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  • ヤマハ MotoGP クアルタラロとリンスの2026年限りの離脱を正式発表

    ヤマハ MotoGP クアルタラロとリンスの2026年限りの離脱を正式発表

    ヤマハは6月30日、2021年MotoGP王者ファビオ・クアルタラロとアレックス・リンスが2026年シーズン限りでチームを離脱すると正式発表した。長らく噂されてきた両ライダーの退団が、ついに公式に確認された。

    クアルタラロは2027年からホンダへ移籍する見通しで、正式発表も間近とみられている。一方、リンスはすでに今季限りでヤマハを離れる意向を明かしており、後任には小椋藍の起用が有力視されている。

    8年間にわたるクアルタラロとヤマハの歩み
    クアルタラロは2019年にペトロナスSRTからヤマハ機でMotoGPデビューを果たし、2021年にファクトリーチームへ昇格。同年にはヤマハに悲願のMotoGPタイトルをもたらした。

    ヤマハでは通算11勝、32回の表彰台を獲得。しかし近年はマシン競争力の低下が続き、両者の関係には次第に緊張感が生まれていた。

    ヤマハのマネージングディレクターを務めるパオロ・パヴェジオは、クアルタラロの功績を次のように称えた。

    「ファビオとアレックスはともにヤマハのMotoGPプロジェクトで重要な役割を果たしてくれた。長年にわたる努力、献身、そして協力に心から感謝している」

    「ファビオとヤマハの歩みは8年間に及ぶ。その間、私たちは大きな成功も困難な時期もともに経験してきた」

    「ともに成長し、歴史を築く数々の成果を祝福し、困難を乗り越えることで関係はさらに強くなった」

    「結果だけではなく、その歩みこそが私たちの関係を象徴している。そしてファビオはこれからもヤマハMotoGPの真のレジェンドであり続ける」

    リンスにも感謝 「開発で重要な役割」
    リンスは2024年にヤマハへ加入したものの、スズキやホンダ時代のような優勝争いには加われず、苦戦が続いた。

    それでもパヴェジオは、その貢献を高く評価している。

    「2024年に加入して以来、アレックスは豊富な経験と貴重な知見、そして揺るぎない献身をもたらしてくれた。YZR-M1プロジェクトの開発でも重要な役割を果たした」

    「長年ともに戦ってきた仲間との別れは決して簡単ではない。しかしシーズン終了までチーム一丸となって最高の結果を目指していくことに変わりはない」

    なお、リンスは2027年のMotoGPグリッドに残る可能性は低いとみられている。

    2027年は小椋藍とホルヘ・マルティン体制が濃厚
    ヤマハは2027年からの新体制として、小椋藍とホルヘ・マルティンをファクトリーチームのライダーとして起用する見通しだ。

    クアルタラロのホンダ移籍、小椋のファクトリー昇格、そしてマルティン加入という大型人事が実現すれば、2027年シーズンのMotoGP勢力図は大きく塗り替えられることになりそうだ。

  • ヤマハ 2028年からMoto3独占供給 新プロジェクト始動

    ヤマハ 2028年からMoto3独占供給 新プロジェクト始動

    ヤマハ発動機は6月26日、MotoGPと共同で2028年から2033年までFIM Moto3世界選手権の独占マシン・サプライヤーを務める新たな長期プロジェクトを開始すると発表した。オランダGP開催中のアッセンTTサーキットで正式発表され、次世代グランプリ・レースの新たな基盤づくりが始動する。

    新プロジェクトでは、688ccのCP2エンジンをベースにした新型レース用プロトタイプを開発するほか、JuniorGPや各地域選手権も含めた育成プラットフォームを構築。2027年にマシンを公開し、2028年からMoto3の新時代が幕を開ける。

    2028年からMoto3を独占供給
    ヤマハ発動機とMotoGPは6月25日、2028年から2033年までFIM Moto3世界選手権の独占マシン・サプライヤーとなることを正式発表した。

    オランダGPが開催されているアッセンTTサーキットでの合同記者会見で明らかにされたこのプロジェクトは、近年のグランプリ・レースにおける最も重要な取り組みの一つと位置付けられている。

    両者は、親しみやすさ、スポーツとしての健全性、技術の卓越性、長期的なビジョンを柱に掲げ、世界最高峰の競技レベルを維持しながら、才能あるライダーが実力で成長できる環境づくりを目指す。

    新開発プロトタイプで次世代ライダーを支援
    プロジェクトの中核となるのは、ヤマハが開発する新型レース用プロトタイプマシンだ。

    エンジンは688cc水冷直列2気筒270度クランクを採用する実績あるCP2プラットフォームをベースに、グランプリ専用として大幅な再設計を実施。現行Moto3マシンを上回るパワーウエイトレシオを実現するとともに、次世代ライダーの体格やライディングスタイルに適したフルサイズマシンを目指す。

    また、このプログラムはMoto3世界選手権だけにとどまらない。JuniorGP Moto3では2029年以降、性能をやや抑えた仕様の導入が予定されているほか、同じプラットフォームへの参加に関心を示す各地域選手権との協議も進められている。

    今後は年内にプロトタイプのテストを開始し、2027年シーズン中のマシン公開を予定。ヤマハとMotoGPは段階的に開発状況を発信していく方針だ。

    ヤマハとMotoGPが描く将来像
    Yamaha Motor Racingのマネージング・ディレクターを務めるパオロ・パヴェジオは、このプロジェクトについて次のように語った。

    「Moto3は常に、グランプリという夢の出発点です。未来のチャンピオンが技を磨き、才能が初めて露わになり、このスポーツの未来が始まる場所なのです」

    「私たちの目標は、単にマシンを作ることだけではありません。ライダーやチーム、そしてチャンピオンシップそのものを長期的に支えることのできるプラットフォームの構築を目指しています。このプラットフォームは親しみやすさ、優れた技術的効率性、究極のレーシング・パフォーマンスを兼ね備えています」

    「プロジェクトにはヤマハ発動機株式会社、Yamaha Motor Racing、Yamaha Motor Europeの専門知識が結集されています。まさにグローバルな取り組みであり、モーターサイクル・レースの発展とライダー育成を目指す長期プログラムを体現したものです」

    MotoGPチーフ・スポーティング・オフィサーのカルロス・エスペレータも、このプロジェクトが世界選手権だけでなく世界規模の育成活動にも大きな意味を持つと説明した。

    「Moto3の未来について発表できることを大変誇りに思います。これは世界選手権のためだけでなく、世界中での普及・育成プログラムにとっても重要な意味を持つからです」

    「MotoGPは、モーターサイクル・レースの発展、才能の育成、そしてより多くの人々にモーターサイクルを楽しんでもらえる機会の拡大に尽力し、可能な限り安全なスポーツをより多くの人々に届けたいと考えています。今回のプロジェクトでは、ヤマハ発動機と協力して、単にライダーがどのバイクに乗るかを発表するだけでなく、若いライダーのためのグローバルなプラットフォームを構築していきます。この変化は、パドックの外、つまり世界規模で、そしてここMotoGP内部においても、モーターサイクル・レースに大きな貢献をもたらすと確信しています」

    「Moto3は、私たちの未来において重要な役割を担っています。スポーツの観点から言えば、Moto3は、後に世界的なスーパースターとなるライダーにとって、プロとしてのレースキャリアの第一歩になることが多いからです。ファンにとっては、未来のスターたちとの出会いの場であり、グランプリの醍醐味の一つです」

    「Moto2とMoto3を含む3つのクラスを各イベントで開催する私たちの体制は、他に類を見ないファン体験を生み出します。グランプリのスタートからチェッカーが振られるまで、素晴らしいアクション、純粋な才能、そして卓越したエンジニアリングが披露されるのです」

    「Moto3の新時代は、これらの要素をさらに強化し、MotoGP世界選手権におけるエントリークラスとしての地位をより確固たるものにするために設計されています。これは、才能とパフォーマンスが輝くための新たな舞台なのです」

    2028年から始まる新プロジェクトにより、ヤマハはMoto3世界選手権の独占マシン供給に加え、JuniorGPや各地域選手権まで含めたライダー育成の新たな基盤づくりを進める。2027年に新型マシンを公開し、MotoGPとともに次世代グランプリ・レースの新時代を切り拓いていく。

  • ヤマハ 2025年鈴鹿8耐で6年ぶりにファクトリー参戦決定

    ヤマハ 2025年鈴鹿8耐で6年ぶりにファクトリー参戦決定

    ヤマハ発動機は、この数年間、ヤマハファンの皆さんから頂いたたくさんの「ファクトリーチーム復活」の声に応え、8月1~3日、鈴鹿サーキットで開催される「2025 FIM世界耐久選手権 “コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第46回大会」に、2019年以来6年ぶりにファクトリー体制で参戦することを決定した。

    ヤマハ発動機は今年、1955年7月1日の創立から70周年、同年7月10日、第3回富士登山レースで開始したレース活動が70周年を迎える。

    鈴鹿8耐へのファクトリー参戦はこれを記念する活動の一つでもあり、世界が注目する日本の鈴鹿8耐で、日本メーカーであるヤマハが勝利を目指しチャレンジする姿を通して、世界中に感動を届けることが目的となる。

    参戦車両の「YZF-R1」はその象徴として、1964年のロードレース世界選手権で使用し当社レーシングマシンの伝統的なカラーリングの一つであるホワイト×レッドを採用。デザインは1999年の鈴鹿8耐に参戦した「YAMAHA RACING TEAM」の「YZF-R7」にインスパイアされ新たにリデザインした特別仕様となる。

    ヤマハ 鈴鹿8耐

    チーム名は1990年代後半の当社ファクトリーチームが使用した「YAMAHA RACING TEAM」に決定!チームロゴも当時のロゴをモチーフにアップデートしたデザインを採用し、ライダーやチームスタッフが着用するウエアやチームガレージも1999年のデザインをベースにトータルコーディネートしている。

    ライダーラインアップは、全日本ロードレース選手権の最高峰クラスとなるJSB1000に参戦し、通算89勝、12回のチャンピオンを獲得したほか、鈴鹿8耐でも4度の優勝経験を持つ中須賀克行を日本代表として起用。残る2人はMotoGP世界選手権やスーパーバイク世界選手権に参戦するヤマハライダーから選抜する予定で、決定次第、スペシャルサイトでも発表する。

    チーム監督は、1999年に「YZF-R7」で鈴鹿8耐に出場。同年、全日本の最高峰であったスーパーバイクでは「YZF-R7」でチャンピオンに輝いた1990年代を代表する当社のファクトリーライダーである吉川和多留が務める。

    ヤマハ発動機 鈴鹿8時間耐久レース

  • ヤマハ フォーミュラE参入を発表 ローラと組んで電動パワートレインを開発

    ヤマハ フォーミュラE参入を発表 ローラと組んで電動パワートレインを開発

    ヤマハ発動機と、Lola Carsは、フォーミュラEにおける、高性能電動パワートレイン開発・供給に関するテクニカルパートナーシップ契約を締結。世界最高峰の電動自動車レースであるフォーミュラEを通じて、最先端の電動技術開発に取り組み、ヤマハ発動機全体の電動技術の底上げを目指す。

    ローラはフォーミュラEに出場するレーシングチームに供給が可能な車体パッケージ開発を進めており、ヤマハはテクニカルパートナーとしてローラと協力しながら電動パワートレイン(動力ユニット)を開発・供給する。

    これにより、世界最高レベルの出力密度・効率を含めた究極のエネルギーマネジメント技術の獲得を目指し、技術開発を進めている。

    ローラは英国の老舗レーシングカー開発会社で、数々の国際自動車レースで活躍した車両を世に送り出してきた。サステナブル・モータースポーツを掲げ、電動レース技術獲得を目的に、フォーミュラE規格に準拠した車体パッケージの開発・供給を計画している。

    ヤマhは、全社環境目標として、2050年までにスコープ3におけるカーボンニュートラルを達成することを掲げている。持続可能な社会の実現に向けて、今後もサステナビリティに寄与する技術の研究・開発を推進していく。

    ヤマハ フォーミュラE ローラ

  • MotoGP:ヤマハ 2024年MotoGPマシンのカラーリングを発表

    MotoGP:ヤマハ 2024年MotoGPマシンのカラーリングを発表

    ヤマハは、セパン・インターナショナル・サーキットで行われる今年最初の本格的なプレシーズンテストを前に、2024年MotoGPに挑戦するマシンのカラーリングを発表した。

    ヤマハ・ファクトリー・レーシングのファビオ・クアルタラロとアレックス・リンスは、月曜日にマレーシアで行われたプレゼンテーションで、今年それぞれのマシンに施されるペイントスキームを初公開した。

    ブルーとブラックの配色は、モンスターエナジーがモビスターからヤマハ・ファクトリー・レーシングのタイトルスポンサーを引き継いだ2019年にM1に初めて採用されたデザインを継承したものだ。

    2024年は、MotoGPで20年ぶりの未勝利を記録したパフォーマンスの低下を食い止めたい日本のメーカーにとって、重要な年となる。

    昨シーズンのヤマハのパフォーマンスはあまりにもお粗末で、クアルタラロがハンドルを握ったとき、グランプリで表彰台を獲得したのはわずか3回で、フランコ・モルビデリはチームでの最後のシーズンにフルディスタンスレースで4位以上でフィニッシュすることができなかった。

    ヤマハは数カ月前から2024年型プロトタイプの開発に取り組んできたが、昨年ミサノとバレンシアで行われた最初の2回のテストでは、ライダーたちからの評価はいまひとつだった。

    クアルタラロは、ヤマハがここ数年、特にベンチマークであるドゥカティに対してM1の弱点として浮上していたエンジンで、わずかなパフォーマンス向上しか実現できていないと感じていた。

    彼はM1のエアロダイナミクスの向上は評価したものの、全体的な評価はまだ弱く、ヤマハがライバルに追いつくにはまだまだ時間がかかると認めた。

    ヤマハは、MotoGPの新しいコンセッション・システムの一環として、ホンダとともに開発とテストの自由度を与えられた2つのメーカーのうちのひとつだ。これは理論的には、ヤマハがヨーロッパのライバルであるドゥカティ、アプリリア、KTMとのギャップを埋めるのに役立つはずだ。

    24歳のクアルタラロは、2025年以降の新契約を結ぶよう説得するには「本当に短い時間しかない」と認めており、2年契約の最終年を迎えるクアルタラロにプレッシャーがかかっている。ライダー市場は来季終了後に開放されるため、ヤマハは最も貴重な資産のひとつを失うリスクを抱えている。

    MotoGP ヤマハ 2024 ファビオ・クアルタラロMotoGP ヤマハ 2024 アレックス・リンス

    ヤマハとしては、よりヨーロッパ的なメンタリティをチームに持ち込もうとしており、M1のモーター開発に元F1エンジンチーフのルカ・マルモリーニを起用している。

    また、不調だったモルビデッリに代わって、LCRのサテライトマシンでオースティンでホンダの2023年唯一の勝利を記録したリンスを起用した。

    ヤマハは、RNFが2022年シーズン終了後にアプリリアへの移籍を決定したため、今回もグリッド上で唯一、サテライトマシンを持たないメーカーとなる。RNFは「度重なる違反と違反行為」によってドルナ・スポーツからグリッドから除外され、2024年からトラックハウス・レーシングがグリッド枠と運営を引き継ぐ。

    ヤマハM1は今週2月6日から8日にセパンで行われる公式プレシーズンテストで実戦に参加し、その後クアルタラロとリンスは今月下旬のロサイルでさらに走行距離を稼ぐ予定だ。その後、カタールの会場では3月10日に2024年シーズンが開幕する。

  • ヤマハ、バレンティーノ・ロッシとブランド・アンバサダー契約

    ヤマハ、バレンティーノ・ロッシとブランド・アンバサダー契約

    ヤマハは、ロードレース世界選手権9冠のバレンティーノ・ロッシと複数年のアンバサダー・サービス契約を締結し、公式ブランド・アンバサダーに任命した。

    ロッシとの長きにわたる物語は2004年、ロッシが初めて当社のYZR-M1で MotoGPに出場した南アフリカGPでの勝利から始まった。その後も、スリリングなレース展開やコース内外で数々の素晴らしい瞬間をともに経験し、142回の表彰台、56回の勝利とともに、2004年、2005年、2008年、2009年と4度の世界チャンピオンを獲得した。

    ロッシの驚異的戦績、比類なきレースへの情熱、無類のカリスマ性は、ヤマハとMotoGPにとって大きな価値を持っています。それゆえに世界中が認めるこのロッシに「GOAT(Greatest of All Time)」の称号が与えられた。

    ロッシは2021年シーズンをもってMotoGPから引退したが、トレーニングやレジャー用に当社の製品に乗り続けたいという希望を持っており、ブランド・アンバサダー就任への興味を持っていたことから、この度の契約となった。

    バレンティーノ・ロッシ
    「ヤマハ発動機との契約は、間違いなく大きな感動を与えてくれました。長年にわたって一緒に仕事をしてきたので、とても自然な感覚です。MotoGPを引退したあとも、私はトレーニングとモーターサイクルでのライディングを続けています。常に何らかの形でレースを続けていこうと思っていたのです。MotoGP参戦中は契約の一部としてヤマハ発動機のモーターサイクルに乗っていましたが、引退後もヤマハ発動機のモーターサイクルを使い続けて楽しんでいます。契約が締結され、ヤマハ発動機と私が協力し合えるようになったことをうれしく思います。」

    小野哲 (ヤマハ発動機 MS戦略部長)
    「何よりもまず、この場を借りて、ロッシ選手がパートナーシップ継続に合意してくれたことに感謝の意を表したいと思います。当社は彼をブランド・アンバサダーとして迎えることを誇りに思いますが、彼自身からその希望が伝えられたことで、より一層、気持ちが高まっています。世界選手権9冠の選手から認められることはモーターサイクル・ブランドにとって最高の推薦となりますし、当社製品の品質や企業文化の証ともなります。当社はお客様に”感動”をお届けするために、常に努力を続けています。モーターサイクルレースのGOATであるロッシ選手がヤマハ製のモーターサイクルを熱望していること、また当社との緊密なパートナーシップ締結を喜んでくれていることをうれしく思います。当社としては、トレーニングやレジャーを目的としたモーターサイクルで彼のニーズに応えるために、この契約を締結しました。ヤマハ発動機ブランドをより一層、強化するため、彼とともに仕事をする日を楽しみにしています。」

    リン・ジャービス (Monster Energy Yamaha MotoGPチーム代表兼ヤマハ・モーター・レーシングSrlマネジング・ディレクター)
    「ヤマハ発動機にとって素晴らしい瞬間であり、また、ロッシ選手が大成功をおさめたMotoGPを引退して以来、その存在を恋しく思っているであろうファンの皆様にとっても感動的な展開であると確信しています。ロッシ選手とYZR-M1は特別な絆で結ばれていました。彼の加入によって私たちのMotoGPプログラムは完全に変化し、ロッシ選手とヤマハ発動機がほぼ同義語になるまでになったのです。私たちはともに多くの勝利、表彰台、そして4つのタイトルを獲得しました。そしてその裏側にもさまざまな感動の瞬間があって、ハードワークだけでなく楽しい部分も含めてレースへの情熱を共有してきました。私たちはいつもロッシ選手を”家族”と思っていましたから、彼がヤマハ発動機のモーターサイクルを使い続けたい、ブランド・アンバサダーになりたいと表明したとき、私たちはすぐさま、それを実現すべく動きました。ロッシ選手が正式に私たちのアンバサダーになったことを、とてもうれしく思っています。」

    バレンティーノ・ロッシが残した記録
    ・ヤマハ発動機で史上最も成功したライダー(ヤマハ発動機で56勝、2位46回、3位40回、273レースでポイント獲得)
    ・グランプリで最も長く活躍したライダー(1996年にデビューし2021年に引退。合計26シーズンのなかで432レースに出場、そのうち372回は最高峰クラス)
    ・MotoGPで最も多くのシーズンをヤマハ発動機で戦った(16シーズン)
    ・MotoGPで最も多くの表彰台をヤマハ発動機にもたらした(142回)
    ・MotoGPで最も多くの優勝をヤマハ発動機で果たした(56勝)
    ・230回連続で完走(1996年マレーシアGPでのデビューから2010年のムジェロまで1度も欠場なし)
    ・総合および最高峰クラスで最多出場の記録を保持(全クラスで合計432レースに出場、そのうち372回が最高峰クラス、そのうち273回はヤマハ発動機で出場)
    ・異なるメーカーで最高峰クラスの連続優勝を達成した最初のライダー(2004シーズン開幕戦の南アフリカGPにて達成)
    ・最高峰クラスの1シーズンに、ヤマハ発動機のライダーとして最も多くの優勝を獲得(2005年に11勝)
    ・最高峰クラスで199回の表彰台
    ・全クラスの合計で235回の表彰台
    ・ラリー・レースにも優れた唯一のグランプリ・ライダー(Monza Rally Showで7勝、アブダビのYas Marina Circuitで2019年Gulf 12 HoursのGTE Am-class優勝)
    ・ヤマハ発動機のグランプリ520勝のうち11%を獲得し最も貢献したライダー(520勝中56勝)
    ・グランプリ出場とチームオーナーを同時に行った唯一のライダー
    ・出場した全クラス(125cc, 250cc, 500cc, MotoGP)を通じて合計6,357ポイントを獲得

  • MotoGP:ヤマハ 第3戦 アメリカズGP 予選&スプリント レポート

    MotoGP:ヤマハ 第3戦 アメリカズGP 予選&スプリント レポート

    QUALIFYING
    クアルタラロとモルビデリ、予選7番手と14番手を獲得
    Monster Energy Yamaha MotoGPのファビオ・クアルタラロはQ2に出場。その1ラップ目で8番手につけ、2ラップ目はタイム更新ならずにピットに戻って前後タイヤを新品に交換した。

    何としてもグリッド前方からスタートしたいクアルタラロは、2度目の走行の最終ラップでより一層、果敢に攻めて2分02秒749を記録。12番手から7番手へとジャンプアップしてグリッド3列目を獲得した。

    チームメイトのフランコ・モルビデリはQ1に出場し、2度目のアタックで2分03秒119を記録して2番手へ浮上。その後、タイヤ交換のためピットに戻る間に3番手へ後退し、Q2出場権をかけてトップ2との0.374秒差を追う展開となった。この時点で残り時間は3分弱となっていたため、チャンスは1ラップのみ。その最終ラップで2分02秒905まで短縮したが、順位を上げることはできず4番手で終えた。この結果、グリッドは14番手、5列目となっている。

    SPRINT
    Monster Energy Yamaha MotoGP、スプリントで苦戦
    Monster Energy Yamaha MotoGPのフランコ・モルビデリとファビオ・クアルタラロはスプリントでポイント獲得を目指したが、それぞれ14位と19位に留まり目標を達成することはできなかった。

    モルビデリは日曜日の決勝に向けてさらに多くのデータを収集するためスプリントに臨み、ペースは思うように伸びなかったものの、10ラップを着実に走り切り14位を獲得。一方のクアルタラロは絶好のスタートを切って果敢に攻めていったが、第1コーナーで転倒して後退。再スタートを図り19位でゴールしている。

    14番グリッドからスタートしたモルビデリは、オープニングラップでひとつ上げてからL・マリーニ(ドゥカティ)、中上貴晶(ホンダ)とバトルを展開。レース中盤では後方から追い上げてきたM・ビニャーレス(アプリリア)に先行されたが、5ラップ目にクアルタラロ、7ラップ目にA・マルケス(ドゥカティ)が転倒したため再び14番手となった。このあとは最後までポジションをキープしてトップから16.534秒差でチェッカー。終始、良いリズムを維持して走り切ったことで、決勝用セッティングの基礎となるデータを収集することができた。

    一方のクアルタラロは7番グリッドから好ダッシュを決め、直後のタイトな左コーナーで4番手に浮上。A・エスパルガロ(アプリリア)のテールにぴたりとつけ、ともにトップ2を追って行く展開となった。しかし2ラップ目の第12コーナーでA・リンス(ホンダ)と接触があり、この間にギャップが広がってしまう。

    クアルタラロは全力で攻め続けるも、3ラップ目にJ・マルティン(ドゥカティ)、4ラップ目にA・マルケスを抑えきれずに6番手へ後退。このあとも懸命の走りで前方集団について行こうとしていたが、第1コーナーで転倒して大きく後退してしまった。それでも素早く再スタートを図り、21番手でコースに復帰。最終的に19位でチェッカーを受けている。

    この結果、モルビデリは合計21ポイントでランキング10位、クアルタラロは合計18ポイントで12位。Monster Energy Yamaha MotoGPは合計39ポイントでランキング7位をキープ、ヤマハは合計27ポイントでコンストラクターズ・ランキング5位となっている。

    QUALIFYING
    ファビオ・クアルタラロ(予選7番手/2分02秒749)
    「自分ではもう少し上を狙えると考えていましたが、厳しい展開になりました。1ラップのなかですべての要件を揃えなければならず、同時に自分自身のポテンシャルも最大限を出し切る必要があります。それでも順位自体は悪くないと思っています」

    フランコ・モルビデリ(予選14番手/2分02秒950)
    「第15コーナーで大きなミスをしてしまい、ラップタイムを上げることができませんでした。Q1も苦しい戦いでしたが、スピードは出ていたのでポジティブに受けとめています。実際、スピードもペースもそれほど悪くはありません。スプリントでどんな走りができるか展開を見ながら、明日に向けてさらにスピードアップを図るための情報を集めたいと思っています。いずれにしても、まずはスプリントでいい走りを目指すことです」

    SPRINT RACES
    フランコ・モルビデリ(14位)
    「今朝は第15コーナーと第8コーナーでミスをしてしまい、Q2に進むことができませんでした。その結果、8番手ではなく14番手からスタートすることとなり、苦しい展開になりました。集団に飲み込まれてしまうとフロントタイヤの温度が上がり過ぎてしまうので、アタックが難しくなるのです。この問題に加えて、午後は急激に気温が上がったこともあって十分にペースを維持することができませんでした」

    ファビオ・クアルタラロ(19位)
    「スピードは出ていただけに、当然ながら悔しい気持ちがあります。ライバルたちと競り合っているときは、あまり何もできないのですが、気持ちを落ち着けて、できるだけ早く改善していかなければなりません。今日のスプリントでは無理な走りはしていませんでした。ただ、遅れを取り戻せるブレーキングだけは、そうなっていたのかもしれません。今後の戦いのなかで前進を目指したいと思います。スタートがうまくいかなければ、すべてそこで終わりになってしまうので、明日も今日と同様に好スタートを決め、序盤からアグレッシブに行くことが最大の目標です」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「スプリントは期待通りの展開にはなりませんでした。とくにクアルタラロ選手については残念です。彼は好スタートを切り、第1コーナーもうまく抜けました。これで序盤から良い位置につけ、トップグループでバトルするチャンスを得ていました。彼らについて行くためにすべてを出し切る走りをしていましたが、第1コーナーで小さなミスをしてしまいました。残念な結果ですが、110%の力を注いでいるときにはこうしたミスも起こるものなのです。モルビデリ選手のほうは最終的に単独走行のような形になりました。ポイントを獲得することはできませんでしたが、私たちにとって、この10ラップの経験はとても重要なものです。今日のデータを明日の決勝に役立てたいと思います」

  • MotoGP:ヤマハ 2023年 第2戦 アルゼンチンGP 決勝レポート

    MotoGP:ヤマハ 2023年 第2戦 アルゼンチンGP 決勝レポート

    Monster Energy Yamaha MotoGPのフランコ・モルビデリが難しいウエット・コンディションに対応し、4位を獲得して貴重な13ポイントを手中にした。チームメイトのファビオ・クアルタラロはオープニングラップで他車に押し出されるも7位まで挽回し、ライダーとしての成熟ぶりを証明した。

    グリッド4番手からスタートしたモルビデリは前日のスプリントと同様にホールショット。

    しかし第1コーナーでアウト側のラインをとり、4番手まで後退してしまう。このあと徐々に離されて早々に単独走行となったが、表彰台への望みは捨てていなかった。

    難しいコンディションのなかでも集中力を維持し、17ラップ目に2番手走行中のF・バニャイア(ドゥカティ)が転倒するとモルビデリは自動的に3番手に浮上。しかし長くは続かず、終盤で追い上げ的たJ・ザルコ(ドゥカティ)に先行を許してひとつ後退した。そのまま最後まで走り切って4位でチェッカーを受け、貴重なポイントを獲得。トップとの差は7.581秒だった。

    一方のクアルタラロはグリッド10番手から絶好のスタート。激しい水しぶきで視界が妨げられるなか、懸命にプッシュしていった。ところがオープニングラップで他車にぶつけられ、転倒は免れたものの9番手から16番手まで後退してしまった。

    クアルタラロは冷静に対処し、経験を活かして着実にポジションを上げていく。そして残り9ラップではスタート時と同じ10番手まで挽回し、バニャイアの転倒により9番手、2ラップ後にはL・マリーニ(ドゥカティ)をパスして8番手につけた。その後もペースは衰えず、残り6ラップで7番手に浮上。さらに6位との差をつめていったが、わずかに届かなかった。トップとの差は11.095秒。

    この結果、モルビデリは合計21ポイントでランキング9位へ浮上。クアルタラロは合計18ポイントでランキング10位をキープした。Monster Energy Yamaha MotoGPは合計39ポイントでチーム・ランキング6位タイ。ヤマハは合計27ポイントでコンストラクターズ・ランキング4位を維持している。

    第3戦アメリカGPは2週間後、アメリカ・テキサス州オースティンで開催される。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    フランコ・モルビデリ(4位)
    「とてもハッピーです。コンディションや状況が変化するなか、あらゆる場面で良いパフォーマンスを発揮することができたので、それを評価したいと思います。やるべきことはわかっていて、改善が必要な部分については、遅れを取り戻すためにチームが必死に頑張ってくれています。ヨハン(ザルコ)が追い上げてくるのを見たときは悔しい気持ちになりました。そして表彰台を守るため全力を尽くしましたが、抑えることができませんでした。このことはとても残念に思っています。昨日は表彰台のほのかな香りをかぎ、今日は強い匂いを感じましたが、結局は届きませんでした。それでも今回は私にとって素晴らしい週末になりました。ここからさらに積み上げていく必要があります。今週はフィーリングがとても良かったので、次回オースティンでも同じ感覚をつかみたいと思っています。とても楽しみです」

    ファビオ・クアルタラロ(7位)
    「うれしさと悲しさの両方を感じています。オープニングラップでいつも、意味もなく私のレースを難しくしてしまう人がいるのです。スタートはとてもうまくいって、少なくともスタート・ポジションは維持できていました。ところが中上選手が、まるで最終ラップの戦いみたいなパスを仕掛けてきたのです。そんななかでも最後尾から7位まで挽回できたことはポジティブに受け止めています。ウエットでのペースは素晴らしかったので、その点には満足しています。でも状況が違っていれば、今日はトップ5が可能だったと思っています」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「昨日のスプリントではフランキー(モルビデリ)の表彰台獲得を心から期待し、今日もまた近いところまで行きました。結局は4位に留まりましたが、私たちとしては満足しています。路面のコンディションがとても難しかったので、このような場合にライダーは知恵を絞り、スマートな乗り方をしなければなりません。この13ポイントは非常に高い価値があります。ファビオ(クアルタラロ)の9ポイントについても同じことが言えます。気合が入り過ぎた中上選手に押し出されてしまったのは不運でした。これによりファビオのレースが完全に妨害されたことを考えれば、この行為がなぜ罰せられないのか理解できません。幸いファビオはウエットでのペースがとても良かったので、7位まで挽回することができました。2週間後の第3戦COTA(Circuit Of The America)ではパフォーマンス向上を再確認したいと思っています」

  • MotoGP:ヤマハ 2023年 第2戦 アルゼンチンGP 初日レポート

    MotoGP:ヤマハ 2023年 第2戦 アルゼンチンGP 初日レポート

    1週間前のポルトガルGPで苦戦したMonster Energy Yamaha MotoGPのフランコ・モルビデリが、第2戦アルゼンチンGPの初日に好調をつかみ、P1とP2の総合で9番手を獲得してQ2進出を決定。チームメイトのファビオ・クアルタラロは総合14番手に留まり、Q1に進むこととなった。

    モルビデリはP1のセッションを通じて素晴らしいペースを披露。何度もファステストタイムを更新しながら45分間のほとんどの時間で3番手をキープした。

    全16ラップを走り、その15ラップ目で1分39秒696を記録。最終的にはトップから0.489秒差の8番手となったが、パフォーマンス向上を実感して自信を深めている。

    午後になると曇り空となったが、ドライ・コンディションを維持してP2が行われた。モルビデリは引き続き好調ぶりを見せ、全23ラップ中21ラップ目でP1のタイムを0.6秒上回る1分39秒080を記録。これによりトップから0.562秒差のセッション9番手、両セッションの総合でも9番手を獲得してQ2進出を決めた。

    一方のクアルタラロはP2の1時間を最大限に活用してマシン・セッティングに集中。全27ラップのなかで25ラップ目には1分39秒264のベストタイムを記録し、P1のタイムを1秒近く更新した。しかしトップ10には届かず、トップから0.746秒差の14番手に留まったためQ1に進むこととなっている。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    フランコ・モルビデリ(プラクティス総合9番手/1分39秒080)
    「好調な金曜日でした。すでに良いフィーリングをつかんでいて、明日以降に向けて少しずつマシンを改善し始めています。今日一日のなかでも進化があったことはとても良かったと思っています。もちろん、さらにハードワークを続けなければならない箇所もいくつかありますが、今までのところは非常にポジティブなスタートとなっています。明日の予選で1列目か2列目を獲得できればうれしいです」

    ファビオ・クアルタラロ(プラクティス総合14番手/1分39秒264)
    「フィーリングはそれほど悪くないのですが、改善が必要な部分がたくさんあります。コーナースピードとドライブが十分でなく、とくにコーナースピードが最大の問題です。マシンについて大きく変更したところはないので、なぜこのようなことが起きているのかを分析・検討なければなりません。明日までに原因を把握したいと思います。去年はここで、いいペースでレースができたので、今年ももっとうまくやれると期待していたのですが」

    マッシ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「アルゼンチンGPは期待したようなスタートにはなりませんでした。ポジティブとネガティブとに分かれてしまったのです。ポジティブのほうから先にお話しします。モルビデリ選手は今回、何らかの答をつかみました。両セッションで見せてくれたとおりペースが非常に良く、トップ10を獲得してQ2に進むことができました。その一方でクアルタラロ選手はグリップ不足に悩まされています。P2では改善が見られましたが、まだ彼本来のレベルではありません。明日はQ1に出場することになりますが、厳しい戦いになるでしょう。私たちチームは夜を徹して作業を続け、彼がQ2に進出するための解決策を見つけなければなりません。先週の経験からもわかるように、予選結果が土曜日のスプリントと日曜日の決勝レースに大きく影響してくるからです」

  • MotoGP:ヤマハ 2023年 ポルトガルGP 決勝レポート

    MotoGP:ヤマハ 2023年 ポルトガルGP 決勝レポート

    Monster Energy Yamaha MotoGPのファビオ・クアルタラロはスタートで出遅れたあと挽回し、8位でチェッカー。チームメイトのフランコ・モルビデリは思い通りのバトルはできなかったものの、14位でゴールしてポイントを獲得した。

    予選結果11番手のクアルタラロは、E・バスティアニーニ(ドウカティ)の欠場を受けてグリッド10番手に並んだ。

    ここから前日のスプリントよりも良いスタートを目指したが思い通りにはいかず、1ラップ目を終えた時点で15番手まで後退。それでも懸命の挽回とM・オリベイラ(アプリリア)、M・マルケス(ホンダ)の転倒リタイアにより順位を上げ、9ラップ目にはトップ10まで復活した。

    しかし前車との差は大きく、またJ・マルティン(ドウカティ)が背後に迫っているため一瞬も気を緩めることはできない。プッシュを続けたクアルタラロは残り6ラップの第2コーナーでL・マリーニ(ドウカティ)をパス。さらにはマルティンの転倒もあり、残り5ラップでは4位争いに加わる可能性が見えてきた。あと2ラップというところでA・エスパルガロ(アプリリア)をとらえて8番手に上がり、さらに上を目指したが届かず、そのまま8位でチェッカー。トップとの差は8.543秒だった。

    一方、グリッド16番手からスタートしたモルビデリは第1コーナーの混乱に巻き込まれて一時、最後尾まで後退。ここから懸命の挽回を目指すも思うようなフィーリングがつかめず、なかなかペースが上がらなかった。それでもポイント獲得を目指してF・ディ・ギャナントニオ(ドウカティ)、A・フェルナンデス(アプリリア)とバトルを展開。前方での数台のリタイアもあり、最終的には14位まで上げてチェッカーを受けた。トップとの差は27.050秒。

    この結果、クアルタラロは8ポイントを獲得してランキング10位。モルビデリは2ポイント獲得でランキング17位となっている。Monster Energy Yamaha MotoGPは合計10ポイントでチーム・ランキング8位。ヤマハは合計8ポイントでコンストラクターズ・ランキング5位。

    Monster Energy Yamaha MotoGP
    ファビオ・クアルタラロ(8位)
    「当然ながら難しいレースになりました。おもにグリッド位置がその原因です。昨日はローンチ・コントロールに不具合がありましたが、今日は私がラインの選択を間違えたことで、さらに大きく後退してしまいました。ペース自体はそれほど悪くありませんでした。ラストラップを見れば、去年の私自身のファステスト・ラップにかなり近づいているのです。つまり今回は全員のペースが非常に速くなっていたのだと思います。次回アルゼンチンでは、もっと前のほうで戦えるよう頑張ります」

    フランコ・モルビデリ(14位)
    「非常にタフなレースでした。とは言え、テストのときは0.6秒差、今日は0.5秒差と0.1秒前進しているのですから、良かった点にも目を向ける必要があるでしょう。わずかながら進化していて、しかも決勝中の走りは非常に安定していました。そして最後まで走り切り、2ポイントを獲得することができたのです。次のアルゼンチンでは、もっと多くの良い部分が見つかることを期待しています。楽しみです」

    マッシモ・メレガリ(チーム・ディレクター)
    「オープニング・ラウンドは期待通りにはいきませんでした。ファビオ(クアルタラロ)は今日もスタートで出遅れており、この点については修正が必要です。昨日のスプリント同様、彼のペース自体は非常に良かったのですから、スタート時の後退が、その後の展開の大きな妨げとなったわけです。その意味でも序盤の15番手から8位まで挽回したことはポテンシャルの高さを証明しています。モルビデリのほうは彼自身が望んでいたような進化が得られませんでした。これからデータを分析し、次回はマシンのポテンシャルをもっと引き出せるようにしなければなりません。私たちはここから直接、アルゼンチンへ向かいます。欠けている部分を埋め合わせるべく決意を持って臨みます」