タグ: マクラーレン・ホンダ

  • ストフェル・バンドーン 「理想的なスタートではない」

    ストフェル・バンドーン 「理想的なスタートではない」

    ストフェル・バンドーンは、第2回 F1バルセロナテスト初日にマクラーレン・ホンダ MCL32で80周を走行して、10番手タイムとなる1分22秒537を記録した。

    ストフェル・バンドーン (マクラーレン・ホンダ)
    「今日は複雑な一日だった。パワーユニットに問題が起き、チームのみんなにはフラストレーションが溜まったと思うけど、チームはうまく問題を解決してくれて、午後はコースに戻れた。走行時間を失うのは好ましいことではないけど、コース上では多くのテストプログラムを消化しており、今日もマシンについての理解が深まった」

    「また、さまざまな空力やマシンバランスのセッティングを試すとともに、オーストラリアGPに向けて準備すべき手順の学習やマシンの挙動確認もできた。理想的なテストのスタートではなかったものの、起こった問題を考慮すると、悪くない数の周回を重ねられたし、明日はさらに走行時間を確保して、メルボルンで前進するための有益なデータを収集できればと思う」

    F1 第2回バルセロナテスト 初日:フェリペ・マッサがトップタイム
    F1 第2回バルセロナテスト 初日:フェリペ・マッサがトップタイム

  • マクラーレン・ホンダ 「現状のパフォーマンスは目標とは程遠い」

    マクラーレン・ホンダ 「現状のパフォーマンスは目標とは程遠い」

    マクラーレン・ホンダは、1回目のF1プレシーズンテストでのパフォーマンスが望んでいたものには遠く及ばないことを認めた。

    ホンダの新型F1パワーユニットは、バルセロナテストで信頼性でもパワー面でも大きな進歩を示しておらず、マクラーレン・ホンダはフラストレーションの溜まるスタートを切った。

    3月24〜26日に開幕するF1オーストラリアGPまではあと4日間のテストしか残っておらず、マクラレーン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、状況はまったく有望ではないことを認めた。

    「素晴らしいものではなかったし、我々が示したかったレベルにはほど遠い」とエリック・ブーエリは Autosport にコメント。

    「あまり走行することができず、十分に走り込めなかった。走れたとしても、必ずしもパフォーマンスを発揮できていたわけではない」

    「それでも、我々は数マイルをカバーしたし、クルマでの作業を開始し、どのように機能するかを理解していっている」

    初日2日間の燃料タンクとエンジンの信頼性問題はマクラーレンの貴重なマイレージを犠牲にした。走行距離はメルセデスやフェラーリの半分以下であり、トロ・ロッソをわずか数周上回っただけとなっている。

    またホンダは、オーストラリアGPで走らせるエンジン仕様に懸念を抱いていることを認めている。

    エリック・ブーリエは、残りのテストでチームとしてメルボルン前までにやりたかった全てのことをキャチアップすることはできないだろうと認める。

    「我々が失った時間を埋めるためのソリューションはない」とエリック・ブーリエはコメント。

    「今後、我々は要点に触れ、把握する必要のあるリストを最優先させる必要がある」

    「残念ながら、シーズン序盤の金曜日のいくつかは、ここれやるべきだったテストセッションとして使われることになるだろう」

    「埋め合わせられるものはないし、時間を作ることはできない。時間を失えば、それは失われる」

    エリック・ブーリエは、マクラーレンのシャシーはパフォーマンス目標に達していると頑なだが、今年の成功はホンダが状況を好転させられるかにかかっていると語る。

    2017年の目標について質問されたエリック・ブーリエは「どれについて話をしているかによる。我々マクラレーンが自分自身に設定したゴールはほぼ全てが達成されている」とコメント。

    「だが、コース上での我々の目標は異なる。ホンダが今週目にしたものに関して、もう少し状況を正しくしてくれるのを待つ必要がある」

  • マクラーレン・ホンダは2017年も駄目なのか?ガレージ内から怒号の噂も

    マクラーレン・ホンダは2017年も駄目なのか?ガレージ内から怒号の噂も

    マクラーレン・ホンダはやはり今年も駄目か・・・2017年シーズンの初テストはそう感じずにはいられないスタートとなった。

    新レギュレーション、オレンジの新カラーリング、ホンダの新型F1パワーユニット。ニューマシン『MCL32』で臨んだ初のプレシーズンテストでのマクラーレン・ホンダの期待は出鼻をくじかれた。

    初日にインスタレーションラップを終えたフェルナンド・アロンソのオイルシステムに不具合が見つかり、その後7時間ガレージで作業。アロンソはわずか29周しか走行できなかった。

    そして、2日目にもストフェル・バンドーンのパワーユニットの電源が落ちるという“原因不明”のトラブルが発生。早速、スペインの AS は「マクラーレンはホンダとの契約解消を検討している」と報じ、マクラレーンのエリック・ブーリエとホンダの長谷川祐介は火消しに追われた。

    実際、マクラーレンとホンダには亀裂が入ったとの見方もある。ホンダの新型パワーユニットは失敗とされ、マクラーレンのフラストレーションが、ピットガレージからの怒号となって聞こえてきたと報じられている。クルーのジェスチャーやボディランゲージには諦めと苛立ちが見え、笑顔はほとんど見られなかった。

    エリック・ブーリエは初日後、ガレージ内に「プレートが投げ込まれた」とジョークで述べてが、冗談には受け止められなかった。

    1回目のプレシーズンテストは、ラップタイムは決して重要ではない。だが、走り出しから速いクルマは、その後シーズンも速く、その逆もまたしかり。少なくとも開幕戦の展開は予想ができる。メルセデスのバルテリ・ボッタスが1分19秒705を叩き出したのに対し、マクラーレン・ホンダのベストタイムはストフェル・バンドーンの1分22秒576。タイヤは同じウルトラソフトだが、スタートで2.8秒の差がついた。

    では、初回テストで重要とされる信頼性ではどうか。もはや言わずもがな。バルテリ・ボッタスが一人で324周を走行に対して、マクラーレン・ホンダは二人の合計で208周。他のエンジンメーカーの3分の1以下。それが最も気がかりな点と言える。

    今回のテストの多くの問題はホンダのパワーユニットにあるが、決してマクラーレンのシャシーも優れてるわけではない。

    テストを取材したペドロ・デ・ラ・ロサは「予想していたよりもマクラーレンはナーバスだ。フェルナンド(アロンソ)が理想よりもはるかにステアリングホイールを操作しているのが目についた。クルマはターン1とターン5で不安定だったし、ホイールがロックする傾向にある」と述べている。

    だが、シャシーを真剣に評価し、煮詰めていくためには、まずはエンジンがスピードを上げる必要があるのも確かだ。

    これらの結果を受けて海外メディアも厳しい見出しでマクラーレン・ホンダの現状を伝えている。

    「3年が過ぎたが、マクラーレンとホンダはいったいどうなっているのだ?」と El Confidencial。

    スペインの Marca は「マクラーレン・ホンダの悪夢は続く」、AS は「マクラーレン・ホンダは昨年よりも周回数が少なく、悪くなっている」と伝えた。

    マクラーレンのエリック・ブーリエは「トラブルは全て修復可能」「MCL32のシャシーは優れている」「2016年よりもずっと良いポジションにいる」と決して壊滅的な状況ではないと主張しているが、長谷川祐介は2日目の原因不明のトラブルに「深刻な問題」だと危機感を募らせ、メルボルン・スペックのエンジンに影響が及ぶ可能性を示唆している。

    それでも、マクラーレン・ホンダはトップ3以外との差はまだ1秒以内程度。同じく問題を抱えたトロ・ロッソがどこまで持ち直してくるかにもよるが、2回目のテストでは開幕戦へ向けて“下位争い”から抜け出せることを期待したい。

  • フェルナンド・アロンソ 「2017年マシンもドライバーの影響力は多くない」

    フェルナンド・アロンソ 「2017年マシンもドライバーの影響力は多くない」

    マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、レギュレーションが変更になり、F1マシンが高速化した2017年も、ドライバーの腕が影響する部分は多くはないと考えている。

    近年、テクノロジーがあまりに強くF1レースに影響を与えたことで、今年はレースをドライバーの腕に戻そうとする試みがなされてきた。

    しかし、フェルナンド・アロンソは、プレシーズンテストで経験したマシンは、技術的な影響が増加しており、ドライバーが“奇跡”を起こすことはまだできないと感じている。

    「今のテクノロジー、空力パッケージ、パワーユニットでは、ドライバーの影響力はさらに少なくなっていると思う」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「今のレベルのドラッグ、ダウンフォースでは大きなパワーが必要だし、昨年よりもストレートがちょっと長くなっているので、優れたハーベスティングとデプロイメントが必要だ」

    「いくつかのコーナーはなくなり、全開でいけるようになる。去年であれば、20馬力低い場合、コンマ2〜3秒を失っていたけど、今年はコンマ5秒を失うかもしれない」

    「今年、クルマの技術面のいくつかの重要性をさらに高くなっていると思うし、ドライバーはある時点まではやれるけど、奇跡を起こせるまではいかないだろう」

    「クルマをプッシュして、自分のドライビングスタイルを示すという点では、以前のクルマよりは少しは違いを出せるかもしれない」

    「去年は遅く走った方が、出来る限りタイムを稼ぐことよりも良いことがあった。その方がタイヤをセーブして、スティントを最大化できたからね」

    「でも、今年はもう少しクルマをプッシュできるように思うし、タイムドラップを最大化するために自分のドライブングスタイルを生かせるかもしれない」

  • マクラーレン・ホンダ 「2016年よりもずっと良いポジションにいる」

    マクラーレン・ホンダ 「2016年よりもずっと良いポジションにいる」

    マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、F1プレシーズンテストの前半2日間がホンダの新型パワーユニット故障によって損なわれたにも関わらず、チームは2016年よりもずっと良いポジションにいると主張する。

    「我々はずっと良いポジションにいる」とエリック・ブーリエはコメント。

    「だが、率直に言って、3年が経ち、我々の期待、そしてファンの期待に対しては十分ではない」

    「もう少し高い期待を持ってバルセロナに行ったが、我々が望んだようなスタートではなかった」

    「あのような問題が発生した原因を調査するために日本でやらなければならない作業がもう少しあると思う。まったく予想もしていなかった問題だった。ホンダもそうだったのは確かだ」

    エリック・ブーリエは、チームが見舞われた問題は、昨年とは異なると語る。

    「新しい問題だ。修正可能なものだ。だが、このような問題が発生する予定ではなかった。設計の根本的な問題ではないし、それほど深刻ではない」

    「私が言えるのは、我々が行った仕事に満足しているということだ。現在のチームに満足している」

    マクラーレン・ホンダは、バルセロナテスト後半2日間でようやく新車の予備知識を得ることができたが、MCL32はペースとグリップに苦戦しているように見える。

    「なんとか堅実な2日間の走行ができ、進歩を果たすことができた。走行時間を最大限に生かせるようにしたチームの努力を誇りに思う」

    「この勢いを維持し、来週は力強い週末を過ごせることを期待している」

  • マクラーレン・ホンダ:2017 F1バルセロナテスト 4日目レポート

    マクラーレン・ホンダ:2017 F1バルセロナテスト 4日目レポート

    第1回テストの最終日となった4日目、マクラーレン・ホンダは昨日に続いて順調にテストプログラムを消化することができた。前日同様、チームは数種類のセットアップを試すとともに、ロングランを織り交ぜながら空力のテストも行った。

    この日の午前中はウエットタイヤでのテストも行われ、ストフェル・バンドーンが、2種類のウエットタイヤを試しながら、ウエットからドライに変わるコンディションにおける走行も実施。さらには、開幕戦のオーストラリアGP(メルボルン)に向けて、ピットストップの実戦練習も行った。

    ストフェル・バンドーンはトータル67周を走行し、チームは予定していたプログラムをすべて完了できた。

    ストフェル・バンドーン
    「昨日のフェルナンド(アロンソ)に続いて、大きな問題が起こることなく、一日中走行に時間を費やせたことに満足しています。この2日間(テスト3日目と4日目)は予定していたプログラムをこなすことができて、十分な走行距離を得られました。複数のセットアップ下でハンドリングとマシンの特性を学ぶなど、さまざまなことを試し、実りある時間を過ごすことができました。ウエットテストは、新レギュレーション下で初めて、ウエット向けのセットアップと新型タイヤを試す機会となり、学ぶことが多くありました。ウエットコンディションでもマシンはいい感触でした。さまざまな路面状況におけるマシンの反応を確認しましたが、手応えはよく、貴重なデータを得ることもできました。スタートでは難しい状況もありましたが、この4日間、チームがハードワークをしてくれたことに感謝しています。後半の2日間は順調に走行することができて、着実に前進しています。そして、こうして走行時間を確保するために努力してくれているチームを誇りに思います。次のテストでもこの勢いを持続させ、すばらしい1週間にできればと思います」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
    「最初の2日間はなかなかにチャレンジングな時間でしたが、連携してハードワークを重ね、必要な走行距離を確保すべく努力してくれたマクラーレン・ホンダの全員を称えたいです。今週末も、来週のテストに備えて引き続き取り組んでいきます。これまでに完了したテスト内容と走行距離から、膨大なデータを収集できました。我々のエンジニアはすでに解析に取り掛かっています。今回のデータを来週のテストにおけるプログラムの策定に役立てるとともに、開発を前進させてくれることでしょう。また、今日のウエット走行では、2017年型ウエットタイヤの特性と、我々のマシンのウエット走行時における長所と短所を知ることができました。ウエットコンディション下では、いかにリスクを抑えるかが重要ですが、今日はドライからウエットへ変わる環境も含めたさまざまな状況を経験し、それに合わせたセッティングも試すことができたので、シーズンに向けて有用な情報が集まりました。今回のテストで得たデータを活用し、来週の火曜日から再開されるテストでも、この状況を継続させたいと思います。そして、さらに前進できるよう、走行距離を伸ばしていきます」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「昨日に続いて実りの多い時間を過ごせました。今日も大きな問題はなく、テストプログラムを順調に消化できています。今日の我々の目的は、パワーユニットの耐久テストを引き続き行うことでした。この2日間は予定していたプログラムを完遂し、前半2日間で失った走行時間をばん回できました。2日目に使用したパワーユニットは、現在日本での拠点であるさくら(栃木県)の本田技術研究所に送られ、問題の原因究明のために調査されています。今週、マクラーレン・ホンダはかなりのハードワークをこなしてきました。簡単なことではありませんでしたが、それによってパワーユニットのパッケージの向上に向けた、貴重なデータを得ることができました。これから、シーズン前で最後となる第2回テストに向けて、準備を行っていきます。そこでも、メルボルンでの開幕戦に向けて、貴重な情報を獲得していきたいです」

  • ストフェル・バンドーン 「MCL32はウェットでも快適に感じられた」

    ストフェル・バンドーン 「MCL32はウェットでも快適に感じられた」

    ストフェル・バンドーンは、F1バルセロナテスト最終日にマクラーレン・ホンダ MCL32で67周を走行し、7番手タイムとなる1分22秒576を記録した。

    ストフェル・バンドーン (マクラーレン・ホンダ)
    「フェルナンドと僕の二人ともが、大きな問題もなく、クルマで一日をフルに過ごせたのは本当に嬉しし、貴重なマイレージを十分に稼ぎ、2日間とも予定していた走行プランを終えることができた」

    「多くの異なるものを試し、様々なセットアップに取り組んだ。全てのラップでクルマのハンドリングや特性について多くのことを学んでいるし、僕にとって非常に有益だ。ウェットテストが追加されたのも興味深かった。新しいレギュレーションの下、新しいタイヤで雨天用のセットアップを試したのは初めての機会だったからね。ウェット路面でもマクルマを快適に感じられた。それはチームに貴重なデータをもたらしたし、様々な路面コンディションでのクルマの反応について良い感触を得られた。今週は難しいスタートだったけど、この4日間のチームのハードワークにありがとうと言いたい。堅実な2日間の走行ができたし、進歩も遂げることができた。コース上の時間を最大限に生かすためのチームの努力を本当に誇りに思う。この勢いを維持して、来週は力強い週にしたい」

    F1 バルセロナテスト 最終日:キミ・ライコネンがトップタイム
    F1 バルセロナ 合同テスト

  • マクラーレン・ホンダ:2017 F1バルセロナテスト 3日目レポート

    マクラーレン・ホンダ:2017 F1バルセロナテスト 3日目レポート

    スペイン・バルセロナでの公式テスト3日目のセッションが行われ、マクラーレン・ホンダにとっては実りある一日となった。チームはセットアップ調整を進め、レイク(解析用機器)とフローヴィズペイント(気流の流れを可視化する塗料)を用いて空力の整合性確認を完了させた。

    セッション開始直後は気温が低かったものの、日が昇るにつれて路面温度は上昇。午後は風が強くなったが、予定されていた走行計画を順調に進めた。

    本日は大きな問題が起こることもなく、ドライコンディションの中でフェルナンド・アロンソが72周を走行。この日行う予定のテストプログラムを完了させることができた。

    フェルナンド・アロンソ
    「まず、前半2日間で私とストフェルの記録した走行距離を、今日は大幅に伸ばせたことが重要です。多くの情報収集とともにマシンの習熟を進めながら、今日予定していたプログラムを完了することができ、満足しています。テスト前半の難しい状況を考えれば、とてもいいことだと思います。マシンの感触はよく、初日のセットアップに比べてかなりハンドリングを改善することができました。現状、マシンはセットアップ変更に対してきちんと反応していますし、さまざまな部分で日を追うごとに少しずつ進歩できると思います。チームは今日のプログラムを完了させるべく、すばらしいハードワークをみせてくれました。多くの走行時間を得られて、異なるパーツを試したり、複数のセッティング変更を行ったりすることができました。私たちにとって、間違いなく有意義な一日です」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
    「今日は一日のすべてを走行に費やし、プログラムを消化することができて、すばらしく順調な一日になりました。大きな問題もなく一日の予定を完了し、満足しています。これまで起こった問題はテストでチャレンジを行う過程で起こりうるものであると思っています。前半2日間で起こった問題により、貴重な走行時間を失いました。またそれらの問題が3日目のプログラムにまで影響を及ぼし、全体として走行距離が不足している状況です。走行量が増えるにつれて、学べることも多くなりますが、一方で改善が必要な問題にぶつかる可能性も増えてきます。我々がマシンを理解してセットアップするには、まだ最小限の走行距離しかありませんが、それでも前進できると思います。厳しい状況だった2日間に比べて、今日はプログラムを大きく加速させることができました。第1回テストの最終日となる明日も、さらに走行距離を伸ばし、多くのデータを収集していきたいです」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「昨日までの2日間はパワーユニットの問題で苦しみましたが、今日はテストプログラムを完了し、前進することができました。パワーユニット側は、スケジュールに沿って耐久性とデプロイメントのテストを行っています。初日にフェルナンドのマシンに起こったオイルタンクの問題についてはすでに解決策を見つけており、昨日ストフェルのマシンで電源が落ちた事象についても、間もなくさくらの研究所から分析が届きます。今日のセッションでは耐久性を確認することができましたし、明日もマクラーレンとともにさらなる進化を果たせればと思っています」

    F1 バルセロナテスト 3日目:メルセデスとフェラーリが1分19秒台を記録
    F1 バルセロナテスト 3日目:メルセデスとフェラーリが1分19秒台を記録

  • フェルナンド・アロンソ、MCL32で72周を走行 「クルマの感触はいい」

    フェルナンド・アロンソ、MCL32で72周を走行 「クルマの感触はいい」

    フェルナンド・アロンソは、F1バルセロナテスト3日目にマクラーレン・ホンダ MCL32で72周を走行し、10番手タイムとなる1分22秒598を記録した。

    フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)
    「まず、前半2日間で僕とストフェルの記録した走行距離を、今日は大幅に伸ばせたことが重要だ。多くの情報収集とともにマシンの習熟を進めながら、今日予定していたプログラムを完了することができ、満足している」

    テスト前半の難しい状況を考えれば、とてもいいことだと思う。マシンの感触はいいし、初日のセットアップに比べてかなりハンドリングを改善することができた。現状、マシンはセットアップ変更に対してきちんと反応しているし、さまざまな部分で日を追うごとに少しずつ進歩できると思う。チームは今日のプログラムを完了させるべく、素晴らしいハードワークをみせてくれました。多くの走行時間を得られて、異なるパーツを試したり、複数のセッティング変更を行ったりすることができた。僕たちにとって、間違いなく有意義な一日だ」

    F1 バルセロナテスト 3日目:メルセデスとフェラーリが1分19秒台を記録
    F1 バルセロナテスト 3日目:メルセデスとフェラーリが1分19秒台を記録

  • マクラーレン・ホンダ、2日間のテストでいまだ本格走行はできず

    マクラーレン・ホンダ、2日間のテストでいまだ本格走行はできず

    マクラーレン・ホンダは、F1バルセロナテストの2日間でいまだ本格的な走行ができていない。

    ホンダのF1復帰3年目は、またも厳しいスタートとなった。初日はフェルナンド・アロンソのマシンにオイル漏れが発生し、エンジン交換により29周しか走行できなかった。

    2日目はストフェル・バンドーンがMCL32を引き継いだが、またもエンジン交換が必要なトラブルが発生して、40周の走行で終えた。

    メルセデスが2日間で320周を走行しているのに対し、マクラーレン・ホンダは69周しかできていない。

    来月の開幕戦オーストラリアGPまで今週の2日間と来週の4日間しかテストをするおとはできず、ストフェル・バンドーンは失われた走行の影響は大きいと認める。

    「もちろん、ベストな状況ではない」とストフェル・バンドーンはコメント。

    「昨日と今日、誰もがもっと多くのラップを走れるおkとを願っていた。でも、それはそれだ」

    「全てのタップが僕には経験だ。バーレーンでグランプリを1戦戦っただけなので、毎日が重要だ」

    「フェルナンドは昨日29周を走り、僕は40周を走った。僕たちはまだ1周も本格的な走行をしていない」

    「チェックしなければならないことはまだたくさんある。問題なくプログラムをフルにこなせる一日を過ごせれば、パフォーマンスに関してもっと良い見解が得られるだろう」

    ストフェル・バンドーンは、チームがここまで実施したプログラムは“主に信頼性、システムチェック、空力スキャンといったテスト序盤で行う通常の全てのチェック”だと語る。

    ホンダは、月曜日のフェルナンド・アロンソのトラブルは2017年の新しいオイルタンクの形状に関連していると考えているが、まだストフェル・バンドーンの問題については調査中としている。

    「僕たちはまだ何が原因だったのか詳しく調べているところだ。もちろん、もっと多くのラップを走りたかったけど、今日はそれができなかった。この2日間は僕たちにとって難しかった」

    「明日と明後日は僕たちにとって重要だ。僕たちは状況を最大限に生かしていくつもりだ。まだ始まったばかりだけど、クルマに乗った第一印象はかなりポジティブだ。プッシュしたし、クルマを走らせることができたのはポジティブだった」

    「難しい2日間だったし、多くは走れなかった。舞台裏で多くのテストが行われた。ペースがどうかを理解するには丸一日、しっかりと多くのラップを走る必要がある」