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  • ニコ・ヒュルケンベルグ 「WEC参戦はF1に影響しない」

    ニコ・ヒュルケンベルグ 「WEC参戦はF1に影響しない」

    ニコ・ヒュルケンベルグは、今週末のスパ・フランコルシャン6時間レースと6月のル・マン24時間レースへの参戦はF1に影響しないと述べた。

    ニコ・ヒュルケンベルグは、F1と平行してでWEC世界耐久選手権の2つのラウンドでポルシェをドライブすることになっている。

    今年始めには919ハイブリッドをテストしており、今週末はスパで最初のレースを迎える。

    「当然、去年ポルシェと契約する前にこういうことは考えたし、F1に影響すると思ったら契約はしなかった」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。

    「2月中旬にバーレーンでテストして、それからバルセロナに行った。もちろん、適応には数ラップ必要だけど、僕はもうF1に十分に慣れているし、頭と体に感覚が刻まれているので、切り替えにそれほど時間はかからない」

    ニコ・ヒュルケンベルグが駆るポルシェ 919ハイブリッドは、V型4気筒ターボエンジンを搭載しており、パワーは500馬力を超える。駆動方式は、フロントアクスルにKERSを搭載する四輪駆動となる。

    ニコ・ヒュルケンベルグは、そこがF1との最大の違いだと語る。

    「ハイブリッドシステムという点ではそれほど違いを感じない。でも、ポルシェは四輪駆動。それが一番の違いだ」

    今年のWEC開幕戦で、ポルシェはアウディやトヨタとスリリングなバトルを繰り広げて2位でフィニッシュした。だが、残念ながらヒュルケンベルグはそのシーンを見られなかったという。

    「ちょうど中国を発つところで、移動中だった。ちょっとだけライブタイミングを見たけど、離陸してしまったのでレースを最後まで見ることはできなかった」

  • ポルシェ、スパで初めての3台体制で参戦 / WEC世界耐久選手権

    ポルシェ、スパで初めての3台体制で参戦 / WEC世界耐久選手権

    ポルシェは、5月2日にスパ・フランコルシャン(ベルギー)で開催されるFIA世界耐久選手権(WEC)第2戦に3台の919ハイブリッドで挑む。

    3台目の919ハイブリッドをドライブするのは、F1ドライバーであるニコ・ヒュルケンベルグ、アール・バンバーおよびニック・タンディ。カーナンバー19をドライブするトリオは、この6時間のレースで6月のル・マン24時間レースへ備える。

    ポルシェのレギュラーWECドライバーのラインナップは、他の2台のLMP1ハイブリッド・プロトタイプのコックピットに乗り込む。ティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー/マーク・ウェバー組がカーナンバー17を、ロマン・デュマ/ニール・ジャニ/マルク・リーブがカーナンバー18のポルシェ919ハイブリッドをそれぞれドライブする。

    3台のそれぞれのカーナンバーは、ポルシェにとって特別な意味を持ちます。カーナンバー17は、今日までポルシェがル・マンで挙げている合計16勝の最初の1勝を1970年に飾ったポルシェ917 KH(ショートテールを意味する”Kurzheck”)へのトリビュート。カーナンバー18は、919ハイブリッド・レーシングカーと、同じくハイブリッドシステムを搭載したスーパースポーツカー、918スパイダーのテクノロジーにおける密接な繋がりを象徴している。そして、カーナンバー19は、ポルシェの昨シーズンからのプロトタイプレースへの復帰を果たした919ハイブリッドを示す。

    スパでは、3台すべてのポルシェ919ハイブリッドが、いつものホワイトのボディカラーでレースに臨む。今年のチームプレゼンテーションで披露された色違いのカラーリングは、ル・マン限定で登場する。

    3台目のハイブリッド・プロトタイプの投入は、ヴァイザッハを拠点とする若きチームにとって、重大なオペレーション上の挑戦となる。これは、ポルシェの未来へのコミットメントと、WECでのハイレベルな闘いを強調するもの。2014年シーズンから導入された新しいWECのレギュレーションでは、パワフルで革新的なハイブリッドシステムが要求される。これこそが、ポルシェが復帰を決定した要因だった。第2世代へと進化したポルシェ919ハイブリッドは、さらに効率的に、さらに強く生まれ変わった。3つの部分で構成されるパワートレーンの最適化によってポルシェは参戦メーカー中、唯一となる最高レベルの8メガジュール・エネルギー回生クラスを選択した。これは、ポルシェ919ハイブリッドが、F1および他のメーカーのル・マン・プロトタイプを含む、他のどのレーシングカーよりも大きなエネルギーを回生することを意味する。極限のエネルギー回生を可能としたハイブリッドシステムを生み出したエンジニアリングは、ポルシェのプラグインハイブリッドモデルなどの電気を利用したロードカーと切っても切り離すことができない関係にある。

    フリッツ・エンツィンガー (LMP1担当副社長)
    「シルバーストンでのシーズン開幕戦で見せた第2世代919ハイブリッドの速さには、説得力がありました。これは、予選だけに言えることではなく、長時間にわたる走行でも進歩が目に見え、私達は1時間半にわたって1-2でリードを維持することができました。スパでの3台目の919ハイブリッドは、アール、ニックおよびニコのために完全に新たに作り上げたものです。これほど複雑な車3台と9名のドライバーをマネージメントすることは、チーム監督のアンドレア・ザイドルとそのクルーにとって大きなチャレンジとなるでしょう。3台すべての919ハイブリッドは、シルバーストンの決勝と同じエアロセッティングとなっています。8メガジュールクラスのハイブリッドマネジメントで何が必要となるかについては、常に学び続けています。一般的に言って、スパのサーキットのレイアウトは、私達の車に合っているはずです」

    WECシーズン全戦を戦うカーナンバー17および18のクルーのスパでの目標は、チャンピオンシップでのポイントの獲得。しかし、カーナンバー19のクルーには別の課題がある。総合的なテストの後、彼らはすべてのレース進行手順に慣れ、刺激的なLMP1でのレース経験を積み、シーズンのハイライトであるル・マンに備える必要がある。

    ポルシェ919ハイブリッド(No. 17)

    ティモ・ベルンハルト
    「2つの理由で、スパは私にとって特別なレースです。まず、スパは私の地元のブルッフミュールバッハ=ミーザウから遠くないため、多くのドイツ人ファンが来てくれるでしょう。次に、30年前にスパで亡くなったステファン・ベロフを追悼するため、私は特別なヘルメットを被って参戦します。私は彼をとても尊敬していて、彼のレーシングドライバーとしての才能を人々に思い出してもらいたいのです。レースについて言えば、スパのサーキットは、いつでも花形です。このサーキットのレイアウトは、地形に自然に溶け込んでおり、あまり手が加えられていません。安全性は大幅に向上しましたが、その伝統に変わりはありません。スパはテクニカルなサーキットで、正確なセッティングが要求されます。優れたチームワークで大きな差が出る場所です」。

    ブレンドン・ハートレー
    「私は、渡欧して初めてスパのサーキットを見てどれほど驚いたか、決して忘れることはありません。このサーキットは、あらゆるドライバーを興奮させると思います。オー・ルージュのようなコーナーは、独特ですばらしいです。919ハイブリッドは、シルバーストンよりスパに適しています。ここでレースするのを待ち切れない気持ちです」

    マーク・ウェバー
    「スパは好きなサーキットのひとつです。スパでのレースは、カレンダーに載っているきわめて個性的なクラシックレースの一戦であり、非常に高速のサーキットなので、919ハイブリッドを本当に速く走らせることができます。いつでも天気が重要な要素で、1周の距離が長いため、サーキットの一部では雨が降っていても別の場所はドライコンディションだったりします。オー・ルージュは、世界でも最も有名なコーナーのひとつで、TVで見るよりずっと急です。シルバーストンでは期待通りにはなりませんでしたが、私達に大きなポテンシャルがあり、スパではよい結果を出したいと思っています」

    ポルシェ919ハイブリッド(No. 18)

    ロマン・デュマ
    「昨年のスパでも私たちは非常に速かったのですが、ニュー919ハイブリッドはさらに速いでしょう。ダウンフォースが増しているので、今年のオー・ルージュとラディオンは全速で行けると思います。スパの耐久レースにはすばらしい伝統があり、毎回観客も集まります。私のスパにまつわる最高の想い出のひとつは、2003年にマルク・リーブとともに24時間レースで優勝したことです」

    ニール・ジャニ
    「シルバーストンの順調なシーズン開幕戦の後、スパでレースするのを待ち切れません。イギリスで愉しんだのと同様、さらにスリリングなトップ争いができることを期待しています。そして、このベルギーのサーキットは私達に合っているはずです。昨年は919の初ポールをスパで獲得し、序盤ではかなりの時間、レースをリードしていました。もちろん今回の目標は、レースの最後にリードしていることです」

    マルク・リーブ
    「スパは大好きなサーキットのひとつです。高速コーナーが多いこの自然の地形を生かしたサーキットには、独自の流れがあります。ロマン・デュマと優勝したスパ24時間レースは、私の耐久レースのキャリアで経験した初のハイライトでした。3台の919ハイブリッドで参戦するのは初めてで、これはチーム全体にとって大きなチャレンジです。十分な準備をしたと思うので、チャレンジを愉しみにしています」

    ポルシェ919ハイブリッド(No. 19)

    アール・バンバー
    「昨年、私にはとても大切なスパの想い出ができました。ポルシェ・モービル1・スーパーカップで、ポール・トゥ・ウインを決めたのは、最高に愉しかったです。私はこの壮観なサーキットが大好きです。919でオー・ルージュを走るのを非常に楽しみにしていますが、何よりあのクルマでレースするのが待ち切れません。シルバーストン戦では、画面に釘付けになりました。私が見た中でも最高のレースのひとつでした。6時間のスーパーカップレースのようでした。ニコとニックとのテストは愉しく、初めて彼らとともにレースするのを待ち遠しく思っています」

    ニコ・ヒュルケンベルグ
    「この数週間、スパでのウイークエンドで何が起こるかと考えると、すごく興奮しています。もちろん、あのグランプリ・サーキットをよく知っていますし、何度もレースをしました。しかし耐久レースはまったく新しい世界で、すべてがどのように展開するか、とてもワクワクしています。私は、このチャレンジに心を開いて立ち向かうつもりです。経験を積みたいですし、もちろんポルシェと自分自身のために、しっかりと働きたいと思っています。長いストレートがある高速サーキットのスパは、919ハイブリッドに合っているはずです。ドライコンディションだとよいのですが、アルデンヌ地方ではどうなるかはまったく予想できませんし、あらゆる事態に対する準備が必要です」

    ニック・タンディ
    「これまで何度もスパでレースをしました。シングルシーター、ポルシェ スーパーカップ、そして、2012年のGTオープンではポルシェで優勝しました。スパは、最高のサーキットのひとつで、919での初レースにとても興奮しています。私は、できる限りの準備ができていると感じています。しかし過大な期待はしていません。私達の仕事は、チェック項目を確認してル・マンに備えることです」

  • ポルシェ、WEC開幕戦表彰台で順調にシーズンを始動

    ポルシェ、WEC開幕戦表彰台で順調にシーズンを始動

    ポルシェの新型ポルシェ919ハイブリッドを駆るワークスドライバーのロマン・デュマ/ニール・ジャニ/マルク・リーブ組は、FIA世界耐久選手権(WEC)第1戦、シルバーストンにおいて、完全なドライコンディションのもとに繰り広げられたスリリングなレースで201周を周回し2位でフィニッシュした。

    スタート後の1時間半は、2台のポルシェ919ハイブリッドが1位と2位で周回を重ねた。マーク・ウェバーがポールポジションからスタートし、リードを広げていたが、ギアボックストラブルによりカーナンバー17はリタイヤを余儀なくされた。

    デュマ/ジャニ/リーブ組のカーナンバー18がチームメイトに代わってレースをリードしたが、レース終盤での息を呑むようなバトルの末、4.6秒差でアウディに勝利を譲った。

    カーナンバー17のレース展開
    マーク・ウェバーがポールポジションからスタートし、最初の23周で7秒以上のリードを広げた。彼は24周目を終え、フルコース・イエロー・フラッグが出されている間に最初のピットストップを行い、タイヤを交換。その後、スタート後ほぼ1時間半までしっかりとリードを保ったがギアボックストラブルのためピットに戻り44周でリタイヤという結果になった。

    カーナンバー18のレース展開
    ロマン・デュマが2番手グリッドからスタート、フルコースのイエローフラッグが出された24周目の最初のピットストップまで、2位のポジションを守った。マルク・リーブが車両を引き継ぎ、ニュータイヤで2位を維持していたが、チームメイトがリタイヤしたためトップに立った。53周でピットインし、給油、タイヤ交換およびドライバー交代を行い、ニール・ジャニがコックピットに乗り込んだ。58周目以降、彼はアウディを操る同胞のマルセル・ファスラーと見応えのあるバトルを展開、80周目にアウディがピットに入るまで、彼らは何度も順位を入れ替えた。その2周後、ジャニがピットインし車両をデュマに託し、彼は3位でレースを続けた。112周で再びリーブがドライブを担当、その後142周でジャニが交代した。レース終盤、彼はファスラーを追撃したが、最後まで捉えることはできなかった。

    レース後のコメント

    フリッツ・エンツィンガー (LMP1担当副社長)
    「昨日は両車をフロントローにつけることに成功し、シーズン開幕戦で2位というすばらしい結果を出すことができました。観衆にとっても、スタートから6時間後に上位3台が15秒以内の僅差で走行するのを見るのは圧巻だったでしょう。私達は今日、スイス人ドライバー達のおかげで、最もエキサイティングなバトルを演じることができました。この開幕戦は、耐久レースとWECにとって、優れたプロモーションとなりました」。

    アンドレア・ザイドル (チーム監督)
    「チーム全員におめでとうと言いたいです。クルーとドライバー全員がすばらしい仕事をしました。私達のピットクルーは、すべてのピットの中でも最高の仕事をしてくれました。この2位という結果は、2015年モデルのポルシェ919ハイブリッドにとって非常に良い結果です。なぜなら、シルバーストンはこのクルマが最も苦手とするサーキットだからです。しかし、私達は両車がフィニッシュすることを期待していたため、複雑な気持ちでパドックを後にします」。

    ポルシェ919ハイブリッド(No. 17)のドライバーのコメント

    マーク・ウェバー
    「本当にすべてが順調で気分良くトップで走行していましたが、ドライブトレーンのトラブルが発生しました。ピットインする僅か1周前にその問題を感じたのですが、レースを続けることはできませんでした。良い位置につけていただけに本当に残念です。私達は、このウイークエンドに向けて着実に調子を上げてきました。全員がしっかりと仕事をしましたが、結果を出すことができませんでした。思っていた以上にタイヤとの相性が良く、それは嬉しいサプライズでした。ポルシェのハイブリッドテクノロジーはセンセーショナルの一言で、短期的にも長期的にも私たちを優位に立たせてくれるでしょう」。

    ポルシェ919ハイブリッド(No. 18)のドライバーのコメント

    ロマン・デュマ
    「まず、スタート後の私の最初のスティントは、非常に順調でした。しかし、15周ほどしたところで、リアのグリップがなくなりました。2回目のスティントでは、予選のタイヤセットを使ったのですが、さらに扱い辛くなりました。しかし、シルバーストンが私達にとって楽なサーキットでないことを理解していましたし、その中で最善を尽くしました」。

    ニール・ジャニ
    「今回のレースは、すばらしいバトルが展開できた非常に興味深いレースでした。特に、マルセル・ファスラーとの争いは、大いに愉しませてもらいました。これぞレースというべきバトルでした。トップの車両にストップアンドゴーのペナルティが課されたにも関わらず、結局優勝できなかったのが残念でなりません。その後、また接戦になりました。3社すべてのメーカーが互いに拮抗しているのはすばらしいことです。今年はエキサイティングなシーズンになるでしょう。終盤、私はポルシェ919ハイブリッドで存分にアタックすることができました。私達は昨年からこの車両を大幅に改善してきました。まだいくつかの課題はありますが、良い方向に向かっています」

    マルク・リーブ
    「私の2回目のスティントは、明らかに1回目のスティントより上手くいきました。ずっと良いリズムに乗れましたし、アンダーステアが収まってドライブしやすくなり、ずっと大きな余裕を感じました。私は燃料節約の作戦をとっていましたが、より低いパワーで出したラップタイムには十分満足しています。全体的にはまだ課題が残されていますが、チームができることすべてをやり尽くし、次のレースにはより強くなって臨めると確信しています」

  • ポルシェ、カイエンS E-ハイブリッドをSUPER GTにFRO車両として提供

    ポルシェ、カイエンS E-ハイブリッドをSUPER GTにFRO車両として提供

    ポルシェは、SUPER GTシリーズのファースト・レスキュー・オペレーション車両(以下FRO)として、プラグインハイブリッドであるカイエンS E-ハイブリッドを提供する。車両の贈呈式は4月5日にスーパーGTの開幕戦の舞台となった岡山国際サーキットにおいて行われた。

    FROは、SUPER GTシリーズ全戦においてドライバー、ドクター、レスキュースタッフが乗車し、レース中にアクシデントが発生した際、迅速に救助活動を行うことを目的としたドライバーレスキュー車両。

    ポルシェ ジャパンでは2012年5月からFROとしてカイエンSハイブリッドを提供していたが、この度は新たにカイエンS E-ハイブリッドへと車両を入れ替えることで、速やかな救助活動を実施に加え、プラグインならではの環境に配慮した新時代のFRO車両としてGTAが取り組む安全性の高いレース運営に貢献する。

    プレミアムSUVセグメント初のプラグインハイブリッド車であるカイエンS E-ハイブリッドは、電気モーターだけで18〜36 kmを走るのに十分な10.8 kWhのリチウムイオンバッテリーを持ち、駆動用モーターのパワーもカイエンSハイブリッドの47 PS(34 kW)から2倍強の95 PS(70 kW)にアップしている。複合燃費は3.4 l/100 km、CO2 排出量は79 g/km (NEDC:新ヨーロッパ走行サイクル)。3リッターV6スーパーチャージャーエンジン(333 PS/245 kW)とモーター(95 PS/70 kW)を合わせると、総出力は416 PS(306 kW)/ 5,500 rpm、総トルクは590 Nm(1,250〜4,000 rpm)に達し、スポーツカーの名に恥じない走行性能が得られる。0-100 km/h加速は5.9秒、最高速度は243 km/hに達し、EVモードでの最高速度は125 km/h。駆動用バッテリーは交流電源から、または走行中に充電することができる。

    ポルシェ SUPER GT

  • ポルシェ、新型『ボクスター スパイダー』の予約受注を開始

    ポルシェ、新型『ボクスター スパイダー』の予約受注を開始

    ポルシェは、オープン2シーターシリーズの頂点に君臨する新型『ボクスター スパイダー』の予約受注を2015年4月15日(水)より全国のポルシェ正規販売店にて開始する。価格は1020万円(税込)。トランスミッションは6MTのみとなる。

    2015年、新型『ボクスター スパイダー』のワールドプレミアによってコンバーチブルにふさわしいシーズンを迎えようとしている。この生粋のスポーツカーがデビューを飾るのはニューヨークオートショー。オープン2シーターシリーズの頂点に君臨するこのニューモデルは、先代のスパイダーが披露し、すでに熱狂的なファンを抱えるまでになった独自の個性を継承している。

    手動開閉式のクラシックなファブリック製ルーフや、マニュアルトランスミッションのみの設定となっている点などが、その個性として挙げられる。

    『ボクスター スパイダー』ではスポーツカー特有の伝統的なドライビング体験と現代的なパフォーマンスを同時に堪能することができる。このパフォーマンスを実現しているのは、車高を20 mm低くする固められたスポーツサスペンション、911カレラにも採用されているブレーキ、よりダイレクトな操縦性、そして最高出力375 PS(276 kW)を発生する3.8リッター6気筒エンジン。

    こうしてドライバーとパッセンジャーは、軽量かつ今まででもっともパワフルなボクスターの卓越したドライビングダイナミクスによる真のスポーツカー体験を愉しむことができる。ボクスター スパイダーの0-100 km/h加速タイムはわずか4.5秒。最高速度は290km/hに達する。燃料消費量(NEDC)は複合で100km走行あたり9.9リッターとなる。

    『ボクスター スパイダー』の個性的なデザインには、ポルシェの伝説的なスポーツカーやレーシングカーを思い起こさせる要素が盛り込まれている。例えば、長めのリアリッドには、デザイン上の特徴となっている流線型の膨らみが2つ設けられている。ヘッドレストの後ろからリアエンドにかけて次第に小さくなっていくこの膨らみは、1960年代の718スパイダーを彷彿とさせる。

    一部手動となる軽量トップは実用性に富むうえにかつてのロードスターを思い出させ、リアに向かって伸びるフィンはこの車のシルエットを特徴的なものにしている。『ボクスター スパイダー』のフロントエンドとリアエンドにはケイマンGT4と共通のパーツを採用している。

    スパイダーのインテリアは他のボクスターのものに比べ、ピュアなドライビングプレジャーを味わえるような雰囲気を醸し出している。先代モデルと同様、ドライバーと助手席の乗員は軽量なスポーツバケットシートに着座し、直径360 mmの新しいステアリングホイールによってこのミッドシップモデルの精確性や俊敏性を高めている。

    ポルシェ ボクスター スパイダー PORSCHE BOXSTER SPYDER

  • ポルシェ、2015年のル・マン24時間で3台に異なるカラーリングを採用

    ポルシェ、2015年のル・マン24時間で3台に異なるカラーリングを採用

    ポルシェは、2015年のル・マン24時間レースで3台のマシンにそれぞれ異なるカラーリングを施す。

    マーク・ウェバー、ティモ・ベルンハルト、ブレンドン・ハートレーが走らせる17号車には赤の“ザルツブルグ・デザイン”のカラーリングが施される。

    ニール・ジャニ、ロマン・デュマ、マルク・リーブの18号車は、2013年にポルシェ 918ハイブリッドがニュルブルクリンクのノルドシュライフェで記録した市販車スポーツカーの記録的なラップが名づけられた黒いカラーリングを走らせる。

    3台目の919ハイブリッドとなるニコ・ヒュルケンベルグ、ニック・タンディ、アール・バンバーの19号車は通常のカラーリングで参戦する。

    2台の919ハイブリッドは、ル・マン後のラウンドで通常のカラーリングに戻される。

    2015年 ポルシェ 919ハイブリッド ル・マン24時間レース

  • ポルシェ、2015年型「919ハイブリッド」を発表

    ポルシェ、2015年型「919ハイブリッド」を発表

    ポルシェは、2015年のWEC世界耐久選手権を戦うLMP1カー「919ハイブリッド」を発表した。

    2015年の新型ポルシェ 919 ハイブリッドは、1周あたりのエネルギー放出量を昨年までの6MJから8MJに変更している。

    ポルシェ LMP1のテクニカルディレクターを務めるアレックス・ヒッチンガーは「私は常に自信を持っていたが、8に達することができることを確認しなければならなかった」とコメント。

    「シミュレーターで望むすべてをすることができるが、レーストラックでそれを確認しなければならない」

    アレックス・ヒッチンガーは、最終的な決定は3月上旬にアラゴンで行ってきた4回のテストの3回目の後に決定したことを明かした。

    しかし、アレックス・ヒッチンガーは、8.4マイルのル・マン サーキットで8MJを回復できることには自身を持っているが、他のサーキットでは最大限のブーストを達成するのはより難しいだろうと述べた。

    「ル・マン以外のサーキットでは1kmにつきより多くのパワーをリカバリーしなければならないし、それは厳しい。だが、損益分岐点はあるし、我々はパフォーマンスゲインでそれを越えられると確信している」

    2015年のLMP1クラスでは、アウディが4MJ、トヨタが6MJ、日産が2MJを選択している。

    Porsche 919 Hybrid 2015 ポルシェ 919ハイブリッド 画像

  • ポルシェ、新型「911 GT3 RS」の予約受注を開始

    ポルシェ、新型「911 GT3 RS」の予約受注を開始

    ポルシェは、現在考えうる最高のモータースポーツテクノロジーを導入し、911 GT3を上回る性能を備えた高性能スポーツカー、新型「911 GT3 RS」の予約受注を2015年3月23日(月)より全国のポルシェ正規販売店にて開始する。価格は25,300,000円(税込)。

    ポルシェは、ジュネーブモーターショー2015プレスデイ初日のプレスカンファレンスにてワールドプレミアを果たしたニュー911 GT3 RSで、再びロードゴーイングスポーツカーとレーシングカーとの間の壁を打ち破る。

    これは、現在考えうる最高のモータースポーツテクノロジーが導入された普段の街乗りにも使用できる公道仕様の911で、駆動システム、エアロダイナミクス、および軽量構造に対する大幅な変更によって911 GT3を上回る性能を備えている。ニュルブルクリンクの北コースにおけるラップタイムは、スーパースポーツカー、カレラGTの7分29秒という歴史的なラップタイムを上回る7分20秒を記録している。911 GT3 RSは、再びクラスのベンチマークを確立する最高の性能を備えた車としてデビューする。

    新型911 GT3 RSの卓越した性能の基盤となっているのはモータースポーツからフィードバックされたノウハウ。最高出力500PS(368kW)、最大トルク460N・mを発生する4リッター6気筒エンジンは専用に開発されたPDKと組み合わされている。このエンジンは、911シリーズのダイレクト・フューエル・インジェクション自然吸気エンジンとしては最大の排気量とパワーが与えられ、0-100km/h加速タイムは3.3秒、0-200km/h加速タイムは10.9秒となっている。燃料消費量(NEDC複合)は12.7リッター/100km。従来のマニュアルトランスミッションのクラッチに相当する「パドルニュートラル」クラッチ解除機能や、ピットスピードスイッチによる速度制限機能などによって、モータースポーツ用としてもカスタマイズされている。これらの機能によって、ドライバーは車両の挙動をコントロールすることができると同時に、サーキット走行ではいっそう高度なアシストを受けることができる。

    新型911 GT3 RSはインテリジェントな軽量構造のマスターピース。ルーフに初めてマグネシウムが使用され、カーボンファイバー製エンジンフードとフロントリッド、および代替素材によるその他の軽量コンポーネントによって、911 GT3より約10kg軽量化されている。さらに、軽量ルーフによって重心が下がり、横方向のダイナミクスがいっそう改善されている。911ターボから譲り受けたボディとRS専用エアロパーツによって、レーシングカーに極めて近いレベルとなっている。路面近くまで伸びているフロントリップスポイラーと大型のリアウイングが際立つ外観を強調している。

    クラシカルな空冷911のラゲッジコンパートメントリッドの溝をスタイリッシュに模した30cm幅の目立つ溝が、2つの主要な軽量コンポーネントであるCRFPエンジンフードとマグネシウム製ルーフの中央にかけて広がっている。もうひとつの特徴が、純粋なレーシングカーと同様にフロントフェンダー上部にかけて広がるホイールアーチ上のユニークなエアエグゾーストベントで、これによってフロントアクスルのダウンフォースがより大きくなる。

    新型911 GT3 RSのシャシーは最高のドライビングダイナミクスと精度を備える。リアアクスルステアリングと電子制御リアディファレンシャルを組み合わせたポルシェ・トルク・ベクトリングプラスが俊敏性とダイナミクスを改善し、よりワイドなフロントとリアのトレッドが、911 GT3を超えるロール安定性をもたらす。さらに、911シリーズで最もワイドなタイヤが標準で装着されており、その結果、メカニカルグリップが改善され、より高速でコーナーを駆け抜けることができる。

    アルカンターラによるインテリアは、現行の911 GT3をベースにしている。主要な新装備であるフルバケットシートは、918スパイダーのカーボンファイバー製フルバケットシートをベースにしている。標準装備されるクラブスポーツパッケージには、フロントシート後方に装着されるボルト固定式のリアロールケージ、バッテリーマスタースイッチ用部品が含まれ、6点式運転席シートベルトや消火器とそのブラケットも別途用意される。

    Porsche 911 GT3 RS 911 GT3 RS

  • ポルシェ 919ハイブリッド、プレシーズンテストを精力的にこなす / WEC

    ポルシェ 919ハイブリッド、プレシーズンテストを精力的にこなす / WEC

    ポルシェの新型919ハイブリッドは、2015年の世界耐久選手権(WEC)に向け、2度目の包括的なテストを行った。

    サヒールにあるバーレーン インターナショナル サーキットに時として吹く砂交じりの強い風にも関わらず、ロマン・デュマ(フランス)、ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ドイツ)、マルク・リープ(ドイツ)そしてマーク・ウェバー(オーストラリア)により、5,118kmにわたる有意義なテストが行われた。

    これにより2015年のシーズンを戦う9人のドライバー全員が第二世代の919ハイブリッドのステアリングを握ったことになる。

    アレクサンダー・ヒッチンガー (テクニカル・ディレクター)
    「ミシュランと共にタイヤをはじめ、セットアップ、エアロダイナミクス、デファレンシャル、トラクションコントロール、ハイブリッド戦略などのテストを行いました。これだけの距離をこなしてすべての領域にわたり起こりうる問題を発見し、解決策を講じることは非常に重要です。頭が痛くなるような問題には遭遇しませんでした。強い風と砂はセットアップに関して明確な結論を導くのを難しくしましたが、夜になると状況が少し良くなったので、時間を変更して夜中の2時までテストを行う日もありました。昨年の車両との比較が行えるサーキットでの最初のテストだったので参考になりました。結果は勇気づけられるものですが、まだ十分ではありません。今回と前回のアブダビでのテストでステアリングを握った9人全てのドライバーが、目標の一つであったドライバビリティの向上を認めたことは良い知らせです」

    アンドレア・ザイドル (チーム監督)
    「最も大切なのはチームが正しい方向に進んでいることを証明したことです。すべてのドライバーが2015年の車両を知り、何よりも昨年の最終戦で激しいクラッシュに見舞われたマーク・ウェバーが良好な状態で復帰したことは喜ばしいことです。テクニカルな側面として、スパ・フランコルシャンとル・マンにエントリーする3台目の919ハイブリッド担当のメカニックやエンジニアがこのテストを通じて車両になじみました」

    フリッツ・エンツィンガー (LMP1プロジェクト トップ)
    「アブダビでの最初のテスト同様、これからのシーズンで起こることを経験して習得することは違いを生みます。3台目の919ハイブリッドもそれに携わるクルーも十分力を発揮しました。これから2015年シーズンを、どのメガジュール・クラスで戦うのが最も効率的なのか、の最終決定をしていきます」

    ポルシェ 919ハイブリッド

  • ポルシェ、WECおよびル・マンの919ハイブリッドの新体制を発表

    ポルシェ、WECおよびル・マンの919ハイブリッドの新体制を発表

    ポルシェの919ハイブリッドは、2014年シーズンの最終戦ブラジルにて勝利を飾ったが、2015年の世界耐久選手権(WEC)およびル・マン24時間レースでは更なる飛躍が期待されている。

    ル・マン24時間レースの主催者であるACOがパリにおいて開催したプレスカンファレンスにおいて、ポルシェがこの目的を達成するために下した決断が発表された。

    今年、ポルシェは3台目となる919ハイブリッドを6月13〜14日に行われるル・マン24時間レースと、スパ・フランコルシャン6時間レース(5月2日)にエントリーさせる。

    本日パリで行われたプレスカンファレンスでは、昨年末に参戦が決定していた現役F1ドライバー、ニコ・ヒュルケンベルグ(27歳、ドイツ)に加えてアール・バンバー(24歳、ニュージーランド)とニック・タンディ(30歳、イギリス)が3台目の919ドライバーをドライブすることが発表された。バンバーとタンディはともに919ハイブリッドのテストを経験しており、引き続きポルシェGTチームのワークスドライバーとしても活動していく予定。

    ポルシェAGの研究開発担当役員であり、ポルシェ モータースポーツのトップであるヴォルフガング・ハッツはプレスカンファレンスに先駆けて「LMP1プログラムは研究開発部門にとって未来のテクロノジーを開発するという意味でも、もっとも重要なプロジェクトのひとつです。スポーツカーブランドであるポルシェは常に最高のパフォーマンスと最大限の効率を高い次元で融合させてきました。WECにおける消費燃料のレギュレーションは実験および実証の場として理想的と言えます。2014年に919ハイブリッドで採用された勇敢ともいえるパワートレインのコンセプトは、その素晴らしさをすでに証明しました。そして我々は今シーズンに向けて新たなモデルを開発するのではなく、919ハイブリッドを第2世代へと大幅に進化させました。2015年は、充分に勝利を狙えるパッケージで戦います」と、この決定に期待を寄せた。

    2014年にデビューした919ハイブリッドは、WECで8レースを戦い最終戦ブラジルでの優勝を含め6度に渡り表彰台にのぼった。

    同じくプレスカンファレンスに於いて、ポルシェがリクエストしていた通りにティモ・ベルンハルト(33歳、ドイツ)/ブレンドン・ハートレー(25歳、ニュージーランド)/マーク・ウェバー(38歳、オーストラリア)組がゼッケン17番、ロマン・デュマ(37歳、フランス)/ニール・ジャニ(31歳、スイス)/マルク・リーブ(34歳、ドイツ)組がゼッケン18、そしてスパとル・マンに3台目の919ハイブリッドでエントリーするヒュルケンベルグとバンバー、タンディ組がゼッケン19を付けることが発表された。

    フリッツ・エンツィンガー (LMP1プロジェクト責任者)
    「言うまでもありませんが、我々のドライバーすべては速いだけでなく非常に賢明です。しかしWEC、特にル・マンではそれ以上のことが求められます。常に集中し続けられること、そしてコンスタントに実力を発揮することは耐久レースにおける必須条件です。またチームに協力し、溶け込もうとする姿勢も重要です。この競技を一人で行うことは出来ません。すべてのドライバーはチームの一員であり、各ドライバーのスピードがポルシェチームの成績に反映されます。その他にペースの遅い車を追い越すスキルも必要不可欠です。その際は決して自己中心的になるのではなく、広い視野で状況を確認しなければなりません。いずれにせよ、私はドライバーのラインナップを100%信頼しています。」

    アンドレア・ザイドル (チーム監督)
    「参戦わずか2年の我々が3台目となる919ハイブリッドをエントリー出来るのは非常に喜ばしいことです。これは、いかに我々がLMP1のプログラムに力を入れているかの現れです。同時にスパとル・マンでは9名のドライバーと3台の複雑なプロトタイプカーによるオペレーションは大きなチャレンジでもあります。昨シーズンを共に戦った6名のドライバーたちは素晴らしいコンビネーションを見せていたので、組み合わせを変更する必要はないと考えました。彼らはお互いをよく知るだけでなくWECが開催されるすべてのサーキットを熟知しています。2014年はチーム自体が新参者でしたが、今年は昨シーズンに学んだことを生かしてさらに高い目標を立てています。ニコ・ヒュルケンベルグとアール・バンバーは初めてのル・マン参戦となるため、チームとして最大限サポートしていくつもりです。」

    大きく進化したニュー919ハイブリッドは3月26日に南仏のポール・リカールサーキットでのテストに於いて初めて披露される予定。続いてWEC 2015年シーズンのプログラムでもあり「プロローグ」と呼ばれる2日間の合同テストが行なわれる。