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  • メルセデス、ルイス・ハミルトンとの契約交渉を開始

    メルセデス、ルイス・ハミルトンとの契約交渉を開始

    メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンと契約交渉を開始したことを明らかにした。

    今年、自身4度目のF1ワールドチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンは、2018年末でメルセデスとの現行契約が期限を迎える。契約延長は形式的なものだと考えられているが、その長さに注目が集まっている。

    「彼は自由主義者だ。2019年もレーシングドライバーを続けるのか、もしくはファッション業界で企業するかを問わず、オプションをオープンにしたままにしておくことを望んでいる」とトト・ヴォルフは BBC 5 にコメント。

    「我々は新しい長期契約について交渉している。今後数年間、ルイスが我々と一緒に続けていけることを期待している。これは全ての当事者の希望だ。彼は我々といることを望んでおり、もちろん、我々は彼をキープしたい」

    「だが、同時に彼には将来自分に何ができるか決定するうえで、心の安らぎが必要だと思っている」

    「現時点で彼はF1を愛しているし、他のことをやることは望んでいない。他のすべてのことは趣味だ。だが、2年や3年、もしくは4年のうちに気が変わるかもしれない」

    ルイス・ハミルトンとメルセデスの新契約は3年間で、契約金は1億2000万ポンド(約182億円)にのぼるとされている。

  • メルセデス 「2017年シーズンは“90%のマシン”を目指した」

    メルセデス 「2017年シーズンは“90%のマシン”を目指した」

    メルセデスは、F1に新しいテクニカルレギュレーションが導入された2017年シーズンにむけて“90%のマシン”と表現するマシンを生産することを目指していたと述べた。

    F1にV6ターボ“パワーユニット”が導入されて以降、メルセデスはドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権の両方を4連覇したが、新ルールに合わせた最初のマシンではあまり高い目標を設定したくはなったと述べた。

    メルセデスのチーフデザイナーを務めるジョン・オーウェンは、2017年F1マシン『W08』は、前年マシンのW07よりもデザインに柔軟性をもたせたと F1 Racing に語った。

    「私は2017年にむけて90%のマシンを製造するという目標を設定した」とジョン・オーウェンはコメント。

    「100%を目指さないのは不思議に思われるかもしれないが、新しいルールで直面する問題というものは、ルールがどのように進化し、タイヤが期待とは異なった挙動をするかなど、直面する課題を特定することはできないものだ。未知のものがたくさんある。そのため、できるだけ多くの異なる状況をカバーできるクルマを目指し、それが最適化の頂点ではないかもしれないことを受け入れることが重要になる」

    「我々はクルマに多くの調整を加え、目にしたことに反応するための能力を築き上げてきた。残念ながら、我々が適用しなければならなかったことの大半は実現できなかった」

    「シーズンを通して、変更する必要のなかったことに関して多くの妥協を強いられてきたし、少し苦戦を強いられた」

    ジョン・オーウェンは、クルマのコンセプトがより大きく最適化されるには“レギュレーションが安定する2~3年目になる傾向にある”とし、シーズン前半に直面したチームが前年に起こっていたらより問題になっていただろうと付け加えた。

    「90%のマシンが意味することは、かなり包括的であるということだ。それによって、我々は設計プロセスのなかで反応し、状況を動かすことができた」

    「空力パフォーマンスにおいてクルマにスペースを見つける必要のあるエリア、どのエリアがセーフゾーンなのか、どの部分では空力を見つけ出せない場所はどこなのかなど、空力開発がどの部分に寄与するのか把握できていなかった」

    「クルマで状況を動かすことができ、新しい開発のたびに全てのパーツを再考する必要がなければ、その方が賢明だ」

    「パワーユニットの1つの側面は非常に変更に遅れがあったが、我々のフィロソフィのおかげで、それを適度に受け入れることができた」

    「それが2016年マシンに起こっていたら、文字通り、デザインを破棄して、再びスタートさせなければならなかっただろう」

    「少し考える時間を得られたのは良いことだったし、次のクルマにはもっと積極的になれる余裕ができた」

  • メルセデス、F1の将来について「原則としてフェラーリと同意見」

    メルセデス、F1の将来について「原則としてフェラーリと同意見」

    メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、F1の将来について同社は“原則として”フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長と同じ懸念を抱いていると述べた。

    F1は新オーナーのリバティメディア主導で大きな変革を遂げており、2021年に新しいレギュレーションプラットフォームの導入にむけて準備を進めている。

    だが、現在F1に参戦するマニュファクチャラーは、リバティメディアの示す新しい方向性に不満を募らせている。

    フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は、フェラーリとF1にとって不利益となるのであれば、フェラーリはF1から撤退すると警告。他のマニュファクチャラーを引き抜いて新シリーズを立ち上げる可能性も示唆している。

    メルセデスのトト・ヴォルフは、セルジオ・マルキオンネのスタンスを理解していると語り、メルセデスとしての懸念を述べた。

    「セルジオは歯に衣を着せずにストレートに物を言う人物であり、言いたいことをはっきり言う」とトト・ヴォルフは ESPN のインタビューでコメント。

    「彼は特定のことは受け入れられないと言っている。それが物事に対する対応の仕方だ。原則として、私は彼と同意見だ」

    「アブダビで私は『我々はF1を愛している』と言った。我々はここにとどまってはいるが、適切なフレームワークが必要だ。ガバナンスのフレームワーク、レギュレーションのフレームワークがね。それらを適切な形で管理する必要があるし、物事が適切な方向に進んでいないと考えれば、私たちは意見を述べる。

    セルジオ・マルキオンネが主に論点としているのは、F1が将来的にコストを削減し、独立系エンジンメーカーを引きつけるために標準化されたエンジンパーツを採用することで、テクノロジーの“難易度を下げる”方向にあることだ。

    だが、トト・ヴォルフは、実際には2020年以降のF1の賞金分配に関する問題が論争を呼ぶことになると考えている。

    「それは見て見ぬふりをされている問題だ」とトト・ヴォルフはコメント。

    「2020年以降はそれが最も重要な話題になる。誰にでも機能する構造を見い出す必要があるのは明らかだ。小規模チームのいくつかは収入面で苦戦している」

    「我々は正しい方法で警備されている限りはコスト制限に反対するつもりはないし、(導入に)合理的なシステムがある。我々は1年ごとに30%の人員削減をするつもりはなく、容易にパフォーマンスのアドバンテージを放棄するつもりもない。あちら側に何かしらが必要になるだろう」

    「これらの議論は友好的な形で始まったばかりであり、我々が異なる意見を持ち合わせていることは理解している。だが、最終的にはF1の利益を考え、適切な解決策を見い出すことになるだろう」

    メルセデスは、2014年にV6ターボハイブリッドが導入されて以降、優位に立っており、エンジン開発においては多額の資金を投資している。

    2021年にエンジンが大幅に変更されることになれば、メルセデスが築き上げてきたポジションを脅かす可能性はあるが、トト・ヴォルフは、メルセデスがそのポジションを守るためだけに変更に抵抗することはないと主張する。

    「我々全員が乗り気だ。変更は好きだし、現行レギュレーションにいくつか欠点があることも理解している。トップ争いに競争は必要であり、我々はバトルを受け入れる」

    「様々な面で異なる意見があるかもことを理解しておくことが重要だと思う。エンジンに関して大きな壁があるとは思っていない。ハイテクでなければならないことは理解してくれているし、完全に新しいエンジンを開発したいとも思っていない。調整はできているように思う」

    「速くてスペクタクルなマシンが必要だが、オーバーテイクが可能でなければならない。注目を集めるものも必要であり、オーバーテイクが可能で、ミスをすれば罰せられるコースが必要だ。つまり、それが我々の仕事であり、本気で成功させたいと思っていことだ」

    「いかなるレギュレーション変更であれ、我々は協力する。毎年チャンピオンシップを勝ち続けるチームは世界中にひとつもない。その点に関しては非常に現実的だと思っている」

    しかし、トト・ヴォルフは、2021年以降もMGU-Hを存続させたいと考えている。MGU-Hは高価で開発が難しいが、継続されるのであれば、他のメーカーに供給することも考えていると語る。

    「(エンジン案については)半分のところまできていると思うが、ハイテクパーツであるMGU-Hの撤廃は気に入っていない。技術が不足しているチームや技術が足りないOEMに対してMGU-Hを供給したいと思っているくらいだ。あらゆる細部に落とし穴が潜んではいるが、議論は正しい形で行われている」

  • メルセデス 「2017年のタイトル獲得は2014年と同等の達成感」

    メルセデス 「2017年のタイトル獲得は2014年と同等の達成感」

    メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、2017年のF1世界選手権でのダブルタイトル獲得は、2014年の初の栄冠と同じくらい印象的だったと語る。

    メルセデスは、F1にV6ターボハイブリッド時代がスタートした2014年にドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権のダブルタイトルを獲得。以降、2017年まで両タイトルを4連覇している。

    今年、F1は大幅なレギュレーションが導入され、F1マシンは大きな変貌を遂げた。序盤はフェラーリとセバスチャン・ベッテルから最大の挑戦に直面したメルセデスだったが、それでも大きなポイント差をつけて両タイトルを防衛している。

    2017年の成功についてトト・ヴォルフは「物凄い満足感だった。私にとって2017のチャンピオンシップを獲得したことは、2014年のチャンピオンシップとほぼ同等だ」と Autosports にコメント。

    「2014年の勝利は重要だった。我々はそれを成し遂げたことがなかったからね。だが、レギュレーション変更を経て獲得した2017年は、我々がやってきたことの証拠だった」

    トト・ヴォルフは、メルセデスの成功はブラウンGPを引き継いだ2010年以降の努力が土台となっていると語る。

    チームの買収以降、メルセデスはシャシーとエンジン部門全体にリソースを投入し、組織構造を根本から作り上げてきた。

    「我々が時間をかけて構築してきた人材のグループとリソースの能力によるものだ」とトト・ヴォルフはコメント。

    「リソースは、財政リソーズだけでなく、技術能力も意味する。ノウハウとコース上での適切な開発の賜物だ」

    「これらのレギュレーションは、我々を止めるために投入されたと思っている。我々はそれをチャレンジとして受け止めた」

    「2013年末に完璧な未来のために我々がスクリプトを書いたことを思い出す」

    「我々は2014年の出だしから順調であれば、3年目以降のレギュレーション変更は最高のものになるだろうと言っていた。古い産業ロジックと同じように、収穫逓減(ていげん)の法則は全員が最終的に追いつくことを意味するからだ。追加のゲインを見い出すことはますます難しくなり、他の全員が追いつくために大きなステップを果たす」

    「4年目に新しいレギュレーションが導入され、我々のグループが最も優れており、最も有能だと信じていれば、それは我々に合っているだろう。それが起こったことだ」

  • FIA会長ジャン・トッド 「メルセデスとフェラーリの信頼性は高すぎる」

    FIA会長ジャン・トッド 「メルセデスとフェラーリの信頼性は高すぎる」

    FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は、フェラーリとメルセデスは信頼性が高すぎるという持論を展開。F1の上位チームが多額の予選をつぎ込んでいることに直接関連しているためであり、F1にとって良い状況ではないと考えている。

    2017年のF1世界選手権でもメルセデスが圧勝。メルセデス W08は優れた信頼性を見せ、ルイス・ハミルトンは全20戦でポイント獲得という記録を打ち立てて、自身4度目となるF1ワールドチャンピオンを獲得した。

    「メルセデスは常に最速というわけではなかったが、ルイスは20戦のすべてでポイントを獲得した。クルマの信頼性が高すぎる」とジャン・トッドはコメント。

    フェラーリがシーズン後半にメルセデスとのタイトル争いから脱乱したのは信頼性の欠如のためだと考えられているが、ジャン・トッドはフェラーリでさえ信頼性は高すぎると主張する。

    「フェラーリも印象的だった。自分が言ったことを曲げるつもりはない。フェラーリとメルセデスは信頼性が高すぎた。それには多くのコストが費やされている。テスト、シミュレーターなど、あまりに多くのコストがかけられている」

    「良いスポーツのためにその全てを必要としているわけではない。実際はその逆だ」

    また、ジャン・トッドは、FIA、F1新オーナーのリバティメディア、そして、F1チームとの間で進められている将来の2021年以降のエンジンレギュレーションに関する議論についての考えを述べた。

    「現在のエンジンはあまりに高価であり、あまりに複雑で、あまりに静かだ」とジャン・トッドは認める。

    「だが、我々はそれらを土台にすることはできる。現在、我々は既存のエンジンを進化させることについてマニュファクチャラーと話をしている。そのプロセスはまだ終わったわけではない」

  • メルセデス 「F1エンジンは1000馬力の壁を破る目前」

    メルセデス 「F1エンジンは1000馬力の壁を破る目前」

    メルセデスのF1エンジン責任者を務めるアンディ・カウエルは、1000馬力を出力できるF1エンジンの生産は目前に迫っていると語る。

    メルセデスは、4年連続でダブルタイトルを獲得し、F1のV6ターボ“パワーユニット”を支配してきた。昨年、アンディ・カウエルはメルセデスのF1エンジンが900馬力を超えたと述べていたが、今では1000馬力の壁を破れろうとしていると語る。

    「我々は近づいている。どこかの時点で実現すると確信している」とアンディ・カウエルは Autosport にコメント。

    今年、メルセデスのエンジンは、ダイナモ上で初めて50%の熱効率の壁を破っており、M08 EQ POWER+は最も効率的なレーシングエンジンだと考えられてる。

    熱効率はエンジンが燃料から生成できる有用なエネルギー量で計算され、燃料流量が毎時100kgに制限されるF1では、エンジンメーカーにとって重要な焦点となっている。(一般的なガソリンエネルギーの熱効率は約20%程度)

    50%の熱効率をダイナモからトラックに移行するまでどれくらの時間がかかるかと質問されたアンディ・カウエルは「来年の早い段階に答えが出るだろう」とコメント。

    「冬の間にパワーユニット開発がどれくらい進むか、どれくらい実証できるかを知る必要があるし、クルマとのバランスもある」

    「ダイナモにはエンジンだけが搭載される。クルマの全体的なラップタイムとなると、空力とパワーユニットパフォーマンスの両方を向上させるためにクルマのテクノロジーを改善させるためにやらなければならない作業がある。全てがどのように機能するか見てみよう」

    2014年に導入されたメルセデスの最初のターボハイブリッドエンジンは44%の効率を達成している。

  • メルセデス 「パスカル・ウェーレインがF1シートを得られないのは残念」

    メルセデス 「パスカル・ウェーレインがF1シートを得られないのは残念」

    メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、パスカル・ウェーレインがシートを得られずにF1を離れることになりそうなのは残念だと語る。

    ドイツ出身のパスカル・ウェーレインは、メルセデスが支援する育成ドライバーであり、今年はザウバーでF1を戦った。しかし、ザウバーはアルファロメオをタイトルスポンサーに迎える2018年にフェラーリの育成ドライバーであるシャルル・ルクレールの起用とマーカス・エリクソンの残留を発表。パスカル・ウェーレインはシートを失った。

    トト・ヴォルフはパスカル・ウェーレインをウィリアムズに推薦しているが、ウィリアムズは2018年のランス・ストロールのチームメイトとしてセルゲイ・シロトキン、ダニール・クビアト、そして、ロバート・クビアトのいずれかを選択すると考えられている。

    ウィリアムズは2018年のF1に残された最後のシートであり、パスカル・ウェーレインはこのままF1から離れる可能性が高い。

    トト・ヴォルフは「パスカルはF1に値する。彼は優秀なドライバーだ」と Corriere dello Sport にコメント。

    「彼には勝てるポテンシャルがあるし、彼のコース上でのパフォーマンスは非常に優れているだけに残念だ」

    したがって、メルセデスが2019年にバルテリ・ボッタスを交替することを決断した場合、メルセデスのジュニアドライバーで最も可能性の高い候補者は、現在フォース・インディアに所属するエステバン・オコンということになる。

    「我々の目標は次のルイス・ハミルトンを探すことだ。それは簡単なことではない。彼は非常に高いレベルにいるからね」とトト・ヴォルフはコメント。

    「すでに経験を積んでいる速いドライバーを雇うことが我々の戦略だ。メルセデスは学ぶための場所ではない」とトト・ヴォルフはコメント。

    「ここに到達したければ、すでに完成されたドライバーでなければならない」

  • メルセデス、2019年にエステバン・オコン起用の噂を否定

    メルセデス、2019年にエステバン・オコン起用の噂を否定

    メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、すでにメルセデスが2019年にバルテリ・ボッタスに代えてエステバン・オコンを起用することを考えているとの報道を否定した。

    今年、メルセデスに加入したバルテリ・ボッタスは、堅実なスタートを切って、2018年の新契約を確保したが、シーズン中盤にはスランプに陥り、ドライバーズ選手権でセバスチャン・ベッテルに及ばなかった。

    バルテリ・ボッタスのパフォーマンスは、2019年にメルセデスが育成ドライバーのエステパン・オコンの起用を検討しているとの噂を引き起こした。エルテバン・オコンは、F1デビュー以来27戦で完走を続け、今シーズは20戦中18戦でポイントを獲得する活躍をみせ、評価を高めている。

    しかし、トト・ヴォルフはその噂を否定している。

    「エステバンは我々のドライバーのひとりであり、それによって注目されてはいるが、チームとその力のすべてはバルテリを支えている」とトト・ヴォルフは Turun Sanomat にコメント。

    「我々が他のドライバーについて考えるようなことがあれば、それはバルテリにとって感情的に100%とはいかないだろう」

    「取締役からチームメンバーまで、全員がバルテリが成功することを願っていると保証していい」

    「ルイスとともに彼は我々のドライバーであり、我々は他のドライバーのことは考えていない」

    トト・ヴォルフは、2016年にワールドチャンピオン獲得後に電撃引退したニコ・ロズベルグの後任として、メルセデスに素早く適応したと評価する。

    「バルテリはルイスに負けた週末に何を逃していたのかを理解しなければならなかった。その一方でソチのようにチームメイトを倒した週末には自分の強みを理解していた」

    「バルテリにはすべてが備わっている。とにかく彼はパッケージ全体をまとめなければならない」

  • ロス・ブラウン 「メルセデスの優位は残念ながら2018年も続く」

    ロス・ブラウン 「メルセデスの優位は残念ながら2018年も続く」

    F1のスポーティングマネージャーを務めるロス・ブラウンは、メルセデスの“強圧的”な支配が2018年も続くことを懸念しているが、ショーを改善するという動きにはまだ時間がかかるとの見方にも関わらず、楽観的なままだと語る。

    メルセデスは、F1がV6ターボハイブリッド時代に突入して以降、圧倒的な強さを見せており、この4年間はライバルチームからほとんど抵抗を受けることなく、8つのタイトルを獲得している。

    ルイス・ハミルトンは、2017年にフェラーリのセバスチャン・ベッテルから強い挑戦を受けて汗をかくことになったのは確かであり、それはニコ・ロズベルグとのチーム内バトルを繰り広げてきた4年間の後で歓迎すべき出来事だった。

    しかし、終わってみれば、メルセデスはフェラーリに対して12勝5敗と完全に勝利し、コンストラクターズ選手権では146ポイント差をつけた。

    ロス・ブラウンは「メルセデスには素晴らしいグループがあるが、今後の私の心配事は彼らがさらに強くなることだ」と ESPN にコメント。

    「パディ・ロウが離れ、ジェームズ・アリソンがやってくるなど、彼らには上級管理職に変更があった。それはレギュレーション変更の真っ只中であり、簡単なことではなかった」

    「彼ら自身も自認するように、今年のクルマはちょっと我が儘だったし、来年はそうはならないと強く確信している。なので、残念ながら、多くの点で強圧の継続を見ることになるだろう。私が間違っていることを願おう!」

    「我々はバランスのとれた見方をしなければならない。今シーズンは多くの素晴らしいレースがあった。アブダビはそれほど素晴らしくはなかったが、今年はいくつか素晴らしいレースがあった。サーキット、クルマ、ドライバー、全員の競争力の組み合わせだと思うし、来年は非常に強力な一年になると楽観的にとらえている」

    勢力図に関しては、少なくとも2021年に新しいレギュレーションが導入するまでメルセデス優位のパワーバランスが崩れることはないだろう。

    「クルマの変更、サーキットのチューニング、レースを助けるためのタイヤの開発という点では時間がかかるだろう」とロス・ブラウンは説明する。

    「だが、今後数年間のあらゆる決定がその方向に進んでいることになると思う。以前は必ずしもそうとは限らなかった」

    「全ての競技面と技術面の決定が、レースを改善し、ショーを改善する方向に向かうとコミットすることができる」

  • メルセデスもF1撤退の可能性も示唆・・・リバティメディアに不満

    メルセデスもF1撤退の可能性も示唆・・・リバティメディアに不満

    フェラーリに続き、メルセデスもF1の新オーナーであるリバティメディアの方向性に不満を示しており、F1撤退の可能性もあることを示唆した。

    リバティ・メディアは10月31日(火)に2021年のF1エンジン案を発表。コスト削減のためにMGU-Hの廃止、コントロールエレクトロニクスやエネルギーストアの標準化、またサウンドの向上のための回転数の増加などが盛り込まれていた。

    この案に不満を抱いたフェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は、リバティメディアが2021年のF1エンジンルールと予算キャップの計画を推し進めるであれば、F1から撤退して、他のカテゴリーでレースをすることもありえると警告していた。

    メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフもリバティメディアのF1初年度に満足していないことを認める。

    2017年のリバティメディアがF1にもたらしたハイライトについて質問されたトト・ヴォルフは「何もない」と Kronen Zeitung にコメント。

    「オースティンでのマイケル・バッファーのような風変わりなアクションを実施したとしても、スポーツはそれほど良くはならない」

    リバティメディアは、拮抗したレースとより良いエンジン、そして、コストの管理を望んでいるが、トト・ヴォルフは「我々にはまったビジョンが見えてこない」とコメント。

    「誰もそれがどこに向かっているのかわかっていない。今、我々がわかっていることは、売り上げと利益が急激に低下しているということだけだ」

    メルセデスもF1撤退を検討する可能性があるかと質問されたトト・ヴォルフは「そのようなシナリオはかなり考えられる。まさにフェラーリのようにね」とコメント。

    「F1が何を表そうとしているのかが見えないようであれば、我々は難しい質問を自問しなければならない。最高レベルのモータースポーツのどこで我々は活動していきたいだろう?とね」