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  • 元F1ドライバーがメキシコGP裁定批判「オープニングラップはやりたい放題」

    元F1ドライバーがメキシコGP裁定批判「オープニングラップはやりたい放題」

    元F1ドライバーのジョニー・ハーバートは、メキシコシティGPのオープニングラップでルールを「悪用」したドライバーたちに不快感を示した。

    先週日曜に行われた決勝では、フェラーリのシャルル・ルクレールとレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが芝生を走り、最初のコーナー群をカットしたことが大きな議論を呼んだ。

    ルクレールとフェルスタッペンはそれぞれ1番手と3番手でコースへ戻り、マクラーレンのランド・ノリスとフェラーリのルイス・ハミルトンにポジションを譲ったものの、いずれも処罰は科されなかった。

    一方で、7度のワールドチャンピオンであるハミルトンは、7周目にフェルスタッペンとのターン4でのバトル中にコース外走行によるアドバンテージ獲得とみなされ、10秒ペナルティを受けた。

    ハーバートは、このような「オープニングラップでは審議対象になりにくい」傾向を利用するドライバーたちを批判している。

    「一番の問題は、スタート直後の第1コーナーで起きることについて、スチュワードたちが見逃す傾向にあることだ。タイヤが冷えていてスピードに乗っていないからという理由で、何かあってもペナルティを適用しない」とハーバートは『AdventureGamers』に語った。

    「僕はそれに同意できない。彼らは世界最高のドライバーたちだ。メキシコで見たように、全員が“どうせバレない”と思って好き放題やったのではないか。たぶんそうだ。全員が逃げ切れると分かっていた」

    「マックスがアウトサイドを回って少しコースを外れたが、何も失わなかった。シャルルもカットして、失うどころか得をしていた。彼はルイスと並んでいたが、結果的にマックスの前に出た。2番手になったが、ペナルティはなかった」

    「もしルイスがマックスを少し前に出させていれば、ペナルティは受けなかったと思う。10秒ペナルティは厳しすぎると言う人もいるが、10秒という基準はいつでも一貫して適用されるべきだ。状況によっては厳しいこともあるが、それでも公平さを保つためには必要だ」

    「ドライバーはペナルティの可能性を承知しているし、ミラーを見れば、自分がターンイン時にはなかったギャップを作って出てきたことが分かるはずだ」

    「オープニングラップの“フリーパス”をやめるべき」
    ハーバートは、スタート直後の「特例」をなくし、1周目であっても厳格にルールを適用すべきだと主張した。

    「第1ラップは特別扱いするのが通例だが、それが問題だ。僕が見た限り、みんな“何をやっても罰されない”と分かっていて乱暴に走っていた。最初のラップはほとんどフリーフォール状態だ」と述べた。

    「それを許してはいけない。あれもレースの一部であり、週末の一部だ。フォーミュラ・フォード・フェスティバルじゃないんだ。世界最高峰のF1ドライバーなんだから、タイヤが冷えていても、ポジション争いの中でも、ミスをすればペナルティを受ける可能性があることを自覚すべきだ」

    「明らかにアドバンテージを得た場面があったのに、1周目だからという理由で見逃された。僕はそれに反対だ。彼らは世界最高の判断力を持つ。もし路面が濡れていれば対応できるのに、1周目だから冷えたタイヤを理由にするなんて馬鹿げている。レースなんだから、もっと賢く走るべきだ」

    審判基準の一貫性を求める声
    ハーバートの発言は、メキシコGPでの裁定の不一致――つまり1周目の走行逸脱は見逃され、同様の行為が後の周であれば罰せられるという矛盾――を指摘したものだ。彼は「FIAが一貫性を欠く判断を続ければ、ドライバーたちはその抜け穴を利用するだけだ」と警鐘を鳴らす。

    メキシコGPでは、フェルスタッペンとルクレールの“カットライン”に対しスチュワードが「ポジションを戻したためノーアクション」と判断したが、ハミルトンには厳罰が下った。この不均衡が、今後の裁定議論の焦点になりそうだ。

  • F1メキシコGP:ランド・ノリス完勝でパワーランキング首位獲得 ベアマン躍進

    F1メキシコGP:ランド・ノリス完勝でパワーランキング首位獲得 ベアマン躍進

    マクラーレンのランド・ノリスがメキシコシティGPでポール・トゥ・ウィンを達成し、圧倒的な強さで優勝。2位に30秒差をつける完勝劇でドライバーズ選手権首位を奪還した。最新のF1パワーランキングでもトップ評価を受け、シーズン終盤戦へ向けて勢いを取り戻している。

    一方、ハースF1チームのルーキー、オリバー・ベアマンも9番グリッドからの快走で4位フィニッシュを果たし、チーム史上最高位タイの成績を記録。審査員団から高い評価を得て、ランキング上位に躍進した。

    評価方法
    5名の審査員が各グランプリ後に全ドライバーの週末パフォーマンスを10点満点で採点し、マシン性能の要素を排除した上で評価する。審査員のスコアは平均化されてレースごとのスコアとなり、その合計がシーズンを通じた総合パワーランキングの順位(ページ下部に掲載)を形成する。

    1.ランド・ノリス(マクラーレン) メキシコグランプリ
    ノリスはアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで圧倒的な走りを見せた。予選では見事なラップでポールポジションを獲得し、決勝ではスタートでライバル勢を抑えると、その後は終始トップを快走。最終的に2位に30秒もの大差をつけてゴールし、ドライバーズ選手権の首位を奪還した。

    2.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム) メキシコグランプリ
    審査員たちはオリバー・ベアマンの走りにも同様に感銘を受けた。ハースのドライバーはスタートで9番グリッドから順位を上げ、マックス・フェルスタッペンを抜く鮮やかなオーバーテイクでP4へ浮上。惜しくもデビューポディウムは逃したが、最終結果はチーム史上最高位タイとなった。

    3.シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ) メキシコグランプリ
    シャルル・ルクレールはP2スタートから好発進を決め、ターン1では4台が首位を争う混戦の一角を担った。レースの大半を2番手で走行し、終盤はフェルスタッペンからのプレッシャーを巧みに抑えて2戦連続の表彰台を獲得した(前週オースティンに続く快挙)。

    4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) メキシコグランプリ
    フェルスタッペンにとっては波乱のメキシコGPとなった。スタート直後、ノリス、ルクレール、ルイス・ハミルトンと4ワイドになり芝生をかすめる場面も。ミディアムタイヤでの第1スティントは苦戦したが、第2スティントでソフトに替えるとペースを取り戻し、最終的に3位フィニッシュでタイトル争いに踏みとどまった。

    5.エステバン・オコン(ハースF1チーム) メキシコグランプリ
    P11からスタートしたエステバン・オコンは、トラブルを避けて堅実な走りを見せた。最終的に9位でフィニッシュし、ハースにダブル入賞をもたらしてチームのコンストラクターズ中団争いに貢献した。

    6.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバーF1チーム) メキシコグランプリ
    ニコ・ヒュルケンベルグがパワーユニットトラブルで序盤にリタイアするなか、ガブリエル・ボルトレトがキック・ザウバーに笑顔をもたらした。ブラジル人ルーキーは16番手からスタートして懸命にポジションを上げ、レーシングブルズのアイザック・ハジャーを抑えて最後の1ポイントを手にした。

    7.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ) メキシコグランプリ
    メルセデスにとっては厳しい週末で、チームはコンストラクターズランキング2位の座をフェラーリに明け渡した。それでもアンドレア・キミ・アントネッリは好調を維持。ピットストップの遅れでマクラーレンのオスカー・ピアストリにポジションを譲ったものの、堅実に6位でフィニッシュした。

    8.ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリ) メキシコグランプリ
    フェルスタッペンとの初期のバトルでコース外走行によるアドバンテージ獲得とみなされ、ハミルトンには10秒加算ペナルティが科された。それでも7度のワールドチャンピオンは粘り強い追い上げを見せ、8位でフィニッシュして貴重なポイントを獲得した。

    9.ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ) メキシコグランプリ
    ジョージ・ラッセルはメキシコで厳しいレースを強いられ、レース中には苛立ちをあらわにする無線もあった。一時はベアマンを追いかけたが捕まえることはできず、最終的に7位でフィニッシュしてメルセデスにポイントをもたらした。

    10.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ・レーシング) メキシコグランプリ
    オースティンから持ち越された5グリッド降格ペナルティにより、カルロス・サインツJr.はP12スタートを強いられ、オープニングラップでは中団の混戦に巻き込まれた。接触による軽いダメージを負いながらも一時はトップ10に浮上。しかしピットレーン速度超過の2度のペナルティ(損傷によるピットリミッター不具合が原因)とスピンでリタイアに終わった。それでもウィリアムズは序盤のペースに手応えを得たとして前向きに捉えている。

    惜しくもランク外
    オスカー・ピアストリはパワーランキングのトップ10入りをわずかに逃した。序盤にポジションを落としたものの、そこから粘り強く追い上げ、最終的に5位でフィニッシュした。

    2025年のF1世界選手権 メキシコグランプリ

  • F1メキシコGP 勝者と敗者:ノリス首位返り咲き、ハース快挙、ハミルトン苦戦

    F1メキシコGP 勝者と敗者:ノリス首位返り咲き、ハース快挙、ハミルトン苦戦

    ランド・ノリス(マクラーレン)が圧巻の走りで今季6勝目を挙げ、4月以来となるドライバーズ選手権の首位に返り咲いた。ポールポジションから完璧なレース運びを見せ、チームメイトのオスカー・ピアストリを逆転してタイトル争いの主導権を握った。

    一方で、オリバー・ベアマンがキャリア最高の4位でハースに歴史的快挙をもたらす一方、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は痛恨のペナルティで表彰台を逃すなど、明暗がくっきりと分かれた週末となった。

    勝者:ランド・ノリス
    ノリスが首位に立つのは、4月のサウジアラビアGP以来初めて。今季6勝目となる勝利を飾り、チャンピオン争いをリードする形となった。「この週末は完璧に近い内容だった。残り4戦、追い風は僕にある」と語るノリスは、勝利の余韻に浸ることなく冷静に次戦ブラジルGPを見据えた。

    敗者:オスカー・ピアストリ
    チームメイトにタイトルリードを奪われたピアストリだが、週末の内容自体は決して悲観すべきものではなかった。マシンの特性に合わせて走り方を変えなければならない状況にあり、ややパフォーマンスを落としているが、メキシコでは有効な対策を見つけつつある。7番グリッドから5位まで挽回し、ダメージを最小限に抑えたピアストリは「ここでの走りは前向きな手応えだった」と語った。

    勝者:オリバー・ベアマンハースF1チームのオリバー・ベアマンが、キャリア最高のレースを披露した。3戦連続のQ3進出を果たすと、決勝ではルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの接戦の隙を突いて順位を上げ、上位勢に食らいついた。最終的に4位でフィニッシュし、自身のF1キャリア最高位を記録。2018年オーストリアGPのロマン・グロージャン以来となるチーム最高位タイの快挙となった。この結果により、ドライバーズランキングでは5つ順位を上げて13位に浮上した。

    F1 メキシコGP オリバー・ベアマン

    敗者:ウィリアムズ
    ウィリアムズにとってメキシコは厳しい週末となった。カルロス・サインツJr.は予選で7番手につけたが、前戦オースティンでのキミ・アントネッリとの接触により5グリッド降格ペナルティを受け、決勝は12番手スタート。スタート直後にリアム・ローソンとの接触でセンサーを損傷し、ピットレーン速度超過のペナルティを受けるなど、災難続きの末にスピンを喫してリタイアした。一方、アレクサンダー・アルボンは17番グリッドから12位まで追い上げたものの、ポイント圏には届かず。ただしチームはデータ上で問題点を特定できており、改善への道筋は見えているという。

    勝者:シャルル・ルクレール
    フェラーリのシャルル・ルクレールは、2戦連続となる完璧な週末を過ごした。予選2番手からのスタートを活かして安定したペースを維持し、2位フィニッシュで3戦連続のメキシコ表彰台を獲得。これで今季7度目の表彰台となり、ドライバーズランキングではジョージ・ラッセルとの差を48ポイントに縮めた。「マシンの感触は非常に良い。連続して結果を出せているのは大きい」とルクレールは語った。

    敗者:ルイス・ハミルトン
    フェラーリ加入後初の表彰台が見えかけたルイス・ハミルトンだったが、10秒加算ペナルティが痛恨の結果を招いた。マックス・フェルスタッペンとのバトルでコース外走行による“持続的なアドバンテージ”を得たと判断され、結果は8位に転落。メキシコでは2018年以来となる最低順位でのフィニッシュとなり、フェラーリ移籍後20戦連続で表彰台なしという厳しい記録を更新することとなった。

    F1 メキシコGP ランド・ノリス

    勝者:マックス・フェルスタッペン
    予選5番手からスタートしたマックス・フェルスタッペンは、ミディアムスタートによるオフセット戦略を駆使して3位を獲得した。レース後半の追い上げは見事で、これで6戦連続の表彰台。タイトル争いでは、首位ノリスとの差を36ポイント、2位ピアストリとの差を35ポイントにまで縮めてブラジルへ向かう。「パーフェクトではなかったが、悪くない結果だ」とフェルスタッペンは語り、チャンピオン争いの行方を睨んだ。

    敗者:ザウバー
    ガブリエル・ボルトレトは16番グリッドから追い上げ、終盤にアイザック・ハジャーを抜いて10位でフィニッシュ。貴重な1ポイントをもぎ取った。しかしチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグはパワーユニットのトラブルでリタイア。これによりザウバーはコンストラクターズ選手権で9位に後退し、ハースに2ポイント差、アストンマーティンに9ポイント差、レーシングブルズには11ポイント差をつけられた。

    勝者:ハースF1チーム
    ハースはオースティンで導入したアップグレードを最大限に活かし、ダブル入賞を果たした。ベアマンの4位とエステバン・オコンの9位による合計14ポイント獲得は、今季第2戦中国GP以来となるベストスコアタイ。コンストラクターズ選手権ではレーシングブルズとの差を10ポイントに縮め、6位争いに現実味が出てきた。

    F1 メキシコグランプリ ハースF1チーム

    敗者:アストンマーティン
    アストンマーティンは苦しい週末を過ごした。ランス・ストロールは今季20戦中14回目のQ1敗退、フェルナンド・アロンソも2017年以来のメキシコ最低予選順位に沈んだ。決勝では、ストロールがスタート直後にスピンを喫し最後尾に後退。そこからソフトタイヤでのロングランを見せたが、14位が限界だった。一方のアロンソは車両保護のためリタイアを決断。直近5戦中3戦でノーポイントという苦境が続いている。

    勝者:フェラーリ
    フェラーリは近年メキシコで好成績を残してきたが、2025年もその傾向を維持した。ルクレールとハミルトンが予選で2番手・3番手を確保し、決勝ではルクレールが2位、ハミルトンが8位でフィニッシュ。この結果により、フェラーリはコンストラクターズ選手権で2位の座を取り戻した。

  • F1メキシコGP 決勝 統計まとめ:ノリス圧勝で首位奪還、ベアマン快挙4位

    F1メキシコGP 決勝 統計まとめ:ノリス圧勝で首位奪還、ベアマン快挙4位

    ランド・ノリス、F1メキシコGPで完璧な週末を締めくくる!圧勝で選手権首位に返り咲き

    ランド・ノリスはメキシコの週末を通じて一切のミスを犯さず、その結果、再び選手権首位に返り咲いた。マクラーレンのドライバーが見せた完璧な走りは多くの興味深い数字を生み出し、その背後で繰り広げられた激戦もまた、オートドローモ・エルマノス・ロドリゲスに数々の記録を刻んだ。ここでは注目すべきデータをまとめる。

    ■ ノリスの優勝マージン30.324秒は、2023年ハンガリーGPでマックス・フェルスタッペンが33.731秒差で勝利して以来の最大差だった。

    ■ ノリスはサウジアラビアGPで選手権首位を失ってから189日ぶりにタイトルリードを奪還した。

    ■ マクラーレンにとってメキシコでの勝利は、1989年のアイルトン・セナ以来となった。

    ■ ノリスにとって今季6勝目であり、チームメイトのオスカー・ピアストリ(7勝)に1勝差と迫った。

    ■ フェラーリのシャルル・ルクレールは2位フィニッシュで、モナコGPとスペインGP以来となる連続表彰台を達成した。

    ■ ルクレールにとってメキシコシティでの3戦連続表彰台となった。

    ■ フェラーリはこれで丸1年間グランプリ優勝から遠ざかっている。

    ■ ルクレールはフェラーリでの7シーズン中、4シーズンで未勝利となっている。

    ■ フェラーリはチーム選手権でメルセデスから2位の座を奪還した。

    ■ レッドブルのフェルスタッペンにとって、メキシコでの3位は自身初の“優勝以外の表彰台”となった(これまで5勝)。

    ■ フェルスタッペンはこれで今季6戦連続表彰台。シーズン前半14戦ではわずか5回しか表彰台に立っていなかった。

    2025年 F1 メキシコGP 決勝 マックス・フェルスタッペン

    ■ オリバー・ベアマンの4位は、ハースにとってチーム史上最高位タイの結果となった(2018年オーストリアGPのロマン・グロージャンと並ぶ)。

    ■ ベアマンはこのレースまで、グランプリでトップ6圏内を1周も走ったことがなかった。

    ■ ハースはチームの歴史の中で、これまでに表彰台ポジションで走った合計がわずか30周しかなかった。

    ■ ベアマンの2.3秒のピットストップは、ハースにとって2025年シーズン最速だった。

    ■ ベアマンはこの結果により、ドライバーズ選手権で5つ順位を上げた。

    ■ 5位のピアストリは、メキシコでの自己最高位フィニッシュを記録した。

    ■ ピアストリは選手権首位を1ポイント差で失った。

    2025年 F1 メキシコGP 決勝 オリバー・ベアマン

    ■ メルセデスのキミ・アントネッリは6位でフィニッシュし、今季初めてチームメイトのジョージ・ラッセルを決勝で上回った。

    ■ 7位のラッセルは、メルセデス加入以来、メキシコでのワーストリザルトとなった。

    ■ フェラーリのハミルトンの8位は、2018年以来のメキシコでの最低順位となった。

    ■ エステバン・オコンは9位でフィニッシュし、ハースにさらにポイントをもたらした。チームはコンストラクターズ選手権でキック・ザウバーを抜き、8位に浮上した。

    ■ キック・ザウバーのルーキー、ガブリエル・ボルトレトは10位でフィニッシュし、今季5度目のポイント獲得を果たした。

    ■ 11位の角田裕毅はメキシコで3年連続の完走を果たし、レース中の最速スティントでは中団上位と互角のペースを記録していた。

    ■ アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、3年連続でメキシコGPを完走できなかった。

    ■ キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグはリタイアとなり、今季初の公式なDNF(※イタリアではスタートせず、バーレーンでは失格)となった。

  • F1メキシコGP 予選 統計まとめ:ノリスとピアストリが今季ポール数で並ぶ

    F1メキシコGP 予選 統計まとめ:ノリスとピアストリが今季ポール数で並ぶ

    ランド・ノリスはF1メキシコシティGPで見事なポールポジションを獲得し、フェラーリ勢のシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンがそれに続いた。マクラーレンの勢いが続く中、フェラーリの両ドライバーも強力なパフォーマンスを見せ、上位を固めた。

    波乱含みとなったオートドローモ・エルマノス・ロドリゲスでの予選を終え、注目すべきファクトとスタッツは以下のとおりだった。

    ■ ノリスのポールポジションは、ゲルハルト・ベルガーが1990年に達成して以来、マクラーレンにとってメキシコで初となった。

    ■ このポールは今季5回目であり、チームメイトのオスカー・ピアストリと年間ポール獲得数で並んだ。

    ■ ルクレールは今季5回目のフロントローを獲得したが、彼もノリスもメキシコではまだ優勝経験がなかった。

    ■ ハミルトンはフェラーリ加入後、初めてグランプリ予選でトップ3入りを果たした。

    ■ ハミルトンとジョージ・ラッセルの両名にとっても、メキシコでの予選結果としては2022年以来のベストリザルト(それぞれ3番手と4番手)となった。

    2025年 F1 メキシコGP 予選 ルイス・ハミルトン

    ■ ラッセルはオースティンに続き、2週連続で4番グリッドからのスタートとなった。

    ■ マックス・フェルスタッペンの5番手は、6戦前のハンガリー以来となる予選ワーストリザルトだった。

    ■ また、メキシコでのスターティングポジションとしては、トロ・ロッソ時代のルーキーシーズン(2015年)以来の最低順位となった。

    ■ キミ・アントネッリは直近4戦のうち3戦でトップ6入りを果たしていた。

    ■ カルロス・サインツJr.は7番手で予選を終えたが、グリッド降格ペナルティにより12番手スタートとなった。

    ■ その結果、7番手を引き継いだピアストリは、直近4戦のうち3戦でトップ5外からのスタートとなった。

    ■ アイザック・ハジャーは直近4週末のうち3度目となる8番手スタートを獲得した。

    ■ オリー・ベアマンは3戦連続でQ3進出を果たした。

    ■ 角田裕毅はわずか0.012秒差でQ3進出を逃したが、サインツのペナルティにより10番グリッドからスタートした。

    2025年 F1 メキシコGP 予選 角田裕毅

    ■ エステバン・オコンは11番手スタートとなり、これは7戦前のベルギーGP以来の最高位グリッドだった。

    ■ 13番手と14番手に終わったニコ・ヒュルケンベルグとフェルナンド・アロンソは、ともにメキシコでの自己ワースト予選結果を記録した。

    ■ リアム・ローソンはチームメイトのハジャーに対して予選成績が13対5となった。

    ■ ガブリエル・ボルトレトは、3戦連続でQ2進出をあと一歩で逃していた。

    ■ アレクサンダー・アルボンは直近4週末のうち3回目のQ1敗退となった。

    ■ アルピーヌは直近5週末のうち4回で両ドライバーがQ1敗退となり、フランコ・コラピントは今季3度目の最下位タイムを記録した。

    ■ ランス・ストロールは過去7回のメキシコGP予選のうち6回でQ1敗退となり、今季14回目のQ1敗退となった。

  • 2025年F1メキシコGP 決勝:トップ10入りドライバーコメント

    2025年F1メキシコGP 決勝:トップ10入りドライバーコメント

    2025年F1メキシコGPの決勝で11位以下だったドライバーのコメント。10月26日(日)にエルマノス・ロドリゲス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第20戦 メキシコグランプリの決勝レースが行われた。

    ランド・ノリス(マクラーレン)がポール・トゥ・ウィンで今季6勝目を挙げ、選手権首位を奪還した。2位にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3位にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続き、上位陣による激しい攻防が展開された。

    4位にはオリバー・ベアマン(ハースF1チーム)がキャリア最高位を記録し、5位にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が入賞。6位・7位にはメルセデス勢のアントネッリとラッセルが入り、8位のルイス・ハミルトン(フェラーリ)はペナルティにより後退した。9位にはエステバン・オコン(ハースF1チーム)、10位にはガブリエル・ボルトレト(ザウバー)が続き、ポイント圏内を締めくくった。

    1位:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「なんてレースだ!ここで勝てて最高だ!スタートも良くて1周目もうまくいって、そこからは前だけを見て自分の走りに集中していた。ローンチが本当に重要なポイントだったね。素晴らしいマシンを用意してくれたチームに感謝しているし、ファンのみんなにも大きな感謝を伝えたい。スタジアムでトロフィーを掲げる瞬間は特別だった。これからもフォーカスは変わらない。こうした結果を出し続けられるよう全力を尽くしていくよ。」

    2位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「とてもポジティブな週末だった。オースティンの再現は期待していなかったけど、最終的にまた素晴らしい週末を実行できて誇らしい。レース中はもう1回止まる誘惑もあったがミディアムで走り切る決断をしたし、終盤のVSCは運にも助けられた。ここ2週で築いた基準を維持することに集中していく。メキシコシティの情熱は信じられないほどで、まるでホームのように感じた。」

    3位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日は表彰台に上がれるとは思っていなかった。スタートは良かったが1コーナーで縁石に乗ってボトミングし、壁を避けるために芝に出るしかなかった。ミディアムではグリップがなく、できるだけ引っ張ってソフトに替えてからは競争力が戻った。戦略は完璧で最後のスティントはとても楽しめたが、VSCのタイミングは不運だった。それでも難しい週末で表彰台は良い結果だし、分析して改善し次はもっと強く戻ってくる。」

    4位:オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    「クレイジーなレースだった。チームに多くのポイントを持ち帰れて本当にうれしい。マシンのウインドウを完璧に合わせられてフィーリングも最高だったし、マックスとサイド・バイ・サイドで走れたのはとてもクールだった。この4位は実力でつかんだ結果で、少しの運があってもスピードでそこに居続けられた。」

    5位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「難しいレースだった。ペースはすごく良かったがDRSトレインにハマって汚れた空気の中で使い切れなかった。何台かは抜けたけど時間を失い、終盤の新品タイヤでもベアマンにはわずかに届かなかった。いくつか学びを得られたのでブラジルに持ち込む。」

    F1 メキシコGP(メキシコシティGP)

    6位:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「簡単なレースじゃなかった。1コーナーでポジションを落として渋滞の中で戦うことになり、最初に前へ出られていればもっと良い結果になっていたはずだ。ダーティエアでは苦戦したがクリーンエアならペースは悪くなかったし、入れ替えの判断もあったが最終的に大きな違いは生まれなかった。今日は単純に速さが足りなかった。」

    7位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「フラストレーションの溜まる午後だった。スタートで数台が芝をショートカットしてポジションを保つか上げたのに対し、僕はコース上に留まって損をしたし、ルイスとマックスのバトルで避けざるを得ずさらにポジションを落とした。結局その二つがレースを台無しにした。そこからは列車の中でどうにもならず、ブラジルで勢いを取り戻す必要がある。」

    8位:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「望んだようにはいかなかった。スタートは良かったが自分ではコントロールできないいくつかの判断で流れが変わり、挽回は難しくなった。ミディアムでは厳しく終盤もペースが足りなかったが、週末を通してクルマの感触は良く確実に前進している。ブラジルは大好きな場所で、赤いスーツで走るのが楽しみだ。」

    9位:エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    「とても堅実なレースで週末全体として満足している。運に恵まれない場面もあったが、きっちり走り切ってポイントを取れたのは良かった。オリーも素晴らしく、チームとして大きな成果を挙げられた。」

    10位:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「16番手からポイントを取れて本当にうれしい。戦略とレースペースが素晴らしく、良いオーバーテイクを重ねてタイヤも上手くマネジメントできた。苦しい予選のあとに結果を出せたのは大きく、諦めずにプッシュし続けたことが報われた。次の母国GPが待ちきれない。」

  • 2025年F1メキシコGP 決勝:11位以下ドライバーコメント

    2025年F1メキシコGP 決勝:11位以下ドライバーコメント

    2025年F1メキシコGPの決勝で11位以下だったドライバーのコメント。10月26日(日)にエルマノス・ロドリゲス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第20戦 メキシコグランプリの決勝レースが行われた。

    角田裕毅(レッドブル)は安定したレースペースを見せながらも、ピット作業の遅れにより惜しくも11位でフィニッシュ。12位のアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、13位のアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)ら中団勢もそれぞれ課題を抱える結果となった。

    下位では、アストンマーティン勢が苦戦し、フェルナンド・アロンソがブレーキトラブルでリタイア。カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)やリアム・ローソン(レーシングブルズ)もアクシデントやトラブルでレースを終える波乱の展開となった。全体として、戦略と信頼性の差が明暗を分けた一戦だった。

    11位:角田裕毅(レッドブル)
    「今日は悔しい結果でした。チームのために良いポイントを取れるチャンスがあったのですが、ピットストップでロスがあり戦略が崩れてしまいました。ただ、これもレースだと思います。それでもスタートではまたポジションを上げられましたし、ミディアムのスティントではマックスにそれほど離されず、これまでで一番いいロングランペースを見せられたと思います。今日は流れが自分の方に来ませんでしたが、今まで通り全力で戦い続けます。」

    12位:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「スローペースなレースだった。スタートでハードを選んだが速さがなく、序盤でワンストップにコミットしたのが裏目に出た。ここ数戦は苦しんでいるので原因を突き止める必要があるし、データ上でも自分が感じている問題は見えている。ブラジルへ向けて立て直す。」

    13位:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「フラストレーションのたまるレースだった。スタートは良かったが1周目のターン6でミスをして何台かに抜かれ、それがレースをかなり難しくした。戦略自体は良かったと思うがポイントを争うにはペースが足りず、終盤は新品のソフトがなく差をつけられなかった。それでも持ち帰れるポジティブはあるし、残り4戦に向けて前を向く。」

    14位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「現実的な期待で臨んだし、過去もここでは苦しんできた。P19スタートで簡単ではなく、1周目にスピンもあった。ソフトの第1スティントは良くてチームの動きも良かったが、今日はP14が最大限だった。」

    15位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「チームにとって非常に厳しいレースで見直すことが多い。スタートは悪くなかったが元の位置に戻され、ミディアムをマネジメントした後にソフトへ早めに切り替えたらデグが大きく、とても長く厳しい第2スティントになった。根本的にパフォーマンスが足りなかったので全てを見直してサンパウロで改善したい。」

    角田裕毅 F1 メキシコGP

    16位:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「最終スティントの低燃料ソフトでのペース以外は長く孤独な午後だった。ハードで長く引っ張ってチャンスを狙ったが、混戦に残るにはペースが少し足りなかった。学び続けて戦い続け、ブラジルではもっと競争力を発揮したい。」

    DNF:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「非常にフラストレーションが溜まるレースだった。ターン1の混乱でVCARBと接触してホイールリムを傷め、最初のスティントで大きなバイブレーションが出ただけでなくタイヤセンサーも壊れてピットリミッターが作動しなかった。そのせいで二つのペナルティを受けてレース全体が崩れ、最後はスタジアムでスピンして終わった。速さはあっただけに残念だ。」

    リタイア:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「難しいレースで週末を通してペースに苦しんだ。スタートは良かったが接触でフロントウイングに小さなダメージを負い、スタートでコーナーカットした何台かが前に出てもペナルティがないのには驚いた。レース中盤にブレーキ過熱の懸念で予防的にリタイアした。」

    DNF:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「今日は本当に厳しい。フォーメーションラップからパワーユニットの問題が出ていて、レースが始まる前から終わっていたようなものだ。チーム全員にとってフラストレーションだが、ガブリエルがポイントを持ち帰ってくれたのは救いだ。何が起きたかを解明してブラジルでやり返す。」

    DNF:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「スタートは本当に良くてターン1の外側に大きなスペースがあったから入っていった。多くのドライバーがスライドしていて、カルロスのために十分なスペースを残したが、彼がシケインをショートカットして左を見ずに戻ってきて僕のサイドに当たり、クルマの側面が壊れてリタイアせざるを得なかった。週末を通してスピードは良かっただけに残念だが、学びを持ち帰ってブラジルに臨む。」

  • ジョージ・ラッセル F1メキシコGP「芝刈りレースみたいだ」FIAを痛烈批判

    ジョージ・ラッセル F1メキシコGP「芝刈りレースみたいだ」FIAを痛烈批判

    ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、F1メキシコGP決勝で複数のドライバーがコーナーをショートカットしながら順位を維持したことに対し、「理解できない」とFIAの対応を強く批判した。

    スタート直後、ターン1〜3で5台がコースを外れたにもかかわらず、裁定はなし。ラッセルは「明らかに間違ったブレーキングをしたのに罰がない」と怒りをあらわにした。

    「3人のドライバーがコーナーをカットしてポジションを保っているのが理解できない。ブレーキを遅らせてミスしたのに、そのままショートカットして何の罰もない。正直、かなり腹が立った」とラッセルはレース後に語った。

    さらに、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とのバトル中にも同様のシーンがあり、不公平だと指摘した。

    「マックスはターン4でコースを外れて戻ってきた。僕にはどうしようもなかったけど、あれもペナルティになるべきだった」とラッセルは続けた。

    「ここは芝生だからこそ“逃げ道”がある。グラベルだったら誰も行かない。ほぼ毎年こういうことが起きている。カルロスが去年、シャルルがその前、ルイスは10年前も同じだ。もう“芝刈りレース”みたいだよ」と皮肉を込めて語った。

    ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ) F1 メキシコGP

    「正しく走った者が損をする」
    最終的にラッセルは7位でフィニッシュ。メルセデス勢は苦しい週末となったが、本人は「根本的なルール運用の見直しが必要だ」と主張した。

    「外側から仕掛けても、うまくいけば抜けるし、ダメでも芝を突っ切って同じ位置に戻れる。これじゃレースにならない。ルクレールは全く曲がる気がなかったし、フェルスタッペンもリスク全開だった。正しく走った僕たちが一番損をしている」とラッセルは締めくくった。

    安全性よりも公平性の議論へ
    メキシコの第1コーナーは、ランオフが芝生と舗装エリアで構成されており、ドライバーが“逃げられる”設計になっている。
    これにより事故リスクは低減するが、ラッセルの指摘通り「誤っても罰を受けない環境」が競技の公平性を損ねているとの声も多い。
    FIAはレース後の声明で特別な調査を示唆しておらず、再発防止策が求められている。

  • ランド・ノリス “贈られたF1タイトル”に反論「考えたい人はそう思えばいい」

    ランド・ノリス “贈られたF1タイトル”に反論「考えたい人はそう思えばいい」

    ランド・ノリス(マクラーレン)は、日曜のF1メキシコGPで圧勝を収めた後、観客からのブーイングを笑い飛ばした。メキシコシティの観客はレース週末を通してノリスに対して不満を示し、表彰式でもブーイングが起こったが、本人は意に介さなかったという。

    メキシコでは一部ファンの間で「マクラーレンがノリスにタイトルを“与えている”」という見方が広がっており、イタリアGPでのチームオーダーがその発端となっている。

    モンツァでは、ピット作業で遅れたノリスの前に出たチームメイトのオスカー・ピアストリに対し、チームがポジションを譲るよう指示。結果としてノリスが2位、ピアストリが3位でフィニッシュし、物議を醸した。

    メキシコのジャーナリスト、カルロス・ハリフェ氏がレース後の記者会見でこの経緯を説明すると、ノリスは笑いながら答えた。

    「正直、なぜかわからない。でも人々には自分の好きなことをする権利がある。ブーイングもスポーツの一部だと思う」

    「僕はブーイングされると逆に笑ってしまうんだ。正直、それで僕の気分が悪くなることはない。むしろ少し面白いと思ってる」

    ハリフェ氏によると、地元誌『Fast Mag』の読者アンケートでは、多くのメキシコファンが「ノリスはモンツァで得た3ポイントを返すべき」と回答したという。

    「彼らがそう思うなら、それも自由だよ」とノリス。

    「僕たちはチームとして常に公平にやっているつもりだ。2年前のブダペストでも、僕が勝てたレースでオスカーに譲って、彼が勝つべきレースを勝たせた。今回はそれと同じだ」

    「3ポイントが欲しいなら、あげてもいい。でもモンツァでは僕が前にいるのが当然だった。シンプルな話さ」

    それでもノリスは、週末全体を通して最高のパフォーマンスを発揮したことに満足していると強調した。

    「もちろんブーイングは望まないよ。でも僕は自分のやるべきことに集中するだけだ」と締めくくった。

    ランド・ノリス(マクラーレン) F1 メキシコシティGP

    タイトル争いはわずか1ポイント差に
    ノリスのメキシコGP優勝は今季6勝目。これにより、ドライバーズ選手権ではチームメイトのピアストリを1ポイント差で上回り、再び首位に浮上した。残り4戦、マクラーレン勢による白熱のタイトル争いが続く。

    ブーイングの背景に“マクラーレン内格差”の印象
    今回のブーイングの背景には、マクラーレンがノリスを優遇しているというファンの不満がある。モンツァでのチームオーダーに加え、ここ数戦の戦略判断でもノリスに有利な場面が見られたことが、そうした見方を強めた。

    しかし、ノリス自身の成績は安定しており、今季6勝という結果はチーム内の「贔屓」ではなく、純粋な速さと安定感の証でもある。ピアストリとの僅差の争いが続く中、マクラーレンがどのように2人を公平に扱うかが、今後のシーズン最大の焦点となる。

  • メキース 角田裕毅 F1メキシコGP決勝11位に「ピット作業の遅れが惜しい」

    メキース 角田裕毅 F1メキシコGP決勝11位に「ピット作業の遅れが惜しい」

    レッドブル・レーシングの角田裕毅は、F1メキシコGP決勝で11位フィニッシュとなり、わずかにポイント獲得を逃した。

    チーム代表ローラン・メキースは、角田裕毅のペースを高く評価しつつも、「ピット作業の遅れが惜しい」と振り返った。メキースはレースを総括し、チームの粘り強さを称えた。

    メキース「角田の第1スティントは本当に力強かった」
    「今週末は我々が望んだよりもマシンに少し苦戦したが、それでも全員が決して諦めなかった。マックスが再び重要な表彰台をもたらしてくれたし、角田のペースも非常に速かった。特にミディアムでの第1スティントは本当に力強かった」

    そのうえで、惜しまれるミスについても言及した。

    「残念ながら、彼のピットストップが少し長くなってしまい、それが結果に影響した。我々の非常に優れたピットクルーでは通常起こらないことだ」

    角田裕毅 F1 メキシコGP

    角田裕毅「有望な戦略が崩れてしまったが、内容はポジティブ」
    角田もまたレース後、「悔しい」と率直に語った。

    「今日は本当に悔しい結果でした。チームにとって良いポイントを取れるチャンスがありましたが、長いピットストップで有望な戦略が崩れてしまいました。でもこれがレースです」

    それでも、内容には一定の手応えを感じている。

    「スタートでポジションを上げられましたし、ミディアムの第1スティントではマックスとほぼ同じラップを走れていました。これまでチームで走ってきた中でも、最も良いロングランペースを示せたと思います」

    「今日は自分の方に運が向きませんでしたが、これまで通り全力でプッシュを続けます」と締めくくった。

    角田裕毅は惜しくもポイント圏外となったが、チーム代表のメキースが示したように、その走りとペースには明確な成長の兆しがあった。次戦ブラジルGPでの巻き返しに期待がかかる。