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  • 希少なマツダ767Bがラグナ・セカで炎上 モントレー本戦欠場も「必ず復元する」

    希少なマツダ767Bがラグナ・セカで炎上 モントレー本戦欠場も「必ず復元する」

    1989年型マツダ767Bの1台が、米国カリフォルニア州のウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカで行われた「ロレックス・モントレー・モータースポーツ・プレリユニオン」で火災に見舞われた。車両はNo.203として走行予定だった個人所有のシャシーNo.003で、幸い負傷者はいなかった。

    火災は8月9日にパドックのピット区画で発生。マツダを象徴するグリーンとオレンジのカラーリングをまとった4ローターのグループCプロトタイプから炎が上がる映像が公開され、スタッフが消火活動にあたった。

    車両は8月12~15日に開催されるロレックス・モントレー・モータースポーツ・リユニオンへの出場を取りやめるが、所有チームは復元する方針を明らかにしている。

    歴史的なマツダ767Bがパドックで炎上
    火災に見舞われたのは、複数回のスポーツカー王者であるアンソニー・マッキントッシュが所有するマツダ767B、シャシーNo.003だ。イベントではNo.203をつけ、ブレンドン・リーチがドライバーとして登録されていた。

    No.203は、1981~1991年のIMSA GTPおよびFIAグループCマシンを対象とした「ハーレイ・ヘイウッド」クラスに出場する予定だった。

    現場を撮影した映像では、ピット区画に停められていた767Bから炎と煙が上がり、スタッフが直ちに消火にあたる様子が確認できる。

    火災の詳しい原因や車両の損傷状況については現時点で明らかにされていない。所有チーム側も、これ以上の詳細について当面公表しないとしている。

    「No.203は再び歌う」復元を表明
    Ghost Riders Quad Racing & McIntoshは火災後、SNSを通じて声明を発表。人的被害がなかったことを報告するとともに、767Bを再び復元する意向を示した。

    「昨日のモントレー・モータースポーツ・プレリユニオンで、マツダ767B #203がパドックで火災に見舞われた。何よりも重要なのは、誰も負傷しなかったことだ。そのことに心から感謝している」

    「このマシンはチームのすべてのメンバーにとって、そして歴史にとって特別な存在だ。リユニオンの残りのイベントには出場しないが、このマシンの物語は終わっていない。#203はもう一度復元され、再びその歌声を響かせる」

    767Bに搭載されるのは、マツダがグループC時代に開発した4ローターのロータリーエンジンだ。その独特の高周波サウンドは、現在もヒストリック・レーシングイベントで大きな人気を集めている。

    ル・マン制覇へつながったマツダのグループCマシン
    767Bは、マツダが1989年のスポーツカー世界選手権やル・マン24時間レースなどに投入したプロトタイプで、後の787、そして1991年のル・マン24時間レースを制した787Bへと続く重要なモデルである。

    今回火災に遭ったシャシーNo.003はマツダ所有車ではなく、マッキントッシュが所有する個体で、これまでも世界各地のヒストリック・レーシングイベントに参加してきた。

    一方、今回のロレックス・モントレー・モータースポーツ・リユニオンには、マツダが所有する767Bと787も参加する予定とされている。

    なお、原文ではシャシーNo.001の767Bについて「1991年のル・マン24時間レースで優勝したマシン」と読める記述があるが、1991年のル・マン総合優勝車はマツダ787B(No.55)であり、767Bではない。767Bはそのル・マン制覇へとつながるマツダのロータリー・プロトタイプ開発史における重要な一台である。

    人的被害がなかったことは不幸中の幸いだった。No.203の767Bは今回のモントレーで走ることはできなくなったものの、チームが宣言した「再び歌う」という言葉通り、4ローターのサウンドが再びサーキットに響く日が待たれる。

  • デイトナ24時間レース | マツダRT24-P、2年連続でポールポジション獲得

    デイトナ24時間レース | マツダRT24-P、2年連続でポールポジション獲得

    1月23日(木)、フロリダ州のデイトナインターナショナルスピードウェイにてIMSAヴェザーテックスポーツカー選手権開幕戦デイトナ24時間レースの公式予選が行われ、マツダUSAの公式チームであるマツダ・チームヨーストは、マツダRT24-P 77号車のオリビエ・ジャービス(英国)がポールポジションを獲得。2年連続の総合ポールシッターとなった。

    伝統のデイトナ24時間レースに出場する車両は、マツダRT24-Pをはじめとするデイトナプロトタイプインターナショナル(DPi)が8台、FIA LMP2車両が5台、GT LMクラスが7台、GTデイトナクラスが18台の合計38台。1月21日にレーストラックに到着した各チームは、22日にピットやガレージを設営し、23日のプラクティスセッションおよび公式予選に臨んだ。

    21日、22日のフロリダ州中北部は、寒波の影響で気温が10度以下という極寒だったが、走行が始まった23日は15度以上にあがり、一時は汗ばむほどとなりフロリダらしい気温となった。しかし、前日までの雨雲が居座ったため、時折曇の間から青空が見える時間もあったが、午前1回、午後1回のプラクティスセッションの途中には軽いシャワーが何度か路面を濡らすことがあった。

    ウィンターブレイクの間に数回デイトナとセブリングで耐久テストをこなしていたマツダ・チームヨーストは、2台のマシンを完全オーバーホールして新年を迎えた。1月初旬に行われたデイトナ公式テストデー「ロアビアォアロレックス24」では、77号車のオリビエ・プラ(フランス)が非公式ながら前年ジャービスが更新したコースレコードをさらに上回るタイムでトップタイムを記録。55号車も好タイムを連発していた。この結果によりマシンの仕上がりに自信を得ていたチームは、プレーキなどの消耗品を新品に代えて開幕戦のプラクティスに臨み、ウェットとドライコンディションが混在する難しい路面状況にもかかわらず、2回目の走行セッションではオーバーオール2番手、3番手のタイムを記録している。

    迎えた公式予選では、17時05分に各車がコースイン。テストデーでトップタイムをマークしていたマツダ・チームヨーストは、1番ピットを与えられていたので、マツダRT24-PはDPiクラス、LMP2クラスの最後尾からコースに入って行った。公式予選はひとりのドライバーが15分間走って順位をつける形式。77号車のジャービスは、開始から10分後にはピットに戻り、他の車両がファステストラップを記録するのを待っていた。しかし、チェッカーフラッグが振られた時点でジャービスが記録していた1分33分711を上回るチームはなく、この時点で77号車のポールポジションが確定した。また、ジョナサン・ボマリート(米国)がタイムアタックを担当した55号車も1分34秒169を出して予選3位の結果を残した。なお、予選2位は77号車から0.4秒差のアキュラDPiで、3位の55号車との差はわずかに0.04秒差だった。

    ネルソン・コスグローブ (マツダUSAモータースポーツ担当ダイレクター)
    「予選結果はマツダ・チームヨーストに関わる全員にとって、幸先良いスタートとなりました。予選は僅差の戦いになると予想していましたが、我々のドライバーたちはクリアトラフィックを上手に使い、ミシュランタイヤのパフォーマンスを最大限引き出すことに成功しました。ポールポジションと予選3位の結果は、まさにエクセレントです。しかし、私たちの目標はこれだけではありません。決勝レースをクリーンに戦ってリードを守り、トップポジションのままレースフィニッシュを迎えることです。それに集中して行くつもりです」

    オリバー・ジャービス (マツダRT24-P 77号車ドライバー)
    「今年のチームの雰囲気はこれまでとまるで違います。昨年のIMSAシリーズで3勝を果たしていることで大いに自信がつき、デイトナで初の総合優勝を挙げるという目標に向かってこれまでになく集中して仕事に当たっているからです。オフシーズンに走行テストを繰り返し、マシンは大きな進歩を見せています。ついに(パズルの)すべてのピースが揃ったので、あとは実行あるのみです。ポールポジションを連続で手に入れられたのはもちろん最高に嬉しいです。しかし、私たちは最も大きな賞を手にすることに賭けています」

  • マツダ、同社初の量産EV「MAZDA MX-30」を世界初公開

    マツダ、同社初の量産EV「MAZDA MX-30」を世界初公開

    マツダは「第46回東京モーターショー」において、マツダ初の量産EV「MAZDA MX-30(エムエックス サーティー)」を世界初公開した。

    MX-30は、新たにマツダのカーラインアップに加わる新世代商品の第3弾。このモデルは、お客さまがクルマとのつながりを深め、クルマとともに自然体で自分らしい時間を過ごしていただくことを目指し、新たなクルマの使い方、創造的な時間と空間を提案する。

    MX-30のデザインは、マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」のもと、「Car as Art」として、さらに芸術性を高めるとともに、表現に拡がりを持たせることに挑戦している。人の手が生み出す美しい造形とこだわりのつくり込みを基礎としながら、将来に向けた価値観の変化や、新しいライフスタイルに寄り添うことを目指し、「Human Modern(ヒューマン モダン)」をコンセプトに、そのデザインをつくり上げた。 また、センターコンソール周りは、抜け感を持たせた形状とすることで、開放感のある空間を構成。コルクや再生材からできた生地などの環境に配慮した素材を、そのものが持つ自然な魅力を引き出して使用し、心地のよい室内空間を実現している。加えて、お客さまが自由な発想で、クルマの多彩な楽しみ方を創造していただけるよう、フリースタイルドアを採用した。
    さらに、人間中心の開発思想に基づき、EVでも変わることのない「人馬一体による走る歓び」を追求。新たに電動化技術「e-SKYACTIV(イー・スカイアクティブ)」を採用し、意のままの操作感と滑らかな車両挙動を高次元に融合させ、ドライバーが自然に運転を楽しむことができる走りを実現した。

    代表取締役社長兼CEOの丸本 明(まるもと あきら)は、「マツダは、いつの時代もクルマを通じて、人生に輝きを感じていただきたいと考えています。お客さまに愛着を持って、いつまでも保有したいと思っていただける独創的な商品・技術の創造に挑戦し続けてまいります」と述べた。

  • IMSA | マツダ:第3戦 ロングビーチ 決勝レースレポート

    IMSA | マツダ:第3戦 ロングビーチ 決勝レースレポート

    4月13日(土)にカリフォルニア州ロングビーチ市街地コースで行われたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第3戦にて、マツダ・チームヨーストからエントリーした2台のマツダRT24-Pは、それぞれ4位、8位でレースを終えた。

    100分の決勝レースは同日2時05分にフォーメーションラップがスタート。オープニングラップで77号車マツダRT24-P(オリバー・ジャービス/トリスタン・ヌネス)は予選5位から3位にジャンプアップ。

    前日の予選でクラッシュし、モノコックまで交換したことでペナルティを受けた55号車マツダRT24-P(ジョナサン・ボマリート/ハリー・ティンクネル)はデイトナプロタイプ(DPi)クラス最後尾の11位からスタートし、6番手まで順位を上げることに成功した。なお、予選で6番手タイムだった77号車は55号車の降格によって5番グリッドへ繰り上っていた。

    しかし、オープニングラップののち、ボマリートが乗る55号車はターン8でスピンした車両を避けてコンクリートウォールに軽く接触したためスローダウン。その後ティンクネルに交代して挽回を図るものの、8位でチェッカーブラッグを受けることとなった。一方、序盤に2番手まで順位を上げた77号車のヌネスは、フルコースコーションラップ中にピットインしてジャービスに交代。中盤は一時レースをリードした。しかし、終盤にもう一度ピットインする必要があり、4番手でレースに復帰。そのまま、フィニッシュラインをクロスした。

    IMSAウェザーテック選手権第4戦は、5月3日~5日にオハイオ州のミッドオハイオスポーツカーコースにて開催される。

    ジョン・ドゥーナン (マツダUSAモータースポーツ担当ダイレクター)
    「今週末のチームの努力は、本当に誇りに思います。55号車を修復し、グリッドに着けるため彼らは長い時間ガレージに張り付きとなりました。それを乗り越え、オープニングラップでジョナサンの55号車は5台を抜き、トリスタンの77号車も2台をオーバーテイクしています。彼らの鬼気迫る走りは素晴らしいものでした。ロングビーチは市街地コースなので、一度に複数台数を抜くのは奇跡に近いと言われているからです。77号車はその後、優勝に手が届く範囲にいましたが、給油タイミングによって達成することができませんでした。市街地コースはフルコースイエローが多く、タイミングを見計らうのは非常に困難です。それでも彼らの走りには満足しています。マツダUSAの地元レースで従業員やファンによい走りを見せることができたと思います」

    ジョナサン・ボマリート (️55号車マツダRT24-Pドライバー)
    「とてもタフな週末となりました。私たちのクルーは、完璧にクルマを修復してくれましたし、それは賞賛に値すると思います。そのおかげで、クルマの調子は非常によく、スタートで数台をパスすることができました。しかし、その後目の前で複合クラッシュがあり、被害を最小限にしようとしましたが、スピンしてタイムロスしてしまいました。クルマが速かっただけに残念です。それでも後半のハリーは良いペースで走ってくれました。次のミッドオハイオでは勝利を目指します」

    トリスタン・ヌネス (77号車マツダRT24-Pドライバー)
    「スタートでは、5番グリッドから3位に上がれてとても気持ちよかったです。僕たちのチームが、トップグループで戦えることを証明しました。ピットワークもオリバーのプッシュもとてもよかったですが、後半はペースが上がらずポジションを失ってしまいました。タイヤのグリップがもたなかったようです。次のレースに向けて、前向きにいきたいです」

    【マツダRX-7 GTO、クラシックGTOレースで2位】
    IMSAウェザーテック選手権レースののち、往年のIMSA GTOマシンによるクラシックGTOレースが行われ、マツダUSAからは1991年式RX-7 GTO(4ローターエンジン搭載)が出場。ジョエル・ミラーがドライブするRX-7 GTOは、予選2位からスタートし、2位でフィニッシュした。GTOレースは、アメリカンV8や第排気量ターボ車などが多く、ロータリー搭載車はRX-7 GTOだけ。ロングビーチ市街地コースに轟いたRX-7の4ローターサウンドには、大都市ロサンゼルスなどから集まった多くのマツダファン、ロータリーファンは多いに溜飲を下げることとなった。

    1991年式 マツダ RX-7 GTO(4ローターエンジン搭載)

  • IMSA | マツダ:セブリング12時間レース 決勝レポート

    IMSA | マツダ:セブリング12時間レース 決勝レポート

    3月16日(土)にフロリダ州セブリング国際レースウェイにてIMSAウェザーテックスポーツカー選手権第2戦セブリング12時間レースが行われ、マツダ・チームヨーストからエントリーした2台のマツダRT24-Pは、いくつかの障害に直面するものの、共に完走を果たした。

    今年で67回を数える伝統の耐久レースであるセブリング12時間レースは、コース特性から難易度の高いタフレースとして知られている。

    今年のレースウィークは、金曜日まで好天に恵まれたものの、決勝レース日の16日は朝から雨。しかもスタート予定の10時40分前に降雨が激しさを増したため、セイフティカー先導のフルコースコーションによってレースはスタートした。状況はなかなか好転せず、コーションラップは40分間にも及んだ。

    11時20分過ぎにグリーンライトが点灯すると、各車は一斉に競技スピードとなり、第一コーナーのホールショットを奪ったのは、予選2位でフロントロウにつけていた77号車マツダRT24-Pのトリスタン・ヌネスでだった。その後、リスクをさけるためいったん安定走行に切り替えて3位に落ち着き、ティモ・ベルンハルトに交代した。ベルンハルトも速いペースで周回したが、スタートから2時間過ぎにコース上でストップ。オフィシャルの消火作業を受け、ガレージへと戻って行った。原因は、電気ケーブルのショートだった。配線を辿ってショート箇所を突き止め、修復する作業は時間を要したが、レース中盤にコースに復帰。クラス11位でチェッカーフラッグを受けた。ベルンハルト、オリバー・ジャービス、ヌネスへとつなぐ連携は、時に上位車を凌ぐほどハイペースで、終盤にはヌネスがサードファステストラップを記録している。

    7番グリッドからスタートした55号車マツダRT24-Pは、序盤に1ラップ遅れをとるものの、ペースを取り戻すと2位まで上がり、ピットインタイミングにより一時レースリーダーの位置につけた。しかし、レースが折り返し点を迎える直前にボマリートがコントロールを失いタイヤバリアをヒット。ピットでノーズ交換するイレギュラー作業を行うこととなり、3ラップをロスする。しかし、オリビエ・プラ、ハリー・ティンクネルを加えた55号車トリオは、その後1ラップを挽回し、10時間目にはティンクネルが1分47秒472のファステストラップを記録。ところが終盤はコーションラップが続き、55号車のさらなる挽回のチャンスは妨げられることになるが、それでも6位入賞を果たした。

    マツダUSAモータースポーツ担当ダイレクターの ジョン・ドゥーナンは、「セブリングでは毎回予想していなかったことが起こりますが、今回は序盤のヘビーレインがレースの行方を大きく左右したと言えるでしょう。明らかに私たちのマツダFRT24-Pは速く、ウィニングペースが築けていました。レース終盤の10時間目にティンクネルがファステストラップを記録したことで、それを証明しているだけに残念です。それでも、諦めることなくマシンの修復やピット作業に全力で取り組んだチーム、ラップダウンのロスを挽回するためハイペースで走ったドライバー達を誇りに思います」と語った。

    55号車のボマリートは、「今回僕たちのマツダRT24-Pにはスピードがありました。しかし、終盤に勝利を争える位置にいられなかったことが残念です。僕のミスでイレギュラーなピット作業を強いられてロスしたてしまい、大変申し訳なく思います。しかし、クルー達は素早い作業で修理してくれましたし、チームメイトのオリビエとハリーが、信じられないペースでロスを挽回してくれました。彼らに心から感謝しています」と話した。プラとティンクネルは、このあと第7戦ワトキンスグレン6時間レースまでチームを離れることになる。

    77号車のヌネスは、「僕のホームグラウンドであり、最も好きなセブリング12時間でトップを走れたのは、素晴らしい体験でした。雨のレースはいろんなことが起きますが、やりがいはあります。このレースのオープニングスティントを任せてもらったことは、僕のキャリアにとって最大のチャレンジだったと言えます。また、”飽くなき挑戦”精神でクルマを修理してくれたチームに感謝します。彼らのおかげで、クルマをフィニッシュラインまで運ぶことができました」と語ると、ジャービスは、「クルマをリペアしてくれたクルー達に感謝しています。僕はトリスタンのすごい予選タイムや雨の中のオープニングラップを見ていたので、僕たちのクルマにはこのレースで勝利する資格があると確信していました。修理後には、レースリーダーと同等の速さで走れています。間違いなくポテンシャルは高いので、ロングビーチ戦に戻ってくることを楽しみにしています」と続けた。

    IMSAウェザーテック選手権第3戦レースは、4月13日(土)にカリフォルニア州ロングビーチ市街地コースにて開催される。

  • マツダ | 2019年 デイトナ24時間レース 決勝レポート

    マツダ | 2019年 デイトナ24時間レース 決勝レポート

    IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦「第57回ロレックス・デイトナ24時間レース」に出場したマツダUSA公式チームの「マツダ・チームヨースト」は、ポールポジションおよび4番手からレースをスタートしたが、序盤のレースをリードしたマツダRT24-P 77号車は7時間後にターボトラブルで、残る55号車も午前4時過ぎにアクシデントによるダメージのためリタイヤとなった。

    公式予選で26年ぶりにデイトナスピードウェイの公式コースレコードを更新したことで話題を集めたマツダ・チームヨーストだったが、念願の総合優勝はまたしてもお預けとなってしまった。

    24時間レースは1月26日(土)午後2時35分にスタート。ポールポジションからオリバー・ジャービスがスタートを担当した77号車は、序盤をリード。その後、トラフィックに行方を阻まれ一度3位まで後退するが、ジャービスは果敢に首位奪還に挑み、何度か目のセイフティカーによるフルコースコーションののち、3時間目にはレネ・ラストがトップに返り咲いた。その後はピットインのタイミングで順位は変動するが、トリスタン・ヌネスにバトンタッチしたのちもトップから数秒以内で周回を重ねる。レースが4分の一を経過したのち、ティモ・ベルンハルトがドライブ中にコース脇にストップ。牽引されてガレージに戻って行った。そこで点検を受けると、ターボトラブルということが判り、レース続行不能と判断された。

    ベルンハルトは「クルマはとても速く、チームは力強かったのに、突然動けなくなってとっても残念です。しかし、これからもトライを続けて行きます。今回はとっても悔しいです」と語っています。ポールポジョンを獲得したジャービスは、「予選では、クルマのセットアップが完璧で、コースコンデイションも万全。良い条件が揃っていました。しかし、それは偶然ではなく、チームが数ヶ月の間に積み上げたものがパーフェクトだったのです。特に、テストやオーバーホールの繰り返しで本当に身を粉にして働いてくれたメカニックやエンジニアのために、なんとか良い結果で報いたいと思いましたが、それができず心残りです」と語った。

    ジョナサン・ボマリートが序盤をドライブした55号車は、インフィールドでGTマシンと接触してスピンし、他のDPiカーに当てられるなど、災難の多いレースだった。77号車が停止してしまう直前には燃料がリークするトラブルに見舞われ、ガレージで修理を受けることになる。これで3周分をタイムロスしたが、7位でコースに戻るとハイペースで上位陣を追いかけた。ハリー・ティンクネルは、午前1時過ぎに先行するキャディラック 85号車をパスして6位となり、その後ピットインしてボマリートに交代。この時ニッサンDPiを抜いて5位となった。さらに、3周あったトップとの差を徐々に詰め、1周と30秒程度にまで縮めた。その後、オリビエ・プラも上位車より1秒から3秒速いペースで早朝のスティントを走ったが、午前4時過ぎ接触アクシデントとともにコース上にストップ。マシンは、ガレージに運び込まれた。リヤ部に受けたダメージは予想以上の範囲に広がっており、それが原因でリタイヤとなった。

    マツダUSAのモータースポーツ担当ダイレクター、ジョン・ドゥーナンは「まず今月は、マツダ・モータースポーツにとって大きなマイルストーンになった月だと言えるでしょう。テストデーでもそうでしたが、皆が驚くタイムを記録できたし、それが本物であることを今週の予選で公式に示すことができました。また、24時間レースの序盤は実際にレースをリードしました。準備は万全だと思いましたが、またしてもデイトナの試練に直面し、完走と究極の目標である総合優勝の両方を逃してしまいした。55号車のリタイヤを決めた後、マルチマティック、AER、そしてチームヨーストを含めたチーム全体を集め、次戦セブリング12時間までに何ができるか、それぞれのアイディアを持ち寄ってミーティングをしました。もちろんこの伝統的な12時間レースでも、優勝するのが目標です。今回のレースで起きたトラブルは、昨年シーズン、そしてオフシーズンテストでも起きていなかったものです。さらに耐久テストとデータ蓄積を重ね、マツダRT24-Pパッケージがデイトナ24時間をフルに戦い、優勝できるポテンシャルがあることを確かなものにしたいと思います」と語った。

  • デイトナ24時間レース 2019 | マツダRT24-P 77号車がポールポジション

    デイトナ24時間レース 2019 | マツダRT24-P 77号車がポールポジション

    1月24日(木)からデイトナスピードウェイでIMSAウェザーテック選手権開幕戦「ロレックス・デイトナ24時間レース」がスタート。現地時間午後4時過ぎに行われた公式予選ではマツダRT24-P 77号車のオリバー・ジャービスが1分33秒685のコースレコードを記録し、本戦でのポールポジションを獲得した。

    この日は朝早くから雷雨となり、走行セッション開始前には曇り空へと変わったものの、午前10時20分からのプラクティス1はダンプ(湿った)コンディションでのスタートとなった。

    午後は晴れて路面もドライになると予報されていたため、各チームともここでは無理なアタックはしなかった。マツダ・チームヨーストの2台はともにタイヤのスクラビング(表面の慣らし)とドライバーの慣熟走行に集中した。

    正午前には空は晴れ上がり、午後1時30分からのプラクティス2は完全にドライコンディションにななった。55号車はハリー・ティンクネルが、77号車はティモ・ベルンハルトが最初にコースイン。55分間のセッションでそれぞれドライバーは全員がステアリングを握り、最終ドライバーのジョナサン・ボマリート(55号車)とオリバー・ジャービス(77号車)が予選に向けたセットアップとチェックを行い、ボマリートがこのセッションのトップタイムを記録。マツダRT24-Pの速さが本物であることを証明した。これにより、チームにはポールポジション獲得への期待が一気に高まり、チームのピットボックスには緊張感が充満した。

    トップカテゴリーであるデイトナプロトタイプインターナショナル(DPi)とLMP2クラスの公式予選は、16時25分からの15分間で実施された。55号車はボマリートが、77号車はジャービスがタイムアタックを担当。ゲートがオープンすると、2台はスキール音を轟かせてコースインしていった。計測周回は5周程度。まずは、先にコースインした55号車ボマリートがトップタイムを記録するが、2台のアキュラDPiによってトップタイムを塗り替えられる。しかし、終盤にジャービスがトップタイムを更新。そのままセッションは終了し、マツダRT24-P 77号車のポールポジションが確定した。また、55号車も予選4位で2列目スタートとなる。

    マツダRT24-Pとジャービスが記録した1分33秒685というデイトナスピードウェイでのコースレコードは、1993年にトヨタイーグルMk.IIIが記録した1分33秒875を26年ぶりに更新することとなった。また、マツダ車がデイトナ24時間レースで総合ポールポジションをとったのは、IMSA創立 50 年の歴史の中でも初ので出来事。なお、総合1位はDPiクラスのマツダRT24-Pでしたが、LMP2クラスはドラゴンスピードチームのオレカLMP2、GTLMクラスはポルシェ911RSR、GTDクラスはフェラーリ488 GT3というスポーツカーレースの強豪たちがそれぞれクラス1位の座を獲得している。

    マツダUSAのモータースポーツ担当ダイレクターのジョン・ドゥーナンは、「マツダのモータースポーツヒストリーの中で未達だったデイトナでのポールポジション獲得が叶い、嬉しく思います。多くのマツダファンやディーラーなどの関係者からの期待を受ける中で、週末に向けて良いスタートを切ることが出来たと思います。IMSAとデイトナスピードウェイには、このような光栄なチャンスを与えていただき、感謝しています。今回コースレコードを更新できたのは、短いオフシーズンの間にチームが一丸となってマシンの開発に注力したからに他なりません。シャシーはマルチマティックが、エンジンはAERが、そしてクルマ全体のマネジメントと熟成はもちろんチームヨーストが担当していますが、彼らとドライバー達を含めた全員が力を合わせたからです。私たちはこれら全てを合わせてワンユニットなのです。本戦の24時間レースでもこのような良い結果で終われるよう、スケジュールに従って準備を進めていきます」と語った。

    IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦「第57回ロレックス・デイトナ24時間レース」の本戦は、日本時間の2019年1月27日日曜日午前4時35分(現地時間1月26日土曜日午後2時35分)にスタートする。

  • マツダRT24-P、デイトナテストデーで総合トップタイム

    マツダRT24-P、デイトナテストデーで総合トップタイム

    1月4日(金)~6日(日)にフロリダ州デイトナインターナショナルスピードウェイで行われたIMSA公式テストデー「ロアビフォア24」にて、マツダUSAのオフィシャルチーム、「マツダ・チームヨースト」からエントリーしたプロトタプマシン「マツダRT24-P」がトップタイムを記録。非公式ながらデイトナプロトタイプインターナショナル(DPi)車のコースレコードを塗り替えたほか、25年ぶりにデイトナにおける総合最速ラップ記録をも更新した。

    初日にはレインコンディションでのセッションもあったものの、おおむねドライでテストは行われました。IMSAウェザーテックスポーツカー選手権には、過去最多11台ものDPi車が集まり、今シーズンはこのカテゴリーへの注目がより高くなることを予感させる。

    3日間で7つのセッションがあり、走行時間は合計8時間に及んだ。マツダ・チームヨーストは、55号車マツダRT24-Pにジョナサン・ボマリート、ハリー・ティンクネル、オリビエ・プラが、77号車にオリバー・ジャービス、トリスタン・ヌネス、レネ・ラスト、ティモ・ベルンハルトという布陣。

    初日のセッションで、走行開始後すぐに77号車のボマリートが、1分35秒989のトップタイムを記録。2番手はキャディラックDPiに譲るものの55号車も3番手につけ、マツダRT24-P 2019年モデルの速さを印象付けた。二日目は、日中の2セッションに加えてナイトセッションが行われた。ここで前日3番手だった55号車のボマリートが1分34秒533のトップタイムを記録すると、77号車も2番手に続いた。この2台のタイムは、昨年のデイトナ24時間レース公式予選でキャディラックDPiが記録したカテゴリー別コースレコードを1.5秒上回るものだった。

    さらに、テスト三日目の最後に行われた特別予選では、77号車のジャービスが前日のボマリートの記録をさらに1秒以上縮める1分33秒398をマーク。ティンクネル駆る55号車も1分33秒423を出して2番手タイムとなっている。1分33秒台を記録したのは2台のマツダRT24-Pのみ。また、このタイムは、1993年のデイトナ24時間公式予選でトヨタ・イーグルマークIIIが記録した1分33秒875の総合コースレコードを上回るものだったが、今回のテストは公式記録にはカウントされないため、非公式記録となった。

    この特別予選の結果により、1月24日(木)から始まるIMSAウェザーテック選手権開幕戦「デイトナ24時間レース」では、マツダ・チームヨーストは1番・2番ガレージを使用することができ、また、ピットボックスもピットレーンの一番先頭のふたつを使用することができる。これは現状のトップチームに許される権利となっている。24日にプラクティス走行と公式予選が行われ、26日(土)の午後2時35分に24時間レースはスタートする。

    マツダUSAは、これまでこのデイトナ24時間レースで23回のクラス優勝を果たしており、ポルシェと並んでIMSAシリーズの人気に最も貢献しているカーブランドとして知られている。しかし、これまで総合優勝の経験はなく、今大会で総合優勝を果たせば、マツダは世界三大24時間レースと言われるスパ・フランコルシャン24時間レース、ルマン24時間レース、デイトナ24時間レースの全てを制覇したマニュファクチャラーとなる。

    マツダUSAのモータースポーツ担当ダイレクターであるジョン・ドゥーナンは「この公式プレシーズンテストを通じて、良い結果が出せたのは、オフシーズンの開発テストのおかげと言えるでしょう。IMSAルールの変更により、DPi車とLMP2車が別カテゴリーとなったため、エンジン回転の許容域が上がり、私たちの4気筒2.0Lターボエンジンはよりパフォーマンスを発揮できるようになりました。また、シャシーやエアロダイナミクスにも改良を加えており、それらが全て良い方向に作用しました。現在、今月末の24時間レースに向けてチームは準備に余念がありません。しかし、ご存知の通りこの24時間レースはとてつもなく過酷であり、時に思いもよらない試練を仕向けてきます。どうか、マツダファンの皆さんには、この私たちの旅におつきあいいただき、ご支持いただければと思います。私たちは、成功を目指し、飽くなき挑戦の歩みを止めません」と語った。

  • IMSA | マツダチームヨースト、2019年のドライバーラインナップを発表

    IMSA | マツダチームヨースト、2019年のドライバーラインナップを発表

    マツダUSAモータースポーツは、2019年のIMSAウェザーテックスポーツカー選手権で2台の「マツダRT24-P」をドライブするドライバーの組み合わせを発表した。

    マツダ・チームヨーストは、2018年シーズンの最終レース「プチ・ルマン」ロードアトランタ10時間レースで2位と3位に入り、その勢いを維持したままオフシーズンに入った。その間、デイトナやセブリングでの開発テストを精力的にこなし、同時に体制強化を図ってきた。

    1月4日から始まる「ロアービフォア24」デイトナテストデーからマツダRT24-Pの55号車を駆るのは、マツダドライバーとして8シーズン目を迎えるジョナサン・ボマリート(アメリカ)が、ハリー・ティンクネル(英国)と組む。2018年と同じ布陣だ。デイトナ、セブリング、ワトキンスグレン、ロードアトランタでの耐久レース(ミシュラン耐久カップレース)には、新たにオリヴィエ・プラ(フランス)がラインナップに加わる。フォーミュラカーレースでキャリアをスタートし、GP2に進出したプラは、世界耐久選手権のレース優勝経験者であり、2016年のIMSAプチ・ルマンでは総合優勝を果たしている。

    トリスタン・ヌネス(アメリカ)とオリバー・ジャービス(英国)のコンビが、今年も77号車を担当する。23歳のヌネスはチームの最年少ドライバーだが、マツダドライバーとして7シーズン目となる。このコンビは、2018年シーズンのミッドオハイオとプチルマンの2レースで表彰台フィニッシュを遂げている。さらに、耐久レーススターのティモ・ベルンハルト(ドイツ)が、ミシュラン耐久カップイベントで3人目のドライバーとして加わる。ポルシェワークスドライバーのベルンハルトは、世界耐久選手権で2回優勝し、アメリカンルマンシリーズでも3回優勝している。彼はルマン24時間レース、ニュルブルクリンク24時間レース、デイトナ24時間レース、そしてセブリング12時間で勝利を収めているスタードライバーで、最近ではポルシェ919 Evoによるニュルブルクリンクファステストラップチャレンジで最速記録を更新したことでも知られている。また、デイトナ24時間とセブリング12時間には、レネ・ラスト(ドイツ)がこのトリオに加わることになる。

    長年ヨーストレーシングチームのエンジニアを務めているヤン・ラングが、ジョージア州アトランタに本拠を構えるマツダ・チームヨーストの最高経営責任者(COO)に就任し、チーム運営のリーダーシップを担うことになった。また、ベテランコーディネーターのクリス・モウがマツダ・チームヨーストに加入することになった。

    マツダUSAモータースポーツのダイレクターであるジョン・ドゥーナンは、「IMSAにおけるコンペティションレベルが毎年上昇し続けていることは疑いようがありません。今年からデイトナプロトタイプインターナショナル(DPi)車とLMP2車のクラス規則が分離することによっていくつかの調整が必要となるため、オフシーズンの間にAERやマルチマティック、およびマツダ・チームヨーストの全員が、2台のマツダ RT24-Pの継続開発に懸命に取り組んできました。マシンはテストプログラムを通して明らかに進歩しており、デイトナでのシーズンインをとても楽しみにしています。このクルマとドライバーラインナップで、記念すべきIMSA 50周年の今年、ほぼすべての期間で、IMSAのパートナーとしてマツダはシリーズに参加してきました。私たちは、2019年シーズンにマツダのモータースポーツの歴史に新しい1ページを追加することを楽しみにしています」と語っている。

    オリヴィエ・プラ
    「DPiカテゴリーとIMSA選手権にとって非常にエキサイティングなシーズンとなる今年、マツダ・チームヨーストの耐久レースプログラムに加わる機会を得て本当に嬉しく思います。コンペティションレベルは非常に高いですが、マツダUSAが2018年シーズンを成功で締めくくったのを見て、僕は2019年シーズンを楽しみにしてきました。僕とハリーは長い間の友人であり、僕達はずっとチームメイトとして一緒に組めたら良いと考えていたので、とてもワクワクしています」

    ティモ・ベルンハルト
    「2010年のルマン24時間でチームヨーストの一員として戦い優勝を勝ち取った経験は、僕にとって忘れがたい思い出となっています。僕はアメリカンルマンシリーズ時代から約10年間にわたって、ジョン・ドゥーナンとは知り合いですが、彼のモータースポーツへの情熱は常に賞賛に値すると考えていました。マツダRT24-Pは昨年大きな進歩を遂げ、競争力をつけています。そして素晴らしいチームメイトとクルマを共有することができ、とても光栄です。僕は、ポルシェとのプログラムを続けながら、マツダ・チームヨーストに参加することになります」

  • マツダ、ロードトゥインディ・プログラムを段階的に縮小

    マツダ、ロードトゥインディ・プログラムを段階的に縮小

    マツダブランドの継続的な進化の一部として、マツダUSAは2018年のレースシーズンの終了時点でUSF2000、プロマツダおよびインディライツチャンピオンシップを含むマツダ・ロードトゥインディ・プログラムを段階的に縮小すると発表した。

    「この発表をすることはとても惜しいのですが、我々のモータースポーツプログラム資源を新しい方向に集中させる時が来たのです」とマツダUSAのモータースポーツ担当ダイレクターであるジョン・ドゥーナンは語る。

    「と言っても、マツダUSAは草の根のクラブレース支援から、GLOBAL MX-5 CUP、マツダ・ロードトゥ24プログラム、マツダ・チームヨーストなどのモータースポーツプログラムはこれまで同様に真剣に続けていきます。最後のマツダ・ロードトゥインディドライバー達が2019年シーズンを戦う姿が楽しみです。今シーズン末のシュートアウトで勝者を表彰することを楽しみにしています」

    2010年に正式に発足したマツダ・ロードトゥインディプログラムは、USF2000からインディカシリーズとインディ500レースまで、これまでに250人以上の若いドライバー達にキャリアの道を開いてきた。そのうち7人のドライバーがインディライツチャンピオンシップタイトルを獲得し、そしてインディアナポリス500デビューのための奨学金を提供してきた。マツダ・ロードトゥインディプログラムは、この3カテゴリーで計20人のチャンピオンを生み出している。マツダUSAがオープンホイールレースに投資した1200万ドル以上のサポートによって、彼らはドライバーキャリアを磨いている。このように、マツダ・ロードトゥインディは成功を収めたプログラムだったが、マツダブランドは進化し続けており、そのためにマツダUSAは、他のモータースポーツ活動計画に資源を集中させる決定に至った。

    「マツダ・ロードトゥインディは、マツダの長いモータースポーツ活動の歴史の最先端プログラムです」とドゥーナンは述べる。

    「私たちは、明確なビジョンを持っていました。そのビジョンを共有する非常に特別なパートナーと手を携え、世界で唯一のオープンホイールレース奨学金プログラムを実行しました。マツダ・ロードトゥインディの設立と若いドライバーの育成は、マツダUSAにとって、そしてマツダ・ロードトゥインディでキャリアを磨いた若いドライバー達、チームやエンジニア、スタッフ、その他の人々にとって大きな福音をもたらしてきたのです。マツダ・ロードトゥインディのすべてのパートナーに心から感謝しています」。

    マツダUSAのインディへの関与は今シーズン末に終わりますが、2018年のUSF2000、プロマツダとインディライツのチャンピオンは2019シーズンにマツダ育成奨学金を受けることができる。そして$200,000賞金を提供するマツダ・ロードトゥインディ・グローバルシュートアウトは、今年12月に開催される。