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  • マクラーレン・セナ: 究極のサーキット指向型ロードカー

    マクラーレン・セナ: 究極のサーキット指向型ロードカー

    マクラーレンは、伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナの名を冠したマクラーレン史上最も究極な性能を持つロードカー『マクラーレン・セナ』を発表した。

    「まったく妥協のないレベルにまで自分を高めるのだ。自分の全てを、まさに全てを捧げるのだ」-アイルトン・セナ

    マクラーレン・セナは“公道でも走れる、マクラーレンの究極のサーキット仕様モデル”というただ1つの目的をもって設計、デザイン、開発された。

    マクラーレン・セナは法的には公道での走行が可能だが、それを第一目的とはしていない。日常生活でも多様な使い方のできるスーパーカーという、マクラーレンのトレードマークからの方向転換が慎重になされており、ドライバーとクルマとの一体感を最も純粋な形で実現し、マクラーレンの他のロードカーでは味わえない強烈なサーキット体験を与えてくれる。

    技術面でのアプローチは、先進的なスポーツカーとスーパーカーのメーカーであるマクラーレン・オートモーティブが2010年の創業以来、短期間で培ってきた、クラシックなスーパーカーの流れを継承するものだが、マクラーレン・セナではそのレベルがさらなる高みに引き上げられている。

    カーボンファイバーシャシーとボディー・パネルによる超軽量の構造。ミッドシップのマクラーレンV8ツインターボ・エンジン。後輪駆動。レース経験にもとづく、洗練されたサスペンションは、制御とダイナミクスのバランスを比類なき絶妙さで維持する。電動油圧式のステアリングは、正確なインプットとダイレクトなフィードバックを実現。さらに、ツーシーターではあるもののドライバー・シートの重要性にも焦点が当てられている。

    マクラーレン・セナのコアとなるカーボンファイバー製Monocage IIIシャシーは、マクラーレン 720Sの基本部分をさらに発展させたもので、マクラーレンの公道向けモデルで最も強固なモノコックとなっている。全てカーボンファイバー製のボディー・パネルは、個々の部品を徹底的に軽量化するという飽くなき追求の結果であり、それにより、マクラーレン・セナの重量は、伝説のMcLaren F1以来、最軽量でわずか1,198kgとなる。

    最高出力800PS(789bhp)のマクラーレン・セナは、668PS/トンのパワーウェイトレシオを誇る。この数字が、この新モデルの性能の高さを示している。

    マクラーレン・セナには、マクラーレン P1の背後にある哲学が強く反映されている。マクラーレン P1が公道とサーキットの両方で最高のドライバーズ・カーになるようにデザインされたのに対し、マクラーレン・セナは、公道でも走行できる、最高のサーキット仕様車になることを目指しており、サーキットでの名声を新たな目標とし、サーキットでの活躍を最優先した機能が搭載されている。

    マクラーレン・オートモーティブ最高経営責任者マイク・フルーウィットは「マクラーレン・セナは比類なきクルマです。マクラーレンのモータースポーツでのDNAが具現化されており、公道での走行も可能だが、そもそもはサーキットでの活躍を目指してデザインおよび開発された。このアルティメットシリーズの新モデルに込められた全ての要素が、優れた性能を生み出すための妥協なき姿勢を示しています。このクルマには、ドライバーとマシンとの一体感を可能な限り純粋な形で結実させるための工夫が凝らされており、サーキットにおける究極のドライビング・エクスペリエンスはまさにマクラーレンならではです」と語る。

    この新しいマクラーレンに、このように広く知られた名前が冠されていることを考えれば、比類なき究極の性能と優れたダイナミズムは想像に難くないかもしれない。この伝説のF1レーサーは、並外れた集中力とサーキットで最高の結果を出すことへのこだわりで有名だった。マクラーレン・セナのドライバーは、このクルマのダイナミックなエクスペリエンスに夢中になることだろう。ドライバーは、クルマとの強い一体感をステアリングホイールやペダル、シートから感じとることができる。高速走行でのセンセーションは余すところなくドライバーに伝わり、ドライバーを虜にするだろう。

    アイルトン・セナの不屈の精神はマクラーレンで生き続けており、マクラーレン・セナを通じて、彼が残してきたものが全世界でさらに脚光を浴び、マクラーレン・ブランドとリンクされるようになるだろう。

    「私たち家族は、アルティメットシリーズの新モデルマクラーレン・セナとして名前が冠されることをこの上なく誇りに思っています。アイルトンのレーシング・スピリットや業績と真につながるプロジェクトは、これが初めてです。マクラーレン・セナは、叔父に敬意を表したものです。というのも、ドライバーが最高の自分になれるような、比類なきサーキット・エクスペリエンスを生み出すことに徹底的にこだわっているからです。クルマとドライバーの間には強固でシームレスな関係があり、クルマとドライバーのこのピュアな一体感により、ドライバーは自身が反応すべき状況やクルマに頼るべき状況について知るようになり、その深くて、強烈なエクスペリエンスを通じマクラーレン・セナの優れた性能の虜になるでしょう」とレーシング・ドライバー兼マクラーレン・アンバサダー、ブルーノ・セナは語る。

    マクラーレン・セナの外見はまさに衝撃だ。最初に受ける印象は、猛々しく、容赦ないマシン。その有機的な形状は、絶対的な性能を追求するために意図的に細分化されたデザイン言語の集合体となっている。ダウンフォースとエアロダイナミクスとのバランスを見ればわかるように、このクルマは、“フォルムは機能に従う(form follows function)”というマクラーレンのデザイン哲学を最も純粋な形で表現している。

    ボディーは自然の最も効率的な形状であるティアドロップ型になっており、エアロダイナミクス性能を最適化するために、ボディーの部品はキャビンに“クリップ留め”されたようになっている。マクラーレンのデザイナーたちは思い切った方法をとり、“シュリンクラップ”のボディーを切り開いて、ビジュアル面と機能面の両方で重量の削減を行った。全体のバランスはマクラーレンだが、フロントからリアまで1本の線が通り、機能的なエアインテークまたはベントを通るというのは、これまでのパターンは見られない。

    マクラーレン・セナでは、フロントとリアのアクティブ・エアロダイナミクスが新世代に移行しており、ダウンフォースと空力制御がかつてないレベルにまで向上し、潜在的な性能を最大限にまで追求できるようになっている。ブレーキ中でも、コーナー中間のスロットル調整でも、あるいはコーナー出口での加速においても、ダウンフォースとエアロダイナミクスのバランスが最適化されることを目指し、フロントのスプリッターからリアのダブル・ディフューザーに至る、ボディー・デザインのあらゆる要素が改良されている。

    冷却に関する性能要求も、マクラーレン・セナの全体デザインにおける重要な要素となっている。例えば、リアのクラムシェルは、エアロダイナミクスと冷却性能という2つの要件を満たすために生まれたもので、空気をリア・デッキから逃し、ボディー側面の下側に送る、階段状に並ぶルーバーの前には特徴的な“ガーニー”フラップが付けられている。その結果生まれる低圧のエリアには、ラジエーターとエンジンベイから高温の空気が流れ込み、この空気の流れがリアウィングの効率性に影響が及ばないようにルーバーが機能する。独自のインコネルとチタンで作られたエキゾーストは、“スラッシュ・カット”仕上げの部分が他のマクラーレンと同じくリア・デッキの最下部(トレーリング・エッジにて測定)から出ており、パイプの角度を利用して、排気ガスがリアウィングから排出される。

    スリムな、リアのLEDテールライトへも、ヘッドライトや他の空気関連部品と同じく、細部まで徹底した配慮がなされており、シングルブレードのデザインにより、エアフローのへの干渉が最小化されている。

    リアにあるダブル・ディフューザーは他に類を見ないもの。カーボンファイバーのシングル・ピースとして作られた、このダブル・ディフューザーは、後輪の車軸下から後部へと上に向かって伸びており、クルマの下部の空気の流れを加速させる。その結果、低圧のゾーンが生まれ、マクラーレン・セナをより地面近くに引きつける。もう1つ類を見ないものは、二層構成になっている、巨大なカーボンファイバー製リアウィングで、停車状態では、路面から最大で1,219mmの高さに位置する。油圧で作動し、プラットフォームの表面積が6,500cm2以上もあるこのウィングは、ダウンフォースとエアロダイナミクスのバランスを最適化するための調整を絶えず行い、ヘビー・ブレーキングの際にはエアブレーキとして機能する。

    マクラーレン・セナとの一体感は、ドライバー・シートでも、サーキットでも十分に感じとることができるが、最も親密な関係はもっと前から、つまり乗車の時点から始まる。マクラーレンのF1にインスパイアされたディヘドラル・ドアは、特徴的な低いシルが見えるように、ルーフの一部を伴って上部前方に向かって開き、広い開口部を通じて、ドライバーと同乗者は、ヘルメットやレーススーツを着用していても、簡単にコックピットに出入りできる。

    カーボンファイバーで作られたドアには、2枚のガラス製サイドウィンドーが付いており、上部のガラスは固定され、下部には小型の開口部がある。ドア上部(実質的にはルーフの一部)とドア側の下半分はどちらも、標準装備のカーボンファイバー・パネルの代わりにガラスを指定することもできる。そうすることによって、コックピット内部の空間感覚が向上し、ドライバーとサーキット環境とのあいだの視覚的な一体感が劇的に強まる。ドアのデザインに合わせるように、リリース・メカニズムとウィンドー・スイッチは、ドライバーの頭上にあるカーボンファイバー製コンソールにある、エンジンスタート・ボタンの横に配置されている。

    コックピットの環境は、マクラーレン・セナの他のあらゆる部分と同じように、徹底的に無駄を省いた、機能的な特性が反映されたものとなっている。内部では、カーボンファイバーが明らかに多く使用されている。他の室内装飾を省いたことによって重量が削減され、さらにドアの構造を明らかにする効果が得られている。少しでもグラム数を減らすために、ガス・ストラットも露出している。

    ドライバーの制御エリアは、“乱雑なコックピット”にならないように最小限の装備に留められ、3本スポークのステアリングホイールにはボタンもスイッチも取り付けられておらず、フィードバックを純粋に感覚で受け止められるように配慮されている。ドライバーが必要とする情報は全て、高解像度の折りたたみ式ドライバー用ディスプレイと中央のインフォテインメント・スクリーンから得ることができる。マクラーレンのデザイナーたちは助手席を取り外すことまで考えたほど、余分な手荷物への考慮はされておらず、収納スペースは、Monocage IIIと一体化した、シートの後ろのチェンバーだけで、2人分のヘルメットとレーススーツを入れるには十分な広さとなる。

    マクラーレン・セナの心臓部であり、M840TRというコードネームが付けられた4.0リッターV8ツインターボ・エンジンは、マクラーレンがこれまで生み出してきた中で最もパワフルなロードカー向け内燃エンジンで、最高出力は800PS(789bhp)、最大トルクは800Nm(590 lb ft)。エンジンのドライサンプ潤滑方式とフラットプレーン・クランクシャフトは、モータースポーツをルーツとする技術です。軽量の内部コンポーネントが、パワートレインの質量削減に貢献し、さらに超低慣性のツインスクロール・ターボチャージャーおよび電子制御式ウェイストゲートとの組み合わせによって、光のような速さのスロットル反応を実現する。

    プログラムの当初より、マクラーレンのエンジニアたちは、インテークから燃焼、排気に至る、エンジン全体が機械的なシンフォニーを奏でられるようにするには、ドライバーとの一体感を中心にしたエクスペリエンスが大切だと考えていた。

    デュアルクラッチ、シームレスシフトの7速ギアボックスが、後輪にパワーを伝達する。フルオートマチックモードが初期設定になっているが、ドライバーは、ステアリングホイールの後ろのロッカーに取り付けられたパドルを通じて、ギアシフトの完全マニュアル・コントロールを選択することができる。細長い、カーボンファイバー製のパドルは、レーシング・グローブを着用している時としていない時の両方で使用できるように最適化されており、マクラーレン・セナとの機械的な一体感を深めてくれる。

    マクラーレン 4.0リッターV8ツインターボ・エンジンとトランスミッションの特性は、アクティブ・ダイナミクス・パネルを使ってカスタマイズすることができ、ドライバーは、コンフォート、スポーツ、トラックの中からパワートレインのモードを選ぶことができ、どのモードでも荒々しい性能を実感することができるだろう。

    「マクラーレン・セナは、ドライバーが能力を限界まで発揮できるような、本当の性能を提供します。扱い易く、驚異的なパワーウェイトレシオによって性能をフルに発揮することができる一方で、強烈なエクスペリエンスとともに、世界中の優れたドライバーだけが感じることのできる、興奮とチャレンジも与えてくれます」とマクラーレン・アルティメットシリーズ・ビークルライン担当ディレクター、アンディー・パーマーは述べた。

    レースアクティブ・シャシー・コントロールII(RCC II)油圧サスペンションは、フロントとリアのアクティブ・エアロダイナミクスと超剛性のMonocage IIIと作用し合い、サーキットにおいて、信じられないくらい強烈なエクスペリエンスを生み出す。マクラーレン・セナのあらゆる要素は、あらゆるスピードで、あらゆる状況で、ドライバーとクルマとの一体感を最大化させる設計となっている。ダンピングとステアリング重量についての忍耐強い取り組みの結果、マクラーレン・セナは、性能の上限をはるかに下回っている場合でも“生命力”を十分に実感できるようになっている。サスペンションに十分な負荷がかかっておらず、タイヤがまったく圧迫されていない場合でも、クルマとの一体感を生み出す多様な要素が、ドライバーに送られるフィードバックとミックスされ、空気圧のレベルとコーナリングのスピードが決定される。RCC IIはダブルウィシュボーン式サスペンションで、油圧式で相互接続されているダンパーと従来の機械的なアンチロール・バーにとって代わる油圧装置が追加装備されている。さらに、マクラーレン P1の画期的な油圧装置で初めて導入された、可変剛性と最低地上高の技術もさらに進化している。

    アダプティブ・ダンパーは、左右前後が油圧式で相互接続されているほか、1つのダンパーに2つのバルブが付いており、圧縮とリバウンドを独立して調整することができる。マクラーレン・セナの場合、剛性は、Kダンパーとも呼ばれる、キネティック・ロール・システムを使って個別に制御される。継続的な変更が可能なRCC IIシステムにより、マクラーレン 720Sで初めて導入された制御戦略がさらに進歩し、レース・モードが追加された。このモードにより、より低い最低地上高、より低い重心、剛性が大幅に増加したサスペンションでの走行が可能となる。

    マクラーレン・セナのブレーキ・システムは、マクラーレンのロードカーに搭載のものでは最先端で、カーボンセラミックのディスクとモータースポーツ由来の技術の組み合わせが極限の性能を実現しています。タイヤの選択も重要視されており、マクラーレンの技術パートナーであるピレリの協力により、ビスポークのPirelli P Zero(TM) Trofeo Rタイヤが開発された。ホイールのスタイルは、レーススタイルのセンターロック・システムを採用した、超軽量合金ホイールのみとなっている。

    マクラーレン・セナは、イングランドのマクラーレン・プロダクション・センターにおいて、手作業で組み立てられる。生産台数は500台限定で、価格は675,000ポンド(日本向け税込価格)から、そしてすでにオーナーが決定している。

  • フェルナンド・アロンソ 「マクラーレン・ルノーに完全に集中している」

    フェルナンド・アロンソ 「マクラーレン・ルノーに完全に集中している」

    フェルナンド・アロンソは、ホンダとの不遇の3年間を終え、マクラーレン・ルノーとしての2018年の新しいチャレンジに集中できることを嬉しく思っていると認める。

    2015年にF1復帰したホンダと組んでチーム史上最低となるコンストラクターズ9位という成績で終えたマクラーレンは、2016年に6位へと上昇したものの、ホンダがF1パワーユニットを一新した2017年は競争力と信頼性不足に苦しみ、再びコンストラクターズ選手権9位へと転落。

    数カ月間の交渉の末、マクラーレンとホンダは2017年シーズンをもってパートナーシップを解消することに合意。マクラーレンは2018年からルノーのF1パワーユニットを搭載することとなった。

    しばしば、ホンダのパワーユニットを声高に非難していたフェルナンド・アロンソは、フラストレーションを抱えたシーズンを終えて、2018年にフレッシュなスタートを切ることを楽しみにしていると語る。

    「当然、シーズンが終了し、期待を満たしていないときは、ページをめくって、次の目標に向かうことができるのはいい気分だ」とフェルナンド・アロンソは RACER にコメント。

    「来年には明らかに高い期待、異なる目標を持っている。冬の間のクルマの設計や哲学も異なるものになる」

    「多くのことが進行しているし、その全てがかなり期待を持てるものになっている。だから、やっとシーズンが終わって嬉しいし、僕たちは2018年に完全に集中できる」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、舞台裏で多くの進歩が遂げられていると語る。

    「ハッピーかそうでないかは重要ではない」とエリック・ブーリエはコメント。

    「シーズンは終わったばかりだ。我々は今シーズンも多くのポジティブなことを得ることができた。もちろん、ランキングやコース上での成績ではなくね。我々は多くの分野で改善することができた。非常に骨の折れることだった」

    「実際、ワークショップでは現在より多くの作業が行われているし、来年は別の一年になる。フェルナンドが言ったように目標がある。ハッピーかアンハッピーかは重要ではない」

    「2017年のチャプターが終わり、来年のチャプターに取り組んでいくだけだ」

  • マクラーレン 「スポンサー獲得のためにもホンダと手を切る必要があった」

    マクラーレン 「スポンサー獲得のためにもホンダと手を切る必要があった」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、新たなスポンサーを獲得するためにもホンダF1とは手を切る必要があったと語る。

    2015年からホンダと組んで“新生マクラーレン・ホンダ”としてF1を戦ってきたマクラーレンだが、チーム史上最悪の成績で3シーズンを過ごすことになった。

    その結果、マクラーレンは、今シーズン限りでホンダとのパートナーシップを解消し、2018年からはルノーからF1パワーユニットの供給を受けることを決断した。

    ザク・ブラウンは、2016年2月にマクラーレンに加入する前、自身が設立したジャスト・マーケティング・インターナショナル(JMI)でF1における複数のスポンサーシップ契約をまとめあげてきた。

    だが、ホンダのF1パワーユニットのパフォーマンス不足による成績の低迷によって、新たなスポンサーを獲得するのは非常に難しかったと Auto Motor und Sport に述べた。

    「幸い、私にはこの分野における経験がある。だが、シーズンを通してあのような問題を抱えている限りは、新しいパートナーを見つけることが無理であろうことはわかっていた」

    「我々は、潜在的なスポンサーに対して、来年はもっと良くなると売り込むことができなかった。それは我々が新しいエンジンサプライヤーを必要としていた理由のひとつでもある」

    「我々は、状況を変えて、ドライバーをキープしたいと考えていることを証明しなければならなかった。全員がまだマクラーレンを信じているし、ルノーを信じている。彼らはアロンソとバンドーンのことも信じている」

    「だから、今では新しいスポンサーとの交渉が非常にうまくいっていると言うことができる」

  • ルノーF1 「2017年のパワーユニット開発は“アグレッシブすぎた”」

    ルノーF1 「2017年のパワーユニット開発は“アグレッシブすぎた”」

    ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、2017年はパワーユニットを改善するために開発が“アグレッシブすぎた”とし、その結果として信頼性が不足していたと認めた。

    ルノーのカスタマーであるレッドブルとトロ・ロッソは、シーズン後半にパワーユニット故障が続発してフラストレーションを溜めこんだ。

    レッドブルは、フィールドの上位に返り咲くためにはルノーが改善する必要があると強調しており、2018年からカスタマーに加わるマクラーレンも信頼性とパフォーマンスに優れたパワーユニットを熱望している。

    「約束はしたくはない。だが、まずは信頼性ということになる。今シーズンは走る前に歩けるようにならなければならないことがわかったからね」

    「多くの場面で、我々はあまりに急激にパフォーマンスと追加のパワーをエンジンにもたらそうとしていた。イエローのマシンを含め、全てのカスタマーの期待に応えようとするあまり、アグレッシブ過ぎてしまったと思っている」

    「一歩ずつ進むことが必要だ。まずは信頼性を確保し、冬季テストでできる限り多くのマイルを重ねることが重要だと思っている」

    「レッドブルに関して言えば、彼はマシン開発において哲学を変えることを計画していることは知っている。だが、エンジンに信頼性がなければそれも無益になってしまう」

    「まずは信頼瀬を確保しなければならない。それができれば、前進をもたらして、メルセデスに追いつくために技術面を積み重ねていけると確信している」

    1年かけてワークスチームを再構築してきたシリル・アビテブールは、2018年にマクラーレンと肩を並べられると確信しており、上位争いも不可能ではないと考えている。

    「彼らは素晴らしいマシンを持っていると思う。来年もマクラーレンが素晴らしいシャシーを作らないと考える理由は見当たらない。おそらく強力なパッケージを造ってくるだろう。我々もマクラーレンと戦えることを願っているし、そうなると信じている。面白いショーを見せられるはずだ。それが上位争いになるかどうかは冬の間の努力次第だ」

  • マクラーレン 「ルノーのF1エンジンに自信を持っている」

    マクラーレン 「ルノーのF1エンジンに自信を持っている」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、新しいパワーユニットパートナーであるルノーとともに表彰台と勝利を目指している。

    V6ターボ“パワーユニット”が導入された2014年の開幕戦でダブル表彰台を獲得したマクラーレンだが、ホンダに切り替えた2015年以降はトップ3フィニッシュを果たせていない。

    マクラーレンは今シーズン限りでホンダとのパートナーシップを解消し、2018年からルノーとタッグを組む。

    表彰台や優勝のチャンスはあるかと質問されたザク・ブラウンは「それが我々の目標なのは確かだ」と RACER にコメント。

    「我々はルノーのエンジンに非常に自信を持っている。彼らには素晴らしい歴史があるし、この10~15年でチャンピオンシップの半分を獲得した。もちろん、それにはドライバー、チーム、シャシー、パワーユニットなど完全なパッケージが必要だ。我々はそれを実現している。我々は興奮しているし、準備は整っている」

    「我々には必要なツールが揃っていると思っているし、我々が目指しているのは表彰台だ。それが3段目、2段目、1段目であろとなかとうとだ。その全てを達成できることを願っている」

    ザク・ブラウンは、ルノーのパワーユニットの進歩が十分なものであれば、ワークスルノーも脅威になると考えており、そのシナリオは次世代のパワーユニットレギュレーションが目標とすべき一例として機能する可能性があり、F1全体にとって利益になると考えている。

    「我々には勝利を収めるチャンスがあると思っている」とザク・ブラウンはコメント。

    「ルノーは素晴らしいチームであり、以前に多くのレースに勝ってきた。5チームが勝利することはスポーツにとって非常に健全な状態だと思う」

    「我々が2021年に見たいのは、よりレベルの高い競争の場であり、ファンはレースに勝つと思う2~3人に絞られるのではなく、7~8人から選べるようなグランプリを望んでいる。来年が多くのチームが勝ち始めていくことを願っている」

  • マクラーレン、アイルトン・セナの名を冠した『マクラーレン・セナ』発表

    マクラーレン、アイルトン・セナの名を冠した『マクラーレン・セナ』発表

    マクラーレンは、伝説のF1ドライバーであるアイルトン・セナの名を冠したスポーツカー『マクラーレン・セナ(McLaren Senna)』を発表した。

    マクラーレン P1をベースにした『マクラーレン・セナ』は、最高出力800ps、最大トルク800Nmを誇るを発生させる4リッター V8ツインターボエンジンをミッドシップに搭載。マクラーレン史上で最もパワフルなスポーツカーとなる。

    マクラーレン・セナは、エアロダイナミクスが追及され、フロントとリヤにはスロットル開度によってアクティブに制御する可変式のウイングが搭載され、コーナリングやブレーキングなど、状況に応じて最適な空力効果するようにようセットアップされている。車体は徹底的に軽量化が施され、車両重量は1198kgを実現。駆動方式はRWDとなり、トランスミッションには7速DCTを組み合わせられる。

    マクラーレン・セナは、英国のマクラーレン・プロダクション・センターで手作業で組み立てられる。生産は500台限定となり、すでに完売。売り上げの一部はアイルトン・セナ財団に寄付される。

    アイルトン・セナは、1988年から1993年までマクラーレンに所属。マクラーレン・ホンダ時代に3度のワールドチャンピオンを獲得している。

    マクラーレン・オートモーティブのCEOを務めるマイク・フルーウィットは「マクラーレン・セナは比類なきクルマです」とコメント。

    「マクラーレンのモータースポーツでのDNAが具現化されており、公道での走行も可能だが、そもそもはサーキットでの活躍を目指してデザインおよび開発された。このアルティメットシリーズの新モデルに込められた全ての要素が、優れた性能を生み出すための妥協なき姿勢を示しています。このクルマには、ドライバーとマシンとの一体感を可能な限り純粋な形で結実させるための工夫が凝らされており、サーキットにおける究極のドライビング・エクスペリエンスはまさにマクラーレンならではです」

    McLaren Sennaマクラーレン・セナマクラーレン セナマクラーレン

  • ランド・ノリス 「アロンソから学ぶ機会を楽しみにしている」

    ランド・ノリス 「アロンソから学ぶ機会を楽しみにしている」

    ランド・ノリスは、2018年にフェルナンド・アロンソから学ぶ機会を楽しみにしていると語る。

    ランド・ノリス(18歳)にとって2017年は大きな一年だった。ヨーロッパF3選手権でチャンピオンを獲得し、2018年のマクラーレンのリザーブドライバーに就任した。

    そして、2018年はランド・ノリスにとってさらに重要な1年になるかもしれない。

    マクラーレンでの役割と並行してカーリンからF2にフル参戦。年明けにはユナイテッド・オートスポーツで2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソとチームを組んでデイトナ24時間レースでデビューを飾る。

    ランド・ノリスは、フェルナンド・アロンソから出来るだけ多くのことを学ぶチャンスが待ち切れないと語る。

    「F1ドライバーの労働倫理について多くのことを知ることになるだろう」とランド・ノリスはマクラーレンF1の公式サイトで語った。

    「彼がドライブするのは異なるクルマだけど、彼はできるだけ多くの結果を残したがっている」

    「彼は特にチームメイトを倒したいと思っているし、クルマを改善するためにできるだけハードに仕事をしている。僕もできるだけ彼がやっていることを吸収したい」

    ランド・ノリスは、来月のデイトナでレースをする魅力の多くは、フェルナンド・アロンソと一緒に働くことだと語る。

    「もちろん、うまくやりたいと思っている。でも、フェルナンド・アロンソから学ぶ良い機会だと思っている。その機会を無駄にしたくはない」

    「でも、同時に彼に対して自分が何をできるかを証明したい。特に予選ではね。

    「デイトナはチームでの戦いだし、僕たちはシートを共有して一緒に仕事をする。でも、プラクティスと予選で誰が良い仕事ができるかというちょっとした競争もあると思う。彼からだけでなく、学ぶための絶好の機会だ」

    ランド・ノリスは、F1への階段を上り続けるためには、F2でもう一度輝く必要があることを承知している。今年のF2チャンピオンであるシャルル・ルクレールは、来年のオーストラリアでザウバーのドライバーとしてグリッドに並ぶ。

    「目標はタイトルを獲得することだけど、それがかなり難しいことはわかっている。トップ3がより現実的だろう。でも、僕は今年F3でそう言って最終的には優勝した!」

    「先日、自分がシャルル・ルクレールと同じくらい優れている、もしくはより優れていることを証明するにはタイトルを獲得する必要があると言った。でも、F2はF3よりもはるかに厳しいカテゴリーだし、多くの変数がある」

    「過去と同じようにレースに勝つのは難しいだろうけど、ルクレールはそれができることを証明した」

    「開幕戦で走ってみるまで言うのは難しいけど、カーリンはそれができるチームだと確信している」

  • フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンは2018年に勝利を争える」

    フェルナンド・アロンソ 「マクラーレンは2018年に勝利を争える」

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレンがルノーのF1パワーユニットを搭載する2018年に勝利や表彰台という結果を出す準備ができていると考えている。

    ホンダとの不遇の3年間のパートナーシップを終え、マクラーレンは2018年からルノーのF1パワーユニットに変更する。マクラーレンは2012年のF1ブラジルGPを最後に勝利から見放されている。

    今シーズン、マクラーレンはシャシー面ではメルセデスやフェラーリに匹敵していると繰り返し強調しており、ルノーのF1パワーユニットを搭載したレッドブルが3勝を挙げたことに希望の光を見ている。

    「僕たちはレッドブルがルノーのパワーユニットで成し遂げたことを目にしてきた」とフェルナンド・アロンソは Sky Sports F1 にコメント。

    「彼らは最速だったわけではないかもしれないけど、表彰台や勝利を争っていた。僕たちがそれを達成できるならば、とても良いステップだ」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、2018年にレッドブルと直接比較されることは避けられないが、マクラーレンは何も恐れていないと語る。

    「我々が彼らの前にいるときもあったし、後塵を拝してきたときもあった」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々には全てのGPSデータがあり、我々はレッドブルのレベルにいた。我々のシーズンはそのように見える」

    しかし、フェルナンド・アロンソは「F1では誰も何も保証されていない。メルセデスでさ、彼らが競争的であるかは100%わからない」と付け加えた。

    2015年5月、当時のマクラーレン代表ロン・デニスは「以前にも言ったが、改めて言おう。我々には登らなければならない山があるが、それを登れば、頂上は大きくなる。保証しよう」と語っていた。

    2015年にフェラーリを離れてマクラーレン・ホンダに加入したフェルナンド・アロンソは、ホンダの伝説に惹かれたと説明した。

    「僕がプロジェクトに参加したのは、まず何よりホンダが復活したからだ。子供の頃にドライバーになりたいというインスピレーションを与えたのは、テレビで見たマクラーレン・ホンダを走らせるセナとプロストだった」

    だが、フェルナンド・アロンソは、ホンダとの3年間で勝利はおろか、表彰台にさえ届くことはなかった。

    「うまくいかなかったし、パフォーマンスはなかった。そして、僕たちは離れた。悲しいことではあるけど、ハッピーでもある。来年ははるかに良くなると思うからね」

    「今年は過去2年より少し良くなった。僕があったファンや人々は今年を楽しんでいたと思う。インディアナポリスのおかげでね。あの2週間は間違いなくシーズンのハイライトだ。僕たちはグリッドのフトントローを争い、レースをリードしていた。僕たちは競争力があった」

    「ここではちょっとフラストレーションを抱えていた。あまりにリタイアが多かったし、苦しい時が多すぎた。ロシアではレースをスタートすることさえできなかった」

    フェルナンド・アロンソは、ルノーと2度のF1ワールドチャンピオンを連覇した10年前より、優れたドライバーになっていると主張する。

    「シーズンにわたって学ぶものだし、どんどん良くなっていくものだ。クルマについて良い多くの知識を身に着け、良い準備ができるようになる全体的に毎年良いドライバーになっていく」

    「この数年間は僕たちに多くのことを教えてくれた。僕たちが来年良いクルマを生産できれば、チーム全体として準備はできている」

  • ルイス・ハミルトン 「僕とアロンソは反発し合う磁石のようなもの」

    ルイス・ハミルトン 「僕とアロンソは反発し合う磁石のようなもの」

    ルイス・ハミルトンは、かつてチームを組んだフェルナンド・アロンソと再びコンビを組むことはないだろうと語る。

    ルイス・ハミルトンは、マクラーレンでF1デビューを果たした2007年、当時のディフェンディングチャンピオンであるフェルナンド・アロンソとチームメイトになったが、二人はすぐに対立することになった。

    結果として、ルイス・ハミルトンとマクラーレンの上層部との関係がこじれたフェルナンド・アロンソは、わずか1年でチームを離れてルノーに復帰している。

    ルイス・ハミルトンは、メルセデスとの現在の契約が2018年末までとなってるが、いまだ契約は更新されておらず、フェルナンド・アロンソが長期の契約延長をしたばかりのマクラーレンへの復帰も噂されている。

    フェルナンド・アロンソとの激動のマクラーレン時代から10年が経った今、再びフェルナンド・アロンソはチームを組むことは考えられるかと質問されたルイス・ハミルトンは「いいや、それが実現することはないだろう」と Stuttgarter Zeitung にコメント。

    「トト(ヴォルフ/メルセデスF1チーム代表)は、チームワークにおける人間関係力学を理解している」

    「磁石のようなものだね。N極ふたつが出会うと反発する。N極とS極でなければ引き合わない。2007年の僕とアロンソのように、同じような二人はマイナスのエネルギーをもたらす」

    ルイス・ハミルトンは、昨年までメルセデスでチームメイトだったニコ・ロズベルグとも難しい関係にあった。

    カート時代のライバルだった二人は、3年間のタイトル争いで友情関係はこじれ、ニコ・ロズベルグは2016年に悲願のF1ワールドチャンピオンを獲得したあとすぐに引退した。

    ニコ・ロズベルグの後任にはフィンランド人のバルテリ・ボッタスが加入したが、ルイス・ハミルトンはボッタスにかなり良い印象を持っているようだ。

    ルイス・ハミルトンは「関係は異なる」とコメント。

    「バルテリとは1年間の付き合いだ。ニコは13歳のときからの知っているし、良い時も悪い時も過ごした」

    「ティーンエイジャーの頃は楽しかった。でも、誰もがそれぞれの道に進むものだし、メルセデスで再会したときは僕たちはもうベテランのレーサーだった。そして、大きなビジネスの中で働くビジネスマンのように振る舞った」

    「それが緊張した関係になるのはごく自然なことだ」

  • アラン・プロスト 「ルノーはまだレッドブルやマクラーレンに勝てない」

    アラン・プロスト 「ルノーはまだレッドブルやマクラーレンに勝てない」

    ルノーF1のスペシャルアドバイザーを務めるアラン・プロストは、ワークスルノーは2018年にカスタマーチームのレッドブル、そして、マクラーレンを倒すことに苦労することになるだろうと認める。

    ルノーは2018年、レッドブルだけでなく、名門マクラーレンに同じF1パワーユニットを供給しながら、独自のワークスチームも運営し続ける。

    4度のF1ワールドチャンピオンであるアラン・プロストは、ルノーが彼らを倒すことは簡単ではないと認める。

    それでも、アラン・プロストは「たとえそれが困難なことであっても、私にとってはポジティブなプレッシャーだ」と Auto Motor und Sport にコメント。

    「ファクトリーチームは、2つの組織全体がすでに確立されたチームを相手にレースをする。ルノーはまだセットアップの最中だ」

    「それに両チームにはトップドリアバーもいる。ベストと言ってもいいかもしれない。理論的に我々はレッドブルとマクラーレンに勝つことはできないだろう」

    アラン・プロストは、ルノーが2017年にコンストラクターズ選手権で5位になれなかったことに失望していると認める。

    「我々は現実的でなければならないし、目標設定には慎重にならなければならない」とアラン・プロストは Auto Hebdo にコメント。

    「なぜか? 我々の前にいるチームは何年も前からビルドアップされてきた。我々は段階的に進歩しなけければならないが、進歩していることを示し続けなければならない」

    「それはメルセデス、フェラーリ、レッドブルとのギャップを縮めるた目に何をする必要があるかを認識するということだ。来年は1周あたり1.5秒の差を0.8秒にしなければならない」

    「それが我々がやっていくことだ。我々はクルマだけでなく、チームスピリットや細部への配慮を築いていく必要がある」

    「だが、来年はもっと良くなるだろう。カスタマーチームとの比較はトップチームに近づくための経験を積むために役立つ」

    「我々は長年ここにいることになるし、毎年進歩していくことが重要だ。我々は勝ちたいわけだし、最終的には全員を倒さなければならない」