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  • マクラーレン 「2018年のF1エンジンは今週中に決断する必要がある」

    マクラーレン 「2018年のF1エンジンは今週中に決断する必要がある」

    マクラーレンは、2018年F1エンジンの決定にまつわる状況は複雑な契約問題が絡んでいることを認めつつも、今週中にチームの将来について決断を下さなければならないと主張する。

    マクラーレンはホンダと複数年契約を結んでいるが、契約を解消し、2018年からルノーのエンジンを搭載することに取り組んでいるとされている。

    現在、2018年にむけて、マクラーレン、ホンダ、ルノー、そして、ホンダの供給先としてトロ・ロッソと親会社のレッドブルとの間で最後の交渉が行われていると理解されている。

    マクラーレン・ホンダは、F1イタリアGPでもパワーユニットに不具合が発生。ストフェル・バンドーンが25グリッド降格ペナルティを科せられた。また、フェルナンド・アロノソもアップデートを投入するために35グリッド降格ペナルティを受け、両ドライバーはグリッド後方からスタート。最終的にダブルリタイアに終わった。

    F1イタリアGP後に Sky Sports のインタビューに答えたマクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは「複数の問題だ。だが、MGU-K、MGU-Hに多くの故障が発生しているのはかなり一貫していることだ」とコメント。

    「我々はエンジンのパワー不足を理解していると思う。常に異なる問題というわけではないが、いくつか問題が発生する」

    マクラーレンの2018年については、ホンダとの継続、そして、ルノーからパワーユニットを受けるかの2つのシナリオがあるが、トロ・ロッソがルノーを継続し、ホンダがF1撤退を決断した場合、マクラーレンは2018年にむけてエンジンサプライヤーが不在という最悪のシナリオに陥る可能性がある。

    「そのようなことが起こることはないと思っている」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々がそのような状況に陥ることは許されない。レギュレーションはシーズンの中盤であり、第4のチームのために供給されることになっている。我々はFIAとチェイス・キャリーと非常に親しくしており、彼らはこの問題を解決するために非常に親身になってくれている」

    ザク・ブラウンは、マクラーレンがこれ以上、最悪のシーズンを送ることはできないと語る。

    「我々はより競争力を高める必要がある。今週末は大きな進歩を果たしていないことが示された。ドライバーを悩ませたり、パートナーを動揺させたり、ファンを怒らせたりするのをどれくらい待っていられるだろう? 全員が我々と耐え抜いているが、永遠には続けるわけにはいかない」

    「今週、決断を下す必要がある。そうしなければ、最終的に技術的にシャシーにいくつかの問題を引き起こす状況に陥るだろう。我々はパワー問題を解決することができておらず、シャシーをチューンアップできない。それは適切なことではない」

    メルセデスとフェラーリはマクラーレンへの供給を拒否しており、ルノーが現在の状況を改善する最善の策であることが明らかになっている。

    「我々は全ての当事者との間で調整をしているわけではない。我々はホンダと一緒に全てがうまく対処され、彼らが我々、もしくは他のチームとスポーツにとどまれることを望んでいる」

    「4チームへのエンジン規約が出てくるのはその後だ。現段階でエンジンメーカーは追加のチームへの供給には対応していない。全員が協力しようとしており、我々は今週いくつかの決定を下す予定だ。一度メインのドミノが倒れれば、それ以外のものはすべて落ち着くと思っている」

    フェルナンド・アロンソは、ホンダに愛想を尽かしているが、2018年の選択肢は、マクラーレンと継続するか、もしくはF1以外のカテゴリーに転向するかに限られているように思われる。

    ザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソが2018年もチームに残留すると頑なだ。

    「その可能性は非常に高いと思っている。現在、フェルナンドと多くの朝食をとっていると思う。彼はチームを愛しているし、これまでと変わらない情熱を持っている。インディカーに行くというような報道もあるが、彼はF1にいたがっている」

    「彼はとにかく我々が競争的な状況になることを望んでいる。もし、現状を維持することになっても、私は彼を除外しないだろう。スタッフと一緒に検討しているし、今週さらに見直すつもりだ。ホンダと継続したら、彼は我々は続けないのは確実だとは言うつもりはない」

    F1イタリアGPのレース後、フェルナンド・アロンソは、マクラーレンのエンジン決定が、来年何をするかに影響を及ぼす“最も重要なことではない”と語った。

    「今後数週間で多くのニュースが届くだろうし、その全部が決定に役立つだろう。来年のためのどんな選択肢があるか検討し続けていくし、それらの全てを研究した上で決断を下す必要がある」

    「ルノーのエンジンの能力はわかっている。レッドブルは5~6回表彰台を成し遂げている。メルセデウスの能力も今年のフォース・インディアでわかっている。モンツァではウィリアムズがグリッドの最前列にした。なので、選択肢はわかっているし、僕たちは決断を下す必要がある。今年の結果ではなく、来年にもっと集中する必要がある」

    「マクラーレンにとって決断を下す重要な1週間だけど、シンガポールまでにはわかって、そこでコメントできればいいね」

  • ホンダF1 「マクラーレンとの関係継続を諦めるつもりはない」

    ホンダF1 「マクラーレンとの関係継続を諦めるつもりはない」

    ホンダは、2018年もマクラーレンにF1パートナーシップを継続することを説得するには十分ではないかもしれないと懸念しているが、それでも全力を尽くしていくと述べた。

    2015年にパートナーシップを開始して以降、マクラーレンはホンダのF1パワーユニットの信頼性とパフォーマンス不足に悩まされている。マクラーレンとホンダの関係はすでに限界を迎えているとされ、マクラーレンは2018年にホンダからルノーにエンジンを変更することを望んでいるとされている。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザック・ブラウンは「いくつかの決断を下す。マクラーレンにとって重要な週になる」と述べており、今週、マクラーレンはホンダとの将来について最終決定を下すとされている。

    マクラーレンが、ホンダとの決別を決断し、トロ・ロッソがルノーとの契約を継続することを決定した場合、ホンダはF1から追い出されることになる。

    そのような不確実性にも関わらず、ホンダは積極的な開発計画を推し進めている。

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は「まだ彼らを説得するために良いパフォーマンスを生み出すために努力しています」とRACER にコメント。

    「ですが、それが十分かどうかは確信できていません」

    「ホンダは、このコラボレーションを継続していくことを決して諦めません」

    このような状況はさくらとミルトン・キーンズのホンダのスタッフに動揺を与えるかもしれない。しかし、長谷川祐介は逆にスタッフのモチベーションは高まっていると語る。

    「我々の開発は加速しています。ファクトリー内のモチベーションは高まっています」と長谷川祐介はコメント。

    ホンダは、最近のレースで導入したアップグレードのパフォーマンスに自信を持っている。

    「スペック3エンジンを導入したオーストリア以降、我々の開発は加していますし、開発率はとても良いです」と長谷川祐介はコメント。

    「それぞれのアップグレードにパフォーマンスの向上が見られており、それはとても励みになっています」

    マクラーレン・ホンダは、次戦シンガポールGPのレースでのペナルティを避けるために、ベルギーとイタリアで戦略的にエンジンペナルティを受けた。

    「シンガポールでの競争力については自信を持っています」と長谷川祐介はコメント。

    「すでに現在のエンジンでシンガポールに行くことを決定しています」
    「いくつかのセッティングやエンジン設定はアップデートするかもしれませんが、シンガポールでは大きなアップデートはできません」

    最新のスペック3.7のパフォーマンスについて質問されたマクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは「それらから追加の馬力を得ている」とコメント。

    「長谷川はデータで改善が見られていると述べており、それには満足している」

  • マクラーレンとルノーの交渉の鍵を握るのはカルロス・サインツ?

    マクラーレンとルノーの交渉の鍵を握るのはカルロス・サインツ?

    マクラーレンとルノーのF1エンジン契約の鍵を握るのはカルロス・サインツかもしれない。

    マクラーレンが、2018年F1シーズンにホンダからルノーにエンジンを変更することを望んでいるのは明らかだが、そこにはマクラーレン、ホンダ、ルノー、トロ・ロッソ、レッドブルが絡む“複雑”な状況が存在している。

    マクラーレンがルノーを搭載できるかは、現在、ルノーのパワーユニットを搭載するトロ・ロッソがホンダとの提携に納得するかにかかっている。

    ルノーは供給先を4チームに拡大することを拒否しており、ルノーの供給枠が空かなければ、マクラーレンはルノーを獲得できない。また、マクラーレンがホンダとの決別を選んだ場合、ホンダはF1から締め出されることになる。

    トロ・ロッソは、F1イタリアGPの週末が終わるまでにホンダとの2018年のF1エンジン契約についての交渉がまとまることを望んでいた。

    モンツァでは、マクラーレン、ホンダ、ルノー、トロ・ロッソ、レッドブルの上層部が一連の会談を行ったが、状況は未解決のままとなった。

    しかし、そこにFIAとF1の首脳陣が介入してとされ、今後48時間で最後のジクソーパズルのピースが揃い、契約が進む可能性が高まっている。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、この案件は簡単ではないと認めるが、F1にホンダが留まるための解決策がまとまることを期待していると語る。

    「複雑な状況だ。マクラーレンにとってだけでなく、F1にとっても最適なことをしたいと思っているからね」とエリック・ブーリエは Autosport にコメント。

    「どんなことが起こったとしても、パドックの全ての関係者と良好な共同作業があるし、我々全員が状況を最大限に生かそうとしている」

    「だが、私がこれ以上のコメントをすることはない」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、ホンダとトロ・ロッソとの状況が確定すれば、ルノーとの契約が締結される可能性があることを示唆しつつも、何も保証はされていないと語る。

    「様々なシナリオがある。その2社に何かが起こるかどうかは全員が聞きたがっているシナリオだ。だが、そのシナリオだかではない」

    ザク・ブラウンは、最終的に“全員が笑顔”になる“理想的なシナリオ”が達成されることを期待していると付け加えた。

    この件には、供給の問題以外にも、契約の早期終了にいる補てんの支払いに関する問題があるとされている。

    別のシナリオとして、ルノーがトロ・ロッソへの供給契約を早期に終了させることへの引き換えに、トロ・ロッソのカルロス・サインツを手に入れたがっているとされている。

    今年のF1イギリスGPの週末には、カルロス・サインツがルノーに移籍するとの噂が流れた。レッドブルは、2018年もカルロス・サインツと契約を結んでいるが、適切な金額オファーがあれば、移籍を容認する旨の発言をしている。

    エリック・ブーリエは、将来のエンジンサプライヤーの決定の遅れが2018年F1マシンに影響を及ぼし始めていると述べた。

    「我々が何をし、どこに進むのかを知る必要がある。もう来年のクルマの設計に問題が出てくるタイミングだ」とエリック・ブーリエは付け加えた。

  • マクラーレン・ルノー、まもなく誕生との報道

    マクラーレン・ルノー、まもなく誕生との報道

    マクラーレンが、2018年にホンダからルノーにF1パワーユニットを変更することをまもなく発表すると見出しが海外メディアを賑わせている。

    モンツァでは、マクラーレンとルノーが交渉。ホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史も日本から急遽モンツァ入りし、2018年に向けた交渉が行われた。

    多くが予想する筋書きは、トロ・ロッソがホンダにパワーユニットを変更し、空いたルノーの供給枠をマクラーレンが確保するというものだ。

    Sky Sports は「マクラーレンとホンダとの決別は差し迫っており、今週早くにも発表されると理解している」と報道。

    また、マクラーレン・ルノーが実現した場合、フェルナンド・アロンソは2018年もマクラーレンに残留すると考えられている。

    フェルナンド・アロンソは「ルノーのエンジンに何ができるかはわかっている。ルノーは5~6回連続で表彰台を獲得している」とモンツァでコメント。

    「ドライバーとして僕はだいたい行きたい場所、カテゴリーを選べる」

    「マクラーレンはF1史上2番目に優れたチームだし、彼らはまた勝ちたいと思っている。このチームのメンバーとして僕もそれを望んでいる」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、マクラーレン・ルノーの契約がまとまれば、フェルナンド・アロンソが2018年の新契約を結ぶ可能性は非常に高いだろうと述べている。

    フェルナンド・アロンソは「マクラーレンにとって決断を下す重要な一週間になる。シンガポール前にはわかって、そこでコメントできればいいね」と付け加えた。

    パドックの多くは、ホンダの1億ドルともいわれる予算を諦めてでも、ルノーに変更するというのは良いアイデアだと考えている。

    元ホンダドライバーのジャック・ヴィルヌーブは「マクラーレンは優れたレースチームだが、ホンダは・・・彼らのことは良く知っている」と AS にコメント。

    「彼らがするとは思っていない。それにフェルナンドには勝利が必要だ」

    「マクラーレン・ホンダよりもマクラーレン・ルノーの方がはるかに良いだろう」

  • マクラーレン・ホンダ:F1イタリアGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1イタリアGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1イタリアGPの決勝で フェルナンド・アロンソがギアボックスのセンサーの不具合、ストフェル・バンドーンがパワーユニットのトラブルによってダブルリタイアに終わった。

    今日はモンツァにいるチームにとって、非常に残念な一日となった。本日の決勝を迎える前夜に、ストフェル・バンドーンのMGU-Kに問題があることが発覚。

    パワーユニット内のMGU-Kのみを交換することは可能であったものの、その作業は非常に時間がかかり、パルクフェルメ(マシンの保管場所)での作業に制限があったことから、時間内に交換作業を完了することは不可能だと判断した。

    そこで、チームはストフェル・バンドーンのエンジン一式を交換することを選択。それにともない、新しいMGU-K、MGU-H、ICE(内燃機関)およびターボチャージャーを搭載したため、今日のレースで25グリッドの降格ペナルティーを受ける結果となった。そのためストフェル・バンドーンは、同じくパワーユニット交換により35グリッド降格ペナルティーを受けた19番手のフェルナンド・アロンソのすぐ前の、18番手からスタートした。

    両ドライバーは後方からすばらしいスタートを切り、すぐにポジションを上げた。ただフェルナンド・アロンソは、ギアボックスセンサーの不具合によりシフトアップがスムーズにできず、それ以降はなかなかポジションを上げることができなかった。フェルナンド・アロンソはマシンに問題を抱えながらも、積極的に攻め、唯一のピットストップを行う前には11番手に浮上。しかしながら、ギアボックスの問題が徐々に悪化し、センサーの不具合によりチームがギアボックスの状態を確認できなくなったため、大事をとって51周目にマシンをリタイアさせることにしした。

    一方のストフェル・バンドーンは、1周目から力強い走りをみせ、カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)に果敢なオーバーテイクをしかけ、着実にポジションを上げた。ストフェル・バンドーンはレースの大半でポイントを獲得できるトップ10圏内で走行を続け、19周目には7番手までポジションを上げた。しかしながら、新しいパワーユニットにおけるMGU-Kの不具合と思われる問題が再発したことでパワーを失い、力強いパフォーマンスによるポイント獲得のチャンスを逃すかたちとなった。ストフェル・バンドーンは34周目でレースをリタイアした。

    フェルナンド・アロンソ (リタイア)

    「今日は僕たちのオーナーがここで観戦していたが、残念ながら、いい結果を出すことができなかった。両マシンがリタイアとなったのは、非常に残念だ。レースの序盤からシフトアップに問題を抱えており、それによって、ある時点では1周につき約1秒という、かなりの時間をロスしていた。設定を変えて問題を解決しようとしたものの、シフトが正常に機能することはなく、レースを妨げる結果となった。このサーキットでグリッド後方からスタートするのは、容易ではない。レース中にいくつかポジションを上げたものの、今日は入賞するチャンスはほとんどなかった。次戦のシンガポールは、僕たちのマシンにここよりも適したコースなので、今から楽しみにしている」

    ストフェル・バンドーン (リタイア)

    「走行中にパワーを失ったが、リタイアした周回まで不具合の兆しはなにもなかった。昨日と同様の不具合だと思う。今日のレースに向けて、昨夜パワーユニットを新品に交換していたので、残念な結果だ。当然のことながら、非常にうまく進んでいたレースで再び問題が発生したことは、フラストレーションがたまりる。次のシンガポール戦では、状況が改善することを願っている。今回のような週末からポジティブな点をみつけるのは、かなり困難だ。自分のドライブとパフォーマンスという面では、実際にはとてもポジティブな週末だった。非常に力強い走りをみせることができたと思うし、実際にここ数戦はとても力強いレースを展開してきた。結果として再びリタイアに終わったが、懸命にドライブをしたにもかかわらず、ポイントを獲得できずに終わったのはとても残念だ。今日、また問題が発生してしまったが、気持ちを切り替えるしかない。今日、具体的になにが問題だったのかはまだ分かっていない。昨日と同様の不具合のようにみえるが、その問題により、シンガポールで再びグリッド降格ペナルティーを受ける可能性があると思う。それについては、成り行きを見守るしかない」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「今季これまで何度もあったように、今日はドライバーが優れた才能を発揮し、午後のレースでは不利な状況ながらも前向きな結果が出せるかもしれないと期待していた。しかしながら、結局、今回も残念で不満を抱く結果となってしまった。厳しい挑戦になることを予想していたコースで、両ドライバーはすばらしいスタートを切り、集団の中で可能な限り自分のポジションを死守した。6周目の最後には、ストフェルとフェルナンドはそれぞれ13番手および14番手で走行しており、ほかのマシンがピットストップを行い始めると、徐々にポジションを上げた。レース開始からわずか数周後には、フェルナンドはセンサーの不具合と思われるギアボックスの問題に苦しみ始めた。エンジニアはレース全体を通して懸命に仕事をし、ソフトウェアの修正により問題を解決しようとフェルナンドに指示を与えた。しかしながら、問題は徐々に悪化し、センサーの不具合によりギアボックスの状態を確認することがさらに難しくなったため、大事をとってマシンをリタイアさせるしかなかった。フェルナンドはレースの大半で劣勢となり、操りにくいマシンでペースと勢いを維持することは困難だと感じていた。そんな逆境でも、フェルナンドは見事で、かつ非常に果敢なレースをしました。彼が完走できなかったことは残念だ。一方、ストフェルも、残念なかたちでレースを終えた。彼は週末を通して最高のパフォーマンスを発揮し、午後のレースではその大半をトップ10圏内で走行していた。18番グリッドからスタートしながらも、一時は7番手まで浮上した。しかしながら、パワーユニットの信頼性に関する問題が再発したことで、レースを8番手からスタートするチャンスを失っただけでなく、入賞を目指して懸命にポジションを上げていた努力が無駄になってしまった。フラストレーションがたまるとともに、非常に残念な結果だ。昨日のQ3と同様の不具合と思われる問題によって、走行中にパワーを失い、マシンをリタイアせざるを得なかった。この最も難しいコースで戦うチャンスをつくるために非常に精力的に仕事をしてきたチーム全員にとって、とてもフラストレーションのたまる、残念なかたちでイタリアGPおよびヨーロッパラウンドを終える結果となった」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「昨日の雨から一転、イタリアらしい晴天の中で行われた決勝レースですが、我々にとっては残念なレースに終わりました。予選を10番手で終えていたストフェルは、昨日の予選Q3の最後に発生したMGU-Kの問題により、今日の午前にPU交換を行いました。それによるペナルティーのため、フェルナンドと同様、グリッド後方からのスタートとなりました。レースではいいスタートを決め、その後も順位を上げてポイント圏内を走行する力強い走りをみせていましたが、途中でパワーを供給できずリタイアとなりました。原因については現在分析を行っています。フェルナンドも後方からのスタートで徐々に順位を上げたものの、最終的にはギアボックスのトラブルの疑いが出てリタイアとなり、ポイント獲得には至りませんでした。最終的にチームとしてノーポイントに終わったことは本当に残念ですが、厳しい週末を予想していたここモンツァで、初日からある程度の速さをみせられたことは前向きに捉えています。次のシンガポールGPは我々にとって相性のいいサーキットですので、今度こそ確実にポイントを獲得できるよう、いい準備を進めていければと思います」

    関連:F1イタリアGP 結果:ルイス・ハミルトンが今季6勝目で首位に浮上

  • マクラーレン 「ルノーのエンジンを獲得できればアロンソは残る」

    マクラーレン 「ルノーのエンジンを獲得できればアロンソは残る」

    マクラーレンは、ホンダからルノーにエンジンを変更すれば、フェルナンド・アロンソは2018年もチームに残る可能性が非常に高いと考えている。

    マクラーレーンは、今週にもホンダとの今後について最終決定を下すと考えられており、ルノーにヘンジンを変更するとの推測が強まっている。

    フェルナンド・アロンソとマクレーンの3年契約は今シーズン末で期限を迎えるが、他チームのシート、特に競争力のあるチームはほぼ限られている。

    マクラーレンがルノーのエンジンに変更した場合、フェルナンド・アロンソを保持できる可能性はどれくらいあるかと質問に対し、マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは「非常に可能性は高い」と Sky Sports にコメント。

    「フェルナンドはチームを愛しているし、これまでと変わらない情熱を持っている」

    「インディカーに行くというような報道もあるが、彼はF1にいたがっている」

    だが、ザク・ブラウンは、たとえ来年もホンダのままでも、アロンソが残留するチャンスはあると考えている。

    「彼はとにかく我々が競争的な状況になることを望んでいる。もし、現状を維持することになっても、私は彼を除外しないだろう」

    「スタッフと一緒に検討しているし、今週さらに見直すつもりだ。ホンダと継続したら、彼は我々は続けないのは確実だとは言うつもりはない」

    「我々はより競争力を高める必要がある。今週末は大きな進歩を果たしていないことが示された」

    「ドライバーを悩ませたり、パートナーを動揺させたり、ファンを怒らせたりするのをどれくらい待っていられるだろう? 全員が我々と耐え抜いているが、永遠には続かない」

    レース後、フェルナンド・アロンソは、マクラーレンのエンジン決定が、来年何をするかに影響を及ぼす“最も重要なことではない”と語った。

    「今後数週間で多くのニュースが届くだろうし、その全部が決定に役立つだろう」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「来年のためのどんな選択肢があるか検討し続けていくし、それらの全てを研究した上で決断を下す必要がある」

    「ルノーのエンジンの能力はわかっている。レッドブルは5~6回表彰台を成し遂げている。メルセデウスの能力も今年のフォース・インディアでわかっている。モンツァではウィリアムズがグリッドの最前列にした」

    「なので、選択肢はわかっているし、僕たちは決断を下す必要がある」

    「今年の結果ではなく、来年にもっと集中する必要がある」

    「マクラーレンにとって決断を下す重要な1週間だけど、シンガポールまでにはわかって、そこでコメントできればいいね」

  • レッドブル 「マクラーレンとルノーの契約に拒否権は行使しない」

    レッドブル 「マクラーレンとルノーの契約に拒否権は行使しない」

    レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、マクラーレンとルノーとの契約に対する拒否権を有しているが、行使することはないと述べた。

    現在、2018年にトロ・ロッソがホンダにエンジンを変更し、マクラーレンがルノーに変更するというシナリオで交渉が進められているとされている。

    クリスチャン・ホーナーは、レッドブルはルノーととy既契約を結んでおり、ルノーが他チームと契約することへの拒否権を有していることを Sky F1 に明かした。

    クリスチャン・ホーナーは「我々はルノーが潜在的に誰に供給できるかについての拒否権を有している。直接的なスイッチがあれば、とても簡単だろう」とコメント。

    「それは10年前に懐かしのロン・デニスが、我々にメルセデスのエンジンを与えなかったときに契約に盛り込まれていたものだ」

    「理論には我々は拒否権を行使することができる」

    マクラーレンがルノーと契約した場合、その条項を使用するかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「我々は彼らがルノーのエンジンを得られれば満足だ」とコメント。

    「誰もが潜在的に進むかもしれないそのルートに満足していると思う。とにかく、開始して、結論に至る必要があることだ」

    「我々のエンジンではなく、ルノーのエンジンだ。それに2つの強力なカスタマーチームがいることは良いことしかないと思う」

  • ホンダF1 「ある程度の速さをみせられたことは前向きに捉えている」

    ホンダF1 「ある程度の速さをみせられたことは前向きに捉えている」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1イタリアGPの決勝を振り返った。

    決勝を迎える前夜にストフェル・バンドーンのMGU-Kに問題があることが発覚。ホンダは、バンドーンのパワーユニット一式を交換することを選択。バンドーンは25グリッドの降格ペナルティーを受ける結果となった。

    しかし、レースでも新しいパワーユニットにおけるMGU-Kの不具合と思われる問題が再発したことでパワーを失い、バンドーンは34周目でレースをリタイアした。

    「昨日の雨から一転、イタリアらしい晴天の中で行われた決勝レースですが、我々にとっては残念なレースに終わりました」と長谷川祐介はコメント。

    「予選を10番手で終えていたストフェルは、昨日の予選Q3の最後に発生したMGU-Kの問題により、今日の午前にPU交換を行いました。それによるペナルティーのため、フェルナンドと同様、グリッド後方からのスタートとなりました。レースではいいスタートを決め、その後も順位を上げてポイント圏内を走行する力強い走りをみせていましたが、途中でパワーを供給できずリタイアとなりました。原因については現在分析を行っています」

    「フェルナンドも後方からのスタートで徐々に順位を上げたものの、最終的にはギアボックスのトラブルの疑いが出てリタイアとなり、ポイント獲得には至りませんでした」

    「最終的にチームとしてノーポイントに終わったことは本当に残念ですが、厳しい週末を予想していたここモンツァで、初日からある程度の速さをみせられたことは前向きに捉えています」

    「次のシンガポールGPは我々にとって相性のいいサーキットですので、今度こそ確実にポイントを獲得できるよう、いい準備を進めていければと思います」

    一方、マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは“フラストレーションのたまる残念な結果”だと失望を露わにした。

    「今季これまで何度もあったように、今日はドライバーが優れた才能を発揮し、午後のレースでは不利な状況ながらも前向きな結果が出せるかもしれないと期待していた」とコメント。

    「しかしながら、結局、今回も残念で不満を抱く結果となってしまった。厳しい挑戦になることを予想していたコースで、両ドライバーはすばらしいスタートを切り、集団の中で可能な限り自分のポジションを死守した。6周目の最後には、ストフェルとフェルナンドはそれぞれ13番手および14番手で走行しており、ほかのマシンがピットストップを行い始めると、徐々にポジションを上げた」

    「レース開始からわずか数周後には、フェルナンドはセンサーの不具合と思われるギアボックスの問題に苦しみ始めた。エンジニアはレース全体を通して懸命に仕事をし、ソフトウェアの修正により問題を解決しようとフェルナンドに指示を与えた。しかしながら、問題は徐々に悪化し、センサーの不具合によりギアボックスの状態を確認することがさらに難しくなったため、大事をとってマシンをリタイアさせるしかなかった。フェルナンドはレースの大半で劣勢となり、操りにくいマシンでペースと勢いを維持することは困難だと感じていた。そんな逆境でも、フェルナンドは見事で、かつ非常に果敢なレースをしました。彼が完走できなかったことは残念だ」

    「一方、ストフェルも、残念なかたちでレースを終えた。彼は週末を通して最高のパフォーマンスを発揮し、午後のレースではその大半をトップ10圏内で走行していた。18番グリッドからスタートしながらも、一時は7番手まで浮上した。しかしながら、パワーユニットの信頼性に関する問題が再発したことで、レースを8番手からスタートするチャンスを失っただけでなく、入賞を目指して懸命にポジションを上げていた努力が無駄になってしまった。フラストレーションがたまるとともに、非常に残念な結果だ。昨日のQ3と同様の不具合と思われる問題によって、走行中にパワーを失い、マシンをリタイアせざるを得なかった」

    「この最も難しいコースで戦うチャンスをつくるために非常に精力的に仕事をしてきたチーム全員にとって、とてもフラストレーションのたまる、残念なかたちでイタリアGPおよびヨーロッパラウンドを終える結果となった」

    関連:F1イタリアGP 結果:ルイス・ハミルトンが今季6勝目で首位に浮上

  • フェルナンド・アロンソ、ギアボックスの不具合で今季9回目のリタイア

    フェルナンド・アロンソ、ギアボックスの不具合で今季9回目のリタイア

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、F1イタリアGPの決勝レースをギアボックスに関連したトラブルでリタイアした。

    19番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、レース序盤からからギアボックスセンサーの不具合によりシフトアップがスムーズにできず、なかなかポジションを上げることがなかった。

    それでも積極的な走りを見せていたアロンソだったが、ギアボックスの問題が徐々に悪化し、センサーの不具合によりチームがギアボックスの状態を確認できなくなったため、大事をとって51周目にマシンをリタイアさせた。

    これでレースをスタートすることができなかったF1ロシアGPを含め、アロンソがチェッカーフラッグを受けることができなかったレースは9戦目となった。

    「今日は僕たちのオーナーがここで観戦していたが、残念ながら、いい結果を出すことができなかった。両マシンがリタイアとなったのは、非常に残念だ」とフェルナンド・アロノソはコメント。

    「レースの序盤からシフトアップに問題を抱えており、それによって、ある時点では1周につき約1秒という、かなりの時間をロスしていた。設定を変えて問題を解決しようとしたものの、シフトが正常に機能することはなく、レースを妨げる結果となった」

    「このサーキットでグリッド後方からスタートするのは、容易ではない。レース中にいくつかポジションを上げたものの、今日は入賞するチャンスはほとんどなかった」

    「次戦のシンガポールは、僕たちのマシンにここよりも適したコースなので、今から楽しみにしている」

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  • ストフェル・バンドーン、パワーユニット問題でのリタイアに苛立ち

    ストフェル・バンドーン、パワーユニット問題でのリタイアに苛立ち

    マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、F1イタリアGPの決勝レースでパワーユニットの問題が発生してリタイアに終わった。

    予選Q3でパワーを失うトラブルに見舞われた後、ホンダはストフェル・バンドーンのパワーユニットを新品に交換。25グリッド降格によって18番グリッドからスタートすることなった。

    レースではポイント圏内を走行していたストフェル・バンドーンだが、33周目に“ノーパワー”と無線で伝え、レースをリタイアした。

    「走行中にパワーを失ったが、リタイアした周回まで不具合の兆しはなにもなかった。昨日と同様の不具合だと思う。今日のレースに向けて、昨夜パワーユニットを新品に交換していたので、残念な結果だ」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「当然のことながら、非常にうまく進んでいたレースで再び問題が発生したことは、フラストレーションがたまりる。次のシンガポール戦では、状況が改善することを願っている。

    「今回のような週末からポジティブな点をみつけるのは、かなり困難だ。自分のドライブとパフォーマンスという面では、実際にはとてもポジティブな週末だった。非常に力強い走りをみせることができたと思うし、実際にここ数戦はとても力強いレースを展開してきた。結果として再びリタイアに終わったが、懸命にドライブをしたにもかかわらず、ポイントを獲得できずに終わったのはとても残念だ。今日、また問題が発生してしまったが、気持ちを切り替えるしかない」

    「今日、具体的になにが問題だったのかはまだ分かっていない。昨日と同様の不具合のようにみえるが、その問題により、シンガポールで再びグリッド降格ペナルティーを受ける可能性があると思う。それについては、成り行きを見守るしかない」

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