいね」

  • 【WRC】 ラリー・モンテカルロ 結果:セバスチャン・オジェが優勝!

    【WRC】 ラリー・モンテカルロ 結果:セバスチャン・オジェが優勝!

    WRC 世界ラリー選手権 開幕戦 ラリー・モンテカルロが最終日を迎え、セバスチャン・オジェ(Mスポーツ)が優勝。2位のオット・タナック、3位にはヤリ-マティ・ラトバラが続き、トヨタがダブル表彰台を獲得した。

    競技4日目、ラリー最終日となる1月28日(日)のデイ4は、モナコ北側に広がるフランスの山岳地帯で2本のステージを各2回走行。SS14とその再走ステージであるSS16は、途中で有名なチュリニ峠を通過。昔から多くの観客が集まり盛り上がることで知られるチュリニ峠のコースは、ラリー・モンテカルロのハイライトといえる。

    また、SS15の再走となる最終ステージのSS17は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。4本のSSの合計距離は63.98km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は224.58kmとなる。

    優勝はディフェンディングチャンピオンのセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)。2位に58.3秒差をつけて6度目の王者にむけて好スタートを切った。

    2位はトヨタでの初シーズンとなるオット・タナック、3位もヤリ-マティ・ラトバラが続き、トヨタが開幕戦でダブル表彰台を獲得した。

    4番手で最終日を迎えたもう一台のエサペッカ・ラッピは、SS16で接触、SS17でコースオフを喫するなどミスが目立ち、7位でラリーを終えた。

    2018 世界ラリー選手権 開幕戦 ラリー・モンテカルロ 結果

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 セバスチャン・オジェ フォード・フィエスタWRC 4:18:55.5
    2 オット・タナック トヨタ・ヤリスWRC +0:58.5
    3 ヤリ-マティ・ラトバラ トヨタ・ヤリスWRC +1:52.0
    4 クリス・ミーク シトロエンC3 WRC +4:43.1
    5 ティエリー・ヌーヴィル ヒュンダイi20クーペWRC +4:53.8
    6 エルフィン・エバンス フォード・フィエスタWRC +4:57.5
    7 エサペッカ・ラッピ トヨタ・ヤリスWRC +7:39.5
    8 ブライアン・ブフィエ フォード・フィエスタWRC +9:06.7
    9 クレイグ・ブリーン シトロエンC3 WRC +16:43.0
    10 ヤン・コペツキ シュコダ ファビア R5 +21:58.3
  • 【WRC】 ラリー・モンテカルロ 3日目:セバスチャン・オジェが首位維持

    【WRC】 ラリー・モンテカルロ 3日目:セバスチャン・オジェが首位維持

    WRC 世界ラリー選手権 開幕戦 ラリー・モンテカルロが3日目を迎え、セバスチャン・オジェ(Mスポーツ)が首位をキープ、2番手のオット・タナック(トヨタ)との差を33.5秒に広げた。

    競技3日目となる1月27日(土)のデイ3は、ギャップの北側エリアで2本のステージを各2回走行し、その後南東エリアでSS13として1本のSSが行なわれた。

    トヨタのオット・タナックは、SS10でダンパーのトラブルに見舞われてセバスチャン・オジェとの差が一時1分18秒4まで広がったが、SS12で最速タイムを記録するなど挽回をみせ、最終日を残してその差を33.5秒まで縮めた。

    また表彰台圏内にいたダニ・ソルド(ヒュンダイ)がSS9でクラッシュによって大きく後退。

    3番手にもヤリ・マティ・ラトバラ、4番手にもエスペッカ・ラップが続き、トヨタが2-3-4体制を築いた。

    エスペッカ・ラッピはSS11でパンクに見舞われて5番手に後退したが、最終ステージで2番手タイムを記録してクリス・ミーク(シトロエン)を上回った。

    2018 世界ラリー選手権 開幕戦 ラリー・モンテカルロ デイ3

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 セバスチャン・オジェ フォード・フィエスタWRC 3:30:30.9
    2 オット・タナック トヨタ・ヤリスWRC +0:33.5
    3 ヤリ-マティ・ラトバラ トヨタ・ヤリスWRC +1:32.7
    4 エサペッカ・ラッピ トヨタ・ヤリスWRC +4:38.5
    5 クリス・ミーク シトロエンC3 WRC +4:40.1
    6 エルフィン・エバンス フォード・フィエスタWRC +5:00.2
    7 ティエリー・ヌーヴィル ヒュンダイi20クーペWRC +5:33.6
    8 ブライアン・ブフィエ フォード・フィエスタWRC +5:43.4
    9 クレイグ・ブリーン シトロエンC3 WRC +8:49.0
    10 ヤン・コペッキー シュコダ ファビア R5 +14:04.4
  • 【WRC】 ラリー・モンテカルロ 2日目:オット・タナックが2番手に浮上

    【WRC】 ラリー・モンテカルロ 2日目:オット・タナックが2番手に浮上

    WRC 世界ラリー選手権 開幕戦 ラリー・モンテカルロが2日目を迎え、セバスチャン・オジェ(Mスポーツ)が首位をキープ、トヨタのオット・タナックが2番手に浮上した。

    競技2日目となる1月26日(金)のデイ2はフランス、ギャップのサービスパーク南側エリアで3本のステージを各2回走行。そのうちSS4とその再走ステージとなるSS7は、今大会最長となる30.54kmのロングステージ。

    6本のSSの合計距離は144.88km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は446.60kmとなる。

    初日首位のセバスチャン・オジェは、一時は45秒のリードを築いていたが、雨のSS7のヘアピンの立ち上がりでスピンしてコースオフ。観客の助けを借りてコースに復帰したが30秒をロス。それでも、2日目に総合首位の座をキープした。

    一方、今年トヨタに加入したオット・タナックはSS3とSS6で最速タイムをマーク。最終的にセバスチャン・オジェとの差を14.9秒まで縮めた。3番手にはダニ・ソルトが続いた。

    トヨタ勢はエスペッカ・ラップが4番手、ヤリ-マティ・タトバラが5番手につけた。

    2018 世界ラリー選手権 開幕戦 ラリー・モンテカルロ デイ2

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 セバスチャン・オジェ フォード・フィエスタWRC 2:07:15.4
    2 オット・タナック トヨタ・ヤリスWRC +0:14.9
    3 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC +0:59.7
    4 エサペッカ・ラッピ トヨタ・ヤリスWRC +1:09.9
    5 ヤリ-マティ・ラトバラ トヨタ・ヤリスWRC +1:10.1
    6 クリス・ミーク シトロエンC3 WRC +2:45.5
    7 ブライアン・ブフィエ フォード・フィエスタWRC +4;01.7
    8 エルフィン・エバンス フォード・フィエスタWRC +4:04.1
    9 ティエリー・ヌーヴィル ヒュンダイi20クーペWRC +5:06.6
    10 クレイグ・ブリーン シトロエンC3 WRC +27:19.4
  • 【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ 初日レポート

    【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ 初日レポート

    1月25日(木)、2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC) 第1戦 ラリー・モンテカルロの競技初日デイ1が、フランス南部で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #9号車)が総合4位に、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(#8号車)が総合5位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#7号車)が総合6位につけ、初日の難関SSを全車揃って走破した。

    2018年のWRC初戦ラリー・モンテカルロは、午後5時50分からモナコのカジノ広場で始まったセレモニアルスタートで華やかに幕を開けた。その後選手たちはフランス山中を約190km走行し、SS1のスタート地であるトアールに到着。システロンへと至る今大会最長の36.69kmのSS1は、午後9時43分にスタートした。ドライのターマック、雪道、そして凍結路が入り混じる難易度の高いステージでは、多くのトップ選手がスピンやコースオフをするなど波乱含みの展開となった。しかし3台のヤリスWRCは難関のSS1、それに続くSS2と2本のナイトステージを走り抜き、競技初日を総合4、5、6位で締めくくった。

    競技2日目となる1月26日(金)のデイ2はフランス、ギャップのサービスパーク南側エリアで3本のステージを各2回走行する。そのうちSS4とその再走ステージとなるSS7は、今大会最長となる30.54kmのロングステージ。6本のSSの合計距離は144.88km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は446.60kmとなる。

    トミ・マキネン (チーム代表)
    予想していたとおり、システロンのSS1はどのドライバーにとってもドラマティックなものになりました。暗闇の中最初のステージに臨むというシーズンの始まりかたは、WRCの中でも本当に難しいものです。自分がステアリングを握る立場でなくて良かったと思えるほどです。我々のドライバーは良いポジションでサービスに戻ってくることができましたし、明日はもっと違う内容のラリーになると思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)
    SS1のスタートではややナーバスなフィーリングがあり、凍った路面でどうなるのか不安でした。最初はうまくいっていたのですが、その後2回スピンしエンジンをストールしてしまいました。とてもフラストレーションの溜まるドライビングを強いられ、かなりタイムロスしましたが何とか乗り切ることができました。ただし、そのようなドラマに遭遇したのは私だけではなかったと聞き、少し救われた気がします。2本目のSSでは数カ所で少し注意深く走りすぎましたが、タイムは問題がなかったので明日も頑張りたいと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC #8号車)
    コースの路面状態はとても難しく、実にモンテカルロらしいスタートとなりました。SS1の最初の1kmは完全なドライコンディションでしたが、その後は全面氷に覆われたような路面でした。途中の凍結路面では左前輪を雪壁に引っ掛けてしまいマシンが滑ってストップし後退をしなくてはなりませんでしたが、すぐに走り出せたのでラッキーだったといえます。今日、我々のタイヤ選択は少し攻めすぎていたのかもしれません。SS2に向けてサスペンションのセッティングを少し変更したところ、タイヤのグリップが良くなり走りを楽しめるようになりました。明日は降雨の可能性が高いようなので、情報をよく分析し、正しいセッティングに仕上げる必要があります。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #9号車)
    正直なところ、今日のリザルトを見てとても驚いています。最初のステージはとても難しいコンディションでしたが、うまく走ることができました。2本目のSSは他の選手たちが良く知っているステージで、昨年自分はあまりうまく走れなかったSSなので、タイムを失うことになるだろうと予想していました。道にはすでに多くの砂利が出ており、そのような汚れた路面で自信を少しなくしていたので、やや慎重に走り過ぎたと思います。とはいえ、良い滑り出しとなりましたので、明日も同じように戦いたいと思います。

  • 【WRC】 ラリー・モンテカルロ:セバスチャン・オジェが初日首位

    【WRC】 ラリー・モンテカルロ:セバスチャン・オジェが初日首位

    WRC 世界ラリー選手権 開幕戦 ラリー・モンテカルロが初日を迎え、ディフェンディングチャンピオンのセバスチャン・オジェ(Mスポーツ)が初日のトップに立った。

    デイ1は、夕方モナコのカジノ広場で行われるセレモニアルスタートで華やかに開幕。モナコを出発した選手たちは、その後190km以上のリエゾン(移動区間)を走行し、SS1(トアールーシステロン)とSS2(ベイヨン-ブレジエ)の夜間SSを走行。

    2本のSSの合計距離は62.18km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は312.65kmとなる。

    SS1では雪と凍結した路面に大分部のドライバーが苦戦。シェイクダウンでトップタイムを記録していたティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)は、溝にはまって4分タイムロスを強いられた。

    セバスチャン・オジェ(Mスポーツ)もSS1でスピンしたが、最終的に2位のアンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイ)に17.3秒差をつけた。3番手にはダニ・ソルド(ヒュンダイ)が続いていr。

    トヨタ勢は、エサペッカ・ラッピが4番手、オット・タナックが5番手、ヤリ-マティ・ラトバラが7番手とまずまずのスタートを切った。

    2018 世界ラリー選手権 開幕戦 ラリー・モンテカルロ デイ1

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 セバスチャン・オジェ フォード・フィエスタWRC 38:09.8
    2 アンドレアス・ミケルセン ヒュンダイi20クーペWRC +17.3
    3 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC +25.6
    4 エサペッカ・ラッピ トヨタ・ヤリスWRC +37.4
    5 オット・タナック トヨタ・ヤリスWRC +42.4
    6 クレイグ・ブリーン シトロエンC3 WRC +52.3
    7 ヤリ-マティ・ラトバラ トヨタ・ヤリスWRC +55.4
    8 ブライアン・ブフィエ フォード・フィエスタWRC +1:51.0
    9 クリス・ミーク シトロエンC3 WRC +2:12.7
    10 エリック・カミリ フォード・フィエスタWRC +2:42.2
  • 【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ シェイクダウン レポート

    【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ シェイクダウン レポート

    1月24日(水)、2018年FIA世界ラリー選手権(WRC) 第1戦 ラリー・モンテカルロのシェイクダウンが、フランス南部のギャップ近郊で行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)が3番手タイムを、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #7号車)が6番手タイムを、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #9号車)が10番手タイムを記録。明日スタートする競技初日デイ1に向けて、ヤリスWRCの最終調整作業を実施した。

    ラリー・モンテカルロのシェイクダウンは、ギャップに置かれるサービスパークの北側エリアで午後4時から始まった。全長3.350kmのコースは実際のSSと同じくターマック(舗装路)で、好天に恵まれ路面コンディションはドライだった。明日からの競技本番では雨や雪が降る可能性もありますが、選手はヤリスWRCの最終セッティング作業を行ない、コースやクルマに対する自信をさらに深めた。

    競技初日となる1月25日(木)のデイ1は、夕方モナコのカジノ広場で行われるセレモニアルスタートで華やかに開幕する。モナコを出発した選手たちは、その後190km以上のリエゾン(移動区間)を走行し、21時43分スタートのSS18(トアールーシステロン)、22時51分スタートのSS2(ベイヨン-ブレジエ)と、2本の夜間SSを走行する。最初の選手がギャップのサービスパークに戻ってくるのは、24時近くになる。2本のSSの合計距離は62.18km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は312.65km。

    カイ・リンドストローム (スポーティング・ディレクター)
    ラリー・モンテカルロのシェイクダウンでは自信を高めることにより重きを置いていますが、今日はとても良い内容で終えることができました。走り終えた後はドライバー3人とも非常に良い表情をしていました。戦うための準備は万端です。今回は最初の2日間が我々にとって極めて重要な日になるだろうと考えていますが、今シーズン最初のラリーに向けて、すべてがうまく行っていると分かりましたので、とても良いフィーリングで臨めると思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC #7号車)
    シェイクダウンではクルマ、ドライビングのどちらも良いフィーリングだったので、とても嬉しく思います。最初の2本の走行ではコーナーのターンインに関して、完全には満足できなかったのですが、サービスでフロントのディファレンシャルを変更した後は曲がりやすくなりました。このラリーでは良いフィーリングと自信を得ることが最も重要ですが、シーズンをスタートする準備はすでに整っていると感じています。ただし、明日デイ1のシステロンでのSS1は全車にとって難しいものになるでしょう。SSの大部分はよくグリップしますが、ダウンヒルのストレート部分では凍っている部分もあるので、注意して走りたいと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC #8号車)
    クルマは走り始めから非常に良い感じで、マシンについて何も不満はなくポジティブに走り終えることができました。実際のラリーでは今日のシェイクダウンとは大きく異なる路面コンディションとなるかもしれませんが、それでも良いフィーリングでラリーをスタートすることができそうです。明日の夜のSSは大きな挑戦となるでしょうが、できれば良いポジションで1日を終え、翌日以降の戦いに臨みたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #9号車)
    シェイクダウンでは非常に良い感触を得ることができました。最初の2本の走行ではやや自信を持ち切れないところもありましたが、セッティングの小変更により大幅に改善することができました。今回のラリーではいつも以上に注意深く戦おうと考えています。モンテカルロでは様々なことが起こりうるので、このアプローチが日曜日に良い結果に繋がることを期待しています。今回は焦ることなく、ステップ・バイ・ステップでスピードを高めていくつもりです。

  • 【WRC】 ラリー・モンテカルロ:T.ヌービルがシェイクダウン首位

    【WRC】 ラリー・モンテカルロ:T.ヌービルがシェイクダウン首位

    WRC 世界ラリー選手権 開幕戦 ラリー・モンテカルロのシェイクダウンテストが24日(水)に行われ、ヒュンダイのティエリー・ヌービルがトップタイムを記録した。

    2018年のWRCがいよいよ開幕。ラリー・モンテカルロは世界でもっとも長い歴史を誇り、もっとも人気があるラリー。コースは基本的にターマック(舗装路)だが、天気が変わりやすいためドライ、ウェット、雪、アイスとスペシャルステージ(SS)の路面コンディションは目まぐるしく変化する。

    シェイクダウンのステージは、ラリー前半の拠点となるギャップ近郊に設けられた3.35kmのセクション。ティエリー・ヌービルは2分00秒1を記録してトップタイム。2番手にも同じくヒュンダイのダニ・ソルドが0.1秒差で続いた。

    3番手タイムは今年からトヨタに新加入したオット・タナックが記録。トップから0.5秒の2分00秒7というタイムだった。トヨタ勢はヤリ・マティ・ラトバラが6番手タイム、エサペッカ・ラッピが9番手タイムを記録。

    ディフェンディングチャンピオンのセバスチャン・オジエは7番手タイムだった。

    ラリーは1月25日(木)、モナコのカジノ広場でのセレモニアルスタートで幕を開け、その晩デイ1として2本のSSがフランスの山中で行なわれる。夜間の走行となり路面が凍結している可能性もあるため、選手たちにとっては非常に難しいシーズンのスタートとなる。

    2018 世界ラリー選手権 開幕戦 ラリー・モンテカルロ シェイクダウンステージ

    順位 ドライバー マシン タイム
    1 ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC 02:00.2
    2 ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC 02:00.3
    3 オット・タナック トヨタ・ヤリスWRC 02:00.7
    4 クリス・ミーク シトロエンC3 WRC 02:00.9
    5 アンドレアス・ミケルセン ヒュンダイi20クーペWRC 02:01.0
    6 ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ・ヤリスWRC 02:01.5
    7 セバスチャン・オジエ フォード・フィエスタWRC 02:01.6
    8 エルフィン・エバンス フォード・フィエスタWRC 02:02.1
    9 クレイグ・ブリーン シトロエンC3 WRC 02:02.9
    9 エサペッカ・ラッピ トヨタ・ヤリスWRC 02:02.9
    11 ブライアン・ブフィエ フォード・フィエスタWRC 02:06.3
  • 【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ プレビュー

    【WRC】 トヨタ:第1戦 ラリー・モンテカルロ プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは、1月25日(木)から28日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦ラリー・モンテカルロに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #7号車)、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(#8号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム(#9号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。WRC復帰2年目となる今シーズンは、新たにタナックをドライバーとして迎え、昨年ラトバラが総合2位を得たラリー・モンテカルロで、改良によりさらなる進化を果たしたヤリスWRCで、より良い結果を得ることを目標に、チーム一丸となって2018年のシーズン開幕戦に臨む。

    ラリー・モンテカルロは世界でもっとも長い歴史を誇り、もっとも人気があるラリー。コースは基本的にターマック(舗装路)だが、天気が変わりやすいためドライ、ウェット、雪、アイスとスペシャルステージ(SS)の路面コンディションは目まぐるしく変化する。1本のSSの途中でコンディションが変わることも多く、そのためタイヤ選択の違いによってタイムに大きな差が生じえる。また、SSのスタート前に路面コンディションを調査して選手たちに情報を伝える、「セーフティクルー」と呼ばれるチームスタッフの働きも非常に重要となる。

    ラリーは1月25日(木)、モナコのカジノ広場でのセレモニアルスタートで幕を開け、その晩デイ1として2本のSSがフランスの山中で行なわれる。夜間の走行となり路面が凍結している可能性もあるため、選手たちにとっては非常に難しいシーズンのスタートとなる。26日(金)のデイ2は、フランスのギャップに置かれるサービスパークを中心に、6本計144.88kmのSSが行われる。そして27日(土)のデイ3は、やはりギャップを中心に5本計117.55kmのSSを走行し、その後選手たちは一般道を走りモナコへと移動する。競技最終日となる28日(日)のデイ4は、モナコを中心に4本計63.98kmのSSが行われるが、うちSS14とその再走ステージであるSS16は、難所として知られるチュリニ峠を通過する。SSは4日間合計で17本となり、合計距離は388.59km。リエゾン(移動区間)を含めた総走行距離は1642.40kmに達する。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    昨年の今ごろはまだヤリスWRCのデビュー準備を進めていましたが、自分たちの実力を完全には理解できていませんでした。 しかし、来るべきシーズンはより一貫性をもってシーズンを戦えると信じています。それは選手権のタイトルを争う上で必要なことですし、去年1年間学び続けた自分たちの目標です。 昨年の最終戦ラリー・オーストラリア終了後、それほど長い休みがあったわけではありませんが、クルマをさらに良くするため非常に忙しい日々を送りました。ラリー・モンテカルロは常に、シーズン開幕戦としては難しいイベントです。私は過去にドライバーとして4回優勝しましたが、その当時はそれほどしっかり準備をしなかったと思います。ラリーのことは考えず、スキーに行っていたくらいです。それと比べれば、我々の3人のドライバーは十分なテストを行ない入念な準備ができているので、良い結果を期待しています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #7号車)
    チームにとって最初のシーズンとなった昨年、私たちは一丸となって多くを学びました。何を改善すべきかを探求し続けた結果、2年目を戦うための準備が整い、高い競争力を得ることができたと思います。我々3名のドライバーはいずれも2017年に優勝をおさめており、とても強力な体制です。全員が優勝を目標に戦えば、きっとチームに良い結果をもたらすはずです。ヤリスWRCのデビュー戦となった去年のラリー・モンテカルロでは、それまでの自分のモンテカルロでのベストリザルトに並ぶ2位でフィニッシュするなど、良い結果を残すことができました。昨年のモンテカルロではミス無く走りきることが重要でしたが、それは今年も変わりません。しかし、今年はスピードをさらに高めていきたいと思っています。

    オット・タナック (ヤリスWRC #8号車)
    TOYOTA GAZOO Racingのメンバーとして臨む最初のラリーを前に、とても興奮しています。昨年はチームにとって1年目のシーズンだったにも関わらず、最初から非常に競争力が高く素晴らしい仕事をしました。チームにどれ程のポテンシャルがあるのかを知り、将来はこのチームの一員になりたいと強く思いました。我々の目標は選手権に勝つことです。私自身はかなりチームに慣れてきたと思いますし、とても歓迎されていると感じます。参戦準備はとても順調に進んでいます。モンテカルロは、路面が雪なのか氷なのか、ウェットなのかドライなのかなどコンディションを予想することが容易ではなく、カレンダーの中でもっとも難しいラリーですが、ライバルに対してどれくらい競争力があるのかを見ながら戦いたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC #9号車)
    私にとって今年は、ワールドラリーカー(WRカー)でフル出場する最初のシーズンとなります。そのため、安定した走りを最優先するなど、以前とは異なるアプローチで臨む必要があります。私自身はまだまだ経験値が不足していますし、特にシーズン序盤はWRカーでの出場経験がないラリーが続き、モンテカルロもそのひとつです。モンテカルロは経験がとても重要なラリーなので、すべてのSSを走りきることを目標に置いて戦うつもりです。しかし、中盤以降のラリーに関しては自信があるので、十分に競争力を発揮できるでしょう。開幕に向けての準備は順調に進んでおり、クルマの改善と私たち自身の能力向上に取り組んでいます。