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  • ルノー:信頼性問題でダブルリタイア / F1メキシコGP

    ルノー:信頼性問題でダブルリタイア / F1メキシコGP

    ルノーは、F1メキシコグランプリの決勝で、カルロス・サインツ、ニコ・ヒュルケンベルグともにリタイアでレースを終えた。

    カルロス・サインツ (リタイア)
    「チームにとって難しい一日だった。僕たちはとても良いスタートを切ったけど、最初の2周はあまり快適ではなかったし、クルマのフィーリングがおかしかった。高速でスピンしてタイヤにフラットスポットを作ってしまい、早めにピットインしなければならなかった」

    「それ以降のペースはOKだったけど、僕は最下位だったし、ポイント圏内のクルマに復帰するためにやれることはあまりなかった。最終的にステアリングの技術的な問題によってリタイアした」

    ニコ・ヒュルケンベルグ (リタイア)
    「今日はとてもフラストレーションが溜まるレースだったし、落胆している。僕たちはうまくやっていたし、とても良い結果が僕たちの指の間から滑り落ちた。信頼性に関してやらなければならない仕事がある。今日はポイントを可能性を失ってしまったからね。残念だけど、これがレースだ」

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  • ハース:マグヌッセンが“勝利のような”8位入賞 / F1メキシコGP

    ハース:マグヌッセンが“勝利のような”8位入賞 / F1メキシコGP

    ハースは、F1メキシコグランプリの決勝で、ケビン・マグヌッセンが8位入賞。ロマン・グロージャンは15位でレースを終えた。

    ケビン・マグヌッセン (8位)
    「勝利のようなものだ。信じられないし、みんなのハードワークに報いる素晴らしい結果だ。完璧なレースだった。これ以上は望めない。昨日、簡単に諦めて、リングにタオルを投げ込むこともできた。僕たち全員にとってタフな一日だったからね」

    「でも、誰も諦めなかったし、全員が僕たちが最悪のチームでも最後列にいるべきチームではないことをわかっている。僕たちはポイント圏内にいるし、ミッドフィールで戦い、トップ10に入らなければならない。僕たちはプッシュしたし、チームを誇りに思っている。僕たちは戦い続けるつもりだ。簡単ではないだろうけど、僕たちはそれを理解している。でも、僕たちはコンストラクターズ選手権でプッシュし続けていくし、最後まで楽しむつもりだ」

    ロマン・グロージャン (15位)
    「今日はうまくいかなかった。スーパーソフトでスタートしたけど、最初はウルトラソフト勢についていくのが大変だった。フェルナンド(アロンソ)との接触でマシンにダメージを負った。映像を見ていないのでわからないけど、ターン1で接触してフロアの半分を失った。その時点でほぼ終了だった。とにかく頑張った。ケビンは良い仕事をしたし、チームのために嬉しく思う。僕たちはもう少しレースペースをなんとかする必要がある。次のブラジルのトラックは好きなトラックのひとつだし、もっと良い結果を出せることを期待している。良いレースをして、ルノーから順位を取り返せることを願っているし、トロ・ロッソからもそれほど離れていない」

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  • ウィリアムズ:ランス・ストロールが6位入賞 / F1メキシコGP

    ウィリアムズ:ランス・ストロールが6位入賞 / F1メキシコGP

    ウィリアムズは、F1メキシコグランプリの決勝で、ランス・ストロールが6位入賞。フェリペ・マッサは11位でレースを終えた。

    ランス・ストロール (6位)
    「非常にうまくコントロールされたレースだったと思う。本当に良いスタートを切れたけど、アンドサイドにいたことでいくつかポジションを失ってしまった。いくつかの技術的なトラブルやクラッシュがあったおかげで順位を上げることができた」

    「僕たちは良いアイデアを持っていたし、無傷なままですべてをスムーズに進めることができれば、良いレースができると思っていた。第1スティントも第2スティントも素晴らしかったけど、最後にオコンを抜くためにDRSゾーンに入るために十分に近づくことができなかった。タイヤを本当にうまく管理できたし、クルマはバランスがとても良かった。チームに心から感謝している。素晴らしい一日、素晴らしい結果だし、素晴らしいバースデープレゼントだ。ルイス、本当におめでとう。彼はF1のキングだ。それについて疑いはない。彼が達成してきたことは信じられないことだ。彼は僕のような若手ドライバーに大きな影響を与えている」

    フェリペ・マッサ (11位)
    「本当に残念だ。序盤にパンクによってすぐにピットストップしなければならなかったことが悔やまれる。クルマは良かったし、競争力があった。パンクがなければ完全に違った状況になっていたと確信している。このようなときもある。僕たちは2レースでルノーよりも多くのポイントを獲得しているので、チームとして嬉しく思う。でも、僕に関してはまた不運な瞬間に見舞われてしまい、本当に残念だ」

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  • ザウバー:結果以上の手応えを感じたレース / F1メキシコGP

    ザウバー:結果以上の手応えを感じたレース / F1メキシコGP

    ザウバーは、F1メキシコグランプリの決勝で、パスカル・ウェーレインが14位完走、マーカス・エリクソンはリタイアでレースを終えた。

    パスカル・ウェーレイン (14位)
    「今日はレースでやれるベストな仕事ができたと思う。僕たちの前を走っている大半の方が軟らかいタイヤだったので、直接のライバルを捕えるのはチャレンジングだった。それでも今日のパフォーマンスの一貫性には満足している。今後のレースではもっと良い結果が出せると自信を持っている」

    マーカス・エリクソン (リタイア)
    「レースへの入りは良かった。第1スティントも良かったし、競争力があり、トップ10圏内を走ることができた。有望そうに見えたし、クルマを快適に感じていた。バーチャルセーフティカー導入は不運だった。僕がピットに入って2周後だったからね。いくつかポジションを失ってしまい悔しかった。全体的なポジティブな週末を過ごしていたけど、最終的にリタイアしなければならず、レースを完走することができなかった」

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  • ピレリ:F1メキシコグランプリ 決勝 タイヤ戦略解説

    ピレリ:F1メキシコグランプリ 決勝 タイヤ戦略解説

    ピレリが、2017年 F1世界選手権 第18戦 メキシコグランプリ 決勝でのタイヤ戦略を振り返った。

    レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、予測通りの1ストップ戦略でスリリングなメキシコグランプリを制した。ドライバーズタイトル争いトップを走るメルセデスのルイス・ハミルトンとフェラーリのセバスチャン・ベッテルとの間で序盤に発生した接触により、両ドライバーは2ストップ戦略の採用を余儀なくされた。

    両ドライバーは、オープニングラップ後にソフトタイヤへ交換した。その後、レース中盤のバーチャル・セーフティーカー導入周回中、ハミルトンはスーパーソフトへ、ベッテルはウルトラソフトへ交換した。ベッテルが2位以内でフィニッシュできなかったことで、ハミルトンの4度目(ピレリタイヤでは3度目)のドライバーズタイトル獲得が決定した。

    ハミルトンとベッテル以外では、ルノーのカルロス・サインツとフォース・インディアのセルジオ・ペレスも2ストップ戦略を使用したが、大半のドライバーは1ストッパーだった。第2スティントをソフトタイヤで走行したドライバー中の最上位は、フェラーリのキミ・ライコネンだった。

    マリオ・イゾラ (ピレリ カーレーシング責任者)
    「オープニングラップでの接触とバーチャル・セーフティーカーの導入により、ハミルトンとベッテルは、予測された 1ストップとは異なる戦略の採用を余儀なくされました。低いデグラデーションレート、薄い空気の下での最小限のダウンフォース、滑りやすい路面などの特徴があるメキシコにおいて、タイヤを適正な作動領域に保つことが不可欠となりました。フェルスタッペンは、完璧なタイヤマネージを行なって模範的な勝利を手にしました。全 3 種類のスリックコンパウンドが登場し、各チームが、この魅力的なグランプリの変化する状況に対応する多様な戦略を実行した中、タイヤに関する問題は発生しませんでした。素晴らしい成績を挙げ、その活躍にふさわしい4度目のドライバーズタイトルを獲得したルイス・ハミルトンを祝福したいと思います」

    F1メキシコGPメキシコグランプリマックス・フェルスタッペンが、予測通りの1ストップ戦略でメキシコグランプリを制した。フェルスタッペンは、32周目にウルトラソフトからスーパーソフトへ交換した。

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  • ホンダF1 「1ポイント獲得できたことは素晴らしい結果」 / F1メキシコGP

    ホンダF1 「1ポイント獲得できたことは素晴らしい結果」 / F1メキシコGP

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介と、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、マクラーレン・ホンダのF1メキシコグランプリ決勝での戦いを振り返った。

    パワーユニット交換により、フェルナンド・アロンソは20グリッド、ストフェル・バンドーンは35グリッドの降格ペナルティを科せられ、決勝ではそれぞれ18番手グリッドと19番グリッドに並んだ。

    それでも、二人は素晴らしいスタートを切って順位を上げ、ルノー勢にパワーユニット故障が続発したものの、フェルナンド・アロンソは最終的に10位でレースをフィニッシュして1ポイントを獲得。ストフェル・バンドーンは惜しくもポイントに届かず12位でレースを終えた。

    ホンダF1の長谷川祐介は「今日は2台ともに最後尾からのスタートだったにもかかわらず、苦戦が予想されたここメキシコでポイント獲得に至ったことはすばらしかったと思います」とコメント。

    「フェルナンド、ストフェルともにすばらしいスタートを決めて、終始入賞圏内に近いところでの戦いを続けてくれました。特に初日からマシンにいい感触を得ていたフェルナンドは、最後まで熱いレースをみせてくれました。18番手からスタートしての10位という成績は賞賛に値します」

    「ストフェルもスタートから大きくポジションを上げましたが、惜しくも12位と、ポイント獲得には至りませんでした」

    「我々のパワーユニットについては、薄い空気や高気温に苦しんだ部分はありましたが、このタフなコンディションで問題を起こすことなく完走できたこと、そして長いストレートがある中でもポイントを争うだけのスピードをみせられたことは前向きに捉えています。チームの的確なタイヤ戦略も奏功していましたし、今日はチームの全員がすばらしいレースをしました」

    「マクラーレン・ホンダとしては残すところあと2戦になりましたが、今日のような熱いレースが披露できるよう最後まで全力で臨みます」

    「最後に、世界選手権の優勝を果たしたルイスとメルセデスにお祝いを申し上げます。ルイスもチームも今シーズンは本当に素晴らしい仕事を果たしたと思います」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「今日は、両ドライバーにとって非常に厳しいレースだった。それでも、難易度が高いことで知られ、パワーの差が浮き彫りになる複雑なコースレイアウト、オーバーテイクはほぼ不可能とされているサーキットで、さまざまな制約がありながらも、2人のドライバーが見事な走りをしてくれた」とコメント。

    「フェルナンドもストフェルも力強いペースをみせ、何度も惜しいオーバーテイクを試みたものの、懸命な努力に対する報いを得ることはほとんどなかった。ただマシンのポテンシャルがあること確かだ。両ドライバーは、18番および19番グリッドからすばらしいスタートを切った。結局、10位と12位という結果から1ポイントしか獲得できず、マシンのポテンシャルを十分に示せなかったことは、フラストレーションが溜まる。両ドライバーは毎戦困難な状況に立ち向かっているが、2人とも今日のコース上での自分たちのパフォーマンスを誇りに思うべきだ。我々よりもパワーのあるライバルチームのマシンに対して戦いを挑む姿をみて、うれしく思った。」

    「今回のメキシコ戦で得たポジティブな点は、標高が高いことに起因する技術的な難しさや冷却の問題があったにもかかわらず、2台揃ってレースを完走したことだ。我々はここから次戦が開催されるブラジルに向かう。次戦のサーキットは、今回よりも自分たちのマシンに適しているはずだ。来年に向けて開発を継続する中で、車体をさらに改善するために懸命にプッシュしていく」

    「また、今日4度目のチャンピオンに輝いた、元チームメートのハミルトンに対して、お祝いの言葉を述べたいと思う。今日のようなレースを今後さらにF1で展開できればと思うし、来年ハミルトンとコース上でエキサイティングなバトルを繰り広げるのを楽しみにしている」

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  • フェルナンド・アロンソが10位入賞 「状況を考えれば良いレース」

    フェルナンド・アロンソが10位入賞 「状況を考えれば良いレース」

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、F1メキシコグランプリの決勝を10位でフィニッシュ。1ポイントを獲得した。

    パワーユニット交換によるペナルティで18番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、序盤に順位をあげてポイント圏内を走行。直線スピード不足によって徐々に後退したものの、なんとか10位でフィニッシュしてポイントを獲得した。

    「グリッド後方からスタートしたことを考えると、全体的にはいいレースだったし、ポイント圏内で完走することができた」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「今週末は、マシンに対して非常にいい手応えを感じており、コーナーでは力強さがあった。レース全体を通して、ハンドリングとバランスもよかった。ストレートでアタックを仕掛けたり、ディフェンスをしたりする際のスピードが少し不足しているので、レースの半分はザウバーのマシンの後ろで引っかかり、その後も何周にもわたってマグヌッセンを追い抜くことができなかった。マグヌッセンの後方でDRSの作動範囲から外れると、すぐに無防備な状態になった。だから、ハミルトンを後方に抑えることはできなかったと思っている」

    「懸命に戦い、ブレーキを毎回少し遅いタイミングで踏み、自分のポジションを守ろうとしたものの、9番手のポジションを死守できず、1ポイントを失った。いいバトルだったが、(ハミルトンと)同じマシンではないので、難しかった」

    「次はブラジル戦だ。次戦でもまたポイントを獲得したいと思う」

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  • ストフェル・バンドーン 「スピード不足でザウバーすら抑えられなかった」

    ストフェル・バンドーン 「スピード不足でザウバーすら抑えられなかった」

    マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、F1メキシコグランプリの決勝を12位で終えた。

    パワーユニット降格ペナルティによって19番グリッドからスタートしたストフェル・バンドーンは、オープニグラップで13番手まで順位を上げる。しかし、その後は直線スピード不足に苦しむ展開。バーチャルセーフティカーが出た際にもピットストップの判断が遅れ、最終的に12位でレースをフィニッシュした。

    「今日はすばらしいスタートを切り、1周目の最後には13番手に浮上した。ただ、ストレートでのスピード不足を思い知らされた。ザウバーのマシンを後方に留めることさえできず、その後もほとんどオーバーテイクができず、劣勢だった」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「それでも前方にマシンがいないときのペースは非常によかったし、マシンに対する感触も良好だった。今日は最後尾からスタートしたので、厳しいレースになることは分かっていた」

    「レース終盤には数台のマシンが接近した状態で走行していたので、とてもエキサイティングだった。ただストレートでのスピードは、やはり不十分だったし、難しいレースだった。今日は入賞の可能性があったと思うが、スピード不足に加えて、バーチャルセーフティカーの導入が遅れたことによるピットストップでの時間のロスがあり、思うような展開にはならなかった。ポジティブな点は、とても力強いペースがあり、完走したことだ。ただ、ストレートでは今もかなりのスピードが不足している」

    「今日、チャンピオンに輝いたハミルトンに対して、お祝いの言葉を述べたいと思う。今季は力強い戦いを繰り広げていたし、偉大な功績だ」

    関連:F1メキシコGP 結果:フェルスタッペンが優勝、ハミルトンが王座獲得

  • 【動画】 F1メキシコグランプリ:オープニングラップの3台の接触

    【動画】 F1メキシコグランプリ:オープニングラップの3台の接触

    F1メキシコグランプリの決勝は、オープニングラップから白熱のバトルが展開された。

    ルイス・ハミルトン(メルセデス)がタイトルに王手をかけて迎えたF1メキシコグランプリ。フロントロースタートのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、ほぼ並ぶかたちで1コーナーを通過。

    その後、ターン2でわずかに先行したフェルスタッペンにベッテルが接触して、フロントウイングを破損。

    さらにターン3ではセバスチャン・ベッテルが、ルイス・ハミルトン(メルセデス)と接触。ベッテルはさらにフロントウイングにダメージを負い、ハミルトンは右リアタイヤがパンク。

    タイトルを争うセバスチャン・ベッテルとルイス・ハミルトンは緊急ピットインを余儀なくされ、ハミルトンは最後尾に転落。

    この事故は審議対象となったが、レーシングインシデントとして咎められることはなかった。

    最終的にマックス・フェルスタッペンが優勝。セバスチャン・ベッテルは4位、ルイス・ハミルトンは9位でフィニッシュ。56ポイント差をつけたハミルトンが2017年のF1ワールドチャンピオンを獲得した。

    2017年 F1 メキシコグランプリ 動画

    関連:F1メキシコGP 結果:フェルスタッペンが優勝、ハミルトンが王座獲得

  • F1メキシコGP 結果:フェルスタッペンが優勝、ハミルトンが王座獲得

    F1メキシコGP 結果:フェルスタッペンが優勝、ハミルトンが王座獲得

    2017年のF1世界選手権 メキシコグランプリの決勝が29日(日)にメキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝。ルイス・ハミルトン(メルセデス)が自身4度目のF1ワールドチャンピオンを獲得した。

    決勝前には9月のメキシコ中部地震に犠牲者のための追悼セレモニーを実施。1分間の黙祷が行われ、国歌斉唱時にはメキシコの旗を掲げたヘリコプターが上空を飛んだ。

    今大会、ルイス・ハミルトン(メルセデス)はランキング2位のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に66ポイント差をつけており、5位以上でフィニッシュすれば、自力で4度目のワールドチャンピオンを獲得することになる。

    現地時間13時にレースはスタート。気温21.7℃、路面温度42℃のドライコンディション。ピレリは、昨年よりも1段階ソフト側のソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトという3種類のコンパウンドを持ち込んでいる。

    レースはスタートからタイトルを争う二人が絡むバトルによる波乱。2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が1コーナーで先行。続いたポールポジションスタートのセバスチャン・ベッテルがフェルスタッペンに接触。ベッテルはさらにルイス・ハミルトンと接触する。

    この事故により、セバスチャン・ベッテルはフロントウイングにダメージ、ルイス・ハミルトンは右リアタイヤをパンクさせてピットインを余儀なくされ、ハミルトンは最下位まで順位を落とす。

    優勝はレッドブルのマックス・フェルスタッペン。今シーズン2勝目、通算3勝目を挙げた。2位にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3位にはキミ・ライコネン(フェラーリ)が続き、表彰台を獲得した。

    ルイス・ハミルトンのタイトルを阻止するためには、少なくとも2位以上でのフィニッシュが必須だったセバスチャン・ベッテルは4位でフィニッシュ。ルイス・ハミルトンは9位でフィニッシュしたことで、最終2戦を残してポイント差は56ポイントとなり、2017年のF1ワールドチャンピオンを獲得した。

    ルイス・ハミルトンは、2008年、2014年、2015年に次いで4度目のF1ワールドチャンピオンを獲得。タイトル獲得数でセバスチャン・ベッテルに並び、4度のワールドチャンピオンを獲得した初のイギリス人ドライバーとなった。

    5位にはエステバン・オコン(フォース・インディア)、6位にはランス・ストロール(ウィリアムズ)、7位にはセルジオ・ペレス(フォース・インディア)、8位にはケビン・マグヌッセン(ハース)が続いた。

    マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが10位入賞を果たして1ポイントを獲得。ストフェル・バンドーンは12位だった。

    リタイアは、ダニエル・リカルド(レッドブル)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、ブレンドン・ハートレー(トロ・ロッソ)、マーカス・エリクソン(ザウバー)、カルロス・サインツ(ルノー)の5台。ルノーのエンジンを搭載する6台中4台がパワーユニットのトラブルでリタイアする結果となった。

    2017年のF1世界選手権は残り2戦。次戦F1ブラジルグランプリは、11月10日~12日にインテルラゴス・サーキットで行われる。

    2017年 第18戦 F1 メキシコグランプリ 結果

    Po. No. ドライバー チーム
    1 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル
    2 77 バルテリ・ボッタス メルセデス
    3 7 キミ・ライコネン フェラーリ
    4 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
    5 31 エステバン・オコン フォース・インディア
    6 18 ランス・ストロール ウィリアムズ
    7 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア
    8 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    9 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    10 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン
    11 19 フェリペ・マッサ ウィリアムズ
    12 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン
    13 10 ピエール・ガスリー トロ・ロッソ
    14 94 パスカル・ウェーレイン ザウバー
    15 8 ロマン・グロージャン ハース
      55 カルロス・サインツ ルノー
      9 マーカス・エリクソン ザウバー
      28 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ
      27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー
      3 ダニエル・リカルド レッドブル

    F1 メキシコグランプリ レース展開
    決勝は71周で争われる。ポールポジションはレーシングライン上にあるが、少ないダウンフォースがドライバーにとって一番の問題であり、ターン1への距離も長いので、アドバンテージは少ない。昨年のレースでは表彰台に登壇したドライバーはすべて1ストップ。今年ピレリは1段階ソフト側のコンパウンドを持ち込むが、今季型タイヤの耐久性は増しているので、30周前後でタイヤを交換する1ストップ戦略が見込まれる。また、2015年にカレンダーへ復帰してからの出動率は100%。過去2年間はセーフティカーもしくはバーチャルセーフティカーがレース結果に影響を及ぼしている。

    エルマノス・ロドリゲス・サーキットは、カレンダーのなかで2番目の短さとなる全長4.304㎞。標高2,200mに位置し、海抜0mに比べて酸素量が約75%にまで減少し、ICE(内燃機関)の出力に影響を与える。また、マシン内部のシステムやブレーキを通り抜ける空気の量も減るため、冷却面の影響も避けられない。高地で空気が薄いため、シンガポールのマリーナ・ベイ市街地サーキットと同程度のダウンフォースレベルになるが、ダウンフォースは少なくなり、マシンの出力はモンツァと比較して約10%しか減少しない。

    ポールポジションはセバスチャン・ベッテル、2番グリッドにはマックス・フェルスタッペン、2列目にはルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスとメルセデス勢が並んだ。

    グリッド降格ペナルティを受けるドライバーは5名。ダニエル・リカルドが20グリッド降格で16番手、ブレンドン・ハートレーが20グリッド降格で17番手、フェルナンド・アロンソが20グリッド降格で18番手、ストフェル・バンドーンが35グリッド降格で19番手。ピエール・ガスリーにも15グリッド降格ペナルティが科せられたが、予選に参加できなかったため、最後尾グリッドからのスタートとなった。

    フェルナンド・アロンソとロマン・グロージャンがスタートタイヤにスーパーソフトを選択。それ以外のドライバーはウルトラソフトでレースをスタート。

    オープニングラップでは、セバスチャン・ベッテルとルイス・ハミルトンが接触。ベッテルはフロントウイングを破損、ハミルトンは右リアタイアをパンクさせてピットイン。それぞれソフトタイヤに交換して、最下位まで順位を落とす。レースは、マックス・フェルスタッペン、バルテリ・ボッタス、エステバン・オコンの順で展開。

    3周目、カルロス・サインツ、フェリペ・マッサがソフトタイヤに交換。

    6周目、ダニエル・リカルドがパワーユニットトラブルによりリタイア。

    19周目、セルジオ・ペレス、21周目にはエステバン・オコンがピットイン。

    26周目、ニコ・ヒュルケンベルグがパワーユニットトラブルによりリタイア。

    32周目、ブレンドン・ハートレーがパワーユニットトラブルによりリタイア。コース上にストップしたことでバーチャルセーフティカーが導入される。この間にトップのマックス・フェルスタッペンを含めた残りのほぼ全員がピットイン。ルイス・ハミルトンはスーパーソフト、ポイント圏内に順位を上げたセバスチャン・ベッテルとフェルナンド・アロンソはウルトラソフトを選択する。

    51周目、セバスチャン・ベッテルが6番手に浮上。抜かれたセルジオ・ペレスがピットイン。ユーズドのウルトラソフトを装着する。

    58周目、マーカス・エリクソンがリタイア。

    62周目、カルロス・サインツがリタイア。

    優勝はマックス・フェルスタッペン。2位にはバルテリ・ボッタス、3位にはキミ・ライコネンが続き、表彰台を獲得した。

    タイトルを争うセバスチャン・ベッテルは4位、ルイス・ハミルトンは9位でフィニッシュ。ルイス・ハミルトンが2017年のF1ワールドチャンピオンを獲得した。